元スレ少女「私を雇ってください!!」 男「やだ」

みんなの評価 : ★
1 :
おしりかじり虫いいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!1
2 = 1 :
間違えた
書くから立てた
3 :
どうぞ
4 = 1 :
町外れ・男宅
男「…」カリカリ
男「ふぁ……満月ねぇ…」ボリボリ
ドンドンッ
男「寝るかな…」
ドンドンドンッ
男「はぁ…開いてるよ」
ピタッ
男「…」
ドンドンドンドンッ
男「だから開いてるって!」ガチャッ
少女「…!」ビクッ
男「……ガキ?」
5 = 1 :
少女「わ…わ…って…い…」ボソボソ
男「え?なんだって?」
少女「わた…私を……」
少女「私を雇ってください!!」
男「やだ」
バタンッ
男「はー…寝よ…」ボリボリ
6 = 1 :
翌日――
ドンドンッ
男「…開いてるよ」
ドンドンドンドンドンッ
男「開いてるって言ってるだろ!」ガチャッ
少女「わた…わた…私を」
男「やだ」
少女「あぅ…」
バタンッ
8 = 1 :
更に翌日――
ザー…
男「雨か…」
ドン…ドン…
男「嫌な予感…」
ドンドン…ドン…
男「やだやだやだやだやだ」ガチャッ
少女「わ…た…」フラフラ
男「んな!?何やってるんだ!びしょ濡れじゃないか!」
少女「やと…って…さい…」バタッ
男「酷い熱だ……あぁもう!」
ドタドタドタガランガラガラガシャンパリーン
9 :
おしりかじり虫いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!1
10 = 1 :
数時間後――
少女「…ぅ…ん…」
男「…気がついたか?」
少女「あぅ…」
男「どれ…ふむ、まださっきよりはマシかな」
少女「ここは…?」
男「地獄」
少女「ふぇ…地獄……地獄いい匂い…」クンクン
男「…」
少女「…」グゥ
男「はぁ…やれやれ…ちょっと待ってな」
少女「…」ジュルリ
11 = 1 :
男「…ほら、スープだ。体が温まる」
少女「…!ハムッ…ハフッ…ゴクゴクッ」ポロッ
男「お、おい…火傷す…る…」
少女「ゴクッ…ヒック…ぅ…ハムッ…ふぇ…うわぁあああん!」ポロポロ
男「はぁ…泣くか食べるかどっちかにしろよ…」
13 = 1 :
一時間後――
少女「ふぃ」ケプ
男「平らげやがった…俺の分まで…」グスッ
少女「あ、あ、あの!」
男「はいこれ」
少女「…これは?」
男「薬草を煎じてある。食欲はあるだろうけどまだ熱はあるんだ、飲んでおけ」
少女「………っ!うぇ…苦ぃ」
男「良薬口に苦し!飲んだら寝る!朝になったら帰る!はい!おやすみ!」
少女「…あの!」
男「お や す み」
少女「ふぇ…おやすみなさい…」
14 :
薬草ってことは現代じゃないのか
16 = 1 :
翌日――
男「はいおはようそしてさようなら」
少女「あぅ…ま、待ってください!」
男「熱引いたんだからいいだろ」
少女「私を雇ってください!!」
男「やだ」
少女「話だけでもぉ…」
男「はぁ…」
17 = 1 :
少女「あの…私、東の森から来て…その…お家も食べ物にも困ってて…」
男「…」
少女「町まで行ってお仕事探したんですけど…子供だから雇ってもらえなくて…」
男「…」
少女「そしたらおばさんがここに行ってみなって…」
男「は?」
少女「ここの人は変人だから子供のあんたでも雇ってくれるだろって…」
男「…」
少女「あぅぅ…すみません…やっぱりダメですよね…」
少女「他探します…あ、スープごちそうさまでした…おいしかったです…それでは…」
男「…はぁ…やれやれ…」
18 :
薬草を煎じてあるwwwwwwwwwwwwww
薬 草 を 煎 じ て あ るwwwwwwwwwwwwwwwwwww
薬 草 を 煎 じ て あ る wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
食欲はあるだろうけどまだ熱はあるんだ、飲んでおけwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
19 = 1 :
男「掃除!」
少女「!」
男「洗濯!」
少女「は…はい!」
男「料理!」
少女「はい!はい!」
男「それとおやつ!」
少女「まかせてください!!」
男「はぁ…何やってんだ俺」
少女「やった!やった!」ガバッ
男「う、うわぁ!抱きつくなぁ!」
少女「あっあっ…す、すみません」
男「はぁ…とりあえず…そうだな…家の中を案内するから…」
少女「はい!」
20 = 3 :
俺「性欲処理!」
21 :
少女「あぅぅ…」
22 = 1 :
男「ここが台所。そしてここが貯蔵庫」ガチャッ
少女「ひぇ…寒いです…」
男「あぁ、魔法で食材が保つように中を冷やしてるんだ」
少女「食材って…カラッポですよ?」
男「…しばらく外に出てなかったから買い物してない。お前が食べたスープで最後」
少女「そうなんですか~…あ…私一人で全部食べて…」
男「…」グー
少女「す、すみません!」
男「後で買い物に行こう…」
少女「はいぃ…」
24 = 1 :
男「ここは風呂。好きに使うといい」
少女「はい!」
男「それであっちが庭だ」
少女「わぁ!いい景色!海が綺麗です!」
男「あぁ、でも気をつけるんだぞ。一歩間違えれば断崖絶壁、海へドボン、だ」
少女「ふぇ…気をつけます……お庭広いし何か育てたりしたいですね」
男「育てるねぇ…まぁ、好きにしていいよ」
少女「ありがとうございます!
25 = 1 :
男「ここは俺の部屋だ」
少女「うわぁ…難しそうな本がいっぱいです!」
男「勝手に触るなよ。それと許可なく入るな。ノックは忘れずに」
少女「わかってますよぅ」
男「…んで、隣が物置…」ガチャッ
26 = 1 :
モワッ
少女「ケホッケホッ…埃が…ケホッ」
男「ゴホゴホッ…そ、そうだなここをお前の部屋にするといい…ゲホッ」
少女「ありがゲホッざいまケホッ」
男「ふぅ…以上だ」
男「とりあえずここの掃除からだな」
少女「がんばります!」フンス
男「部屋にいるから、終わったら声をかけてくれ」
少女「はい!よーし!がんばるぞー!!」ドタバタ
男「ふふ…はっ!何笑ってるんだ俺…」イソイソ
27 = 1 :
数時間後――
男「…こんなに広かったっけ」
少女「使えなさそうなもの外に出しておきました!でも不安なんで後で見ておいて下さい!」
男「あぁ、いいよ…物置っていうかゴミ置きだったし…いらない」
少女「あ、あの…じゃあこのぬいぐるみ…」
男「ぬいぐるみ…?そこにあったのか………」
少女「…?」
男「…やるよ」
少女「わぁ!ありがとうございます!」
男「それじゃあ掃除も終わった様だし…買い物に行くか」
少女「はい!」
28 :
はやく俺んとこにもこいよ
29 :
>>28
じゃあ俺が行くわ
30 = 1 :
商店街
男「えーっと…後は…」ガサゴソ
少女「あの、ご主人様」
男「こんなもんかな」
少女「ご主人様!」
男「うわっ!な、なんだよ…って…ご主人様?」
少女「はい!ご主人様です!さっきからお肉しか買ってないじゃないですか!」
男「い、いいじゃないか…肉が好きなんだよ!それよりもご主人様って」
少女「ダメです!野菜も食べなきゃいけません!それに料理をするのは私です!私が買います!」
男「あっ!ちょ…!」
「ふーん…ご主人様、ねぇ」
31 :
ファンタジーモノか。
大正前後の村外れに住む世捨ての文豪と少女の話かと
32 :
家はブラックジャックが住んでる所見たいなとこにでもあるのか?
33 = 28 :
>>29
お断りします
34 = 1 :
男「…お前か…なんだよ」
女「別にぃ…やっぱり雇ったんだ?」ニヤニヤ
男「やっぱり?」
少女「あ!」
女「やっほ」
少女「ご主人様!この人です!この人がご主人様の事紹介してくれたんです!」
男「はぁ!?お前かよ…」
少女「ありがとうございました!おかげで…」
男「こいつおばさんって言ってたぞ」
女「へぇ…」ギリギリ
少女「たしゅかりまふぃた…ごめんなふぁい…お姉ふぁん」
女「よろしい」
少女「痛い…酷いですご主人様…」ヒリヒリ
男「言ったのは本当だろ」
35 = 1 :
女「それより…ご主人様なんて呼ばせてるんだ?…変人」
男「ち、違う!こいつが勝手にそう呼んでるだけだ!」
少女「ご主人様はご主人様です!はい!買い物終わりましたよ!」
男「よし、早く行くぞ!次は…そうだ、お前のベッドがないな」
少女「そ、そんな!いりませんよ!私なんかに…」
女「あら…それじゃあ、私が使わなくなったベッドあげるわよ」
男「気持ち悪いな、いくらだ?」
女「ひっどーい!ま、そうね…貸しって事でいいわよ?」
男「ますます気持ち悪い」
36 = 1 :
少女「え…あ…何から何までありがとうございます!!」ペコペコ
女「いいのいいの~。それに、男も私の香りが付いたベッドの方がいいでしょ?」
少女「わぁ…大胆」
男「変な事言うな!やっぱお前の事大嫌いだわ!行くぞ!!」ドタドタ
女「後であなたの家に転送しといてあげるわ。じゃあねぇ」ヒラヒラ
少女「あ、おばさん!ありがとうございました!」
女「ん?」ニコニコ
少女「えへへ…おねえさん…」
女「よろしい…あ、そうだ…」コソコソ
少女「え…?そんな事…ひぇぇ…」
37 = 1 :
帰宅途中――
男「ったくアイツは…」ブツブツ
少女「綺麗な人でしたね!こ、恋人…ですか?」
男「ちがう!!!!!」
少女「ひぇっ…すみません……ん?わぁ…綺麗な石がいっぱい…」
男「宝石?…ったく…こんな石ころの何がいいんだか」
店主らしき人「石ころとは失礼ね…」
少女「そうですよご主人様!とっても綺麗じゃないですか!」
男「ふん、興味ない。それよりフード深く被りすぎて顔見えねーよ。怪しすぎだろ」
店主「石は人の心を写す鏡みたいなもの。お嬢ちゃんは綺麗な心をしているようね」
少女「そ、そんな…綺麗だなんて」テレテレ
店主「男の方…あなたは…」
男「……行くぞ」
少女「あ!待ってくださいよぉ!」
店主「…またおいで」
38 = 1 :
男宅
少女「わぁ!ベッドが届いてる!はぁ…なんだか懐かしくていい匂い…ふかふかぁ…」ウトウト
男「おいおい…寝てどうする…早く食事の用意してくれ。腹が減った」
少女「あ!すみません!すぐに用意しますね!」
男「出来たら呼んでくれ」
少女「はーい」
39 :
支援してやろう
40 = 1 :
1時間後――
少女「今日はオムレツとサラダです!あと、即席ですがパンも焼きました!おかわりありますよ!」
男「…肉は?」
少女「オムレツの中に入ってますよぅ!」
男「肉焼いたのがいい」
少女「ダメです!野菜も取って!バランスよくです!」
男「はぁ…自分でする」
少女「あうあう…そんな…ご主人様の為に作ったのに…酷いです…」ウルウル
男「な、泣くなんて卑怯じゃないか!食べるさ!食べればいいんだろ!!」ガツガツ
男「……ふん…悪くないな」モグモグ
少女「わぁ!良かったです!」
41 = 1 :
数十分後――
男「うっぷ…まぁまぁだったよ。ごちそうさま」
少女「おそまつ様でした!ふふっ…おかわりもしてくれたって事はおいしかったって事ですよね?」
男「う、うるさい!まぁまぁだったらまぁまぁだよ!」
少女「えへへ…それでも…うれしいです…」
男「…部屋に戻る。何かあったら呼んでくれ」
少女「あ、はい!私はお片づけとお風呂の用意しちゃいますね!」
男「…」
42 = 1 :
――これ――る?――あた――の花――
――ろん――も好――な――もの――
なら――くだ――な――だ――
――は――てる――のかい――
おに――ゃん――ちゃん――
ご――さま――ごしゅ――さま――
――ごしゅじ――ま――ご主人様――
43 = 1 :
少女「…ご主人様!」
男「…ん…う…」
少女「ご主人様!大丈夫ですか!?」
男「…いも…と?………あぁ…寝てた…のか…」
少女「酷い汗…具合でも…」
男「いや…大丈夫だ…大丈夫…」
少女「良かったぁ…ノックしても返事なかったから…」
男「すまない…」
少女「汗かいてますし、お風呂入っちゃってください!」
男「そうするよ…ありがとう…いも…っ!…な、なんでもない」スタスタ
少女「芋?」
45 :
せえん
46 :
いいぞ
どんどん書け
47 = 1 :
風呂場
男「(くそ…調子が狂う…)」ワシャワシャ
男「(なんで雇ったんだ…)」ワシャワシャ
ギィ
男「(騒がしいったらありゃしない)」ワシャワシャ
バタンッ
男「(大体あの女どういうつもりで…)」ワシャワシャ
男「…」
男「バタン?」
48 = 1 :
「わっ!わっ!だ、ダメです!振り向いちゃダメです!!」
男「お、お、お、お、お前なになんでなになんでなんでなんで!!」
「あ、髪洗ってるから目を瞑ってるんですね…良かったぁ…」
男「よよよよ良くないわ!お前は良くても俺が良くない!!」
「ふぁぁ…何も見てないです!背中しか見えてないです!」
男「見るなぁ!出てけ!出てけ!!」ジタバタ
「暴れないで下さい!背中流すだけですよぉ!」
49 = 1 :
男「結構だ!!お前が出て行かないなら俺が出る!」
「大人しくしてください!じゃないと明日からの料理、野菜ばかりにしますよ!!」
男「ぐ…卑怯だぞ!」
「それでいいんです!わ、私だって恥かしいんですから…」
男「恥かしいならやらなきゃいいだろう!」
「おば…お姉さんに言われたんです!…こういう事するとご主人様が喜ぶって…」
男「あんの女ぁ…」
「と、とにかく背中流します!」
男「くそぉ…」
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