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元スレ恒一「小椋さんの家族にご挨拶に行く」
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―小椋家リビング―
小椋「兄貴、就職おめでと。これ、お祝いのハンカチ。一応ブランドだから人前で出しても大丈夫だと思う」
敦志「お、おうサンキュー。はは、なんか照れるな」
小椋「バ、バカ照れんなキモい///」
敦志「キモいっておまえ…」ガクッ
小椋「あ、ちが、えっとその…えっと」アセアセ
小椋父「ははは。俺からもおめでとう敦志。これで俺も安心だ。がんばれよ!」
小椋母「ほんと、おめでとう。よかったね敦志…」ホロリ
敦志「親父…お袋も心配かけてごめん。俺がんばるからさ。もう心配しなくていい、と思う…たぶん」
小椋「なにそれwww っていうかあたしには何もないの? 心配かけてごめ~んってwww」
敦志「由美にも悪いと思ってるよ。っていうか俺としてはむしろお前のほうが心配なんだけどな?www」
小椋「はぁ~? なにそれ。あたし引きこもったりしないもん」プンプン
敦志「ちげえよwww お前俺に似て口悪いからな。ちゃんと友達とか彼氏とかできんのかってなwww」
小椋「友達くらいいるよ! 彩と泉美なら兄貴だって知ってるでしょ?」フンガー
敦志「そういやそうだったな。じゃあ彼氏は?」
小椋「か、かれし!? かれしはー…そのー…」
敦志「そ、彼氏は?」ニヤニヤ
小椋「―――か、かれしくらいいるし! 私モテるんだからね!」アセアセ
小椋父「」
小椋母「そうだったの!? あらあら、おめでたい事って重なるものね!」ウキウキ
小椋「そ、そーだよそーなんですいるんです!」
「えっと、榊原君っていって、東京から来たイケメンで頭も性格もいいんだよ!」
「ほんとすっごいんだから! 会ったら絶対びっくりするんだから!」
「ど、どーだ!?」フンゾリ
小椋父「」
敦志「おお、まじか。じゃあ今度家に連れて来いよ」
小椋「へ。い、家? いえいえそんな…え、家!?」
「えっと、榊原君っていって、東京から来たイケメンで頭も性格もいいんだよ!」
「ほんとすっごいんだから! 会ったら絶対びっくりするんだから!」
「ど、どーだ!?」フンゾリ
小椋父「」
敦志「おお、まじか。じゃあ今度家に連れて来いよ」
小椋「へ。い、家? いえいえそんな…え、家!?」
敦志「何驚いてるんだよ。それくらい普通だろ。そんなにいいやつなら俺も会ってみてえし」
小椋「えーとあのー…家はそのー…しゅ、しゅうきょうじょうのりゆうで無理っていうか…」ゴニョゴニョ
敦志「そういわずに連れて来いって。母さんも楽しみにしてるみたいだし」チラッ
小椋母「…」キラキラ
敦志「あ。それともホントは彼氏なんていないんじゃ…」ジー
小椋父「!」ガタッ
小椋「い、いるし嘘じゃないしラブラブだし最近なんか所構わずだいしゅきホールドだしホントだし」アセアセ
小椋父「」
恒一vs小椋パパで由美を賭けフェンシング対決!小椋パパのレイピアは無情にも恒一の胸を貫く!!しかし……!!
敦志「ならいいじゃん。それじゃ、次の日曜な」
小椋「!? お、おっけー!?」
敦志「決まりだな」ニヤニヤ
小椋母「楽しみね! お茶とお菓子買っておかなきゃ!」ウキウキ
小椋「…(うう…っべー。まじ、っべーわ…)」
小椋父「」
>>15
そっち書きゃよかったw
そっち書きゃよかったw
―翌日 3年3組―
小椋「―――っていうことなの」
恒一「なるほど、そういうこと。いきなり“彼氏になってください!”なんて言われた時は驚いたけど」
小椋「ごめんなさい。ちょっと混乱しちゃってて」ショボン
恒一「ううん、気にしないで。でもいいのかなぁ、嘘ついちゃ悪い気もするけど」
小椋「うん…それはそうなんだけど、その…」ゴニョゴニョ
恒一「まぁ、なんとなく気持ちはわかるけどね」
「お兄さんが就職決まったばっかりで難しい時期だから、余計な心配かけたくなかったんだよね?」
小椋「う、うん! ごめんね、そんな理由でこんなこと頼んじゃって」
(すごい…何も言ってないのに察してくれた///)
恒一「気にしないで。ウソ吐くのはちょっと気が引けるけど、そういうことなら協力するよ」
小椋「ほ、ほんと!?」パアァ
恒一「うん。僕でよければ喜んで付き合うよ」ニコッ
小椋「つ…“付き合”…っ!? ふ、ふつつかものですがよろしくオナシャス!」
赤沢・見崎・多々良・綾野(…これは対策会議が必要(だ)ね)
―昼休み―
ヒルヤスミダー オナカスイター バナナゾナー ボクノオベントウ…スブタニパイナップルハフェアジャナイヨ…
見崎「…榊原君」テクテク
恒一「あ、見崎。今日の昼ご飯どこで食べる? また屋上でいい?」
見崎「…悪いけど、今日は赤沢さんたちと約束があるの」
恒一「そうなの? 珍しいね。わかった、じゃあ今日はほかの人誘ってみるよ」
見崎「…ごめんね。じゃあ」テクテク
小椋「…!(チャンス!)」キラン
勅使河原「お、なんだサカキ、今日はひとりなのか? じゃあ俺らと…ぬわーーっっ!!」ドガッ
キャー ナンダナンダ テシガワラガトンデキタ アイキドーナラマカセロー
小椋「しゃ、榊原君!」
恒一「あ、小椋さん。勅使河原吹っ飛ばしちゃだめだよ、みんなご飯食べてるんだから。おてんばだなぁ」
小椋「あ、ごめんつい」
恒一「まぁいいけどね。それでどうしたの?」
勅使河原「お…おまえら…ぐふっ」
テシガワラシンダ アンフェアダネ エーセーヘー! ショウジキワロタ ユカリスキダ!
小椋「お、おほん! よければなんだけど、一緒に食べない? 彩が用事あるってどっか行っちゃって」
「そのーよければー…なんだけども」チラッ
恒一「うん、いいよ。じゃあついで日曜の作戦会議もしちゃおっか。とりあえず屋上に行こう」
小椋「うん! (っしゃあ!!)」
―第2図書室―
赤沢「それでは、小椋由美対策会議をはじめます」
多々良「はい、これは由々しき事態です」
綾野「んー。ところで見崎さんお弁当は?」
見崎「…いつも榊原君に作ってもらってたから…」グー
綾野「あ、そうなんだ。じゃあ今日は私のお弁当半分あげるよ。一緒に食べよう」
見崎「…いいの? …お礼はそのうち」パアァ
綾野「あはは、いいってことよ」
赤沢「ちょっと二人とも、もっと緊張感を持ってちょうだい。緊急事態なのよ」
綾野「んー最初はそう思ってたんだけど、よく考えたらそうでもなくない? ただの彼氏役でしょ?」
赤沢「甘い!」バンッ
多々良「ええ、本当に! 下顎が痛み出すくらい甘いです!」
綾野「お、大声出さないでよこわいなぁ。どういうこと?」
赤沢「人は自分の役割を全うしようとするもの」
「ただの彼氏役といえど、役に真摯であればあるほどその気になってしまうものなの」
「あなたも演劇部ならわかるでしょう?」
綾野「た、たしかに」
多々良「恒一君は良くも悪くも真面目ですから。より彼氏らしく振舞おうとするでしょう」
「役に入り込み過ぎるあまり、いつしか本当の彼氏になりたいと思ってしまうかもしれません」
「勿論そうならない可能性も等量存在します。ですが、そうなってからでは遅いんです!」
見崎「…スタンフォード監獄実験…」モグモグ
綾野「う、うん。ごめんちょっと甘く見てたわ」
赤沢「いいわ。それより対策を練りましょう」
多々良「恋人役をやめさせられればそれが一番いいんですが…」
赤沢さんよくわかってんじゃん 昨日赤沢さんがこんな感じで恒一オトしたSSあったぞ
見崎「…でもチクったりはできない。小椋さんにもなにか事情があるようだし。さすがに可哀そう」モグモグ
赤沢「…とすると、次善の策として彼氏役をほかの誰かと交代してもらいましょう。勅使河原あたりに」
多々良「それも難しいと思います」
赤沢「どうして?」
多々良「夜見山は田舎ですから。榊原君みたいに人目を引く人は知名度が高い」
「小椋さんのご両親もご存じの可能性があります。ただでさえ娘さんと同じクラスの人なんですから」
赤沢「…チッ。じゃあいっそ恒一君を月曜日までどこかに監禁しておくのは?」イライラ
>>35
愛のホットラインだなwあれはよかった。
愛のホットラインだなwあれはよかった。
綾野「いやーそれはさすがに大事になっちゃうんじゃないかな。ストレートに犯罪だし」
(何言いだすんだこいつ…)
見崎「…(ヤンデレルートもありか…)」モグモグ
赤沢「じゃあどうするのよ! わ、私いやだからね、告白する前に失恋するなんて!」ジワッ
綾野「ちょちょちょ、泣かないでよ泉美! まだわかんないじゃん、だから落ち着いて、ねっねっ?」アセアセ
赤沢「れもぉ…」グスッ
多々良「…はぁ。確かに意気込んでみたものの、実際のところ対策は難しいんですよね」
「わかりやすく妨害工作に出たら小椋さんも黙っていないでしょうし」
「…せめて情況を見守れたらいいのだけど。恒一君に指示を出せたりできればなおいいですね」
見崎「…そういうと思って、すでに有田さんに話をつけてます。先生どーぞ」モグモグ
有田「ご紹介に与りました、有田です。みなさんよろしく!」ババーン
綾野「ど、どっから出たの? ていうかなんで松子?」
見崎「…有田さんは情報戦、電子戦、隠密工作のプロフェッショナル」
「以前榊原君の下着や使用済みティッシュを獲ってきてもらったこともあるし」
「二人で榊原君をストーキングしたことも両手の指じゃきかない」
赤沢・多々良・綾野「」
有田「いやーそれほどでも」テレテレ
赤沢「ほめてねえよ」
見崎「…とにかく、彼女さえいれば小椋さんの家に盗聴器とカメラを仕掛けるくらいわけない」
有田「あとは適当な理由付けて榊原君に小型無線機渡せば見守りつつ指示も出せるよ!」
赤沢「それは助かるけど…それよりも!」
「下着とティッシュってどういうことよ犯罪じゃない恒一君の気持ちも考えなさいよ私も欲しいわよ!」
綾野「おーい。本音漏れてるから」
多々良「わ、わたしも…///」
有田「しょうがないなー少しなら分けてあげるよ。私いっぱい持ってるし」
「あと恒一君が部屋で××××してる写真と動画もあるけどどうする? そっちは有料お値段5万円也」
赤沢「ごっ…しょ、しょうがないわね、明日までに用意しておくわ」
有田「まいどありー」フヒヒ
綾野「…こんなんで大丈夫なのかなぁ…あと松子、私の分もね!」
千曳「…会議は構わないんだが、図書室に弁当のにおいが充満するのは尋常ではないね…」
そんだけのストーキング技術があれば、夜這い→逆レイプまで出来そうなところだが
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