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    元スレほむら「みんなが必殺技を使い始めた……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ほむら + - 厨二病 + - 巴マミ + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ほむら「どうしてこんな事に……」

    ほむら「軽く調子を合わせてあげるだけだったんじゃないの?」

    ほむら「なんとかしなくちゃ……」

    ほむら「みんな巴マミに毒されてる……!」

    2 :

    いままでありがとうございました
    これで完結になります
    応援してくれたみなさんさよなら!!




    おしまい

    3 :




    4 = 1 :

    ──ほむホーム──


    ほむら「はい、という訳で『第二回 巴マミ厨二病対策会議』を始めたいと思います」

    杏子「何が『という訳』なんだよ」

    まどか「対策会議?」

    さやか「今日、用事あったんだけどなー」

    まどか「あー、上条くんのとこ?」ニヤニヤ

    さやか「ち、違うって! あたしだってそんな恭介のとこばかり……///」ゴニョゴニョ

    ほむら「そこ、私語は慎むように」

    ほむら「えー、昨日、魔女退治を行った訳だけど、何かおかしい点に気が付かなかったかしら?」

    ほむら「はい、佐倉杏子」ビシッ

    杏子「へっ! あ、あたし!?」

    5 :

    長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
    ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
    パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
    今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
    皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
    長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
    またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。

    6 = 1 :

    杏子「おかしな点って言ってもなー」

    杏子「いつも通り結界見つけて、いつも通り使い魔倒して、いつも通り魔女を見つけて」

    杏子「いつも通りお前とまどかとマミが援護して、いつも通りさやかが牽制して」

    杏子「いつも通りあたしの紅龍の顎【クリムゾン・バイト】でとどめ──

    ほむら「はい、ストップ」

    一同『???』

    7 :

    ふむ。

    8 :

    紅龍の顎【クリムゾン・バイト】
    効果:相手は死ぬ

    9 :

    前にマミさんが考えてあげたやつか

    10 :

    >>8
    だからさぁ・・・・・・

    11 = 1 :

    ほむら「なんでナチュラルに必殺技を使ってるのよ。変でしょう? おかしいでしょう?」

    杏子「? 何が?」キョトン

    ほむら「っ……! もうそこまで……」

    ほむら「いい? ついこの間までティロ・フィナーレ(笑)とか言ってたくせに」

    ほむら「普通に必殺技を使ってる訳よ。あなたも、あなたも、あなたも!」ビシッビシッビシッ

    杏さやまど(ビクゥ!!!)

    12 = 1 :

    さやか「……あー、なんとなく言いたいことはわかったわ」

    ほむら「わかってくれたようね」

    杏子「つまり普通じゃない必殺技を使えってことか?」

    まどか「超必殺技だね!」

    ほむら(……おバカだとは思ってたけどここまでとはっ……!)

    13 :

    書き溜めはあるのかな?

    15 :

    さやかとまどかの必殺技も知りたいところ

    16 = 1 :

    さやか「違う違う、つまりこいつはさ」

    さやか「あたし達がマミさんに付き合って必殺技を使い始めたのが気に入らないって言ってんの」

    ほむら「まあ、有り体に言えばそういうこと」

    ほむら「そもそも事の発端は、巴マミがみんなの必殺技の名前を考えてきたからだったわ」

    杏子「あー、そういやそんな事もあった気がするなー」

    ほむら(……爬虫類並の記憶力ね)

    17 = 1 :

    ほむら「巴マミの期待を裏切れない、かといって必殺技を叫ぶのは恥ずかしい」

    ほむら「そこで私達は今後どうするべきかを話し合った。つい先日の事よ」

    まどか「うん、結局私達がマミさんに合わせるって事で解決したんだよね」

    ほむら「してないから。 むしろ悪化しているから!」

    ほむら「まさか厨二病が伝染性の病気だとは知らなかったわ……」

    18 = 1 :

    さやか「えーと確か、初めはマミさんの持ってきた黒歴史ノートを見てひとしきり笑った後」

    さやか「余りにもかわいそうだから、軽く調子を合わせてあげようって感じになって」

    ほむら「ええ、頃合を見て段々やめていく……みたいなノリだったはずよ」

    ほむら「それなのに! いつの間にかみんな嬉々として使ってるじゃないの!!」

    杏子「紅龍の顎【クリムゾン・バイト】とか?」

    さやか「狂嵐の蒼剣【シュトゥルム・シュヴェーアト】とか?」

    まどか「神翼の流星群【デウス・エクス・メテオール】とか?」

    ほむら「……連呼しないでちょうだい。いたたまれなくなってくるわ……」

    19 :

    凍れる時の秘宝【ザ・ワールド】

    20 = 9 :

    まどか「凍れる時の魔女【フリージング・ウィッチ】」
    さやか「凍れる時の魔女【フリージング・ウィッチ】」
    杏子「凍れる時の魔女【フリージング・ウィッチ】」

    21 = 1 :

    さやか「いやー、あたしもさ、初めは抵抗あったんだよ?」

    さやか「実際、何度か吹き出しそうになったし……」

    さやか「でもさ、叫んでる内に『あれ、ひょっとしてこれかっこいいんじゃない?』とか思えてきちゃってさ」

    まどか「あぁー、それわかるー」

    杏子「なんか爽快感があるんだよな」

    さやか「そう! 爽快感! やっぱ気持ちいいんだわ、これが」

    22 = 7 :

    カラオケが癖になるようなものだな。チガウ

    23 = 1 :

    まどか「ほむらちゃんだって気持ちいいいでしょ?」

    ほむら「??? 私は叫んだ事なんてないわよ」

    まどか「ええっ! だってみんなで必殺技使おうって約束したよね?」

    杏子「ほむらの必殺技は時間停止だったよな」

    さやか「うん、凍れる時の魔女【フリージング・ウィッチ】」

    さやか「そんで銃とか刀で攻撃するってのが、マミさんの考えてきた設定」

    まどか「血溜まりの祝祭【トリガーハッピー】と聖剣の祝祭【エクスカーニバル】だよ」

    ほむら「だから連呼しないで……」

    24 = 1 :

    杏子「ひょっとしてお前、時間止まってる間に技名叫んでないのか?」

    ほむら「当たり前でしょう」

    ほむら「誰も見てないのにわざわざ叫んでいたら、ただの痛い娘じゃないの」

    杏子「ええ~、そりゃないぜ~。誰も見てないからこそ視線を気にせず叫べるってもんだろ」

    さやか「あたしもてっきりアンタが一番気楽に叫んでるって思ってた」

    まどか「ほむらちゃんヒドイよ~。わたしだって最初は恥ずかしかったんだからね」

    ほむら(あれっ? なんか私が悪者の流れ!?)

    25 :

    トリガーハッピーwwwwwwwww

    26 = 1 :

    杏子「お前も恥ずかしっがってないで一度叫んでみろよ」

    杏子「新しい自分ってやつに出会えんぜ?」

    さやか「ほら、勇気を出して……」

    まどか「ほむらちゃんならきっと羽ばたけるよ……」

    27 :

    高二病から大二病にランクアップしたか

    28 = 7 :

    ほむら涙目の展開だなw

    29 :

    「大雪山おろしぃぃぃぃぃぃ!!」

    30 :

    ほむらがんばれー

    31 :

    もう時間停止してマミさん銃殺しろwww

    32 :

    マミ「…巴投げよッ」

    33 = 1 :

    ほむら「いやいやいやいや、おかしいおかしい」

    ほむら「いったん冷静になりましょう。元々あなた達もこちら側の人間だったでしょう?」

    ほむら「厨二病(笑)とか黒歴史ノート(笑)とか言って馬鹿にしてたじゃない」

    ほむら「あの頃の自分を思い出して……! お願いよ……」

    杏子「忘れちまったな……そんな昔の事はよ……」キリッ

    まどか「杏子ちゃんカッコイイ~!」

    さやか「やるじゃん! あんた!」

    ほむら(駄目だこいつ……早くなんとかしないと……!)

    34 :

    マミ「メタモルフォーゼ【変身】よ!」

    37 = 1 :

    ほむら「いいわ、わかった、わかりました」

    ほむら「そっちがそういう気なら、こっちにも考えがあります」

    杏さやまど(???)

    ほむら「戦争を、しましょう」ズラララララララララララ

    杏子「ちょっ! 室内でぶっそーなモン出すなよ!」

    さやか「銃口こっち向いてる! こっち向いてるってば!!」

    まどか「ほ、ほむらちゃん、お、落ち着いて……!」

    ほむら「私はとっても冷静よ、まどか」ニコッ

    杏子(ほ、ほむらが笑った……!)

    さやか(でも目がぜんっぜん笑ってない……!)

    38 = 1 :

    まどか「ほ、ほむらちゃん疲れてるんだよ。少し休もう、ね?」

    ほむら「優しいのね、まどか」

    ほむら「でも私、優しさなんて欲しくないの」

    ほむら「私が欲しいのは沈黙だけ」

    ほむら「今後、技名を叫ばないと約束してくれるのなら、二回頷いてちょうだい」

    ほむら「それ以外の動作は停止でさえ、敵対行為とみなして即座に攻撃に移るわ」

    杏さやまど コクコクッ!!!

    39 = 7 :

    強硬だなw

    40 = 1 :

    ほむら「よかった。もし約束を破ったらどうなるか……わかってるわよね」ジャキンッ

    さやか「わ、わかった! わかったから早くそれしまってよ!」

    ほむら「そう、聞き分けのいい子達で助かる………わ」パーン!

    さやか「うっわ!!!!!!!」

    杏子「う、撃ちやがった! 信じらんねー!!」

    まどか「さ、さやかちゃん! 大丈夫!?」

    ほむら「大丈夫、当ててないわ」

    杏子「当たり前だ! 馬鹿!」

    ほむら「……馬鹿?」ギロッ

    杏子「いえ、なんでもないです、はい」

    さやまど ガクガクブルブル

    41 :

    なにかトラウマでもあるのかw

    42 :

    何か戦場ヶ原さんがいるぞ

    44 = 1 :

    ほむら「えー、とにかくこれで私のお願いは理解して貰えたと思います」

    ほむら「他に質問等ありませんか、ありませんね?」

    杏さやまど『………』

    ほむら「では時間も時間ですし、これにて『第二回 伝染性巴マミ厨二病対策会議』を終了します」

    45 = 10 :

    >>43
    そうか?ありのままだったような気がするが

    46 = 1 :

    ほむら「えー、とにかくこれで私のお願いは理解して貰えたと思います」

    ほむら「他に質問等ありませんか、ありませんね?」

    杏さやまど『………』

    ほむら「では時間も時間ですし、これにて『第二回 伝染性巴マミ厨二病対策会議』を終了します」

    47 = 1 :

    >>46
    間違えた




    ──三人帰宅


    ほむら「ふぅ……なんとかなったわね」

    ほむら(それにしても興奮のあまりわけのわからないキャラになってしまったわ)

    ほむら(私としたことが、まどかの前ではしたない……///)

    ほむら(次からはいつものクールで優しいほむらちゃんでいかなければね……)

    48 = 9 :

    時間が繰り返した!?

    49 = 1 :

    ──数日後


    ほむら「……どういうことよ」

    ほむら「約束したわよね? 約束したわよね?」

    ほむら「まさか、忘れていたの?」

    ほむら「あれほど必殺技を使わないようにってお願いしたでしょう?」ピキピキ

    杏子「お、落ち着けよ、別に忘れてた訳じゃないって」

    ほむら「……じゃあ、どういう訳よ」

    杏子「あたしもさ、最初は使うつもりなかったんだ」

    杏子「だけどさ、最後に一回だけ、どうしてもやってみたかったんだよ」

    杏子「新必殺技をな!」

    50 = 1 :

    ──数時間前


    さやか「まどか! そっち行ったよ!」

    まどか「うん、まかせて!」バシュ!

    杏子「よっしゃ! 後は魔女だけだ」

    ほむら(よかった。みんな約束を守ってくれてるわ)

    ほむら(この分なら大丈夫そうね)

    マミ「佐倉さん、紅龍の顎【クリムゾン・バイト】……いける?」

    杏子「ちょい厳しいな……だがあたしに考えがある」


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