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元スレQB「ボクと契約して魔法少女になってよ!」上条恭介「えっ」
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杏子「え……な、なんだよ……何見てんだよ……」
恭子「どういうことなんだよ、これ……」
ほむら「いつかは知れることと思っていたけど、思ったより早かったわね」ファサ
恭子「ほむら……」
ほむら「美樹さやか、あなたは契約しなくて良かったわね。このソウルジェム、……なんだと思う?」
さやか「えっ……キュゥべえに選ばれた女の子が持つ、宝石だって……」
ほむら「随分ロマンチックな説明をするようになったのね、あいつも。……ほら、呼ばれてるわよ、出てきたら?」
QB「全く、キミは本当にイレギュラーだね、未知数でいっぱいだ」
恭子「キュゥべえ……この宝石、ソウルジェムって言うのは一体なんなんだ?」
QB「それはキミたちの魂だよ」
恭子「どういうことなんだよ、これ……」
ほむら「いつかは知れることと思っていたけど、思ったより早かったわね」ファサ
恭子「ほむら……」
ほむら「美樹さやか、あなたは契約しなくて良かったわね。このソウルジェム、……なんだと思う?」
さやか「えっ……キュゥべえに選ばれた女の子が持つ、宝石だって……」
ほむら「随分ロマンチックな説明をするようになったのね、あいつも。……ほら、呼ばれてるわよ、出てきたら?」
QB「全く、キミは本当にイレギュラーだね、未知数でいっぱいだ」
恭子「キュゥべえ……この宝石、ソウルジェムって言うのは一体なんなんだ?」
QB「それはキミたちの魂だよ」
杏子「はぁッ!?き、聞いてねえぞそんなこと……!」
QB「聞かれなかったからね。大体おかしいじゃないか。
キミ達みたいなか弱い体で魔女と戦ってくれだなんて、とてもじゃないけど言い出せないよ。
だから魂をソウルジェムに移し替えたのさ。心臓が破れても、腕が千切れても魔力さえあれば再生する……素晴らしいだろう?」
杏子「ふっ……ざけんな、誰がそんな姿にしてくれって頼んだよ!!!」
QB「やれやれ……キミたちは事実を知るといつも同じような反応をする。ワケがわからないよ」
さやか「ちょっ……恭子、だいじょうぶ!?恭子!!」
恭子「…………。」
QB「聞かれなかったからね。大体おかしいじゃないか。
キミ達みたいなか弱い体で魔女と戦ってくれだなんて、とてもじゃないけど言い出せないよ。
だから魂をソウルジェムに移し替えたのさ。心臓が破れても、腕が千切れても魔力さえあれば再生する……素晴らしいだろう?」
杏子「ふっ……ざけんな、誰がそんな姿にしてくれって頼んだよ!!!」
QB「やれやれ……キミたちは事実を知るといつも同じような反応をする。ワケがわからないよ」
さやか「ちょっ……恭子、だいじょうぶ!?恭子!!」
恭子「…………。」
恭介「すごいぞ! これで腱鞘炎とか全く気にせずヴァイオリンの練習が出来るんだ! ラッキー!」
恭子(じゃあ、僕は……僕の身体はもう、死んでるってことなのか……?)
さやか「恭子!しっかりしてよ!!」
恭子(…………いや、でも)
恭子「っくくく、ふ、はははは!」
ほむら「……恭子?」
恭子「いやゴメン、なんかバカバカしくなっちゃって。なぁんだ、じゃあもう怯えなくていいんだ」
杏子「おい、お前どうし……」
恭子「腕が動かなくなることも脚が止まってしまうことも自分が消えてしまうことも全部、魔力さえあればなんとかなるんだろ?」
QB「そうだね、その通りだ」
恭子「だったら何も、もう何も怖くないじゃないか」
ほむら「恭子、あなた……」
さやか「恭子!しっかりしてよ!!」
恭子(…………いや、でも)
恭子「っくくく、ふ、はははは!」
ほむら「……恭子?」
恭子「いやゴメン、なんかバカバカしくなっちゃって。なぁんだ、じゃあもう怯えなくていいんだ」
杏子「おい、お前どうし……」
恭子「腕が動かなくなることも脚が止まってしまうことも自分が消えてしまうことも全部、魔力さえあればなんとかなるんだろ?」
QB「そうだね、その通りだ」
恭子「だったら何も、もう何も怖くないじゃないか」
ほむら「恭子、あなた……」
恭子「なに?ほむら」
ほむら「っ、な、なんでもないわ……」
恭子(なんだ。悩んでたのがバカみたいだ。そうだよ、これでいいんだ)
恭子(僕の本体はバイオリンで、バイオリンを弾くためだけに僕が生きている)
恭子(だったら僕なんかもういらない、バイオリンさえあればいい、全部うまくいくんだ)
恭子「ふ、ふふふ……!」
さやか「ちょっと、ねえ、大丈夫なの!?恭子ってば!!」
杏子「な、なんだよコイツ……」
恭子「驚かせて悪かったね、大したことじゃないんだよ」
さやか「嘘いわないで!どう見ても大したことなくないじゃない!!」
恭子「別に……僕の本来の存在意義を、思い出しただけだ」
ほむら「……何のこと?」
恭子「君たちには関係ないこと、かな」
ほむら「っ、な、なんでもないわ……」
恭子(なんだ。悩んでたのがバカみたいだ。そうだよ、これでいいんだ)
恭子(僕の本体はバイオリンで、バイオリンを弾くためだけに僕が生きている)
恭子(だったら僕なんかもういらない、バイオリンさえあればいい、全部うまくいくんだ)
恭子「ふ、ふふふ……!」
さやか「ちょっと、ねえ、大丈夫なの!?恭子ってば!!」
杏子「な、なんだよコイツ……」
恭子「驚かせて悪かったね、大したことじゃないんだよ」
さやか「嘘いわないで!どう見ても大したことなくないじゃない!!」
恭子「別に……僕の本来の存在意義を、思い出しただけだ」
ほむら「……何のこと?」
恭子「君たちには関係ないこと、かな」
恭子(気分が軽い。口笛でも吹いてしまいそうだ)
さやか「恭子……」
ほむら「……。とにかく、美樹さやか。わかったでしょう?契約なんてロクなものじゃないわ」
杏子「……くそっ」
ほむら「あなたも、まどかも。つまらない願い事のために契約して石ころになろうなんて思わないことね」
恭子「つまらなくはないさ。少なくとも僕にとってはね」
さやか「きょ、恭子……?」
恭子「僕の願いは石ころになり果てても十二分に吊りあうだけのものだった、ってだけだよ」
ほむら「……あなたの願い事は、なんだったの?」
恭子「君には関係ない事だよ。ねえほむら、今日はもう帰っていいかな?やりたいことがあるんだ」
ほむら「わかったわ。明日はちゃんと来なさいよ」
恭子「ああ。グリーフシードがないと、やりたいこともできないからね」
ほむら「…………。」
さやか「恭子……」
ほむら「……。とにかく、美樹さやか。わかったでしょう?契約なんてロクなものじゃないわ」
杏子「……くそっ」
ほむら「あなたも、まどかも。つまらない願い事のために契約して石ころになろうなんて思わないことね」
恭子「つまらなくはないさ。少なくとも僕にとってはね」
さやか「きょ、恭子……?」
恭子「僕の願いは石ころになり果てても十二分に吊りあうだけのものだった、ってだけだよ」
ほむら「……あなたの願い事は、なんだったの?」
恭子「君には関係ない事だよ。ねえほむら、今日はもう帰っていいかな?やりたいことがあるんだ」
ほむら「わかったわ。明日はちゃんと来なさいよ」
恭子「ああ。グリーフシードがないと、やりたいこともできないからね」
ほむら「…………。」
さやか「…………なくなんかないもん……」
ほむら「え?」
さやか「つまらなくなんかないもん!!あたしの、あたしの願いは……っ」
恭子「……?」
さやか「あたしは、恭介がただもう一度バイオリンを弾いてくれるなら、それだけで……っ」
恭子(……さやか……!)
ほむら「……それでも、魂を差し出すに足るものじゃないわ」
恭子「ねえさやか。そんなにそいつのバイオリンが聴きたかったの?」
さやか「っ、うっ、ううっ……うん、そうだよ……っ」グスグス
恭子「そう。でもきっともう大丈夫だよ。君の願いは叶えられる、永遠にね」
さやか「恭子……?」
恭子「じゃあさよなら、ほむら、杏子、それから……さやか。またね」ヒラヒラ
ほむら「え?」
さやか「つまらなくなんかないもん!!あたしの、あたしの願いは……っ」
恭子「……?」
さやか「あたしは、恭介がただもう一度バイオリンを弾いてくれるなら、それだけで……っ」
恭子(……さやか……!)
ほむら「……それでも、魂を差し出すに足るものじゃないわ」
恭子「ねえさやか。そんなにそいつのバイオリンが聴きたかったの?」
さやか「っ、うっ、ううっ……うん、そうだよ……っ」グスグス
恭子「そう。でもきっともう大丈夫だよ。君の願いは叶えられる、永遠にね」
さやか「恭子……?」
恭子「じゃあさよなら、ほむら、杏子、それから……さやか。またね」ヒラヒラ
~~~~~~~~~~
恭介(さやかが、魂を差し出してまで、僕のバイオリンを……)
恭介(君の願いを叶えるよ、さやか)
恭介(僕の身体はもう死んでいる。だったら魔力さえあれば、永遠にバイオリンを演奏できる……)
~~~~~~~~~~
恭介(さやかが、魂を差し出してまで、僕のバイオリンを……)
恭介(君の願いを叶えるよ、さやか)
恭介(僕の身体はもう死んでいる。だったら魔力さえあれば、永遠にバイオリンを演奏できる……)
~~~~~~~~~~
数日後
♪~~♪♪~~♪
恭介(すごい……指がなめらかだ)
恭介(今までよりももっと、ずっと……魔力さえあれば……)
♪~♪~~~♪♪~
コンコン、コン、コン
恭介(……なんだろう。窓になにか投げつけられてる?)
恭介「誰……?」カーテンシャッ
杏子「!!!うぇ、ひ、人違いですっ!!」
恭介「あ……」
杏子「そ、その、こんな所からでなんですが、妹さんかお姉さんって、いますか……!」
恭介「……何か用事?大事な?」
杏子「えっと……そうです」
恭介「わかった。呼んでくるよ」
恭子「何か用事?僕、忙しいんだけど」
杏子「ちょっとツラかせよ……って、お前なんでわざわざ魔法少女の格好してんだよ!!」
恭子「色々事情があるんだよ」
杏子「な、なんだそれ……なんだよもう、調子狂うな」
恭子「それで、どこにツラをかせばいいのかな」
杏子「……んじゃ、ついてこい」
杏子「ちょっとツラかせよ……って、お前なんでわざわざ魔法少女の格好してんだよ!!」
恭子「色々事情があるんだよ」
杏子「な、なんだそれ……なんだよもう、調子狂うな」
恭子「それで、どこにツラをかせばいいのかな」
杏子「……んじゃ、ついてこい」
~~~~~~~~~~
廃墟・教会
杏子「適当に座れよ」
恭子「うん……なんか随分年季の入った建物だね」
杏子「ああ、あたしの実家だよ」
恭子「えっ?」
廃墟・教会
杏子「適当に座れよ」
恭子「うん……なんか随分年季の入った建物だね」
杏子「ああ、あたしの実家だよ」
恭子「えっ?」
~~~~~~~~~~
杏子「こーゆーワケさ。あたしは他人のためなんてバカな願いのせいで全てを失った」
恭子「…………。」
杏子「かと言って後悔はしてないぜ。ただ、……あんたが、後悔してないかと思ってさ。この前様子、おかしかったから」
恭子「別に、僕は大丈夫だよ……」
杏子「そっか。……あのさやかってヤツ、……契約しないといいな」
恭子「さやかは、契約しないよ。絶対させない」
杏子「え?」
恭子「そもそも、さやかの願いはもう叶ってるんだ」スクッ
ヘンシンカイジョ
恭介「だって僕はもう、バイオリンを弾けるんだからね」
杏子「こーゆーワケさ。あたしは他人のためなんてバカな願いのせいで全てを失った」
恭子「…………。」
杏子「かと言って後悔はしてないぜ。ただ、……あんたが、後悔してないかと思ってさ。この前様子、おかしかったから」
恭子「別に、僕は大丈夫だよ……」
杏子「そっか。……あのさやかってヤツ、……契約しないといいな」
恭子「さやかは、契約しないよ。絶対させない」
杏子「え?」
恭子「そもそも、さやかの願いはもう叶ってるんだ」スクッ
ヘンシンカイジョ
恭介「だって僕はもう、バイオリンを弾けるんだからね」
杏子「…………!!!……!!!」パクパク
恭介「どうしたの?」
杏子「っっ、……お、おと、男ォ!!??」
恭介「そうだけど。キュゥべえが言うには、前例がなかっただけで、試したことはなかったんだってさ」
杏子「マジかよ……無茶苦茶すぎるだろ」
恭介「あの後キュゥべえに聞いてさ。魔法の強さは、因果の強さと比例するんだって」
杏子「いんが……?」
恭介「より背負ってるものが大きい方が強い、ってこと。
つまり、さやかが僕の腕を治すより、僕が自分で腕を治した方が、因果は重かった訳だ。
キュゥべえが言うには、さやかが魔法少女になったところで、大した力は得られなかったそうだよ」
杏子「……それで、お前はどう思ったんだよ」
恭介「そうだなあ……ああ、良かったなあって思ったかな」
杏子「なんで?石ころにされたんだぞ?」
恭介「だって僕の腕が治っても、さやかじゃ弱くて死んじゃうかもしれないじゃないか」
杏子「あの青いヤツ……てめーの彼女?」
恭介「っげほ、ごっほ……!!や、いやいや!ないから!だって僕絶対さやかに異性として見られてないから!!」
恭介「どうしたの?」
杏子「っっ、……お、おと、男ォ!!??」
恭介「そうだけど。キュゥべえが言うには、前例がなかっただけで、試したことはなかったんだってさ」
杏子「マジかよ……無茶苦茶すぎるだろ」
恭介「あの後キュゥべえに聞いてさ。魔法の強さは、因果の強さと比例するんだって」
杏子「いんが……?」
恭介「より背負ってるものが大きい方が強い、ってこと。
つまり、さやかが僕の腕を治すより、僕が自分で腕を治した方が、因果は重かった訳だ。
キュゥべえが言うには、さやかが魔法少女になったところで、大した力は得られなかったそうだよ」
杏子「……それで、お前はどう思ったんだよ」
恭介「そうだなあ……ああ、良かったなあって思ったかな」
杏子「なんで?石ころにされたんだぞ?」
恭介「だって僕の腕が治っても、さやかじゃ弱くて死んじゃうかもしれないじゃないか」
杏子「あの青いヤツ……てめーの彼女?」
恭介「っげほ、ごっほ……!!や、いやいや!ないから!だって僕絶対さやかに異性として見られてないから!!」
杏子「ふうーん?の割には面白い反応するけど?」
恭介「いやだって、さやかのタイプって僕と全然違うし……さやかはただ、僕のバイオリンが好きなだけなんだよ」
杏子「へえー。じゃあ、お前自身はどう思ってるわけさ?」
恭介「どうって…………。そんなのわかんないよ。だって僕もう死んでるし」
杏子「ヘタレ。」
恭介「うっ、うるさいなぁ!!ったく、僕をからかいに呼んだのかよ!」
杏子「ははは!そーいう人間らしい顔できるなら、あんたはまだ大丈夫だろ」
恭介「いやだって、さやかのタイプって僕と全然違うし……さやかはただ、僕のバイオリンが好きなだけなんだよ」
杏子「へえー。じゃあ、お前自身はどう思ってるわけさ?」
恭介「どうって…………。そんなのわかんないよ。だって僕もう死んでるし」
杏子「ヘタレ。」
恭介「うっ、うるさいなぁ!!ったく、僕をからかいに呼んだのかよ!」
杏子「ははは!そーいう人間らしい顔できるなら、あんたはまだ大丈夫だろ」
恭介「……。杏子って、面倒見いいんだな」
杏子「へ!?」
恭介「だって、思いっきり喧嘩別れした僕なんかを気にかけて、さやかのことまで気にしてる」
杏子「それは…………その……」
恭介「まあいいや。とにかく、僕は大丈夫。むしろ喜んだくらいさ」
杏子「よろこぶ……?」
恭介「ああ。僕の本体は僕じゃない、バイオリンだ。だったらこの身体は丁度いい」
杏子「……楽器のことなんてわからないけど、……そういうものか?」
恭介「そういうものだよ。……決まってるんだ」
恭介「観客がいて、バイオリンがあって。そこにただの舞台装置として僕が入る。……それだけだ」
杏子「……。あんまさぁ、自分をそーいう風に言わない方がいいと思うけどね」
恭介「それが事実なんだよ。誰もかれも僕のバイオリンを求めてる。だったら僕は、それに応えるしかない」
杏子「あのさやかって子もか?」
恭介「きっとそうだろ、さやかだって」
杏子「ふうん……そうかねえ。……はあー。ったく、わかってねーなあこのお坊ちゃんは。食うかい?リンゴ」
恭介「え?あ、ああうん、ありがとう……」
杏子「……。あんまさぁ、自分をそーいう風に言わない方がいいと思うけどね」
恭介「それが事実なんだよ。誰もかれも僕のバイオリンを求めてる。だったら僕は、それに応えるしかない」
杏子「あのさやかって子もか?」
恭介「きっとそうだろ、さやかだって」
杏子「ふうん……そうかねえ。……はあー。ったく、わかってねーなあこのお坊ちゃんは。食うかい?リンゴ」
恭介「え?あ、ああうん、ありがとう……」
恭介(それから僕は、ひたすら練習にはげんだ)
恭介(僕が死んだ今、残されたものはそれしかないと思ったからだ)
恭介(魔女を倒したりもしたけど、生活はどんどんバイオリンの方に傾いていった)
~~~~~~~~~~
ほむら「……大分腕を上げたわね」
恭子「そう言ってもらえてなによりかな」
ほむら「あんなにサボってるのに、不思議だわ」
恭子「心外だな。僕は僕のやるべきことをやってるだけさ」
ほむら「そう……ならいいけど、ソウルジェムの状態には常に気をくばっておきなさい」
恭子「?どうして」
ほむら「……必要だからよ。特にあなたのソウルジェム、灰色で涜れが分かりづらいわ。特に気をつけなさい」
恭子「……、うん」
恭介(僕が死んだ今、残されたものはそれしかないと思ったからだ)
恭介(魔女を倒したりもしたけど、生活はどんどんバイオリンの方に傾いていった)
~~~~~~~~~~
ほむら「……大分腕を上げたわね」
恭子「そう言ってもらえてなによりかな」
ほむら「あんなにサボってるのに、不思議だわ」
恭子「心外だな。僕は僕のやるべきことをやってるだけさ」
ほむら「そう……ならいいけど、ソウルジェムの状態には常に気をくばっておきなさい」
恭子「?どうして」
ほむら「……必要だからよ。特にあなたのソウルジェム、灰色で涜れが分かりづらいわ。特に気をつけなさい」
恭子「……、うん」
~~~~~~~~~~
さやか「恭介!今度のコンテストに出るって本当!?」
恭介「もう聞きつけて来たんだ、早いね」
さやか「だってあたしは恭介のファン一号だもん!当たり前でしょ」
恭介「そう言ってもらえるのは嬉しいな。頑張るからさやかも見に来てよ、僕のバイオリン」
さやか「うん……!ぜったい、絶対行くからね!!」
~~~~~~~~~~~~~
恭介(バイオリンにどんどんのめりこんでいく)
恭介(腕は上がっていくのがわかったけど、まだだ、全然足りない)
恭介(もっと、もっとがんばらないと…………、でないと)
恭介(でないと、僕の存在意義がなくなる……)
さやか「恭介!今度のコンテストに出るって本当!?」
恭介「もう聞きつけて来たんだ、早いね」
さやか「だってあたしは恭介のファン一号だもん!当たり前でしょ」
恭介「そう言ってもらえるのは嬉しいな。頑張るからさやかも見に来てよ、僕のバイオリン」
さやか「うん……!ぜったい、絶対行くからね!!」
~~~~~~~~~~~~~
恭介(バイオリンにどんどんのめりこんでいく)
恭介(腕は上がっていくのがわかったけど、まだだ、全然足りない)
恭介(もっと、もっとがんばらないと…………、でないと)
恭介(でないと、僕の存在意義がなくなる……)
恭介「はあ……疲れたな……」ボー
恭介「なんか最近疲れるのが早い気がする……」
恭介「バイオリンを弾いてる時だけは、色んなことを忘れられるからいいんだけど……」
恭介「……早く帰ってバイオリンを弾いて、それからほむらと特訓しよう」
仁美「あ、あのっ……、上条さん!!」
恭介「?志筑さん?どうしてここに……」
恭介「なんか最近疲れるのが早い気がする……」
恭介「バイオリンを弾いてる時だけは、色んなことを忘れられるからいいんだけど……」
恭介「……早く帰ってバイオリンを弾いて、それからほむらと特訓しよう」
仁美「あ、あのっ……、上条さん!!」
恭介「?志筑さん?どうしてここに……」
恭介(場所を変えて話しましょうって言われてしまった……何の用だろう?)
恭介「志筑さん、僕に何か用事でもあったの?」
仁美「はい、用事と言えば、用事なのですが……」モジモジ
恭介「??」
仁美「わたし、上条さんのことをずっと……ずっとお慕いしておりましたの!!」
恭介「え……?」
仁美「…………っ」プルプル
恭介「君が……僕を?」
仁美「…………!」コクコク
恭介「…………。志筑さんが……」
恭介「志筑さん、僕に何か用事でもあったの?」
仁美「はい、用事と言えば、用事なのですが……」モジモジ
恭介「??」
仁美「わたし、上条さんのことをずっと……ずっとお慕いしておりましたの!!」
恭介「え……?」
仁美「…………っ」プルプル
恭介「君が……僕を?」
仁美「…………!」コクコク
恭介「…………。志筑さんが……」
恭介「ねえ志筑さん」
仁美「はいっ!」
恭介「志筑さんって、僕の演奏聴いたことなかったよね?」
仁美「あ、はい……バイオリンの方で高名な方だとは存じておりましたが……」
恭介「なのに僕のことを好きって、そういうの?」
仁美「え、ええ、そうです……」
恭介「……それって、どこかおかしくない?」
仁美「え?」
仁美「はいっ!」
恭介「志筑さんって、僕の演奏聴いたことなかったよね?」
仁美「あ、はい……バイオリンの方で高名な方だとは存じておりましたが……」
恭介「なのに僕のことを好きって、そういうの?」
仁美「え、ええ、そうです……」
恭介「……それって、どこかおかしくない?」
仁美「え?」
恭介「バイオリンを聴いたこともないのに僕が好き?なんで?勘違いじゃないの?
だってそんなことあるわけないだろ?僕のこと何も知らないのに、そんな軽々しく好きって、良く言うよね?」
仁美「あ、あ……その……、」ブルブル
恭介「なんでなの?どうして、僕のバイオリンを知りもしないくせにそういうことが言えるの?」
仁美「あっ……ご、ごめん、なさい……」
恭介「謝ってほしいんじゃないんだ。ただ不思議なんだ。だって君、僕のこと何も知らないのに。
僕は僕じゃなくてバイオリンが全てなのに、なんで抜け殻の僕の事なんか見てるの?ねえ、志筑さん」
仁美「っ、……し、失礼します……っ!」
バタバタバタ……
恭介「……行っちゃった」
恭介「なんか頭がボーっとするなあ……バイオリン、弾かなくちゃ……」
すまんが所用で一時間ほど席を外します
保守いるかどうかわからないけどしてくれたら嬉しい
保守いるかどうかわからないけどしてくれたら嬉しい
すでに壊れかかっとる
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