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元スレ杏子「そいつを、寄越せ!!」恭介「うわっ!?」
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1時間後
杏子「くー…かー…」
恭介「そして結局寝た、か…」クスッ
杏子「ウヘヘヘ…じゅるり」
恭介「どんな夢を見てるんだか…」
杏子「ふみゅ…」ゴロン
恭介「…それにしても、僕も一応男なんだけどなぁ…」
杏子「うーん…」ボリボリ
恭介「無防備が過ぎるって言うか、男として見られていないって言うか…」
杏子「くうくう…」
恭介「…探す素振りも見せずにあっさり毛布持ってきたし。…やっぱり、そういう事なんだよね」
杏子「くー…かー…」
恭介「そして結局寝た、か…」クスッ
杏子「ウヘヘヘ…じゅるり」
恭介「どんな夢を見てるんだか…」
杏子「ふみゅ…」ゴロン
恭介「…それにしても、僕も一応男なんだけどなぁ…」
杏子「うーん…」ボリボリ
恭介「無防備が過ぎるって言うか、男として見られていないって言うか…」
杏子「くうくう…」
恭介「…探す素振りも見せずにあっさり毛布持ってきたし。…やっぱり、そういう事なんだよね」
そろそろオクタヴィアちゃんが産まれてそうだな
杏子「すう…」
恭介「…黙ってれば、可愛いもんなんだけどね」ハァ
杏子「ぅうん…」
恭介「…ほっぺた」ツン
杏子「…んがーーーー!!」ガバッ
杏子「…ン。ムニャムニャ」
杏子「…すやすや」
恭介「…」クス
杏子「…パパ……ママ……」
恭介「…ま、いいか」
恭介「…けど、これだけは、確認しておかなきゃ、ね」
恭介「…黙ってれば、可愛いもんなんだけどね」ハァ
杏子「ぅうん…」
恭介「…ほっぺた」ツン
杏子「…んがーーーー!!」ガバッ
杏子「…ン。ムニャムニャ」
杏子「…すやすや」
恭介「…」クス
杏子「…パパ……ママ……」
恭介「…ま、いいか」
恭介「…けど、これだけは、確認しておかなきゃ、ね」
そんな簡単に猿って来るもんなんだな
SSとか書かないと体験出来ないんだろうな
翌日、朝
杏子「…ん?」
恭介「おはよう」
杏子「あ、あれ?私…」ゴシゴシ
恭介「随分ぐっすりだったね。お陰で初めて学校をサボってしまったよ」クスクス
杏子「!って、今何時だ!?」ガバッ
恭介「…もう朝の7時さ。本当に疲れていたんだね」
杏子「やっべーな…ま、いっか。アタシもサボろ」コテン
恭介(やっぱり…)
恭介「…ねえ杏子?」
杏子「あん?」
恭介「君、学校行って無いだろ」
杏子「…ん?」
恭介「おはよう」
杏子「あ、あれ?私…」ゴシゴシ
恭介「随分ぐっすりだったね。お陰で初めて学校をサボってしまったよ」クスクス
杏子「!って、今何時だ!?」ガバッ
恭介「…もう朝の7時さ。本当に疲れていたんだね」
杏子「やっべーな…ま、いっか。アタシもサボろ」コテン
恭介(やっぱり…)
恭介「…ねえ杏子?」
杏子「あん?」
恭介「君、学校行って無いだろ」
>>243
^^;
^^;
杏子「はあ!?な、何を根拠に…」
恭介「今日は連休の中日だよ。それに、7時ならまだまだ登校時間には余裕がある」
杏子「…」
恭介「学生が慌てるには、少し早いんじゃないかな」
杏子「そ、そんな変な事でもねーだろ?これは、えーっと、あれだあれ!その…」
恭介「そう。その通り。例え連休でも、朝早くても。用事がある人間は、あるんだ。部活とかね。
けど、言葉に詰まったね?いや、酷く狼狽しているといっても良い。
とっさに言い訳が出ないんだ。つまり、君は嘘を吐いている」
杏子「…」
恭介「そしてその沈黙が、最後の証拠」
杏子「…けっ」
恭介「今日は連休の中日だよ。それに、7時ならまだまだ登校時間には余裕がある」
杏子「…」
恭介「学生が慌てるには、少し早いんじゃないかな」
杏子「そ、そんな変な事でもねーだろ?これは、えーっと、あれだあれ!その…」
恭介「そう。その通り。例え連休でも、朝早くても。用事がある人間は、あるんだ。部活とかね。
けど、言葉に詰まったね?いや、酷く狼狽しているといっても良い。
とっさに言い訳が出ないんだ。つまり、君は嘘を吐いている」
杏子「…」
恭介「そしてその沈黙が、最後の証拠」
杏子「…けっ」
恭介「…ねえ杏子。良ければ教えて欲しいんだ…君は一体、何者なんだ?」
杏子「それは…」
恭介「…」
杏子「…」
恭介「…」
杏子「あー…」ポリポリ
恭介「…なんてね」フッ
杏子「…恭介?」
恭介「そこまで込み入った話を尋ねる資格は、僕には無いさ」
杏子「あ…」
恭介「けどれ、もしいつか君が話してもいいと思ってくれたなら…」
恭介「…こんな僕にでも、何か君の力になれる事があるかもしれないって、思ったからさ…」
杏子「それは…」
恭介「…」
杏子「…」
恭介「…」
杏子「あー…」ポリポリ
恭介「…なんてね」フッ
杏子「…恭介?」
恭介「そこまで込み入った話を尋ねる資格は、僕には無いさ」
杏子「あ…」
恭介「けどれ、もしいつか君が話してもいいと思ってくれたなら…」
恭介「…こんな僕にでも、何か君の力になれる事があるかもしれないって、思ったからさ…」
恭介がまるで上条のようだ
杏子「…余計なお世話だっつうの」
恭介「おや、知らなかったのかい?僕は意外とお節介焼きなんだよ」
杏子「けっ!よく言うよ。んな事わかってるっての。貢クンめ」
恭介「貢クンって…全く。調子が狂うなぁ…」
杏子「そりゃお互い様だっ」デコピン
恭介「いてっ」
杏子「あっはー!ザマァ見ろ貧弱坊や。このアタシに生意気な口利いた報いだ」
恭介「いたた…本当に君って奴は…」チラッ
杏子「…ん?」
杏子(あれ…?これ…は…)
恭介「おや、知らなかったのかい?僕は意外とお節介焼きなんだよ」
杏子「けっ!よく言うよ。んな事わかってるっての。貢クンめ」
恭介「貢クンって…全く。調子が狂うなぁ…」
杏子「そりゃお互い様だっ」デコピン
恭介「いてっ」
杏子「あっはー!ザマァ見ろ貧弱坊や。このアタシに生意気な口利いた報いだ」
恭介「いたた…本当に君って奴は…」チラッ
杏子「…ん?」
杏子(あれ…?これ…は…)
杏子「……な!!」ガバッ
恭介「杏子?どうしたの?」
杏子「お、おい…!!その首筋…ちっとよく見せろ!!」ガバッ
杏子(嘘だろ!?まさか…!)モゾモゾ
恭介「うわ!?ちょ、ちょっと杏子!?」
杏子「クソッ!まどろっこしい!!」ブチブチッ
恭介「あっ。ワイシャツのボタン…」
杏子「…」ガバッ
恭介「い、いきなりどうしたんだよ?血相変えて人のシャツ捲くったと思ったら、首筋なんか見つめて…」
杏子「黙ってろ。殺すぞ」
恭介「えー…」
恭介「杏子?どうしたの?」
杏子「お、おい…!!その首筋…ちっとよく見せろ!!」ガバッ
杏子(嘘だろ!?まさか…!)モゾモゾ
恭介「うわ!?ちょ、ちょっと杏子!?」
杏子「クソッ!まどろっこしい!!」ブチブチッ
恭介「あっ。ワイシャツのボタン…」
杏子「…」ガバッ
恭介「い、いきなりどうしたんだよ?血相変えて人のシャツ捲くったと思ったら、首筋なんか見つめて…」
杏子「黙ってろ。殺すぞ」
恭介「えー…」
杏子(…間違いない!)
杏子「こりゃあ…」
杏子(魔女の口付け…!)ギリッ
ゾワッ!!
杏子「!!」
恭介「?」
杏子(まさか!『今』!出現するってのか!!?)
杏子「こりゃあ…」
杏子(魔女の口付け…!)ギリッ
ゾワッ!!
杏子「!!」
恭介「?」
杏子(まさか!『今』!出現するってのか!!?)
所変わって教会の前
さやか「やっと見つけた…!」ゴゴゴゴ
ほむら「…まさか、一晩を共にしてるとはね」プスッ
まどか「教会の中かー。盲点だったなー…」
マミ「あ、みんな!あれを見て!」
まどか「うわわわわ!杏子ちゃん大たーん!シャツを無理やり肌蹴させてる!!」マジマジ
さやか「…ブッコロ」
ほむら「落ち着きなさい。なんかそんな感じじゃないわ」プスッ
さやか「?」
マミ「…ねえ、様子が変じゃない?」
さやか「…!!あれって、まさか…!」
ゾワッ!!
さやか「…魔女の、結界……!!」
さやか「やっと見つけた…!」ゴゴゴゴ
ほむら「…まさか、一晩を共にしてるとはね」プスッ
まどか「教会の中かー。盲点だったなー…」
マミ「あ、みんな!あれを見て!」
まどか「うわわわわ!杏子ちゃん大たーん!シャツを無理やり肌蹴させてる!!」マジマジ
さやか「…ブッコロ」
ほむら「落ち着きなさい。なんかそんな感じじゃないわ」プスッ
さやか「?」
マミ「…ねえ、様子が変じゃない?」
さやか「…!!あれって、まさか…!」
ゾワッ!!
さやか「…魔女の、結界……!!」
ほむら「…」プスッ
まどか「…ところでほむらちゃん、さっきから何してるの?」
ほむら「…さやかの頭にグリーフシード刺して、浄化してるの」プスッ
まどか「…ところでほむらちゃん、さっきから何してるの?」
ほむら「…さやかの頭にグリーフシード刺して、浄化してるの」プスッ
グリーフシード挿してるんだろ
教会の中
恭介「な…」
恭介「なんだよ…?」
恭介「なんなんだこいつらは!!」
使い魔「「「「「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」」」」」
杏子「使い魔…!」
恭介「つか…い…?」
杏子「敵さ」
使い魔「ヒャハハハ!」ブンッ
恭介「うわっ!」
杏子「下がってろ!!」ドンッ
恭介「うわ!?」ステン
恭介「な…」
恭介「なんだよ…?」
恭介「なんなんだこいつらは!!」
使い魔「「「「「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」」」」」
杏子「使い魔…!」
恭介「つか…い…?」
杏子「敵さ」
使い魔「ヒャハハハ!」ブンッ
恭介「うわっ!」
杏子「下がってろ!!」ドンッ
恭介「うわ!?」ステン
杏子「…」ジッ…
恭介「…杏子?」
杏子「…ごめん」ボソッ
恭介「え…」
杏子「…舐めんじゃねーぞ!雑魚共が!!」チャキッ
恭介「槍…?どこから…」
ザン!!!
使い魔「ギャアアアアアアアアアアア!!!!」
恭介(それに服が…変わった)
杏子「…この教会に出るなんざ、いい度胸だ。お前ら…!!」
恭介「…杏子?」
杏子「…ごめん」ボソッ
恭介「え…」
杏子「…舐めんじゃねーぞ!雑魚共が!!」チャキッ
恭介「槍…?どこから…」
ザン!!!
使い魔「ギャアアアアアアアアアアア!!!!」
恭介(それに服が…変わった)
杏子「…この教会に出るなんざ、いい度胸だ。お前ら…!!」
恭介「一匹倒した!?」
杏子「…」
使い魔「グチャグチャ」
使い魔「キーキー!!」
使い魔「…」ゾワゾワ
恭介「…おぇ」
杏子「弱った仲間を囲んで、貪り食い始めやがった…!」
使い魔「グチャグチャグチャ」
使い魔「キ…キキッ…!」
ゴキッ!!ボリッ!!
恭介「食べるのに夢中で、僕等の事を忘れてるのか?」
杏子「…今のうちに逃げるぞ」
恭介「え、に、逃げるって、どこに…」
杏子「取りあえず一旦…」
杏子「…」
使い魔「グチャグチャ」
使い魔「キーキー!!」
使い魔「…」ゾワゾワ
恭介「…おぇ」
杏子「弱った仲間を囲んで、貪り食い始めやがった…!」
使い魔「グチャグチャグチャ」
使い魔「キ…キキッ…!」
ゴキッ!!ボリッ!!
恭介「食べるのに夢中で、僕等の事を忘れてるのか?」
杏子「…今のうちに逃げるぞ」
恭介「え、に、逃げるって、どこに…」
杏子「取りあえず一旦…」
恭介「!!」ズキン
杏子「お、おい、恭介!?」
恭介「う、腕が…!?左腕が、凄く痛い…!!」
杏子「何!?左腕って…」
恭介「うわああああ!!い、痛い…!なんでこんなに痛いんだ!?まるで事故に合った時みたいな…!」
恭介「そんな、けど、何で今になって…」
杏子「お、おい!なんで!?なんでだ!?くそっ、一体何が…」
「それはね?杏子」
「神様が彼に天罰を与えたからなんだよ」
恭介「…あ、貴方達は…?」
杏子「!そんな。アンタらは…」
杏子父「久しぶりだね。杏子」
杏子母「大きくなったわね」
杏子「…親父…お袋…」
杏子「お、おい、恭介!?」
恭介「う、腕が…!?左腕が、凄く痛い…!!」
杏子「何!?左腕って…」
恭介「うわああああ!!い、痛い…!なんでこんなに痛いんだ!?まるで事故に合った時みたいな…!」
恭介「そんな、けど、何で今になって…」
杏子「お、おい!なんで!?なんでだ!?くそっ、一体何が…」
「それはね?杏子」
「神様が彼に天罰を与えたからなんだよ」
恭介「…あ、貴方達は…?」
杏子「!そんな。アンタらは…」
杏子父「久しぶりだね。杏子」
杏子母「大きくなったわね」
杏子「…親父…お袋…」
杏子「う、嘘だろ?」ヒクッ
杏子父「嘘なものか」
杏子母「ええ。嘘なものですか。それとも私達の顔なんて忘れちゃったかしら?」
杏子父「そんな薄情な子に育てた覚えは、無いんだがなぁ」
杏子母「クスクスクス」
杏子「この感じ…実体が無いのか?…まさか魔女め、テメーが幻覚を見せてやがるのか…!」ギリッ
恭介「うああああ…!!」
杏子「!!おい、恭介!」
恭介「痛い…痛い…!」
杏子「しっかりしやがれ!その痛みも、アタシの家族も!!みんなふざけた魔女野郎が生み出した幻だぞ!」
恭介「まぼ…ろし…?」
杏子「そうだ!どんな原理かはしらねーが、相手のトラウマを呼び出してどっかでコソコソ観察してるってのが、この魔女のやり方みたいなのさ!」
杏子父「嘘なものか」
杏子母「ええ。嘘なものですか。それとも私達の顔なんて忘れちゃったかしら?」
杏子父「そんな薄情な子に育てた覚えは、無いんだがなぁ」
杏子母「クスクスクス」
杏子「この感じ…実体が無いのか?…まさか魔女め、テメーが幻覚を見せてやがるのか…!」ギリッ
恭介「うああああ…!!」
杏子「!!おい、恭介!」
恭介「痛い…痛い…!」
杏子「しっかりしやがれ!その痛みも、アタシの家族も!!みんなふざけた魔女野郎が生み出した幻だぞ!」
恭介「まぼ…ろし…?」
杏子「そうだ!どんな原理かはしらねーが、相手のトラウマを呼び出してどっかでコソコソ観察してるってのが、この魔女のやり方みたいなのさ!」
恭介「そんな、トラウマって!!じゃあ、やっぱり君の家族は…!」
杏子「…けっ。だいたいアンタの想像どーりさ。…クソッたれ」
恭介「…ごめん」
杏子「そんな事より、さっさと魔女をぶちのめして…!」
杏子父「正解だよ、杏子。やはり君は賢い子だ」
杏子母「本当ね。愛しい杏子。貴女をちゃんとした学校に行かせてあげたかったわ」
杏子「黙れ!!その姿でアタシに話しかけんじゃねぇ!!ぶっ殺すぞ!!!」
杏子父「全くだね母さん。私が狂ったりしなければ…」
杏子「黙れよ!!」
杏子母「そうね。誰も貴方の話に耳を貸さないままならば…」
杏子「黙れつってるだろ!!」
杏子父母「「偽りの奇跡さえ起こらなければ、例え貧しくとも家族は幸せだったのに」」
杏子「黙れよぉおおおおおおおおおおお!!ぶっ殺すぞぉおおおおおおおおおお!!!」
杏子「…けっ。だいたいアンタの想像どーりさ。…クソッたれ」
恭介「…ごめん」
杏子「そんな事より、さっさと魔女をぶちのめして…!」
杏子父「正解だよ、杏子。やはり君は賢い子だ」
杏子母「本当ね。愛しい杏子。貴女をちゃんとした学校に行かせてあげたかったわ」
杏子「黙れ!!その姿でアタシに話しかけんじゃねぇ!!ぶっ殺すぞ!!!」
杏子父「全くだね母さん。私が狂ったりしなければ…」
杏子「黙れよ!!」
杏子母「そうね。誰も貴方の話に耳を貸さないままならば…」
杏子「黙れつってるだろ!!」
杏子父母「「偽りの奇跡さえ起こらなければ、例え貧しくとも家族は幸せだったのに」」
杏子「黙れよぉおおおおおおおおおおお!!ぶっ殺すぞぉおおおおおおおおおお!!!」
クスクスクス
杏子父「出来るのかい?君に」
杏子母「そう。私達は幻。魔女が生み出し、貴女が勝手に見ている白昼夢」
杏子父「けど、私達の言葉は、何も出鱈目に現出したという訳ではないんだよ?」
杏子母「だって私達が話す言葉は、貴女の心が叫んでいる言葉、否。悲鳴そのものなのだから」
杏子「な、なに言ってんだよ…!」
「だって、お姉ちゃん、後悔しているんでしょう?」
杏子「…!!」
杏子「モ、モモ…お前まで…」
モモ「お久しぶり♪あのあと、マミさんとは仲直りできた?」クスクス
杏子「やめろ…」ズサ…
モモ「それとも…口うるさいお節介な女なんて忘れちゃって、自分に優しくしてくれる都合のいい男の子しか目に入らない?」クスクスクスクス
杏子「ち、違う!恭介はそんなんじゃ…!」
杏子父「出来るのかい?君に」
杏子母「そう。私達は幻。魔女が生み出し、貴女が勝手に見ている白昼夢」
杏子父「けど、私達の言葉は、何も出鱈目に現出したという訳ではないんだよ?」
杏子母「だって私達が話す言葉は、貴女の心が叫んでいる言葉、否。悲鳴そのものなのだから」
杏子「な、なに言ってんだよ…!」
「だって、お姉ちゃん、後悔しているんでしょう?」
杏子「…!!」
杏子「モ、モモ…お前まで…」
モモ「お久しぶり♪あのあと、マミさんとは仲直りできた?」クスクス
杏子「やめろ…」ズサ…
モモ「それとも…口うるさいお節介な女なんて忘れちゃって、自分に優しくしてくれる都合のいい男の子しか目に入らない?」クスクスクスクス
杏子「ち、違う!恭介はそんなんじゃ…!」
モモ「違うの?お菓子を貰った時、あんなに嬉んでたのに。…本当はお菓子の味の善し悪しなんてわかってないくせに」
杏子「それは…!!」
モモ「ストレスで自棄食いしてるだけなんでしょう?本当は、食べ物なんて、どうでもいいんでしょう?何かを食べていれば、自分を誤魔化せるから…」
杏子「ひ…」
モモ「家族がああなった事も、自分が悪い奴だから起こった事だって?」
杏子「や、やめ…」
モモ「何をしても仕方が無い?悪い事をしても、どんな事があっても心が痛まない?そうやって自分に言い聞かせて?」
杏子「お願い…」
モモ「そうやって自分を貶めて、悪人ぶらなきゃ、自分で自分が許せなくなるから?」
モモ「悪い人間になれば、いつか誰かが、自分を裁いてくれると思った?」
モモ「…地獄に落ちれば、自殺したパパや、私達に会えると思った?」
杏子「そ、そんな、事…」
モモ「…そう。そうだよね。今、お姉ちゃんが否定した通り。…違うよね?」クスクス
杏子「え…?」
モモ「そんな考えすら、全部建前。自分で自分を騙すための都合の良い言い訳」
杏子「…!」ガタガタ
モモ「ああ。なんて卑しいお姉ちゃんだろう。穢れる事すら受け入れた様に見せて、格好付けて、自分が悲劇のヒロインみたいな顔をして」
杏子「あぅっ!」
モモ「本当の本当は、ただ八つ当たりがしたいだけなのでした。自分ばかり不幸な目に合うのが許せなくて、他人に八つ当たり」
モモ「盗み、壊し、傷付け…殺し以外はなんでもやったよね?中には、結構シャレにならないくらいの損失を受けた人もいるはず」
モモ「殺しをやらなかったのは、最後の良心かな?ううん。違うよね。きっと、怖かったんだよ。人として完全に堕ちるのが」
モモ「…最後の最後で自分に逃げ道を作って、それで自分はまだ綺麗なつもり?ふざけるのも大概にしなよ。卑怯者」ズイッ
杏子「ひっ!」
モモ「…そう。そうだよね。今、お姉ちゃんが否定した通り。…違うよね?」クスクス
杏子「え…?」
モモ「そんな考えすら、全部建前。自分で自分を騙すための都合の良い言い訳」
杏子「…!」ガタガタ
モモ「ああ。なんて卑しいお姉ちゃんだろう。穢れる事すら受け入れた様に見せて、格好付けて、自分が悲劇のヒロインみたいな顔をして」
杏子「あぅっ!」
モモ「本当の本当は、ただ八つ当たりがしたいだけなのでした。自分ばかり不幸な目に合うのが許せなくて、他人に八つ当たり」
モモ「盗み、壊し、傷付け…殺し以外はなんでもやったよね?中には、結構シャレにならないくらいの損失を受けた人もいるはず」
モモ「殺しをやらなかったのは、最後の良心かな?ううん。違うよね。きっと、怖かったんだよ。人として完全に堕ちるのが」
モモ「…最後の最後で自分に逃げ道を作って、それで自分はまだ綺麗なつもり?ふざけるのも大概にしなよ。卑怯者」ズイッ
杏子「ひっ!」
モモ「それに、本当は気付いてるんでしょ?上条君の入院のくだりで…腕の奇跡で…思い出しちゃったんでしょ!!?」
杏子「い、いや…!聞きたくない!!」
モモ「この人がさやかちゃんの想い人だって!気付いちゃったんでしょ!!けど、自分も惹かれてるのを知ってるから!!気付かないふりしてるんでしょ!!!」
杏子「いやぁあああああああああああああああ!!!」
恭介「きょ…杏、子…?」ズキズキ
モモ「けーど、残念。そんなロクデナシで屑な、救い様の無いお姉ちゃんのところには、なんでか素晴らしい人たちが集まってくるのでした♪」クルクル
杏子「…」
モモ「最初は、マミさん。誰よりも強い、憧れの先輩。斯く在りたいと、思う人♪」
杏子「もうやめて…私が悪かったから…」
モモ「私が今生きているのは、マミさんのおかげ。不幸になる前から、助けて貰ってばかり。魔女退治でも、実生活でも。正直、人間としての格が違う」
杏子「やだ…」
モモ「家族を失いやさぐれた私を、同じ境遇であったにも関わらず真っ直ぐに生きてきた強いマミさんは、優しく包み込もうとしてくれた。本当に感謝してる…」
杏子「やだやだやだ!!」グスッ
モモ「…けど裏切っちゃったんだよね♪」ニコッ
杏子「うわあああああん!!あああああああああああん!!」
杏子「い、いや…!聞きたくない!!」
モモ「この人がさやかちゃんの想い人だって!気付いちゃったんでしょ!!けど、自分も惹かれてるのを知ってるから!!気付かないふりしてるんでしょ!!!」
杏子「いやぁあああああああああああああああ!!!」
恭介「きょ…杏、子…?」ズキズキ
モモ「けーど、残念。そんなロクデナシで屑な、救い様の無いお姉ちゃんのところには、なんでか素晴らしい人たちが集まってくるのでした♪」クルクル
杏子「…」
モモ「最初は、マミさん。誰よりも強い、憧れの先輩。斯く在りたいと、思う人♪」
杏子「もうやめて…私が悪かったから…」
モモ「私が今生きているのは、マミさんのおかげ。不幸になる前から、助けて貰ってばかり。魔女退治でも、実生活でも。正直、人間としての格が違う」
杏子「やだ…」
モモ「家族を失いやさぐれた私を、同じ境遇であったにも関わらず真っ直ぐに生きてきた強いマミさんは、優しく包み込もうとしてくれた。本当に感謝してる…」
杏子「やだやだやだ!!」グスッ
モモ「…けど裏切っちゃったんだよね♪」ニコッ
杏子「うわあああああん!!あああああああああああん!!」
さやかと杏子が恋のライバルに!
私たちの戦いはこれからだ!
みたいなオチだけは勘弁して欲しいところだが
私たちの戦いはこれからだ!
みたいなオチだけは勘弁して欲しいところだが
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