私的良スレ書庫
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元スレ貴音「荒野の女王」
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美希「で、この二人は使えるの? 足を引っ張られるのはヤなの」
春香と千早が無言で席を立とうとした。
P「喧嘩っぱやすぎるぞおまえら」
貴音「今回は同じ仕事をこなす仲間です。穏便に参りましょう」
P「そうそう。春香と千早の腕は俺が保障するよ」
美希「そこの人に保障して貰っても意味ないと思うなー」
P「だって俺しか保障出来ないし。
こいつら見ての通り早撃ちをするタイプでも無いから銃を撃つときは仕事の時だけ。
しかも仕事で撃つとなると相手は全員豚箱行きだから……」
千早「その辺りは別にどうでもいいでしょう。
作戦を立ててやるわけでも無いのだから、お互いに背中を撃たないように注意をしておけばそれで良いと思います」
P「まあ、緻密な連携を取ろうって訳でも無いからな。
けど、将来の仲間候補だから仲良くしとけよ」
響「はぁ? 仲間になんてなる気は無いぞ」
春香「こっちも仲間なんていりませんけど」
P「おまえらなぁ……もういいや……話を進めよう。
銀行強盗の件なんだが――」
店内に陶器が割れる音が響いた。
音の方向に目を向けると一人の少女が震えながらこちらを見ている。
P「あれ? ……もしかして前に寄った街で俺にうどんぶっかけた子か?」
春香「あの子が?」
千早「へぇ」
雪歩「ぎ、銀行ごう……」
P「え? 大丈夫か? 割れた食器拾うの手伝うよ」
Pはそういって席を立ち上がった。
雪歩「銀行強盗ですぅ!!」
雪歩はそういってPを指さす。
P「へ?」
真「雪歩っ! そいつから離れて!」
カウンターにいた真が飛び出してくる。
屈強な♂×3「そいやっ!!」
その後ろにいつの日か見たことのある屈強な男衆が続いた。
P「ち、ちが――俺は」
屈強な♂×3「そいやっ!!」
P「やめろっ! は、離せ! おいっ、どこ掴んでやがる! このっ――アッー!」
春香「やだ、何あれ!」
千早「春香、プロデューサーを助けないと!」
春香「……もうちょっと見ておこうよ」ドキドキ
千早「……そ、そうね」ドキドキ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
P「ひどい目にあった」ボロッ
雪歩「ご、ごめんなさい! ほんと私ダメダメで……勘違いした挙げ句迷惑をかけちゃって……」
P「春香と千早はもっと早くに助けてくれよ。なんか色々と危なかったぞ」
春香「ごめんなさい。いきなりのことでどうすれば良いか分からなくて」シレッ
千早「一般人に発砲する訳にはいけませんし」シレッ
真「つまり、あなた達はこの町で起こる銀行強盗に備えてその話をしていたところだったって訳ですか」
貴音「また会いましたね。こことは別の場所で働いていたと思いますが?」
真「同じ場所で働いてると地元の人になれてしまうので、系列店を転々としているんです。
雪歩の男性恐怖症を克服するのが一番の目的ですから」
貴音「そう言うことですか」
真「でもこんな短期間で貴音さんにまた会えるとは思ってなかったなー。
銀行強盗があるって本当なんですか?」
貴音「765プロが手に入れた確かな筋からの情報らしいですよ」
真「765プロが?」
真はジト目でPを見た。
P「正義感が強そうな子だから先に忠告しとくけど他言無用だからな。警察にも保安官にも」
真「なんで?」
P「他の銀行が襲われるだけだろうから。
ここで馬鹿共を一網打尽にするチャンスだろ?」
真「……分かった。僕たちも手伝っても良いかな?」
P「……駄目に決まってるだろ。ミルクを買ってあげるからお家で飲んでなさい」
真「そっちが駄目だって言ってもこっちは勝手に首を突っ込むからな!」
雪歩「や、やめようよ真ちゃん。危ないよ」
真「でもこんな話聞いて放っておけないよ!」
P「こんな話はいくらでも聞くだろ。そのたびに首を突っ込んでたんじゃ長生き出来ないぞ」
真「こんな話を飲食店でやる方が悪い。普通は酒場とかじゃないの?」
P「酒場に入るような面子じゃ無いからな。こっちも場所を選ぶべきだったよ。悪かったと思ってる。
だからこれ以上首を突っ込むな」
貴音「遊びでは無いですからね」
真「で、でもっ! 放って置けません!」
P「お前達に何が出来るのかが知りたいな」
真「人を集めて強盗に対抗する」
P「銃は使えるのか?」
真「……使ったことはありませんけど」
美希「それはさすがに無謀なの。被害が増えるだけだしこっちも人が多かったら邪魔で仕方が無いの」
響「誰を撃てば良いのか分からなくなるぞ」
P「という訳だ。じゃあな」
真「……くそぉ!!」
P「…………と思ったけど、このまま放って置くとなんかやらかしそうだな。
……名前は?」
真「……菊地真」
P「それじゃあ真」
真「いきなり名前呼び!?」
P「俺と一緒に今回の仕事をやろう」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
とある街。
寂れたこの村では珍しい決闘が行われようとしていた。
あずさ「あらあら~。最近はよくこんな事に巻き込まれてしまって困るわ~」
決闘者「お前の最も卑怯だと言われるショット……見せて貰うぜ。一匹狼のあずさ」
あずさ「卑怯なことなんてしません。それに私、一匹狼じゃ――」
誰かが二人の間にコインを投げた。あずさと決闘者が素早く構える。
あずさは張り付くような長ズボンにシャツを来ていたが、そのシャツはダイナマイト過ぎる胸を収めきれず第二ボタンまで開いていた。
前屈みに構えたあずさの胸元に決闘者の目が吸い寄せられる。
その瞬間、銃声が鳴り響いた。
決闘者「ぐあっ!?」
当然、撃たれたのはあずさの相手である。手首を撃ち砕かれて心底悔しそうにしている。
決闘者「こんな馬鹿な負け方! 絶対に他言できねぇ……っ!」
あずさ「私、一匹狼じゃありませんからね?」
あずさは踵を返してその場を去った。
あずさ「どうやったら帰れるのかしら~。とりあえず、こっちの道でも行ってみましょう」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
真「もう三日もここで銀行を見張ってるけど本当にくるの?」
P「さぁ? あと一週間張って来なかったら諦めるよ」
真「そんな無責任な……」
雪歩「や、やっぱり止めようよ真ちゃん」
真「雪歩は店でウエイトレスをしときなって。危ないよ」
雪歩「一人でウエイトレスの方が嫌ですぅ!」
春香「騒がしいよ。始まったときに五月蠅いようだったら黙らすからね」
春香はライフルをポンポンと叩いて見せた。
真「なにおう!」
P「五月蠅いって。……あっ、まさかアレか?」
Pは砂埃を上げて近づいてくる一団に目を向けた。
春香「アレでしょうね」
P「どう見ても普通じゃ無いもんなー」
Pたちは二階建ての建物の上からそれを見ていた。
平面に潜伏してる美希たちにも合図を送り、目標が来た事を知らせる。
真「で、これからどうするんです?」
P「まずはな」
真「はい」
P「相手に金庫を奪わせる」
真「は?」
真が困惑している間に一団は銀行の前へとやって来た。
P「うわー。質より量で攻めてきたかー。予想より十人くらい多いか? 30人はいそうだ。
しかも、どいつもこいつも見たことない奴なんだが」
春香「お金になりそうじゃ無いですね」
P「まあ、現行犯ってことで捕まえれば報償は出るだろ」
真「ちょ、ちょっと待ってよ! 金庫を奪わせるってどういう事です!?」
P「五月蠅いって。……まあ、あっちはもっと五月蠅いから気がつかれないだろうけど、命に関わる問題だからもっと声のトーンを落としてくれ」
Pは銀行の前に集まった一団を見た。
チャラ男A「ココッスカ、センパイ!」
チャラ男B「ッンナコトオレニキクナヤ!」
チャラ男C「パネェ! ケイカクハアクシテナイセンパイパネェ!!」
チャラ男D「ダブンココッショ?」
チャラ男E「マチガイナクネ?」
強盗団はそう言いつつ銀行に雪崩れ込んだ。
P「大丈夫かよあいつら。ちゃんと金庫盗めるんだろうな」
真「いや、だから何で盗まれるのを見ておくんだよ!」
P「ここで30人を相手にドンパチを始めたらさすがにこっちが危ないから。
それに知ってるか? 盗まれた金は取り返したらその分の報償が出るって」
真「っ! 最悪だ! あんた!」
P「まあまあ、大人しく見ておきなって。
今始めて銀行員を人質に立てこもられでもしたら面倒だし、色々と理由はあるんだ」
春香「出てきましたよ、プロデューサーさん」
銀行から強盗団と金庫を引きずる馬が出てきた。
P「昔は固定式でもと大きな金庫だったらしいけどな。
銀行の金庫と言っても箪笥くらいしか無いな」
6人ほどでチャラ男は用意していた台車に金庫を乗せる。
チャラ男F「ッベー。マジヨユウダッタワ」
チャラ男G「ズラカッゾ!」
P「外に出たのは8人か……まあ、いいや。
やれっ! 響、美希!」
響「命令するな~!!」
美希「う、うざいの!」
響と美希はそれぞれ大きめの台車を押して片側の道を完全にふさいだ。
元々、木材を置いて少し道は狭くしてあった。
響と美希は台車の裏に隠れて銃を撃ち始める。
チャラ男H「ッベェ!!」
チャラ男I「マジベェワ!!」
早速二人仕留めるが、金庫を乗せた台車は馬に引かれて猛スピードで逃げ出した。
P「馬を狙えば早いんだろうけど……馬も頂きたいから人だけ狙ってくれ」
春香「……ビューティフォー。
プロデューサーさん。ライフルで敵を一方的に捕らえたときの気持ちよさは最高ですね!」
春香が引き金を引くと金庫と一緒に台車に乗っていた強盗の一人が地面を転がった。
春香はレバーを前後させ薬莢を吐き出させる。
レバーアクションのライフルが火を吹くたびに強盗が地面に転がった。
春香「……5人ですか。もう弾が届きません」
P「上出来だ。春香はここで引き続き取り残しを頼む」
銀行内で独特の銃声が響いた。悲鳴が上がり強盗が数人飛び出してくる。
それを美希と響、春香が一人ずつ仕留めた。
P「やってるな千早。
よし。響、美希! 中を手伝ってやってくれ!」
響「……765プロで使われてる人間の気持ちが分かったぞ」
美希「……うざいの」
二人はしぶしぶと言った様子で銀行に入っていった。
真「そ、それで僕たちは何をすれば」
P「うーん。春香の応援でもしておいて」
真「へ? だ、騙したなぁ!」
P「安全な場所で良い勉強が出来ただろ?」
雪歩「そうだよ真ちゃん……さすがに今回のは素人の出る幕じゃ無いよ……」
P「という訳で二人とも春香の応援よろしく。
俺はちょっと銀行を見てくる」
真「ぼ、僕も――!」
P「春香。二人の応援が不十分なようだったら、足でも撃って気合い入れてやれ」
春香「はーい」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
銀行から金庫が盗まれた直後、店内では小銭までかき集めようと強盗団の連中が騒いでいた。
チャラ男J「ニカイニモマダナニカアルンジャネ?」
オタク「行ってみようずwwww」
チャラ男K「ッベー! ナンダヨコイツ! アイカワラズキメー!」
オタク「ぐふぅwwwwwww」
そんな中、隅で震えている少女が一人いた。
チャラ男L「マジカヨ! チョーカワイインダケド」
チャラ男M「コンナイナカニカワイイコナンテイルワケナイッショ」
チャラ男N「ッンスカ? ナンノハナシシテルンッスカ?」
チャラ男O「コエカケテミヨウゼ」
強盗の一味は少女に近づいていった。
チャラ男N「ダイジョウブッスカ?」
チャラ男M「アーマジカワイイワコノコー」
チャラ男N「ッテカナンデコノクソアツイナカ、コートナンッスカ?」
少女はコートにくるまって自分の体を抱くように佇んでいた。
チャラ男O「カンゼンニビビッテルワーオレタチニカンゼンニビビッテルワー」
チャラ男L「ナイッショ? オレタチチョウヤサシイジャン」
その時、外で銃声がして店内が凍り付いた。
店の前にいた台車が馬に轢かれて急発進し、中にいた強盗団に童謡が走る。
チャラ男P「ハ? オレタチオイテイクトカマジネーシ」
チャラ男Q「ッテイウカオレタチモニゲタホウガヨクネ?」
千早「……私がロングコート着てる理由が知りたい?」
チャラ男N「……ウッス」
チャラ男O「モウイイカラニゲッゾ!」
チャラ男Oはガンベルトから銃を引き抜きながら叫んだ。
千早「だって武器が隠しやすいでしょ?」
ロングコートの中から現われたショットガンが火を吹いた。
チャラ男Oの腕が同時に吐き出された十数発の鉛球でズタズタになる。
チャラ男Oが持っていた銃が床をカラカラと転がり、銀行内にいた人間がそれを呆然と眺めた。
チャラ男O「ッンスカコレ?」
チャラ男M「オマエヤバクネ? ビョウインニイッタホウガヨクネ?」
千早はフォアグリップを前後させ次弾を装填すると、近くにいた強盗団に向かって発砲した。
ここに至って室内はパニックとなる。
チャラ男P「ッベェ! アノオンナソウトウキレテッゾ!」
チャラ男Q「ウテヤ! オマエラトリアエズウテヤ!」
オタク「やばいでござるwwwここは一旦退散wwww」
ショットガンの凄まじい制圧力は店内にいる強盗団を地獄にたたき落とした。
外に逃げ出す者や退路を求めて二階へと上がる者、カウンター側に逃げ込む人間など様々である。
千早は鼻歌を歌いつつ柱に身を隠し、次弾を装填した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
銀行の一階が慌ただしくなったとき、当然2階でもその異変を感じ取っていた。
チャラ男R「ジュウセイガシテネ?」
チャラ男S「ヤバクネ?」
チャラ男T「カクレタホウガヨクネ?」
チャラ男R「……ハ? チキンカヨ」
チャラ男T「ハ?」
チャラ男R「ア?」
チャラ男S「ヤメロヨ! ッメーラ」
強盗団がお互いに睨みをきかせていると、数メートル離れた場所の扉が開いた。
ごく自然な様子で現われた銀髪の女性に3人は呆然とした。
そして、その女がガンベルトをしており、銃を差しているのを見て驚愕した。
チャラ男R「ッベー!」
チャラ男T「フイウチトカマジカヨ!」
チャラ男S「クウキヨメヤッ!」
三人が銃に手を伸ばしたとき、銃声が連続して三発響いた。
三人は銃を引き抜くまでに至らずそれぞれ手首を打ち抜かれた。
チャラ男R「ッテー」
チャラ男T「テンションサガルワー」
チャラ男S「クウキヨメヤッ!」
貴音「申し訳ありません」スチャ
チャラ男R「ハ? ナンデマタジュウムケテンダヨ」
貴音は更に一発ずつ強盗団の太股に弾丸をくれてやった。
チャラ男S「アアアアアッ!? クウキヨメヤッ!!」
貴音はもだえる3人を尻目に、シリンダーに新しい弾を込め始める。
貴音「逃がすと面倒になるので」
貴音は廊下の中間距離に位置し、下から逃れてくる強盗を狩った。
チャラ男J「ッベ! ウエモヤバイジャン!」
オタク「そのようでwwww
おやwwwというよりあの銀髪美女wwwwwww」
チャラ男R「ッテー」
チャラ男T「テンションサガルワー」
チャラ男S「クウキヨメヤッ!」
貴音「申し訳ありません」スチャ
チャラ男R「ハ? ナンデマタジュウムケテンダヨ」
貴音は更に一発ずつ強盗団の太股に弾丸をくれてやった。
チャラ男S「アアアアアッ!? クウキヨメヤッ!!」
貴音はもだえる3人を尻目に、シリンダーに新しい弾を込め始める。
貴音「逃がすと面倒になるので」
貴音は廊下の中間距離に位置し、下から逃れてくる強盗を狩った。
チャラ男J「ッベ! ウエモヤバイジャン!」
オタク「そのようでwwww
おやwwwというよりあの銀髪美女wwwwwww」
チャラ男K「ッベー! ヤッゾオマエラ!」
強盗団が銃に手を伸ばしたのと同時に貴音も引き金を引く。
二つの銃声が廊下に響き、それ以上は銃声がなることは無かった。
貴音「……どういうつもりですか?」
オタク「でゅふwwwwwww」
オタクの足元にチャラ男Kが転がる。
オタクに側頭部を打ち抜かれ即死していた。
貴音に手首を打たれたチャラ男Jは顔を真っ赤にして怒鳴る。
チャラ男J「ッメーバカカヨ!? ナニミカタウッテンダ!!」
オタク「すまぬwwwすまぬwww」
オタクはチャラ男Jに向かって引き金を引いた。
額の中心を打ち抜かれたチャラ男Jが床に転がる。
貴音「これは一体……」
オタク「まさかこのような場所で四条貴音に出会えるとはwwwww感激の極みwwww」
オタクはガンベルトに銃を収めた。
オタク「勝負でゴザルwwww拙者、バトルオタクゆえwwww」
貴音「構いませんが……ただで済むとは思わないで下さいね」
オタク「ワロスwwwwwwww」
貴音は銃をホルスターに収めた。
貴音「合図はどのように――」
そこまで行ったときオタクの手が銃に伸びた。
直後、銃声が一発響渡る。
オタク「でゅふwwwwww」
貴音「……あまりにも抜くのが遅かったので美希のマネをして見ましたが……やはり同じ場所に三発は無理ですね」
一発のように聞こえる程の早撃ちは、オタクの肩、肘、手首を撃ち抜いていた。
オタク「無理ゲーwwwww」ドサッ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
正々堂々いざ尋常に勝負でござるwwwwwww
拙者が勝てば貴音を嫁に貰う(キリッ
拙者が勝てば貴音を嫁に貰う(キリッ
>>139
弱すぎだろ
弱すぎだろ
銀行の一階では壮絶な銃撃戦が繰り広げられていた。
カウンターの奥へと逃げ込んだ強盗団が、机や銀行員を盾にして激しい抵抗を繰り広げているのだ。
それを千早、美希、響が相手取っていた。
響「うがー! 人を盾にするなぁー!!」
柱の陰から響が怒鳴る。
銀行内には銃声と怒号に混じって歌声も混じっていた。
美希「どうして歌うの?」
千早「迷惑だったかしら?」
美希「そう言うわけでは無いけど、不思議に思って」
千早「気分が良いときは歌いたくなるでしょ?」
美希「ミキは気分が悪いの……敵さんが隠れてばかりでイライラするから」
響「自分もこんな狭い場所だと動き回れないぞ」
美希「これ以上は粘らずに一旦引く?」
響「盾がある相手を仕留めるのは難しいぞ」
千早「もうちょっと待って。
もう少ししたらプロデューサーが来るから」
美希と響は顔を見合わせた。
響「来るわけないぞ」
美希「千早さんジョーク上手いの」
P「うーっす」
響「は?」
Pは銀行の入り口からなんの警戒もせずに侵入してきた。
P「やってるなクズ共。人質とはおまえらにしては頭を使ったじゃ無いか!」
チャラ男T「……ハ? ダレダヨアイツ」
チャラ男U「ッゼーマジウゼーワ」
P「やっぱ銀行の床は綺麗だな。歩くといい音が出るし。
よし、タップダンスでも踏むか!」
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