元スレ勇者「俺が考えてた冒険と全然違うんだけど」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
501 :
>>496
ありがとう紅茶もらうわ
502 = 476 :
マスカットいただきます
504 = 460 :
抹茶うまし
505 :
ますかっとおおお
506 = 505 :
あ…ピーチで…
507 :
チョコもらいます
510 :
メロンもらいます
514 :
>>483
原型はクトゥルー神話のShoggothあたりじゃなかろうか。
テケリ=リ テケリ=リ
それはそうと、勇者SSと言えば
少女「魔王さんなら、ママを生き返せるのかな……」
の続きが気になる。勇者ほとんど出てこないけど。
516 = 272 :
・ ・ ・
勇者「って、入って早々モンスターだ!」
女騎士「と、飛んでます!」
魔女「……吸血コウモリ」
女武「気をつけなさい、すばしっこいから当てるの難しいかも!」
勇者「オッケー! 狙い定めてー! でりゃ!」
すかっ
勇者「わお!」
がつっ ちゅーちゅー
勇者「あれ……気分が高揚してきましたが……」
女騎士「きゃー勇者さんー!!」
女武「言ったそばからバカじゃないの!」
518 :
勇者の血を吸った吸血コウモリが突然女性の姿に!
519 = 272 :
魔女「……!」
ボワッ
女武「あれは、炎の魔法!」
勇者「あつ、あつあつうううう!!!」
ドテッ
女騎士「勇者さん、大丈夫ですか!?」
勇者「ああ……なんか熱いんだけどどういうこと?」
魔女「……ふう」
520 = 510 :
おかえり
521 = 476 :
待ってた
522 = 272 :
女武「あんたね、いきなりコウモリに吸血されるとか、バカ?」
勇者「いや、至って真面目です……」
女武「とりあえず、あんた一番レベル低いんだからでしゃばらないこと」
勇者「それじゃあこの前と同じじゃん」
女武「当てる自信がある時だけ攻撃しなさいよ!」
勇者「が、頑張ります……それにしても熱いんだが」
魔女「……私の魔法」
勇者「ああ、なるほど……」
魔女「……熱かった?」
勇者「わりと」
523 = 272 :
魔女「……気をつける」
勇者「まあ、さっきのは俺も危なかったし、しかたないよ」
勇者「助けてくれてありがとう」
魔女「……どういたしまして」
勇者(えーっと、『魔法の避け方』は……)
女武「また来たわよ!」
女騎士「つ、次は私が! ……はぁ!」
すかりんっ
女騎士「ああっ!」
かぷっ ちゅぅ……
女騎士「あぁ……んんぁ……」
勇者「うおおお、女騎士に何しやがる!」
女武「鼻血止めなさいよあんた……」
524 = 272 :
女騎士「ゆ、勇者さん……チャンスですぅ……」
勇者「女騎士!?」
女騎士「今……あっ……コウモリは動けませんからぁ……」
勇者(そうか、今なら!)
女武「はあ!」
どごっ バタリ
女騎士「はぁ……はぁ……ありがとうございます、女武さん」
女武「止まってる小さいコウモリ斬るより、殴るほうが当てやすいでしょ?」
勇者(い、良い所取られた……)
525 = 272 :
女騎士「すいません、良い所見せられなくて……」
勇者「はは、気にするなって」
女騎士「きゃあああ! 勇者さん、鼻血!」
勇者「あはは、気にすることはないさ」
女騎士「気にします!」
魔女「……熱さと興奮の相乗効果」
女武「ほんと、バカみたい」
526 = 272 :
女騎士「とりあえず、私のハンカチ使ってください!」
勇者「ええ、悪いよそんなの!」
勇者(しかもめちゃくちゃキレイなんだけど!)
女騎士「勇者さんの鼻血が心配です。さっきも吸血されていましたし……」
勇者「そ、そうだけど……」
女騎士「大丈夫です、ほら……」
勇者「……ごめん、使わせてもらうよ」
ふきふき
魔女「……血に染まる」
女武「ゾクッとするからそういう表現やめなさい」
529 = 272 :
女騎士「あ、止まりました?」
勇者「あ、ああ……」
女騎士「女武さん、治癒お願いできますか?」
女武「わかってるわよ」
シュウウウ……
勇者「おおお、鼻の奥がなんかスッキリしていく」
女武「気持ち悪いからやめて!」
533 = 479 :
>>530
じゃあくんなよ、みんな面白いと思ってここいんだから
535 = 530 :
>>533じゃあくんなよってw
スルーできない時点でお察しだはお前ガキだろw
536 :
女騎士「洞窟の奥に洋館があります!!」
女武「何コレ?悪趣味なデザインね……」
勇者「ボスモンスターでもいるのか?ガイドガイド……」
『洞窟のボスモンスターに注意』
勇者「やはり、しかしまだレベルが足りないな……」
女騎士「す、進みましょう!」
がくがくぶるぶる
勇者「震えているのか……、女騎士は俺が守るよ、大丈夫。」
魔女「!!」
魔女「……金縛り。」
勇者「魔女、どうした?」
魔女「……勇者、私の手を握ってて。」
勇者「お、おう!」
女騎士「!!」
バタン!!洋館の扉が開く
魔王「我の物となれ!勇者よ!!」
勇者「はい。」
女武「はぁ?」
おしまい
537 = 272 :
勇者「正直、こういう洞窟って、本当にあったんだなぁ」
女騎士「そうですね。よく洞窟先遣隊という者たちもいましたが、実際に入ってみると……怖いです」
勇者「女騎士は暗いところとか大丈夫?」
女騎士「はい。よく怒られた時に入れられていたので」
勇者「……え?」
女武(いきなりヘヴィーな空気が……)
魔女「……」
女騎士「! 勇者さん、あれ」
勇者「ん?」
女武「げっ、分かれ道ね」
538 = 272 :
魔女「……どうする?」
勇者「え、えーっと」
『分かれ道は自信があれば複数にわかれてもよい』
勇者「……ふ、二手に分かれるか?」
女武「本気で言ってる?」
魔女「……危険」
女騎士「で、でも勇者さんの提案だから……」
女武「そっか……でも、どうすんのよ」
女武「スカリンガールと鼻血男を分けるのは当たり前だとして」
女騎士「うう」ぐさっ
勇者「うぐ」ぐさっ
539 = 272 :
女武「……私は嫌よ、こいつとは」ぼそぼそ
勇者「指さしながらいうなー」
540 = 272 :
女武「と、とりあえず! 私と女騎士、魔女と勇者で分かれましょう」
女騎士「は、はい!」
魔女「……了解」
女武「敵の気配がしたり、行き止まりだったらすぐにさっきの分かれ道まで行くこと」
女武「特に魔女、あんたはMP消費に気をつけなさい!」
魔女「……わかった」
勇者「おお、女武頼りになるなぁ」
女武「あんたが頼りにならないからでしょ!」
女騎士「あ、足を引っ張らないように頑張ります!」
女武「よし、じゃあ私たちはこっちに行くから。あとでねー」
女騎士「それでは、また後ほど!」ぺこり
勇者「お、おう」
魔女「……行こ」
勇者「あ、ああ……どうして腕を組むんだ?」
魔女「……離れると危険」
541 = 446 :
積極的すな魔女さん
543 :
おいついた
544 = 272 :
勇者「まあ、そうだけど……敵が来たら離れろよ」
魔女「…………うん」
勇者(なんか間が長かったような……)
勇者「と、とりあえず進むか」
魔女 こくり
勇者「なんか、分かれてもよかったのかなぁ」
魔女「……あなたの選択」
勇者「そうだけども……これで全滅したら元も子もないしなぁ」
魔女「……大丈夫。あなたは勇者」
勇者「まあ、そうなんだけど……レベル低いしなぁ」
魔女「きっと、大丈夫」
545 = 272 :
魔女「……手をかざして」
勇者「ん、なんだ?」
魔女「……今の貴方なら可能」
勇者「え?」
魔女「……強く念じる」
勇者「何を?」
魔女「……熱い気持ち、情熱……」
勇者(いきなりだが、やってみるしかないな……)
勇者(情熱……情熱……)
キー!
勇者「!」
魔女「……気にしないで、続けて」
勇者「……!」
ポワッ
勇者「! 火の玉!?」
546 :
女騎士が僧侶って名前になっても違和感ないな
547 = 272 :
キキー!
勇者「逃げ出した?」
魔女「……これが、炎の魔法」
魔女「……まだ、弱いけれど」
勇者「す、すげえ……!」
魔女「……おめでとう」
勇者「ありがとう魔女!」
がしっ
魔女「……!」
魔女(……手、握ってくれた)
548 = 272 :
勇者「でも、あんなんじゃ使い物にならないな」
勇者「とりあえず、練習しないと」
魔女「……その時は、付き合う」
勇者「おう、よろしく!」
魔女「……」
勇者「それにしても、先が見えないな……」
魔女「……たいまつ買わなかったの?」
勇者「あっ、そういえば……」
勇者「……つっても、金はほとんど女武の食費に変わっちまったからなぁ」
勇者(おかげでまだ俺は棒のままだ)
549 :
ほ
550 = 515 :
ほ
みんなの評価 : ★★
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