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    元スレ和「はい、咲さん。お弁当のトマトの種ですよ」

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    251 :

    地獄へ直行死に至る辛さ失神悪臭完全剛体サツマイモ

    254 = 76 :

    ――――――翌日 咲の家

    「あ、家がすごく大きくなってる」

    「初瀬さんが一晩でやってくれました」

    「すごすぎでしょ…じゃ、次のダンジョン行ってくるね」

    「行ってらっしゃい、お気を付けて」



    以下、咲の日記より抜粋
    秋の月18日
    ギガント山に登った。これまでと違って屋外なので気候の影響があまり大きくなく、ピクニック気分で探索できた。
    山頂にはグリモアって呼ばれているらしいドラゴンがいた。グリモア研究の一人者だという宥さんと知り合うことができたので、
    帝国によるシフト設置事件と合わせて調査を続けようと思う。手に入れたグリモアの鱗を宥さんにあげたらとても喜んでくれた。
    そういえば昨日はお月見祭りだった。和ちゃんと一緒にクレメンス山で月を見たけど、こっちのほうが標高が高くてもっときれいに見えそうだ。
    来年はギガント山でお月見をすることにしよう。

    秋の月24日
    ミストブルーム洞窟を探索。この洞窟は湖に囲まれていて、湖の凍る冬にしか探索できないようだ。
    どうしたものかと困っていたらハギヨシさんが現れた。なんでも、昔はセルフィアという国で執事を務めていたらしく、
    セルフィア仕込みの建築術であっという間に洞窟に架かる橋を架けてくれた。執事ってすごい。本当にすごい。
    当時はヴォルカノンというセルフィアの執事と毎年執事コンクールで苛烈な争いを繰り広げていたらしい。
    秘密の多いハギヨシさんの素顔に一歩近づいた気がする。
    洞窟内は海底を歩いているかのような景色で、もしモンスターが居なければデートスポットにもいいかもしれない。
    実際秋一郎さんなんかはここで恋人との逢瀬を楽しんだらしい。
    最深部には人魚がいた。私の新しい武器の敵ではなかった。

    255 :

    なんか突然ゼノギアスのCD2枚目みたいな展開に

    257 = 76 :

    冬の月8日
    カジミール遺跡を探索。先日知り合った宥さんは考古学研究が専門らしい。
    この遺跡はここキヨスミに残るグリモア伝説と深い関係があり、そのため必然的にグリモア研究との二足のわらじという形になっているとか。
    彼女は宿屋暮らしらしく、考古学者ということもあり特例的に探索許可証の取り消しを受けていないようだ。考古学者というのは存外儲かるものなのだろうか。
    ジャスリンという遠い大陸にすむ考古学者にもらったという黄金のドクロを見せてくれた。ちょっと悪趣味だ。
    一昨日の感謝祭でみんなにもらったチョコレートをかじりながら最深部のゴーレムを倒す。宥さんに属性攻撃武器のすさまじさを学んだ…

    冬の月14日
    ダーナ洞窟を探索。グンマ帝国の国境に程近い極寒の地。ここで、私は驚愕の事実を知ることとなる……


    「はあ…はあ…」

    「幸せの如雨露スプラッシュ!」バシャー

    グンマ帝国製戦車「」バチバチバチバチバチ…ドカーン

    グンマ帝国兵「そ、そんな…まさか如雨露ごときに軍の最新兵器が敗れるとは!」

    259 :

    グンマ帝国兵「そ、そんな…まさか如雨露ごときに軍の最新兵器が敗れるとは!(驚愕)」

    260 = 173 :

    RPGっぽくなってきたな

    261 = 245 :

    262 = 76 :

    「そこまでで結構です」

    「あなた…誰?」

    「グッドモーニングです。私はグンマ帝国軍少佐にしてナガノ王国ファーイースト地区特殊先行部隊隊長、戒能良子と申します」

    良子「あなたはわたしの予定通り動いてくれました…ええ、それはベリーグッドに。
        記憶を消しキヨスミの近くに放置…そうすればあなたはきっとキヨスミに根を下ろす。
        ほかに行くところがないのですから当然の結果だと思います」

    「な…あなたが私の記憶を?そんなことをしてなんになると」

    良子「あなたがこれまでのダンジョンで倒したモンスター…それらがはじまりの森に還るとき、
        それは水面に石を投じるがごとくルーンの波紋を呼び起こします。才あるアースマイトならより一層強く。
        そしてここキヨスミは世界創生に関わる4柱の神竜ネイティブドラゴンが一、地幻竜プロテグリードの生誕の地」

    良子「もうお分かりですね…?このダーナ洞窟からすぐそば。グリードの名を冠する洞窟があるでしょう…」

    良子「そこでルーン波動を触媒とすれば、地幻竜プロテグリードをはじまりの森から呼び出すことができるのです!
        そして既にプロテグリードを配下に置くための準備は整っています。
        プロテグリード召喚の暁にはまずここ!キヨスミを焦土に変えてあげましょう」

    「そんなこと…絶対にさせません!」

    良子「ノーウェイノーウェイ。この作戦が失敗することなど万に一つもあり得ません。
        ですが…追ってくるのでしょう?グリード洞窟で待っています!」シューン

    265 = 76 :

    ――――――グリード洞窟

    良子「シット!足止めに置いたシフトも役に立たなかったようですね」

    「そこまでです!プロテグリードの召喚なんてさせません」

    良子「オーライ…ですがちょうど、準備が整ったようです。
        さあ、プロテグリード!その虫けらをひねりつぶしてしまいなさい!」


    ズゴゴゴゴゴゴ


    バチバチバチバチッ!

    プロテグリード「グオオオオオオオオ!」

    「絶対に負けない…キヨスミの町のみんなのために、私は負けられない!」

    267 = 76 :

    良子「ありえない…とんでもないモンスターですよ。あなた」

    「う~ん、どうやら、失敗みたいやね~」

    良子「郁乃、皇帝…」

    郁乃「さて、良子ちゃん。どうすればいいかは、わかるやんな?」

    良子「アンダスタン。自害します」

    「なっ…!もうその人は戦うつもりなんてないじゃないですか!
      第一、プロテグリードが倒された以上…」

    郁乃「そういうのも織り込み済みなんやで?今キヨスミに向かって、
        あんたがこないだぶっ壊した最新鋭戦車が100台向かってる」

    良子「それに…帝国を追われる以上、私には帰る場所などありません」

    「キヨスミに住めばいいじゃないですか!」

    良子「ホワイ?私はあなたたちを殺そうとしたのですよ?」

    「そんなこと…関係ありません。キヨスミはどんな人でも受け入れてくれます。私がそうだったように!」

    良子「私は…私は…」

    269 :

    ルンファクだな

    270 = 76 :

    ―――――――国境近く


    「状況はどうですか!?」

    「すごい数です…とてもじゃないけど、キヨスミ程度の規模の町を破壊しつくすのに、1時間もかからないと思います」

    「戦うしかないのかな…」

    ハギヨシ「今度ばかりは、私も助太刀いたします。衣を見つけたあの日、二度と剣は取るまいと誓ったのですが」

    「私も微力ながら力を貸そう。剣の腕には、多少自信があるから…」

    洋榎「ウチもいままで遊んでたわけやあらへんで!新生洋榎さまの初陣や!」

    絹恵「おねえちゃん!二人のコンビネーション魔法剣を帝国のやつらに見したろ!」

    「みんな!回復のポットの準備はばっちりだよ!」




    郁乃「アホなやっちゃで…生身で戦車に挑むなんて。
        全軍前進!」

    帝国兵「最前線より伝令ッ!巨大な飛翔体を確認したとの情報が入りました!」

    郁乃「はあ?おおかたクジラの形の浮島かなんかを見間違えたんやろ。無視や無視!」

    帝国兵「…飛翔体の詳細情報が入りました…プ、プロテグリードの模様です!」

    271 = 241 :

    支援だよー

    273 = 76 :

    「あれ…プロテグリード!?」

    帝国兵「うわあああああッ!ブレス攻撃だ!」

    「ブレスを浴びた帝国の戦車に…植物が生えてきていますよ?」

    ハギヨシ「図書館のネイティブドラゴンに関する本で見たことがあります…
          地幻竜プロテグリードのブレスは、草木の生命の力をみなぎらせる創造の力だと」

    「戦車がぜんぶ…動かなくなった」



    郁乃「何やっとるん!退却!退却やで!」

    帝国兵「それが…エンジン深くにまでツタがはっていて動きません!」

    郁乃「やったら、歩いて帰ったらええやろ!アホンダラ!」バコ

    帝国兵末原恭子「痛っ…ぜ、全員歩いて退却ー!」



    「自然の勝利……ってことでいいんですかね?」

    275 = 76 :

    ――――――ナガノ王国 玉座の間


    「以上が、今回の事件の顛末です。健夜王」

    健夜「うーん、帝国がそこまで大きな動きを見せるとはねー。なんとかしなきゃいけないね。
        それにしても『プロテグリード』の発動要請を受けた時はビックリしたよ…なんせ、アレ出すの久しぶりだったし」

    「ええ…状況が逼迫していたものですから」

    健夜「ちゃんと操れたみたいね。アレを制御できるのって、初代ナガノ国王直系の子孫であるあなただけだからね。
        そういえば、妹のほうは見つかったの?例の咲って子がそうじゃないかと踏んでいたんでしょ?名前おんなじだし」

    「いえ…見当違いだったようです」

    健夜「そう。『剣聖』にして神竜ネイティブドラゴンと心を通わすことのできる可能性のあるあなたの妹…いずれ探し出さなくちゃいけないわね」

    「ええ」

    健夜「ま、今回の事件は『人は大地を離れては生きてはゆけぬ』っていうのが落としどころかな」





    「……」

    「大地と共に生きて……咲」

    277 = 76 :

    ―――――――すべてが終わって。冬の月24日 和の家


    「どうしたんですか咲さん。こんな朝はやくに」

    「その…ね。驚かないで聞いてね」





    「ちょっとプロポーズしにきました。」

    279 = 76 :

    「な、ななななな…」カアッ

    「何もかもを無くしたわたしに、居場所をくれてありがとう」

    「何もかもを無くしたわたしに、生きる意味をくれてありがとう」

    「何もかもを無くしたわたしに…『わたし』をくれてありがとう」

    「和ちゃん…あなたが、好きです。結婚してください」





    「ふつつかものですが……こんな、こんなわたしでよろしければ…」

    「末永く、よろしくお願いします……」

    280 = 85 :

    えんだあああ



    でいいんだよね?

    281 :

    「和ちゃんはカブと私、どっちが大切なの!?」
    って喧嘩しそう

    282 = 245 :

    えんだああああああああああああ

    283 = 76 :

    ――――――――冬の月25日 教会

    美穂子「新婦咲。あなたは、病める時も健やかなる時も、これを愛し慈しむことを誓いますか?」

    「はい。誓います」

    美穂子「新婦和。あなたは、病める時も健やかなる時も、これを愛し慈しむことを誓いますか?」

    「はい…誓います」

    美穂子「では、誓いの口づけを。」



    「うわーん!サキー!ノドカー!おめでとー!」

    「まったく、聖夜祭の日に結婚式なんて、忙しさ3倍じゃないの!…ま、おめでと」

    尭深「結婚しても、うちの雑貨店を…よろしく」

    洋榎「咲…幸せになるんやで!」

    絹恵「ほんま、二人ともドレスよう似合ってるで!」

    「おめでとう…次は赤ちゃんやんな。楽しみにしてるで」

    「あはは…」

    「あーあ…はやくあたしも結婚したいなぁ。咲、和、キレイだよ!」

    284 = 173 :

    えんだああああ

    285 = 88 :

    いやああああああ

    286 = 76 :

    雅枝「結婚式ってのはいつみてもいいもんだね…二人で力を合わせれば、乗り越えられないことなんてないはずさ」

    「結婚おめでとう。和も、少しは料理を勉強しないとだめだよ」

    「ど…努力します」

    智紀「子供が生まれたらわたしにも抱っこさせてほしい…」

    「おめでとう!幸せになれよ!」

    初瀬「あたしもいつかは、憧と……」

    「なんか言った?」

    透華「今日は竜門渕あげての一大パーティーですわよ!おーっほっほ!」

    ハギヨシ「お二人とも、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに」

    「うむ!これほどめでたい日はないぞ!」

    秋一郎「まったくだ!祝い酒持ってこーい!」

    287 = 76 :

    竜華「うーむ、今まではキヨスミのヒーローやったわけやけど、これからは和だけのヒーローになるんやで、咲!」

    「この場合はヒーローやなくてヒロインなんちゃう…?」

    智美「ワハハハハ、いつもより多目に笑ってみたぞー」

    ゆみ「なあ、モモ…」

    桃子「はいっす。二人を見ていたら、こう…自分の張ってた意地が、すごくちっぽけに思えてきたっす……」

    ゆみ「いや、すまない。悪いのは私のほうだ……」

    智美「一件落着って感じだなー」

    「ご結婚おめでとうございます。温かい家庭を築いてくださいね」

    良子「命を救ってもらったうえ、こんな席にまで招待していただけるとは……咲には感謝しきれませんね」

    289 = 76 :

    ――――――――春の月1日 咲と和の家

    「ねえ。あなた。朝ですよ」

    「大丈夫、ちゃんと起きてるよ」

    「今日から春の月。待ちに待ったカブの季節ですよ」

    「わかってるよ…冬の間は農業ができなかったから、私も体がウズウズして仕方がないよ」

    「じゃ、行ってきます」

    「いってらっしゃい、あなた」チュッ

    「あ、そうでした、忘れ物」





    「はい、咲さん。お弁当のトマトの種ですよ」




    カン

    290 = 88 :

    おつー原作やってみたくなった
    モモがゆみちんにつれなかったのは原作ネタ?

    291 = 76 :

    電波系和さんに振り回される咲さんを書きたかっただけのSS

    ルンファパロ死ぬほどちりばめられたから満足だわ

    好きなルンファキャラはクローリカ、咲キャラは洋榎ちゃんです


    以下、乙の数だけ咲さんのおもちにオオキクナーレ投与

    じゃあの

    292 = 171 :

    なんか言いにくいなー乙

    294 = 245 :

    おつおつ

    295 = 85 :

    Z
    アトリエシリーズよりはのんびりしたゲームみたいな感じだな

    297 = 125 :


    ちょっとカブを育ててくる

    298 :


    久々に農奴してこよう

    299 = 248 :

    おつー

    このスレで興味湧いたから3dsのやつ買ってみようと思うんだけど、途中からでも大丈夫?

    300 = 76 :

    >>290
    海の家女主人(モモ)と牧場主(かじゅ)は元夫婦
    旦那の悪ふざけにキレて妻子供連れて舞台の町に逃げる
    旦那追っかけてくる
    主人公が仲介して再婚というイベントがある

    もともと旦那の悪ふざけも二人の愛を確かめるためにやったものだったので、
    心の底では怒ってなくて、もうただの意地になっている

    このイベントはダンジョンの合間に挟もうと思ったけど、めんどいのでやめた

    >>299
    ナンバリング・家庭機すべて同一世界上の物語で、微妙に時代が違う物語なので、過去作やってるとより楽しめる程度
    番号さかのぼってやっていくのはあまりお勧めしない
    ちなみに1(このSSでのストーリー)はバグだらけではっきりいってプレイに耐えうるかどうかというレベルなので
    ストーリーを知れたあなたは運がいいかもしれない
    フロンティア・3・4だけやっておけばOK

    かつてここまで初瀬のキャラが立ったSSがあっただろうか


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