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    元スレ凸守「小鳥遊さん、今月の契約料金まだもらってないんだけど」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 中二病でも恋がしたい! + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    六花「すまない。次の大戦に備えて暗黒商会から
       より強大な魔力を持った武具を仕入れたところ。
       そのため今は所持金が」

    凸守「そーゆうのいいから。払うの、払わないの?」

    六花「……あ、明日持ってくる」

    凸守「明日ね。ちゃんと頼むわよ、2万円」

    六花「ま、まかせて」

    くみん「…………」

    2 :

    それモリサマーじゃね

    3 :

    普段の「~death!」が「~です」に変わるんですね分かります

    4 = 1 :

    くみん「六花ちゃん……」

    六花「くみん! お、起きてたの」

    くみん「ごめんね、盗み聞きするような真似しちゃって」

    六花「ど、どこから聞いていた」

    くみん「だいたい全部かな……」

    六花「…………」

    くみん「あのね六花ちゃん、私が口出すのは良くないと思うけど……
        やっぱりこういうのは……どうかなって思うよ」

    六花「……こういうの、って何のこと」

    くみん「その、デコちゃんにお金を上げて、仲良くしてもらって……」

    六花「違う。これはそーゆうのじゃない」

    くみん「え?」

    六花「今まで隠していたが凸守の真名は経済の神と強欲魔の二重襲名……
       契約続行にあたり現金を納めることは儀式として間違いではない」

    くみん「…………」

    5 :

    くみん先輩かわいい

    6 :

    髪の毛の先にあんなもんつけて振り回さなきゃいけないんだからまあ仕方ないよね

    7 = 1 :

    六花「私はもう帰る。凸守の望む現金を錬成するためには
       かなりの時間を費やさねばならないから」

    くみん「六花ちゃん」

    六花「何」

    くみん「あ、あの……何か悩みとかあるなら相談してね……
       人間関係のこととかで……私じゃ力になれないかもしれないけど」

    六花「心配ない。邪王真眼はそんな些細なことで悩まない」

    くみん「ならいいけど……」

    六花「それから、ひとつだけ言っておく」

    くみん「な、何かな」

    六花「邪王真眼の名のもとに命ずる。
       今日ここで見たことは他言すべからず。いい?」

    くみん「わかってる、誰にも言わないよ」

    六花「それなら問題ない。ではまた明日」

    くみん(言えるわけないよ……)

    8 = 1 :

    冨樫家

    勇太「~♪」

    六花「勇太!」

    勇太「うわぁあっ! いきなり入ってくんな!」

    六花「驚かせてすまない」

    勇太「ったく、なんの用だ」

    六花「早急に現金が必要になった。ちょっと協力して欲しい」

    勇太「え、金貸せってのか?」

    六花「違う。私の部屋に来て、売れそうなものがないか探して欲しい」

    勇太「ああ、それならいいけど……いくら必要なんだ?」

    六花「2万。明日までに」

    勇太「2万って……そんなに何に使うんだよ。
       またしょうもないガラクタの類を買い足すつもりか?」

    六花「しょうもなくない!」

    勇太「!?」

    9 :

    下着売れよ

    11 = 1 :

    六花「しょうもなくなんかない……とっても、大事な……」

    勇太「だ、大事な……何だよ?」

    六花「プリーステス……そう、プリーステスに借りていたお金を
       明日までに返さなければならない。そうしないと魂ごと闇の深淵へ飛ばされかねない」

    勇太「要するにめちゃめちゃ怒られるってことか」

    六花「まあ、そんな感じ」

    勇太「仕方ないな、協力してやるよ。
       機嫌の悪い十花さんは俺も見たくないしな」

    六花「助かる」

    勇太「しっかしお前のガラクタだらけの部屋に
       金になるようなものなんてあるのか?」

    六花「それをダークフレイムマスターの神眼を以て見極めて欲しい」

    勇太「俺は何でも鑑定団じゃないぞ」

    12 :

    勇太がいるじゃん…

    13 :

    なぜ六花はいつもこんな役回りなのか

    だがすごくいい

    14 = 9 :

    モーゼル売れ

    15 :

    凸守天使すぎんよ~

    16 :

    純真無垢な凸を冷めた奴にすんなよ…

    17 = 1 :

    六花部屋

    勇太「あいかわらず散らかってるな」

    六花「換金できるものを探すために散らかってしまった」

    勇太「で、なにか見つかったのか」

    六花「とりあえずCDとDVDを全部売る。これで1万円は確保できる」

    勇太「サンホラ、妖精帝國、ALI PROJECT……」

    六花「おお、ジャケットを見ただけでわかるとは。流石」

    勇太「うるさい、中学時代の俺の暗部だ」

    六花「それで勇太、他に売れそうなものは」

    勇太「売れそうなものっていったってなあ、全然分からんぞ……
       ああ、このツタンカーメンなんか高価そうじゃないか?」

    六花「それはフリマで200円で買った安物」

    勇太「……じゃあこのドクロ水晶は」

    六花「ゲーセンで取った景品」

    勇太「このキャンドルスタンドは……」

    六花「中学の美術の授業で作ったやつ」

    19 :

    メンヘラはこんな理由で簡単に体売るからな

    20 = 1 :

    勇太「……なんか、お前の部屋が急に安っぽく見えてきた」

    六花「仕方ない、お小遣いも少な……いや、
       私がいた世界の貨幣はこの世界では使えなかったのだから」

    勇太「はいはい」

    六花「……それより、どうにかあと1万円を捻出しなければ」

    勇太「うーん、そうだなあ……このままじゃ十花さんに制裁食らうんだよな」

    六花「そう。怒り狂ったプリーステスはなにより恐ろしい」

    勇太「よし……じゃあこのモーゼル」

    六花「それ、売れるの?」

    勇太「俺が買ってやるよ。1万円でな」

    六花「え、い……いいの?」

    勇太「ああ、前に見た時から欲しかったし」

    六花「あ、ありがと勇太……」

    勇太「いいっていいって。1万円で買えるなら安いもんだし」

    六花「助かった。これで凸……いや、プリーステスに怒られなくて済む」

    勇太「もう借金なんか済んなよ、俺も毎回助けられるわけじゃないからな」

    21 = 13 :

    あら、あっさりなんとかなっちゃったな

    22 :

    やめたれ…(血涙)

    24 = 15 :

    爆ぜろリアル(援交)

    25 :

    はじけろシナプス(中絶)

    26 = 1 :

    翌朝

    森夏(はー、もうすぐテストか……面倒ね)

    森夏(そういえばテスト期間中は魔術昼寝結社も活動休止なのかな)

    凸守「…………」テクテク

    森夏(うっ、バカ厨房……朝から嫌な顔見ちゃったわね)

    凸守「あ、おはようございます丹生谷先輩」

    森夏「おはよう」

    凸守「丹生谷先輩って、いつもこの時間に登校してるんですか?」

    森夏「まあね、余裕持って学校に着くようにはしてるわよ」

    凸守「へー、流石ですね、私って朝弱くて」

    森夏「まあ遅刻しないように着けばそれでいいんじゃない?」

    凸守「でも早く登校できると気分いいですよねっ」

    森夏「まーそうね……ってちょっと待ちなさいよ!」

    凸守「はい?」

    森夏「あんた、凸守よね? 中等部の凸守早苗……よね」

    27 = 1 :

    凸守「そうですけど……どうしたんです、いきなり。
       毎日会ってるじゃないですか」

    森夏「そ、そうだけど……あ、ニョルニルハンマーがない」

    凸守「さっきから何言ってるんですか、丹生谷先輩」

    森夏「……あ、あーあーあー、そういうことね、なるほどねー、はいはいはい」

    凸守「何がなるほどなんですか?」

    森夏「二重人格ごっこね。いつもは普通の女子中学生を演じて、
       小鳥遊さんと一緒にいる時だけサーヴァントとしての人格が……ってやつね。
       私も中学の時は7つの人格を使い分けてたわ」

    凸守「二重人格ごっこって……私はもうそういうの卒業したんですよ」

    森夏「馬鹿言わないでよ。ガチ中二病のアンタがそんなあっさり卒業できるわけないでしょ。
       それとも自分がやってることの恥ずかしさに気づいたのかしら」

    凸守「はい」

    森夏「え、マジ?」

    凸守「はい。思い出すだけで恥ずかしくて死にそうになるので、
       あまりそういう話はしないでもらえますか」

    森夏「お、おおう」

    28 :

    お、おう

    29 = 1 :

    森夏「てゆーかアンタほんとに凸守なのよね?
       頭打った? 熱でもある? 本当に二重人格なんじゃない?」

    凸守「違いますって。これが本当の凸守なんです」

    森夏「え、じゃあ小鳥遊さんはどうすんのよ。
       アンタ一人だけ中二病卒業したら小鳥遊さん悲しむわよ」

    凸守「冨樫先輩がいるから、良いんじゃないですか」

    森夏「うーん、まあそれはそうかもしれないけど」

    凸守「とにかく私はもう中二病じゃないんで」

    森夏「あー、そう……そうだ、それならマビノギオン返してよ」

    凸守「構いませんよ」

    森夏「え、いいの?」

    凸守「はい、コピー取った分も全部お返しします。
       明日お持ちしますね」

    森夏「はあ、良かった……これで私も中二病の呪縛から開放されるわ」

    凸守「今まですみませんでした、丹生谷先輩」ペコリ

    森夏「いえいえ、もういいのよ。それより真人間になってくれて嬉しいわ。
       これで私の高校生活も安泰よ」

    30 :

    なんだこれ、おいなんだこれ

    りっかちゃんには俺が二万円くらいやるから代わりに髪の毛一本くれ

    31 :

    月2万であの役は辛いwww

    32 = 30 :

    大天使くみん先輩は至急勇太にこれを相談して尚且つ穏便にことをすませてくれ

    33 = 1 :

    放課後

    凸守「で? 今日はちゃんと持ってきてくれたの?」

    六花「なんとか用意した。2万円」

    凸守「ひい、ふう、みい……うん、確かに2万あるわね」

    六花「遅くなってすまない。これで契約は続行」

    凸守「…………」

    六花「…………」

    凸守「邪王真眼第1のサーヴァント、ミョルニルハンマー凸守早苗!
       再契約の儀式遂行完了に伴い現世に復活したデース!
       会いたかったデース、我がマスター!」

    六花「私も会いたかった。我が片腕とも呼ぶべき存在……
       少しの時間でも失えば心細い」

    凸守「そんなこといわないでほしいデース!
       邪王真眼は何があろうとも最強なのデース!」


    くみん「…………」

    34 :

    心が痛い

    35 = 19 :

    凸凹凹

    36 = 1 :

    森夏(ふふっ、まさかあのバカ厨房が中二病卒業するなんてね)

    森夏(やっぱり時が来ればあっさり卒業しちゃえるもんなのねー)

    森夏(普通に戻った凸守は素直な後輩って感じのいい子だし)

    森夏(今までは憎たらしかったけど)

    森夏(中二病さえ抜ければ結構可愛いとこあるわよね)

    森夏(あとは小鳥遊さんさえ中二病から脱してくれれば)

    森夏(意味不明な部活も少しずつ普通の部活に近づけていける)

    森夏(そうなれば奇人変人ばかりの魔術昼寝結社の評判も改善されるはずだわ)

    森夏(でもま、今はとりあえずバカ厨房が真人間になったことを喜びますか)

    森夏(可愛い後輩ができたようなもんだし)

    森夏(やっと本当の意味で高校生活が楽しくなりそうだわ~)

    ガラッ
    森夏「凸ちゃーん、今日一緒に帰りましょー?」

    凸守「きたデスね偽モリサマー! 今日こそ我らの因縁と宿命に決着を付けるときデース!」ヒュンヒュンヒュン

    森夏「なんでやああああああああああああ!!!」ドンガラガッシャーン

    くみん「もりさまちゃん!?」

    37 = 15 :

    次のアニメの話をこれにしよう(提案)

    38 :

    凸ちゃん…

    40 :

    これはBEのおまけでやろうな
    まともにやったら六花のメンヘラ度が強すぎてどうしようもなくなるわ

    41 :

    二枚しかないのになんで三まで数えるんだ

    42 = 1 :

    森夏「ちょっと待ちなさいよバカ厨房!!
       あんた真人間に戻ったんじゃなかったの!?」

    凸守「真人間とは何のことデース?
       魔力も魔道具も持てない腐れ一般人のことデスカ?」

    森夏「そうよ、アンタ今朝普通に私と喋ってたじゃない!」

    凸守「ハッ、そんなことあるわけないデース。
       なぜ私がお前のような愚かしい人間風情と対等に会話しなければならないのデスカ」

    森夏「うぐぐぐぐ……やっぱり二重人格ごっこだったわけね……
       じゃあマビノギオンを返すってのも……」

    凸守「偽モリサマーなんかにマビノギオンを渡すわけないデース」

    森夏「こんのおおおお! あんた騙したのね私を!!」

    凸守「記憶にないデース! 凸守はさっきあっちの世界から帰還したところデース!」

    森夏「じゃあアンタが帰還する前の人格が私に何を言ったか
       拳で思い出させてやるわよお!」

    凸守「望むところデース! かかってくるデース!」ヒュンヒュンヒュン

    森夏「後悔すんなよバカ厨房ー!!」

    くみん「も、もりさまちゃん……ちょっと」

    森夏「何よ、今忙しいのよ!」

    44 = 19 :

    >>41
    CD屋とか古本屋で換金した千円札を必死に集めて……

    45 :

    りょうすれやね

    46 = 41 :

    >>43、44
    そういうことか
    どうも

    47 = 1 :

    くみん「あの、凸ちゃんのことなんだけど……」ヒソヒソ

    六花「!! くみん!!」

    くみん「あ、あう……」

    森夏「なによ、バカ厨房がどうかしたの?」

    凸守「隙ありデース!!」ヒュバッ

    森夏「ぶぎゃっ!! や、やったわねえー……!!」

    凸守「へっ、ここまでおいでーデース!!」

    森夏「待ちなさいバカ厨房ー!!」

     ドタバタ


    六花「くみん……このことは他言しないように言ったはず」

    くみん「ご、ごめんなさい……でも、見てられなくって」

    六花「……くみんには関係のないこと」

    くみん「でも、よくないよ。こういうの……六花ちゃんにとっても」

    六花「私はどうなっても構わない。邪王真眼は何があろうと滅びないから」

    くみん「…………」

    48 :

    マギノギオンで森夏ゆすれば5万ぐらい取れそう

    49 = 30 :

    りっかさんただでさえ重いのにこれは重すぎ

    50 = 38 :

    くみんさん天使


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