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元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞獲得を目指す」
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P「安価でアイドルプロデュースしてIA優勝を目指す」
P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」
の続き。今回で終わり
P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」
の続き。今回で終わり
【活動43週目 765プロ事務所 朝】
P「……」
P(IA大賞ノミネート発表会のあの日から、一週間が経った)
P(雑誌の取材、テレビやラジオ出演……)
P(IA大賞ノミネートアイドルになってからの俺達は、以前とは全く違う、忙しい日々を過ごしている)
P(しかし、あれから雪歩と俺は……ろくに、話をしていない)
P「……」
ガチャ
??「おはようございまーす」
P「あ、ああ。おはよう……」
入ってきたのは誰?
>>7
※765プロの人でお願いします
亜美「おっはよ、兄ちゃんっ!」
P「おはよう、まm……お前誰だ!」
亜美「……ええ~……まだ気付いてないの~……」
P「……」
P(目の前に、真美にそっくりな女の子がいる……)
P(ちなみに、真美というのは俺の担当するアイドルユニット、ロッソストラーダのメンバーのひとりだ)
P(しかし、この子は……顔や雰囲気こそ真美にそっくりだけど、髪の結び位置や長さが違う……)
P(えーっと、ここは……こう言っておこうか)
1 もしかして、真美の双子の妹?
2 もしかして、髪切った?
3 その他
>>13
P「わかったぞ!」
亜美「! だよねっ、さすがの兄ちゃんも……」
P「君は……真美のそっくりさんだな!」
亜美「……」
P「世の中には、瓜二つの人間が三人はいると言われている……」
P「いやあ、まさかこんな場所で会えるなんてな! あっはっは!」
亜美「……」
P「ところで、今日はどうしたんだい? もしかして、君もうちの事務所のアイドルとし
げしっ!
P「あいたっ! え、え?」
亜美「ばかっ! ばかばかっ! もう知らないんだからっ!!」
P(な、なんだかわからないけど、怒らせてしまったようだ……間違ったのかな?)
亜美「……ふーんだ。どーせ亜美のことなんて、今まで話題にもなってなかったんでしょ~」
P「……亜美? 名前までそっくりさんだな」
亜美「そっくりさんじゃない~! 亜美は亜美だよっ! 真美のい・も・う・と!」
P「!」
P(そういえば……社長に昔聞いた気がするな。真美には、双子の妹がいるって……)
亜美「兄ちゃん、亜美に会ったの初めてじゃなかったのに……」
P「ま、間違ったのはすまなかった。でも初対面だろ? だって君は……」
亜美「いっつもいっつも、真美のことばっかり話してさっ! うあうあ~もう兄ちゃんなんてキライだ~!」
P「えーっと……」
P(どうしよう。亜美はもう俺の言葉を聞いてないみたいだ)
P(この子が本当に亜美というなら、765プロの一員だよな。なんとかしてここは機嫌を直さなければ……)
1 落ち着かせて、話をする
2 餌で釣る
3 その他
>>21
P(とにかう落ち着かせて、話をしないと)
P「……ごほん! いいか……とりあえず落ち着くんだ、亜美」
亜美「亜美は落ち着いてるもんっ! そりゃあもう冷静キンチャク袋だよっ!」
P「それを言うなら冷静沈着な。とにかく……すぐに気付いてやれなかったのは悪かった」
亜美「……」プイ
P「……なあ、俺と亜美が初対面じゃないっていうのは本当か?」
亜美「……ホントだよ。お話もしたもん」
P「一体いつ会ったんだ?」
亜美「……もうずーっと前だけど……真美のレッスンが終わったあと、一緒に帰ったんだよ」
P「もしかして、入れ替わってたのか……」
亜美「うん……カツラつけて、真美のフリしてたの。おんぶもしてもらったよっ!」
P「……」
P(……あの時か。なんてことだ、全く気が付かなかった……)
亜美「兄ちゃんったらゼンッゼン気付かないんだもん。そりゃ、いくら亜美達がそっくりだってさあ……」
亜美「ネタフリ、みたいなとこあるじゃんっ! 兄ちゃんにはこう、ズバーンとツッコんで欲しかったんだよー!」
P「ははは……」
亜美「むー……何笑ってんのっ! 亜美はもう、怒り狂ってんだかんねっ!」
P「本当に悪かったよ……でも、なんて入れ替わりなんて……」
亜美「え? えーっと……」
P「……」
亜美「……忘れちった! えへ」
P「えっ」
亜美「確か、律っちゃんのことでお話しようかなーって思って、真美と相談して、兄ちゃんに近づいたんだけど……」
P「そこでなんで、入れ替わりをする必要があるんだよ……」
亜美「細かいことはいーの! ほら、若ハゲの至りってやつ? 兄ちゃんを試そうとしたんだよ~」
P「若気の至りな……まったく」
P(双海亜美は竜宮小町……今はもう活動を停止している、765プロのアイドルユニットの一員だ)
P(あの頃、律子の病気はまだ回復の見込みもなかったから……もしかしたら、不安になってしまったのかもしれない)
P(自分はこれからどうなるのか、律子はどうなってしまうのか……)
P(そこで、真美がいつも亜美に話をしていた、兄ちゃん……つまり俺に、頼りたくなってしまったのだろう)
P(……あそこで入れ替わりに気付けていたら、少しは亜美の力になれたのかな……)
亜美「まっ、昔のことはいーの!」
P「怒り狂ってるんじゃなかったのか?」
亜美「そりゃそうだけど……それはそれ、これはこれ。兄ちゃんには今度、めいっぱい遊んでもらうからっ!」
P「……わかったよ。時間があるとき、ゆっくりな」
亜美「んっふっふ~、約束だかんね!」
亜美「とにかく……、今日亜美がわざわざここに来たのは、とある理由があるからなんだよ、兄ちゃん!」
P「ピヨちゃんともっと仲良くなりたい、とか?」
亜美「……え?」
P「そうだな、確かに音無さんは素敵な女性だと思う。亜美が仲良くなりたいと思うのも無理はないな!」
亜美「あの……」
P「俺に仲介してもらって、もっと親睦を深めようと思ったんだろ? なあに任せておけ、俺にかかればそれくらい……」
亜美「うあうあ~! そりゃもう大ボケってレベルじゃないよっ! ゼンゼン違う~!」
P「え、ち、違うって……そうか、わかったぞ!」
1 逆に、俺と音無さんのキューピットをしてくれるって言うんだな!
2 亜美が、俺ともっと仲良くなりたいんだな!
>>38
P「逆に、俺と音無さんのキューピットをしてくれるって言うんだな!」
亜美「……」
P「でも亜美、そんな気遣いは無用だぞ。俺と音無さんは数々の苦難を乗り越え、すでに――
亜美「兄ちゃんっ!!」
P「お、な、なんだ、どうした……」
亜美「んっとね! とにかく亜美にはもう色々ツッコみきれないんだけどねっ! とりあえず一個だけいい!?」
P「あ、ああ……」
亜美「兄ちゃんは、ピヨちゃんのこと……好きなの?」
P「え? 当たり前だろう。(出来る事務員さんとして)音無さん以上の女性はいないよ」
亜美「!」
P「音無さんとは、(同じ事務所の仲間的な意味で)ずっと一緒にいたいなあ」
亜美「」
亜美「……」
P「……亜美?」
亜美「うあうあ~! やっぱり兄ちゃんなんてキライだ~! 真美がかわいそすぎるっしょ~!」
P「えっ!? あ、ちょ、亜美!?」
亜美「じゃーねー! このスケ小町~!」
たったった…… ガチャ、バタン!
P「それを言うならスケコマシだっ! ……行ってしまった」
P(結局、何が言いたかったんだろう……真美がどうかしたって?)
P(……とにかく、もうそろそろみんなが来る時間だな。俺も俺で、気持ちを切り替えて仕事しないと)
P「……さあて、と」
バサッ
P「ん? なんだ、何か落ちた……?」
小鳥「……」
P「ああ、音無さん、いたんですか。おはようございます」
小鳥「お、おお、おはようございますすす」
P「どうしたんですか? 顔が真っ赤ですけど……もしかして熱でもあるんじゃ」
ピト
小鳥「ひぃっ! さ、ささささわらないでくださいっ! 熱なんてないですからっ!」ドキドキ
P「あ、す、すみません……気安くさわるような真似して」
小鳥「いえ……あ、あの、プロデューサーさん……」
P「なんですか?」
小鳥「さっき言ってたこと……ホント、ですか?」
P「それって……ああ、亜美に言ったこと、聞かれちゃってましたか」
小鳥「……」モジモジ
P「そうですね……本音です。ふだん、あまりこういうことは言えないですけど……」
小鳥「!!!!!!!」
P「俺、音無さんと(同僚として)会えて、本当に良かったって思っていますから」ニコッ
小鳥「」
バタン
P「え!? お、音無さん、大丈夫ですか!?」
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