私的良スレ書庫
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元スレ胡桃「そーゆーのいーから愛の告白!」洋榎「あ……好きです……」
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とりあえず何でもかんでも酒、酒、酒なんだよなー
酒に任せてバカ騒ぎとか、いかにも昭和世代というか
酒に任せてバカ騒ぎとか、いかにも昭和世代というか
洋榎「まーじゃあわかるやろ、ウチらもその内フェードアウトやわ」
洋榎「何か色目がどーだの贔屓がどーだので面倒やしなあ」
胡桃「それは鬱陶しいねえ」
洋榎「文化部やったらサークル作り放題らしいけど、麻雀は色々難しいって聞いたから、どーしたもんかと」
胡桃「あ、聞いたんだ」
洋榎「まあな」
洋榎「セーラと新しい麻雀サークル作ろうしたけど、国民的競技のサークルがあんま好き勝手分裂するのはよくないんだと」
胡桃「あー」
洋榎「せやから、今ウチが麻雀打つには、自力で集まるしかないねん」
洋榎「恭子は頭ええから違う大学普通に行ってもうたし、由子は西を捨てて関東行ってもうたしなあ」
胡桃「……麻雀するのも楽じゃない、ねえ」
洋榎「ネット麻雀も楽しいけど、やっぱりウチはダベりながら生の牌を触りたいんや」
胡桃「トラッシュトークはごめんだけどね」
洋榎「まあそう言わんと」
洋榎「何か色目がどーだの贔屓がどーだので面倒やしなあ」
胡桃「それは鬱陶しいねえ」
洋榎「文化部やったらサークル作り放題らしいけど、麻雀は色々難しいって聞いたから、どーしたもんかと」
胡桃「あ、聞いたんだ」
洋榎「まあな」
洋榎「セーラと新しい麻雀サークル作ろうしたけど、国民的競技のサークルがあんま好き勝手分裂するのはよくないんだと」
胡桃「あー」
洋榎「せやから、今ウチが麻雀打つには、自力で集まるしかないねん」
洋榎「恭子は頭ええから違う大学普通に行ってもうたし、由子は西を捨てて関東行ってもうたしなあ」
胡桃「……麻雀するのも楽じゃない、ねえ」
洋榎「ネット麻雀も楽しいけど、やっぱりウチはダベりながら生の牌を触りたいんや」
胡桃「トラッシュトークはごめんだけどね」
洋榎「まあそう言わんと」
胡桃「あ、もう授業始まってる!!」
洋榎「うわ、話し込んでて気付かんかったな」
胡桃「ごめん、もう行くね!」
洋榎「おう、がんばってー」 ヒラヒラ
胡桃「いやそっちも授業でしょ!?」
洋榎「ウチはトイレいってからいくわ~」
胡桃「のんき!」
洋榎「まあまあ」
胡桃「もう、知らないからね!」
胡桃「それじゃ! ごちそうさま!」 ドヒューン!
洋榎「がんばってや~」 ヒラヒラ
セーラ「あれ、入れ違い?」
洋榎「おかえりー」
セーラ「5限あるけど4限ないから暇やねんけど、二人共授業かあ」
洋榎「うーん、しゃあない、自主休講したるわ!」
セーラ「さすがに最初の授業は出といた方がええで」
セーラ「ケッコー課題出すかとか言ってくれるみたいやし」
洋榎「分かっちゃいるねんけどなあ」
セーラ「特に洋榎はサークル辞めるかもしれへんのやろー」
セーラ「過去問もらえなキツい言うでー」
洋榎「あーせやな……しゃーない、出るかあ」
洋榎「しっかし世知辛い世の中やなあ、サークル入っとらんと人脈作るんも一苦労とは」
セーラ「有名人すぎて声かけてもらえへんパターンの奴やしなあ。しかも洋榎のノリはドン引かれたらおしまいやし」 ケラケラ
洋榎「めげるわーマジめげまくるわー」
セーラ「大学は人脈作るもんやからしっかりって船Qも言うとったんやけどねぇ」
洋榎「まあ、麻雀野郎以外との人脈広がるかもって思うと、これもありっちゃありかもしれんやん?」
セーラ「そんな人脈出来てへんけどな!」
洋榎「ま、とりあえず久々会ったアイツとはこっから仲良うなりたいところやな」
セーラ「はは、そうやな」
セーラ「……ところでさっきのあの娘、名前何て言うん?」
洋榎「え?」
セーラ「え?」
洋榎「……」
セーラ「……まさか……」
洋榎「な、なんやったっけなあ」
セーラ「おぅふ……」
セーラ「有名人すぎて声かけてもらえへんパターンの奴やしなあ。しかも洋榎のノリはドン引かれたらおしまいやし」 ケラケラ
洋榎「めげるわーマジめげまくるわー」
セーラ「大学は人脈作るもんやからしっかりって船Qも言うとったんやけどねぇ」
洋榎「まあ、麻雀野郎以外との人脈広がるかもって思うと、これもありっちゃありかもしれんやん?」
セーラ「そんな人脈出来てへんけどな!」
洋榎「ま、とりあえず久々会ったアイツとはこっから仲良うなりたいところやな」
セーラ「はは、そうやな」
セーラ「……ところでさっきのあの娘、名前何て言うん?」
洋榎「え?」
セーラ「え?」
洋榎「……」
セーラ「……まさか……」
洋榎「な、なんやったっけなあ」
セーラ「おぅふ……」
体育会系のノリと体育会系の強要は違うしなあ
前者ならいいけど勘違いした後者ばかりだとだるくなる
支援!
前者ならいいけど勘違いした後者ばかりだとだるくなる
支援!
その晩、塞と食事をとりながら、再会したことを話した。
それで、暗かった大学生活に、色が付き始める。
塞「へえ、いいじゃん。あの愛宕さんと打てるなら、私も打ちたい」
胡桃「あ、興味示すんだ」
塞「まあね」
塞「理系キャンパスなのもあって、皆デジタル一辺倒だし」
塞「たまには勢いとか流れとか、そーいう非科学的な麻雀に溺れたいわ」
胡桃「麻雀出来てるだけ幸せじゃないかなあ」
塞「まーね」
塞「ちょっと遠いけど、私もそっち遊びに行こうかなあ」
胡桃「え?」
塞「私木曜日授業1限だけだし、午後からなら行けるかも」
胡桃「うーん……」
胡桃「ただ私メアドとか聞いてないから、また次いつ会うかわからないよ?」
胡桃(見つけても声かけるかわからないし、声かけられるかもわからないし)
高校までの体育会系ノリと大学からの体育会系ノリってかなり違う感じ
馴れるものだけど最初は死ぬほど寒く感じた
馴れるものだけど最初は死ぬほど寒く感じた
>>56
ノリというよりダメな部分が出てるからしょうがないね
ノリというよりダメな部分が出てるからしょうがないね
そんなことを思って、一週間。
今日もパンを買おうかと思って購買に行くと、貴女は居た。
洋榎「おーい、いいんちょ」
胡桃「……誰?」
洋榎「それはいいんちょって呼称についてであって、ウチに対する言葉じゃないよな!?」
セーラ「いやー、自分の名前思い出されへんかってん」
セーラ「せやから、とりあえず委員長っぽいからそう呼んどくかーってこの前なってな!」
洋榎「五月蝿いクラスメートを一喝するトコなんてまさにいいんちょって感じやったで!」
セーラ「見た目的に小学校の学級委員長やな!」
胡桃「うるさいそこ!!」
洋榎「きゃーいいんちょが怒ったー!」
セーラ「帰りの会で怒られてまうー!」
胡桃「もう! 公衆の面前ではしゃがないの!」
洋榎「はーい」
今日もパンを買おうかと思って購買に行くと、貴女は居た。
洋榎「おーい、いいんちょ」
胡桃「……誰?」
洋榎「それはいいんちょって呼称についてであって、ウチに対する言葉じゃないよな!?」
セーラ「いやー、自分の名前思い出されへんかってん」
セーラ「せやから、とりあえず委員長っぽいからそう呼んどくかーってこの前なってな!」
洋榎「五月蝿いクラスメートを一喝するトコなんてまさにいいんちょって感じやったで!」
セーラ「見た目的に小学校の学級委員長やな!」
胡桃「うるさいそこ!!」
洋榎「きゃーいいんちょが怒ったー!」
セーラ「帰りの会で怒られてまうー!」
胡桃「もう! 公衆の面前ではしゃがないの!」
洋榎「はーい」
胡桃「……結局このメンツで御飯なんだ」
洋榎「まあええやん、互いに一人は寂しいやろ」
胡桃「セーラさん?がいるじゃん」
セーラ「セーラでええよ」
洋榎「ウチは洋榎でええで!」
洋榎「もしくは気さくに浪速の美少女とでも呼んでや」
胡桃「んじゃあ改めてよろしく、セーラ、埴輪の微症状」
洋榎「なんでや!」
胡桃「とにかく……セーラいるなら、ぼっちじゃないじゃん」
洋榎「ああ、いや、セーラはそろそろサークルにも顔出さなアカンやろうし」
胡桃「あ、セーラは普通に麻雀サークル入ってるんだ?」
セーラ「ま、体育会ノリが嫌いってわけじゃないしな!」
洋榎「ちゅーわけで、この時間は、ウチに付き合ってもらうでー!」
胡桃「あー、もうっ」
胡桃「そのかわり、ジュースくらいおごってよねっ」
洋榎「任せとけー」
洋榎「実家ぐらし特待生の裕福さを見せたるわ!」
胡桃(気持ち悪い!!)
そんなこんなで、なぁなぁの内に、週に一度は一緒にお昼をするようになった。
別に断る理由はないし、それに――今だから認められるけど、すごく嬉しかったから。
毎週の楽しみになってきて、距離はどんどん縮まっていった。
もっとも、私にとっての貴女ほど、貴女にとっての私は大きな存在ではなかったのだろうと思うけど。
実際、貴女が私やセーラ以外の知らない人と談笑するのを何度か目撃している。
きっと貴女にとって、私は『大勢の仲間』の一人なのだろう。
それでも貴女と一緒にいるのは楽しくて。
明確に約束したわけでもないのに、毎週馬鹿みたいに律儀に会って。
そして、その短い時間だけの関係が終わりを迎える。
洋榎「なあ、来月、時間あわせて皆で麻雀でもせぇへん?」
貴女の言葉で、ただの昼休み一緒に食べる程度の仲から、プライベートで遊ぶ仲にまで発展した。
断る理由も見つからなくて、結局二つ返事でオーケーし、そして貴女のメールアドレスを手に入れた。
部長が絶対にニヤニヤしながら掻き回しに来そう、はるると二人で(核心)
洋榎ちゃん気が小さいとこあるから体育会系ではないというのもわかる気がする
>>83
数ヶ月後、そこには仲人をつとめる二人の姿が!!
数ヶ月後、そこには仲人をつとめる二人の姿が!!
作中一番体育会系っぽいのはシズ
次に意外と末原ちゃん(インテリマッチョっぽい)、あとガイトさんもそうかな
次に意外と末原ちゃん(インテリマッチョっぽい)、あとガイトさんもそうかな
洋榎「どーもー」
塞「どうも、臼沢塞です」
セーラ「セーラやでー!」
洋榎「ウチのことは、いいんちょと全国でやっとるとこ見て知ってくれとるよな?」
洋榎「大阪の女神こと愛宕洋榎とはうちのことやで!」
胡桃「ごめんねこの人ちょっと頭おかしくて」
洋榎「ツッコミに1ミリも愛がないッ!」
塞「ていうか、委員長って?」
セーラ「あだ名みたいなもんやなー」
洋榎「ウチとセーラの間じゃそれが定着してもうてなあ」
塞「何でまた……」
胡桃「気にしないで、この人も1日に5分くらいはまともな時間があるんだけど」
洋榎「そこまで頭おかしないからね!?」
塞「どうも、臼沢塞です」
セーラ「セーラやでー!」
洋榎「ウチのことは、いいんちょと全国でやっとるとこ見て知ってくれとるよな?」
洋榎「大阪の女神こと愛宕洋榎とはうちのことやで!」
胡桃「ごめんねこの人ちょっと頭おかしくて」
洋榎「ツッコミに1ミリも愛がないッ!」
塞「ていうか、委員長って?」
セーラ「あだ名みたいなもんやなー」
洋榎「ウチとセーラの間じゃそれが定着してもうてなあ」
塞「何でまた……」
胡桃「気にしないで、この人も1日に5分くらいはまともな時間があるんだけど」
洋榎「そこまで頭おかしないからね!?」
塞「それで、今日はどこで打つんです?」
洋榎「え?」
セーラ「ん?」
塞「え?」
洋榎「……」
セーラ「……」
塞「え、まさか決まってないんじゃ……」
洋榎「そんなん決まってるわけないやん」
セーラ「テキトーテキトー」
胡桃「うわあ、無計画でダメな大人だ!」
洋榎「あ、じゃあ、いいんちょの家とかええんちゃう」
胡桃「!?」
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