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    元スレクリス「私とまゆりのどっちかが死ぬはずだった?」 岡部「そうだ」

    SS覧 / PC版 /
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    251 = 109 :


    何か違和感を感じる。

    何だ、この感じは。

    途轍もない、お釈迦さまの手の上で踊らされているような。

    何者かの意思に突き動かされているような。

    そんな圧倒的気持ち悪さを感じた。



    なんだ。一体なんなんだ。





    鈴羽「気づいた?」

    岡部「………………」

    鈴羽「おじさん達が、リープマシンを作ったときの事……思い出して……」

    252 = 109 :


    世界がぐにゃりと、音を立てて曲がる。

    吐き気を催すほどの圧倒的不快感。

    今すぐにでも、トイレに駆け込んで吐きたい。

    そんな俺を前に、鈴羽は容赦なく『真実』を告げる。

    残酷に。無慈悲に。

    そして、何より俺を思って。


    鈴羽「……………本当に『最初』からタイムリープマシンを作る気だった?」



    この一言を聞いた途端。

    何かが俺の中ではじけた。


    254 = 109 :



    最初から違和感は有った。




    都合よくまゆりが電子レンジをほしがり。

    都合よくその電子レンジがリープマシンになり。

    都合よく借りたラボの下のブラウン管がリフターになり。

    都合よくラボの回線上とSERNの回線が直結しており。


    そして、都合よく。






               【紅莉栖と出会えた】



    257 = 109 :



    鈴羽「…………その全ては、まゆりおばさんが手を下して、世界改変を行った結果だよ」

    岡部「……あ、あ、……あぁぁ…………」

    鈴羽「……ショックだよね…………ごめんね。こんな話して…………」

    紅莉栖「…………お、岡部…………」


    俺は、膝をついて、顔を伏せ、泣きはらしたい思いでいっぱいだった。



    こんな事ってあるか。

    俺が、生きてきた人生。

    自分で、自分の意思で、自分の力で、今の自分が居る。

    そして、過去、まゆりを救うために、体感時間で何年も費やした、あの出来事が。

    全て、他人の意思によるものだったのだ。



    こんな事ってないだろ。

    258 = 211 :

    シュタゲSS最高傑作の予感

    259 = 109 :


    「う、……ぐ、……うぐっ…………っ…………」

    紅莉栖「お、岡部…………しっかり…………」

    鈴羽「…………本当にごめん。…………できることなら、伝えたくなかった。……あたしも…………おばさんも」



    ダメだ。

    このままじゃ『俺』は壊れてしまう。

    自我が保てない。

    だめじゃ

    「あ、……がぁっ…………あぁがぁあ!!あああぁぁぁぁああぁっ!!!」






    気を失います



    【諸行無常のグーゴルプレックス】 14章 完

    260 = 193 :

    上手く出来すぎててこの>>1が怖い

    261 = 211 :

    気を失ったのはもしかして>>1

    262 :

    まさか原作をそう使ってくると思わなかったわwww
    期待してるwwwww

    263 :

    まゆりがD4Cのスタンド使いだったとは・・・

    面白い

    264 :

    お前をみているぞ

    266 = 109 :

    疲れた。休憩。

    てか本格的に腕が痛いんだが……、これはまさか腱鞘炎って奴か。


    タイムリープして、スレ立てを止めさせねぇとな。

    267 = 211 :

    >>266
    その世界線はない

    268 = 109 :

    原作者じゃないから微妙だけど、

    何かあったら質問に答えていくよ。



    >>240
    そうだね。
    実に上手い説明だと思うよ。


    269 = 144 :

    覚えているぞ

    271 = 211 :

    >>268
    他にもシュタゲSS書いてる?

    272 :

    原作をやってるようなゾクゾク感

    273 = 240 :

    >>268一服しながらPC眺めてたらふと思っただけww

    274 = 109 :

    >>203
    まとまる……というのは、主観の問題であり、俺が纏まっていると判断するものを、あんたが纏まっていないと……(ry

    つまり期待してくれってことだよ。



    >>219
    この世界線上では、SERNが岡部達に気づかない。
    だから、橋田も離婚する必要がなく、隠居する意味もない。

    だから普通にオカリンとも接点がある。



    >>232
    演技です。

    あれは演技なのです。

    本当は神です。

    超越者なのです。

    275 = 109 :

    >>271
    シュタゲSSはコレが始めて。

    他のSSは、まどかとけいおんと、あと最近書いたのがヒカルの後って奴だな。

    276 = 239 :

    面白いな

    277 = 240 :

    >>275 ひかるの碁www懐かしいwww

    278 :

    これは寝れないな

    279 = 211 :

    まゆしぃはタイムリープマシンを岡部達が作るよう自身が誘導した世界線を観測したってことでおk?

    280 = 248 :

    >>275
    勝ちました?

    281 = 118 :

    全力で>>1乙!

    2000年に岡部がリーディングシュタイナーに目覚めたところって、
    原作だとどう描写されてたっけ?

    282 = 109 :

    >>279
    微妙に違う。

    世界線を観測するって行為はただ『見る』だけじゃない。

    例えば、ある世界を観測する。

    「俺が普通にPCで19時からクッソ無駄な時間を使ってる世界だ」

    この世界は、さまざまな世界に分岐している。

    例えば、俺が20時で書くのを止める世界。

    21時で止める世界。

    その分岐は限りないほど多い。

    そしてまゆりは、その分岐を一つずつしらみつぶしに探していくんだ。

    それこそ数え切れないほどトライアンドエラーを繰り返して。

    そうして一歩、一歩と、改変した後の世界をまた観測して、さらに改変してを繰り返して、原作のリープマシーンが完成される世界をようやく見つけた。

    >>280
    知ってる奴が居るとは驚きものの木

    283 = 242 :

    チュンチュンうるせーぞおまいら!

    284 = 211 :

    >>282
    なるほど
    本編で岡部がやってきたことをマシンも使わずに何度も過去改変を行いやったわけね

    精神力すご過ぎだろ...

    285 = 207 :

    まゆしぃはまゆ神だったか

    286 :

    追いついた
    コレは支援

    287 = 263 :

    まゆしぃヴァレンタインだな

    288 = 193 :

    ウロボロスだとまゆりが無限タイムリープしてIBN手に入れたりします

    289 = 124 :

    落とさせんぞ

    290 = 109 :

    ちょうど14章の終わりのレスから一時間経ったところで書き始めるわ。

    291 :

    あのヒカ碁か…
    >>1すげえな

    292 = 124 :

    え?勝ちましたの人だったのwwwwwwwwあれは笑わせていただきましたwwwwwwww

    293 :

    おう

    295 = 109 :


    俺が目覚めたのは、それから数時間経った後だった。

    気づくと、俺はソファーに寝ており、横には、深刻な面持ちをした助手と鈴羽が座っていた。

    ダルは……まぁいいや。



    紅莉栖「……あっ…………岡部…………気づいた?」

    岡部「…………あ、……あぁ……」

    鈴羽「………………」

    鈴羽がなきそうな顔でこちらを見ていた。

    そんな顔しないでほしい。

    お前が悪いわけじゃないのに。

    296 = 124 :

    きたか

    297 = 109 :


    岡部「…………すまなかった……鈴羽」

    鈴羽「…………え…………?」

    岡部「……お前に、こんな辛い事をいわせる役目を負わせて…………」

    鈴羽「……そ、そんなこと!…………こんなの……おじさんの苦しみに比べれば…………」


    俺はソファから身体を起こし、頭を触ってみる。

    うん。

    まだ混乱は残ってるけど、

    もう大丈夫だ。

    もう、気持ちの整理はついた。

    298 = 144 :

    お前を見ているぞ

    300 = 109 :


    岡部「…………思えば…………俺はずっと加害者だったんだな……」

    紅莉栖「…………え……?」

    岡部「過去の世界で…………俺はお前達に…………今の俺と同じ様な事を味合わせてきたんだ……」

    紅莉栖「……で、でも……それは……」

    岡部「いや、…………同じ事だ。…………俺はあの世界の、……唯一無二のお前達を……自分の都合で作ったり、消したりしたんだ」

    紅莉栖「…………岡部…………」

    岡部「だから、今俺が味わっているのは…………罪滅ぼしのようなものなんだ…………」

    鈴羽「…………おじさん…………」


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