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    元スレ和「はい、咲さん。お弁当のトマトの種ですよ」

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    201 = 144 :

    しえ

    石製の水着って痛そうだな

    203 :

    ルーンファクトリースレじゃないですかーやったー

    1なら中の人的には哩さんとこーこちゃんごいるな

    204 = 203 :

    あとタコスもいたな

    206 :

    はい

    207 = 76 :

    「そうだったんだ…ごめんね。もう一品作ってみたんだけど…『カブの丸焼き』」

    ドガシャーン

    「……」

    「カブをオーブンで丸焼きにするなんて…かわいそうすぎます!」

    「すみません咲さん。私気分がすぐれませんので家に戻ります。では、おやすみなさい」

    「……」

    「わたしはかわいそうじゃないのかな…」

    「カブを料理するのは…やめよう」

    209 = 76 :

    翌朝

    コンコン

    「あふ……ん?お客さんかな。どうぞ」

    尭深「おはようございます」
    「おはようございますーぅ」

    「どうしたんですか?二人とも」

    尭深「トロス洞窟に行くって聞いたから…これ。スモールシールド」
    「うちからは回復のポットあげるで。あとペラペラ丸」

    「ありがとうございます!」

    「なんでも竜華から直々のご指名らしいやんか?まあ死なん程度にきばりや」
    尭深「大切な顧客の無事を願うのは当然だから…」

    「ご期待に添えるかはわかりませんけど…行ってきます」

    210 = 76 :

    ―――――――トロス洞窟

    「ここがトロス洞窟…」

    「秋の気候なんだっけ…もっと厚着してくれば良かったな」

    ヒメコ「ここから先には通さんよ」

    「うわ!悪魔みたいなモンスターだ」

    ヒメコ「ほりゃ」ビュン

    ガチッ

    「危ない…さっそくスモールシールドが役に立ったよ」

    「えいや」ズバ

    ヒメコ「ぎゃー」シューン

    「ここの敵は今みたいな怖い系ばっかなのかな…」

    211 = 76 :

    モコモコ「モコ~」

    「な…なにこれ」


    「かわいい!!」ギュッ

    モコモコ「モコー」ギュムギュム

    「ああ…やばいよこれ連れて帰りたい」

    「決めた!初瀬さんにモンスター小屋建ててもらおう!」

    モコモコ「モコー!」プンプン

    ゴスッ


    モコモコ参考

    212 = 144 :

    毛は金色ですか

    213 = 76 :

    「ごふっ…」

    「もう…ダメだ…」バタリ


    ――――――病院

    「はっ!?」

    美穂子「…気が付きましたか?」

    「はい…なんかモコモコした生き物に頭突きをされて倒れちゃいました」

    美穂子「まあまあ…それは大変ですねぇ」

    「はくしょん!…もうあんな危険なモンスター要りません」ブルブル

    美穂子「やっぱりあんなところに転がってたから風邪ひいちゃったみたいね。
          今日はゆっくりおうちで休んでなさい」

    「そうします…すぐにでも」

    215 = 76 :

    翌日、和の懸命な看病により風邪の治った咲はトロス洞窟にリベンジした。
    最下層にはキマイラがいた。憩にもらったペラペラ丸のおかげで魔法を連発できた。憩ちゃんマジ天使。
    新しく咲さんの習得したインフェルノの魔法の前にキマイラはなすすべなく沈んだ。

    ――――――町長の家

    竜華「よくやったで咲ちゃん!報告は既に受けてる。
        トロス洞窟の探索・シフトの殲滅が完了したそうやな」

    「はい。体が凍えそうでした…」

    竜華「秋の気候なんは上層部だけ。キヨスミ領のダンジョンの中でも最も利用可能な畑が小さいからなー
        トロス洞窟を開放することには大きな意味があるで!あそこで採掘できる銅でできたマグで飲む冷たいミルクは最高や」

    「竜華はほんま食い意地はってんなー」

    ハギヨシ「お話し中に失礼します。今日、竜華さんは衣を見かけませんでしたか」

    竜華「ここには来てへんでー」

    ハギヨシ「ああ…でしたら本当に衣はクレメンス洞窟へ…」

    216 :

    まあ心配しなさんな

    217 = 76 :

    竜華「なんやって!?」

    ハギヨシ「私が起きた時にはもう出かけた後で…智美さんと遊んでいるのだとばかり思っていましたが、
          昼食に戻ってこないので町中を探して回ったのですが…どこにも。
          衣の自室を調べてみると『クレメンス洞窟に行ってくる』という書置きが…」

    竜華「…聞いてたな。咲ちゃん。どちらにせよ次の目的地はそこやったんやけども。
        クレメンス洞窟の探索許可証を発行するで!クレメンス洞窟は活火山ギガント山の内部…灼熱の環境や。
        この『キュア』の魔法書をやるから絹恵のところで使いもんになるようにしてから出発せえ」

    「衣ちゃんは私の大切な茶飲み友達の一人や。うちからもお願いすんで」

    ハギヨシ「私もお伴…」

    ハギヨシ「…いえ、なんでもありません。衣のこと、どうかよろしくお願いします」

    「任せてください!」

    218 = 173 :

    めっちゃ面白れーこれ
    好き

    219 = 76 :

    ――――――クレメンス洞窟


    「衣ちゃーん!どこー?」

    「はあ…ホント暑いなあここ…」

    「衣ちゃーん!」

    「ちゃん、ではなく。衣さん、だ。衣のほうがお姉さんなのだからな」ヒョイ

    「あ、いた」

    (絹ちゃんが言ってたネンコージョレツにこだわる人、って衣さんだったのか…)

    「みんな心配してるよ?早く帰ろう?」

    「ええ、すぐに」

    (突っ込まないって決めたんだけど…これはダメだ)

    「どうして和ちゃんがいるのさ!危ないじゃない!」

    「? 衣さんが心配だからですよ。それだけです」

    「もういいよ…」

    「衣さんは私が連れて帰ります。咲さんはこのまま深部に向かいシフトの破壊を続けてください」

    220 :

    さるよけ支援でー

    221 = 76 :

    「待ってくれノノカ。咲にこれを」

    「これ…ルビー?」

    「ああ。この洞窟で取れるものだが、ここまでの品質はそうそうあるものじゃない。
      衣はこれを持ち帰ってアクセサリに仕上げておく。だから無事に帰ってきてくれ。咲」

    「これを取るために…ありがとう衣ちゃん。私頑張るよ」

    「だからちゃんではな」ヒューン

    「和ちゃんのエスケープ…これでひとまず安心だね」




    「これがこの洞窟の主…?」

    ラフレシア「シャゲーーーー!」

    「とりあえず…インフェルノ!って、こんな高温の洞窟にいるモンスターに効くわけないか…」

    ラフレシア「グゲ…ゲ……」

    (って、すごく効いてるし!)

    222 = 76 :

    ――――――町長の家

    竜華「いやー、ほんまようやってくれたで咲ちゃん。無事戻ってきたということは、クレメンス洞窟も踏破したようやな」

    「はい。なぜか主に炎の魔法がとてもよく効いたので…」

    竜華「クレメンス洞窟の開放は産業的に重要なことやねん。あそこで産出するルビーや銀はキヨスミの財政を支えてるからな。
        素晴らしい銀食器があるからこそ、こうして怜のおいしいご飯が食べられるってもんや」

    「竜華こないだも似たようなこと言ってたやん…」

    竜華「ま、とにかくや。衣も無事でよかった。」

    「つまらぬ心配をしよって…衣なら大丈夫だというに。ほら咲、ルビーブローチだ。私の手作りだぞ」

    竜華「ま、規則は規則やから衣には罰金な」

    「そ、そんな…」

    竜華「咲ちゃんも続けて冒険し通しで疲れたやろ。明日はお祭りやし思いっきり羽休めしいな」

    「いうても明日のは探索祭りやから参加したらめっちゃ疲れるやろけどな……」

    223 :

     

    228 :



    外から書いてるのでID変わってるけど>>1です

    229 = 77 :

    おかえり

    230 = 220 :

    さるよけ支援でー

    231 = 228 :

    キヨスミで最も安全なダンジョン、カーマイト洞窟。
    (もっとも、シフト設置以前はどのダンジョンにもモンスターは生息していなかったため
     危険度は単に地形の険しさ、気候偏重強度によって定められたものであるが)
    これを利用した宝探しを行うシンプルな祭りである。

    ゆみ「今年こそは、優勝は私のものだ」

    智美「いーや、今年も優勝はぶっちぎりで私だな」

    「まったく、泥だらけになってまで宝探しとか、何が楽しいんだか。ドロドロになったお風呂を洗うほうの身にもなってよね。
      ま、優勝賞品は私のものだけど」

    洋榎「カーマイト洞窟マスターの洋榎とは、うちのことやで!」

    「憧ちゃんがいちばんノリノリなんだね……」

    232 = 228 :

    智美「ところで、今年の商品はなんなんだろうなー」

    ゆみ「去年は、空き瓶だったか」

    「空き瓶!?」

    「どーせなら、わかりやすくお金がいいわよね…」

    竜華「はいはい、静かに。そんじゃ探検大会始めるでー。
       商品は、例によって終了までのお楽しみや!
       洞窟のどっかに隠された『サンセットロード』ちゅう本を見つけた人の優勝やで」

    (サンセットロード…?どこかで見たような気が)

    234 = 228 :

    竜華「ほんなら、スタート!」

    (サンセットロード…そうだ!うちの本棚にあったはず。
      前に農場に住んでた人がおいてったのかな)




    「えっと……確かこの辺に…」

    「咲さんは、探索大会に参加しないんですね」

    「いや、してるよ」ゴソゴソ

    「会場はカーマイト洞窟のはずですが…」

    「あった!これだね!」

    「!?」

    235 = 228 :

    「はい、竜華さん!これですね!」

    竜華「おお!今年はえらい早いな!ぶっちぎり50分でのゴールやで!
       …って、んん?やけに埃ってんな?普通は泥がついとるんやけど…」

    「」ギク

    竜華「って、これ第4版やん。うちが隠したのは初版やで?」

    竜華「これはどういうことなんかいな?咲ちゃん…
       いくら咲ちゃんでも、お祭りでの不正は許されんなぁ…」

    竜華「こ れ は お 仕 置 き が 必 要 や ね」ゴゴゴゴゴ



    「あーあ、また始まった。2年に一度くらいはおるねんな。サンセットロード買って提出するアホ」




    「リュウカサンコワイコワイタスケテノドカチャン」

    237 = 228 :

    竜華「えー、咲ちゃん不正により失格。んで、繰り上がりで優勝は
       記録3時間28分の憧ちゃんや。おめでとう」

    「商品は何かなー」ワクワク

    竜華「えー、今年の商品はやな…なんと豪華に、丸太2000本や!」

    「」

    初瀬「うらやましいなー、憧。これだけあればモンスター小屋が20棟は建つよ」

    「アア…ウン。ホシケリャアゲルワヨコンナノ」

    智美「まあ、空き瓶よりはマシなんじゃないのか」

    ゆみ「ああ…去年は景品発表のとき空気が凍ったからな」

    透華「竜華さんは景品選びのセンスが絶望的ですからね……」

    桃子「空き瓶はセンスどうこうの問題じゃないと思うっす」

    238 = 228 :

    ――――――秋

    「もうすっかり夏も終わりだね」

    「はい。木の葉が色づいてきましたね。ところで、今は何の作物を育ててるんですか?」

    「ん?サツマイモだよ。すごい速さで成長して、しかも何度でも収穫できるらしいから」

    「そんなオカルトありえ…るんですよね。アースマイトの育てる作物なら」

    「普通は何度もできないの?」

    「作物によりますけど…普通の人が育てても、採れる量には限りがあるはずです。
      例えば、サツマイモだとツル部分がダメになってしまいますし。
      ルーンの扱いに長けたアースマイトだからこそできることです」

    「そうなんだ…得した気分だね」

    「おーい!サキー!」

    「あ、淡ちゃんだ」

    239 = 88 :

    残ってた
    支援

    240 = 228 :

    「今日も回収にきたよー。へへ♪」

    「今日はサツマイモがいっぱいなんだね…
      ねえサキ、今からみんなで焼き芋しない?」

    「いいね!みんなで一緒に秋の味覚を楽しもうよ!」

    「じゃあ、私枯葉を集めてきますね」

    「私みんなを呼んでくる~」

    241 :

    さるよけ支援だよー

    242 = 228 :

    初瀬「はむはふ…やっぱり秋と言ったら焼き芋だよな…」

    「あんまり食べすぎるんじゃないわよ」

    初瀬「そういえば咲。おまえ家を増築する気はないか?」

    「増築?」

    初瀬「ああ。こないだのお祭りで憧からもらった丸太が大量に余ってるんだ。
       普通なら資材も自前で用意してもらうんだが今回はお金だけでいい。
       家を増築すれば自分で鍛冶とかできるようになるし」

    「鍛冶といえばタカミからこれ預かってたんだった。はいこれ『獅子の如雨露』」

    「かっこいいね…普通のじょうろと何が違うの?」

    「周囲9マスに1回で水やりができるんだって~」

    「マスって何」

    「……3×3の9平方メートルくらい?」

    「適当だね…」

    243 = 228 :

    「咲さん咲さん。そういえばシードメーカーは使ってますか?」

    「あーあれってどういう風に使うんだろ」

    「例えばこれ…このサツマイモはちょっと他のより品質がいいですよね?」

    「ん?んん~~~?わかんないよ」

    「私はわかるよ~。微妙に色つやがいいよね」

    「このサツマイモをシードメーカーに入れると…」ガショ


    ウィーン

    「サツマイモの種ができます」

    (サツマイモだからただ単に半分にスライスされて出てきただけだけどね…)

    244 = 173 :

    和ちゃんたまに怖い

    245 :

    246 = 76 :

    「これを便宜上『レベル2のサツマイモの種』と呼びます」

    「うん」

    「そして、これを植えると…
      もしかすると、レベル3。少なくともレベル2のサツマイモができるわけです。
      そして、種は1個の作物から複数できます」

    「これを繰り返せばすごい作物ができるってこと…?」

    「究極巨大な天上甘味の宇宙一食感を誇る伝説風味のサツマイモとかできちゃうわけ!?」

    「さすがにそんなオカルトはありえません」

    「じゃあ家ほどもあるミノタウロスより重いサツマイモくらいで我慢するよ…」

    「そんなに食べられないでしょ…」

    248 :

    なんかアストロノーカ見たいな感じで面白そう

    250 = 76 :

    「つまりこれでレベル10のカブを」

    「つくらないよ」

    「仕方ありませんね…では簡単にレベルを上げる方法をお教えしましょう」

    「え?そんなのあるの」

    「広場に大きな貝殻がありますよね?それを挟んで二人でレベルを上げたいものをキャッチボールするとレベルが上がるんです」

    「そんなオカルトありえないよ」

    「さすがにそれは夢見すぎかなー」

    「嘘じゃないんですけど…」

    「あ、タカミにいくつか焼き芋もらってもいいかな」

    「というよりこのサツマイモ一応淡ちゃんが全部買い取ったやつだからね」

    「そうでした」

    「これでみんなにスイートポテトつくってあげよっと」


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