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元スレ恒一「小椋さんが捨てられてる…」
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恒一(雨降ってきちゃったな…良かった傘持って来て)スタスタ
小椋「ひっく…うぅぅ~…」グスグス
恒一「って、お、小椋さん!? どうしたの段ボールなんかに入って…」
小椋「榊原君…」グスッ
恒一「(『拾ってください』って…)大丈夫? とりあえず傘の中入ってーー」
小椋「ぐすっ…うぇぇ…」ポロポロ
恒一「な、なんで泣くの!?」
小椋「ひっく…うぅぅ~…」グスグス
恒一「って、お、小椋さん!? どうしたの段ボールなんかに入って…」
小椋「榊原君…」グスッ
恒一「(『拾ってください』って…)大丈夫? とりあえず傘の中入ってーー」
小椋「ぐすっ…うぇぇ…」ポロポロ
恒一「な、なんで泣くの!?」
恒一「落ち着いた?」
小椋「…」コクコク
恒一「良かった…。それでどうしたの? 遊びじゃないよね?」
小椋「…捨てられた」ボソッ
恒一「え?」
小椋「兄貴殴った。アタシが悪いって言われた。出てけって…いらないって…」グスグス
恒一「家族の人から言われたの?」
小椋「…」コク
恒一(おいおいマジかよ…)
小椋「…」コクコク
恒一「良かった…。それでどうしたの? 遊びじゃないよね?」
小椋「…捨てられた」ボソッ
恒一「え?」
小椋「兄貴殴った。アタシが悪いって言われた。出てけって…いらないって…」グスグス
恒一「家族の人から言われたの?」
小椋「…」コク
恒一(おいおいマジかよ…)
恒一「えっと…」
小椋「…いいよ。もう疲れたし」
恒一「…」
小椋「アタシの兄貴さー、前は超優秀で色々期待されてたみたいでね。引き込もってる今もお父さん達は『ちょっと参ってるだけだ』なんて言ってさ…」
小椋「でもアイツいつまで経っても何もしなくて頭きてさ、殴ったらお父さん達に泣き付きやがって…そしたらバカ二人はアタシ追い出しやがった」
恒一「…どうするの?」
小椋「さぁ? いい加減愛想尽きちゃったし、謝るとか絶対嫌」
小椋「…いいよ。もう疲れたし」
恒一「…」
小椋「アタシの兄貴さー、前は超優秀で色々期待されてたみたいでね。引き込もってる今もお父さん達は『ちょっと参ってるだけだ』なんて言ってさ…」
小椋「でもアイツいつまで経っても何もしなくて頭きてさ、殴ったらお父さん達に泣き付きやがって…そしたらバカ二人はアタシ追い出しやがった」
恒一「…どうするの?」
小椋「さぁ? いい加減愛想尽きちゃったし、謝るとか絶対嫌」
小椋「ゴメンね」
恒一「何が?」
小椋「変な話聞かせちゃって。関係無いのにね」
恒一「…」
小椋「あーでもスッキリしたかも。これでバカな奴等に悩む事無いし…ぐすっ…好きな様に、できるしぃ…」ポロポロ
恒一「あの、小椋さん」
恒一「ウチ来る?」
小椋「…ふぇ?」
恒一「何が?」
小椋「変な話聞かせちゃって。関係無いのにね」
恒一「…」
小椋「あーでもスッキリしたかも。これでバカな奴等に悩む事無いし…ぐすっ…好きな様に、できるしぃ…」ポロポロ
恒一「あの、小椋さん」
恒一「ウチ来る?」
小椋「…ふぇ?」
三神家
恒一「ただいまー」
小椋「…やっぱアタシ帰る」
恒一「ここまで来て何言ってるの。ほら入って」グイッ
小椋「ちょ…」
恒一「タオル持ってくるから待っててね」
小椋「あ…行っちゃった…」
小椋(三神先生ん家住んでるんだっけ…)キョロキョロ
小椋「…」ソワソワ
小椋「…やっぱ帰ろ。迷惑だろうし」クルッ
恒一「どこにさ」バサッ
小椋「ひゃっ」
恒一「待っててって言ったでしょ」ワシワシ
小椋「じ、自分でするから…///」
恒一「いいから」ワシワシ
恒一「ただいまー」
小椋「…やっぱアタシ帰る」
恒一「ここまで来て何言ってるの。ほら入って」グイッ
小椋「ちょ…」
恒一「タオル持ってくるから待っててね」
小椋「あ…行っちゃった…」
小椋(三神先生ん家住んでるんだっけ…)キョロキョロ
小椋「…」ソワソワ
小椋「…やっぱ帰ろ。迷惑だろうし」クルッ
恒一「どこにさ」バサッ
小椋「ひゃっ」
恒一「待っててって言ったでしょ」ワシワシ
小椋「じ、自分でするから…///」
恒一「いいから」ワシワシ
祖母「あら恒一ちゃん。おかえり」
恒一「ただいま」
小椋「…」コソッ
祖母「あら。お友達?」
小椋「ドモ…」ペコッ
祖母「あらあら。鳴ちゃんといい恒一ちゃんもやるわねぇ…」クスクス
恒一「そんなんじゃないってば。小椋さんも僕の後ろに隠れてないで」
小椋「…小椋由美です」
祖母「はい。よろしくね」ニコニコ
小椋「…」ペコッ
恒一「ただいま」
小椋「…」コソッ
祖母「あら。お友達?」
小椋「ドモ…」ペコッ
祖母「あらあら。鳴ちゃんといい恒一ちゃんもやるわねぇ…」クスクス
恒一「そんなんじゃないってば。小椋さんも僕の後ろに隠れてないで」
小椋「…小椋由美です」
祖母「はい。よろしくね」ニコニコ
小椋「…」ペコッ
小椋「あの…アタシやっぱ――」
恒一「彼女の家族が今日からしばらく家にいないらしいんだ。泊めてあげてもいいかな?」
小椋「え!?」
祖母「いいよぉ」
小椋「えぇ!?」
祖母「あぁでも部屋が…」
恒一「僕の部屋でいいよ」
小椋「えぇぇ!?///」
恒一「彼女の家族が今日からしばらく家にいないらしいんだ。泊めてあげてもいいかな?」
小椋「え!?」
祖母「いいよぉ」
小椋「えぇ!?」
祖母「あぁでも部屋が…」
恒一「僕の部屋でいいよ」
小椋「えぇぇ!?///」
恒一部屋
小椋(男の子の部屋とか初めて来た…)キョロキョロ
恒一「どうしたの?」
小椋「う、ううん。なんでもない」
恒一「そう? あと少ししたらご飯だから、ゆっくりしてていいよ」
小椋「うん…」ソワソワ
恒一「そういえば水野さんから借りた本読まないと…」ペラペラ
小椋「…」ソワソワ
恒一「…」ペラペラ
小椋(…落ち着かない)ソワソワ
小椋(男の子の部屋とか初めて来た…)キョロキョロ
恒一「どうしたの?」
小椋「う、ううん。なんでもない」
恒一「そう? あと少ししたらご飯だから、ゆっくりしてていいよ」
小椋「うん…」ソワソワ
恒一「そういえば水野さんから借りた本読まないと…」ペラペラ
小椋「…」ソワソワ
恒一「…」ペラペラ
小椋(…落ち着かない)ソワソワ
小椋(…本と机と布団しかない…男の部屋ってこんなモンなの?)キョロキョロ
恒一「何か読む?」ペラペラ
小椋「へ!? あ、い、いいよ」
恒一「そう…」ペラペラ
小椋「…何読んでんの?」
恒一「スティーブン・キング。ホラーだよ」
小椋「うぇぇ…」
恒一「苦手?」
小椋「うん…」ガクブル
恒一「面白いけどなぁ…」ペラペラ
恒一「何か読む?」ペラペラ
小椋「へ!? あ、い、いいよ」
恒一「そう…」ペラペラ
小椋「…何読んでんの?」
恒一「スティーブン・キング。ホラーだよ」
小椋「うぇぇ…」
恒一「苦手?」
小椋「うん…」ガクブル
恒一「面白いけどなぁ…」ペラペラ
小椋「…あの」
恒一「ん?」
小椋「何で連れて来たの?」
恒一「…」
小椋「泣いてたから? 可哀そうだとか、憐み? それなら――」
恒一「違う」
小椋「…」
恒一「…って言えれば格好良いんだろうけどね。あんな所に放っておいたら可哀そうだからだよ」
小椋「…むかつく」
恒一「ん?」
小椋「何で連れて来たの?」
恒一「…」
小椋「泣いてたから? 可哀そうだとか、憐み? それなら――」
恒一「違う」
小椋「…」
恒一「…って言えれば格好良いんだろうけどね。あんな所に放っておいたら可哀そうだからだよ」
小椋「…むかつく」
祖母「中学生同士かつ処女と童貞の裏ビデオだからねぇ、幾らで捌けるかねぇ」
小椋「やっぱ出て行く」スクッ
恒一「だめ」ガシッ
小椋「――離せ!」
恒一「やだ」
小椋「この…」
恒一「ウチ出てどこ行くの? 家には帰らないんでしょ? 綾野さんとか赤沢さん家行っても僕の家に居ると結局は一緒だよ?」
小椋「…」
恒一「…諦めなよ。君は僕が拾ったんだから、僕の家に居なきゃ駄目だ」
恒一(雨の中捜しに行くのも面倒だし…)
恒一「だめ」ガシッ
小椋「――離せ!」
恒一「やだ」
小椋「この…」
恒一「ウチ出てどこ行くの? 家には帰らないんでしょ? 綾野さんとか赤沢さん家行っても僕の家に居ると結局は一緒だよ?」
小椋「…」
恒一「…諦めなよ。君は僕が拾ったんだから、僕の家に居なきゃ駄目だ」
恒一(雨の中捜しに行くのも面倒だし…)
小椋「…ここ三神先生ん家じゃん」
恒一「ここは僕の部屋だよ?」
小椋「…………あーもう」ボスッ
恒一「小椋さん?」
小椋「うっさい。…しばらくお世話になってやるから少し黙ってて」
恒一「…うん。好きなだけ居ていいから」ナデナデ
小椋「…ばか」
怜子(は、入りにくい…)
恒一「ここは僕の部屋だよ?」
小椋「…………あーもう」ボスッ
恒一「小椋さん?」
小椋「うっさい。…しばらくお世話になってやるから少し黙ってて」
恒一「…うん。好きなだけ居ていいから」ナデナデ
小椋「…ばか」
怜子(は、入りにくい…)
怜子「…アノー。ゴハンデキタヨー?」コンコン
小椋「っ///」バッ
恒一「あ、はーい」
小椋「…」ジー
恒一「じゃあ行こうか」
小椋「う、うん…」
恒一「心配しなくても一杯あるから」
小椋「ち、違う!」
小椋「っ///」バッ
恒一「あ、はーい」
小椋「…」ジー
恒一「じゃあ行こうか」
小椋「う、うん…」
恒一「心配しなくても一杯あるから」
小椋「ち、違う!」
祖母「千枚通しはどこに仕舞ったっけねぇ、ゴムに穴開けとかなきゃねぇ」
食卓
祖母「一杯食べてねぇ」ニコニコ
小椋「ハ、ハイ(多い…)」
恒一(お婆ちゃん…見崎は特別なんだよ…普通はそんな食べられないから…)
怜子「恒一君」コソッ
恒一「はい?」
怜子「事情、後で聞かせてね」コソコソ
恒一「(バレてたか)はい」
祖母「おかわりもあるよ」ニッコニッコ
小椋「ア、アリガトウゴザイマス…(無理!)」
祖父「かわいそうにな…」
祖母「一杯食べてねぇ」ニコニコ
小椋「ハ、ハイ(多い…)」
恒一(お婆ちゃん…見崎は特別なんだよ…普通はそんな食べられないから…)
怜子「恒一君」コソッ
恒一「はい?」
怜子「事情、後で聞かせてね」コソコソ
恒一「(バレてたか)はい」
祖母「おかわりもあるよ」ニッコニッコ
小椋「ア、アリガトウゴザイマス…(無理!)」
祖父「かわいそうにな…」
怜子部屋
怜子「――ふーん。大変ねぇ小椋さんも」
恒一「僕は小椋さん間違ってないと思いますけどね」
怜子「まぁ出て行けってのは言い過ぎよね。本当に出て来ちゃった小椋さんも凄いけど」
恒一「あはは…。それでしばらくは…」
怜子「いいわよ。久保Dには私から事情話しとくから」
恒一「はい」
怜子「でも一つだけ」
恒一「?」
怜子「避妊は――」
恒一「じゃあおやすみなさい」ガチャ
怜子「――ふーん。大変ねぇ小椋さんも」
恒一「僕は小椋さん間違ってないと思いますけどね」
怜子「まぁ出て行けってのは言い過ぎよね。本当に出て来ちゃった小椋さんも凄いけど」
恒一「あはは…。それでしばらくは…」
怜子「いいわよ。久保Dには私から事情話しとくから」
恒一「はい」
怜子「でも一つだけ」
恒一「?」
怜子「避妊は――」
恒一「じゃあおやすみなさい」ガチャ
恒一「お風呂空いたよ小椋さん」
小椋「はーい」
恒一「良かったの最後で」
小椋「いいの。家でも最後だったし」
恒一「…」
小椋「なによ」
恒一「じゃあ明日は一番風呂に入ってね」
小椋「何でそうなるのよ」
恒一「気持ち良いよ?」
小椋「意味分かんない。じゃあ行ってきます」
恒一(うーん…)ポリポリ
小椋「はーい」
恒一「良かったの最後で」
小椋「いいの。家でも最後だったし」
恒一「…」
小椋「なによ」
恒一「じゃあ明日は一番風呂に入ってね」
小椋「何でそうなるのよ」
恒一「気持ち良いよ?」
小椋「意味分かんない。じゃあ行ってきます」
恒一(うーん…)ポリポリ
小椋「はー…何やってんだろアタシ…」チャプチャプ
小椋「榊原君も榊原君だよ…。何だよ拾ったって…」
恒一『…諦めなよ。君は僕が拾ったんだから、僕の家に居なきゃ駄目だ』
小椋「…///」カー
小椋「いやいやいや!! 違うから!! そういう意味じゃないって!!」バチャバチャ
小椋「あー…もう考えんの止めよ。居ていいっつってんだからしばらく厄介になって――」
小椋(…そういえばアタシの前って榊原君が入ってたんだよね…)チャプ
小椋「………………も、もう上がろ」バチャ
小椋「榊原君も榊原君だよ…。何だよ拾ったって…」
恒一『…諦めなよ。君は僕が拾ったんだから、僕の家に居なきゃ駄目だ』
小椋「…///」カー
小椋「いやいやいや!! 違うから!! そういう意味じゃないって!!」バチャバチャ
小椋「あー…もう考えんの止めよ。居ていいっつってんだからしばらく厄介になって――」
小椋(…そういえばアタシの前って榊原君が入ってたんだよね…)チャプ
小椋「………………も、もう上がろ」バチャ
小椋「た、ただいま」ホカホカ
恒一「うん」ペラペラ
小椋(また本読んでる…)
恒一「…」
小椋「ねぇ」
恒一「何?」
小椋「喉乾いた」
恒一「あぁ…ちょっと待ってね。持ってくるから」
小椋「うん」
恒一「うん」ペラペラ
小椋(また本読んでる…)
恒一「…」
小椋「ねぇ」
恒一「何?」
小椋「喉乾いた」
恒一「あぁ…ちょっと待ってね。持ってくるから」
小椋「うん」
恒一「はい。次からは勝手に持って来ていいよ」ヒョイ
小椋「ありがと」ゴクゴク
恒一「さて…」ペラペラ
小椋「…」ジー
恒一「…」
小椋「…ねぇ」
恒一「ん?」
小椋「えっと、その…」
恒一「お手洗いなら廊下の突き当たりだよ」
小椋「あ…うん」
小椋「ありがと」ゴクゴク
恒一「さて…」ペラペラ
小椋「…」ジー
恒一「…」
小椋「…ねぇ」
恒一「ん?」
小椋「えっと、その…」
恒一「お手洗いなら廊下の突き当たりだよ」
小椋「あ…うん」
小椋「…」ソワソワ
恒一「…ふー」パタン
小椋「読み終わった?」
恒一「? うん」
小椋「じゃ、じゃあ――」
恒一「えっと…次は何読もうかな…」ゴソゴソ
小椋「…むぅ」
恒一「なに?」
小椋「なんでもない」プイッ
恒一「…ふー」パタン
小椋「読み終わった?」
恒一「? うん」
小椋「じゃ、じゃあ――」
恒一「えっと…次は何読もうかな…」ゴソゴソ
小椋「…むぅ」
恒一「なに?」
小椋「なんでもない」プイッ
恒一「明日も学校だし、そろそろ寝ようか」
小椋「ソウダネ」ブスー
恒一「?」
小椋「アタシどこで寝ればいいの?」
恒一「僕の布団」
小椋「へ!?///」
恒一「僕は下のソファで寝るから。ゆっくりね」
小椋「は?」
恒一(怜子さんとこに掛け布団あったかな…)スタスタ
小椋「あ…」ポツーン
小椋「ソウダネ」ブスー
恒一「?」
小椋「アタシどこで寝ればいいの?」
恒一「僕の布団」
小椋「へ!?///」
恒一「僕は下のソファで寝るから。ゆっくりね」
小椋「は?」
恒一(怜子さんとこに掛け布団あったかな…)スタスタ
小椋「あ…」ポツーン
小椋(…別にいいけどさ。これが普通だし)モゾモゾ
小椋「おやすみー…」パチッ
小椋(…………)クンクン
小椋(…………いいにおい。安心するかも…)クンクン
ガタッ
小椋「…っ」ビクッ
小椋(な、何今の…)キョロキョロ
小椋(暗くて見えない…)
ギー
小椋「ひぅっ…」ビクッ
小椋(な、なによぉ…)ギュー
小椋「おやすみー…」パチッ
小椋(…………)クンクン
小椋(…………いいにおい。安心するかも…)クンクン
ガタッ
小椋「…っ」ビクッ
小椋(な、何今の…)キョロキョロ
小椋(暗くて見えない…)
ギー
小椋「ひぅっ…」ビクッ
小椋(な、なによぉ…)ギュー
小椋(…さっきのが気になって寝れない…)モゾモゾ
小椋(テレビでもあれば…でもこの部屋机と本しかないし…)
恒一『スティーブン・キング。ホラーだよ』
小椋(ホラー…ホラー…全部ホラー…)ビクビク
小椋(…違う事考えよ。彩とか泉美とか――榊原君とか…)
ガタタッ
小椋「ひっ…」ビクッ
小椋「…」
小椋「…」モゾモゾ
小椋「…」ペタペタ
小椋(テレビでもあれば…でもこの部屋机と本しかないし…)
恒一『スティーブン・キング。ホラーだよ』
小椋(ホラー…ホラー…全部ホラー…)ビクビク
小椋(…違う事考えよ。彩とか泉美とか――榊原君とか…)
ガタタッ
小椋「ひっ…」ビクッ
小椋「…」
小椋「…」モゾモゾ
小椋「…」ペタペタ
小椋(ソファーの所って…ここ?)ヒョコ
恒一「Zzz」
小椋「おーい…」ボソッ
恒一「んがっ…Zzz…」
小椋「起きて。起きてってば…」ユサユサ
恒一「んー…Zzz…」
小椋「あーもう…せっかく怖い思いして来たのに…」
恒一「Zzz」
小椋「…」モゾモゾ
小椋(狭い…けど…)
小椋「おやすみ。榊原君」ギュー
恒一「Zzz」
小椋「おーい…」ボソッ
恒一「んがっ…Zzz…」
小椋「起きて。起きてってば…」ユサユサ
恒一「んー…Zzz…」
小椋「あーもう…せっかく怖い思いして来たのに…」
恒一「Zzz」
小椋「…」モゾモゾ
小椋(狭い…けど…)
小椋「おやすみ。榊原君」ギュー
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