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    元スレほむら「仲間になってくれる魔法少女が……」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 巴マミ両親生存ルート + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 189 :

    古代都市ワクテカ

    202 = 135 :

    キリカ「何度も何度もだって?何を言って……」

    織莉子「……やっぱり。それなら貴方の存在が理解できるわ。
        貴方は時間を繰り返し、何度も何度も同じ光景を見てきたのね」

    ほむら「…………」

    織莉子「でも……そうであれば尚の事。貴方には世界を救えない。
         それを貴方自身が証明してしまっていることに気付かないの?」

    ほむら「今までは確かに駄目だった。でも今回は違う」

    織莉子「同じだわ。私は知っている。貴方は、今回も失敗するわ。今までと同じように、失敗する」

    ほむら「違うわ。今回は今までと違う。この時間軸には……あなたたちが居る」

    204 = 135 :

    織莉子「……私たちが協力すれば、鹿目まどかを殺さなくても世界を救える。
        貴方は、そう思っているのね」

    ほむら「その通りよ。あなたが視た未来は、あなたが干渉することでいくらでも変えられる。
        今までだって、そうやって少しずつ未来を変えてきたのでしょう?」

    織莉子「鹿目まどかの魔女ほどではないにしても、ワルプルギスの夜は現時点では最大級の魔女。
        勝てるかどうかも分からない相手に挑むより、私は……確実な方法を取るわ」

    ほむら「っ……」

    今回なら……美国織莉子がまどかと親しく接しているこの時間軸なら。
    まどかを殺すことを躊躇するかも知れない、そう思った。
    でも、彼女の意志がこれほどまでに固いなんて……。

    やっぱり、駄目なの……?
    今回もやっぱり、美国織莉子と敵対するしか……

    キリカ「あ、あのさ、織莉子。私は、どんな魔女にだって負けないよ?」

    ほむら「っ!」

    205 = 159 :

    俺がいる!

    206 = 189 :

    しえん

    207 = 135 :

    キリカ「たとえその……ワルなんとかの夜が相手だって。私は負けたりなんかしないよ」

    織莉子「キリカ、貴方……」

    キリカ「あ、え、まぁ、その、えっと、もちろん、私は織莉子の判断に従うよ。でも、だから、あの……」

    揺れてる……?
    意外だわ。
    呉キリカの方がまどかを殺すことに躊躇うだなんて……。
    でも、それならまだ諦めるわけには……!

    ほむら「……美国織莉子。
        あなたは覚えていないでしょうけど、私はあなたに言われたことがあるわ。
        “自分は道が昏いなら自ら陽を灯す。違う道に逃げ続けている貴方とは違う”と」

    208 = 138 :

    やっとほむらが出てきたか
    退屈だった

    209 = 135 :

    織莉子「……それが何か?」

    ほむら「私はあなた達が歩もうとしている道よりも、より明るい道を示した……。
        それなのに今、違う道に逃げようとしているのは、誰かしらね」

    織莉子「っ……黙りなさい、馬鹿なことを言わないで。私は……!」

    まどか「あの、すみませーん……」

    織莉子「ッ!」

    ほむら「っ……!?」

    まどか「わたし、忘れ物を……えっ?ほむらちゃん……?」

    210 = 189 :

    しえん

    211 = 135 :

    まどか!?
    こんな時に、なんてタイミングで……!

    キリカ「!織莉子、待って!」

    ほむら「っ……!」

    まどか「お、織莉子さん?」

    しまった!
    まどかに気を取られた一瞬のうちに、美国織莉子はもう攻撃の態勢を……!
    まずい、変身を、時間を、駄目、このタイミングじゃ、間に合わな……

    ほむら「ッ……まどか、逃げてぇえッ!!」

    織莉子「……ごめんなさい」

    まどか「え……」

    213 = 135 :

    ほむら「…………え……?」

    まどか「あ、あの……えっと……?」

    織莉子「…………」

    キリカ「織莉子……?」

    もう、無理だと、おしまいだと思った……でも……。
    美国織莉子は、まどかを攻撃しなかった……?

    織莉子「ごめんなさい、お父様……。私は、機会を一度、みすみす、逃します……」

    まどか「……?」

    織莉子「……どうぞ、まどかさん。忘れ物はこれでしょう?」

    まどか「えっ、あ、はい……」

    214 = 189 :

    しえん

    216 = 135 :

    織莉子「……あなた、まだ名前を聞いてなかったわね」

    ほむら「……暁美、ほむら」

    織莉子「暁美さん……。あなたに、協力してあげるわ」

    ほむら「!本当に……!」

    織莉子「ただし、全て協力するわけではない。
         詳しいことは……また後日、お話しましょう。
         今日はもう、帰っていただくわ。まどかさんを、送って差し上げて」

    まどか「え、えっと……?」

    織莉子「さようなら、まどかさん。また一緒にお茶を飲める日が来ることを、楽しみにしてるわ」

    まどか「……は、はい。それじゃ、失礼します……」

    217 = 135 :




    キリカ「織莉子、きみ……」

    織莉子「貴方、私があの子に攻撃しようとした時、“待って”と言ったわね。
        私たちの救世を成し遂げる最大の機会だったのに……どうしてあんなことを言ったの?」

    キリカ「それは、その、えっと、あの、だって、あの……」

    織莉子「怒ってるわけじゃないわ。ただ訊いてるだけだから。落ち着いて話して?」

    キリカ「う……。そりゃあ、織莉子は私の一番で、全部の中で一番で、
        全てにおいて優先順位は一番だ。そして恩人は二番だ。
        織莉子が一番で、恩人は二番…。でも……」

    織莉子「でも?」

    キリカ「……まどかは、私の二人目の友達なんだ」

    218 = 189 :

    しえん

    219 :

    長編だな支援

    220 = 135 :

    織莉子「……そう」

    キリカ「それじゃあさ、織莉子は……織莉子はどうして、さっき攻撃しなかったの?
        暁美ほむらは防御も回避も反撃も間に合ってなかった。
        やろうと思えばやれたはずなのに。どうしてやらなかったの?」

    織莉子「まどかさんの姿を見た時はもちろん、やるつもりだったわ。
        でも……あの子に名前を呼ばれたら……体が止まってしまったの。
        私だって、本当は、あの子を……」

    キリカ「織莉子……」

    そう、あの子は……私を私として見てくれる二人目の子。
    それも初めてできた、私を私として慕ってくれる、可愛らしい後輩……。
    だから私は、出来るのなら、本当に出来るのなら、あの子を殺したくなんてない。

    ……それでも。

    織莉子「それでも私は、自分の使命を忘れない。私の使命は、この世界を救うこと。
        暁美ほむらには一応の協力姿勢を見せるけれど、必要に迫った時には……」

    キリカ「うん……わかってる。恩人は確かに恩人で、友人だ。私たちの世界を守ってくれた。
        でも、あの子が今度は私たちの世界を滅ぼそうとするのなら……。
        私は、恩人でも友人でも、故人にすることができる」

    221 = 160 :

    ダメだ眠い…

    起きたら読むからみんな保守よろしく!

    222 = 135 :

    帰り道

    ほむら「鹿目さん、あなた……彼女の正体を知ってたの?」

    まどか「正体って……魔法少女のこと?」

    ほむら「……やっぱり、知ってたのね」

    美国織莉子の変身に対しての反応から推測はできたけれど……。

    ほむら「いつ、どこで知ったの?」

    まどか「あ、うん……。実はね、今日みんなと別れたあと、魔女に襲われちゃって……。
        その時に織莉子さんとキリカさんが助けてくれたの」

    ほむら「っ……そう、だったの」

    そう言えば不自然に消えた結界が1つあったけれど、まさかこの子が巻き込まれていたなんて。
    まどかを守るはずの私がこの子の危険に気付きすらせずに、
    まどかを殺そうとしていた彼女たちがこの子を救った……皮肉なこともあるものね。

    223 :

    がんばれ

    224 :

    期待してます

    225 = 164 :

    ほむ

    227 :

    >>226
    なにしてんだ起きろ

    228 = 135 :

    ほむら「……さっきは、驚かせてしまってごめんなさい。
        ちょうどあなたが来たのと同時に、魔女の気配がしたから……」

    まどか「あっ、そうだったんだ。えっと、ほむらちゃんも……」

    ほむら「えぇ、魔法少女よ」

    まどか「それじゃ、ほむらちゃんも契約して……?」

    ほむら「……えぇ、そうね。契約して、魔法少女になったわ」

    まどか「…………」

    ほむら「鹿目さん?」

    まどか「あ……ううん、ごめんね。その……ほむらちゃんはさ。今、幸せじゃ、ないの……?」

    ほむら「え……?」

    230 = 135 :

    まどか「あ、えっとね、えっと……織莉子さんに、言われたんだ。
        絶対に魔法少女なんかになるな、って。今の幸せな生活も、全部なくなっちゃうから、って。
        そ、そうなの?魔法少女って、そんなに辛いものなの……?」

    ほむら「……彼女の言う通りよ。魔法少女なんて、絶対にならない方が良い。
        魔女との戦いは命がけだし、実際に……私の先輩も、友達も、みんな命を落としたわ。
        数え切れないほどの死を、私は見てきた」

    まどか「っ……」

    ほむら「それに、願いが叶ったからと言って、それが必ずしも良いことだとは限らない。
        他人の幸せを願ったのに、結果として他人も自分も不幸にしてしまった子もいる」

    まどか「そ、そんなのって……」

    ほむら「……あなた、まだ契約を持ちかけられてはいないわね?」

    まどか「う、うん……」

    231 = 135 :

    ほむら「これから先、あなたに奇跡を約束して取り入ろうとするものが現れるかもしれない。
        でも、絶対にそいつの言いなりになっては駄目よ。約束して」

    まどか「お……織莉子さんにも、同じこと言われたよ……」

    ほむら「!そう……。それなら、わかってくれるわね」

    まどか「うん……。最初はちょっと、かっこいいななんて思っちゃったけど……。
        キリカさんや織莉子さん、ほむらちゃんにもおんなじこと言われちゃったら、
        やっぱりわたしの考えが甘かったんだな、って……。ありがとう、ほむらちゃん」

    ほむら「分かってくれたなら良いの。あなたは、魔法少女になんてなる必要はないわ」

    ……美国織莉子も、私と同じことを……。
    考えは似ているはずなのに、どうしてここまで食い違ってしまうのかしら。

    でも今回はなんとか協力まで漕ぎ付けた。
    今までの時間軸とは、何もかもが違う。
    この時間軸なら、今度こそきっと、まどかを救えるかも知れない……。
    いや、救い出してみせる……!

    232 = 135 :

    翌日、放課後

    まどか「――さやかちゃん、さやかちゃん?」

    さやか「……へっ?あ、ご、ごめん、何?」

    仁美「一緒に帰ろうと、さっきから何度も言ってますのに……」

    まどか「今日1日中ぼーっとしてたし……ううん。
        今日だけじゃなくて、最近なんだか変じゃない?何かあったの?大丈夫?」

    さやか「あー、あはははは!ごめんごめん!
        いやー、最近ね、久し振りに漫画読み返してたら止まらなくなっちゃって……。
        それでちょーっと寝不足気味なのよね!」

    仁美「まぁ……。でも、良かったですわ。てっきり病気か何かかと思って心配しておりましたのよ?」

    まどか「ただの寝不足なら良いんだけど……」

    233 = 135 :

    さやか「悪いね、心配かけちゃってさ!それから更に申し訳ないんだけど、
        あたし今日ちょっと用事があって……待たせといてごめん!先に帰るね!」

    まどか「あっ……行っちゃった」

    仁美「寝不足という割には、ずいぶん元気ですのね……」

    ほむら「…………」

    最近、美樹さやかの様子が何かおかしい。
    まさか、キュゥべえの接触を受けた……?
    いや、それは考えがたい。
    美樹さやかに接触しておいてまどかを無視するなんて、考えられない。

    だとすれば、何か他の理由……?
    それとも私の考えすぎで、本当にただの寝不足?

    ……気になるけれど、正直今はそれどころじゃない。
    特に今日は、私も外せない大切な用事があるのだから。

    234 = 149 :

    朝起きたら完結してるかな

    235 :

    どう考えてもあんたのせい

    236 = 149 :

    せっかくまどかって呼んだんだから気付きなさいよ

    237 = 135 :




    ほむら「……こんにちは」

    キリカ「…………」

    織莉子「意外と早かったわね。急いで来てくれたのかしら」

    ほむら「あなたなら私が来る時間も知っていたんじゃないの?」

    織莉子「私だって、いつでも未来を視ているわけじゃないわ。魔力だって使うのだから。
        これから協力する上では、予知能力をあまり万能なものと思ってもらっては困るわね」

    ほむら「万能でなくて助かったわ。まどかを殺される前にあなたたちに会えたから」

    キリカ「ねえ!キミはそんな話をしに来たの?早くこれからのことについて話そうよ!」

    ほむら「……そうね、ごめんなさい。これからの話を始めましょう」

    238 = 135 :

    織莉子「まず確認させてもらいたいのだけど……貴方の魔法は、時間操作ね?」

    ほむら「その通りよ。基本的には、時間を止めるだけだけど」

    織莉子「時間を巻き戻す魔法は、あまり多くは使えない?」

    ほむら「えぇ。だから私が戦闘で使うのは、時間停止だけ」

    織莉子「そう。私たちの魔法については知っているの?
         貴方は既に私たちに“会っている”のでしょう?」

    ほむら「そうね……一度だけ。ただ、呉キリカさん。あなたの魔法についてはあまり知らないわ。
        速度操作、ということで良いのかしら」

    キリカ「間違ってはいないけど惜しいね。私のは速度低下。速さを上げるのはできないよ」

    織莉子「1つ……訊いても良いかしら」

    ほむら「構わないわ。何?」

    織莉子「その世界の私たちは……救世を成し遂げることができたの?」

    239 = 135 :

    ほむら「……えぇ。あなたたちは、あなたの目標を達成したわ」

    織莉子「それはつまり……」

    ほむら「まどかを殺すことで、世界を救った」

    そう、まどかは殺された。
    みんな絶望を乗り越えて、協力して。
    全員でワルプルギスの夜を越える望みが生まれたと思った、次の瞬間。
    まどかは殺された。
    せっかく希望が生まれたのに、こいつらに、まどかは……。
    こいつらのせいで、まどかは……。

    キリカ「っ!」

    織莉子「……貴方」

    ほむら「…………ごめんなさい。嫌なことを思い出してしまって……。
        話を本筋に戻しましょう。確認するべきことはまだあるわ」

    織莉子「えぇ……そうね。話を進めましょう」

    241 = 135 :

    ほむら「美国さん、あなたは“全て協力するわけではない”と言っていたわね。
        あれは、どういう意味かしら。あなたはどの程度協力してくれるの?」

    織莉子「まず……ワルプルギスの夜との戦いだけど。
         これを手伝うのはキリカだけ。私は離れた場所で待機しておくわ」

    ほむら「……なぜ?」

    織莉子「鹿目まどかを監視するためよ。彼女があいつに唆されないよう、私が監視する。
         だから、私は戦えないわ。そもそも私の能力は戦闘では回避くらいにしか役に立たない。
         貴方の時間停止とキリカの速度低下があれば、私の予知は必要ないでしょう」

    ……協力するわけでないと言う割には、十分に協力的ね。

    確かに彼女の言う通りかも知れない。
    今までは全員であいつと戦うことしか考えていなかったけれど、
    ワルプルギスの夜との戦いの間、誰かがまどかを見張っていれば、
    キュゥべえに唆されて契約してしまうこともなくなる……。

    242 :

    ほむ

    243 = 185 :

    ほも

    244 = 135 :

    美国織莉子の魔法なら、監視の効果は十分すぎるほど期待できる。
    けれど、不安がないわけじゃない。
    それはまどかの監視ではなく……。
    本当に2人だけであいつに勝てるのか。

    確かに、呉キリカは強い。
    魔法少女狩りなんて事件を起こして、本人はまったく無事でいられるくらいだ。
    その戦闘能力の高さは、並みの魔法少女を遥かに上回っているのだろう。
    でも……。

    ほむら「正直、戦力は少しでも多い方が良いのだけど。加勢は期待できないかしら」

    織莉子「言ったでしょう。私が加わったところで、大した戦力にはならないわ。
        確かに攻撃の回避率は上がるでしょうけど、それだけよ。
        それなら鹿目まどかを見張っていた方が効果的だとは思わない?」

    ほむら「……そうね」

    245 = 135 :

    織莉子「もし戦力に不安があると言うのなら、更に仲間を増やすという手もあるわ。
         見滝原と風見野には素質を持った子が居る。
         彼女たちに魔法少女になってもらえばワルプルギスの夜を倒せる可能性は上がると思うのだけど」

    ほむら「……私は、あの子たちにも魔法少女になって欲しくない」

    キリカ「へー。暁美ほむらはすごいね、すごいすごい。
        恩人だけでなくその子たちまで守ろうとしてる。キミは聖人にでもなるつもりなのかな?」

    ほむら「そんなつもりはないわ」

    織莉子「犠牲を出さずに全てを救うつもり?
         そんな甘いことを言っているようでは、覚悟が足りていないように感じてしまうわね」

    ほむら「……犠牲なら、今まで嫌と言うほど出してきた。でもそれでは駄目だったの。
        だから今度は、違う方法を試してみるだけよ。
        それに、戦い慣れていない魔法少女なんて、足手まといになるだけ。
        ワルプルギスの夜が来るまで十分な時間があるわけではないのだから。そうでしょう?」

    246 = 135 :

    織莉子「……まぁ、その通りね。それに、あまりキュゥべえに見滝原周辺をうろつかれても迷惑だし。
        そのために魔法少女狩りなんて起こしたんですもの」

    ほむら「その魔法少女狩り、まだ続けるつもり?」

    織莉子「えぇ。本当はあれの正体を見つけたらやめるつもりだったけれど、
        少なくともワルプルギスの夜が来るまでまどかさんから目を逸らさないといけないのでしょう?
        だったら、まだ続けるわ。……残念だけど、これも仕方のない犠牲よ」

    ほむら「…………」

    キリカ「まさか止めたりなんてしないよね?それとも何か、キミには良い案があるの?」

    ほむら「……いいえ。わかったわ、魔法少女狩りを続けてちょうだい。
        あの子からキュゥべえの目を逸らすために」

    247 = 135 :

    キリカ「ちぇっ、なんだ。“続けてちょうだい”だって。結局人任せか」

    ほむら「私はあまり目立ちたくないの。
        私が目を付けられれば、傍にいるまどかの存在に気付かれてしまう恐れがある」

    織莉子「キリカ、気持ちはわかるけれど暁美さんの言う通りよ。
         まどかさんから目を逸らしたいのなら、暁美さんには大人しくしておいてもらった方が良いわ」

    キリカ「ま、全然良いんだけどさ。今までだって私1人で余裕だったんだしね」

    織莉子「でも、あれの正体が分かった今なら、少しだけあなたの負担を減らしてあげられるわ。
         まどかさんから目を逸らすための、必要最低限の戦いで済ませられる」

    キリカ「そっか。ありがとう織莉子!」

    248 = 219 :

    249 = 138 :

    さるよけ

    250 = 235 :

    さるったら寝るというなら支援を継続せねばなるまい


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