私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ恒一「始めまして、変態の榊原恒一です」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
恒一「あれ、食堂の扉が開いてる」 スタスタ
ガシッ!
恒一「ひゃぁ!・・・前田くん!?」
前島「ま・・・前島、だよ・・」
恒一「血が・・・まさか、後ろから挿されて?」
前島「食堂に行っちゃ駄目だ・・・管理人が・・・!」
謙作「た、助けてくれぇ!!」
恒一「うわぁ!どうしたんですかビッグダディ!」
謙作「にょ、女房が遂にキレた・・・あの娘とはほんの遊びだったんだよ!」
恒一「食堂に火を放つほどキレるなんて・・・よほど遊び人なんですねビッグダディ」
謙作「この少年も後ろから包丁で刺された。今も建物内をナタと金串を持ってウロウロしてるはずだ・・・!」
恒一「金串・・・前園くんも包丁で・・・」
前島「ま、前島・・・」
恒一「・・・カニバリズム・・・尋常じゃないね・・・」
ガシッ!
恒一「ひゃぁ!・・・前田くん!?」
前島「ま・・・前島、だよ・・」
恒一「血が・・・まさか、後ろから挿されて?」
前島「食堂に行っちゃ駄目だ・・・管理人が・・・!」
謙作「た、助けてくれぇ!!」
恒一「うわぁ!どうしたんですかビッグダディ!」
謙作「にょ、女房が遂にキレた・・・あの娘とはほんの遊びだったんだよ!」
恒一「食堂に火を放つほどキレるなんて・・・よほど遊び人なんですねビッグダディ」
謙作「この少年も後ろから包丁で刺された。今も建物内をナタと金串を持ってウロウロしてるはずだ・・・!」
恒一「金串・・・前園くんも包丁で・・・」
前島「ま、前島・・・」
恒一「・・・カニバリズム・・・尋常じゃないね・・・」
赤沢「どうしたの?」
勅使河原「おい、誰だよそれ!」
恒一「前原くんだよ!管理人に刺されたんだ!」
前島「前・・・」
恒一「風見くんは?」
勅使河原「・・・いねぇんだよ・・・」
恒一「そんな・・・」
『きゃぁああっ!!』
赤沢「っ! 今の・・・多佳子!?」
恒一「行こう泉美ちゃん!多佳子ちゃんが危ない!」
赤沢「わかったわ!勅使河原はそっちをよろしく!」
勅使河原「は、はい・・・。 おい、大丈夫か前島!」
前島「よかった・・・呼んでもらえた・・・」
勅使河原「おい、誰だよそれ!」
恒一「前原くんだよ!管理人に刺されたんだ!」
前島「前・・・」
恒一「風見くんは?」
勅使河原「・・・いねぇんだよ・・・」
恒一「そんな・・・」
『きゃぁああっ!!』
赤沢「っ! 今の・・・多佳子!?」
恒一「行こう泉美ちゃん!多佳子ちゃんが危ない!」
赤沢「わかったわ!勅使河原はそっちをよろしく!」
勅使河原「は、はい・・・。 おい、大丈夫か前島!」
前島「よかった・・・呼んでもらえた・・・」
赤沢「ベッドに血が・・・多佳子!どこなの!多佳子!」
恒一「・・・大丈夫。女人センサーに多佳子ちゃんの反応があった。場所はわからないけど生きてる」
赤沢「そ、そう・・・よかった・・・」
望月「榊原くん、どうしたの・・・?」
恒一「風見くんと多佳子ちゃんを見なかった?」
望月「風見君ならさっき、泥だらけで血相を変えて部屋に来て、それで・・・」
恒一「テープのことを話した?」
望月「・・・うん」
望月「あっ、ない!テープレコーダーがないよ!」
恒一「なんで鍵かけないの!」
勅使河原「おい!風見は?」
恒一「ううん、いない。ところで前山田くんは?」
勅使河原「悲鳴聞いて飛び出してきたやつに任せた」
恒一「・・・大丈夫。女人センサーに多佳子ちゃんの反応があった。場所はわからないけど生きてる」
赤沢「そ、そう・・・よかった・・・」
望月「榊原くん、どうしたの・・・?」
恒一「風見くんと多佳子ちゃんを見なかった?」
望月「風見君ならさっき、泥だらけで血相を変えて部屋に来て、それで・・・」
恒一「テープのことを話した?」
望月「・・・うん」
望月「あっ、ない!テープレコーダーがないよ!」
恒一「なんで鍵かけないの!」
勅使河原「おい!風見は?」
恒一「ううん、いない。ところで前山田くんは?」
勅使河原「悲鳴聞いて飛び出してきたやつに任せた」
ガチャ
王子「ん?」
恒一「食堂から家事だ!一応二人も逃げて!」
猿田「火事?」
恒一「一応逃げて!」
勅使河原「頼むよ・・・合宿で犠牲者なんて出さねえでくれよ・・・!」
望月「三神先生・・・三神先生?入りますよ?」
勅使河原「・・・いねえな」
望月「・・・ねぇ、隣の部屋の前・・・あれ、血だよね?」
勅使河原「ああ・・・血だな」
望月「・・・行ってみよう」
ガチャ
峯子「・・・男か・・・男かあああああああああ!!!!」
王子「ん?」
恒一「食堂から家事だ!一応二人も逃げて!」
猿田「火事?」
恒一「一応逃げて!」
勅使河原「頼むよ・・・合宿で犠牲者なんて出さねえでくれよ・・・!」
望月「三神先生・・・三神先生?入りますよ?」
勅使河原「・・・いねえな」
望月「・・・ねぇ、隣の部屋の前・・・あれ、血だよね?」
勅使河原「ああ・・・血だな」
望月「・・・行ってみよう」
ガチャ
峯子「・・・男か・・・男かあああああああああ!!!!」
『うわああああ!』
『ひゃああああ!』
赤沢「今の・・・勅使河原」
鳴「と、望月くんね」
恒一「一応行ってみようか・・・ん?」
杉浦「・・・いた」
赤沢「多佳子!」
杉浦「よかった、生きてた。泉美が死んだら私、生きていけない」
恒一「多佳子ちゃん!」 ガバッ
杉浦「わっ・・・ちょ、ちょっと・・・」
恒一「泉美ちゃん、心配してたんだよ・・・僕だってとても心配だった・・・」
杉浦「ご、ごめん・・・二人とも」
恒一「可愛い顔が血まみれに・・・風見くんにやられたんだね?そうか、風見くんか・・・」
杉浦「あの・・・ちょっと離してもらっていい?段取りが・・・」
恒一「あ、ごめんね」
『ひゃああああ!』
赤沢「今の・・・勅使河原」
鳴「と、望月くんね」
恒一「一応行ってみようか・・・ん?」
杉浦「・・・いた」
赤沢「多佳子!」
杉浦「よかった、生きてた。泉美が死んだら私、生きていけない」
恒一「多佳子ちゃん!」 ガバッ
杉浦「わっ・・・ちょ、ちょっと・・・」
恒一「泉美ちゃん、心配してたんだよ・・・僕だってとても心配だった・・・」
杉浦「ご、ごめん・・・二人とも」
恒一「可愛い顔が血まみれに・・・風見くんにやられたんだね?そうか、風見くんか・・・」
杉浦「あの・・・ちょっと離してもらっていい?段取りが・・・」
恒一「あ、ごめんね」
峯子「うがああああああ!!」 ブンッ
勅使河原「ひぃぃぃ!!」
峯子「があああああ!!ぐっ!」 ズサーッ
望月「大丈夫!?」
勅使河原「いてっ!あ、足切っちまった・・・!」
峯子「男なんてのはねぇ・・・男なんてのはねぇ・・・!」
望月「ほら、肩につかまって!逃げよう!」
峯子「若いうちにブッタ切っちまえばいいんだよおおおお!!」
望月「こ、怖い!」
勅使河原「なんだよ!管理人に何があったんだよ!?」
峯子「ほらぁ!二度とちょっかい出せないようにしてやるよおおお!!」
勅使河原「ひぃぃ!こんな貞操の危機、聞いたことねえよ!」
勅使河原「ひぃぃぃ!!」
峯子「があああああ!!ぐっ!」 ズサーッ
望月「大丈夫!?」
勅使河原「いてっ!あ、足切っちまった・・・!」
峯子「男なんてのはねぇ・・・男なんてのはねぇ・・・!」
望月「ほら、肩につかまって!逃げよう!」
峯子「若いうちにブッタ切っちまえばいいんだよおおおお!!」
望月「こ、怖い!」
勅使河原「なんだよ!管理人に何があったんだよ!?」
峯子「ほらぁ!二度とちょっかい出せないようにしてやるよおおお!!」
勅使河原「ひぃぃ!こんな貞操の危機、聞いたことねえよ!」
杉浦「死者を、死にぃ!!」
恒一「やっぱ離さない!」 ガバッ
杉浦「なっ、ちょ・・・邪魔しないで!」
恒一「・・・海での多佳子ちゃんの笑顔、とても素敵だった」
杉浦「っ・・・!」
恒一「怒った顔も捨てがたいけど、やっぱり僕は、笑ってる多佳子ちゃんが好きだよ」
杉浦「す・・・」 バッ
恒一「あっ、ハグから抜けられた!」
杉浦「・・・くっ!」 タッ
恒一「なんで多佳子ちゃんが・・・?」
赤沢「あの子、テープ聞いたから・・・3組で見つけたんでしょ?由美から聞いた」
恒一「なっ・・・他言したのか、あのおしゃべりオシャレさんめ・・・」
鳴「恒一くんも私に全部話したよね」
赤沢「・・・私、多佳子を探してくる!」
恒一「やっぱ離さない!」 ガバッ
杉浦「なっ、ちょ・・・邪魔しないで!」
恒一「・・・海での多佳子ちゃんの笑顔、とても素敵だった」
杉浦「っ・・・!」
恒一「怒った顔も捨てがたいけど、やっぱり僕は、笑ってる多佳子ちゃんが好きだよ」
杉浦「す・・・」 バッ
恒一「あっ、ハグから抜けられた!」
杉浦「・・・くっ!」 タッ
恒一「なんで多佳子ちゃんが・・・?」
赤沢「あの子、テープ聞いたから・・・3組で見つけたんでしょ?由美から聞いた」
恒一「なっ・・・他言したのか、あのおしゃべりオシャレさんめ・・・」
鳴「恒一くんも私に全部話したよね」
赤沢「・・・私、多佳子を探してくる!」
ピンポンパンポーン♪
杉浦『3組の皆さんへ、対策係から大事なお知らせです』
赤沢「・・・多佳子?」
杉浦『今から流すテープは、15年前に災厄を止めた方法が載ったテープです』
恒一「な・・・罪は重いよ、望月くん・・・!」
『いいか、死者を死に返せ・・・そうすれば災厄は止まる・・・』
杉浦『今年の死者は、見崎鳴です』
赤沢「そ、そんな・・・まさか、さっきの部屋での話・・・」
杉浦『なぜなら、小学生のとき、私は病気で左目を無くしていない見崎さんと会っているからです』
恒一「未咲ちゃん、多佳子ちゃんと同級生だったのかな?」
鳴「話の流れから察すると、多分そうなんでしょうね」
杉浦『今の見崎鳴はニセモノです・・・ですから・・・』
―――やっぱり僕は、笑ってる多佳子ちゃんが好きだよ―――
杉浦「・・・殺・・・つ、捕まえてえええええええ!!!」
杉浦『3組の皆さんへ、対策係から大事なお知らせです』
赤沢「・・・多佳子?」
杉浦『今から流すテープは、15年前に災厄を止めた方法が載ったテープです』
恒一「な・・・罪は重いよ、望月くん・・・!」
『いいか、死者を死に返せ・・・そうすれば災厄は止まる・・・』
杉浦『今年の死者は、見崎鳴です』
赤沢「そ、そんな・・・まさか、さっきの部屋での話・・・」
杉浦『なぜなら、小学生のとき、私は病気で左目を無くしていない見崎さんと会っているからです』
恒一「未咲ちゃん、多佳子ちゃんと同級生だったのかな?」
鳴「話の流れから察すると、多分そうなんでしょうね」
杉浦『今の見崎鳴はニセモノです・・・ですから・・・』
―――やっぱり僕は、笑ってる多佳子ちゃんが好きだよ―――
杉浦「・・・殺・・・つ、捕まえてえええええええ!!!」
有田「今の何?」
川堀「さぁ?」
辻井「見崎さんを捕まえればいいの?」
恒一「どうしよう、ゾロゾロ出てきちゃったけど」
鳴「逃げるべき、かな」
三神「やめなさい!」
恒一「三神先生、いつの間に?」
三神「クラスメイトを死者扱いして殺すなん・・・あっ」 グキッ
ゴツン!
三神「きゅう」
恒一「あーあもう、カーペットでヒールなんて履くから・・・そういうドジなところもいいですね」
辻井「えーと・・・じゃあ捕まえるよ?」
恒一「えーと・・・じゃあ逃げようか?」
川堀「さぁ?」
辻井「見崎さんを捕まえればいいの?」
恒一「どうしよう、ゾロゾロ出てきちゃったけど」
鳴「逃げるべき、かな」
三神「やめなさい!」
恒一「三神先生、いつの間に?」
三神「クラスメイトを死者扱いして殺すなん・・・あっ」 グキッ
ゴツン!
三神「きゅう」
恒一「あーあもう、カーペットでヒールなんて履くから・・・そういうドジなところもいいですね」
辻井「えーと・・・じゃあ捕まえるよ?」
恒一「えーと・・・じゃあ逃げようか?」
小椋「あっ、恒一くん・・・!」
恒一「由美ちゃん、どけて!」
小椋「だ、だめ!それ以上こないで!私カミソリ持ってるんだから!」
恒一「由美ちゃんはキッチンで果物ナイフの方が似合うよ!」
小椋「ちょ、ちょっと止まってよ!ぶつかったら恒一くんケガしちゃう!」
恒一「それはそれで悪くない!」
小椋「じゃあ恒一くんは行っていいから、見崎はここに置いていって!」
恒一「意味ないよそれ!さすがに僕でもツッコむよ!」
渡辺「っていうか、廊下長くない!?」
小椋「だめっ!危ないっ・・・!」
恒一「くっ、こうなったら・・・由美ちゃん、ごめん!」
チュッ
小椋「!!!!」
鳴「わお」
恒一「由美ちゃん、どけて!」
小椋「だ、だめ!それ以上こないで!私カミソリ持ってるんだから!」
恒一「由美ちゃんはキッチンで果物ナイフの方が似合うよ!」
小椋「ちょ、ちょっと止まってよ!ぶつかったら恒一くんケガしちゃう!」
恒一「それはそれで悪くない!」
小椋「じゃあ恒一くんは行っていいから、見崎はここに置いていって!」
恒一「意味ないよそれ!さすがに僕でもツッコむよ!」
渡辺「っていうか、廊下長くない!?」
小椋「だめっ!危ないっ・・・!」
恒一「くっ、こうなったら・・・由美ちゃん、ごめん!」
チュッ
小椋「!!!!」
鳴「わお」
渡辺「あっ!」
金木「わぁ」
松井「わぁ」
小椋「ちょっ、ひゃ、ひゃめ、こういひふ・・・んん・・・ん・・・!」
恒一「・・・・・・」
小椋「・・・ん・・・」
恒一「・・・ぷはっ」
小椋「・・・あ・・・あわわわ・・・」
恒一「・・・正夢にしちゃった。ごめんね」 タッ
渡辺「えーと・・・おめでとう?」
小椋「こ・・・こういちくんが・・・こういちくんと・・・」 ヘナヘナヘナ・・・ペタン
松井「いいもの見ちゃったね」
金木「うん、いいもの見ちゃった」
金木「わぁ」
松井「わぁ」
小椋「ちょっ、ひゃ、ひゃめ、こういひふ・・・んん・・・ん・・・!」
恒一「・・・・・・」
小椋「・・・ん・・・」
恒一「・・・ぷはっ」
小椋「・・・あ・・・あわわわ・・・」
恒一「・・・正夢にしちゃった。ごめんね」 タッ
渡辺「えーと・・・おめでとう?」
小椋「こ・・・こういちくんが・・・こういちくんと・・・」 ヘナヘナヘナ・・・ペタン
松井「いいもの見ちゃったね」
金木「うん、いいもの見ちゃった」
恒一「とりあえず203号室に逃げ込んだけど、どうしようか?」
鳴「ここに長居するのも得策じゃないよね」
恒一「窓から隣の部屋に移ろうか」
鳴「映画みたい」
恒一「鳴ちゃん先に行って。後ろは僕が守るから」
ガチャ
小椋「こ・・・こういちくん、どこ・・・」 フラフラ・・・
恒一「あ、カギしてなかった」
小椋「あ、いた・・・さっきの、さっきのあれ・・・どういうことかせつめいし・・・きゃっ!」 ズルッ
恒一「由美ちゃんエクストラエマージェンシー!」 ガシッ
ブラーン
小椋「い、いや・・・落ちる・・・助けて・・・!」
恒一「オフコース!ぬおおおお!不安定な足場で由美ちゃん片手一本釣りよいしょー!」
鳴「ここに長居するのも得策じゃないよね」
恒一「窓から隣の部屋に移ろうか」
鳴「映画みたい」
恒一「鳴ちゃん先に行って。後ろは僕が守るから」
ガチャ
小椋「こ・・・こういちくん、どこ・・・」 フラフラ・・・
恒一「あ、カギしてなかった」
小椋「あ、いた・・・さっきの、さっきのあれ・・・どういうことかせつめいし・・・きゃっ!」 ズルッ
恒一「由美ちゃんエクストラエマージェンシー!」 ガシッ
ブラーン
小椋「い、いや・・・落ちる・・・助けて・・・!」
恒一「オフコース!ぬおおおお!不安定な足場で由美ちゃん片手一本釣りよいしょー!」
小椋「・・・こ、怖かった・・・死ぬかと思ったぁ・・・」
恒一「由美ちゃんのおバカさん!」 ペチン
小椋「あぅっ」
恒一「叩いてごめん・・・でもね、その痛みは、生きているからこそ感じられる痛みなんだよ」
小椋(きゅん・・・!)
恒一「由美ちゃんが死ぬところなんて絶対見たくない・・・だから、もうやめよう。ね?」 ギュッ
小椋「・・・ふえぇ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいこういちくん・・・」
恒一(あ、この感触はスポーツブラだ。いいね。実にいい)
小椋「ひっく・・・ありがとう・・・」
恒一「こちらこそ。そこの男子二人!火事だから由美ちゃんを連れて外に出て!」
川堀「お、おう!わかった!」
辻井「火事って!唐突に大ニュースだよ!」
恒一「ふう」
鳴「まだ?」 ガチャ
恒一「ああそうだった、逃げてたんだ」
恒一「由美ちゃんのおバカさん!」 ペチン
小椋「あぅっ」
恒一「叩いてごめん・・・でもね、その痛みは、生きているからこそ感じられる痛みなんだよ」
小椋(きゅん・・・!)
恒一「由美ちゃんが死ぬところなんて絶対見たくない・・・だから、もうやめよう。ね?」 ギュッ
小椋「・・・ふえぇ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいこういちくん・・・」
恒一(あ、この感触はスポーツブラだ。いいね。実にいい)
小椋「ひっく・・・ありがとう・・・」
恒一「こちらこそ。そこの男子二人!火事だから由美ちゃんを連れて外に出て!」
川堀「お、おう!わかった!」
辻井「火事って!唐突に大ニュースだよ!」
恒一「ふう」
鳴「まだ?」 ガチャ
恒一「ああそうだった、逃げてたんだ」
王子「ほんとに見崎さんなのかなぁ」
猿田「怪しいけど・・・あの榊原が仲良くしてるんだし、多分違うぞな」
王子「うーん、榊原くんのセンサーだったらなにか感知するだろうし。やっぱ違うか」
猿田「・・・そういや、なんか焦げ臭いな」
王子「火事だって言ってたよね」
猿田「火は見えてねーけどな・・・」
王子「・・・食堂かな?開けてみようか」 スタスタ
ジュッ
王子「あっっっっつぅぅぅぅい!!」
猿田「あー、ドアノブが焼けとる。こりゃ中で火が出てるぞな」
王子「あー両手やけど・・・これじゃしばらくクラリネット吹けないよ・・・」
猿田「トライアングルに配置転換じゃのう」
王子「うぅ・・・もう素直に避難しよう・・・」
猿田「怪しいけど・・・あの榊原が仲良くしてるんだし、多分違うぞな」
王子「うーん、榊原くんのセンサーだったらなにか感知するだろうし。やっぱ違うか」
猿田「・・・そういや、なんか焦げ臭いな」
王子「火事だって言ってたよね」
猿田「火は見えてねーけどな・・・」
王子「・・・食堂かな?開けてみようか」 スタスタ
ジュッ
王子「あっっっっつぅぅぅぅい!!」
猿田「あー、ドアノブが焼けとる。こりゃ中で火が出てるぞな」
王子「あー両手やけど・・・これじゃしばらくクラリネット吹けないよ・・・」
猿田「トライアングルに配置転換じゃのう」
王子「うぅ・・・もう素直に避難しよう・・・」
鳴「なんか悲鳴聞こえた?」
恒一「男子だからいいよ」
鳴「でしょうね」
杉浦(見崎鳴・・・見つけた・・・!) ソローリ
恒一「・・・多佳子ちゃん、ケガは大丈夫かな。心配だよ・・・」
杉浦「えっ・・・あっ!」 グキッ グサッ
恒一「Oh! good one!」
鳴「っ・・・!」
杉浦「あ、あわわ、大丈夫?わざとじゃ、わざとじゃない!足元が暗くて・・・」
恒一「鳴ちゃん・・・今のうちに逃げて・・・!」
鳴「・・・うん」 タッ
杉浦「ほんとにごめん!やだ、すごい血出てる・・・!」
恒一「頑張れ榊原恒一15歳・・・この痛みが快感に変わるまであと少し・・・!」
杉浦「ど、どうしよう・・・どうしたらいいの私・・・」
恒一「大丈夫・・・ネクタイで止血・・・多佳子ちゃんの毎日使ってるそのネクタイで止血を・・・」
恒一「男子だからいいよ」
鳴「でしょうね」
杉浦(見崎鳴・・・見つけた・・・!) ソローリ
恒一「・・・多佳子ちゃん、ケガは大丈夫かな。心配だよ・・・」
杉浦「えっ・・・あっ!」 グキッ グサッ
恒一「Oh! good one!」
鳴「っ・・・!」
杉浦「あ、あわわ、大丈夫?わざとじゃ、わざとじゃない!足元が暗くて・・・」
恒一「鳴ちゃん・・・今のうちに逃げて・・・!」
鳴「・・・うん」 タッ
杉浦「ほんとにごめん!やだ、すごい血出てる・・・!」
恒一「頑張れ榊原恒一15歳・・・この痛みが快感に変わるまであと少し・・・!」
杉浦「ど、どうしよう・・・どうしたらいいの私・・・」
恒一「大丈夫・・・ネクタイで止血・・・多佳子ちゃんの毎日使ってるそのネクタイで止血を・・・」
赤沢「あっ、恒一くんと・・・多佳子?よかった・・・」
恒一「泉美ちゃんも無事だったんだね」
赤沢「ええ、私は・・・って恒一くん、その腕どうしたの!?誰に・・・」
杉浦「っ・・・」
恒一「僕たちは大丈夫。逃げ遅れてる人がいないか探してもらえる?」
赤沢「・・・わかった。二人も危険を感じたらすぐに避難して」
恒一「オーキードーキー」
杉浦「・・・」
恒一「僕は全然気にしてないよ。新たな道が開けそうだし、むしろ感謝だよ」
杉浦「・・・私、最低」
恒一「多佳子ちゃん・・・」
杉浦「恒一くんのお陰で変われたつもりだったのに・・・感謝どころかケガまでさせて・・・」 ポタリ
恒一「・・・泣かないで」 パチ
杉浦「・・・なんでブラのホック外したの・・・?」
恒一「泉美ちゃんも無事だったんだね」
赤沢「ええ、私は・・・って恒一くん、その腕どうしたの!?誰に・・・」
杉浦「っ・・・」
恒一「僕たちは大丈夫。逃げ遅れてる人がいないか探してもらえる?」
赤沢「・・・わかった。二人も危険を感じたらすぐに避難して」
恒一「オーキードーキー」
杉浦「・・・」
恒一「僕は全然気にしてないよ。新たな道が開けそうだし、むしろ感謝だよ」
杉浦「・・・私、最低」
恒一「多佳子ちゃん・・・」
杉浦「恒一くんのお陰で変われたつもりだったのに・・・感謝どころかケガまでさせて・・・」 ポタリ
恒一「・・・泣かないで」 パチ
杉浦「・・・なんでブラのホック外したの・・・?」
杉浦「そんな・・・見崎鳴が、双子・・・?」
恒一「うん、鳴ちゃんには言うなって言われてたけど・・・」
杉浦「じゃあ、今年の災厄は4月から・・・」
恒一「・・・うん。犠牲者は藤岡未咲。鳴ちゃんの双子の妹」
杉浦「うそ・・・私、さっき酷いこと言っちゃった・・・」
恒一「鳴ちゃんは強い子だから、気にはしてないと思うよ」
杉浦「最低・・・私って本当に最低・・・もう死にたい・・・」 ポタポタ
恒一「ダメ。多佳子ちゃんが死んだら僕と泉美ちゃんが悲しむから」
杉浦「ひっく・・・ひっく・・・」
恒一「あとで鳴ちゃんに謝ろうね。僕も謝らなきゃ。さ、行こうか」
杉浦「・・・うん・・・いたっ」
恒一「さっきので足くじいたの?ほら、肩につかまって」
杉浦「・・・ありがとう・・・ごめんなさい、恒一くん・・・」
恒一「ほら、玄関までちょっとだから、頑張ろう」 パチ
杉浦「・・・だから・・・なんでブラのホック外すの・・・?」
恒一「うん、鳴ちゃんには言うなって言われてたけど・・・」
杉浦「じゃあ、今年の災厄は4月から・・・」
恒一「・・・うん。犠牲者は藤岡未咲。鳴ちゃんの双子の妹」
杉浦「うそ・・・私、さっき酷いこと言っちゃった・・・」
恒一「鳴ちゃんは強い子だから、気にはしてないと思うよ」
杉浦「最低・・・私って本当に最低・・・もう死にたい・・・」 ポタポタ
恒一「ダメ。多佳子ちゃんが死んだら僕と泉美ちゃんが悲しむから」
杉浦「ひっく・・・ひっく・・・」
恒一「あとで鳴ちゃんに謝ろうね。僕も謝らなきゃ。さ、行こうか」
杉浦「・・・うん・・・いたっ」
恒一「さっきので足くじいたの?ほら、肩につかまって」
杉浦「・・・ありがとう・・・ごめんなさい、恒一くん・・・」
恒一「ほら、玄関までちょっとだから、頑張ろう」 パチ
杉浦「・・・だから・・・なんでブラのホック外すの・・・?」
渡辺「あ、恒一くん!」
恒一「小百合ちゃん!珊ちゃん!こっちだよ!急いで!」
柿沼「榊原くん!有田さんが見当たらないんです!」
恒一「なにおう!」
有田「火事・・・だ・・・逃げなきゃ・・・」 フラフラ
恒一「いた!松子ちゃん!大丈夫?」
有田「あ、エッチな恒一くんだ・・・」 フラフラ
恒一「松子ちゃん!自分の名前は言える?」
有田「名前・・・?私の名前・・・」
恒一「意識レベル3・・・よいしょ!」 ガバッ
有田「わぁ、お姫様だっこ」
恒一「うおおおおみなぎるうううう!!」 ダッ
有田「すごーい」
恒一「小百合ちゃん!珊ちゃん!こっちだよ!急いで!」
柿沼「榊原くん!有田さんが見当たらないんです!」
恒一「なにおう!」
有田「火事・・・だ・・・逃げなきゃ・・・」 フラフラ
恒一「いた!松子ちゃん!大丈夫?」
有田「あ、エッチな恒一くんだ・・・」 フラフラ
恒一「松子ちゃん!自分の名前は言える?」
有田「名前・・・?私の名前・・・」
恒一「意識レベル3・・・よいしょ!」 ガバッ
有田「わぁ、お姫様だっこ」
恒一「うおおおおみなぎるうううう!!」 ダッ
有田「すごーい」
有田「・・・あれ・・・?」
恒一「あ、回復した!」
有田「え、恒一くん?・・・って、何で抱っこされてるの!?」
恒一「さっきは酸欠で危なかったんだよ」
有田「そういえば記憶があまり・・・」
恒一「もうすぐ出口だから安心して」
有田「も、もう大丈夫。下ろしても大丈夫だって」
恒一「ダメ。大事をとってこのまま出口まで行くよ」
有田「だ、だって私、重いし・・・」
恒一「女の子の体重なんて羽1枚と大差ないよ。心配はいらないから」 ニコッ
有田「恒一くん・・・」
恒一「松子ちゃんの太ももの柔らかさを腕で感じられる限り、僕はいつまでも走り続けられる!」
有田「うわぁ!やっぱりただのエッチだった!」
恒一「あ、回復した!」
有田「え、恒一くん?・・・って、何で抱っこされてるの!?」
恒一「さっきは酸欠で危なかったんだよ」
有田「そういえば記憶があまり・・・」
恒一「もうすぐ出口だから安心して」
有田「も、もう大丈夫。下ろしても大丈夫だって」
恒一「ダメ。大事をとってこのまま出口まで行くよ」
有田「だ、だって私、重いし・・・」
恒一「女の子の体重なんて羽1枚と大差ないよ。心配はいらないから」 ニコッ
有田「恒一くん・・・」
恒一「松子ちゃんの太ももの柔らかさを腕で感じられる限り、僕はいつまでも走り続けられる!」
有田「うわぁ!やっぱりただのエッチだった!」
恒一「よし、松子ちゃんも救出・・・あっ!」
峯子「があああああああ!!!」
望月「た、助けてぇぇ!」
峯子「なんだい女々しい男だね!だったら必要ないだろ!今すぐ切り落として・・・」
恒一「ストップ!峯子ママン!」
峯子「な、なんだい!離せ!」
恒一「ビッグダディだって、どんなに遊んだって必ずあなたの元へ帰ってくるじゃないですか!」
謙作「女房ーーーーっっ!!」
峯子「あ、あんた・・・」
謙作「すまねぇ・・・やっぱ俺にはお前しかいねえんだ・・・許せ、峯ちゃん・・・」
峯子「謙ちゃん・・・」
勅使河原「助かった・・・!」
千曳「雨降って地固まる・・・か?」
恒一「お帰りなさいビッキー先生、彼らを安全なところまでお願いします」
峯子「があああああああ!!!」
望月「た、助けてぇぇ!」
峯子「なんだい女々しい男だね!だったら必要ないだろ!今すぐ切り落として・・・」
恒一「ストップ!峯子ママン!」
峯子「な、なんだい!離せ!」
恒一「ビッグダディだって、どんなに遊んだって必ずあなたの元へ帰ってくるじゃないですか!」
謙作「女房ーーーーっっ!!」
峯子「あ、あんた・・・」
謙作「すまねぇ・・・やっぱ俺にはお前しかいねえんだ・・・許せ、峯ちゃん・・・」
峯子「謙ちゃん・・・」
勅使河原「助かった・・・!」
千曳「雨降って地固まる・・・か?」
恒一「お帰りなさいビッキー先生、彼らを安全なところまでお願いします」
やばい
最初10レスだけでギャグの寒さがマッハ
叩くよりも先に居た堪れなくなる
最初10レスだけでギャグの寒さがマッハ
叩くよりも先に居た堪れなくなる
こういっちゃんハイスペックすぎるww
変態を侮っちゃいけないな
変態を侮っちゃいけないな
恒一「よし、あとは・・・」
小椋「杏子と亜紀がいない・・・!」
恒一「まかせろー!」
金木「亜紀、大丈夫?」
松井「熱い・・・」
恒一「・・・いた!どうりでここだけ空気が澄んでると思った!」
金木「恒一くん・・・助けに来てくれたんだ・・・!」
恒一「よかった、ケガは無さそうだね。行こう、外でみんなが待って・・・
ヒュッ
恒一「亜紀ちゃんアルティメットエマージェンシー!」 ガシッ
金木「え?な、何?」
恒一「・・・ナイフが・・・飛んできた」
松井「わ・・・わわ・・・」 ペタン
小椋「杏子と亜紀がいない・・・!」
恒一「まかせろー!」
金木「亜紀、大丈夫?」
松井「熱い・・・」
恒一「・・・いた!どうりでここだけ空気が澄んでると思った!」
金木「恒一くん・・・助けに来てくれたんだ・・・!」
恒一「よかった、ケガは無さそうだね。行こう、外でみんなが待って・・・
ヒュッ
恒一「亜紀ちゃんアルティメットエマージェンシー!」 ガシッ
金木「え?な、何?」
恒一「・・・ナイフが・・・飛んできた」
松井「わ・・・わわ・・・」 ペタン
風見「残念、手元が狂った」
恒一「・・・風見くん、君がこれを?」
風見「君を狙ったつもりだったが・・・よく掴めたね。さすがだよ」
恒一「・・・杏子ちゃん、亜紀ちゃんを守って」
金木「亜紀、大丈夫?ちょっと血が出てるわ」
松井「わ、私は平気・・・」 ガタガタ
風見「恒一くん、僕は君が死者なんじゃないか
ヒュッ!
風見「わっ危なっ!喋ってる途中でナイフを投げるな!」
恒一「それはどの口が言うのかな?風見くん」
風見「な、なんだよ、さっきのお返しだって言いたいのか?」
恒一「当てる気は無いよ。死んだら亜紀ちゃんに謝罪できないもんね。さあ、謝って?」 ニコッ
恒一「・・・風見くん、君がこれを?」
風見「君を狙ったつもりだったが・・・よく掴めたね。さすがだよ」
恒一「・・・杏子ちゃん、亜紀ちゃんを守って」
金木「亜紀、大丈夫?ちょっと血が出てるわ」
松井「わ、私は平気・・・」 ガタガタ
風見「恒一くん、僕は君が死者なんじゃないか
ヒュッ!
風見「わっ危なっ!喋ってる途中でナイフを投げるな!」
恒一「それはどの口が言うのかな?風見くん」
風見「な、なんだよ、さっきのお返しだって言いたいのか?」
恒一「当てる気は無いよ。死んだら亜紀ちゃんに謝罪できないもんね。さあ、謝って?」 ニコッ
風見「な、何で僕が・・・!」
恒一「さっき、ナイフを投げられて怖かったよね?同じ事を君はしたんだよ?」
風見「それは、君を狙ったのがズレて・・・」
恒一「しかも、女の子の顔に傷をつけた。多佳子ちゃんにもケガさせたよね?」
風見「そ、それは・・・!」
恒一「二人が許しても、僕は許さないかな」 ニコッ
風見「っ・・・くっ!」 ダッ
恒一「亜紀ちゃん、大丈夫?」
金木「おでこにちっちゃい切り傷ができただけ。絆創膏で間に合った」
恒一「亜紀ちゃんごめん、僕がもう少し早くナイフに気づいていれば・・・」
松井「ううん、ありがとう。恒一くんがいなかったらって考えたら・・・」
金木「そうだよ。恒一くんのおかげでこれだけで済んだんだから」
恒一「・・・優しいんだね、二人とも。さあ行こう」
恒一「さっき、ナイフを投げられて怖かったよね?同じ事を君はしたんだよ?」
風見「それは、君を狙ったのがズレて・・・」
恒一「しかも、女の子の顔に傷をつけた。多佳子ちゃんにもケガさせたよね?」
風見「そ、それは・・・!」
恒一「二人が許しても、僕は許さないかな」 ニコッ
風見「っ・・・くっ!」 ダッ
恒一「亜紀ちゃん、大丈夫?」
金木「おでこにちっちゃい切り傷ができただけ。絆創膏で間に合った」
恒一「亜紀ちゃんごめん、僕がもう少し早くナイフに気づいていれば・・・」
松井「ううん、ありがとう。恒一くんがいなかったらって考えたら・・・」
金木「そうだよ。恒一くんのおかげでこれだけで済んだんだから」
恒一「・・・優しいんだね、二人とも。さあ行こう」
川堀「あっ、金木と松井が出てきた!」
恒一「あとは・・・」
杉浦「・・・泉美?泉美は!?まさか、まだ中で人を探して・・・!」
恒一「なんだって!?正義感強すぎるよ泉美ちゃん!探してくる!」
勅使河原「ちょっと待ってくれ!風見もいねぇ!」
恒一「・・・」 ピタッ
勅使河原「サカキ、頼む!風見を・・・風見を連れてきてくれ・・・!」
恒一「・・・そうだね。風見くんも必ず”見つけて”くるよ」 ニコッ
勅使河原(っ!今の笑顔、あの時の・・・!)
ガチャッ カチッ
風見「はぁ・・・はぁ・・・何だったんだ、さっきの榊原くんの眼は・・・!」 ゾクッ
恒一「あとは・・・」
杉浦「・・・泉美?泉美は!?まさか、まだ中で人を探して・・・!」
恒一「なんだって!?正義感強すぎるよ泉美ちゃん!探してくる!」
勅使河原「ちょっと待ってくれ!風見もいねぇ!」
恒一「・・・」 ピタッ
勅使河原「サカキ、頼む!風見を・・・風見を連れてきてくれ・・・!」
恒一「・・・そうだね。風見くんも必ず”見つけて”くるよ」 ニコッ
勅使河原(っ!今の笑顔、あの時の・・・!)
ガチャッ カチッ
風見「はぁ・・・はぁ・・・何だったんだ、さっきの榊原くんの眼は・・・!」 ゾクッ
コンコン
風見「はっ! だ、誰だ!」
『俺だ!勅使河原だ!』
風見「勅使河原?どうしてここに・・・?」
『望月がケガしちまって動けないんだ!開けてくれ!』
『うぅ・・・痛いよう・・・』
風見「なんだって?いや、でも・・・」
『・・・さっきは、本当にすまなかった・・・』
風見「勅使河原・・・」
『頼む!この際俺はいい!俺はいいからせめて望月だけでも中に入れてやってくれ・・・!」
『た・・・助けて・・・!』
風見「・・・わかった!二人とも中に入っ・・・」 ガチャ
恒一「やあ。お久しぶり、風見くん」 ニコッ
風見「はっ! だ、誰だ!」
『俺だ!勅使河原だ!』
風見「勅使河原?どうしてここに・・・?」
『望月がケガしちまって動けないんだ!開けてくれ!』
『うぅ・・・痛いよう・・・』
風見「なんだって?いや、でも・・・」
『・・・さっきは、本当にすまなかった・・・』
風見「勅使河原・・・」
『頼む!この際俺はいい!俺はいいからせめて望月だけでも中に入れてやってくれ・・・!」
『た・・・助けて・・・!』
風見「・・・わかった!二人とも中に入っ・・・」 ガチャ
恒一「やあ。お久しぶり、風見くん」 ニコッ
風見「!?」
恒一「声真似、そんなに似てた?一発芸にしようかな」
風見「な・・・あれ?」
恒一「ああ、ドアノブ?開けた瞬間に叩き折ったよ。ほら」
風見「な・・・ななな・・・!」
恒一「よいしょっと」 グッ
風見「わっ!は、離せ・・・苦し・・・」
恒一「ほーら、高い高い」
風見「ゆ、許・・し・・・てくれ・・・」
恒一「大丈夫、この程度じゃ死なないよ。せいぜい気絶くらい」
風見「ぐ・・・ぎぎ・・・!」
恒一「でもね、ここで気絶してたら、どうなるだろうね」
風見「ご、ごめ・・・なさい・・・」
恒一「一酸化炭素中毒と焼死、どっちが風見くんは好みかな?」 ニコッ
恒一「声真似、そんなに似てた?一発芸にしようかな」
風見「な・・・あれ?」
恒一「ああ、ドアノブ?開けた瞬間に叩き折ったよ。ほら」
風見「な・・・ななな・・・!」
恒一「よいしょっと」 グッ
風見「わっ!は、離せ・・・苦し・・・」
恒一「ほーら、高い高い」
風見「ゆ、許・・し・・・てくれ・・・」
恒一「大丈夫、この程度じゃ死なないよ。せいぜい気絶くらい」
風見「ぐ・・・ぎぎ・・・!」
恒一「でもね、ここで気絶してたら、どうなるだろうね」
風見「ご、ごめ・・・なさい・・・」
恒一「一酸化炭素中毒と焼死、どっちが風見くんは好みかな?」 ニコッ
赤沢「・・・恒一くん?」
恒一「あっ、泉美ちゃん!無事だったんだね!」 パッ
風見「がはっ・・・げほっ、げほっ・・・!」
赤沢「今、片手で風見を・・・?」
恒一「風見くん、早く逃げて!」
風見「ひ、ひぃぃ!」 ダッ
恒一「ありがとう泉美ちゃん」
赤沢「私?私が何かした?」
恒一「泉美ちゃんのおかげで正気に戻れたよ。また転校する羽目になるところだった」
勅使河原「か、風見ぃぃぃ!生きててよかったぁ・・・」 ガバッ
風見「・・・」 ガタガタガタ・・・
勅使河原「・・・風見?どうしたんだよ・・・?」
風見「・・・」 ガタガタガタ・・・
勅使河原「まさか・・・見たんだな?あの笑顔・・・」
風見「・・・」 ガタガタガタ・・・
恒一「あっ、泉美ちゃん!無事だったんだね!」 パッ
風見「がはっ・・・げほっ、げほっ・・・!」
赤沢「今、片手で風見を・・・?」
恒一「風見くん、早く逃げて!」
風見「ひ、ひぃぃ!」 ダッ
恒一「ありがとう泉美ちゃん」
赤沢「私?私が何かした?」
恒一「泉美ちゃんのおかげで正気に戻れたよ。また転校する羽目になるところだった」
勅使河原「か、風見ぃぃぃ!生きててよかったぁ・・・」 ガバッ
風見「・・・」 ガタガタガタ・・・
勅使河原「・・・風見?どうしたんだよ・・・?」
風見「・・・」 ガタガタガタ・・・
勅使河原「まさか・・・見たんだな?あの笑顔・・・」
風見「・・・」 ガタガタガタ・・・
赤沢「さっき、何をしてたの?風見を・・・」
恒一「亜紀ちゃんにナイフを投げつけたことと、多佳子ちゃんについて問いただしてたんだ」
赤沢「松井さんにナイフって・・・! 大丈夫だったの?」
恒一「うん、ギリギリ受け止められたから小さい切り傷で済んだよ」
赤沢「投げナイフを掴むってどういう反射神経よ・・・」
恒一「僕の部屋寄って行こう。ダディのカメラ回収しないと」
赤沢「ちゃっかりしてるわね。・・・でも、今回ばかりはその精神に感謝するわ」
恒一「そうだ、松子ちゃんの部屋に行って制服も拝借して・・・」
赤沢「調子に乗るな」 ドスッ
恒一「ありがとうございますっ」
赤沢「ところで・・・皆は無事?」
恒一「外に避難してる。ビッキー先生も同志を送って帰ってきたよ」
赤沢「そう、よかった。もう誰も残っていないのね?」
恒一「・・・うん。もう誰もいないと思う」
恒一「亜紀ちゃんにナイフを投げつけたことと、多佳子ちゃんについて問いただしてたんだ」
赤沢「松井さんにナイフって・・・! 大丈夫だったの?」
恒一「うん、ギリギリ受け止められたから小さい切り傷で済んだよ」
赤沢「投げナイフを掴むってどういう反射神経よ・・・」
恒一「僕の部屋寄って行こう。ダディのカメラ回収しないと」
赤沢「ちゃっかりしてるわね。・・・でも、今回ばかりはその精神に感謝するわ」
恒一「そうだ、松子ちゃんの部屋に行って制服も拝借して・・・」
赤沢「調子に乗るな」 ドスッ
恒一「ありがとうございますっ」
赤沢「ところで・・・皆は無事?」
恒一「外に避難してる。ビッキー先生も同志を送って帰ってきたよ」
赤沢「そう、よかった。もう誰も残っていないのね?」
恒一「・・・うん。もう誰もいないと思う」
恒一「ただいまー」
小椋「うえーん!二人とも心配してたんだからぁ!」
杉浦「よかった・・・これで全員ね」
恒一「痩せても枯れてもこの榊原恒一、おいそれとは死なないよ」
望月「・・・見崎さんは・・・?」
恒一「うそぉ!?」
勅使河原「いや、さっきまでそこにいたし、中には入っちゃいねえぞ?」
恒一「女人センサー・・・中庭のほうだ。・・・行ってくる」
赤沢「あのセンサー、どういう仕組みなのかしら・・・?」
鳴「・・・」
恒一「鳴ちゃん、見っけ」
鳴「もうすぐ全焼する」
恒一「・・・もう、誰も覚えてないみたいだよ」
鳴「・・・そう」
小椋「うえーん!二人とも心配してたんだからぁ!」
杉浦「よかった・・・これで全員ね」
恒一「痩せても枯れてもこの榊原恒一、おいそれとは死なないよ」
望月「・・・見崎さんは・・・?」
恒一「うそぉ!?」
勅使河原「いや、さっきまでそこにいたし、中には入っちゃいねえぞ?」
恒一「女人センサー・・・中庭のほうだ。・・・行ってくる」
赤沢「あのセンサー、どういう仕組みなのかしら・・・?」
鳴「・・・」
恒一「鳴ちゃん、見っけ」
鳴「もうすぐ全焼する」
恒一「・・・もう、誰も覚えてないみたいだよ」
鳴「・・・そう」
恒一「僕の女人センサーには反応なし。・・・いや、今まで一度も反応したことは無かった」
鳴「一度も?」
恒一「身内だからかとも思ってたけど・・・そっか、そういう意味だったんだね・・・」
鳴「・・・もう、死に還ったのね」
恒一「なんで、僕と鳴ちゃんだけが覚えているんだろう?」
鳴「それは、私達が”殺した”からだと思う」
恒一「・・・どういうこと?」
鳴「三神先生が転倒して頭部を打ち気絶。そして、食堂からの火災という2つの事象」
恒一「それが?」
鳴「三神先生が気絶した時、あの場で火災のことを知っていたのは誰?」
恒一「えーと、あの時いたのは・・・っ・・・!」
鳴「・・・そういうこと」
恒一「そうか・・・僕たちは・・・」
―――三神先生を”見殺し”にしたんだ―――
鳴「一度も?」
恒一「身内だからかとも思ってたけど・・・そっか、そういう意味だったんだね・・・」
鳴「・・・もう、死に還ったのね」
恒一「なんで、僕と鳴ちゃんだけが覚えているんだろう?」
鳴「それは、私達が”殺した”からだと思う」
恒一「・・・どういうこと?」
鳴「三神先生が転倒して頭部を打ち気絶。そして、食堂からの火災という2つの事象」
恒一「それが?」
鳴「三神先生が気絶した時、あの場で火災のことを知っていたのは誰?」
恒一「えーと、あの時いたのは・・・っ・・・!」
鳴「・・・そういうこと」
恒一「そうか・・・僕たちは・・・」
―――三神先生を”見殺し”にしたんだ―――
1週間後・・・ッ!
恒一「中野くーん」
中尾「お、榊原! ちなみに中尾な」
恒一「そうだっけ?しばらく会ってないから忘れてたよ。体調はどう?」
中尾「幸い軽度で、始業式には退院が間に合いそうだってよ」
恒一「そっか、投薬で済んでるんだ。良かったね」
中尾「・・・で、例のものは?」
恒一「はい、50枚。足りなかったら言って。まだ100枚近くあるから」
中尾「ひょー!ありがとうございます!」
恒一「泉美ちゃんはそれで全部なんだけど」
中尾「上等上等。ひゃっは、やっぱスタイルいいなぁー」
恒一「ね。この水着はもはや網膜への暴力だよ」
中尾「こっちは・・・見崎?見崎もいたのか」
恒一「偶然会ったんだ」
中尾「スクール水着か・・・やるな」
恒一「中野くーん」
中尾「お、榊原! ちなみに中尾な」
恒一「そうだっけ?しばらく会ってないから忘れてたよ。体調はどう?」
中尾「幸い軽度で、始業式には退院が間に合いそうだってよ」
恒一「そっか、投薬で済んでるんだ。良かったね」
中尾「・・・で、例のものは?」
恒一「はい、50枚。足りなかったら言って。まだ100枚近くあるから」
中尾「ひょー!ありがとうございます!」
恒一「泉美ちゃんはそれで全部なんだけど」
中尾「上等上等。ひゃっは、やっぱスタイルいいなぁー」
恒一「ね。この水着はもはや網膜への暴力だよ」
中尾「こっちは・・・見崎?見崎もいたのか」
恒一「偶然会ったんだ」
中尾「スクール水着か・・・やるな」
中尾「あとは・・・なんだ杉浦か。杉浦は別に・・・お?」
恒一「いつも制服の上にパーカー着てるけど、スタイルのよさは見抜いてたよ」
中尾「ほう・・・おお雛ポーズ・・・」
恒一「普段は隠してるつもりでも、僕の眼はごまかせない」
中尾「ふむ、意外と・・・ぶほっ!」
恒一「それ僕のお気に入り。頬染めキス顔」
中尾「よく撮らせてくれたな・・・」
恒一「ノーマル、半目、瞑り、それにメガネ有り無しの6種類を取り揃えたよ。ほら」
中尾「ちょ、ちょっと待てちょっと待てー。・・・うん、これはあとでじっくり見るわ。うん」
恒一「 多佳子ちゃん、かわいいでしょ?」
中尾「・・・そうだな。考えを改めよう」
恒一「ちなみにこの水着、僕のチョイスなんだよ」
中尾「尊敬だわ。マジで尊敬するわお前。師匠だわ」
恒一「いつも制服の上にパーカー着てるけど、スタイルのよさは見抜いてたよ」
中尾「ほう・・・おお雛ポーズ・・・」
恒一「普段は隠してるつもりでも、僕の眼はごまかせない」
中尾「ふむ、意外と・・・ぶほっ!」
恒一「それ僕のお気に入り。頬染めキス顔」
中尾「よく撮らせてくれたな・・・」
恒一「ノーマル、半目、瞑り、それにメガネ有り無しの6種類を取り揃えたよ。ほら」
中尾「ちょ、ちょっと待てちょっと待てー。・・・うん、これはあとでじっくり見るわ。うん」
恒一「 多佳子ちゃん、かわいいでしょ?」
中尾「・・・そうだな。考えを改めよう」
恒一「ちなみにこの水着、僕のチョイスなんだよ」
中尾「尊敬だわ。マジで尊敬するわお前。師匠だわ」
類似してるかもしれないスレッド
- 恒一「僕たちに」 鳴 「明日はない」 (499) - [49%] - 2012/5/29 4:15 ★
- 恒一「お邪魔します」勅使河原「おう」 (271) - [47%] - 2012/6/19 16:45 ☆
- 恒一「よし、まだ誰も来ていないな」 (216) - [46%] - 2012/3/9 7:15 ★
- 恒一「いないものだし安価で行動しよう」 (127) - [45%] - 2013/9/15 8:00 ○
- まどか「初めまして転校生の鹿目まどかです」 (706) - [44%] - 2012/2/28 6:15 ★★★
- 恒一「安価でなにかしようと思う」 (500) - [44%] - 2012/5/5 14:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について