私的良スレ書庫
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元スレ恒一「赤沢さんが突然泣き喚き始めた」
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>>455
俺も呼ばせてるww
俺も呼ばせてるww
恒一「今日はね、お弁当に赤沢さんの好きなタコさんウインナーを入れてきたよ」
赤沢「たこさんういんなー!?」ハフッ
赤沢「やったー!こういちくんだいすき!」
恒一「ははは、赤沢さんは本当にかわいいなぁ」ヨシヨシ
杉浦 小椋 勅使河原 綾野「……」ドン!
恒一「ん?どうしたの杉浦さん、さっきの話なら断って……」
杉浦「勅使河原と彩は榊原くんを。私と由美は泉美を」
綾野小椋勅使河原「アイアイサー!」
ガシッ
赤沢「え?なに?どうしたのたかこ」
杉浦「ごめんね泉美。あなたのためなの」グイッ
勅使河原「サカキ……すまねえ……」グイッ
恒一「お、おい!?何するんだよ!?」
赤沢「ぶわぁぁぁぁぁぁぁあああ!!やだぁぁぁぁぁぁああああ!!こういぢぐんどはなれるのやだぁぁぁぁぁぁああ。゚(゚´Д`゚)゚。」ビエー
小椋「はいはい、もうワガママは終わりだからねー」グイグイ
赤沢「たこさんういんなー!?」ハフッ
赤沢「やったー!こういちくんだいすき!」
恒一「ははは、赤沢さんは本当にかわいいなぁ」ヨシヨシ
杉浦 小椋 勅使河原 綾野「……」ドン!
恒一「ん?どうしたの杉浦さん、さっきの話なら断って……」
杉浦「勅使河原と彩は榊原くんを。私と由美は泉美を」
綾野小椋勅使河原「アイアイサー!」
ガシッ
赤沢「え?なに?どうしたのたかこ」
杉浦「ごめんね泉美。あなたのためなの」グイッ
勅使河原「サカキ……すまねえ……」グイッ
恒一「お、おい!?何するんだよ!?」
赤沢「ぶわぁぁぁぁぁぁぁあああ!!やだぁぁぁぁぁぁああああ!!こういぢぐんどはなれるのやだぁぁぁぁぁぁああ。゚(゚´Д`゚)゚。」ビエー
小椋「はいはい、もうワガママは終わりだからねー」グイグイ
ソ ,._ヽ、 イ: : : : : : : : : : : : : : : : ゝ
〈 ヽ,, -‐─ ─- 、⌒ヽ_: : : : : ミ
ヽ {j´: : : : : : : : : : : ヽ/-≧、ヾミ、_
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入 __,, ´<ム /;|/从リ`Y:.メ、: X: :.人 / / |/ マ
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/::::::::::::::::::::::::::::::::l /⌒ir~ヽ 厂 ̄`ーく / ノ:::. ',
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恒一「おいっ!?勅使河原!!離してくれ!!赤沢さんが泣いてるだろ!?」
勅使河原「悪く思わないでくれ。これもお前らのためなんだ……」グイッ
赤沢「ぶわぁぁぁぁぁぁぁあああ!!やだぁぁぁぁぁぁああああ。゚(゚´Д`゚)゚。」ワァァン
杉浦「うっ、く……けっこう力あるわね……」ググッ
小椋「このっ……!抵抗……すんなっ……!」グググ
赤沢「ふやあああぁぁぁぁぁぁぁあ!!たかこがいじわるするうううぅぅぅぅ!!こういちぐんだずげでええええぇぇぇぇ。゚(゚´Д`゚)゚。」オギャギャー
恒一「赤沢さんっ!!くそッ!!離せ!離せよッ!!」
勅使河原「頼むサカキ……わかってくれ……!」グググ
綾野「うぅ……」スッ
勅使河原「お、おい綾野!?何手ぇ離してんだよ!?」グググ
綾野「だ、だって……可哀想なんだもん……!泉美もこういっちゃんも……!」
小椋「彩っ!ほだされちゃダメだってば!!」グググ
赤沢「ぶわああああぁぁぁぁあああん!!。゚(゚´Д`゚)゚。」ギエピー
綾野「わかってるよっ……!わかってるけどぉ……!私には無理だよぉ……」グスッ
勅使河原「悪く思わないでくれ。これもお前らのためなんだ……」グイッ
赤沢「ぶわぁぁぁぁぁぁぁあああ!!やだぁぁぁぁぁぁああああ。゚(゚´Д`゚)゚。」ワァァン
杉浦「うっ、く……けっこう力あるわね……」ググッ
小椋「このっ……!抵抗……すんなっ……!」グググ
赤沢「ふやあああぁぁぁぁぁぁぁあ!!たかこがいじわるするうううぅぅぅぅ!!こういちぐんだずげでええええぇぇぇぇ。゚(゚´Д`゚)゚。」オギャギャー
恒一「赤沢さんっ!!くそッ!!離せ!離せよッ!!」
勅使河原「頼むサカキ……わかってくれ……!」グググ
綾野「うぅ……」スッ
勅使河原「お、おい綾野!?何手ぇ離してんだよ!?」グググ
綾野「だ、だって……可哀想なんだもん……!泉美もこういっちゃんも……!」
小椋「彩っ!ほだされちゃダメだってば!!」グググ
赤沢「ぶわああああぁぁぁぁあああん!!。゚(゚´Д`゚)゚。」ギエピー
綾野「わかってるよっ……!わかってるけどぉ……!私には無理だよぉ……」グスッ
>>443
マジでサンクス!
マジでサンクス!
ザワザワ ナンダナンダー シュラバゾナ ジンジョウデハナイネ ザワザワ
勅使河原「おいっ!お前らも見てないで手伝えよっ!!望月っ!!」
望月「は、はひっ」
勅使河原「一緒にサカキを抑えてくれっ!!」グググ
望月「わ、わかった!」ガシッ
恒一「くそっ!何でだよ!何で引き離そうとするんだよっ!?僕が一生面倒見ればいいだけじゃないかっ!!」
勅使河原「んなこと言ってる時点でサカキもおかしくなっちまってんだよッ!!」グググ
赤沢「ぶわああああぁぁぁぁあああん!!こわいよおおおおぉおおおおぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。」ビャビャーン
恒一「赤沢さんっ!今行くから!!くっそおおおおおおおお!!離せよおおおおおおおおおおお!!!」
杉浦「水野ッ!!あんた脳筋なんだからこういうときくらい役に立てよッ!!何突っ立ってんの!?」グググ
水野「お、おう!」ガシッ
赤沢「いやだあああああぁあぁぁぁあああ!!ごういぢぐんんんんんんんん。゚(゚´Д`゚)゚。」ワギャー
見崎「……?何の騒ぎ?」ヒョコッ
勅使河原「おいっ!お前らも見てないで手伝えよっ!!望月っ!!」
望月「は、はひっ」
勅使河原「一緒にサカキを抑えてくれっ!!」グググ
望月「わ、わかった!」ガシッ
恒一「くそっ!何でだよ!何で引き離そうとするんだよっ!?僕が一生面倒見ればいいだけじゃないかっ!!」
勅使河原「んなこと言ってる時点でサカキもおかしくなっちまってんだよッ!!」グググ
赤沢「ぶわああああぁぁぁぁあああん!!こわいよおおおおぉおおおおぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。」ビャビャーン
恒一「赤沢さんっ!今行くから!!くっそおおおおおおおお!!離せよおおおおおおおおおおお!!!」
杉浦「水野ッ!!あんた脳筋なんだからこういうときくらい役に立てよッ!!何突っ立ってんの!?」グググ
水野「お、おう!」ガシッ
赤沢「いやだあああああぁあぁぁぁあああ!!ごういぢぐんんんんんんんん。゚(゚´Д`゚)゚。」ワギャー
見崎「……?何の騒ぎ?」ヒョコッ
杉浦「……!!見崎鳴……!しめたっ!」グググ
見崎「何これ?どういう状況……?」
杉浦「榊原恒一っ!!見崎鳴よッ!!見崎鳴を見なさい!!」グググ
恒一「」ピク
恒一「み……さき……?」
勅使河原「っと……。な、なんだ?急に大人しく……」
恒一「見崎が……いるの……?」フラフラ
杉浦「そうよッ!!あんたが渇望していた見崎鳴がいるのよ!!」グググ
恒一「見崎……見崎……」フラー
恒一「見崎ッ!!」
見崎「何?」
恒一「あ……あ……見崎だ……!見崎だ……っ!見崎が僕の目の前に……!」ポロポロ
何ヶ月かぶりに見た見崎は本当に美しかった。
僕の頭の中のどんな見崎より、今目の前にいる見崎は圧倒的に「見崎」だった。
全身の力が抜け、僕は平伏すようにその場に倒れ込んだ。
見崎……。あぁ……見崎……。またこの目で君を見れる日が来るなんて……。
見崎「何これ?どういう状況……?」
杉浦「榊原恒一っ!!見崎鳴よッ!!見崎鳴を見なさい!!」グググ
恒一「」ピク
恒一「み……さき……?」
勅使河原「っと……。な、なんだ?急に大人しく……」
恒一「見崎が……いるの……?」フラフラ
杉浦「そうよッ!!あんたが渇望していた見崎鳴がいるのよ!!」グググ
恒一「見崎……見崎……」フラー
恒一「見崎ッ!!」
見崎「何?」
恒一「あ……あ……見崎だ……!見崎だ……っ!見崎が僕の目の前に……!」ポロポロ
何ヶ月かぶりに見た見崎は本当に美しかった。
僕の頭の中のどんな見崎より、今目の前にいる見崎は圧倒的に「見崎」だった。
全身の力が抜け、僕は平伏すようにその場に倒れ込んだ。
見崎……。あぁ……見崎……。またこの目で君を見れる日が来るなんて……。
恒一「見崎……見崎ぃぃ……」ポロポロ
見崎「……?とりあえず、私と榊原くんの非接触ルールはもうなくなったの?」
杉浦「……そうだよ。あとはあんた達の好きにすればいいから」
恒一「見崎……。会いたかった……。ずっと……言葉を交わしたかった……」ポロポロ
見崎「……??そう?お許しが出たみたいだから、話したい時は声をかけてくれればいいから」
恒一「うん……。うん……」ポロポロ
赤沢「こういち……くん……?」ペタン
杉浦「わかったでしょ泉美。彼に依存してちゃ駄目。泉美はこれから自立するの」
赤沢「こういちくんが……こういちくんは……もうわたしにかまってくれないの……?」
綾野「泉美……」
赤沢「……」
赤沢「……」ブワッ
赤沢「やだぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!こういちくんといっしょにいたいよおおおおおおおおおおおお。゚(゚´Д`゚)゚。」ビエエエエエ
見崎「……?とりあえず、私と榊原くんの非接触ルールはもうなくなったの?」
杉浦「……そうだよ。あとはあんた達の好きにすればいいから」
恒一「見崎……。会いたかった……。ずっと……言葉を交わしたかった……」ポロポロ
見崎「……??そう?お許しが出たみたいだから、話したい時は声をかけてくれればいいから」
恒一「うん……。うん……」ポロポロ
赤沢「こういち……くん……?」ペタン
杉浦「わかったでしょ泉美。彼に依存してちゃ駄目。泉美はこれから自立するの」
赤沢「こういちくんが……こういちくんは……もうわたしにかまってくれないの……?」
綾野「泉美……」
赤沢「……」
赤沢「……」ブワッ
赤沢「やだぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!こういちくんといっしょにいたいよおおおおおおおおおおおお。゚(゚´Д`゚)゚。」ビエエエエエ
>>486
数ヶ月目もあわせていない男のことなど
数ヶ月目もあわせていない男のことなど
杉浦「……」
赤沢「いやだあああぁぁぁぁぁああああああ!!なんでみさきさんなのおおおおおおおおおぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。」ワァァァン
杉浦「泉美……。泉美には私がいるから。ね?」
赤沢「やだぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!ごういぢぐんがいいのおおおおおおおおおおぉぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。」ブワァァァア
杉浦「泉美っ!!しっかりしてよ!!」パシン
赤沢「ひぐぅ……っ」
赤沢「ふぁ……」
赤沢「……」ハッ
赤沢「あ、あれ?私は一体……?」
杉浦「しっかりしてよ泉美……!お願いだから……っ!」グスッ
赤沢「た、多佳子……?やだ……何?何があったの……?」
赤沢「いやだあああぁぁぁぁぁああああああ!!なんでみさきさんなのおおおおおおおおおぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。」ワァァァン
杉浦「泉美……。泉美には私がいるから。ね?」
赤沢「やだぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!ごういぢぐんがいいのおおおおおおおおおおぉぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。」ブワァァァア
杉浦「泉美っ!!しっかりしてよ!!」パシン
赤沢「ひぐぅ……っ」
赤沢「ふぁ……」
赤沢「……」ハッ
赤沢「あ、あれ?私は一体……?」
杉浦「しっかりしてよ泉美……!お願いだから……っ!」グスッ
赤沢「た、多佳子……?やだ……何?何があったの……?」
>>490
全員幼児退化、とか…
全員幼児退化、とか…
そんなにみんながみんな幸せにならなくてもいいんじゃないかな
綾野さんは崖から落ちるべきだし、杉浦さんは宙吊りになるべきだし、赤沢さんはガラスまみれになるべきなんだよ
綾野さんは崖から落ちるべきだし、杉浦さんは宙吊りになるべきだし、赤沢さんはガラスまみれになるべきなんだよ
>>492
川堀ェ…
川堀ェ…
……それから、僕が這いつくばってみっともなく涙を流している間に、杉浦さんが赤沢さんに事の顛末を説明した。
赤沢さんは僕に向かって「ごめんなさい」とだけ言って、杉浦さんに付き添われてその日は早退した。
翌日から赤沢さんの症状はある程度軽くなったものの、1日に一回は退行を起こして泣き喚いた。
僕はそのたびに赤沢さんを無視した。そうクラスで決まったからだ。
赤沢さんを元に戻すためにはそうするしかなかった。
甘やかすのは禁物だった。
次第に赤沢さんの退行現象は数少なになっていき、僕と「赤沢さん」の生活は終わった。
しかし、災厄は止まっていないままだった。
小椋さんの兄が壁を殴り続けてよくわからないうちに死んでしまったらしい。
この事も赤沢さんには伏せられたままだった。
……そして、事件は起こった。
蝉が最後の命の炎を燃やして謳う、八月のある日の事だった。
赤沢さんは僕に向かって「ごめんなさい」とだけ言って、杉浦さんに付き添われてその日は早退した。
翌日から赤沢さんの症状はある程度軽くなったものの、1日に一回は退行を起こして泣き喚いた。
僕はそのたびに赤沢さんを無視した。そうクラスで決まったからだ。
赤沢さんを元に戻すためにはそうするしかなかった。
甘やかすのは禁物だった。
次第に赤沢さんの退行現象は数少なになっていき、僕と「赤沢さん」の生活は終わった。
しかし、災厄は止まっていないままだった。
小椋さんの兄が壁を殴り続けてよくわからないうちに死んでしまったらしい。
この事も赤沢さんには伏せられたままだった。
……そして、事件は起こった。
蝉が最後の命の炎を燃やして謳う、八月のある日の事だった。
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