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    元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞獲得を目指す」

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    251 = 24 :

    > 穴掘るのもいいけどな
    たるき亭主人「いや良くねーよ」

    252 = 31 :

    事務所と下階の間には不思議空間が広がってるから大丈夫

    253 = 1 :


    雪歩「真美ちゃん、あずささん……私はもう、大丈夫です」

    真美「……」

    あずさ「……」

    雪歩「いっぱい、いっぱい泣きました」

    雪歩「でも……ううん、だからこそ、私は前を向かなくちゃいけないんです」

    雪歩「私達を待っているファンの方達を、悲しませたくないから」

    雪歩「そしてなにより……未来を信じているから」

    雪歩「だから……もう一度、私について――

    真美「ゆきぴょんゆきぴょんゆきぴょーんっ!!」

    ぴょーん

    雪歩「わぷっ……ま、真美ちゃん?」

    真美「な、何言ってんのか、真美、ゼンゼンわかんないけどぉ……!」

    真美「ゆきぴょんが元気で……よがっだよぉ……! うわぁああん!!」

    ポロポロ……

    雪歩「……心配かけて、ごめんね。もう、勝手にいなくなったりしないから……」ギュッ

    254 = 1 :


    真美「びぇええええ!!!」

    雪歩「そ、そんなに泣かないでぇ……」

    真美「やだもんやだもんやだもん! だ、だって真美、今日のお仕事中、ずっとゆきぴょんのこと考えてたんだがらぁ~!」

    雪歩「……っ……」ジワ

    真美「ゆきぴょんがもしかして、富士山の病に倒れたら、って思ったら……!」

    真美「もう、ソワソワしちゃって、何回もNG出しちゃったんだからぁ~!!」

    雪歩「……ご、ごめんね……ほんとに……う、うぅ……!」

    雪歩真美「「うわあああああん!!!」」


    あずさ「……」

    P「……あずささん、すみませんでした」

    あずさ「え……?」

    P「今朝、俺は……きっと、良いプロデューサーじゃなかった」

    P「あなたの言葉で、俺は目を覚ますことができたんです。だから……」

    あずさ「……ふふっ、いいんですよ。こういうときは、お互い様、でしょう?」

    257 = 1 :


    あずさ「……プロデューサーさん。あのこと、ちゃんと雪歩ちゃんに伝えたんですね」

    P「えっ、あ、あのことって……」

    あずさ「ハリウッド留学の件です……私は、以前から知っていたんですよ」

    P「……律子に?」

    あずさ「ええ……」

    P「……黙っていて、申し訳ない」

    あずさ「……いいんです。私だって……、それを知っていながら、雪歩ちゃんに何も話していなかったんですから」

    P「……」

    あずさ「……ふふっ、でも……さすがはプロデューサーさんですね」

    P「さすが、って、何のことです?」

    あずさ「私なんかが、下手な言葉で伝えたら……きっと、雪歩ちゃんは立ち直ることが出来ませんでした」

    P「そうでしょうか……」

    あずさ「そうですよ。だから今朝……私は、プロデューサーさんに任せたんです」

    あずさ「プロデューサーさんなら、きっとなんとかしてくれる……、って信じていたから」

    258 = 7 :

    真美は…

    259 = 1 :


    P「あずささん……」

    あずさ「ふふっ、ところで……どうしたんですか、そのお顔? 腫れていますけど……」

    P「あ、いや……ははは。ちょっと殴られてしまいまして」

    あずさ「えっ」

    P「いや、雪歩の家に行った帰りに、ばったり雪歩のお父さんと出くわしたんですよ」

    P「それで……勘違いをされてしまって」

    あずさ「勘違い、ですか~?」

    P「ええ。雪歩とふたりで並んで歩いてたから、付き合ってる男だとでも思われてしまったんでしょうね」

    雪歩「ああっ! ぷ、プロデューサー! その話はナイショで……!」

    P「出会い頭に一発殴られて、それからなんと、動転した雪歩が>>263って言ってしまったんです」

    1 この人は、私の大切な人です!
    2 この人は、私の恋人です!
    3 その他

    >>263

    260 = 14 :

    初めての人なんですぅ

    261 = 71 :

    運命の人です

    262 = 84 :

    この人はお腹の子供の父親です

    263 = 180 :

    3
    この人は、私のプロデューサーです!

    264 = 189 :

    3舎弟

    265 = 71 :

    何故殴った

    266 = 1 :


    P「この人は、私のプロデューサーです! って……」

    あずさ「あ、あら……意外と、普通ですね~」

    P「そうなんですけどね……なぜかもう一発、殴られてしまって」

    雪歩「う、ううぅ……」カァァ

    P「そのあと、俺は雪歩に聞いたんですよ。でも……」

    ―――

    『なあ……ふだん、雪歩は俺のこと、ご家族の方になんて言ってるんだ?』

    『な、なななナイショですぅ! けけ決して、私の――な人とか、そういうことを言ってるわけじゃなくて……』

    『ふうん……?』

    『しししかも、お母さんにしか話してないから、お父さんは知ってるはずないのにぃ……!』

    ―――

    P「って言って、教えてくれなくて……」

    あずさ「まぁ……ふふ、ふふふっ♪」

    雪歩「…………」ボッ

    267 = 84 :

    あずささんの中で何かのゲージが上昇している

    268 = 148 :

    どう転んでもおいしい展開だったか

    269 = 5 :

    雪歩が天使でぼかあもう

    270 = 8 :

    ああ雪歩は天使だなぁ

    271 = 180 :

    やっぱ雪歩は天使やったんや!

    272 = 7 :

    うむ

    273 = 15 :

    当然や

    274 = 1 :


    P「まあとにかく……最終的には、『娘をよろしく頼む』って言ってもらえました」

    あずさ「それは何よりです~。それじゃあプロデューサーさん、もう、後戻りできないですね?」

    P「後戻り……?」

    あずさ「ええ……私もちょっと、羨ましいかも」

    雪歩「あ、あああずささんっ!?」

    あずさ「なーんてね♪ ふふふっ……」

    P(なんの話をしているんだろう……)


    P「ところで雪歩、真美はどうしたんだ? さっきまで一緒に泣いてたけど……」

    雪歩「あ、真美ちゃんは、あそこに……」

    真美「……すぅ、すぅ……」

    P「……緊張の糸が、切れちゃったのかもしれないな」

    雪歩「わ、私のせいで……うう」

    P「気にすることはないさ……お前はこれから、前だけ向いていてくれればいいんだから」

    P(……真美に、俺のハリウッド留学の件を伝えるのは……また、今度にしておこう)

    275 = 1 :


    P「……とにかく、だ。ふたりとも、聞いてくれ」

    雪歩「……」

    あずさ「……」

    P「IA大賞グランドファイナルまで、あと12週。それまでに、なんとしてでも……何か結果を出す」

    P「今のままでは、きっと……俺達は、トップに立つことは出来ない」

    雪歩「……ジュピターさん達、それに……千早ちゃん」

    P「……そうだ。俺達の上には、まだまだアイドルがたくさんいる」

    P「そこでだな……、一発逆転の手として、ここで新曲を出すのがいいと思うんだ」

    あずさ「そうですね~……やっぱり話題にはなりますから」

    雪歩「……」キュッ

    P「グランドファイナルまでの期間を考えたら、これが最後の曲、ということになる。だから――

    雪歩「あのっ! ぷ、プロデューサー!」

    P「おお、なんだ? 何か意見があるなら、ドンドン言ってくれ」

    雪歩「あの……、え、えっと……」

    276 = 1 :


    雪歩「最後の曲は……私に、決めさせてくれませんか?」

    P「私に、と言うと……」

    雪歩「私、どうしても……やりたい曲があるんです」

    P「……」

    雪歩「あの、でも……無理にとは、言いませんけど……」

    P「あ、いや、ちょっと考えさせてくれ……」

    P(……どうしよう? 雪歩に任せて、間違いはないだろうけど……)

    P(しかし、今までリリースしてきた曲は、一緒に考えてきたしなあ……)

    1 雪歩に任せる
    2 やっぱり、みんなで決めよう

    >>279
    ※1を選んだ場合、このあと曲選択の安価がなくなります

    282 = 26 :

    割れたね

    283 = 1 :


    P「……すまない、雪歩。やっぱり、みんなで決めよう」

    雪歩「あ……そ、そうですよね、えへへ……」

    P(うっ、雪歩の乾いた笑顔……)

    雪歩「い、いいんですっ、気にしないでくださいっ!」

    P「……俺達には、俺達のやり方がある。これまでやってきた、やり方が……」

    P「ここで急に、それを変えたら……という不安もあるんだ」

    雪歩「は、はい! あの、ほんと、大丈夫ですから……」

    P「……その曲は、すべて終わったら、俺にだけ聴かせてくれよ」

    雪歩「……わかりました! それじゃあ、真美ちゃんを起こしてきますねっ」

    たったった……

    あずさ「……プロデューサーさん」

    P「は、はい」

    あずさ「ふふっ、それでいいんですよ。プロデューサーさんは、ちゃんとプロデューサーさんになれています」

    P「……」

    あずさ「大丈夫、私たちなら……きっと、一番ステキな曲を決められますから」

    284 = 1 :


    ―――

    P(……そのあと。寝ぼけ眼の真美を加えて、俺達は5thシングルの曲をみんなで相談して決めた)

    P(ちなみに、今までのリリースしてきた曲は以下の通りだ)

    1stシングル『Kosmos, Cosmos』
    2ndシングル『Do-Dai』
    3rdシングル『THE 愛』
    4thシングル『First Stage』

    P(それを踏まえて、決定された曲は……!)

    >>289
    ※今までリリースしていないアイマス曲でお願いします
    ※シンデレラガールズの曲は詳しくないので、避けてくれると嬉しいです
    ※ある一曲が該当したときだけ、安価下にするつもりです。すみません

    286 = 7 :

    隣に…

    287 = 14 :

    思い出をありがとう

    290 = 189 :

    オーバーマスター

    294 = 1 :


    【READY!!】

    雪歩「……あーゆれでぃ、あいむれいでぃ……ふふっ♪」

    真美「これ、すっごく気に入っちゃったよ~!」

    あずさ「本当に……、素敵な曲ね……つい、口ずさみたくなっちゃう」

    P(……これは……)

    P(今まで曲を出すたび、誰か一人だけが特別に気に入るということはあったが……)

    P(やっぱり『READY!!』は、765プロ全員の曲だからか……、みんな、大いに気に入ってくれたようだ!)

    P(とても良い選曲ができたようだな!)

    みんなの団結値がググッと上がった!


    P「さあ、本当に、これが最後の曲だ……みんな、精一杯歌っていこう!」

    みんな「はいっ!」

    295 = 1 :


    ―――

    P「……なあ、雪歩」

    雪歩「は、はい」

    P「雪歩のやりたい曲、やらせてやれなくてすまなかったな……」

    雪歩「だ、だからそれはもう、いいんですぅ! 『READY!!』も、とっても素敵な曲ですし……」

    P「……」

    雪歩「それに……実は、その曲……まだ、出来てないんです」

    P「……えっ?」

    雪歩「あの、だから……それはまだ、完成してない曲、だったんです」

    P「……そうだったのか……」

    雪歩「……私、実はいま……詩を、書いていて……」

    雪歩「それに、曲を付けてもらえば……、その曲が、完成するところだったんです」

    296 = 71 :

    雪歩は何を歌いたかったんだろうな

    298 = 1 :


    P(曲をつけてもらう? それに、作詞……?)

    P(なんだろう、最近、そんな話を聞いたことあるような……)

    P(! そ、そうだ! 俺はなんで今まで、忘れていたんだろう!)

    P「……もしかして、それって」

    スッ

    雪歩「あ、それ……!」

    カチ

    『――♪ ――♪ ――♪』

    P「……この曲に、関係してるのか?」

    雪歩「……えへへ。プロデューサーも、そのテープ……持っていたんですね」


    P(これは……以前千早から貰い受けた、歌詞のない、曲だけのテープだ)

    P(千早の宿題――これに歌詞を付けるということを、俺は、雪歩にやらせようとして……)

    P(……あれから色々あって、すっかり忘れていたな……)

    299 = 1 :


    雪歩「でも、それとは違いますよ? だってそれには……曲があるじゃありませんか」

    P「そ、そうだな……というか、プロデューサーも、って?」

    雪歩「……私も、実は……それと同じもの、持っているんです」

    スッ

    P「……千早から?」

    雪歩「はい……プロデューサーも、千早ちゃんからもらったんですよね?」

    P「ああ。俺、雪歩に、この曲に合う歌詞を書いてもらおうと思って……」

    雪歩「……えへへ。なんだか……妬けちゃうなあ……」

    P「な、なんでだよ……」

    雪歩「私も……千早ちゃんから、こう言われたんです」

     『萩原さんなら、これにきっと……素敵な歌詞をつけることができるわ』

    雪歩「……って」

    P「そうだったのか……」

    P(だからあのとき、千早は……こうなることがわかっていたかのように、すんなり俺にテープをくれたんだな)

    300 = 8 :

    雪歩と千早だったらその曲ってinfernoだったりしてな


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