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    元スレ勇者「惚れた」魔王♀「えっ」

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    1 :

    勇者「大好きだ! 愛してる!」

    魔王「え? えっ!?」

    勇者「敵同士なのに惚れちまったんだ!」

    魔王「えぇっでもっ!」

    勇者「魔族でも美人だし長い髪の毛も綺麗だし文句はないぜ!」

    魔王「そ、そんな///」


    勇者「結婚してくれ、側近ちゃん!」

    魔王「えっ」

    側近「えっ」

    4 :

    おい

    5 :

    「えっ」

    6 = 1 :

    魔王と勇者が結婚して平和になるSSがありふれているのなら
    勇者と側近が結婚すれば良いじゃない

    8 :

    魔王って書かれるとクッパみたいな怪獣しか浮かんでこない

    9 :

    >>8
    俺はゾーマだな

    10 = 1 :

    セフィロスやピサロみたいなのは思い浮かばんのかい

    11 :

    魔王「そんなあ……」

    勇者「側近ちゃん!」ガシッ

    側近「は、はあ」

    側近(手握られてる……)

    勇者「可愛い! どうか結婚して世の中を平和にしようじゃないか!」

    側近「はあ、まあ兵も大分疲弊していますし」

    側近「休戦するに越したことはありませんが」

    勇者「よし、決定だ!」

    魔王(私……勇者となら結婚しても良いかなって思ってたのに……)

    世の中は平和になりましたとさ

    13 :

    勇者「お願いします!」

    側近「………(ここで勇者をこちら側に引き込むことができれば、魔族に取って大きな益となる…)

    勇者「頼む…!」

    側近「…わかりました。私でよければ…」

    勇者「マジで!?やったぁあ!!」

    側近「ですが条件があります。私の伴侶となるからには魔族の一員となったも同じ。…同族に剣を向けるようなことは…」

    勇者「うん!うん!」

    魔王「ちょっと待ちなさい!…側近」

    側近「は?…しばしお待ちを」

    勇者「うん!」



    魔王「貴方、わたくしを差し置いて寿退社ですか?…良い度胸ですね」

    側近「寿退社?いえ、決して魔王様が心配されているようなことは…」

    魔王「お黙りなさい!」

    側近「は、はい…」

    14 :

    えっ

    15 = 11 :

    >>13
    よし続けるんだ

    16 :

    なんだこのスレ...もっとやれ、いやもっとやってください

    17 :

    >>13
    キミに決めた!

    18 = 11 :

    おまえら勇者×魔王はもう飽きたとか言ってるけどこう言うのは好きなの?

    19 = 14 :

    >>18
    勇者×魔王=即金

    20 = 13 :

    側近「お、畏れながら…勇者とは人間の最大にして最後の牙でございます。ゆえにそれを我が方に引き入れられれば…」

    魔王「そうではないの!」

    側近「は?しかし…は!」

    魔王「やっと気がつきましたか?」

    側近「はっ…魔王様、私のことならば気にかけて頂く必要はございません。人間との婚姻など屈辱の極みではございますが、魔族のためを思えば…」

    魔王「そうじゃありませんと言っているでしょう!?」

    側近「も、申し訳ございません…厚かましいことを…」

    魔王「三千路間近のわたくしを差し置いて1400歳程度の貴女が婿を迎えるなど…神が許しても魔王たるわたくしが許しません!」

    側近「は、はあ?」

    魔王「側近」

    側近「ははっ…」

    魔王「悪いことは言いません。…わたくしに譲りなさい」

    側近「はあ…?」

    勇者『マダー?』チンチン…

    21 = 11 :

    まさか俺が立てたスレで続きを書いてくれる人がいるとは

    22 :

    勇者『マダー?』チンチン…

    24 = 11 :

    マダー? って言いながらチンチン勃ててるのか……

    27 = 11 :

    ほっしゅ

    28 = 13 :

    側近「なりません!魔王ともあられるお方が人間などと…!」

    魔王「お黙りなさい。…もう決めたのです」

    側近「魔王様…!」

    魔王「側近。わたくしが魔王の座についてどれくらい経つと思いますか?」

    側近「は?たしか…1600年ほどかと記憶しておりますが」

    魔王「1653年と154日です。…1653年…わたくしは青春とも言える期間をすべてこの魔王という職業に費やしてきました…」

    魔王「貴女が生まれる以前からですよ?考えられますか?」

    側近「ははっ…」

    29 = 22 :

    ほっしゅん

    32 = 13 :

    側近「それほど長く我らが頂点に君臨される魔王様は、まさしく王に相応しい実力と貫禄と兼ね備えたお方と…」

    魔王「貫禄…?」

    側近「はい。威厳と言いますか、長い年限を経て磨き上げられた気迫というものが…」

    魔王「…側近…わたくしはそんなに老けて…見・え・ま・す・か・?」

    側近「い、いひぇ…ひょ、ひょのひょうなこひょは…!」

    魔王「よろしい」

    側近「…は、はい。申し訳ございません…」スリスリ…

    33 = 11 :

    他の貴族とお見合いする機会もなかったんだろうな……可哀想に

    34 = 13 :

    魔王「…わたくしもそろそろ女性としての幸せを掴みた…」

    勇者「でゃあああ!!」ブンッ!

    魔王「きゃあ!?」

    側近「魔王様!?」

    勇者「フシュウウ…!」チャキ…

    側近「くっ…勇者!先程の言葉は偽り…」

    勇者「魔王!貴様、俺の嫁に何をするっ!!」

    側近「えっ…?」

    魔王「ちょっ、ちょっとお待ちになって?わたくしは別に何も…」

    勇者「側近を虐めるなァアア!!」ブン!

    魔王「ひゃああ!?」

    側近「勇者!落ち着け!…勇者!」

    35 = 13 :

    側近「なんといいますか…ま、魔族には魔族のコミュニケーションというものがあるのです」

    勇者「しかし…側近のマシュマロのような頬っぺたをあいつは…!」

    側近「魔王様は私を傷つけようとしてあのような行為をなされたのではありません」

    勇者「………」チラッ

    魔王「ほほほ…そ、そうですわよ?」

    勇者「なら良いんだが…」

    側近「お気持ちは嬉しく思いますが…急に暴れられては困ります」

    勇者「…!」

    側近「私に危害が及んだと判断した時は助けを求めますので、それまでは大人しくしていてください。…良いですね?」

    勇者「うん!」

    36 :

    側近は幼女なのか?

    37 = 12 :

    ほほほ!!!!!!

    38 = 13 :

    魔王「ずるいですわ!ずるいですわ!貴女ばっかり…!」

    側近「そのようなことを言われましても…」

    魔王「まるで姫を守るナイト…ああ、恨めしいですわぁぁ…」

    側近「は、はあ?」

    魔王「どうにかしてわたくしだけのナイトとなっていただけないかしら…」

    側近「魔王様…それほどまでに…」

    魔王「はうぅ…」

    側近「………」

    勇者『あ、側近ちゃーん!』

    側近「…わかりました」

    魔王「何がです?わたくしの気持ちがですか?嘘おっしゃい。小娘に何がわかります?幸せいっぱいのくせして…わたくしを蔑んで楽しもうというのですか…? 」

    側近「ま、魔王様?」

    魔王「良いですわねぇ…そういった余裕があるというのは。わたくしなど出会いもなく、ただ老いさらばえてゆくこの身を嘆くだけ…ああ、世の中とはなんて不条理な……はぁぁ…」

    側近「魔王様…」

    39 = 13 :

    側近「そうまでおっしゃるのであれば…私にお任せくださいませ」

    魔王「…よい男性を紹介してくれるのですか?」

    側近「い、いえ…残念ながら私の知る限りにおいて、魔王様に見合う者は存じ上げません…」

    魔王「使えない…変な期待を持たせないでちょうだい…!」

    側近「も、申し訳ございません…ですが…」

    魔王「なんです?」



    魔王「なるほど、わたくしがあの者好みの女性に…」

    側近「ははっ…私がいろいろと探りをいれて参ります。…とはいえ相手は人間ですので、できれば魔王様には他の有力魔族との婚姻をと思うのですが…」

    魔王「なりません。そんなことを言っていたからこの歳で独り身なのです…!チャンスは…逃してはなりません!」

    側近「は、ははっ…」

    40 = 13 :

    側近「ではこれを…」

    魔王「これは…遠聴のピアス?」

    側近「ははっ。勇者の言動を魔王様に伝えるため…また、私から質問等以外に、何かお知りになりたいことがあれば…」

    魔王「呟けばよい…そういうわけですね?」

    側近「その通りでございます」

    魔王「…さすがはわたくしの側近…期待していますよ?」

    側近「ははっ!お任せを…」


    41 :

    魔王たんかわいい

    42 = 13 :

    勇者「あ、もう済んだの?」

    側近「はい。お待たせして申し訳ありません」

    勇者「良いよ。側近ちゃんにならいくら待たされたって平気」

    側近「そういって頂けると助かります。…ありがとうございます」

    勇者「うん!」

    魔王《側近…何を惚気てますの…》

    側近「い、いえ…そのようなことは…」

    勇者「どうかした?」

    側近「な、なんでもありません。それより…」

    勇者「うん?」

    43 = 31 :

    魔王かわいいんだがw

    44 = 13 :

    ―魔王城 城下街―

    勇者「あれ?さっき通って来たときはこんな場所は…」

    側近「勇者が来るという情報を掴んだので、魔王様が万一に備え、街全体に幻惑の術をかけ保護していたのです」

    勇者「へぇ…」

    側近「この街に住む魔族すべてが兵士というわけではありません。…同胞を危険に晒したくないという魔王様の配慮でもあります」

    勇者「魔族の王ってくらいだから、力がすべてとか考えてるのかと思ってたけど…意外に治世とか考えてるんだな、あいつ」

    側近「えぇ」

    魔王《側近…今のはGJよ、GJ!》

    側近「…この先に落ち着いて話せる酒場があります。ついて来てもらえますか?(…じ、GJ…?)」

    勇者「うん、わかった!」

    45 = 25 :

    側近可愛いよ

    47 = 13 :

    ―酒場―

    サキュバス「あらん?側近様じゃないの?何かごよ…」

    勇者「………」キョロキョロ…

    側近「客人と少し話がしたいのでな。vipルームを貸してもらいたい」

    サキュバス「お客様ねぇ…?」

    勇者「…あ、初めまして。このたび、側近の夫となります、勇者で…」

    側近「ま、待て!」

    勇者「うん?でも側近ちゃんの馴染みの店っぽいし、挨拶くらいはしとかないと…」

    側近「…貴方は人間なのですよ?私の立場と、魔族と人間の今の関係を考えてみてください」ボソボソ…

    勇者「あ…」

    サキュバス「ふーん…?」

    48 = 13 :

    側近「サキュバス。今のは聞かなかったことに…」

    サキュバス「はいはい…にしてもぉ…」

    勇者「………」

    側近「…どうかしたのか?」

    サキュバス「なかなか良い男じゃない?内から生命力がはとばしってる感じ♪」チョイチョイ…

    側近「ふむ?なん…」

    サキュバス「…一晩貸して?」

    側近「は?」

    49 = 13 :

    サキュバス「だからぁ…一晩、お相手をしてもらいたいなぁ…って」

    魔王《この阿婆擦れ…何を言ってますの?側近、やっておしまいなさい!》

    側近「そ、それは無理です…さすがに…」

    サキュバス「やっぱりダメぇ?…まぁ、旦那さんじゃねぇ…」

    側近「…内密に、と言ったはずだ。わかっているのか?貴様…」

    サキュバス「わかってますってぇ…うふふ♪」

    側近「………」

    魔王《なんて節操無しなのかしら…!側近!ここはきつくお仕置きというものを…側近!》

    50 = 13 :

    ―VIPルーム―

    側近「これで少しは落ち着けますね」

    勇者「………」

    側近「…どうかされたのですか?」

    勇者「ん…ああ。さっき立場を考えろって言われてさ」

    側近「そのことならば…申し訳ありません。とっさのことでしたのでつい語気が荒く…」

    勇者「違うんだ」

    側近「……?」

    勇者「敵だったとしても構わないって言ったけど…側近ちゃんは立場上、俺が戦ってきた魔族達の上司…もっといえば仲間なんだよな…」

    側近「それはそうですが…」


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