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    元スレP「皆に冷たい態度とった後に優しくしてみる」

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    251 = 216 :

    貴音「戻りました」

    P「あぁ」

    貴音「すっかり遅くなってしまいましたが今日は始めてですね。おはようございます貴方様」

    P「あぁ」

    貴音「……どうかなさいましたか?」

    P「いや」

    貴音「そうですか……」

    P「……」

    貴音「貴方様はこの時間まで何を?」

    P「別に」

    貴音「そうですか……」

    P「……」

    貴音「貴方様?」

    P「なんだ」

    253 = 231 :

    お尻ちん来たか

    254 :

    らあめんばばあ

    255 = 216 :

    貴音「本日は何の日かご存知ですか?」

    P「……答える必要があるか?」

    貴音「………七夕、ご存知ですよね?」

    P「あぁ」

    貴音「それでは願い事はされましたか?」

    P「いや」

    貴音「そうですか。私もまだ短冊をつけておりません。と言ってももう数年付けておりませんが」

    P「……」

    貴音「外で子供たちが短冊に願いを書き、笹に付けているのを見ると何やら懐かしく感じまして」

    P「……」

    貴音「先ほど書いたのですが、お見せしましょうか?」

    P「……いい」

    貴音「そうですか……」

    P「用件はそれだけか?」

    256 = 216 :

    貴音「そもそも用件は特に。世間話をと思っただけですので」

    P「そうか……」

    貴音「貴方様ももうお帰りになるのですか?」

    P「……あぁ」

    貴音「それでしたら……一緒に短冊を付けていきませんか?」

    P「……」

    貴音「いやでしたらいいのです。私一人で」

    P「……行こう」

    貴音「……はい」

    貴音「……願い事は決まったのですか?」

    P「……もとよりいい年した大人が願い事何てこっぱずかしいがな」

    貴音「そんなことはありません。いつになっても人は願うものです」

    貴音「いつになっても叶うわぬもの、いつであっても叶うもの、それぞれです。少しくらい願っても罰はあたらないでしょう」

    P「……」

    貴音「それで……なんて書かれたのですか?」

    257 = 216 :

    P「……言う必要はないだろ?」

    貴音「そうですね。ですが、私も見せる必要はありません。それでは一緒につける意味がないというものです」

    P「……」

    貴音「同時に、見ましょうか」

    P「……あぁ」

    貴音「                        」

    P「 アイドルたちがみんな成功しますように 」

    P「……なっ!」

    貴音「ふふっ、騙してしまったようで申し訳ありません。ですが、どうしてもこうしたかったのです」

    P「……一体なんだ」

    貴音「先ほど会った時、いつもの貴方様とは雰囲気が異なっておりました」

    貴音「その後、会話をして感じました。貴方様は何か考えがある、と。」

    貴音「そこで七夕の話をさせていただきました。もとから短冊にはなにも書いておりません」

    貴音「もし、貴方様が悪い考えを企んでいるようであれば短冊、もしくはそのまま帰ると思いました」

    貴音「ですが、その短冊を見る限り貴方様は変わっておりません。……何があったのですか?」

    259 :

    お姫ちんさすがや

    260 = 231 :

    さすがやでぇ

    261 = 216 :

    P「……貴音には参った」

    P「その通り、俺はお前を待っていた。ただ、お前の演技力を試そうとしただけだが」

    P「こちらのそっけない返答を何事もなくかわされて、七夕の話をされたときはどうしようかと思ったが」

    P「……もう必要はないみたいだな」

    貴音「そういうことでしたか……いえ、私のことを思っていただいてとても嬉しく思います」

    P「……たくらみも何もないけどな」

    貴音「なにより、短冊が全てです」

    P「……これはとっさに……」

    貴音「貴方様。やはり貴方様です。無理に手を煩わずとも貴方様のその気もちがあれば私達は成功します」

    P「……・貴音」

    貴音「では……私も短冊を書かせていただきましょう」

    P「なぁ貴音」

    貴音「なんでしょう?」

    P「お前の中で俺は、これでいいと思うか?」

    貴音「……さぁ?」

    263 = 216 :

    P「……」

    貴音「貴方様の、好きなようにすればいいかと」

    P「そうか……ありがとう貴音」

    貴音「いえ、私も楽しませていただきました」

    P「はぁ、大した奴だよまったく」

    貴音「……よし、できました」

    P「そうか」

    貴音「  事務所の背が幸せになりますように  」

    貴音「つきなみな言葉ですが、これが一番よいかと」

    P「そうだな。……でもさ。……皆って字がちょっと違うんだけど……」

    貴音「え?……あっ!」

    P「……ぷっ!あっはっは!こういう弱点があったか!やっぱり貴音可愛いとこあるな!」

    貴音「っ~~!!い、いけずです!貴方様!!」

    貴音「  ~~ますように  」ペラッ      「            この恋が綺麗なままでありますように  四条 貴音 」
    貴音編 完

    264 :

    演技派すぎる

    265 = 259 :

    お姫ちんまじお姫ちん

    266 = 216 :

    あずさ「ありがとうございますプロデューサーさん」

    P「いえ」

    あずさ「どうしてこう迷子になっちゃうのかしら~……」

    P「はい」

    あずさ「最初は目的地に向かうんですですけど、ふっと意識したときには別の場所についてるんですよねぇ~」

    P「はい」

    あずさ「……聞いてます?プロデューサーさん」

    P「はい」

    あずさ「さっきからはい、ばっかりですね。もしかして、怒ってます?」

    P「いいえ」

    あずさ「確かに私が悪かったんですけど、お話はちゃんとしたいです」

    P「そうですね」

    あずさ「でもこうやって毎日迷子になってたら大変、なんとかならないかしらねぇ?」

    P「頑張ってください」

    あずさ「もう!そういうときは、嘘でも僕が迎えに行きますくらいのこと言ってもらわないと!」

    268 :

    貴音かわいいよ貴音

    269 = 216 :

    P「じゃあ僕が迎えに行きますよ」

    あずさ「プロデューサーさん……ちょっとふざけてます?」

    P「いえ別に」

    あずさ「もう……女心がわからないと他のアイドルの子にも嫌われちゃいますよ?」

    P「他の子には嫌われても大丈夫です」

    あずさ「……え?そ、それってどういう?」

    P「そのままの意味です」

    あずさ「……そ、そんな急に言われても……」

    P「あずささんは僕が迎えに行く分嫌う理由がないでしょうし」

    あずさ「えっ!?…………」

    P「あの、あずささん?」

    あずさ「……プロデューサーさん?」

    P「あ、はい」

    あずさ「さっきの、どういう意味か説明してくださる?」

    P「え、えっと、迎えに来てほしいってことは嫌われたら迎えが来ない可能性もありますから嫌わないって確証があるってことです」

    270 = 216 :

    あずさ「それは、わかってます。なんでそんなことを言ったのか、聞いてるんです」

    P「あ、いやその。聞かれたからといいますか」

    あずさ「そもそも!プロデューサーさんの迎えに来る、は私の言葉じゃないですか」

    あずさ「その上勘違いするような言葉を言っておいて、嫌わない確証?」

    あずさ「そんな言葉を言われたら嫌いになるに決まってるじゃないですか!」

    P「そうですか。じゃあ嫌ってもらっても結構ですけど道、どうします?」

    あずさ「し、知りません!後でどうとでもします!」

    P「あ、おひとりで帰られるんですか?」

    あずさ「そうです!」

    P「嫌っていいならもう僕、追いかける必要ないんで二度と会えなくなるかもしれないですけどいいですか?」

    あずさ「え?…………そ、それは…」

    P「嫌いなら、いらないはずですけど」

    あずさ「どこまであなたって人は………」

    P「まあ僕もそろそろ帰りたいので、隠れて後ろからついてきてもらってもいいですけど」

    271 = 216 :

    あずさ「…………」

    P「まあ独り言なんですけど。嫌いってすごく不安定な言葉ですよね」

    あずさ「…………」

    P「どこまで嫌いなのかそれだけじゃわからないし、嫌いって言葉の中に好きが混ざってたり」

    P「でも逆の言葉好きって言うのはそこまで不安定じゃないんですよ。純粋一方通行の感情」

    P「だから好きって思ってから嫌いって思っても嫌いって思えなくなるんですよね」

    あずさ「…………」

    P「僕も、迷子を迎えにくるのはめんどくさいです」

    あずさ「っ………」

    P「でも、迎えに来ちゃうんですよね。嫌いになれないというか」

    あずさ「……」

    P「だから、僕は嫌いになれないんです。その人を」

    あずさ「プロデューサーさん……」

    P「もう二度と会えないって、ドキッとしたのは僕の方だったりして」

    あずさ「プロデューサーさん、貴方は……」

    272 = 216 :

    P「別に今好き嫌いの話を付けたいわけじゃありません」

    あずさ「は、はい」

    P「でも、僕があずささんを嫌いじゃない。嫌いになれないってことを知っておいてもらえれば」

    あずさ「わかり、ました」

    あずさ「それじゃあ私の気持ちも知ってくれますか?」

    P「はい」

    あずさ「嫌いになれませんでした。それだけです」

    P「わかりました」

    あずさ「でも、私は言います。話を付けますよ」

    P「……」

    あずさ「私はプロデューサーさんのこと………」

    あずさ「めんどくさいって思ってます」

    P「!」

    あずさ「そんな回りくどい話までして迎えの時も中途半端で、気持ちもあやふやで」

    あずさ「そんなプロデューサーさんはめんどくさいです。でも」

    274 = 216 :

    あずさ「嫌いにならない確証ができたなら。ちょうどいいじゃないですか」

    P「……そう、ですね」

    あずさ「ふふっ。これで、プロデューサーさんが私を迎えに来ないという可能性はなくなったわけですよね?」

    P「そうなるのかもしれませんね」

    あずさ「……こんなことしてたらやっぱり他の子には嫌われちゃいますよ?」

    P「そうかもしれませんね」

    P「でも、他の子にだけは嫌われてもいい」

    あずさ「そうですね。といいたいところですけどそれはダメです」

    P「ははっ、わかってますよ。言葉遊びのつもりです」

    あずさ「今のプロデューサーさんはどこまでが本気かわからないですから」

    P「まあ確かに。まあ不安定さが売りといいますか」

    あずさ「ふふっ、でもそろそろ安定させてくださいね?」

    P「はい」

    あずさ「いつかは嫌いじゃない、じゃないたった一つの感情を。あなたに捧げますから待っててくださいね?」

    あずさ編 完

    275 = 216 :

    ねむくて何書いてるかわからんくなってきたが
    とりあえずメンバーは制覇

    サブと見せかけてメインイベントお二人はちゃんと書きたいからホントは寝てからがいいななんて
    保守してくれたりしますかね

    278 = 216 :

    よし寝る任せた
    昼位に戻ってくるはず

    279 :

    貴音編がきれいに終わったな
    保守

    280 = 259 :

    お姫ちんが上手かったな。できれば続き書いて欲しいところ…無論他のメンバーでもいいが
    てことで保守

    281 :

    ちかたないな

    282 = 259 :

    283 = 228 :

    寝る前保守

    286 :

    小鳥はどうしたの?

    291 = 218 :

    292 :

    暴力振るってから優しくするDV男と
    そんな男に依存してしまう女みたいでちょっとやだなと思ってしまったのは俺だけでいい

    296 :

    297 :

    ほっほー

    298 = 296 :


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