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元スレ七咲「先輩、部活やめちゃいました」

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51 = 11 :

森島√はよ

52 = 1 :

「壊すなんて、僕はそんなことっ!」

塚原「思えない?」

「そんなことっ……僕はっ…僕は……」

「……僕は…」

塚原「…はぁ」

塚原「今すぐにでも理解してなんて、そんなこと無理なのかもしれないけれど」

塚原「──橘くん、でもね、君は一回〝七咲から離れてしまっているのよ?〟」

「っ…!」

塚原「七咲から逃げてしまってる、彼女の言葉を認めないながらも、それでも彼女の言う通りにしてしまったじゃない」

塚原「君は出来るのよ、七咲を放っておくことが。怪我をして弱っていた七咲を、見捨てる事が───」

「──僕はっ…見捨ててなんかいない!!」

「塚原先輩っ…それは、違う! 僕は決して七咲を見捨ててなんかいない!」

塚原「……」

「確かに僕は三か月もっ…七咲から離れていたかもしれないっ! だけど!
   その間はっ…ずっとずっと僕はっ…! 七咲の事を忘れることなんて出来なかった!」

54 = 1 :

「夢にだって何度も出てきてっ……その夢を見るたびに、
   僕は自分の事を最悪な奴だと何度も何度も思いました…ッ!」

「だけど七咲を見捨てるなんてっ…僕は絶対にそう思った事はありませんっ!」

塚原「…詭弁ね、橘くん」

「なっ…!?」

塚原「君が実際そう思っていたとしても、それは七咲に伝わっているのかしら」

塚原「君がどれだけ七咲の事を大切に思っていたとしても、
   果たしてそれは言葉にしなくてもいい事だったのかしら」

塚原「想いだけにとどめて置いて、七咲自身に伝えなくてもよかったのかしら?」

「ぼ、僕だって伝えたかったですよ!? なのに、七咲は僕に会ってくれなくて! だから!」

塚原「甘いわよ」

「っ…!?」びくっ

塚原「──甘い、甘すぎる。橘くんそれは甘え過ぎ」

塚原「それってただ単に、怖かっただけでしょう?
   そのことを伝えて、それでも七咲に拒絶されてしまうのかもしれないと怖がっていただけじゃなくて?」

55 :

エゴイストしかいねえ

56 = 1 :

「僕は怖がってなんかいませんっ! た、確かにっ…前までの僕は
   そんなことを思っていたかもしれないっ…だけどっ…!」

塚原「今の自分は違うって言いたいのかしら?」

「っ……そうです! そうですよ! 僕はもう、怖がることはやめたんです!」

「だからこそこうやって七咲に会いに行こうとしてるんです!
   例え塚原先輩や、七咲がどう僕に言ったとしてもっ…僕はどうにかするつもりなんですっ!」

塚原「言わなかったかしら、もう遅いってことは」

「遅くなんてありませんよッ! 塚原先輩に何が分かるんですかっ…僕のことを全部知ってるとでも言うんですか!?」

塚原「………」

「さっきから黙って聞いてればっ…塚原先輩に言われる筋合いはありませんよそんなこと!
   七咲に関しての事は、僕だけで考えますよッ! 塚原先輩にとやかく言われる理由はこれっぽっちもっ!」

塚原「──橘くん」

「なんですかっ!? まだ何か言うつもりですかっ…もう退いてください、七咲に会いに行きますからッ…」

塚原「…だめよ」

57 = 1 :

「まだッ…そんなことを───塚原先輩に何が分かるっていうんですか!?
   七咲と僕の問題です! 貴女は関係ない、すっこんでてください!」

塚原「…関係はあるわ」

「関係がある!? じゃあ言ってみてくださいよ! 七咲と僕に、塚原先輩がどう関係があるのか!?」

「先輩はもう水泳部の繋がりは無いんですよ!? 七咲は部活を止めた、だから部活関連は認めませんからね!?」

塚原「…ええ、そうね」

「っ…じゃあなんですか、言ってみてくださいよッ…」

塚原「…」

塚原「…今、君が言ってた通り。私と七咲は部活という繋がりを失くしている」

塚原「同じ学校の先輩と後輩、ただそれだけの関係よ」

塚原「…七咲もそれを望んでいたのだろうし、そして七咲にも実際にそう言われた」


塚原「──私もね、君と一緒で〝七咲から拒絶されてるのよ、三か月前に〟」

58 = 1 :

「………え…?」

塚原「私も七咲から、もう会わないで下さいとお願いされたのよ。
   部活も辞めるし、これから学校生活で自分に構う事はしないでと断言されたわ」

「で、でもっ…先輩は…!」

塚原「ええ、君も知ってると思うけど。今は普通に七咲と関係を保っている」

「ど、どうしてっ…?」

塚原「わからない? 私はそう七咲に言われても」


塚原「───一度も逃げなかったのよ、七咲からね」


「っ……」

塚原「どれだけ拒絶されても、どれだけ逃げられても、どれだけ傷つけあっても」

塚原「今からこの三カ月の間……ずっと七咲から逃げることはしなかった」

塚原「私はずっとずっと、七咲に立ち向かっていたのよ」

塚原「……橘くん、君と違ってね」

59 = 33 :

「先輩良いんですか?エッチなゲームに出演してること七咲に言いますよ?」

60 = 1 :

「七咲に…会いに行きつづけたんですか…?」

塚原「ええ、もうどれだけ暴言を吐きあったのか忘れちゃったわね」

塚原「…だけど、そうやってきた過去があるからこそ」

塚原「私はどれだけ傲慢な事を、君に言っても許されると思ってる」

塚原「でしょう? 逃げた橘くんと違って、私はずっと立ち向かった」

塚原「問題に関わり合い続けた」

「っ……」

塚原「一人になってでも、頑張り続けた」

塚原「…そして、今の関係がある」

「あっ…うっ……」

塚原「───遅いのよ、もう。君が立ち向かう時はとっくに過ぎてしまってる」

塚原「今の七咲には、私の時と同じような問題は必要されてない」

塚原「だって変わってしまったのだから、七咲自身の力で」

塚原「……君はもう、七咲に必要とされてない。だから、こそ」

塚原「近づかないで、七咲には」

61 = 1 :

「………」ふら…

すた…すたすた…

塚原「……」

「そんなこと…僕は、ちゃんと七咲の事を思ってて…」

「どうしたらいいのかって悩み続けて…悩み続けて…今日やっと決心がついて…」

「なのに……なのに…僕は、もう必要とされてない…なんて」

すた…

「………」

塚原「──わかってくれたかしら、橘くん」

「………」

塚原「今の君は、どれだけの覚悟を持っていたとしても。それは〝今のキミ〟なのよ」

塚原「…あの時の橘くんが頑張っていれば、もっと今の状況は変わっていたのかもしれないわね」すたすた

塚原「──そのまま真っ直ぐに、七咲の教室を通り過ぎて帰りなさい」すた…

塚原「一回も教室へと視線を向けることなく、ただ真っ直ぐに前を向いて」

62 = 1 :

塚原「この廊下を渡り切りなさい、橘くん」

「……」

塚原「そうして自分の中の覚悟を消し去るの。もう七咲には──…自分は関係ないのだと」

塚原「決断するの、絶対に」

「……」

塚原「……七咲が廊下に出てくる前に、早く」

「………」

「……───」

すた……すたすた…

「………」

すたすた……すたすた…


『───あー美也ちゃん、それって何かな?』


「っ……」びくっ

63 = 1 :

『にっしし! これはね? 街で買ったキーホルダーなんだよ~』

『わ~…かわいい…』

『いいなぁ、何処で売ってたの?』


「……っ…」ぐぐっ…

すたすた…


『えーっとね。うん、それじゃあ一緒に買いに行こうよー! 三人でね!』

『ほ、本当に? でも…』

『逢ちゃん、大丈夫だよ? 私たちもついてるし…ね?』

『そうだよそうだよ! だーいじょうぶ! 逢ちゃんは直ぐにそんな事言うんだからっ』

『そうだよ…? 前だって変な事言うから、びっくりしちゃったし…』

『…うん、ありがと二人とも』


「………────」

すたすた………

64 = 1 :

ちょいトイレ

67 = 44 :

長いうんこだな

68 = 1 :

塚原「……はぁ」

塚原「……」

塚原(辛いかもしれないけれど、それは…駄目なのよ橘くん)

塚原「……見守っててあげてね、あの子を」

~~~~~~

公園

「………」

「……あー……」

「……駄目だ、何て言ったらいいのかわからないけれど…」

「変な事を言ってしまいそうになるよ…」

「……」

「──ああああああ!! 僕はっ…僕はぁあああああ!!」バタバタ!

「はぁっ…はぁっ……はぁーあ……」

「………塚原先輩が言ってる事は、全部正しいんだろう…」

69 = 1 :

「…例えそれが認めたくないモノだったとしても」

「……」

「──…今は、そうなってしまってるのだから……もう、仕方ないことなんだ…」

「…どうして逃げてしまったんだろう、僕は七咲から…」

「あれだけ彼女の事を心配してて…怪我をしたときだって、何度も何度もお見舞いに行ったのに…」

「入院してた時…一度も会ってくれなかったけれど…それでも僕は逃げることはしなかったのになぁ…」

「………僕は、本当に弱虫だ…」

「………はぁ…」がくっ…

「……もう遅い、か」

「そうだよなぁ…今さら反省したって、どうにもならないよな」

「──僕はもう、七咲の事を忘れてしまった方がいいのかもしれない」

70 = 47 :

よしよし素直に梨穂子ルートに行くんだ

72 = 1 :

「これからずっと、今まで通り七咲を………見て見ぬふりを続けて行く」

「どんなに七咲が困った状況であっても、それは僕が出て行く必要は無くて」

「……七咲自身が、一人で解決する事」

「もしくは、彼女とずっと向き合っていた人たちと一緒に」

「………」

カァーカァー…

「出来るかな、僕に」

「……いや、やらなくちゃいけないことなんだ」

「そうしなきゃ、七咲が困ってしまうんだ。だったらそれは、僕がやらなくちゃいけないことだろ」

(──そうだ、僕は変わらなくちゃいけないんだ。
   この七咲を大切にしたいという気持ちが嘘でなければ)

(七咲のことを本当に大切に思っているのであれば、七咲から離れることは…悪いことじゃないはず)

73 :

カタワ咲愛

74 :

この腑抜けは大将って呼べねえ

75 = 1 :

(むしろ良い事のはずだ。駄目だって思ってしまってる感情は、ただの自己満足に過ぎないから)

(…僕が七咲と離れたくないって、思ってしまってるだけの、我儘だから)

「……七咲の気持ちを考えられない奴が、なにを馬鹿な事を」

(だからそれはもう、消し去ることにしよう。僕は七咲の事を思って、離れることにするんだ)

(……これからずっと、卒業するまで、永遠に)

「……ふぅー…」がたっ

「ん、ん、ん~~~~っ……」ぐぐー

「っはぁ~……うん、すっきり」

「──よし、帰ろう! 帰ってから晩御飯食べて、ゲームをして、ネットをして」

「お宝本を見てから、感想文を書いて……寝る! よし完璧だな僕!」

「ははっ、なら善は急げだ。かーえろっと」すたすた

「……」すたたたたたた!

「…ん? 誰だ? こっちに走ってくるぞ…?」

76 = 1 :

(なんだろう…なんだか真っ直ぐこっちに向かって走ってきてるような…子供?)

「……───」すたたたたったた!

「…え? ちょ、ちょっと待って! やっぱりこっちに走ってきて、飛んだぁ!?」

「……っ!」ドッコン!

「ぐはぁっ!」バタリ

「っ…いてて……誰だ!? 僕のお腹に飛びクロスチョップをぶち込んできた奴は───」

「…っ…っ…っ」ばっばっば

「……!」ばっ!

「(にやり)」

「そ、それはっ……あの2555話でイナゴライダーが特殊な環境下でやった変身ポーズ…っ!?」

「……」こくこくっ

「そんなマニアックな事を知ってるのは!? ……やっぱり郁夫くんか」

「……」ピース

77 = 11 :

郁夫か

78 :

おもちろい

79 = 1 :

「よいしょっと…久しぶりだね、元気にしてた?」

郁夫「っ…っ…」こくこく

「そっか、それはよかったよ。にしても綺麗なクロスチョップだったなぁ…練習したの?」

郁夫「!」ピース

「なるほどね、だけどこの技は同級生にやったら駄目だぞ? …意外と強烈だから」

郁夫「? …!」こくこくっ

「良い子だ」

郁夫「………っ!」ブンブン!

「ん、どうしたの? 急に頭を振って…え? こんな空気にするつもりはなかったって?」

郁夫「っ…!」びしっ

「……僕を怒りに来たの? へ? どうして?」

郁夫「~~~~! っ!?」

「………お姉ちゃんを、悲しませたから」

80 = 1 :

郁夫「っ!」こくこく!

「それは……郁夫くん」

郁夫「っ! っ!?」

「あはは……うん、わかってるよ。ちゃんとわかってるんだ」

郁夫「……?」

「……君が言いたいことはちゃんとお兄ちゃんもわかってるよ、しっかりしろって話だよね」

郁夫「っ…っ…」こくこくっ

「───そっか、僕を怒りに来てくれたのか……本当に君はお姉ちゃんの事が大好きなんだね」

郁夫「!」こく!

「うん、郁夫くん……七咲を悲しませてごめん。僕、ちょっと分かってあげられて無かったんだよ」

「どんなに七咲が心細かったのか、どれだけ頑張っていたのかって……察してあげられなかったんだ」すっ

「…そんな馬鹿なお兄ちゃんを怒ってくれて、ありがとう」なでなで

郁夫「……?」

「うん? ……あはは、なんで悲しそうなのかって?」

81 = 1 :

「……それはね、もうお姉ちゃんとは会えないから…かな」

郁夫「!」

「あ、違う違う! お姉ちゃんに何かあったわけじゃないぞ?!
   …そうじゃなくて、僕に問題があったんだよ。郁夫くんには、ちょっと難しいもしれないけどね」

郁夫「?」

「今の七咲はさ、色々と大変だろう? 家とかでもさ」

郁夫「………」こく…

「日常生活が普通にこなせない以上、大変なことはたくさんあると思う」

「だけどね、郁夫くん……これはお兄ちゃんが身を持って経験した事だけど」

「───絶対に、お姉ちゃんから逃げるなよ?」

郁夫「?」

「姉弟だから、どこにも行かないって? …うん、確かにその通りだ」

「でも姉弟だからって離れ離れになる可能性もある、郁夫くんも年をとれば分かって行くと思うよ」

「だけど……お姉ちゃんだけは、絶対に離れようと思うな。いいな?」

82 = 1 :

郁夫「っ…! っ…!」

「あはは、そうだな。大好きだから離れるわけないよな、うんうん」

「頑張ってくれ郁夫くん、僕に出来なかった事を…君はやってくれ」なで…

郁夫「……?」

「僕はもう行くよ。郁夫くん、わざわざ僕を探して怒りに来てくれてありがとう」

郁夫「っ!? っ!」ぶんぶん

「え、探していたわけじゃない? 偶然だって? …それはベストタイミングだ」

「運命の神様も…ここで踏ん切りをつけろって、言ってるのかもね」

「それじゃあさようなら、郁夫君……元気でね」くるっ

郁夫「………」

だだっ

「───ごはぁ!?」どっこん!

ずさぁー……

83 :

このスレ一回落ちたの?

85 :

最近この手のSS多すぎ
大将はやる時はやる奴だがここまでクサい男じゃねえわ
別人だと思って見てるからいいけど

86 :

「せ、背骨がっ…ぐぉおおっ…!」

郁夫「っ……」ばっ

「い、郁夫くんっ!? ま、待って追い打ちをかけるのはやめて!」

郁夫「……」すっ

「ど、どうしたって言うんだっ? いきなり背中に飛び膝蹴りなんてっ…!
   正義の味方がするようなことじゃないぞ!?」

郁夫「………!」

「え…?」

郁夫「! …っ!? っ!?」

「…」

郁夫「!!?」びしっ

「郁夫くんそれは…」

郁夫「っ!!」ブンブン

「………そっか、まあそうだよね」すっ

ぱっぱっ…

87 = 86 :

「あはは…郁夫くんに言ってたの忘れてたよ、すっかり」

郁夫「…」ムスー

「さよならは、駄目だって言ってたね。別れるときは、次会うためにまたねって」

「それを言えるような男になれ! …なんて、かっこよく言ってた気がする」

郁夫「!」

「ごめんごめん、言った本人が忘れてたよ…ゴホン、それじゃあ改めて」

「またね、郁夫くん」

郁夫「っ! っ!」ぶんぶんっ

「あはは、じゃあね」ふりふり

すたすた…

「……またね、か」

「そんなこと、言えなかったなぁ……」

「……帰ろう」

~~~~~

美也「もっぐもっぐ…」

88 = 11 :

89 = 86 :

「…玄関でなにやってるんだ、美也」

美也「ふぁー、にぃに。ふぉかえり~」

「ただいま、なんで家の中に入らないんだよ」

美也「もぐもぐ…」

「まんま肉まん食べてないで答えろ」

美也「ふぉ、ふぉっとふぁっへ……ごくん」

美也「ふぃー! にっしし! やっぱり寒い冬に食べるまんま肉まんは美味しいね~」

「それには同意するけど、はやくカギを開けてくれよ」

美也「………」

「…美也? なにやってるんだ、確か今朝にカギを渡しておいたハズだったよな?」

美也「…ぴゅ~♪」ちらちらっ

「まさかっ…! 失くしたんじゃないだろうなっ!? 美也っ!」

美也「え、えーっとね~……にっしし」

90 = 55 :

>>85
キャラ崩壊だけじゃなくて携帯持ってたりネットやったりと時代背景を無視したものも増えたな

92 = 29 :

SSに何言ってんだ

93 = 86 :

「笑ってごまかすな! ど、どうするんだよっ…母さん達帰ってくるの夜だぞ!? 凍えて死んじゃうぞ!?」

美也「だ、だだだいじょうぶだよー? …多分」

「美也ぁー!」

美也「ひぁあ!?」

「ああ、もうっ…それで? どこで失くしたのか見当はついてるのか!?」

美也「……探してくれるの?」

「ああ、ここで呑気にまんま肉まん食べてる美也よりは役に立つだろうな」

美也「こっ…これは精神を落ちつけるために、日常的に食べ慣れてるモノを食べることによる精神統一なのだよチミィ!」

「本気で怒るぞ、美也」

美也「……ごめんなさい」

「はぁ~…いいよ、お前だって焦ってるんだろ? 僕も一緒に探してあげるからさ」

美也「……うん」

「まんま肉まんだって、僕の分も買ってるみたいだし……」

94 :

依存してくる七咲と退廃的にイチャヌチョするSSかと思ったら違った

95 = 86 :

美也「あ、えっと……にぃに食べる…?」そっ…

「もちろんだ、と言いたいところだけど」

美也「え? いいの?」

「いいよ、美也が食べても。だからもうちょっと落ち着け、美也」

美也「っ……えっと…美也、ちょっと焦っちゃってるかな…?」

「見ればわかるよ、ほら食べて落ちついてから、カギを落とした場所を教えてくれ」

美也「…うんっ!」

~~~~

美也「もぐ…多分だけど、学校に落としたと思うんだよね」

「学校? なら取りに行けばいいじゃないか、こんな所で焦ってないで」

美也「……そうなんだけど、それがちょっとだけ行きにくい場所で…うん」

「行きにくい場所? いったいどこだよ、学校にそんな場所あったか?」

美也「………ぷ、プール」

「はい?」

96 = 85 :

いや、わざわざ言う程目に付くんだよ
アマガミのSSもそうそうないから期待して開くとあまりの違和感にガッカリさせられるパターンが何度もあった
だからどうにかしろなんて事を言うつもりはないしそもそも>>1がそのSSを書いてたのかも分からんし保守してんだから許せ

97 = 86 :

うんこ

98 = 44 :

ID変わってるがこの頻便っぷりは>>1か…

99 :

保守は黙ってやれ目障りだ

100 = 86 :

美也「た、多分……プールのロッカーの中…かな?」

「…なんでまた」

美也「ちょ、ちょっと泳ぎたいなぁ~って思っちゃって…」

「昼休みでも泳ぎに行ったのか」

美也「…そんな感じです、ハイ」

「あそこって確か、部活が終わるとカギがしまるんだろ?」

美也「…うん、逢ちゃんがそう言ってた気がする」

「……。まあなんていうか、この時間帯だともうしまってるよなきっと」

美也「………」

「……仕方ない、行ってきてやるよ」すっ

美也「え…でも、どうするのにぃに…?」

「なんとかする」

美也「な、なんとかって……できるの?」


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