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元スレ恒一「始めまして、変態の榊原恒一です」
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>>1さえなければ良いスレだった
恒一「雨か。男が濡れても画にならないよ」
桜木「榊原くん、傘ないんですか?」
恒一「うん、大丈夫かなって思ったんだけど」
桜木「よかったら、一緒に帰りませんか?私の家、榊原君の家の先だし」
恒一「はい!喜んで!でもいいの?」
桜木「ええ、構いませんよ?」
恒一「やった、ゆかりちゃんと相合傘だ」
桜木「そ、そういう意味じゃ・・・」
恒一「さあ帰ろうか。善は急げ、だよ」
桜木「はい・・・」
風見「・・・」 ギリギリギリ・・・
桜木「榊原くん、傘ないんですか?」
恒一「うん、大丈夫かなって思ったんだけど」
桜木「よかったら、一緒に帰りませんか?私の家、榊原君の家の先だし」
恒一「はい!喜んで!でもいいの?」
桜木「ええ、構いませんよ?」
恒一「やった、ゆかりちゃんと相合傘だ」
桜木「そ、そういう意味じゃ・・・」
恒一「さあ帰ろうか。善は急げ、だよ」
桜木「はい・・・」
風見「・・・」 ギリギリギリ・・・
桜木「さっきから俯いてばかりですけど・・・やっぱ私じゃ退屈ですか?」
恒一「水溜りってね、上を通った時にパンツが映っちゃうんだよ」
桜木「えっ?や、やめてくださいよぅ」
恒一「でも今日は天気が悪いから見えないや。残念」
桜木「もう・・・」
恒一「でもそのうち、絶対にパンチラゲットするからね」
桜木「えっ!そ、そんな、困ります・・・」
恒一「大丈夫、画像を灰色の脳細胞に刻み込み、映像を心のアルバムに保存するだけだから」
桜木「うぅ・・・榊原くんって、その・・・結構エッチなんですね」
恒一「そうだよ」
桜木「あはは、素直に認めちゃうんですか」
恒一「否定してバレるくらいなら、素直にひけらかした方がいいってダディが」
風見「・・・」 ギリギリギリ・・・
恒一「水溜りってね、上を通った時にパンツが映っちゃうんだよ」
桜木「えっ?や、やめてくださいよぅ」
恒一「でも今日は天気が悪いから見えないや。残念」
桜木「もう・・・」
恒一「でもそのうち、絶対にパンチラゲットするからね」
桜木「えっ!そ、そんな、困ります・・・」
恒一「大丈夫、画像を灰色の脳細胞に刻み込み、映像を心のアルバムに保存するだけだから」
桜木「うぅ・・・榊原くんって、その・・・結構エッチなんですね」
恒一「そうだよ」
桜木「あはは、素直に認めちゃうんですか」
恒一「否定してバレるくらいなら、素直にひけらかした方がいいってダディが」
風見「・・・」 ギリギリギリ・・・
翌日・・・ッ!
恒一「あ!鳴ちゃんon the rooftop froor! おーい!」
風見「・・・ッ!」
恒一「おーい、鳴ちゃ・・・んもう、電話に邪魔された。もしもし」
勅使河原『サカキ!大丈夫かお前!』
恒一「なにさ、藪から棒に」
勅使河原『やばいんだよそれ!赤沢が今にも爆発しそうだし!』
恒一「それは願ったり叶ったりかな」
勅使河原『いいかサカキ、いないものの相手はよせ・・・』 プツッ
恒一「? まあいいや。鳴ちゃーん?いない・・・」
恒一「あ!鳴ちゃんon the rooftop froor! おーい!」
風見「・・・ッ!」
恒一「おーい、鳴ちゃ・・・んもう、電話に邪魔された。もしもし」
勅使河原『サカキ!大丈夫かお前!』
恒一「なにさ、藪から棒に」
勅使河原『やばいんだよそれ!赤沢が今にも爆発しそうだし!』
恒一「それは願ったり叶ったりかな」
勅使河原『いいかサカキ、いないものの相手はよせ・・・』 プツッ
恒一「? まあいいや。鳴ちゃーん?いない・・・」
早苗『亡くなった子、藤岡未咲っていうそうよ』
恒一「なんだ、そうだったんですか」
早苗『なんでその子の事、知りたがってたの?』
恒一「もしかしたら僕の見ている鳴ちゃんは鳴ちゃんじゃなくて冥ちゃんなのかなって」
早苗『え?』
恒一「でも鳴ちゃんは冥ちゃんじゃなくて鳴ちゃんで安心しました」
早苗『どういう意味?』
恒一「そのうち説明します」
早苗『そういえば試験勉強中?』
恒一「はい、でも息ヌきばかりになっちゃって」
早苗『うちのバカ弟もそんな感じなのよねぇ』
恒一「男の子なら仕方ないですよ」
恒一「なんだ、そうだったんですか」
早苗『なんでその子の事、知りたがってたの?』
恒一「もしかしたら僕の見ている鳴ちゃんは鳴ちゃんじゃなくて冥ちゃんなのかなって」
早苗『え?』
恒一「でも鳴ちゃんは冥ちゃんじゃなくて鳴ちゃんで安心しました」
早苗『どういう意味?』
恒一「そのうち説明します」
早苗『そういえば試験勉強中?』
恒一「はい、でも息ヌきばかりになっちゃって」
早苗『うちのバカ弟もそんな感じなのよねぇ』
恒一「男の子なら仕方ないですよ」
1限目 理科・・・ッ!
恒一「むにゃむにゃ・・・zzz」
勅使河原(開始5分で寝た・・・)
恒一「あはは、ゆかりちゃん、結構おっπR^2・・・」
桜木「っ」 ピクッ
恒一「地球の質量M、ゆかりちゃんのおっぱいの質量をm、万有引力指数をG、物体間距離をrとした際・・・」
勅使河原(なげぇ寝言だなおい)
風見(・・・続きを)
恒一「引力F=G(Mm/r^2)・・・」
風見(・・・くそ、勉強が足りないか・・・)
恒一「なお万有引力指数は6.67259*10^-11m^3・s^-2・kg^-1とする・・・zzz」
風見(帰ったら調べてみよう)
桜木(集中できないよぅ・・・)
恒一「むにゃむにゃ・・・zzz」
勅使河原(開始5分で寝た・・・)
恒一「あはは、ゆかりちゃん、結構おっπR^2・・・」
桜木「っ」 ピクッ
恒一「地球の質量M、ゆかりちゃんのおっぱいの質量をm、万有引力指数をG、物体間距離をrとした際・・・」
勅使河原(なげぇ寝言だなおい)
風見(・・・続きを)
恒一「引力F=G(Mm/r^2)・・・」
風見(・・・くそ、勉強が足りないか・・・)
恒一「なお万有引力指数は6.67259*10^-11m^3・s^-2・kg^-1とする・・・zzz」
風見(帰ったら調べてみよう)
桜木(集中できないよぅ・・・)
2限目 国語・・・ッ!
恒一「むにゃむにゃ・・・zzz」
望月(今回は7分だ)
恒一「ゆかりちゃん、いいにくづきだね。でも皆の前ではかくしがまえ・・・」
勅使河原(ああ、部首か)
桜木(ひぃぃ、榊原くんの夢の中で私なにやってるの・・・)
綾野(ぷ・・・くく・・・!)
風見(くそ!消えろ煩悩!)
恒一「ゆかりちゃん、ちょっと、こんなところで・・・ハッ!」 ガバッ
和久井「っ」 ビクッ
恒一「なんだ、夢か・・・」 スタスタ
桜木(助かった・・・)
風見(気になる・・・!続きが気になる・・・!)
恒一「むにゃむにゃ・・・zzz」
望月(今回は7分だ)
恒一「ゆかりちゃん、いいにくづきだね。でも皆の前ではかくしがまえ・・・」
勅使河原(ああ、部首か)
桜木(ひぃぃ、榊原くんの夢の中で私なにやってるの・・・)
綾野(ぷ・・・くく・・・!)
風見(くそ!消えろ煩悩!)
恒一「ゆかりちゃん、ちょっと、こんなところで・・・ハッ!」 ガバッ
和久井「っ」 ビクッ
恒一「なんだ、夢か・・・」 スタスタ
桜木(助かった・・・)
風見(気になる・・・!続きが気になる・・・!)
恒一「あ、やっぱり鳴ちゃんいた。早いんだね」
鳴「恒一くんも早いのね」
恒一「もう一回言って」
鳴「? 恒一くんも早いのね」
恒一「ありがとう。 ・・・あの日天使になった人って、藤岡未咲っていうんだね」
鳴「未咲は私の従姉妹なの。・・・昔はもっと繋がってた」
恒一「・・・ごめん」
鳴「何を謝ってるの?」
恒一「この前、”天使の鳴ちゃん”なんて言っちゃって・・・知らなかったから」
鳴「いい。気にしてないから」
恒一「でも、鳴ちゃんが冥ちゃんじゃなくてよかった」
鳴「どういうこと?」
鳴「恒一くんも早いのね」
恒一「もう一回言って」
鳴「? 恒一くんも早いのね」
恒一「ありがとう。 ・・・あの日天使になった人って、藤岡未咲っていうんだね」
鳴「未咲は私の従姉妹なの。・・・昔はもっと繋がってた」
恒一「・・・ごめん」
鳴「何を謝ってるの?」
恒一「この前、”天使の鳴ちゃん”なんて言っちゃって・・・知らなかったから」
鳴「いい。気にしてないから」
恒一「でも、鳴ちゃんが冥ちゃんじゃなくてよかった」
鳴「どういうこと?」
恒一「そういえば、なんで鳴ちゃんはクラスの皆、まして先生にまで・・・」
鳴「・・・”いないもの”だから」
恒一「っ・・・”いないもの”・・・! ・・・って何だっけ」
鳴「この前話したじゃない」
恒一「あの時、鳴ちゃんの足しか見てなかったから・・・」
鳴「端的にかくかくしかじか」
恒一「そんな・・・見えてるのは僕だけ・・・?」
鳴「・・・だとしたら?」
恒一「・・・鳴ちゃんを独り占めだ・・・」
鳴「・・・」
恒一「あ、ゴリラみたいな先生が教室に・・・ゆかりちゃん出てきた」
桜木「は、はい、すぐ行きます!」
恒一「ゆかりちゃん、どうしたの?」
桜木「あっ、榊原く・・・っっ!」 クルッ
鳴「・・・”いないもの”だから」
恒一「っ・・・”いないもの”・・・! ・・・って何だっけ」
鳴「この前話したじゃない」
恒一「あの時、鳴ちゃんの足しか見てなかったから・・・」
鳴「端的にかくかくしかじか」
恒一「そんな・・・見えてるのは僕だけ・・・?」
鳴「・・・だとしたら?」
恒一「・・・鳴ちゃんを独り占めだ・・・」
鳴「・・・」
恒一「あ、ゴリラみたいな先生が教室に・・・ゆかりちゃん出てきた」
桜木「は、はい、すぐ行きます!」
恒一「ゆかりちゃん、どうしたの?」
桜木「あっ、榊原く・・・っっ!」 クルッ
恒一「えー、何で逃げるのー?」
桜木「逃げてるわけじゃありません!急いでるんです!って、何でついてくるんですか!?」
恒一「もしかして、この前の帰り道のこと怒ってる?ごめん」
桜木「べ、別に怒ってません!」
恒一「まさか・・・昨日のベッドでの話?ごめん!まさかバレるなんて・・・」
桜木「それ本当に何の話ですか!」
恒一「えーと、じゃあ先週のトイレで、いや、その前のお風呂での話・・・?」
桜木「ごめんなさい!話はまた今度にしてください!」
恒一「あっ!いちご柄だ!ナイスチョイス!」
桜木「えっ、嘘!見え・・・きゃっ!」
恒一「危ないっ!」 ガシッ
恒一「廊下は走るな、だよ?クラス委員こそルールを守らなきゃ」
桜木「・・・た、助かった・・・!」
桜木「逃げてるわけじゃありません!急いでるんです!って、何でついてくるんですか!?」
恒一「もしかして、この前の帰り道のこと怒ってる?ごめん」
桜木「べ、別に怒ってません!」
恒一「まさか・・・昨日のベッドでの話?ごめん!まさかバレるなんて・・・」
桜木「それ本当に何の話ですか!」
恒一「えーと、じゃあ先週のトイレで、いや、その前のお風呂での話・・・?」
桜木「ごめんなさい!話はまた今度にしてください!」
恒一「あっ!いちご柄だ!ナイスチョイス!」
桜木「えっ、嘘!見え・・・きゃっ!」
恒一「危ないっ!」 ガシッ
恒一「廊下は走るな、だよ?クラス委員こそルールを守らなきゃ」
桜木「・・・た、助かった・・・!」
恒一「階段で転んだら丸出しになっちゃうよ。悪くはないけど風情が足りない」
桜木「・・・見たんですか?」
恒一「スーパースロー映像として、もう心のアルバムに永久保存済み」
桜木「は、恥ずかしい・・・」
恒一「ううん、ゆかりちゃんにピッタリ。かわいかったよ」
桜木「うぅ・・・誰にも言わないでくださいよ・・・」
恒一「何かわからないけど急いでるんでしょ?行かなきゃ」
桜木「あっ、そうだった!榊原くん、どうもありがとう!」
恒一「焦ったらダメだよ。慎重にね」
桜木「はいっ!」
鳴「・・・おー」
恒一「記念すべき3年3組初パンチラがゆかりちゃんか。こりゃ幸先がいいや」
桜木「・・・見たんですか?」
恒一「スーパースロー映像として、もう心のアルバムに永久保存済み」
桜木「は、恥ずかしい・・・」
恒一「ううん、ゆかりちゃんにピッタリ。かわいかったよ」
桜木「うぅ・・・誰にも言わないでくださいよ・・・」
恒一「何かわからないけど急いでるんでしょ?行かなきゃ」
桜木「あっ、そうだった!榊原くん、どうもありがとう!」
恒一「焦ったらダメだよ。慎重にね」
桜木「はいっ!」
鳴「・・・おー」
恒一「記念すべき3年3組初パンチラがゆかりちゃんか。こりゃ幸先がいいや」
名前欄でレスするのも気持ち悪いし
「ッ・・・!」とか独特な書き方して特定されたがってる風なのがまた
「ッ・・・!」とか独特な書き方して特定されたがってる風なのがまた
早苗「恒一くん、胸の具合はどう?」
恒一「あ、早苗ちゃん。なんかドキドキしてきました」
早苗「あっそ。大丈夫そうね」
恒一「ああ、ゾクゾクします」
早苗「そういえば、生徒の危ないところを助けたんだって?」
恒一「なんで知ってるんですか?ああ、水野なんとかが同級生にいた気がします」
早苗「意外とかっこいいところもあるんじゃない」
恒一「もっと褒めてもいいんですよ?」
早苗「はいはいすごいすごい。これから診察?その後で会おっか」
恒一「そうですね。予約しときます。『休憩』でいいですか?」
早苗「ご飯よ、ごーはーん。まったく、マセガキなんだから」
恒一「大学教授であるダディ・榊原陽介の教えなんです」
恒一「あ、早苗ちゃん。なんかドキドキしてきました」
早苗「あっそ。大丈夫そうね」
恒一「ああ、ゾクゾクします」
早苗「そういえば、生徒の危ないところを助けたんだって?」
恒一「なんで知ってるんですか?ああ、水野なんとかが同級生にいた気がします」
早苗「意外とかっこいいところもあるんじゃない」
恒一「もっと褒めてもいいんですよ?」
早苗「はいはいすごいすごい。これから診察?その後で会おっか」
恒一「そうですね。予約しときます。『休憩』でいいですか?」
早苗「ご飯よ、ごーはーん。まったく、マセガキなんだから」
恒一「大学教授であるダディ・榊原陽介の教えなんです」
早苗「お待たせ、どうだった?」
恒一「早苗ちゃん、私服もかわいいですね。妄想やそれ以外も膨らみます」
早苗「で、どうだった?」
恒一「早苗ちゃんのお世話にはならなさそうです」
早苗「そう。残念」
恒一「なので今夜、個人的にお世話になりますね」
早苗「遅くなっちゃったけど、お昼食べに行こうか」
恒一「完全無視、たまらないですね。こりゃ溜まらないですよ」
早苗「さて、恒一くんのクラス、なんだかわけありみたいですねぇ」
恒一「呪いで、女子がみんな裸Yシャツ(男物)になるとかいう話ですね」
早苗「何それ?」
恒一「ああすいません、これ僕の予想でした」
恒一「早苗ちゃん、私服もかわいいですね。妄想やそれ以外も膨らみます」
早苗「で、どうだった?」
恒一「早苗ちゃんのお世話にはならなさそうです」
早苗「そう。残念」
恒一「なので今夜、個人的にお世話になりますね」
早苗「遅くなっちゃったけど、お昼食べに行こうか」
恒一「完全無視、たまらないですね。こりゃ溜まらないですよ」
早苗「さて、恒一くんのクラス、なんだかわけありみたいですねぇ」
恒一「呪いで、女子がみんな裸Yシャツ(男物)になるとかいう話ですね」
早苗「何それ?」
恒一「ああすいません、これ僕の予想でした」
恒一「わけありの”わけ”、ですか。何かあるのは確からしいですけど」
早苗「猛、おびえてるみたいなのよね」
恒一「おびえてる?」
早苗「こないだの階段での話、あれはただの事故未遂じゃないとか」
恒一「見崎鳴って名前、ご存じないですか?眼帯の女の子なんですけど」
早苗「ほほーぅ?榊原くんはその見崎鳴ちゃんの事が好きなんだ」
恒一「はい。でも彼女、クラスの中でも妙なんですよね」
早苗「どう妙なの?」
恒一「いじめられてるのかとも思ったけど、そうでもなくむしろ怖がられてる、みたいな」
早苗「ふむ」
恒一「”いないもの”とか言って、皆には自分のことが見えてないんだとか」
早苗「へぇ、変な話ね」
恒一「あと、20何年か前の話らしいんですけど、かくかくしかじか」
早苗「知らないわね。私南中だったから」
早苗「猛、おびえてるみたいなのよね」
恒一「おびえてる?」
早苗「こないだの階段での話、あれはただの事故未遂じゃないとか」
恒一「見崎鳴って名前、ご存じないですか?眼帯の女の子なんですけど」
早苗「ほほーぅ?榊原くんはその見崎鳴ちゃんの事が好きなんだ」
恒一「はい。でも彼女、クラスの中でも妙なんですよね」
早苗「どう妙なの?」
恒一「いじめられてるのかとも思ったけど、そうでもなくむしろ怖がられてる、みたいな」
早苗「ふむ」
恒一「”いないもの”とか言って、皆には自分のことが見えてないんだとか」
早苗「へぇ、変な話ね」
恒一「あと、20何年か前の話らしいんですけど、かくかくしかじか」
早苗「知らないわね。私南中だったから」
早苗「うーん、なんだかホラーめいて来たわね。猛に探りを入れてみようか」
恒一「目が輝く早苗ちゃんもかわいいですね。僕のいたる所を探ってもいいんですよ?」
早苗「明日、何かわかったら電話するわね。次の病院はいつ?」
恒一「土曜日です」
早苗「6月6日かぁ。この町にダミアンがいるとは思えないけど、お互い気をつけましょうね」
恒一「早苗ちゃんは僕が守ります」
早苗「あら、頼もしい」
恒一「僕の第七感は信用していいですよ」
早苗「七感?七感目って何?」
恒一「股間です」
早苗「聞いた私がバカだったかー」
恒一「僕の第七感は信用していいですよ」
恒一「目が輝く早苗ちゃんもかわいいですね。僕のいたる所を探ってもいいんですよ?」
早苗「明日、何かわかったら電話するわね。次の病院はいつ?」
恒一「土曜日です」
早苗「6月6日かぁ。この町にダミアンがいるとは思えないけど、お互い気をつけましょうね」
恒一「早苗ちゃんは僕が守ります」
早苗「あら、頼もしい」
恒一「僕の第七感は信用していいですよ」
早苗「七感?七感目って何?」
恒一「股間です」
早苗「聞いた私がバカだったかー」
恒一「僕の第七感は信用していいですよ」
恒一「あっ、泉美ちゃん、由美ちゃんと同じ演劇部所属の綾野彩ちゃんだ!」
綾野「やっほー!こういっちゃん、ばっくれ?」
恒一「病院の帰りなんだ。彩ちゃんの私服、とてもかわいいね」
綾野「あら、こういっちゃんったらお上手なんだから」
恒一「ううん、本音。その証拠に、僕の股間のこういっちゃんが元気になったよ」
綾野「あはははは!サイッテー!オヤジみたーい!」
恒一「素敵な笑顔だね。まるで太陽みたいに眩しい」
綾野「もー、本気にしちゃうぞー? うわ、すごい風っ」
恒一「彩ちゃんエマージェンシー!」 ガバッ
ガシャーン!
綾野「い、いや・・・死にたくない・・・!」
恒一「大丈夫。彩ちゃんの笑顔は、僕が絶対守る・・・いい匂いがするね」
綾野「・・・あの、当たってる・・・こういっちゃんの元気なこういっちゃんが当たってるんだけど・・・」
恒一「うん」
綾野「いや、うん、じゃなくて・・・でも、ありがと・・・」
綾野「やっほー!こういっちゃん、ばっくれ?」
恒一「病院の帰りなんだ。彩ちゃんの私服、とてもかわいいね」
綾野「あら、こういっちゃんったらお上手なんだから」
恒一「ううん、本音。その証拠に、僕の股間のこういっちゃんが元気になったよ」
綾野「あはははは!サイッテー!オヤジみたーい!」
恒一「素敵な笑顔だね。まるで太陽みたいに眩しい」
綾野「もー、本気にしちゃうぞー? うわ、すごい風っ」
恒一「彩ちゃんエマージェンシー!」 ガバッ
ガシャーン!
綾野「い、いや・・・死にたくない・・・!」
恒一「大丈夫。彩ちゃんの笑顔は、僕が絶対守る・・・いい匂いがするね」
綾野「・・・あの、当たってる・・・こういっちゃんの元気なこういっちゃんが当たってるんだけど・・・」
恒一「うん」
綾野「いや、うん、じゃなくて・・・でも、ありがと・・・」
恒一「鳴ちゃんに会いたくて”黄泉のたそ がれのうつろな る蒼き瞳の”にまた来ちゃった」
霧果「・・・」 スタスタ
恒一「あ、綺麗な人」
天根「いらっしゃい」
恒一「こんにちは、鳴ちゃんグランマ。また来ました」
天根「中学生かい?だったら半額でいいよ」
恒一「優しいなぁ。その美しさと優しさでさぞかしモテたんでしょうね」
天根「さらに半額でいいよ」
恒一「わあい。恒一鳴ちゃんグランマ大好き」
恒一「こんにちわ、鳴ちゃん2号。おっぱいタッチ! やっぱ硬いや」
鳴「あら、偶然ね」
恒一「あ、鳴ちゃん1号。おっぱいタ」
鳴「させない」 パシッ
恒一「早い!?」
霧果「・・・」 スタスタ
恒一「あ、綺麗な人」
天根「いらっしゃい」
恒一「こんにちは、鳴ちゃんグランマ。また来ました」
天根「中学生かい?だったら半額でいいよ」
恒一「優しいなぁ。その美しさと優しさでさぞかしモテたんでしょうね」
天根「さらに半額でいいよ」
恒一「わあい。恒一鳴ちゃんグランマ大好き」
恒一「こんにちわ、鳴ちゃん2号。おっぱいタッチ! やっぱ硬いや」
鳴「あら、偶然ね」
恒一「あ、鳴ちゃん1号。おっぱいタ」
鳴「させない」 パシッ
恒一「早い!?」
鳴「今日はなんでここに?」
恒一「鳴ちゃんに会いたくなったんだ。鳴ちゃんは学校に行ってないの?」
鳴「ま、適当にね。具合は大丈夫なの?」
恒一「ま、適当にね。クラスの皆はどう?」
鳴「・・・皆、”始まった”と思って怯えてる」
恒一「あの日が?」
鳴「・・・違う」
恒一「じゃ精通?遅くない?」
鳴「恒一くんは今も知らないまま、か・・・」
恒一「そうだ、まだ鳴ちゃんの誕生日聞いてないよ」
鳴「いっそこのまま知らないほうがいいのかもしれない」
恒一「えー、教えてよ。あと鳴ちゃんだけなのに」
恒一「鳴ちゃんに会いたくなったんだ。鳴ちゃんは学校に行ってないの?」
鳴「ま、適当にね。具合は大丈夫なの?」
恒一「ま、適当にね。クラスの皆はどう?」
鳴「・・・皆、”始まった”と思って怯えてる」
恒一「あの日が?」
鳴「・・・違う」
恒一「じゃ精通?遅くない?」
鳴「恒一くんは今も知らないまま、か・・・」
恒一「そうだ、まだ鳴ちゃんの誕生日聞いてないよ」
鳴「いっそこのまま知らないほうがいいのかもしれない」
恒一「えー、教えてよ。あと鳴ちゃんだけなのに」
恒一「ふぅ・・・いいお風呂だった。あ、玲子さんが無防備な格好でお休み中だ」
レー「ドーシテ?ドーシテ?」
恒一「僕を家族だと思ってくれてるから油断しているんだよ。いいオヘソだなぁ」
玲子「うーん・・・恒一くん?」
恒一「具合悪そうですね。大丈夫ですか?」
玲子「ちょっと頭痛がね」
恒一「ホルモンバランスに気をつけてくださいね」
玲子「最近多いのよねぇ」
恒一「多い?子宮筋腫の疑いがないか検査してもらったほうがいいと思います」
玲子「え?ああ、そっちの話じゃないわよ。詳しいのね」
恒一「インドへ出張中の大学教授であるダディ・榊原陽介51歳の教えなんです」
玲子「陽介さん何を話してんのよ・・・」
恒一「まあ調べたのは僕なんですけど」
レー「ドーシテ?ドーシテ?」
恒一「僕を家族だと思ってくれてるから油断しているんだよ。いいオヘソだなぁ」
玲子「うーん・・・恒一くん?」
恒一「具合悪そうですね。大丈夫ですか?」
玲子「ちょっと頭痛がね」
恒一「ホルモンバランスに気をつけてくださいね」
玲子「最近多いのよねぇ」
恒一「多い?子宮筋腫の疑いがないか検査してもらったほうがいいと思います」
玲子「え?ああ、そっちの話じゃないわよ。詳しいのね」
恒一「インドへ出張中の大学教授であるダディ・榊原陽介51歳の教えなんです」
玲子「陽介さん何を話してんのよ・・・」
恒一「まあ調べたのは僕なんですけど」
恒一「おはよう。何話してるの?」
猿田「お、桜木家の救世主が来たぞな」
恒一「何の話?」
望月「交通事故で重体だった桜木さんのお母さん、目を覚ましたんだって!」
恒一「本当に?よかった!」
綾野「適応する血液が無かったんだけど、ゆかりの輸血のおかげで快方に向かってるみたい」
恒一「そっか。本当によかったよ。でもゆかりちゃんはまだ来てないんだね」
王子「今は母親につきっきり。登校開始はもう少し先だって」
恒一「そうなんだ。早くゆかりちゃんの笑顔を見たいなぁ」
綾野「いよっ、ヒーロー!こういっちゃん、昨日は私の事も助けてくれたんだよ」
猿田「ほう、榊原は3組の救世主じゃのう」
中尾「うーむ・・・」
杉浦「この状況は・・・」
赤沢「どうするべきかしら・・・」
猿田「お、桜木家の救世主が来たぞな」
恒一「何の話?」
望月「交通事故で重体だった桜木さんのお母さん、目を覚ましたんだって!」
恒一「本当に?よかった!」
綾野「適応する血液が無かったんだけど、ゆかりの輸血のおかげで快方に向かってるみたい」
恒一「そっか。本当によかったよ。でもゆかりちゃんはまだ来てないんだね」
王子「今は母親につきっきり。登校開始はもう少し先だって」
恒一「そうなんだ。早くゆかりちゃんの笑顔を見たいなぁ」
綾野「いよっ、ヒーロー!こういっちゃん、昨日は私の事も助けてくれたんだよ」
猿田「ほう、榊原は3組の救世主じゃのう」
中尾「うーむ・・・」
杉浦「この状況は・・・」
赤沢「どうするべきかしら・・・」
勅使河原「うへぇ、さらに下がっちまった」 ←学年128位
恒一「何これ、この前の試験結果?あれ、僕1位だ」
望月「榊原くんすごいや。どうやって勉強してるの?」 ←学年39位
恒一「特に何もしてないよ?あ、泉美ちゃん3位のゆかりちゃん7位だ。すごいなぁ」
勅使河原「生まれもっての天才タイプか、羨ましいなおい」
藤巻「ほんと羨ましい。私も今回は結構頑張ったつもりなのにこれだからなぁ」 ←学年112位
恒一「大丈夫、奈緒美ちゃんはやればできるって、僕は信じてるから」
藤巻「そ、そう?うん、次はもっと頑張ってみせる!」
江藤「おや、俄然やる気が出ましたなぁ?」 ←学年65位
多々良「榊原くん、頭もいいし優しいよね」 ←学年26位
中島「うん、自分の頭のよさを全然ひけらかさないところも素敵」 ←学年13位
有田「ちょっとエッチだけどね。あはは」 ←学年48位
風見「・・・」 ギリギリギリ・・・ ←学年52位
恒一「何これ、この前の試験結果?あれ、僕1位だ」
望月「榊原くんすごいや。どうやって勉強してるの?」 ←学年39位
恒一「特に何もしてないよ?あ、泉美ちゃん3位のゆかりちゃん7位だ。すごいなぁ」
勅使河原「生まれもっての天才タイプか、羨ましいなおい」
藤巻「ほんと羨ましい。私も今回は結構頑張ったつもりなのにこれだからなぁ」 ←学年112位
恒一「大丈夫、奈緒美ちゃんはやればできるって、僕は信じてるから」
藤巻「そ、そう?うん、次はもっと頑張ってみせる!」
江藤「おや、俄然やる気が出ましたなぁ?」 ←学年65位
多々良「榊原くん、頭もいいし優しいよね」 ←学年26位
中島「うん、自分の頭のよさを全然ひけらかさないところも素敵」 ←学年13位
有田「ちょっとエッチだけどね。あはは」 ←学年48位
風見「・・・」 ギリギリギリ・・・ ←学年52位
赤沢「恒一くん、今帰り?」
恒一「うん、一緒に帰ろっか?もしかして一緒に帰って噂とかされたら恥ずかしいし・・・ってタイプだったりする?」
赤沢「ちょっと、来てもらえる?」
恒一「行く行く。ガラスが降り注いできてでも行くよ」
勅使河原「よっ」
恒一「あ、学年128位の勅使河原くん」
勅使河原「その前置きはいらねえよ」
赤沢「そろそろあなたにも、3組のおかれた状況を知ってもらおうと思って」
恒一「ああ、”いないもの”の話?勅使河原くんが”いないものの相手はよせ”とか言ってたよね」
赤沢「なっ!勅使河原、どういうこと!」
勅使河原「あ、えーと、それは・・・」
恒一「・・・勅使河原くん、前から気になってたけど、鳴ちゃんが”いないもの”って、どういう意味かな?」
恒一「うん、一緒に帰ろっか?もしかして一緒に帰って噂とかされたら恥ずかしいし・・・ってタイプだったりする?」
赤沢「ちょっと、来てもらえる?」
恒一「行く行く。ガラスが降り注いできてでも行くよ」
勅使河原「よっ」
恒一「あ、学年128位の勅使河原くん」
勅使河原「その前置きはいらねえよ」
赤沢「そろそろあなたにも、3組のおかれた状況を知ってもらおうと思って」
恒一「ああ、”いないもの”の話?勅使河原くんが”いないものの相手はよせ”とか言ってたよね」
赤沢「なっ!勅使河原、どういうこと!」
勅使河原「あ、えーと、それは・・・」
恒一「・・・勅使河原くん、前から気になってたけど、鳴ちゃんが”いないもの”って、どういう意味かな?」
恒一「6月になったら説明するって、言ったよね?」
勅使河原「じょ、状況が変わったんだよ!」
赤沢「あんた、どこまで喋ったのよ!」
恒一「泉美ちゃん、静かにしてくれる?勅使河原くんは僕と会話中なんだ」 ニコッ
赤沢「ひっ・・・!」
恒一「勅使河原くん。教えてくれる?」
勅使河原「だ、だから状況が・・・」
恒一「そっか、状況が変わったんだ。じゃあ一月前の約束を反故にできるほどの状況変化って何かな?」
勅使河原「うあ・・・あ・・・!」
恒一「答えられないんだ。だったら最初の質問に戻るよ?”いないもの”って、何?」 ニコッ
ヴィイイイイ・・・ヴィイイイイ・・・
恒一「あ、もしもし早苗ちゃん?うん、今から会いに行くから待っててください」
勅使河原「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」
恒一「用事ができちゃったから僕帰るよ。 泉美ちゃん、怒ったりしてごめんね」
勅使河原「じょ、状況が変わったんだよ!」
赤沢「あんた、どこまで喋ったのよ!」
恒一「泉美ちゃん、静かにしてくれる?勅使河原くんは僕と会話中なんだ」 ニコッ
赤沢「ひっ・・・!」
恒一「勅使河原くん。教えてくれる?」
勅使河原「だ、だから状況が・・・」
恒一「そっか、状況が変わったんだ。じゃあ一月前の約束を反故にできるほどの状況変化って何かな?」
勅使河原「うあ・・・あ・・・!」
恒一「答えられないんだ。だったら最初の質問に戻るよ?”いないもの”って、何?」 ニコッ
ヴィイイイイ・・・ヴィイイイイ・・・
恒一「あ、もしもし早苗ちゃん?うん、今から会いに行くから待っててください」
勅使河原「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」
恒一「用事ができちゃったから僕帰るよ。 泉美ちゃん、怒ったりしてごめんね」
早苗「あ、来た。相変わらず早いわね。電話でもよかったのに」
恒一「電話だったら相手がどんな格好で話してるのか想像しちゃって、会話に集中できないんですよ」
早苗「で、話の内容なんだけど・・・見崎鳴って子・・・本当にいるの?」
恒一「いますよ。今日は休みでしたけど昨日は会いました。とてもかわいい子です」
早苗「弟に聞いてみたんだけど、血相変えて”そんなヤツは知らない”って言うのよ」
恒一「・・・もしかしたら弟さん、性同一性障害じゃ」
早苗「猛が?まっさかぁ」
恒一「学校ではいつも男子といるし、女子に対しての拒否反応かもしれませんね」
早苗「・・・確かに、体育会系って意外とそういう人いるのかも・・・」
恒一「早苗ちゃんとほとんど会話がないのも、そのせいなのでは?」
早苗「・・・一度調べてもらおうかしら・・・精神科の先生に聞いてみるわね」
恒一「あ、エレベーター使わないほうがいいと思います」
早苗「なんで?」
恒一「さっき乗ってきた時、上のほうから変な音してました」
早苗「ほんと?院長先生に報告しとかないと」
恒一「電話だったら相手がどんな格好で話してるのか想像しちゃって、会話に集中できないんですよ」
早苗「で、話の内容なんだけど・・・見崎鳴って子・・・本当にいるの?」
恒一「いますよ。今日は休みでしたけど昨日は会いました。とてもかわいい子です」
早苗「弟に聞いてみたんだけど、血相変えて”そんなヤツは知らない”って言うのよ」
恒一「・・・もしかしたら弟さん、性同一性障害じゃ」
早苗「猛が?まっさかぁ」
恒一「学校ではいつも男子といるし、女子に対しての拒否反応かもしれませんね」
早苗「・・・確かに、体育会系って意外とそういう人いるのかも・・・」
恒一「早苗ちゃんとほとんど会話がないのも、そのせいなのでは?」
早苗「・・・一度調べてもらおうかしら・・・精神科の先生に聞いてみるわね」
恒一「あ、エレベーター使わないほうがいいと思います」
早苗「なんで?」
恒一「さっき乗ってきた時、上のほうから変な音してました」
早苗「ほんと?院長先生に報告しとかないと」
久保寺「水野くんは病院に検査入院となりました。症状は明らかとなっていませんが、一刻も早い復帰を・・・」
恒一(早苗ちゃん、対応早いなぁ)
鳴「・・・」 ガラッ
恒一(あ、鳴ちゃん。おはよう)
―自習・デッサン―
望月「三神先生、体調悪いのかな・・・重病だったりしないよね?」
恒一「大丈夫。女性には色々あるんだよ」
望月「そう、ならいいんだけど・・・」
恒一「そんなに心配?」
望月「そ、そりゃ美術部の顧問だし・・・」
恒一(望月くんの嗜好がわからないなぁ)
恒一(早苗ちゃん、対応早いなぁ)
鳴「・・・」 ガラッ
恒一(あ、鳴ちゃん。おはよう)
―自習・デッサン―
望月「三神先生、体調悪いのかな・・・重病だったりしないよね?」
恒一「大丈夫。女性には色々あるんだよ」
望月「そう、ならいいんだけど・・・」
恒一「そんなに心配?」
望月「そ、そりゃ美術部の顧問だし・・・」
恒一(望月くんの嗜好がわからないなぁ)
久保寺「水野くんは病院に検査入院となりました。症状は明らかとなっていませんが、一刻も早い復帰を・・・」
恒一(早苗ちゃん、対応早いなぁ)
鳴「・・・」 ガラッ
恒一(あ、鳴ちゃん。おはよう)
―自習・デッサン―
望月「三神先生、体調悪いのかな・・・重病だったりしないよね?」
恒一「大丈夫。女性には色々あるんだよ」
望月「そう、ならいいんだけど・・・」
恒一「そんなに心配?」
望月「そ、そりゃ美術部の顧問だし・・・」
恒一(望月くんの嗜好がわからないなぁ)
恒一(早苗ちゃん、対応早いなぁ)
鳴「・・・」 ガラッ
恒一(あ、鳴ちゃん。おはよう)
―自習・デッサン―
望月「三神先生、体調悪いのかな・・・重病だったりしないよね?」
恒一「大丈夫。女性には色々あるんだよ」
望月「そう、ならいいんだけど・・・」
恒一「そんなに心配?」
望月「そ、そりゃ美術部の顧問だし・・・」
恒一(望月くんの嗜好がわからないなぁ)
第二図書館・・・ッ!
恒一「あ、この子かわいいな。この子も磨けば光りそう・・・あ、ママンだ」
千曳「見つかったかね?」
恒一「ん?どなたですか?」
千曳「司書の千曳だ。この前会っただろう?」
恒一「男性と会った記憶ってすぐ消えちゃうんです」
千曳「お母さんは何組だったのかな」
恒一「3組です。ほら、かわいいですよね」
千曳「理津子くんか」
恒一「ママンのこと知ってるんですか?」
千曳「・・・まぁ・・・亡くなったと聞いたが、いつだい」
恒一「15年前、僕を生んですぐに」
千曳「15年前・・・そうなのか、そういうことなのか・・・」
恒一「若くして天使になれば、ずっと綺麗なままでいられる。僕はそう信じてます」
恒一「あ、この子かわいいな。この子も磨けば光りそう・・・あ、ママンだ」
千曳「見つかったかね?」
恒一「ん?どなたですか?」
千曳「司書の千曳だ。この前会っただろう?」
恒一「男性と会った記憶ってすぐ消えちゃうんです」
千曳「お母さんは何組だったのかな」
恒一「3組です。ほら、かわいいですよね」
千曳「理津子くんか」
恒一「ママンのこと知ってるんですか?」
千曳「・・・まぁ・・・亡くなったと聞いたが、いつだい」
恒一「15年前、僕を生んですぐに」
千曳「15年前・・・そうなのか、そういうことなのか・・・」
恒一「若くして天使になれば、ずっと綺麗なままでいられる。僕はそう信じてます」
恒一「あれ、教室に誰もいない・・・ん?」
赤沢泉美 正正正正正
綾野 彩 T
恒一「ミス3組でも決めてたのかな。僕だったら・・・うーん、決められないな」
久保寺「榊原くん、今日はもう帰っても構いません」
恒一「いいんですか?」
久保寺「ホームルームで、新しいクラス委員が赤沢さんに決まりました」
恒一「ゆかりちゃんは?」
久保寺「桜木さんには家庭の事情もあって、あまり負担をかけたくないということです」
恒一「皆優しいなぁ」
久保寺「くれぐれも、クラスの決め事には従うようにしてください」
恒一「泉美ちゃんがクラス委員か・・・想像しただけでゾクゾクするね」
赤沢泉美 正正正正正
綾野 彩 T
恒一「ミス3組でも決めてたのかな。僕だったら・・・うーん、決められないな」
久保寺「榊原くん、今日はもう帰っても構いません」
恒一「いいんですか?」
久保寺「ホームルームで、新しいクラス委員が赤沢さんに決まりました」
恒一「ゆかりちゃんは?」
久保寺「桜木さんには家庭の事情もあって、あまり負担をかけたくないということです」
恒一「皆優しいなぁ」
久保寺「くれぐれも、クラスの決め事には従うようにしてください」
恒一「泉美ちゃんがクラス委員か・・・想像しただけでゾクゾクするね」
恒一「やぁ、望月くんと・・・高本くん。一緒に帰ろうか」
高林「高林だよ」
望月「・・・榊原くん、引っ越してきてから色々変に感じてるよね」
恒一(言われてみれば・・・3組ってかわいい子しかいない・・・)
望月「君のいない所で話し合いがしたいって赤沢さんが言い出して・・・」
恒一(昨日怒っちゃったこと、まだ気にしてるのかな。謝らないと)
望月「これから嫌なことがあっても我慢してほしいんだ」
恒一「そうだね。僕が悪いんだし仕方ないか」
高林「・・・こんなやり方、フェアじゃないよ」
恒一「高木くん・・・」
高林「榊原くんが聞きたいこと言ってみて。知ってる限り答えるよ」
恒一「”いないもの”って何?勅使河原くんに聞きそびれちゃった」
高林「それは・・・うっ!」
望月「高木・・・じゃない、高林くん!?」
高林「高林だよ」
望月「・・・榊原くん、引っ越してきてから色々変に感じてるよね」
恒一(言われてみれば・・・3組ってかわいい子しかいない・・・)
望月「君のいない所で話し合いがしたいって赤沢さんが言い出して・・・」
恒一(昨日怒っちゃったこと、まだ気にしてるのかな。謝らないと)
望月「これから嫌なことがあっても我慢してほしいんだ」
恒一「そうだね。僕が悪いんだし仕方ないか」
高林「・・・こんなやり方、フェアじゃないよ」
恒一「高木くん・・・」
高林「榊原くんが聞きたいこと言ってみて。知ってる限り答えるよ」
恒一「”いないもの”って何?勅使河原くんに聞きそびれちゃった」
高林「それは・・・うっ!」
望月「高木・・・じゃない、高林くん!?」
高林「ぐ・・・がが・・・!」
望月「まさか心臓が・・・ど、どうしよう、榊原くん!」
恒一「えーと、えーと・・・あっ、そうだ!」 ゴソゴソ
高林「がはっ・・・が・・・!!」
恒一「高山くん!これ見て!今週の週刊プレイボーイ!」
高林「ぎ・・・が・・・!!」
恒一「巻頭グラビア、新婚の雛形あきこだよ!」
高林「が・・・!」
恒一「ほら!人妻になって初の雛ポーズ!」
高林「・・・!」
恒一「ひなだよ!」
高林「ひ、ひな・・・が・・・!」
望月「もしもし救急ですか?救急車をお願いします!」
恒一「ひなだよ!」
望月「まさか心臓が・・・ど、どうしよう、榊原くん!」
恒一「えーと、えーと・・・あっ、そうだ!」 ゴソゴソ
高林「がはっ・・・が・・・!!」
恒一「高山くん!これ見て!今週の週刊プレイボーイ!」
高林「ぎ・・・が・・・!!」
恒一「巻頭グラビア、新婚の雛形あきこだよ!」
高林「が・・・!」
恒一「ほら!人妻になって初の雛ポーズ!」
高林「・・・!」
恒一「ひなだよ!」
高林「ひ、ひな・・・が・・・!」
望月「もしもし救急ですか?救急車をお願いします!」
恒一「ひなだよ!」
翌日・・・ッ!
恒一「おはよー」 ガラッ
風見「・・・では、もういいですね」
恒一「同士、何かあったの?」
和久井「・・・」
久保寺「・・・皆さん、クラスの決め事は必ず守るように。以上」
恒一「望月くん、何かあったの?」
望月「っ・・・」 ガタッ
恒一「杏子ちゃーん」
金木「・・・」
恒一(? ははーん、僕も”いないもの”になったんだな)
赤沢「・・・」
恒一(泉美ちゃん、そんなに怒らせちゃったのかな・・・女の子を怒らせるなんて、僕はダメだなぁ)
王子(僕には聞かないんだ・・・)
恒一「おはよー」 ガラッ
風見「・・・では、もういいですね」
恒一「同士、何かあったの?」
和久井「・・・」
久保寺「・・・皆さん、クラスの決め事は必ず守るように。以上」
恒一「望月くん、何かあったの?」
望月「っ・・・」 ガタッ
恒一「杏子ちゃーん」
金木「・・・」
恒一(? ははーん、僕も”いないもの”になったんだな)
赤沢「・・・」
恒一(泉美ちゃん、そんなに怒らせちゃったのかな・・・女の子を怒らせるなんて、僕はダメだなぁ)
王子(僕には聞かないんだ・・・)
久保寺「”噂が一人歩きする”。これは人間でないものが、あたかも人間のように・・・」
恒一(擬人法か・・・擬人化のほうが好きだな。トイレ行ってこよ) ガタッ
赤沢(ごめんなさい恒一くん、こうするしかなかったの)
恒一「かえろかえーろおうちへかえろー まーんまーんまんぐ・・・ん?手紙が入ってる。なになに・・・」
黄泉のたそがれの(ry ・・・ッ!
恒一「こんにちは、鳴ちゃん2号。おっぱいタッチ!今日も硬いね」
鳴「いらっしゃい」
恒一「やぁ、おっぱ」
鳴「させない」 パシッ
恒一「早い!?」
恒一(擬人法か・・・擬人化のほうが好きだな。トイレ行ってこよ) ガタッ
赤沢(ごめんなさい恒一くん、こうするしかなかったの)
恒一「かえろかえーろおうちへかえろー まーんまーんまんぐ・・・ん?手紙が入ってる。なになに・・・」
黄泉のたそがれの(ry ・・・ッ!
恒一「こんにちは、鳴ちゃん2号。おっぱいタッチ!今日も硬いね」
鳴「いらっしゃい」
恒一「やぁ、おっぱ」
鳴「させない」 パシッ
恒一「早い!?」
鳴「どうしたの?急に電話してきて」
恒一「これ、どういうこと?鳴ちゃんに二重線ひかれてる」
鳴「名簿と・・・”事情は見崎さんから聞いて”か・・・」
恒一「僕も”いないもの”にされちゃったみたい」
鳴「なるほど、そうしたのか」
恒一「鳴ちゃんも、泉美ちゃんを怒らせるようなことしたの?」
鳴「・・・さあ、記憶にないけど?」
恒一「うーん・・・泉美ちゃんは気難しいな。そこがいい」
鳴「どう?”いないもの”になった感想は」
恒一「鳴ちゃんとも遊びたいし、今企画してるものも進めていこうかな」
鳴「そう。授業はいいの?」
恒一「聞いててもつまらないよ」
恒一「これ、どういうこと?鳴ちゃんに二重線ひかれてる」
鳴「名簿と・・・”事情は見崎さんから聞いて”か・・・」
恒一「僕も”いないもの”にされちゃったみたい」
鳴「なるほど、そうしたのか」
恒一「鳴ちゃんも、泉美ちゃんを怒らせるようなことしたの?」
鳴「・・・さあ、記憶にないけど?」
恒一「うーん・・・泉美ちゃんは気難しいな。そこがいい」
鳴「どう?”いないもの”になった感想は」
恒一「鳴ちゃんとも遊びたいし、今企画してるものも進めていこうかな」
鳴「そう。授業はいいの?」
恒一「聞いててもつまらないよ」
恒一「ここって、鳴ちゃんの家だよね?」
鳴「うん。とっくに知ってると思ってた」
恒一「知ってたよ。初日に女子の名簿もらったもん」
鳴「女子だけの名簿なんてあったの?」
恒一「原本をコピーして、人目を盗んで職員室のパソコンで作ったんだ」
鳴「私に学校の友達から電話なんて、びっくりしてた」
恒一「電話に出たの、お母さん?セクシーな声だった」
鳴「そう、いつも2階の工房に閉じこもってる変な人」
恒一「僕もよく部屋に閉じこもるよ」
鳴「上に行きましょ」
恒一「やっほい。お邪魔しまーす」
鳴「うん。とっくに知ってると思ってた」
恒一「知ってたよ。初日に女子の名簿もらったもん」
鳴「女子だけの名簿なんてあったの?」
恒一「原本をコピーして、人目を盗んで職員室のパソコンで作ったんだ」
鳴「私に学校の友達から電話なんて、びっくりしてた」
恒一「電話に出たの、お母さん?セクシーな声だった」
鳴「そう、いつも2階の工房に閉じこもってる変な人」
恒一「僕もよく部屋に閉じこもるよ」
鳴「上に行きましょ」
恒一「やっほい。お邪魔しまーす」
鳴「はい、缶ジュースしかなかったけど」
恒一「ありがとう。鳴ちゃん、両手で持って飲むんだね。かわいいな」
鳴「・・・で?何か聞きたいことあるんでしょ?」
恒一「質問攻めは嫌いなんじゃなかったの?」
鳴「嫌い。・・・でも今回は特別に認めます」
恒一「うわぁ。今のすごくいいよ。もはやけしからんレベル」
鳴「で、質問は」
恒一「えーと、誕生日、血液型、足のサイズ、お風呂で最初に洗う場所、それと・・・」
鳴「それはあとにして」
恒一「えぇー。じゃあ一応確認。鳴ちゃんは冥ちゃんじゃなくて鳴ちゃんだよね?」
鳴「・・・意味がわからないけど、私は見崎鳴。ここにいる」
恒一「よかった」
恒一「ありがとう。鳴ちゃん、両手で持って飲むんだね。かわいいな」
鳴「・・・で?何か聞きたいことあるんでしょ?」
恒一「質問攻めは嫌いなんじゃなかったの?」
鳴「嫌い。・・・でも今回は特別に認めます」
恒一「うわぁ。今のすごくいいよ。もはやけしからんレベル」
鳴「で、質問は」
恒一「えーと、誕生日、血液型、足のサイズ、お風呂で最初に洗う場所、それと・・・」
鳴「それはあとにして」
恒一「えぇー。じゃあ一応確認。鳴ちゃんは冥ちゃんじゃなくて鳴ちゃんだよね?」
鳴「・・・意味がわからないけど、私は見崎鳴。ここにいる」
恒一「よかった」
・
・
・
恒一「なるほど。そんな大事な決め事ならもっと早く知りたかったよ」
鳴「恒一くん、いきなり私に話しかけたから、切り出せなくなったんじゃないかな」
恒一「あの古い机、”死者は誰”って書いたの、鳴ちゃんでしょ?」
鳴「ええ。私は自分が死者じゃないってわかるもの」
恒一「かわいい字だったよ」
ガチャ
恒一「あ、この前見かけた綺麗な人だ」
霧果「お友達?」
鳴「クラスメイトの榊原恒一くん。下のギャラリーのお客さんでもあるの」
霧果「あら、男の子なのに珍しいわね。お人形が好きなの?」
恒一「アリだと思います。それにたった今、ここに来る理由がまた一つ増えました」
鳴「そろそろ帰らないと。その辺まで見送ってくる」
恒一「さようなら霧果ママン、また来ますね」
・
・
恒一「なるほど。そんな大事な決め事ならもっと早く知りたかったよ」
鳴「恒一くん、いきなり私に話しかけたから、切り出せなくなったんじゃないかな」
恒一「あの古い机、”死者は誰”って書いたの、鳴ちゃんでしょ?」
鳴「ええ。私は自分が死者じゃないってわかるもの」
恒一「かわいい字だったよ」
ガチャ
恒一「あ、この前見かけた綺麗な人だ」
霧果「お友達?」
鳴「クラスメイトの榊原恒一くん。下のギャラリーのお客さんでもあるの」
霧果「あら、男の子なのに珍しいわね。お人形が好きなの?」
恒一「アリだと思います。それにたった今、ここに来る理由がまた一つ増えました」
鳴「そろそろ帰らないと。その辺まで見送ってくる」
恒一「さようなら霧果ママン、また来ますね」
恒一「鳴ちゃんはいいの?”いないもの”のままで」
鳴「私じゃない誰かがなった所で、私もその人を”いないもの”扱いしなきゃならない」
恒一「鳴ちゃんの近くに座ってる眼鏡の男子なら問題ないんじゃないかな」
鳴「辻井くんのこと?」
恒一「名前わかんないや」
鳴「・・・まあ結局、今のままでいくのが一番なんじゃないかな」
恒一「そうだ、勅使河原くんに謝らないといけないな」
鳴「けんかでもしたの?」
恒一「皆で鳴ちゃんをいじめてるのかと勘違いして、言い争いになっちゃって」
鳴「恒一くんでも怒ることあるんだ。意外ね」
恒一「女の子が可哀想な目にあうのが許せなくて、つい我を忘れちゃうんだ」
鳴「私じゃない誰かがなった所で、私もその人を”いないもの”扱いしなきゃならない」
恒一「鳴ちゃんの近くに座ってる眼鏡の男子なら問題ないんじゃないかな」
鳴「辻井くんのこと?」
恒一「名前わかんないや」
鳴「・・・まあ結局、今のままでいくのが一番なんじゃないかな」
恒一「そうだ、勅使河原くんに謝らないといけないな」
鳴「けんかでもしたの?」
恒一「皆で鳴ちゃんをいじめてるのかと勘違いして、言い争いになっちゃって」
鳴「恒一くんでも怒ることあるんだ。意外ね」
恒一「女の子が可哀想な目にあうのが許せなくて、つい我を忘れちゃうんだ」
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