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    元スレ和「はい、咲さん。お弁当のトマトの種ですよ」

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    101 = 76 :

    竜華「あー、怜、ちょおあんたも自己紹介しい」

    「はじめましてー、町長の恋人の怜ですー、ほなよろしく」コホ…

    竜華「ごめんなあ、咲ちゃん。普段はめっちゃええ子なんやけど、病弱なもんで今日は調子悪いねん」

    「いえ、お気になさらず…」

    竜華「本題に戻るけど、とりあえず一番危険度の低いカーマイト洞窟。
        ここの許可証の発行のために和ちゃんとこの農場を耕して作物を収穫してや。
        具体的には100個。種類はなんでもええけど。自分とこの農場がしっかりしてからやないと許可証は出せんから」

    竜華「尭深んとこから確認が取れ次第、許可証は郵送するから。ほなよろしく」

    「わかりました。がんばります」

    102 = 82 :

    しえん

    103 = 76 :

    「これで一通り回ったかな」

    「農具は全部そろったし、さっそく畑仕事に取り掛かろう!」


    「はあ…はあ…、けっこう片付いてきたね…ん?」

    「………」

    「あれ、和さん?どうかしましたか」

    「いえ、畑仕事、進んでるかな、と思いまして」

    「はい、だいぶキレイになりましたよ」

    「ここに、イチゴを植えようと思います」

    「そうですか」

    (明らかに表情が曇った…)

    104 = 76 :

    「こ、こっちにはカブを植えるんですよ!」

    「ええ、とてもいいと思います」

    (すごい満面の笑顔だ)

    「畑で汗を流して働く姿って、いいですよね…」

    「そ、そうだね…」

    「私、咲さんにはアースマイトの素質があると踏んでいます」

    「アースマイト?」

    106 = 82 :

    和がカブ厨なのは原作ネタなのか
    しえ

    108 = 76 :

    「はい、大地と共に生きる人たち。その中でも、大地の声を聴き、
      その代弁者として大地の力を行使し世界の在るべき理を守護する者のことです」

    「そ、そんなことできないと思うけど…」

    「嘘だと思うなら、そこにカブを9つ並べて植えてみてください。
      きっと私の言ったことが理解できるはずです」

    「じゃ、頑張ってくださいね」

    (そんなこと言って、ただカブをたくさん植えさせたいだけなんじゃないのかな…)

    「ま、物は試しで」パラパラ

    110 = 76 :

    3日後

    「さて、今日はいよいよ初めての収穫ができる日だね…畑に行ってみよう」



    「な…なんだろうこれ」

    「カブの上に…光の玉みたいなのが浮かんでるけど」

    「掴んでみよう」

    「!?」

    「なんだろう…暖かくて、力が湧いてくる感じがする」

    「ね、だからいったでしょう」

    (いつの間に着てたの!?)

    112 = 76 :

    「それは『ルーン結晶』。この世界の全ての命の源であるルーンは、作物という大地の落とし子が
      実る時にそこに集まるものです。そしてたくさんの作物があれば、それは飽和し結晶となって目に見える形となる。
      命の源であるルーンの塊を手にすれば、あなたは当然強くなれます」

    「そして、そんな芸当はただの人間にはできません」


    「つまり、それは―――――あなたがアースマイトだということに他ならないのです」

    「そ、そうなんだ」

    (それがわかったからと言って、どうなるわけでもないよね)

    114 = 76 :

    「さあ、咲さんがアースマイトだということが分かったところで、収穫に入るとしましょうか」

    「う、うん」ズポッ


    「うん…立派なカブだね。おいしそう」

    「さて、この出荷箱に入れればいいんだっけ」

    「……」ジーッ

    「…和さん。このカブあげるよ」ポス

    「そんな!ほんとうに頂いてもいいんですか!?」パアァ

    「う、うん…そんなに欲しそうな目で見つめられたらね」

    115 :

    アカン、カブ様の好感度が凄い勢いで上がっていく

    116 = 76 :

    「ありがとうございます!大切にします!」

    「いや…腐らないうちに食べてくださいよ」




    「ふー、収穫終わり。新しい種も蒔いたし、イチゴの水やりも終わった」

    「途中ころんじゃったし、泥だらけだね」

    「おーい!サキー!」

    「あ、淡さん。こんにちわ」

    「もー、さんは要らないって言ってるでしょ?あと敬語も禁止!回収に来たよー」

    「わ、わかったよ…じゃ、淡ちゃんで。」

    117 = 82 :

    しえん
    >>110
    なるほど

    118 = 76 :

    「んー、まそれでいっか」

    「えーと…うわ、カブだらけ…ノドカが喜びそうだね」

    「大喜びで箱に飛び込もうとするのを止めるのに苦労したよ」

    「あはは、ありえる…じゃ、カブ8個で240ゴールドね」

    「ありがとう」

    「あー、サキ泥だらけじゃん!一緒にお風呂入りに行こうよ」

    「そうだね…お風呂には行くつもりだったけど、うん。一緒に行こうか」

    「レッツゴー!」

    120 = 76 :

    「おー、今日も泥だらけだねー、咲…と淡も一緒なんだ」

    「そそ、一緒にお風呂ー♪アコもどう?」チャリン

    「あたしが入っちゃったら番台に誰もいなくなるじゃん…
      それにあたしは今日洗った後一番に入ったの」

    「ええー!ずるいずるいー」

    「お風呂屋の特権よ…たまの贅沢だけどね。じゃ、ごゆっくり」

    「お金置いとくね」チャリン

    「まいどー♪」

    121 = 82 :

    >>120
    ルーンファクトリーやりたくなってきた
    支援

    122 = 76 :

    カポーン


    バシャー

    「はあ…あったかい」

    「サキは入ってすぐに体を洗うタイプなんだねー」

    「そのまま入ったら泥だらけだからね…しょうがないよ」

    「ね、ね。せっかくだしさ、体、洗いっこしない?」

    「うーん……まあいいよ」

    123 = 76 :

    「ほりゃっ!」

    「あ…ちょっと!海綿使ってよ!」

    「海綿なんか使ったらサキのお肌が傷ついちゃうよー。
      ここは石鹸を塗りたくった手で丁寧に洗わないとね!」ヌルッ

    「ん…あ…ど、どこ触って」

    「そんなコトおんなのコに言わせるつもり?」

    「あ…淡ちゃんがやってるんでしょ!?」

    「サキ胸ちっちゃいんだねー」

    「淡ちゃんだって変わんないくせに…」

    「もー本気で行くからね!」

    「この…こうなったら!」

    124 = 76 :

    「はあ…はあ…」

    「はあ…はあ…」

    「どしたの二人とも?のぼせた?」


    (全力で抵抗して疲れた…)

    (タカミの力なら簡単にねじ伏せられるのに…)



    体力が全回復した!でもすぐに消費してしまった! デデデデーン

    126 = 76 :

    「じゃまたねサキー」

    「もうあんなことするなら一緒にお風呂行かないからね」

    「そんなー」


    「ちょっと図書館よって帰ろ」




    「こんばんわー」

    絹恵「お、咲ちゃん。いらっしゃい」

    「ちょっと魔法に興味があって来ました」

    128 = 82 :

    しえしえ
    ていうか咲さんが主人公設定っていうことはゲーム開始5分ぐらいでヒロインと風呂入っちゃてるわけか

    129 = 76 :

    絹恵「ええこっちゃ。本を読んで知識を得ても実生活で活かさなければ意味がない。
        魔法書ってのはその体現にふさわしいものなんや。戦術に幅を持たせようというその考えが素晴らしいで」

    絹恵「ま、本音いうとこの町の人はあんま魔法に興味ないから寂しいってとこやけどな」

    絹恵「憧がたまに色草混ぜまくって意味の分からん薬とか入浴剤作るぐらいやし」

    絹恵「ああそう!この前なんかな!海の香りの入浴剤やーとかいうて青い草とブリを混ぜた入浴剤なんか作りやがったんやあのアホ」

    絹恵「もう生臭くって風呂どころやなかったでホンマ」

    (お姉さんと一緒でよくしゃべるなあ…)

    131 = 76 :

    絹恵「はっ!トリップしてもうたわごめんな咲ちゃん」

    「いえ、いいですよ。絹恵さんとお話しするの楽しいですし」

    絹恵「ホンマ咲ちゃんええ娘やわぁ。ほんで、どの魔法にする?
        敵の生命力を吸収するライフアブソーバーに風で相手を切り裂くルフトメッサー、
        土の槍を召喚するストーンスパイクとかあるで」

    「い、一番簡単なやつでお願いします…」

    絹恵「うーん、まあ一番最初やしそれにするか。火球を飛ばすファイアーボールや」

    「まんまですね…」

    絹恵「名は体を表す、やで」

    132 = 82 :

    しえんしえん

    133 = 76 :

    またしばらくして



    「あ、今日は雨なんだ…」

    「雨の日は水やりしなくていいからラクだよね」

    「そうですね」

    (って、何で当たり前のように部屋の中にいるの!?)

    「あの、和さん…?なんで部屋の中に?」

    「え?今日が雨だからですよ。外にいたら濡れちゃうじゃないですか」

    「そ、そうですね…」

    134 = 115 :

    和がこれやるとちょっと怖い

    135 = 95 :

    和から生気を感じられない

    136 :

    ああ・・この感じ、カブさんや、懐かしい

    137 = 76 :

    「あ、でも昨日もうすぐイチゴが熟しそうだったんだよね。収穫しなきゃ」ガチャ



    「あ…よさそうな感じ。おいしそうなイチゴ」

    「淡ちゃんイチゴが好きなんだよね。喜んでくれるかな」



    「収穫終わり…あ、雨やんだみたい」

    「サキー!」

    「あ、淡ちゃん」

    「はいこれ。カーマイト洞窟の探索許可書。うちでつけてる出荷記録で出荷数が100を超えたからね」

    「ちなみに100個全部カブでした」

    「一番早く育つからね」

    139 = 78 :

    また今日もカブを栽培する仕事が始まるお……

    140 :

    咲ssはなぜか面白い

    141 = 76 :

    「あ…おいしそうなイチゴ。やっとカブ以外が出荷されたね」

    「うん」

    「ねえ、このイチゴ、加工して出荷してみない?」

    「加工?」

    「そう!ジャムとか、ケーキとか…そういう風にしてから出荷したほうがお得になることがあるんだよ」

    「でも…どうやって?」

    「トーカのところへ行こう!ハジメはとっても料理が上手だから」

    「メイドだもんね」

    142 = 76 :

    竜門渕邸

    「いらっしゃいませ…あれ、咲様に淡様ですか」

    「もー、ハジメってば呼び捨てでいいのにー」

    「そういうわけにはいかないよ…ボクには竜門渕家のメイドという立場があるから」

    透華「構わないでしょう。お父様…この館の主人がいないところでは」

    「透華がそういうなら…で、どういう要件なの?」

    「あのね、サキに料理を教えてほしくって」

    「料理?」

    144 :

    3と4しかやってないけど、ミストさんの噂は聞いております…

    145 = 76 :

    「なるほど、収穫したイチゴで料理をね…」

    「咲さんは、調理道具を持ってる?」

    「いえ、何も」

    「まずは簡単なものからでも揃えるといいよ。毎週祝日には照っていう行商の人が広場で売ってるから」

    「そうします」

    「じゃ、今日はこのイチゴでジャムパンを作ろうか」

    「がってん!」

    「じゃ、鍋にイチゴを入れて…煮込んだらイチゴジャムの出来上がり」

    「え?」

    「何?」

    「砂糖とか入れた?」

    「入れたよ」

    「見えなかったんだけど…」

    「入れたよ」

    146 = 85 :

    便利な世界だなぁ(棒

    147 = 82 :

    定番の万能鍋

    148 = 76 :

    「で、次は小麦粉とイチゴジャムでジャムパン」

    「……」

    「はい、できあがり」

    「おおー」
    「おおー」

    「せっかくだから、カレーパンも作ろうか」

    「カレーパン大好き!」

    「用意するものはジャガイモ、ニンジン、タマネギ、カレー粉、ご飯」

    「え?」

    149 = 76 :

    「まず、鍋でカレーを作ります」

    「で、お皿によそったごはんにカレーをかけます」

    「で、ご飯を捨てます」

    「そしたら、小麦粉に…」

    「は?」

    「…包んで、オーブンにイン」

    「無視しないで!」

    「…ほら、カレーパンできた」

    「納得いかない!」


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