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    元スレクリス「私とまゆりのどっちかが死ぬはずだった?」 岡部「そうだ」

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    301 = 109 :


    岡部「……鈴羽…………だから自分を責めるのはもう止めてくれ」

    鈴羽「…………うん…………わかった。…………もう逃げないよ」

    岡部「…………よし。………さぁ!円卓会議の続きを始めようではないか!」

    俺は、唐突にソファから飛び上がると、そう高らかに叫んだ。

    紅莉栖「…………あ、久しぶりの鳳凰院凶真…………」

    鈴羽「……ぷっ……、あっはっはっは!…………そのネタ、もうこの時からやってたんだ!あっはっは!」

    紅莉栖「……えっ……?…………ちょ、ちょっと……もしかして未来でも……?」

    鈴羽「うん!オカリンおじさんの18番だよ!」

    紅莉栖「や、やめて!…………岡部!そのネタはもう今日で封印して!」




    そうして俺達の円卓会議は再開した。

    303 :

    お、18番……

    304 = 109 :


    鈴羽「さて、………………どこまで話したっけ?」

    紅莉栖「まゆりが、岡部が生きている世界線を見つけたところまでよ」

    鈴羽「そうだったそうだった。…………えっと、そう。おばさんが見つけた世界線、……これをB世界……?だっけ?」

    紅莉栖「まぁ私達が便宜上つけただけだけどね」

    鈴羽「そのB世界を見つけた時のおばさんの喜びようはなかった。」

      「歓喜なんて言葉じゃ補えないくらいの喜びだった」

      「それはそうだよ。体感時間ではもう悠久と言ってもいいほどに年が経っているんだから」

      「砂漠に落とした一粒のビーズを見つけたぐらいって言えば一番わかりやすいのかな」

    だけど、喜んだ分、悲しみはそれ以上だった。

    鈴羽「その世界では、抗いようの無い事態が待っていた」

    岡部「…………SERNがタイムマシンを開発してしまう…………のだな……?」

    鈴羽「そう。当たり前だよね。そのSERNが開発したタイムマシンによって、おじさんを助けに行くんだから」

    紅莉栖「……そうね」

    305 = 109 :


    鈴羽「まゆりおばさんは、その開発したタイムマシンに載っておじさんを助けに行く世界を観測してみた」

      「容易におじさんを助ける事はできた。なんたって今のまゆりおばさんはプロのリーディングシュタイナーだからね」

      「でもその後が、大変だった。」

      「おじさんを助けるためにSERNがタイムマシンを開発する世界線上を軸に世界を観測しているからか」

      「どんなルートを辿っても、ディストピアが形成されてしまう」

      「おばさんは困惑した。どんな世界をのぞいても、どんな世界を調べても、その全てがディストピアにつながるのだから」


    当然だ。

    SERNがタイムマシンを開発している世界線上なら、どんなイレギュラーがあったとしても、ディストピアが生まれてしまう。

    306 = 109 :


    鈴羽「それでもおばさんは諦めなかった」

      「観測を止めなかった」

      「その結果、あるひとつの奇策が生まれた」

      「それは、SERNが作ったタイムマシンでおじさんを助けた後に、SERNではなく、別人にタイムマシンを作ってもらうという物だった」


    紅莉栖「ちょ、ちょっと待って!そんな事して何の意味があるの?」

    鈴羽「別人がタイムマシンを作れば、そのタイムマシンに載ってオカリンおじさんを助けに行く事ができる」

    紅莉栖「それは答えになっていないわ。SERNがタイムマシンを開発してしまう世界線上なら、どっちにしろディストピアが形成されるでしょ?」

    308 = 109 :


    鈴羽「だから、別人にタイムマシンを作らせた後に、SERNがタイムマシンを作らない世界を観測すればいい」

    紅莉栖「い、意味がわからないわ…………それじゃ矛盾が生じるでしょ……?」

    鈴羽「いいや、起こらないよ。SERNのタイムマシンが他人のタイムマシンに変わるだけだから」

    紅莉栖「ま、まゆりはSERNのタイムマシンでタイムトラベルするんでしょ……?なら制限がかかって他人のタイムマシンじゃ記憶が………………あ、……」

    鈴羽「……そうなんだ。…………まゆりおばさんだけは、収束に当てはまらないで、時間改変ができる」

    紅莉栖「ていうか……そもそも、他人がタイムマシンを作れるのなら…………SERNがタイムマシンを開発した世界でなく、その人が開発した世界に行けば良いんじゃ……」

    鈴羽「……それは絶対に無理だよ。」

    紅莉栖「な、なんで?実際に作っているんだから、観測すれば………………っ!」

    鈴羽「本当に察しが良い人と話してると楽だね。実感するよ」

    岡部「…………どういうことだ?」

    紅莉栖「…………岡部なの……?」

    309 = 109 :



    鈴羽「……正確に言えば違うけど…………、うん。……そう、オカリンおじさんの生存が、タイムマシン開発の鍵だった」

    紅莉栖「…………なるほど…………通りでSERNのタイムマシンを利用して、岡部を助けなきゃ、新たなマシンができない……」

    鈴羽「……ここからが重要だよ……」

      「ようやくSERN以外のタイムマシンを観測できたまゆりおばさんは、今度は如何にしてディストピアが形成されない世界に到達できるのかを探し始めた」

      「これこそが、たぶん、おばさんの世界観測史上、最も時間のかかった作業だと思う」

      「まず、第一条件は、おじさんがタイムマシンを開発できる環境に居る事」

      「この条件は、比較的容易だった。特定のラボに、特定の機材と特定の人材を容易した世界を観測すればいい」

      「その仮定の中で、第二条件が生まれた。」

      「それは、牧瀬紅莉栖が父親に殺されない事。」

      「後で言うけど、これが最難関だった。……その理由は…………おじさんならわかるよね?」

    あぁもちろんだ。

    俺が何年費やしたと思っている。

    310 = 109 :


    鈴羽の話は、まだまだ続く。


    鈴羽「そして第三条件、世界戦争が起きない様、タイムトラベル論文を流出しない事。」

      「これは第二条件とリンクしているから割合するよ」

      「次に第四条件、これは少し特殊なんだけど、牧瀬紅莉栖が岡部に好感を抱きつつ、タイムトラベルの危険性を認識する事」

    紅莉栖「ふぉぉおい!余計な事は言わんでいいぞ!」

    岡部「……紅莉栖……今はまじめな話をしてるんだ……少し黙ってくれ」

    紅莉栖「……あ、……ご、ごめんなさい…………」

    岡部「で、鈴羽……、その条件がクリアしてるという事は、今この牧瀬紅莉栖は俺に好感を持っているのか?」

    鈴羽「もちのろんだよ。今すぐ結婚できるほどに」

    紅莉栖「shut up!」

    311 = 118 :

    今日も助手がかわいい

    312 = 109 :


    鈴羽「そして第五条件、SERNにタイムマシン開発を悟られない事」

      「これはもう言わなくても理由はわかるよね?」

      「この条件が意外に難しかった。何故なら、IBN5100が必要だから。」

      「これは後の条件と重なるんだけど、タイムマシンが存在しない世界線上でこの条件をクリアするのは至難だった」

      「何故なら、いくらまゆりおばさんが神に等しいと言っても、IBN5100はもう既に存在しないから」

    紅莉栖「IBN5100がもう存在しない……?」

    鈴羽「そう。おじさん達もがんばって探したらしいけど、無駄だったみたいだね。もうこの地球上にIBN5100は存在しない」

      「あるとしても、それは機能しないか、内部的要素が完全に書き換えられたものだよ」

      「おばさんは困った。SERNに全てのIBN5100を壊される前に、なんとか入手しないといけないのに、おばさんは2004年以前にいけない」

      「こんなところでも、この制約はキバを向いた」

      「おばさんは真剣に考えた。考え抜いた。そして見つけた。自分だけに仕える奇策を」

    313 = 109 :


    岡部「……タイムマシンが存在してある世界に行き、IBN5100を分析した…………のだな……?」

    鈴羽「そう。これで第五条件がクリアできた」

      「そして第六条件。…………SERNがタイムマシンを開発しない事。…………これはシュタインズゲートに到達……と言い換えても正しいかな」

    シュタインズゲートの到達。

    これは言い換えれば、俺、まゆり、紅莉栖の三名全員が生存しており、

    かつ、SERNがタイムマシンを開発する事なく、ディストピアが形成されることもなく、世界大戦も起こらない。

    そんな夢の様な世界線のことである。



    鈴羽「でも、この条件を考えたとき、初めて矛盾が生まれる」

    紅莉栖「タイムマシンが開発されない…………のね?」

    314 = 118 :

    ヒカルの碁のSS読んできた
    シリアスもギャグも書けるのは凄いな

    315 = 163 :

    寝落ちか?

    317 = 193 :

    318 = 163 :

    320 :

    >>158
    そうして何百のSSスレが潰されてきたのだろう

    321 = 109 :


    鈴羽「そう。シュタインズゲートでは、紅莉栖おばさんがオカリンおじさんとタイムリープマシンを製作する時間が存在しない」

      「ゆえに、リープマシンも、タイムマシンも、両方製作される事の無い世界だ」

      「だからこそ、矛盾する。…………オカリンおじさんが生きている事に」

    紅莉栖「…………なるほど…………、確かにこの世界線上で、岡部が生きているのはおかしいわ」

    鈴羽「うん。誰も岡部おじさんを助けに行く事ができないからね。私も、紅莉栖おばさんも、そしてまゆりおばさんも」

    紅莉栖「なのに、岡部はこうして生存して、……世界をシュタインズゲートに移行させた。タイムリープマシンもタイムマシンも開発させることなく」

    鈴羽「普通なら、矛盾が生じて、おじさんは生きていられないはずだよね?」

    岡部「……あぁ、俺は死んでいるからな。」

    鈴羽「でもおばさんは諦めなかった。今までも同じ様な困難にぶつかって来て、何度もウルトラCで乗り切った」

      「諦めなければ道は開く。利用できるものは何でも利用した」

      「そのおばさんが、最後の最後に、とんでもない物を利用した」

    岡部「……いったい……なんだと言うのだ…………」

    紅莉栖「…………まさか…………」

    鈴羽「そう。…………おばさんは、自分の死を利用した」

    322 :

    詠矢さんの悲劇再び

    323 = 109 :


    岡部「……何度も悪いが…………意味がわからない……」

    鈴羽「よく考えて。おじさん。…………現在この世界線上では、まゆりおばさんは生きていない。」

      「なら、誰が2000年のおじさんを助けに行くの?」

    岡部「……そ、それは…………だから、タイムマシンが開発されていないこの世界線上では……、俺を助ける事は絶対に……」

    鈴羽「何でタイムマシンが開発されないの?」

    岡部「何故って、それは、リープマシンが作成されることが…………っ!」

    鈴羽「作ってるじゃん。今、この瞬間。おじさん達が。」

    岡部「ま、待て…………頭が混乱する…………って事は何か…………?…………俺にタイムマシンを作らせるため……それだけの為にまゆりは死んだ……って言うのか?」

    鈴羽「正確に言うと違う。…………でも大まかに言えば合ってるよ」

    紅莉栖「…………一つ、いいかしら……?」

    鈴羽「……いいよ」

    324 = 109 :


    紅莉栖「岡部自身がタイムマシンを開発するのは、矛盾が生じないかしら?」

    鈴羽「そう。死ぬはずのおじさんを助けるためのタイムマシンをおじさんが作る事はできない。」

      「でも他人ならそれができる」


    紅莉栖「…………はぁ…………わかったわ。理解した………………私なのね?」

    鈴羽「そうだよ。…………紅莉栖おばさんがタイムマシンを作るんだ」

    紅莉栖「ちょっと待って……、その理論で言うと、リープマシンは岡部が作ってるんだから、私が完成させても矛盾が生じない?」

    鈴羽「……これは…………その何ていうか…………オカリンおじさんに悪いんだけど……」

    岡部「……ん?…………どうした?」

    鈴羽「実は、タイムマシン発明に……おじさんが関与している部分って…………ほぼ0なんだよね……」

    岡部「……な、なに!?」

    紅莉栖「…………ぷっ!」


    紅莉栖は、たまらず噴出してしまった。

    シリアスな場面だと言うのに、なんと締まらない奴なのだ。

    325 = 109 :


    鈴羽「考えてみて、……紅莉栖おばさんが作成したタイムトラベル論文って、おじさんが1%でも関与してた?」

    紅莉栖「…………確かに……、あれは岡部と知り合う前に書いた論文だから…………」

    鈴羽「これで矛盾は解消された」

    紅莉栖「ま、待って!まだ、まだまだ矛盾はあるわ!」

    鈴羽「うーん……、これ以上突っ込まれても面倒くさいんだけどなぁ……」

    紅莉栖「そ、そもそもまゆりが死んだ今!誰が岡部を助けに行くの!?まだ2000年の岡部は助かってないはずよ!」

    鈴羽「もう薄々わかってるでしょ?……紅莉栖おばさんだよ」

    紅莉栖「ちょ、それこそ矛盾が生じるわ!私はその時代の岡部を救えない!救い方を知らない!」

    鈴羽「いいや、知ってるはずだよ。」

    紅莉栖「なんでそんな事言えるの!?」

    鈴羽「まゆりおばさんが、そうなるように布石を打っているから」

    紅莉栖「……ふ、布石…………?」

    326 = 109 :


    鈴羽「例えば…………、おじさんがIBN5100の規則書を見つけた時、どうやったの?」

    岡部「……あ、あれは……確か俺の中の記憶が………………っ……」

    紅莉栖「……まさか…………」

    鈴羽「そう。あれも全部まゆりおばさんの力」

    紅莉栖「た、他人にまで彼女の力は及ぶわけ!?」

    鈴羽「簡単に言うけど、直接的に脳に記憶を与えてるわけじゃない」

      「彼女は、彼女の望む世界を観測した後、その世界をできるだけ他の世界でも再現しただけ」

    岡部「…………さ、再現だと……?」

    鈴羽「再現することで、望む世界線を多く作った。」
      
      「そうすることによって、彼女は、彼女の望む世界線を、他の世界線より、他人の脳にほんのわずかに印象深くさせることに成功したんだ」

    岡部「それに何の意味が………」

    鈴羽「人は誰しもが、リーディングシュタイナーの能力を潜在的に持つ」

    紅莉栖「……つまり、望む人物に、印象深く特定の世界線を刷り込むって……ことね」

    327 = 109 :


    鈴羽「そういう事」

    紅莉栖「…………って事は……何かしら…………、私は2000年の岡部を救う方法を知っている……という事かしら……?」

    鈴羽「そうなってくるね。ただ、今はまだ知らないと思うよ?その時になって、初めてリーディングシュタイナーが発動するようになってると思うから」

    紅莉栖「…………なんだか、いろいろ煙にまかれたようにしか思えないわ…………」

    鈴羽「でも、矛盾はないでしょう?」

    紅莉栖「ちなみに聞いておくけど、岡部が存在しないなら、私が岡部を助けに行く理由にならないけど……?」

    鈴羽「それを聞く?………今説明したばかりだよ?」

    紅莉栖「…………矛盾もまゆりの力にかかれば形無しってわけね……」

    328 = 109 :

    鈴羽「さて、残す話はあと一つだね。」

    岡部「ひとつ?」

    鈴羽「オカリンおじさんは、紅莉栖おばさんが助けに行くとして、残ったのはまゆりおばさんだけだよ」

    岡部「そ、そうだ!あいつの超人っぷりにすっかり忘れていたが、そもそもの目的があいつを救出することではないか!」

    紅莉栖「そういえばそうだった…………自殺みたいな事をしてたからすっかり忘れていたわ……」

    岡部「あ、あるのか!?あいつを救う方法が!」

    鈴羽「それは私からは言えない。」

    岡部「……ど、どういうことだ!?」

    鈴羽「…………携帯。…………携帯に着信が着てない?」

    岡部「け、携帯だと……?」

    俺はズボン右ポケットに入れたままだった携帯を取り出して、画面を見る。


    差出人:sg-epk@jtk93.x29.jp

    件名:なし

    動画添付:safwkoickse#44C

    本文:なし

    329 = 109 :



    『よう。俺

     ていうのは相変わらず慣れない物だな。

     まぁ慣れようとするこの環境がおかしいんだがな。

     さて、今回で二回目か?俺からメールを送るのは。

     つっても、俺の記憶上じゃ、これが始めてなんだがな。

     まぁ察しの悪いお前でも、俺からのメールと来れば何の事かはもうわかるだろ?

     あぁそうだ。…………まゆりだ。』

    330 = 109 :



    『まゆりを助けるためにいろんなことをしたよな。

     α世界線、β世界線、そしてシュタインズゲート。

     まだお前は、まゆりがこの世界を作り出したことに対して、困惑を隠せないかもしれない。

     まぁでもなんだ。

     女の子に、ここまでしてもらうってのも、男冥利に尽きる。

     そうは思わないか?』

    331 = 109 :


    『おそらくまゆりは、永遠と呼んでも間違いないほどの時間を俺達の為に使ってくれたんだ。

     なら、今度は、お前が助けに行く番。

     そういう物だろ?

     あぁ、なに今回は、前回みたいに痛い思いはしなくていい。

     お前がただ、まゆりにもう一度会いたいと、そう思えば全てが上手くいく。


     その点は心配…………いらねぇよな。

     だって。

     俺は、お前で。

     お前は、俺なんだから。』

    332 = 109 :


    『じゃあ最後に助ける方法を説明するぞ?

     って言っても、方法は使い古された物って言ってもおかしくないのか?

     こんな事言ってる時点で、もう既にネタバレなんだけどな。

     あぁ、もったいぶっちまったな。

     そんなつもりはねぇんだ。今言うよ。

     さぁ。

     自分をもう一度騙しに行こうぜ。』





    俺は。

    携帯を閉じて。
    空を見上げて。

    笑った。

    333 = 109 :


    『あ、それとな、救急救命士に変装するときな、マスクつけていけよ? 

     流石に、マスク無しだと、アホな俺でも気づくぞ?

     あ、後親御さんに事情を説明するのを忘れるな?結構手間取るぞ。あれ。



     っと、長くなっちまったな。こんなに話すつもりはなかったんだが。

     まぁ何だ。

     最後は、やっぱりアレで閉めるか?

     アレってなんだよって寒い事言うなよ?

     いいか?

     準備はできたか?いくぞ?』



    俺は、携帯を握った手を高らかに掲げ

    そして空を見上げて、言った。


    「『エル・プサイ・コングルゥ』」

    334 = 109 :



    こんな言葉に意味など無い。

    だが、物事の全てには意味がある。


    『そういうものだろ?』

    「そういうものだ」


    俺は、空を見上げて、
    これからすべき事を想像して、

    その面倒くささに苦笑しながら、



    まゆりに早く会おうと、そう思った。






    【真シュタインズゲート  到達】

                              完

    336 :

    本編やってないけど面白かった乙です
    やってたらもっと楽しめたのかな

    337 = 109 :

    >>336
    そりゃもったいない!

    損してるよ!

    いや、このSSじゃなくて、本編をやってない事が。



    あんなに面白くて、興奮するものないって言うのに!

    いや、このSSじゃなくて、本編をやってない事が。


    さぁ今すぐ見るんだ!

    いや、このSSじゃなくて、本編を(ry

    338 :

    >>1

    かなり楽しめたし完成度も高いし非常に良かった
    最後駆け足だった印象はあるけど

    339 = 303 :

    >>1
    シュタゲやりたいけど時間も金もない

    341 = 109 :

    >>338
    うむ。

    最後はもう少し、ゆっくりやろうと思ったんだけど、仕事の時間での。

    本当は、過去おかりん救出場面と
    まゆり救出場面をやるつもりだったんだが、サルと忍法のせいで。

    完成させるために●まで買っちまったよ……、何してんだ俺……

    342 = 319 :

    乙リン

    344 = 320 :

    読み終わったー!
    いやー、久しぶりに楽しめたわ
    >>1乙!

    345 :

    まゆりの力が某割烹着を着た家政婦みたいな声のマジカル☆ステッキに見えてしゃーない

    346 = 291 :

    >>1
    楽しめた

    347 :

    こっからだろー

    348 :


    ヒカ碁のSSのタイトル教えてくれ

    349 :

    ここ最近のSSで一番の出来だった 面白かったありがとう
    >>1

    350 = 128 :


    久しぶりに見た良SSだった


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