元スレ恒一「始めまして、変態の榊原恒一です」

みんなの評価 : ☆
2 = 1 :
病院・・・ッ!
風見「僕達、夜見山北中学校3年3組の生徒です。僕は風見と」
恒一「両隣の女の子は?」
桜木「始めまして、桜木ゆかりです」
恒一「ゆかりちゃんか。清楚な感じでかわいいね」
桜木「あ、ありがとうございます」
赤沢「赤沢泉美」
恒一「いいね、そのつっけんどんな感じ。ゾクゾクするよ。ところで、何か?」
風見「今日はこの3人が、3組の代表としてお見舞いに来ました」
恒一「ありがとう、嬉しいよ」
桜木「えっと、急な病気って聞いたのでお見舞いに来たんです」
恒一「うん、泌尿器系じゃないから安心して」
桜木「あの、これどうぞ」
恒一「わぁ、綺麗な花。”花びら”っていい響きだよね」
3 :
つまらん なんでも書けばいいってもんじゃない
もっとまとめブログとかみて勉強してきた方がいいよ
4 :
早速打ち切り臭が
5 :
くっせーよ
センスないしやめたほうがいいよ
6 = 1 :
桜木「都内の私立校なんですよね。どうして引越しを?」
恒一「うん、ちょっとね」
風見「榊原くん、これを」
恒一「封筒?まさか・・・」
風見「1学期の授業の内容をコピーしたものだよ」
恒一「なんだ、この厚みだからちょっと期待しちゃった」
赤沢「恒一くんって呼んでもいい?」
恒一「もちろん。じゃあ僕も泉美ちゃんって呼ぶね」
赤沢「・・・よろしく」
恒一「うん。よろしく。握手握手」
2分後
赤沢「・・・離してもらっていいかしら」
恒一「なんで?」
7 = 3 :
煽りとかじゃなくて本当につまらないって自覚した方をいいよ
8 = 5 :
こういう奴らが臭いスレ乱立させてるんだろうな
9 = 1 :
エレベーター・・・ッ!
恒一「あ、ダディからの着信履歴」
鳴「・・・」
恒一「・・・わっ、制服姿の可愛い眼帯少女だ!」
鳴「・・・」
恒一「ごめんね。女人センサー働かせてなかった」
鳴「・・・」
恒一「君も夜見北の生徒?」
鳴「・・・うん」
恒一「可愛い娘多いんだね。登校が待ち遠しいよ。地下2階に用事?」
鳴「そう。待ってるの」
恒一(地下2階・・・ここって・・・)
鳴「・・・」 スタスタ
恒一(・・・ボイラー室・・・)
10 = 1 :
陽介『おお恒一、体調はどうだ?」
恒一「おはようダディ。うん、朝からビンビン元気だよ。どうしたの?」
陽介『今日から学校だろ?元気づけてやろうと思ってな』
恒一「うん、とても楽しみ。まだ5時半だけどもう学校行こうかな」
陽介『そうか。そりゃ良かった。暑いぞインドはぁ~』
恒一「僕も興奮して体が熱いよ」
レー「オハヨー ゲンキダシテ」
恒一「これ以上出しちゃったらマズいよ。立って歩けなくなっちゃう」
玲子「じゃあ最後、夜見北での心構えその5」
恒一「はい」
玲子「学校じゃ私をエッチな目でジロジロ見ないこと」
恒一「えぇっ!?そ、そんな・・・!」
11 = 4 :
ギャグ系なのにツカミが下手糞って致命的だと思う
12 :
これは
良スレの予感
13 = 1 :
恒一「始めまして。榊原恒一です。可愛い娘ばっかりのクラスに編入できて、とても幸せです」
久保寺「みんなで仲良くやっていきましょう」
恒一「あ、ゆかりちゃんだ。久しぶり」
桜木「あ、うん、お久しぶりです」
恒一「えーと、泉美ちゃんはいないのか。残念。この前二人でお見舞いに来てくれたんだよ」
風見(僕もいたんだけど・・・)
恒一(前後はともかく左まで男子・・・こんなのってないよ・・・)
和久井「僕は喘息もちなんだ。榊原君のつらさ、わかるよ」
恒一「そうなんだ。同士だね。よろしく、同士!」
望月「よろしく、榊原くん」
恒一(うわぁ、オカマっぽいや)
金木「よろしくね、恒一くん」
恒一「うん!よろしくね!杏子ちゃんか、素敵な名前だね!」
王子「よろしくね」
恒一「ん」
14 = 1 :
王子「病気の方はもういいの?」
恒一「ん」
猿田「東京とこっちではどうかのう?」
恒一「変わらないよ」
綾野「でもいいなー、東京。夜見山みたいな田舎ってぱっとしないしさ」
恒一「そんなことないよ。彩ちゃんみたいな明るい娘がいるだけで華やかだよ」
王子「お父さんが大学教授なんだってね」
恒一「ん」
勅使河原「どうせなら三神先生が担任だったらよかったのになぁ。美人だし」
恒一「うん、ほんとそう思う」
水野「俺の姉ちゃん、看護婦なんだぜ」
恒一「ああ、早苗ちゃんの弟さんなんだ。よろしくね」
恒一(勅使河原くんと水野くんは仲良くしておこう)
16 :
そういえばGWだっけ
書き貯めあるみたいだし最後まで頑張れ
17 = 1 :
桜木「榊原くんはどういう人がタイプなの?」
恒一「かわいい女の子は分け隔てなく大好きだよ。だからゆかりちゃんも好き」
桜木「あ、あうぅ・・・」
王子「そういえば、お父さんってどこに行ってるの?」
恒一「インド」
勅使河原「インドかぁ。俺は暑いの苦手だから無理だなぁ」
猿田「テッシーは研究でインドなんか行けんぞな」
勅使河原「へいへい、行けませんよー」
恒一(あ、杏子ちゃんと亜紀ちゃんが・・・いいなぁ。神聖だなぁ)
風見「どうしたの?何か不安でも」
恒一「ううん、そういえば泉美ちゃんは休み?」
風見「うん、休みみたい」
恒一「そっか、あの汚いものを見るような冷たい目で出迎えられたかったのに」
18 = 1 :
桜木「榊原くん、高林くんは?」
恒一「あ、クラス委員で眼鏡っ娘の桜木ゆかりちゃん。保健室で休んでくるって」
桜木「そう・・・」
恒一「ゆかりちゃんも体育は見学?女の子は大変だね、月1で来るもんね」
桜木「いえ、このまえ足をくじいちゃって」
恒一「そっか。女の子は体を大事にしなきゃだめだよ」
桜木「う、うん・・・昼休み、勅使河原くんと風見くんに、何か聞きました?」
恒一「ううん、女子の名簿と座席表を貰ったぐらい」
桜木「そっか・・・ちゃんとしないと赤沢さんに叱られちゃう」
恒一「泉美ちゃんがゆかりちゃんを?・・・何かわからないけど、画になるね」
桜木「何か言いました?」
恒一「ううん、なんでも。ところで鳴ちゃんは?」
桜木「・・・え?」
19 = 1 :
恒一「ほら、黒髪ショートの無口系な。さっき名簿見て名前知ったんだ」
桜木「え・・・え?」
恒一「昼休みも教室にいなかったし」
桜木「っ・・・」
恒一「雨が降りそうだね。・・・あっ、鳴ちゃん見っけ」
桜木「あっ・・・榊原くん!」
恒一「まだ鳴ちゃんの情報仕入れてないんだ。ちょっと行ってくる」
桜木「ちょ、ちょっと!」
恒一「おーい鳴ちゃーん。体育見学だったんだね」
鳴「・・・」
恒一「あの日?」
鳴「・・・違う」
20 = 1 :
恒一「いいの?屋上にいても。風が吹いたら僕の目だったらパンツ見えちゃうよ」
鳴「そういうあなたは、大丈夫なの?」
恒一「僕のパンツ?誰かに見られたところで得はしても損はしないよ」
鳴「・・・違う」
恒一「絵、描いてたの?僕もたまに描くんだ」
鳴「・・・」
恒一「そういえば、病院のボイラー室になんの用事が?」
鳴「そういう質問攻め、嫌い」
恒一「ああ、ごめん。僕は好きだけどな」
鳴「・・・私には近寄らないほうがいい。話すのもやめたほうがいい」
恒一「えぇー、まだ好きな食べ物とか何も聞いてないのに」
鳴「じゃあね、さ・か・き・ば・ら・くん」
恒一「恒一くんでいいよ?」
21 :
恒一「半身?ああ、下半身のことかぁw」
22 = 1 :
翌日・・・ッ!
恒一「あ、鳴ちゃんだ。おはよう」
鳴「・・・大丈夫なの?これ」
恒一「わっ、突風だ!女人センサー発動!鳴ちゃん以外のスカート人物、有視界範囲に捕捉できず!」
鳴「・・・気をつけて、もう始まってるかもしれない」
恒一「あの日が?」
鳴「・・・違う」
恒一「君、美術部なんだ」
望月「うん、今年から活動再開なんだ」
恒一「やっぱりダビデ像とか好きなの?」
望月「うーん、彫刻よりも油絵のほうが好きかな」
恒一「油絵か。なかなかマニアックだね」
望月「そうかな?割とポピュラーだと思うよ?」
恒一「美術は奥が深いなぁ」
23 = 1 :
恒一「ムンクの叫びって、あれだけ大きく口を開けてたら色々な想像しちゃうよね」
望月「どういうこと?」
恒一「こう、全てを飲み込もうとしているというか」
望月「面白いとらえ方だね」
勅使河原「よっ、サーカキ!三神先生の話か?俺も混ぜろよ」
恒一「今日の下着は黒のはずだよ。朝チラッと見たんだ」
勅使河原「マジかよ!くぅ~!大人ー!」
望月「そ、そういう話はよくないよう」
恒一(そっか、望月くんは女性が苦手なんだな。だから道を逸れてしまって・・・)
勅使河原「三神先生が副担任なのが唯一の救いだぜ、呪われた3組なんだからそれくらいの役得は」
恒一「呪われた?」
勅使河原「あっ・・・」
望月「っ・・・」
恒一(女子が皆、呪いで裸Yシャツになっちゃうとか・・・?)
24 :
続けたまえ
25 = 1 :
恒一「あっ、鳴ちゃんだ。おーい」 ガラッ
勅使河原「お、おい!それは・・・!」
恒一「やあ、朝と寸分違わぬかわいさだね」
鳴「・・・いいの?止めなかった?あの二人」
恒一「僕達の間にあんな二人なんて関係ないよ」
鳴「・・・そう」
恒一「この絵は・・・裸?鳴ちゃんの裸?だとしたら僕は必死に脳裏に焼き付けるよ」
鳴「最後に大きな翼をつけるの」
恒一「天使だね。鳴ちゃんは天使だよ。ところで昨日、雨の中で何してたの?」
鳴「雨は嫌いじゃないから。特に真冬の、雪に変わる寸前の雨が」
恒一「僕は夏のにわか雨かな。そういった日は必ず夏服の女子の後を歩くんだ」
千曳「ん、見慣れない顔だね。さあ授業だ。行った行った」
恒一「はーい。天使の鳴ちゃん、また今度」
26 = 1 :
玲子「あぁ、千曳先生ね。女子には気味悪がられてたっけ。何か言われた?」
恒一「いいえ、特に」
玲子「そういえば、部活は入らないの?」
恒一「美術部に入らないかって誘いはありました」
玲子「絵、好きなの?」
恒一「うーん、必要に迫られて描くときはたまに。自給自足って呼んでるんですけど」
玲子「意外な特技ね」
恒一「ところで玲子さん、いいオヘソしてますね」
玲子「あらありがとう。スタイルには気を使ってるからね」
恒一「玲子さんをモデルに彫刻を彫りたいです。割と本気です」
玲子「そういうのは美術の学校を出てからにしなさい」
27 :
つまんねぇからやめろよ
28 = 1 :
恒一「早苗ちゃーん」
早苗「榊原くん。どうしたの?」
恒一「早苗ちゃんの笑顔を見ないと眠れなくって」
早苗「はいはい。年上なんだから水野さんって呼びなさいよ」
恒一「でも早苗ちゃんの笑顔を見たら興奮して眠れなくなるんです」
早苗「あら、そんな時はどうするの?」
恒一「そんなの決まってるじゃないですか」
恒一「無人の病院ってなんとも言えない背徳感があっていいですね」
早苗「で?最近は何読んでるの?」
恒一「最近ようやく菅野美穂の写真集を」
早苗「そっちじゃなーくーて」
恒一「早苗ちゃん、こういう事言っても全く動じないから面白くないです。でもそういう所も好きですよ」
早苗「はいはいありがとありがと」
恒一「いいなぁこの突き放される感。病院の雰囲気も相まって興奮してきた」
29 :
ほうほう
30 :
俺は面白いと思うが
31 = 1 :
久保寺「俳句というのは、5・7・5の17音で作られた定型詩で・・・」
恒一(ヒマだなぁ。杏子ちゃんのたてる物音に全神経を集中させよう)
久保寺「俳句を成立させる点で重要なのは・・・」
恒一(・・・鳴ちゃん、いないなぁ)
赤沢「・・・・・・」
恒一(泉美ちゃんの鋭い視線・・・滾るなぁ。あ、杏子ちゃんのシャープペンの芯が折れた)
桜木「榊原くん、お帰りですか?」
恒一「あ、ゆかりんいずみんだ。そのつもりだったけど」
赤沢「ちょっと、いい?」
恒一「もちろん、この後の予定全部すっぽかしてでも行くよ」
桜木「いや、そこまでお時間はかからないかと・・・」
恒一「ま、予定ないんだけどね」
32 = 27 :
これが面白いと思えるなんて幸せな人達だなぁ
あ、GWか
33 = 24 :
今は他に無いしね…
34 = 1 :
赤沢「どこかで、会った気がするのよ」
恒一「僕と?僕には記憶がないなぁ。人違いじゃ?」
赤沢「それも含めてね」
恒一「泉美ちゃんみたいなかわいい娘に会ってたら、恒久的な記憶としてこの灰色の脳細胞に刻まれてるはずだし」
赤沢「・・・イラつくのよ」
恒一「ありがとうございます」
赤沢「いや、あなたにじゃなくて、思い出せない自分の不甲斐なさにね」
桜木(ありがとう・・・?)
恒一「何かの事象によって記憶が改竄されてるとか?」
赤沢「まさか、マンガでもあるまいし。対策係としてもしっかりしないと」
恒一「対策係って何をするの?」
赤沢「簡単に言えば、クラスを守るために立案して、執行する係」
恒一「3組の女子だったら、僕一人でも守れるけどな」
35 = 5 :
GW臭すぎ
このスレが上に上がってくるだけで不快だからはよ落とせ
37 :
なんでこんなに叩かれてんの?
38 = 1 :
赤沢「恒一くんにはクラスのことを知ってもらわないと」
桜木「そ、それが・・・」
恒一(む、女人レーダーに鳴ちゃん捕捉。・・・8時方向にて目視確認完了)
赤沢「・・・なんですって!1日休んだだけでこのザマか・・・!」
桜木「ごめんなさい・・・」
恒一「二人のやりとりも耳が幸せなんだけど、用事思い出したから帰るね。二人とも、また明日」
赤沢「あ、ちょっと!」
望月(二人・・・僕入ってないんだろうなぁ・・・)
恒一(目標、レーダー捕捉を維持。尾行を続ける)
鳴「・・・」
恒一(・・・)
鳴「・・・」
恒一(・・・ロスト)
40 = 1 :
恒一「えーと、たしかこの辺・・・ん?”黄泉のたそ がれのうつろな る蒼き瞳の”。 575だ。俳句かな」
ヴィイイイイ・・・ヴィイイイイ・・・
早苗『恒一くん?この前の件だけど』
恒一「何かわかったんですか?」
早苗『亡くなったの、中学生の女の子だって』
恒一「!・・・その子の・・・名前は?」
早苗『えーとね、”みさき”だか”まさき”だか』
恒一「・・・!」
早苗『また聞きなんだけど、どうやら一人っ子だったらしくて、親御さんが取り乱して大変だっ』 プツッ
恒一「まさか、鳴ちゃんが・・・冥ちゃんに・・・?・・・悪くない・・・」
42 = 1 :
天根「いらっしゃい。おや、若い男の子とは珍しい」
恒一「こんにちは、グランマ。ここはお店なんですよね?」
天根「中学生かい?」
恒一「美しいお声です。さぞかし昔はお綺麗だったんでしょうね」
天根「半額でいいよ」
恒一「ありがとうグランマ。わあ、高そうな女の子の人形だ。僕の知ってる人形とはわけが違うや」
チラッ
恒一「ちゃんと履いてるんだ」
↓こちらにもどうぞ
恒一「鳴ちゃんそっくりな人形だ。おっぱいタッチ!・・・硬い・・・」
鳴「・・・なぜ、あなたがここにいるの?」
恒一「わぁ、鳴ちゃんが喋った!おっぱいタッ」
鳴「させない」 パシッ
恒一「早い!?」
44 = 1 :
鳴「この人形、私に似てるって思った?」
恒一「うん、とてもかわいいなって」
鳴「・・・似てるけど、半分だけ。もしくは半分以下」
恒一「おっぱいは同じくらいじゃないかな」
鳴「どうしてあなたがここにいるの?」
恒一「学校からつけてきたんだ」
鳴「何故?」
恒一「色々話したいから。で、ここが気になって」
鳴「そう、榊原くんはこの人形、気味が悪いって思わなかったんだ」
恒一「うん、世界は広いからね。様々な趣向があるって事はわかってる」
鳴「・・・見せてあげようか」
恒一「はい!!!」
鳴「・・・見せてあげようか。この眼帯の下」
恒一「・・・はぁい」
45 = 1 :
鳴「・・・」 スッ
恒一「オッドアイだ」
鳴「私の左目は人形の目なの。見えなくていいものが見えてしまうから普段は隠してる」
恒一「羨ましい能力だね」
鳴「気分が悪い?」
恒一「ううん、かわいい」
鳴「人形はね、うつろなの。心も体も」
恒一「うつろな穴の開いた人形ならよく知ってるけど」
鳴「ここにいると、何かが吸い取られるような感じがしない?内側から」
恒一「人形に吸い取られる・・・いい表現だね」
鳴「行きましょう。上のほうがここよりましだから」
恒一「オッドアイ、人形・・・語尾に『ですぅ』とか付けると似合いそうだね」
鳴「何の話?」
恒一「わからないけど、なんとなくそんな気がしたんだ」
46 = 4 :
>>37
1レス目がいかにも気持ち悪い書き手っぽいからじゃね
47 = 1 :
恒一「攻防Mっていうのは?」
鳴「工房mね。霧果って人の工房」
恒一「地下の人形も?」
鳴「多分。全部霧果の作品」
恒一「なんであの大きい人形は鳴ちゃんのリアルドールなの?」
鳴「知らない」
恒一「鳴ちゃんって、兄弟はいる?」
鳴「いない」
恒一「やっぱり・・・!」
鳴「他にも聞きたいこと、あるんでしょ?」
恒一「うーんと、誕生日、血液型、足のサイズ、お風呂で最初に洗う場所、それと・・・」
鳴「・・・」
恒一「どうしたの?冥ちゃん」
49 = 1 :
・
・
・
鳴「・・・この話にはね、まだ続きがあるの」
恒一「・・・!」
ヴィイイイイ・・・ヴィイイイイ・・・
恒一「ごめんグランマ、ちょっと女の子とお話中だったんだ。もうすぐ帰るよ。じゃ」
鳴「嫌な機械。どこにいても繋がっちゃうのね」
恒一「僕は冥ちゃんとずっと繋がっていたいな」
鳴「・・・その名前の呼び方も嫌」
恒一「そうだよね。ごめんね鳴ちゃん」
鳴「変わってない」
恒一「変わったよ?」
天根「閉店の時間だよ。今日はもうお帰り」
恒一「はい。じゃあね鳴ちゃん。また明日!」
鳴「・・・はぁ・・・」
50 = 1 :
勅使河原「はーぁ、テストの後は進路指導かぁ」
風見「大丈夫、君にも行ける高校はあるよ」
勅使河原「励ましてんのかそれ。お前はどこ行くんだよ?」
風見「・・・西高」
勅使河原「お前そんな成績良かったっけ?」
恒一「西高か。ゆかりちゃんが行こうとしてる所だね」
風見「なっ!」
勅使河原「ははぁーん。なるほど。頑張れよ~」
風見「さ、榊原くん!なんでそれを・・・!」
恒一「この前女子の皆に聞いたんだ」
勅使河原「で、サカキはどうするんだ?東京に戻るのか?」
恒一「かわいい娘の多い所にしようかなって。ゆかりちゃんがいるなら西高もいいな」
風見「・・・!」
みんなの評価 : ☆
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