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元スレ怜「…なぁ竜華、まだ時間あるで」
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セーラ「ハァー ホテルハ涼シイナァ」
泉「園城寺先輩は大丈夫ですかね?」
フナQ「観察しに行きましょうや」
セーラ「ドーセ昼寝デモシテルヤロ 脅カシタルカ」
フナQ「…残念やったな起きとるみたいや、何か声聞こえるで」
泉「園城寺先輩は大丈夫ですかね?」
フナQ「観察しに行きましょうや」
セーラ「ドーセ昼寝デモシテルヤロ 脅カシタルカ」
フナQ「…残念やったな起きとるみたいや、何か声聞こえるで」
『あかん怜、皆そろそろ帰ってくる』
『…大丈夫や、まだ時間あるしもう一回ぐらいできるで』
『ちょ、あかんって言うとる…やろ、ンンッ…』
『ふぅん、竜華はもうこないなってるのに本当に止めてもええん?』
『…は、恥ずかしいこと言わんとって、これ以上されたら変になっ… ヒャン』
『ふふ、可愛いで竜華… また気持ちようしたるから力抜きや…』
\ モウカンニンシテ- / \ アンアン トキィ- / \ ソッチハラメェエエエ /
セーラ「 」
泉「せ、先輩…?」アワワ
フナQ「…まぁ済むまで自分の部屋で待つで」
怜「…なんや、皆早う帰ってきてたんやなぁ」テカテカ
竜華「い、嫌やわぁ、声かけてくれれば良かったのに…」クタァ
泉「…ええっとですね」
セーラ「…マァ、ソノナンダ …フナQ、頼ム」
フナQ「コホン …つまり我々が言いたいことはですね」
竜華「なんや皆して、言いたいことあるなら気にせんでええで~」
フナQ「はい… そのですね、お二人とも乳繰り合うのは構いませんが、もう少し控えてくれませんか?」
怜「…ほら、竜華の声大きいからバレてるやないか」
竜華「ふぇ?!」///
セーラ「二人ノ事ハ部公認ヤカラ別ニ構ワンデ…」
フナQ「でも下級生とかも同宿してるわけやし…」
セーラ「見テミィ 泉ナンテマダ耳マデ真ッ赤ニシテルデ」
泉「そ、そのぉ、まだ自分らは高校生やし、健全なお付き合いちゅうか…」
怜「…ああ、それなら安心しぃや。 竜華のご両親にはもう挨拶は済んでるから」
竜華「ホンマ? そんな話、初耳やで」
怜「…ああ、まだ竜華に言ってなかったっけ? この前、病院の帰りにお義母さんにバッタリ会ってな」
フナQ「今、普通にお義母さん言うてましたね」
怜「…で、お家にたまたまお義父さんもおったしええ機会かなって」
セーラ「エライ軽イ流レヤナ」
竜華「…それでウチの親には何って言うたの?」
怜「…いや、普通に『必ず幸せにするからお嬢さんください』って言うた」
泉「そ、それで返事はどうでした?」
怜「…うん、不束な娘やけどお願いしますって」
竜華「 」///
セーラ「オウ、オメデトサン ジャアコレカラハ園城寺竜華ニナル、チュウコトカ!」
怜「まぁ、正式なご挨拶は大会後やな。 ほんで卒業次第北欧かカルフォルニアで籍入れるで」
泉「船久保先輩…?」
フナQ「泉、ペースに巻き込まれたらあかんで…」
フナQ「…お二人とも不純異性交遊ちゃう、ちゅうんは分かりました」
泉「…正確には同性ですけどね」
セーラ「マァ、大会中ハイチャツクンハアカンデ」
フナQ「レギュラーが浮ついてたら他の子たちに示しがつきませんから」
竜華「はぁ~い、反省してます」
怜「…善処はするわ」
セーラ「マ、試合デ結果出シテクレレバ何デモエエンヤケドナ」
ブブッ~!!
『終ゅううぅ了ォオオッ!!! インターハイBブロック準々決勝、大波乱が起きました!!』
『第四シード千里山女子を退けトップ通過は10年ぶり出場の奈良代表・阿知賀女子ッッ!!』
『まさかの5万点差付けられての2位で望みを繋いだ名門千里山女子の巻き返しはあるのかッッ!!』
竜華「あ、危なかった…」
穏乃「さすがです清水谷さん! 最後のあの粘り、よく頑張りましたね」 ドヤァ
竜華「!?」
穏乃「…でも、もう貴女たちにおめでとうは無しですからね!」 フフン
竜華「」
『そうさねぇ… 千里山はさぁ、エース園城寺と大将の清水谷?』
『あの二人の不調をさ、なんとかしないとヤバいんじゃね? 知らんけど』
怜「…竜華」
泉「…」
セーラ「…」
フナQ「…さ、とっとと帰って反省会や」
セーラ「ハイ、二人トモ正座ナ」
泉「勝負は水もんやし、勝った負けた責める気はありませんけど…」
フナQ「内容悪すぎや! 二人とも有り得んミス連発して…」
怜「…ごめんな、ウチ体弱くて」コホン
竜華「大丈夫か怜!? 今すぐ膝枕したるで」
セーラ「ッタク、竜華ハ甘ヤカシスギヤ」
竜華「だって怜が可愛ぇんやから仕方ないやろ」ブー
泉「まぁ、ホンマ体調悪かったとしてもこの成績はありませんで」
怜「あ、泉は自分が仮病やと疑ってるんやね」
フナQ「…そんな肌がツヤツヤで血色ええ病人おりませんわ」
セーラ「オ前ラサ、ホンマヤル気アルンカイナ」
怜「セーラまで酷いで。 優勝を土産にご挨拶行くんや、むっちゃ気合入ってるで」プンスカ
竜華「そうやで、自分ら3年はこれで最後や。手なんて抜く訳ないで!」プンプン
泉「じゃあ相手がお二人より強かったってことですか?」
フナQ「それはない。普通にやってれば一蹴できる面子や」
セーラ「傍カラ見トッタラ二人トモ集中デキテナカッタヨウニ見エタデ」
泉「そうですね、園城寺先輩は唯一のリーチも一発で引っ張ってこれんかったし」
セーラ「竜華ハバレバレノ親引ッカケ、一発デ振リ込ンドル」
竜華「まぁ確かに気ぃ抜けてたかもしれんなぁ…」
怜「…自分はなんか東京に来てから先の展開が見えんようになってしもた」
セーラ「今日ハコノグライデ済ンダケド、次ハ白糸台ヤデ」
泉「お二人がこのままじゃ確実にやられますわ…」
フナQ「こんな急に調子悪うなるんわ絶対原因があるはずや」
麻雀部員が5人しかいないわけじゃないなら
レギュラー降格でしょうな普通は
レギュラー降格でしょうな普通は
>>23
普通はそうなると思う
怜「…そんなこと言われても全く思い当たる節なんてないで。 なぁ竜華?」
竜華「そ、そやね…」ビクッ
セーラ「…竜華、自分ノ目チャント見テ言イヤ」
泉「…むっちゃ怪しいやん」
竜華「そ、そんなことない。 今日はたまたまや!次は絶対大丈夫やって!!」アセアセ
フナQ「…清 水 谷 先 輩?」
竜華「」
普通はそうなると思う
怜「…そんなこと言われても全く思い当たる節なんてないで。 なぁ竜華?」
竜華「そ、そやね…」ビクッ
セーラ「…竜華、自分ノ目チャント見テ言イヤ」
泉「…むっちゃ怪しいやん」
竜華「そ、そんなことない。 今日はたまたまや!次は絶対大丈夫やって!!」アセアセ
フナQ「…清 水 谷 先 輩?」
竜華「」
竜華「…今日は試合やったし、早よ寝なアカンって怜を膝枕してたんよ」
泉「普通にイチャついとるやないですか…」
竜華「え~、膝枕ぐらいええやんかぁ」
セーラ「マァ膝枕グライハエエワ 普段カラシトルシナ」
竜華「…うん、でな怜の寝顔がなぁむっちゃ可愛くてな、ほんま天使みたいに」
フナQ「…そんな惚気話どうでもええから先、お願いしますわ」
竜華「あぅ… でな、ちょ頬っぺたプニプニしたろって…」
怜「…うん、今から思うたらソレがあかんかったなぁ」
竜華「…そしたらウトウトしてた怜が目ぇ覚ましてもうて」
怜「…自分はそれまでちゃんと自重してたんやで」
竜華「…でな、怜がいつものおやすみのチュウしてくれ、言ったんや」
泉「甘ったるくて自分、胸やけしてきましたわ…」
竜華「でもな、大会終わるまでは約束やからアカンって自分はちゃんと断ったんやで」エヘン
セーラ「別ニエバルコトデモナイワ」
竜華「でも怜が寝れへんって駄々こねるから『じゃあ頬っぺにやで』って…」
フナQ「先輩、流され過ぎですわ…」
竜華「そしたら怜が強引にな口にな…」
怜「…ほら、据え膳喰わぬは女の恥ゆうやん?」
セーラ「言ワン」
怜「…で、試合控えてむっちゃムラムラしとってたからついついなぁ」
竜華「…ほんで、気づいたらもう朝になってたんや」///
セーラ「デモ隣ノニハ何モ聞コエナカッタデ」
怜「…布団噛み締めて必死に声出さんと我慢する竜華は色っぽいで」ニヤリ
竜華「と、怜いいぃィいッ!!!」///
フナQ「……ほんで結局お二人は朝まで何局打ったんです?」
怜「三本場で親の倍満直撃受けた竜華の飛び終了や!!」ドヤッ
泉「」
セーラ「オーイ泉、大丈夫カ?」
フナQ「…話はようわかりました。不調の原因、把握しましたわ」
怜「…フナQようわかったなぁ。 ほんで何が原因やったん?」
セーラ「…エエ加減ニセントホンマシバクデ」
フナQ「…ええっと、まず今夜からお二人は別々の部屋にします」
竜華「え~、そんなん酷いでぇ」
フナQ「それに試合と練習、ミーティング以外での接触を一切禁止しますんで」
竜華「そんなぁ、せめて膝枕ぐらいは許してぇな、な?」
怜「…そうやで、自分から竜華のふともも取り上げられた死んでまう」
フナQ「膝枕されないで死んだ話なんて聞いたことないわ」
怜「…自分が膝枕されないで死ぬ最初の一人やったらどうするねん」ブーブー
セーラ「ソン時ハ香典ハズンダルカラ安心セイ」
フナQ「…分かりました。そんな膝枕好きなら泉にでもさせますわ」
泉「ヒッ!! じ、自分はお嫁に行くまで綺麗な体でいたいんで勘弁してください!!」
怜「…人のことを見境ない性獣みたいに言うんは失礼やで」
フナQ「と、言う訳でこれはもう決定ですんで。 従わない場合は…」
怜「…どうするねん」
フナQ「おばち…、もとい監督にチクるしかないですわ」
竜華「うぅ… は~い、以後気をつけます」
~そして~
セーラ「麻雀ノ方ハ調子戻ッタヨウヤケド元気ナイナァ」
竜華「…当たり前や。怜を膝枕せんと落ち着かへん」
セーラ「マァ二人ハベッタリヤッタカラナァ」
竜華「あ、そうや! なぁセーラ、ちょっとウチに膝枕されへん?」
セーラ「膝枕? ソンナンデ元気ニナルナラ別ニ構ワ… 」ゾクリ
怜「……」ギロッ
セーラ「…アカン、急用思イ出シタワ」
竜華「…あ。 しゃあないなぁ、気分転換に散歩してくるわぁ」
竜華「はぁ、怜に膝枕せんとイマイチ調子出ぇへんなぁ」
宥「ねぇ玄ちゃん、もしかしてあの人って千里山の清水谷さんかなぁ?」
玄「あ、本当だぁ。 こんにちは。この前の試合は何だか疲れてたみたいですね」
竜華「玄ちゃんにそのお姉ちゃんやぁ~ 良かったらこっちに座りぃ」
宥「あのぉ、あの先鋒の園城寺…さん? あの人は今日はご一緒じゃ?」
竜華「ああ、今日は怜と別なんや… 二人は買い物でもしてたん?」
玄「はい! 皆のお土産買いにちょっとそこまで。ねぇお姉ちゃん」
竜華「そうやったんかぁ。 二人は仲良しさんでええなぁ…」
宥「あ、あのぉ、何だか元気ないみたいですけど大丈夫ですか?」
竜華「おおきにな、ウチは大丈b… そうや!なぁ玄ちゃん、一つ頼みあんねん」
玄「え、え? わ、私にですかぁ??」
竜華「そや! 玄ちゃん、ちょっと私と寝てくれへん?」
玄「」
宥「」
竜華「急な話で困るのはわかるで。 それともウチみたいな女じゃあかん?」
玄「い、いえ、その、あの清水谷さんは凄く素敵な女性だと思いますし…」キュン
宥「」
竜華「ふふ、竜華でええよ」ニコッ
玄「は、はい! だから清…、竜華さんはおもちも素晴らしいけど私は…」アタフタ
宥「そうです! 玄ちゃんはお姉ちゃんの物なんですからあげません!!」ガルル
竜華「いや、取って食べる訳やないんやからそない警戒せんでええで」
宥「と、取って食べる!?」(勘違い)
玄「あわわわ お、お姉ちゃん、どうしよ~!!」(勘違い)
竜華「いやいや、二人とも落ち着きぃや…」
~で~
竜華「…まぁそんな感じで色々あってな、怜を膝枕できへんのや」
玄「なんだぁ、そういうことだったんですか。 私で良ければ膝枕ぐらいいいですよ」
竜華「そうかぁ、やっぱ玄ちゃんはええ子やなぁ」
玄「えへへ こういうの初めてなんで何か恥ずかしいですね」
竜華「大丈夫やウチに任せとき。 …でな玄ちゃん。そのぉ、お姉ちゃんなんやけど」
玄「はい?」
竜華「…むっちゃ睨まれとるんやけど何とかならん?」
宥「ぐぬぬぬ」
玄「お姉ちゃん!?」
宥「…本当に、本当ぉ~に膝枕だけですからね」フーッ
竜華「嘘なんてつかへんからそない睨まんでといてーな」
玄「お姉ちゃん、大丈夫だから。ね?」
竜華「はい、じゃあここに頭をのせてくれる?」
玄「は、はい」///
宥「玄ちゃん…」
竜華「…」
竜華「……」
竜華「……やっぱちゃう」
玄「あ、あのぉ何か私が至らなかったですか?」
竜華「ううん、玄ちゃんは全然問題ないで」
竜華「…膝枕なら誰でもええ訳じゃなかったんや」
竜華「いつの間にか怜やないと駄目な体になってたんやなぁ…」
玄「…はぅ」///
宥「…あぅあぅ」///
竜華「あ、二人ともえらい勘違いしてる! 今のはそういう意味やなくて…」
~で~
セーラ「ウ-ン、困ッタナァ」
泉「部長は普段の調子に大分戻りましたけど…」
フナQ「まさかこない深刻な問題とは思ってなかったですわ」
竜華「…三軍の子を相手にトータルマイナス、か」
怜「…ごめんな。全力でやったつもりなんやけどな」
竜華「…なぁ怜、いつもの1巡先見れるんはどないした?」
怜「…あかん。全然見えへん」
セーラ「二人ヲクッツケテモ駄目、離シテモ駄目カ」
怜「…自信あれへんし、今からでも自分外してくれへんか?」
竜華「駄目や、あの宮永を相手に出来るんは普段の怜ぐらいしかおらへん…」
泉「園城寺先輩には何としても元に戻ってもらわんと」
フナQ「…じゃあこうしましょ。先輩が勝ったらご褒美あげますわ」
泉「ちょ、ご褒美って子供ちゃうんやからそんなんで…」
フナQ「部長にチョメチョメする権利、1万点毎にグレードアップや!」
竜華「フナQ、なに勝手なこと言うとるんや!」
怜「…フナQ、話を続けや」
竜華「怜ッ?!」
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