支援
今回は頑張れ

配水管つまるぞ

ほ

ふぅ……

予想どおりさるったか


完結してくれよ

またか・・・

～テラス～

弟「……姉さん」

姉「ん？？吸う？？」

弟「いや……今日はいい……」

姉「……そう」

弟「……」

姉「……浮かない顔ね？？」

弟「姉さんは……平気なの？？あんなことして……」

姉「仕掛けたのは私だもの。今更うろたえるも何もないわ。思いつきでやったわけでもないもの」

弟「そっか」

姉「ごめんなさい、あなたを困らせたかったわけではないの。こうなるとは……分かってはいたのだけれど……」

弟「そんな顔は、しないでほしい。僕にも責任がない訳じゃない……逃げようと思えば、抵抗しようと思えば、できたんだから、肯定もしたしね」

姉「優しいわね。あなたは……あれは、あれは私のわがままなのに……」

弟「そんなんじゃない……ただ、流されたのか望んだのか……よく分からないんだ」

姉「本気で抵抗されたら……冗談で済ませるつもりだったわ、勿論否定されてもね」

弟「そのくらい……分かってたよ」

姉「……そう」

弟「うん……」

姉「……三日後」

弟「えっ、三日後？？」

姉「三日後に、また遊びにいくわ」

弟「どうして三日」

姉「空になったら充電しなきゃ行けないでしょ？？男の子は三日かかるって、何かで聞いたわ」

弟「エロエロだ……」

姉「違った？？」

弟「まぁ、そうだけど……」

姉「……もし、自分がもう社会倫理に背けないならのなら、その時は三日後脱衣所に鍵をかけれておけばいいわ。そして今夜のことは忘れなさい。月が見せた淫らな夢のようなものよ」

弟「分かった」

姉「もし、もう少し火遊びがしたいなら、三日後は普通にお風呂に入ってればいいわ。もちろん、その日まで一人でしちゃダメよ？？三日空ける意味がないわ」

弟「うっ、分かった」

姉「それと、お互いに結論を出しあうまで、本当に遊びじゃ済まなくなるようなことはしないわ。これは約束よ。私も……あなたもね」

弟「うん。約束する」

姉「多少の火遊びなら、きっと私達も忘れられるわよね……」

弟「夢で終わると決まったわけじゃないだろ。それはきっとこれから次第だよ」

姉「そうね、時間はあるのよね。ゆっくり考えればいいんだわ。私も、あなたも」

弟「そうだね、ゆっくり考えるよ」

姉「ふふっ、弟の成長が見れて嬉しいわ」

弟「強くなったかな、僕は」

姉「そうね、しばらく見ない間に、随分と大きくなってたものね？？色々」

弟「うっ……そういうことじゃないんだけど……」

姉「ふふっ、またね。部屋に戻るわ。おやすみなさい」

弟「うん……おやすみ、姉さん」

姉「そうそう……そう言えば」

弟「何？？」

姉「手と足、気持ちよかった？？」

弟「まぁ……かなり……」

姉「そう、それは良かったわ。三日後楽しみにしてなさい。ふふっ」

このSS前にも見た記憶があるんだが、デジャブ？
それとも同じ作者か？

>>162
完結してなかった

～４日目　木曜日～

～自室～

弟「ん……」

姉「ほら、起きなさい」

弟「んー」

姉「起きなさい」

弟「ふぁ……」

姉「起きろって言ってるのよ！！」

弟「ごふっ！！げほっ、げほっ！！」

姉「おはよう。目は覚めたかしら」

弟「げほっ！！うっ……おはよう」

姉「速く支度なさい。遅れるわよ」

弟「えっ、うわっ、もうこんな時間？？」

姉「目覚ましかけなかったの？」

弟「あぁ、忘れてたかも。っていうか、寝ている人間の腹に肘入れなくても……」

姉「起きないほうが悪いのよ」

弟「ごもっともです……」

姉「ほら、速く着替える」

弟「うん、分かった」

姉「まったく、世話の焼ける……」

弟「すいません……」

再放送だろ

見たことあるな

④

ほ

～居間～

姉「私先に行くわ」

弟「ん、いってらっしゃい」

姉「鍵かけといてね」

弟「うん、分かってるよ」

姉「……じゃあ」

弟「うん」

弟「……眠い」

弟「昨日いろいろ考えて眠れなかったからな……」

弟「どっかの授業で寝よ……」

～昼　教室～

男>３「おーっす！！帰ったぞー」

女>２「お帰り。っていうかうるさい」

男>４「今日は購買に先輩がいたからな。ご機嫌なんだ」

女>１「よかったねー」

弟「ふぁ……」

女>１「眠そうだね」

弟「あー、うん正直眠い」

男>３「なんだよ？？夜になんかあったか？？」

弟「あーいや。特になにも……」

女>２「午後の授業は寝ないほうがいいよ、アタシも流石に寝ないようにしてるし」

弟「そうなの？？」

男>４「あぁ、特にうちらの担任の授業は寝ないほうがいい。あの先生、美人だけどこぇぇからな」

弟「あー、確かにそれっぽい」

女>1「普段優しいんだけど課題とか容赦ないんだよねー」

男>３「それだけが玉に傷だよな。まぁ、おっぱい大きいしいいんだけどさ」

女>２「気持ちはわからんでもない」

女>１「いやいや、女のあなたが賛同してどうするのよ」

女>２「あのいかにもクールでできる女って感じの容姿であのけしからん胸はやばいって」

女>１「それおっさんの台詞……確かにちょっと憧れることもなくはないね」

男>３「先輩とは違うベクトルで超美人だ」

女>２「あんた顔と胸しか見てないでしょ。授業聞きなさいよ」

男>３「おめぇに言われたかねぇよ」

男>４「まぁ、授業はわかりやすいし。なんだかんだで面倒見いいから人気はあるな。最大の人気の要因は容姿だが」

弟「仕方ない。頑張って起きてるか……」

書きためてあるんだよな
あとどれぐらいかかりそうなの？

～玄関～

弟「ただいま……」

姉「お帰り。眠そうね」

弟「うん……眠い」

姉「……夕飯の買いだし、忘れてるでしょ？？」

弟「そうだっ！！今日は僕が作るって！！」

姉「全く……仕方ないわね」

弟「買ってくる！！」

姉「私が作ってもいいわよ？？部屋で寝てなさい」

弟「いや、いいよ。言い出したことだから。僕が作る」

姉「そう……気をつけてね。寝ぼけて事故なんて起こさないように」

弟「そんなことしないって」

～居間～

姉「いただきます」

弟「いただきます」

姉「……」

弟「……」

姉「……」

弟「……美味しい？？」

姉「……食べれなくはないわ」

弟「うっ……ごめん」

姉「サンドウィッチは美味しかったけど、こういう料理は苦手なの？？」

弟「苦手っていうか……普通にしか出来ない」

姉「料理してるところ見てたけど、少し雑だわ。味付けとか、火を通す時間とか」

弟「すいません」

姉「まぁ、普通の夕飯に並ぶ家庭料理ならこれでいいとは思うけどね」

弟「姉さん的にイマイチなら家庭料理では出せないじゃないか」

姉「……私、味にはうるさいもの。料理は好きだしね」

弟「精進します」

姉「えぇ、そうなさい。レシピの通りに落ち着いて丁寧にやるのよ。そうすれば大抵はうまくいくわ。プロがレシピを作ってるんだもの。私たちはそれをトレースすればいいの」

弟「おっしゃる通り」

姉「今日は私が片づけてあげる。先にお風呂に入って早く寝なさい」

弟「うん。そうする」

～テラス～

姉「あら。寝てなかったの？？」

弟「寝る前にね。一服しにきた」

姉「そう」

弟「一本頂戴。あと、火も」

姉「えぇ」

弟「ふー……」

姉「落ち着いてるわね」

弟「ん？？何が？？」

姉「あなたが、よ」

弟「別に……普通だけど……」

姉「ふふっ、昨日あんなことしたのに？？」

弟「うっ……それはまぁ……それだよ……」

姉「あなたそれ、返答になってないわよ」

弟「笑わなくてもいいじゃないか……」

姉「ふふっ」

弟「……」

姉「……本当は、不安だったわ」

弟「えっ？？」

姉「嫌われることはないだろうと思ってはいたけど……距離を取られたら、また、一緒に暮らせるようになれたのに、私から離れていったらどうしようって……」

弟「……」

姉「それでも……自分自身、どうにもならなくて。悩んで……許されないことなのに……悩んで」

弟「珍しいね」

姉「何が？？」

弟「姉さんがそんなふうに、弱みを見せることが」

姉「……気の迷いよ。……忘れて頂戴」

弟「分かった」

さるよけしえん

姉「でも……感謝するわ。今日一日、一点の曇りもなく、普通に振る舞ってくれたこと。私を今まで通りに『姉さん』と呼んでくれたこと」

弟「やっぱり、今夜はらしくないよ。姉さん」

姉「ふふっ。そうかもね。きっと、月と煙草のせいよ」

弟「そうだね。僕も、そう思う」

姉「ふふっ」

弟「ふぁ……」

姉「もう寝なさい。明日も学校でしょ？？」

弟「うん。そうだね。お休み。姉さん」

姉「えぇ、お休み」

ほ

　

寝たのか


それともさるってるのか

～５日目　金曜日～

～居間～

弟「おはよう」

姉「おはよう」

弟「はい、シリアル」

姉「えぇ、ありがとう。いただきます」

弟「いただきます」

姉「今日は眠くない？？」

弟「うん、大丈夫」

姉「……私は眠いわ」

弟「仕方ないね。朝だから」

姉「まったくよ……」

弟「明日から週末だから、頑張ろうよ」

姉「……それもそうね」

ここまで前も読んだ

支援

～昼　購買～

男>３「あれ？？先輩がいない。いつも先にいるのに」

男>４「授業終わるの微妙に早かっただろ、待ったら来るんじゃね？？」

弟「えぇっ！！ちょっ！！待つの！？わざわざ！？」

男>４「えっ？？こいつはこういう時待ってるけど？？」

弟「うわぁ……流石にそれは……ないわぁ……」

男>４「えっ？？いや……ちょっと待て……よくよく考えればそうだな。イカン、俺もこいつに影響されておかしくなってた」

弟「落ち着いて、気をしっかり持った方がいいよ」

男>３「何か俺がすげー頭おかしい人みたいに言われてるけど」

男>４＆弟「何を今さら」

男>３「ひでぇな！！おい！！」

弟「まぁ、とりあえずご飯買おうよ」

男>４「……こいつ、結構ちゃっかりしてるよな」

男>３「あぁ、なんつぅか、図太い」

そして今回も・・・

さる退治

弟「よし、お昼決定。これにしよう」

姉「あら？？」

男>３「えっ」

弟「あっ」

男>４「おぉ。ばったりだな。まぁ同じ購買使ってて今までこうならなかったのが逆に不自然だが」

姉「……」

男>４「ほら、折角目があったんだ。何か言わなくていいのかよ。初チャンスだぞ」

男>３「なっ、何を話せばいんだよ！！」

男>４「俺が知るかよ……」

弟「……」

姉「あなた、いつも遠くから見てる人よね？？」

男>３「は、はいっ！！」

男>４「あちゃー」

弟「声裏返ってる＆ストーカーばれてる」

男>３「えっ、えっと……」

男>４「落ちつけよ」

姉「そうそう、落ち着きなさい。顔真っ赤にしちゃって。かわいいわね」

男>３「かっ、かわいいっ！！」

男>４「舞い上がるなよ。お前まだ何も喋ってないぞ？？」

姉「遠くから見ているだけじゃ、何にもならないのよ。ちゃんと言葉にしないと」

男>３「うっ、なら……」

姉「ふふっ、頑張ってね」

男>３「えっと！！じゃあ、今から一緒に！！お昼でもどうですか？？」

男>４「おー、ストレート、真っ向勝負か……何か俺感動した」

弟「いや、いきなり勝負しすぎでしょ……バッターが打席に立つ前にど真ん中投げてるようなものだよ……」

男>３「余計な茶々入れるなよ！！」

姉「そうね、頑張ったのは偉いけど、私以外の女の子で頑張ることをお勧めするわ」

男>３「なっ！！」

男>４「あー……」

弟「だから言ったのに」

姉「きっと素敵な人が見つかるから、頑張ってね」

男>３「いやっ、そっ、そんな！！」

姉「じゃあね。またここで会いましょう。サヨナラ」

男>４「サヨナラー、ご迷惑おかけしましたー」

弟「今この瞬間、ゲームセットがプレイボールを追い越した」

男>３「さ、さよなら……」

男>４「残念だったな。まぁ、何だ……頑張れ」

男>３「うっ、畜生～～！！」

弟「……強く生きろ」

～教室～

女>２「何か一人死んでる奴がいるんだけど」

女>１「何かあったの？？」

男>４「先輩に振られた」

男>３「うぅっ……畜生！！」

女>２「哀れね」

女>１「元気出して」

女>２「まぁ、分かってたからいいじゃない」

男>３「分かってなかったよ！！叶わぬ恋とは知っていたけど！！高嶺の花だと分かってもいたけど！！」

女>１「それをわかってたっていうんじゃないかな？？」

弟「ご愁傷さま」

男>３「うわ～ん！！」

男>４「泣きつくな。男に泣きつかれてもうれしくねぇ。まぁ、何だ。諦めろ。先輩はお前の事、完璧眼中になかったぞ？？」

女>１「結構きついこと言うね……」

男>４「客観的な事実だし……何より自己紹介すらさせてもらえなかったもんな」

男>３「そういえば、まだ先輩俺の名前知らないじゃん！！」

弟「焦りすぎだって言ったじゃないか」

女>２「名前も知って貰えてないのに、お昼誘ったのか……馬鹿だ」

女>１「それは暴走じゃないかな、らしいと言えばらしいけど……」

男>３「ぐすっ」

女>１「ほらっ、ティッシュあげるから、鼻かんで、ねっ？？」

男>４「いい奴だ」

女>２「甘いんだから」

弟「いい奴」

女>１「えっ？？何が？？」

弟「ううん。何でもない」

さる

～夜　居間～

弟「いただきます」

姉「いただきます」

弟「……やっぱり美味しい」

姉「そう。よかったわ。それよりも」

弟「何よりも？？」

姉「何よそれ？？まぁ、いいけど……私、今日口説かれたわ」

弟「いや、報告しなくても、昼のことだろう？？」

姉「そうね。ちょっとかわいそうだったかしら。名前も聞かずに振っちゃって」

弟「……まぁ、変に希望持たせるよりはいいんじゃない？？傷が浅くて」

姉「あの子ずっと私に憧れてたみたいだから、結構ショックかもね」

弟「っていうか、いつも見られてるの迷惑じゃなかったの？？」

姉「別に、見られてるだけなら何の問題もないわ。あなたも分かるでしょう？？人目を引く容姿という素質を持ってるんだもの、仕方ないわ」

弟「……まぁ、確かに。街で視線を感じる時もあるし、自覚もあるかな」

姉「そうよ、気にしたら負けって言うじゃない」

弟「姉さんが言うと説得力あるよ。姉さん、すごい男寄って来そうだもんね」

姉「一々あしらうのも、面倒だわ。しつこいのもいるしね」

弟「世間で言ったら殺されると思うよ……まぁ、姉さんは容姿以外もパーフェクトだし、仕方ないけど」

姉「あなただって顔以外にも素質あるわよ。人よりも大概は上手くできるでしょう？？」

弟「姉さんには負けるよ。昔から、何をやらしても姉さんはすごいじゃないか」

姉「一々私と比較しなくていいわ。その癖は唯一、私の躾けの失敗だわね」

弟「何をやるにも姉さんが基準だったからね」

姉「まぁ、でも。昔よりはましになってるようで良かったわ。その癖」

弟「そうだね。神経太く生きないと、やってらんないってことは離婚から学んだ」

姉「いいこと言うわね。あなた」

弟「どうも……お茶入れるよ」

姉「えぇ、お願い。そうそう、あなたのお茶は悪くないわ」

弟「それはどうも」