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    元スレえり「贈り物?」恒子「そーそー…」

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    101 = 1 :

    えり「……良い感じですね。では、ハンドミキサーに持ち替えましょう」

    健夜「う、うん……!」

    えり「泡立てすぎ、注意ですよ?」

    健夜「は……はいっ!」

    …………………
    ……………
    ………

    チーンッ♪

    健夜「!」

    えり「焼けましたね…」

    103 = 1 :

    ………………

    えり「…切り分けましたよ」

    健夜「う、うん……」ドキドキ

    えり「では、いただきます」

    健夜「い、いただきます……」

    パクッ

    健夜「!」

    えり「…………」

    健夜「こ、これはっ」

    えり「不合格」

    健夜「えええっ!?」ガーン

    104 = 3 :

    厳しい

    105 = 3 :

    ググったらこれ出てきたんだけど
    合ってるのかな

    バイバイさるさん
    最後の00分から8~12以上レスが投下されたとき、自分のレスがその内の半分を超えていたら次の00分までそのスレに書き込みできなくなる。単に「さるさん」と呼ばれる。

    106 = 1 :

    えり「まず、このホールの状態を見てください」

    健夜「え、味じゃなくて見た目?」

    えり「中央がくぼんでいるのがわかりますか?」

    健夜「う、うん…」

    えり「油分が底に集まった証拠です。…健夜さん、あなた……」

    健夜「ゆ、ゆぶん……」ワナワナ

    えり「バター混ぜるとき、手を抜いたでしょう」

    健夜「ご、ゴメンなさぁぁい!」

    107 = 1 :

    えり「まったく…」

    健夜「うぅ…そんな気はなかったんだけどなぁ……」

    えり「でも、実際どうですか?」

    健夜「……あんまり、美味しくない気がする……」

    えり「やり直し」

    健夜「うあーっ!厳しいよぅ…」

    えり「なにをおっしゃいますか、まだまだ……あ」

    健夜「?」

    110 = 1 :

    えり「……残念ですが、一時休憩を挟む必要がありますね……」

    健夜「どうして?」

    えり「卵がもうありません」

    健夜「あっ……」

    えり「では、私が買ってきますので健夜さんは……」

    健夜「えぇっ!?」

    えり「?」

    111 = 1 :

    健夜「だ、ダメだよ。そこまでやらせるわけにはいかないよ。私が行ってくるから」

    えり「でも……お疲れでは?」

    健夜「大丈夫だよ、このくらい!」

    えり「それに、お店までの道……」

    健夜「駅前にあったでしょ?」

    えり「え、ええ…」

    健夜「じゃあ大丈夫!」タッ

    えり「えっ、ちょっと、健夜さん!?」

    112 = 49 :

    えりちゃんが優しすぎて麻雀するのが辛い

    113 = 1 :

    健夜「行ってきます!」ガチャッ

    えり「す、健夜さんっ!?あ……」

    えり「……行っちゃった、か……」

    えり「…………」

    えり(すごい、行動力……)

    えり「うーん……」

    えり(帰ってくるまで、なにをしていようかな……)

    えり「……15時、か」

    えり「……あ、そうだ」

    114 = 30 :

    しえん

    115 = 1 :

    ―――――

    デパート

    恒子「いやー……クリスマスですなぁ」

    「どこの店言ってもクリスマスソングばっか!耳タコだよもう」

    恒子「あわてんぼうのサンタがトナカイの鼻を頼りに町にやってきてーってね」

    「混ざってる混ざってる」

    恒子「見渡せばピッカピカのイルミネーションやらサンタが……おっ」

    「ん?」

    116 = 16 :

    これは…

    117 = 1 :

    恒子「見てみて咏ちゃん!サンタ服!」

    「お、おおー……!」

    恒子「いーなーいーなー、こんなん売ってんだなー」

    「いや、それ子供用じゃね?」

    恒子「大人用ないかな、大人用」タタタッ

    「ははー、こういうの好きかい?ふくよん」

    恒子「いやー、ちょっと着てみたいよねー」

    「そうかぁ?」

    119 = 1 :

    恒子「あ、あったあった!」

    「おー…男者も女物もあるか…」

    恒子「ワンピース型とかもあるんだー…お、かーわいいなぁコレ!」

    「ほーん……?」

    「…………」フム

    恒子「…値札とにらめっこですかぃ?」ニヤニヤ

    「まーねぃ、いくら位なのかと思ってさ~」

    恒子「ほうほう?ほほう?」ニヤニヤ

    120 = 1 :

    「…んだよ」

    恒子「なに?買うの?」

    「べっつにぃ~」

    恒子「なんだー、つまんなーい」

    「ふくよんこそ、買わないの?」

    恒子「うーん、ソレとコレとは違うんだよなぁ~」

    「ふーん?わかんねーけど」

    恒子「……おっ、アレとかどうよ!」タタタッ

    「ちょっ、すばしっこいなオイ!」

    122 = 1 :

    ―――――
    針生家

    ピンポーン

    えり「あ、はーい」パタパタ

    ガチャ

    健夜「ただいまー」

    えり「お帰りなさい、お疲れ様でした」

    健夜「ううん、このくらい大丈夫!」

    えり「荷物、預かりますね」

    健夜「ありがとー」

    チーンッ♪

    健夜「?」

    124 = 1 :

    健夜「あれ…なんだかいい匂い……」

    えり「ふふ…休憩がてら、お菓子はいかがですか?」

    健夜「お菓子?」

    えり「ええ。こちらです」

    健夜「これは…?」

    えり「一口、食べてみてください」

    健夜「う、うん……いただきまーす」パクッ

    健夜「!……美味しいっ!なぁに、これっ」

    126 = 1 :

    えり「さっきの、スポンジです」

    健夜「え、あの失敗したやつ!?」

    えり「ええ。もったいないですから、小さく切って、フライパンでカリッと焼いてみたり…」

    えり「お砂糖を塗ってレンジに……」

    健夜「すごいっ!」ガシッ

    えり「わっ…」

    健夜「凄いよえりちゃん!天才!」

    えり「そ、そんな大袈裟な……」

    健夜「これ、とっても美味しいもんっ!」モグモグ

    えり「お、お口にあったなら良かったです…///」テレテレ

    127 = 44 :

    しえなのよー

    128 = 1 :

    健夜「えへへー…凄いなー」

    えり「あ、ありがとうございます……///」

    健夜「ホント、えりちゃ……あれ?」

    えり「…もういいですよ、ちゃんで」

    健夜「あ、あれー?いつからえりちゃんって呼んでたっけ…えりさんって呼んでたのに」

    えり「卵を割るのが成功した時、興奮してつい…という感じでしたね」

    健夜「い、言ってよ~!私って基本“ちゃん”付けで呼ぶクセがあるから…」

    えり「良いですよ、お好きなように」

    健夜「……じ、じゃあ……えりちゃん、で」エヘヘ

    129 = 1 :

    健夜「…えり、ちゃんってさ。ほんとに、凄いよね」

    えり「?」

    健夜「こんな、私の失敗作を…美味しくお料理しちゃったり」

    えり「まぁ、お料理は好きですし…」

    健夜「他にも、気が利くし、真面目だし、優しいし…」

    えり「…も、もう、どうしたんですか。急に…」

    健夜「ううん。…勇気を出して、えりちゃんにケーキ作りのレッスンを頼んで…本当に良かったなぁって」

    えり「健夜さん……」

    132 = 1 :

    健夜「一人だったら、絶対途中で手を抜いちゃうか…ううん。諦めちゃったかもしれない」

    健夜「でも。厳しいけど…優しい、えりちゃんの教えがあって、私は初めて…」

    健夜「…す、素敵なケーキを…本気で作ろうって、思えるんだろうなぁ…って」

    健夜「……え、へへ、恥ずかしいな。何言ってるんだろ」

    えり「…………////」カァァ

    健夜「あ、紅くなってる」

    えり「あ、ぅ、……その……」

    健夜「照れてる?」

    えり「照れてっ……」

    えり「……………」

    えり「……てれて……ます…」ボソッ

    健夜「へぇー♪」ニコニコ

    えり「…っ///」プイッ

    133 = 16 :

    うたちゃーが妬いちゃう

    135 = 30 :

    しえん

    136 = 44 :

    137 = 1 :

    えり「さ、さぁ!続き、やりましょう!第三号ですよ!」ガタッ

    健夜「おっと」ビクッ

    えり「もう時間は限られていますし、未だにスポンジを作るのに手こずっていては次に進めませんからねっ」アセアセ

    健夜「そ、そっか…」

    えり「だから、その……アレですよ?」

    健夜「ん?」ニコニコ

    えり「…ほっ、…褒めても、何も出ませんよっ!」

    138 = 3 :

    背徳感がやばい

    139 = 1 :

    健夜「はいはーい♪」

    えり「だから、その……その……」

    健夜「ついていきます、先生♪」

    えり「…っ!…び、びしびし、いきますよっ!?」

    健夜「お願いしまーす!」ニコニコ

    えり「うぐ……」

    えり(あー、もう!調子狂う…)

    えり(うぅ…どうしよう……すごく、嬉しい……かも)

    140 = 30 :

    落ちたな

    141 = 1 :

    ………………
    …………
    ……

    えり「不合格」

    健夜「えぇッ!?」

    えり「えぇ、じゃありません。自分の力でやってみる、と自信満々に言っておきながら…」

    健夜「う、うぅ……」

    えり「分からないことがあれば聞いてください、と言ったでしょう?」

    健夜「み、見様見真似でいけるかと…」

    えり「いけてません」

    健夜「ぐはっ」グサッ

    142 = 3 :

    すこやん……
    えりちゃんと浮気しちゃだめだよ

    143 = 1 :

    えり「まず、材料を混ぜるとき」

    健夜「う、うん……」

    えり「よくできていました」

    健夜「………えっ」

    えり「問題はそのあとで…」

    健夜「ち、ちょっと待って!」

    えり「はい?」

    健夜「で、……でき、てた?」

    えり「ええ。充分、合格点です」

    144 = 44 :

    しえん

    146 = 1 :

    健夜「…~~~っ!!」プルプル

    えり「で、次n」

    健夜「やったぁぁああ!!」ガバーッ

    えり「きゃあっ!?」ドサー

    健夜「ありがとう!ありがとうえりちゃぁぁあん!!」ギュゥゥ

    えり「わ、わかりましたから!」

    健夜「ほんっとに、ありがとぉぉ!」ギュゥゥ

    147 :

    リアルにこんなんされたらイラっとしちゃいそう
    かわいいからいいけど

    149 = 1 :

    えり「こ、こらっ、離れてくださ…っ」ペシペシッ

    健夜「合格って言葉がなによりうれしいよぉぉ!」ギュゥゥゥゥ

    えり「す、すこ、……っ」ジタバタ

    健夜「もー、えりちゃんのお陰だよぉぉ!!」ムギュゥゥ

    えり「く、くるし……っ」ジタバタ

    健夜「えへへー♪」ムギュゥゥ

    えり「すこ、やさ、ほんとに、くる……っ」

    健夜「……えっ!?」パッ


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