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    元スレ女騎士「こんな侮辱は初めてだ! 結婚を申し込む!」

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    1 :

    騎士(決闘と結婚言い間違えた・・・)

    >>3が続き描きます

    3 :

    kskst

    4 :

    >>1

    7 = 1 :

    >>3
    早くしろカス

    8 :

    騎士「ふぁ~、オークのおちんぽぉ?? ? ? ? おちんぽぉ気持ちいいい? ? ? ? ? 」

    9 :

    その結婚・・・受けよう!!

    10 = 4 :

    加速下も知らんのか?

    11 :

    女騎士と姫様の主従百合が最強

    12 :

    13 = 12 :

    ザワザワ…

    王子「…なに?」

    騎士「あ……」

    団長「あの馬鹿者が…!」



    文官『いやはやお上手ですな…さすがは隣国の第一王子殿…』

    王子『当たり前だ!はーっはっは!…む?酒が足りんぞ?…この国は客の招き方も知らんのか?んん?』

    文官『…い、今お持ちいたします』

    騎士『………』

    団長『…抑えろ。この宴は姫様と王子殿の婚約を祝うための…』

    騎士『祝う?…ただ隣国の圧力に屈しただけではありませんか!?』

    団長『………』

    騎士『やりたい放題の相手に媚びへつらいながら姫様を差し出し…我々は何のための騎士団なのですか!?』

    団長『…言うな』

    騎士『ぐっ…!』

    14 = 12 :

    王子『しかし、姫はまだなのか?主賓が揃わんのでは宴も盛り上がらんだろう?』

    文官『ははっ…そ、それがどうも準備に時間をとられているようでして…』

    王子『準備、なぁ…?』

    文官『…は、初めての顔合わせとなりますゆえ、念入りにと…』

    王子『…まぁよい』

    文官『もうしばらくお待ちを…』

    王子『…だが』

    文官『は?』

    王子『酌くらいは用意せよ。男を眺めながら待っていてはオーガの雌でも人間の美女と間違ってしまうかもしれん」

    文官『は、ははっ…さようで…』

    王子『良い女を頼むぞ?はーっはっはっ!』

    15 = 12 :

    『………』トクトク…

    王子『………』

    文官『い、いかがでございましょう?急ではございましたが、城内でもえりすぐりの…』

    王子『つまらんな…』

    文官『は?』

    王子『この程度の美女など見飽きているわ。…俺は"良い女"を頼んだのだがな?』

    文官『し、しかし…そのようなことを言われましても具体的に何が良い女なのやら…』

    王子『この国の文官どもは頭が固いな。…酒、酌とくれば後はなんだ?』

    文官『…料理、でございましょうか?』

    王子『馬鹿が。…接待だろうが』

    文官『せ、接待?』

    王子『会話で俺を楽しませるのだ。…黙って酒をつぐだけならいるだけ無駄だ』

    文官『は、ははっ…検討いたしますのでしばしお待ちを…』

    16 = 12 :

    騎士『それでなぜ私が!?』

    団長『殿下のご趣味は狩猟と聞く。他の宮女にそのようなことわかるはずがあるまい?』

    騎士『私は宮女ではありません!』

    団長『わかっている』

    騎士『ならば…』

    団長『…お前もこの宴の重要性をわかっているだろう?』

    騎士『…くっ…』

    団長『姫様の心の準備が済むまでの時間だ。…何もできなかった我々だが、せめてそれくらいはして差し上げたい』

    騎士『団長…』

    団長『…すまん』

    騎士『…わかりました。しかし、私は宮女ではありません。多少の粗相はお許しください』

    団長『それは私の判断することではない。…が、くれぐれも殿下の機嫌を損ねるような真似はするなよ?』

    騎士『………』

    17 :

    続けてください

    19 = 12 :

    騎士『…女騎士と申します』

    王子『ほぅ…まぁ、顔立ちは合格といったところか』

    騎士『………』ギリッ…

    文官『ご期待に沿えますかどうか…なにぶん宮仕えではございませんので、至らぬ点があるかと…』

    王子『いちいちうるさい。…もうよい、下がれ。用があれば呼ぶ』

    文官『は、ははっ…』

    騎士『では、失礼します』トクトク…

    王子『うむ』



    騎士『…猪を召し上がられるのですか?』

    王子『豚も似たようなものだろう?少し肉質が硬いがな』

    騎士『しかし、血抜きから含めて自ら捌かれるとは…』

    王子『我が国の祖は狩猟民族だ。獲得した獲物は献上されたのち、長たるものによって分配される。配下をまとめることも重要だが、それもまた……』

    20 :

    見てる

    22 :

    紫煙

    24 = 12 :

    王子『…ゆえに王も一人の狩人…いや、戦士として己を磨く。優れた戦士こそ上に立つべしとの考えが我が国には伝統的にあるのだ』

    騎士『さようでございますか…(意外にも話の出来る御人であるらしい。…しかし…)』

    王子『俺も第三王子とはいえ、15で初陣を果たしている。まぁ、知っているとは思うが…』

    騎士『…はい。殿下が今や筆頭将軍の一人であることは隣国である我が国も知る所でございます』

    王子『そんな大層なものではないがな。いわゆる親の七光と言うものだ。はーっはっは!』

    騎士『………(感じる威は確かなものがある…これが隣国の王子…)』

    王子『にしても…』

    騎士『はい』

    王子『お前はやたらと狩猟や軍事に詳しいようだが…?』

    騎士『それは…』

    25 = 12 :

    団長『………』

    騎士『…どうやらうまくやっているようですな』

    団長『うむ…』

    騎士『しかし、あの跳ねっ返りがよく…』

    団長『あれも馬鹿ではない。この婚姻の意味を多少なりとも理解しているからこそ、あの場に…』

    『その言葉、取り消していただきたい!』

    団長『………』

    騎士『だ、団長…』

    団長『あの馬鹿者が…!』

    26 :

    いいぞ

    28 :

    もっとやれ

    29 = 12 :

    ザワザワ…

    王子『取り消せとは何をだ?俺はお前に咎められるようなことを言った覚えはないがな』

    騎士『我が騎士団を…我が国を馬鹿にしたではありませんか!』

    王子『ああ、そのことか。…女が所属するような騎士団が国第一の軍事力?馬鹿にしているのはお前達の方だろう?』

    騎士『それ以上の侮辱は殿下といえど…!』

    王子『…俺といえどなんだ?言ってみよ』

    騎士『…っ…!(…な、なんという圧力だ…しかし…!)』

    王子『さきほど話したように、我が国では力なき者は上には立てん。騎士ともなればそれは精兵中の精兵だ。それを…』

    騎士『わ、我が国とてそれは同じだ!(…恐れるな…ここで引いては私もかの国の圧力に屈したと同じ…)』

    騎士『いかに殿下の兵が精強といえど、決してそれに劣るものではない!(せめて我が騎士団の気概を見せつけてやらねば…!)』

    王子『女が何をぬかす!戦のなんなるかもわからんようなヤツが兵を語るな!』ガタッ!

    騎士『私が女であることを理由にその論法は成り立ちは…』

    王子『黙れ!女がでしゃばるような国だからこうして戦いもせず、我が国に媚びるのだろうが!』

    騎士『……!』

    30 :

    ほう・・・」

    31 :

    興味深いですね

    32 :

    最低の屑だわ

    34 = 12 :

    騎士『…こ、こんな侮辱は初めてだ…!』

    王子『侮辱とは立てる面子があって初めて成立するものだ。こと軍に関して女の貴様にそんなものがあるというのか?』

    騎士『……!(…言え!言うんだ!ここまでけなされて…馬鹿にされて…!)』

    騎士『…け…(国に仕える騎士として…命を失おうとも黙っているわけにはいかない!)』

    王子『どうなのだ!?』

    騎士『け、結きょんを申し込む!』

    王子『…なに?』

    騎士『………(や、やってしまったぁぁぁあああ!!!)』

    35 :

    ほぉ

    36 = 12 :

    『女がなにをぬかす!戦のなんたるかもわからんようなヤツが……』

    文官1「ま、まずいぞ!殿下が…そなた!止めに行け…!」

    文官2「そ、そう言われましても…」

    団長「失礼する!」ダダッ…

    文官1「おあ!?」ドカッ!

    団長「あの馬鹿者め…!殿下に一体何を…!」

    騎士「いかがなさるおつもりで!?」

    団長「知るか!ともかくなんとしてもこの場を収めなければ…!」

    『どうなのだ!?』

    団長「くっ…お待ちを!殿k…」

    『け、結きょんを申し込む!』

    団長「………あ?」

    37 :

    さすがに決闘と結婚はどう舌が暴れまわっても言い間違えることはないと思うの

    38 = 12 :

    王子「俺の聞き間違いでなければ結婚を申し込む、と言ったように聞こえたのだが…」

    騎士「………」

    王子「…どうなのだ?」

    団長「も、申し訳ありません、殿下!」

    騎士「……あ」

    団長「この者はまだ若く、こういった場には慣れておりません!」

    王子「………」

    団長「おそらくは場の空気に当てられてわけのわからないよまい言を…」

    王子「…よい」

    団長「は?」

    王子「くっくっく…はーっはっはっ!」

    団長「…殿下?」

    39 = 12 :

    王子「面白い女だな。まさか口論から結婚を申し込まれるとは思わなかったぞ」

    騎士「あ…ぅ…ぁ…」

    王子「まぁ、おそらくは決闘と言うべき所を噛んでしまったのだろうが…普通はありえんだろ?くっくっく…まさに傑作だった!」

    騎士「………」

    王子「…しかしよくこの場で俺に一歩も引かずになぁ…」

    団長「まことに申し訳ありません…殿下が狩猟を好むとのことでしたので…」

    王子「ふむ…」

    40 = 33 :

    だれかつづけろ

    43 = 12 :

    文官「で、殿下ー!」バタバタ…

    団長「これは文官殿…(肝心な時に…この役立たずが!)」

    文官「なにやら騒ぎがあったようで…さきほどの娘がなにか粗相を?」

    王子「いや…なかなかに楽しませてもらった」

    騎士「………」

    文官「そ、そうでございますか…あ!姫様の準備が整ったようですので、今こちらの方に…」

    王子「うむ」

    団長「では我々はこれで…女騎士、行くぞ?」グイ…

    騎士「え……」

    団長『…しっかりしろ。この馬鹿者が…宴をめちゃくちゃにするつもりか?』

    騎士『…は、はい…』

    王子「………」

    文官「殿下?どうかなさいましたか?」

    王子「…気に入った」

    文官「は、はあ?」

    44 = 12 :

    騎士「…では警護は私どもが」

    団長「頼む。すぐに戻る」

    騎士「はっ!」



    詰め所

    団長「さっきも言ったが…」

    騎士「………」

    団長「お前は宴をめちゃくちゃにするつもりだったのか?」

    騎士「そ、そんなことは…!」

    団長「幸い大事には至らなかったようだが…この婚姻にどれだけの価値があると思っている?」

    騎士「………」

    団長「隣国と戦いになれば民や兵士、金…どれほどの損失があるか…」

    騎士「…では…」

    団長「…なんだ?」

    45 :

    ふむふむ

    46 :

    いいぞ~これ

    47 :

    ギルガメにしか見えない

    48 :

    よしパンツ脱いだ

    49 = 12 :

    騎士「では黙っていればよかったというのですか!?私のせいで騎士団が…国が馬鹿にされたというのに…!」

    団長「それだけで決闘とは浅慮といわざるをえない」

    騎士「……!」

    団長「…そもそも言えていなかったがな」

    騎士「…ぅ…」

    団長「身の丈を省みずに背伸びをすれば足を掬われる。いつも言っていただろうに…ましてやあの場でお前は国を背負っていたのだぞ?」

    騎士「…はい…」

    団長「まぁ自ら転んだことで最悪の事態は防げたのだ。自身の抜けっぷりに感謝するのだな」

    騎士「………」

    団長「今日はもう休め。今回の件の責任は後で問う…いいな?」

    騎士「はい…」

    50 = 12 :

    騎士「………」

    騎士「私はなんということを…」

    騎士「…しかも意を決して放ったつもりの言葉を噛むとは…」

    騎士「………」

    『け、決きょんを申し込む!』

    騎士「…消えて無くなってしまいたい…!」



    ワイワイ…

    「………」

    王子「………」グビッ…

    文官「やはり美男美女が並ぶと違いますな!お似合いの二人でござ…」

    王子「うるさい。黙れ」

    文官「は、ははっ!申し訳ありません…」


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