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元スレ見崎「今年もよろしくね、榊原君」
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明日Mステ生出演!メディアに出演するのは3年半ぶり!
久しぶりの3A面から話題の新曲、「祈り~涙の軌道」と「pieces」を披露します!
祈り~はミスチルのバラードの集大成とも言える和を感じさせる名曲、piecesは終わりなき旅のようなバンド音 全開のミディアムロックになっています!!!
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>>1どうもです
【4月25日】
病室
榊原「君は……誰?」
見崎「榊原君。もしかして私の事、覚えていない?」
榊原「ごめん、前にどこかで会ったことある?」
見崎「いいえ、覚えていないならそれでいいの」
見崎(去年の記憶は全てない……?)
【4月25日】
病室
榊原「君は……誰?」
見崎「榊原君。もしかして私の事、覚えていない?」
榊原「ごめん、前にどこかで会ったことある?」
見崎「いいえ、覚えていないならそれでいいの」
見崎(去年の記憶は全てない……?)
わざわざ代行させたってことは書き溜めがあって途中でいなくなったりはしないよなあ?
見崎「夜見山に来たのは初めて?」
榊原「いや、生まれたのはここらしいけど……自分の覚えてる範囲では……。それより君は誰なんだい?」
見崎(なるほど……ということは他の『死者』は今どうなっている?)
見崎「あなたの同級生になる予定の者、とだけ言っておくわ」
榊原「そ、そうなんだ。わざわざお見舞いに来てくれたの?ありがとう」
榊原「いや、生まれたのはここらしいけど……自分の覚えてる範囲では……。それより君は誰なんだい?」
見崎(なるほど……ということは他の『死者』は今どうなっている?)
見崎「あなたの同級生になる予定の者、とだけ言っておくわ」
榊原「そ、そうなんだ。わざわざお見舞いに来てくれたの?ありがとう」
見崎「それはいいの。後から他にも来ると思うから驚かないでね」
榊原「え?」
見崎「『現象』や『災厄』という単語に聞き覚えはある?」
榊原(この立て続けにされる質問には何の意味が?)
榊原「いや、ないけど」
見崎「そう」
見崎(まあ、この方が都合がいいのかな。計画を進める上では)
榊原「え?」
見崎「『現象』や『災厄』という単語に聞き覚えはある?」
榊原(この立て続けにされる質問には何の意味が?)
榊原「いや、ないけど」
見崎「そう」
見崎(まあ、この方が都合がいいのかな。計画を進める上では)
見崎「ごめんなさい。あなたにとっては訳のわからないことを質問してると思うけど、今は答えられないの」
榊原「え?え……ああ、うん」
見崎「じゃあね」テクテク ガラッ
榊原「君!名前は……(って…もう行っちゃった……)」
榊原「何だったんだろう。今の子は」
……
榊原「え?え……ああ、うん」
見崎「じゃあね」テクテク ガラッ
榊原「君!名前は……(って…もう行っちゃった……)」
榊原「何だったんだろう。今の子は」
……
風見「僕たち、夜見山北中学の3年3組の生徒です」
榊原「はい…」
風見「僕は風見といいます、風見智彦。こっちは桜木さん」
桜木「…はじめまして。桜木ゆかりです」
風見「こっちは」赤沢「赤沢泉美」
榊原「あの、何か」
……
榊原「はい…」
風見「僕は風見といいます、風見智彦。こっちは桜木さん」
桜木「…はじめまして。桜木ゆかりです」
風見「こっちは」赤沢「赤沢泉美」
榊原「あの、何か」
……
見崎(ここで『対策』の説明をしなかったのね……)
見崎(病院内を見てああなっているってことは……おそらく……)
【4月26日】
榊原(……っとエレベータが)スタスタ
榊原(!……この子は)
見崎「……」
榊原「……また会ったね。今日はお見舞いか何か?」
見崎「まあ」
見崎(病院内を見てああなっているってことは……おそらく……)
【4月26日】
榊原(……っとエレベータが)スタスタ
榊原(!……この子は)
見崎「……」
榊原「……また会ったね。今日はお見舞いか何か?」
見崎「まあ」
榊原「…その人形は?」
見崎「…届け物。眠っているから。可哀想な私の半身が」
榊原(え?)
ガラッ
スタスタ
榊原「ねえ君!…前も訊こうと思ったんだけど、名前はなんていうの?」
見崎「メイ。…ミサキ……メイ」
スタスタ
榊原「……」
見崎「…届け物。眠っているから。可哀想な私の半身が」
榊原(え?)
ガラッ
スタスタ
榊原「ねえ君!…前も訊こうと思ったんだけど、名前はなんていうの?」
見崎「メイ。…ミサキ……メイ」
スタスタ
榊原「……」
【9月某日】
【教室】
勅使河原「一時はどうなることかと思ったけど、今年は『ない』年で良かったよな」
望月「ほんとそうだよ」
赤沢「…もともと現象は『ある』年と『ない』年があるようだけど…どういう理屈なのかしら」
杉浦「あまりそういう事を考えても仕方ないと思う」
【教室】
勅使河原「一時はどうなることかと思ったけど、今年は『ない』年で良かったよな」
望月「ほんとそうだよ」
赤沢「…もともと現象は『ある』年と『ない』年があるようだけど…どういう理屈なのかしら」
杉浦「あまりそういう事を考えても仕方ないと思う」
中尾「そうだって!被害が出てないんだから結果オーライでいいだろ?」
榊原(本当に……本当にこれでいいのか?)
見崎(……)
ガラッ
千曳「HR始めるから、席に着け―」
「はーい」
千曳(またこの話をしているのか……)
千曳(しかし……私にはどうこう言う権利はない……)
…………
榊原(本当に……本当にこれでいいのか?)
見崎(……)
ガラッ
千曳「HR始めるから、席に着け―」
「はーい」
千曳(またこの話をしているのか……)
千曳(しかし……私にはどうこう言う権利はない……)
…………
【第二図書室】
ガラッ
榊原「千曳先生」
千曳「……そろそろ来るころだとは思っていたよ」
榊原「先生は……止める気はないんですか?あれを」
千曳「……教師という立場から言わせてもらえば、この状況では学校に来てくれるだけでもありがたい」
千曳「……それ以上のことは望むべくもない。あれで気持ちが落ち着くというのであれば」
ガラッ
榊原「千曳先生」
千曳「……そろそろ来るころだとは思っていたよ」
榊原「先生は……止める気はないんですか?あれを」
千曳「……教師という立場から言わせてもらえば、この状況では学校に来てくれるだけでもありがたい」
千曳「……それ以上のことは望むべくもない。あれで気持ちが落ち着くというのであれば」
榊原「でも……」
千曳「……それにもう『終わった』話なんだ。君の説明によれば。違うかい?」
榊原「それはそうですが……」
【10月某日】
榊原(今日も相変わらず全員元気にしている、か……)
榊原(この状況を逆手に取ったりできないのだろうか)
榊原(それに『現象』についてもまだまだ不明な点は多い)
千曳「……それにもう『終わった』話なんだ。君の説明によれば。違うかい?」
榊原「それはそうですが……」
【10月某日】
榊原(今日も相変わらず全員元気にしている、か……)
榊原(この状況を逆手に取ったりできないのだろうか)
榊原(それに『現象』についてもまだまだ不明な点は多い)
榊原(やはり相談した方がいいのか?自分の考えにしろ、今後の方針にしろ……)
…………
見崎「どうしたの?改まって二人だけで話なんて」
榊原「うん。ちょっと今後の方針についてね」
見崎「今後の方針?」
榊原「見崎は、地元の高校に進学するんだよね?」
見崎「そう。榊原君は東京に戻るんだったかしら」
…………
見崎「どうしたの?改まって二人だけで話なんて」
榊原「うん。ちょっと今後の方針についてね」
見崎「今後の方針?」
榊原「見崎は、地元の高校に進学するんだよね?」
見崎「そう。榊原君は東京に戻るんだったかしら」
榊原「見崎は……どうするつもりなの?来年度以降については」
見崎「……私が一人でやれば済む話。始業式に顔を出して確認すればいいってだけ」
榊原「もし来年度が『ある年』だったら……」
見崎「死者を死に還すわ」
榊原「……やはりそうするつもりなのか。僕は……君にそんな事をして欲しくない」
見崎「……私が一人でやれば済む話。始業式に顔を出して確認すればいいってだけ」
榊原「もし来年度が『ある年』だったら……」
見崎「死者を死に還すわ」
榊原「……やはりそうするつもりなのか。僕は……君にそんな事をして欲しくない」
見崎「それなら従来通り『いない者』対策をするしかない……」
榊原「…それもうまくいくかどうかは五分五分……」
見崎「榊原君が気にする問題ではないと思う」
見崎「少なくとも今年については私に責任の一端があったことには間違いがない。だから……」
榊原「だから死者を殺す、と?」
見崎「そうよ」
榊原「…それもうまくいくかどうかは五分五分……」
見崎「榊原君が気にする問題ではないと思う」
見崎「少なくとも今年については私に責任の一端があったことには間違いがない。だから……」
榊原「だから死者を殺す、と?」
見崎「そうよ」
榊原「……仮に来年度がそれでいいとしても、それ以降は」
見崎「同じ事を繰り返すだけ」
榊原「見崎!」ダンッ 見崎 ビクッ
榊原「僕は……僕は自分と同じ苦しみを見崎に背負わせたくない」
見崎「同じ所で見ていた時点で同罪よ」
榊原「……何も見崎が手を下す必要はないだろう」
見崎「同じ事を繰り返すだけ」
榊原「見崎!」ダンッ 見崎 ビクッ
榊原「僕は……僕は自分と同じ苦しみを見崎に背負わせたくない」
見崎「同じ所で見ていた時点で同罪よ」
榊原「……何も見崎が手を下す必要はないだろう」
見崎「でもそれが一番確実。他の人間が私の話を信用するかは怪しいし」
見崎「……榊原君。まさかあなた……」
榊原「見崎にやらせるくらいなら、僕がやるよ」
見崎「榊原君は、東京に戻らなきゃいけないんじゃなかったの?」
榊原「そうだよ」
見崎「ずっとここに留まり続けて……あなたが死者を死に還す、と?」
見崎「……榊原君。まさかあなた……」
榊原「見崎にやらせるくらいなら、僕がやるよ」
見崎「榊原君は、東京に戻らなきゃいけないんじゃなかったの?」
榊原「そうだよ」
見崎「ずっとここに留まり続けて……あなたが死者を死に還す、と?」
榊原「できればそうしたい。……とりあえず、1年だけは夜見山にいることを父さんも許してくれた」
榊原「詳しい事情は知らないけどね」
見崎「そんな……」
榊原「これ以上、災厄によって人が死ぬのは見たくないんだ」
榊原「今の3年3組の状態だって異常だという他ないだろう?」
見崎「それはそうだけど…………いいの?自分のことは」
榊原「詳しい事情は知らないけどね」
見崎「そんな……」
榊原「これ以上、災厄によって人が死ぬのは見たくないんだ」
榊原「今の3年3組の状態だって異常だという他ないだろう?」
見崎「それはそうだけど…………いいの?自分のことは」
榊原「見崎が『いない者』を引き受けた時と同じだよ」
榊原「自分がやらなきゃ他の人がやらなきゃいけない。それなら……」
見崎「私も……榊原君にこんな事させたくないんだけど……」
榊原「まあ、とはいってもずっとここに留まる必要があるかどうかはまだ分からない」
見崎「……」
榊原「僕に考えがある」
榊原「自分がやらなきゃ他の人がやらなきゃいけない。それなら……」
見崎「私も……榊原君にこんな事させたくないんだけど……」
榊原「まあ、とはいってもずっとここに留まる必要があるかどうかはまだ分からない」
見崎「……」
榊原「僕に考えがある」
榊原「一時的に現象を止める方法についてだ」
見崎「!……」
―――――
榊原「見崎は、どう思った?僕の考えについて」
見崎「…面白い考えだと思ったわ。実際のところどれくらいの期間現象を止められるかは未知数だけど」
榊原「……見崎は……その……協力してくれる気は…ある?」
見崎「!……」
―――――
榊原「見崎は、どう思った?僕の考えについて」
見崎「…面白い考えだと思ったわ。実際のところどれくらいの期間現象を止められるかは未知数だけど」
榊原「……見崎は……その……協力してくれる気は…ある?」
見崎「まあ……紙の上のことだけみたいだし……いいよ」
榊原「…よかった。……とはいえこの計画にはクラスメイト全員の協力が必要だけど」
見崎「それは多分……大丈夫」
榊原「…どうして分かるの?」
見崎「それは………………………今の榊原君の言うことだったら多分みんな信用してくれると思うから」
榊原「…よかった。……とはいえこの計画にはクラスメイト全員の協力が必要だけど」
見崎「それは多分……大丈夫」
榊原「…どうして分かるの?」
見崎「それは………………………今の榊原君の言うことだったら多分みんな信用してくれると思うから」
榊原「確かに、実際に1か月以上経って誰も死んでないっていう現実を見たから…」
榊原「僕たちの言ったことは本当だと思ってくれてはいるようだけど…」
見崎「……大丈夫だから」
榊原「まあ……見崎がそういうのなら…」
見崎「あとさっきの話に戻るけど……」
榊原「?」
榊原「僕たちの言ったことは本当だと思ってくれてはいるようだけど…」
見崎「……大丈夫だから」
榊原「まあ……見崎がそういうのなら…」
見崎「あとさっきの話に戻るけど……」
榊原「?」
見崎「…協力するとは言ったけど……私からその……条件を出してもいい?」
榊原「…何?」
見崎「私が協力するのは、榊原君の言ったことがおそらく本当であると私が確信できている時だけ」
榊原「……どういうこと?」
見崎「……私はまだ……完全には……安心できないから」
榊原「わかった。……とりあえず、今のところはどうなの?」
榊原「…何?」
見崎「私が協力するのは、榊原君の言ったことがおそらく本当であると私が確信できている時だけ」
榊原「……どういうこと?」
見崎「……私はまだ……完全には……安心できないから」
榊原「わかった。……とりあえず、今のところはどうなの?」
見崎「今のところは協力するつもりだから、心配しないで」
榊原「そっか」
見崎「あと、もう一つ」
榊原「えっ、まだあるの?」
見崎「これは榊原君の計画とは直接関係なくてね」
見崎「…………単に私の願望を実現するために交換条件にしたいだけ」
榊原「?」
見崎「その……私と………つきあってくれる?」
榊原「そっか」
見崎「あと、もう一つ」
榊原「えっ、まだあるの?」
見崎「これは榊原君の計画とは直接関係なくてね」
見崎「…………単に私の願望を実現するために交換条件にしたいだけ」
榊原「?」
見崎「その……私と………つきあってくれる?」
榊原「えっ!?そ、それは……つまり」
見崎「こ……恋人になって欲しいってこと」
榊原(……耳まで赤くなってる……)
榊原「…残念だなあ」
見崎「えっ」
榊原「あっ……いや…僕のほうから言いたかったのに、それ」
見崎「もう……ビックリさせないで」
見崎「こ……恋人になって欲しいってこと」
榊原(……耳まで赤くなってる……)
榊原「…残念だなあ」
見崎「えっ」
榊原「あっ……いや…僕のほうから言いたかったのに、それ」
見崎「もう……ビックリさせないで」
榊原「……僕も見崎のことが好きだよ。僕でよければ……」
見崎「…『僕でよければ』なんて言わないで。私がいいのは……榊原君だけだから」
榊原「うん……ありがとう」
見崎「私も…ありがとう。残りの時間……短いのに……半年しかないのに…OKしてくれて」
榊原「半年?……計画がうまくいけば1年半だけど」
見崎「え?…ああ、そうね……」
見崎「…『僕でよければ』なんて言わないで。私がいいのは……榊原君だけだから」
榊原「うん……ありがとう」
見崎「私も…ありがとう。残りの時間……短いのに……半年しかないのに…OKしてくれて」
榊原「半年?……計画がうまくいけば1年半だけど」
見崎「え?…ああ、そうね……」
榊原(なんだろう?一瞬表情が陰ったような気が…)
見崎「えっと……その…せっかく恋人同士になったんだし」
榊原「ん?」
見崎「……名前で呼んでもいい?」
榊原「いいよ。僕も…名前で呼ぶことにするよ、鳴」
見崎「私がいいって言う前に呼ばれちゃった」
見崎「えっと……その…せっかく恋人同士になったんだし」
榊原「ん?」
見崎「……名前で呼んでもいい?」
榊原「いいよ。僕も…名前で呼ぶことにするよ、鳴」
見崎「私がいいって言う前に呼ばれちゃった」
榊原「えっ!?ダメだった?」
見崎「ダメじゃないけど……名前で呼ぶのは二人きりだけの時にして…恥ずかしいから…その…恒一くん」
榊原「…そういうことか。わかった」
見崎「……結構話し込んじゃったし……そろそろ帰ろうか」
榊原「そうだね、最近は日も短くなってきたし」
見崎「ダメじゃないけど……名前で呼ぶのは二人きりだけの時にして…恥ずかしいから…その…恒一くん」
榊原「…そういうことか。わかった」
見崎「……結構話し込んじゃったし……そろそろ帰ろうか」
榊原「そうだね、最近は日も短くなってきたし」
帰り道
榊原「……いつも一緒に帰ってるけど、……今日から恋人同士だし…」
見崎「?」
榊原「手、つないでもいい?」
見崎「……いいよ」スッ
ギュッ
見崎「恒一くんの手は……温かいね」
榊原「……いつも一緒に帰ってるけど、……今日から恋人同士だし…」
見崎「?」
榊原「手、つないでもいい?」
見崎「……いいよ」スッ
ギュッ
見崎「恒一くんの手は……温かいね」
榊原「見崎、じゃなかった…鳴……なんか前より手、冷たくない?」
見崎「そう?……気温が低いからかな」
榊原(そういうものなのか?…………)
見崎「恒一くんもそう思うんなら…………温めてくれる?私の手」
榊原「!…うん、もちろんだよ。でも……いいの?」
見崎「何が?」
見崎「そう?……気温が低いからかな」
榊原(そういうものなのか?…………)
見崎「恒一くんもそう思うんなら…………温めてくれる?私の手」
榊原「!…うん、もちろんだよ。でも……いいの?」
見崎「何が?」
榊原「いや、だって前は……つながってない方が安心って言ってたから」
見崎「そんなこと、言ったかも」
榊原「僕としては、できれば鳴を安心させたいから……」
見崎「!……確かに、今も……つながってない方が安心…なのかもしれない」
見崎「でもね……今はそういう安心とか不安とか関係なく、ただ恒一くんと一緒にいたい、つながっていたい」
見崎「そんなこと、言ったかも」
榊原「僕としては、できれば鳴を安心させたいから……」
見崎「!……確かに、今も……つながってない方が安心…なのかもしれない」
見崎「でもね……今はそういう安心とか不安とか関係なく、ただ恒一くんと一緒にいたい、つながっていたい」
榊原「僕はまだ……鳴を安心させられるだけの存在にはなってないってこと?」
見崎「ううん、そうじゃない、そうじゃないの……これは……私自身の問題だから…」
榊原(鳴は……一体何が不安なんだろうか)
榊原「鳴が今感じてる不安っていうのは……その…漠然としたもの?それとも何か具体的な…」
見崎「ごめんなさい……今はまだ…」
見崎「ううん、そうじゃない、そうじゃないの……これは……私自身の問題だから…」
榊原(鳴は……一体何が不安なんだろうか)
榊原「鳴が今感じてる不安っていうのは……その…漠然としたもの?それとも何か具体的な…」
見崎「ごめんなさい……今はまだ…」
榊原「…わかった。じゃあ……いつか」
見崎「いつか、ね。……とりあえず、その時が来ればちゃんと話すから。約束する」
榊原「そっか。…何か他に僕にできることがあれば……いつでも言ってね」
見崎「ありがとう。今は……なるべく恒一くんと一緒に時間を過ごしたい」
榊原「…うん」
見崎「いつか、ね。……とりあえず、その時が来ればちゃんと話すから。約束する」
榊原「そっか。…何か他に僕にできることがあれば……いつでも言ってね」
見崎「ありがとう。今は……なるべく恒一くんと一緒に時間を過ごしたい」
榊原「…うん」
【11月某日】
教室
榊原「ねえ、見崎のことについてなんだけど」
勅使河原「なんだ?またのろけか?勘弁してくれよ、もうそういう話は」
榊原「違うって」
望月「じゃあ、何?」
榊原「勅使河原や望月は、どう思う?最近の見崎を見ていて」
勅使河原「う~ん、前よりいいんじゃないか?」
教室
榊原「ねえ、見崎のことについてなんだけど」
勅使河原「なんだ?またのろけか?勘弁してくれよ、もうそういう話は」
榊原「違うって」
望月「じゃあ、何?」
榊原「勅使河原や望月は、どう思う?最近の見崎を見ていて」
勅使河原「う~ん、前よりいいんじゃないか?」
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