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    元スレ火憐「じゃあ処女やる。私の処女あげるから」 暦「それならいいぜ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 化物語 + - 未完 + - 阿良々木暦 + - 阿良々木火憐 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    851 = 604 :

    阿良々木さんにはラギ子ちゃんというオフィシャルニックネームがあっただろ!?

    852 = 763 :

    戦場ヶ原「さて……阿良々木くん、今から真面目な話をしましょうか」

    あ、阿良々木くんに戻った。暦くんとか色々模索したらしいけど結局そこに落ち着くんだな。

    僕としてもそれが一番呼ばれ慣れた名前だから別にいいんだけれどさ。

    阿良々木「謹んで聞こうじゃないか」

    戦場ヶ原「さっきも言ったようにこの辺はあなたの活動範囲じゃないはずだけれど、何をしていたのかしら?」

    阿良々木「…………」

    僕は羽川と戦場ヶ原の二人にだけは嘘をつけない、下手な嘘を言っても即座に見抜かれるし

    戦場ヶ原の場合、嘘がバレた後になにをされるか分かったものじゃないからだ。

    阿良々木「神原の家に行った帰りだよ、部屋の片付けを頼まれてさ」

    854 = 763 :

    戦場ヶ原「そう、神原の家に……ね……」

    僕の言葉を聞いた戦場ヶ原はつかつかと歩み寄ってきたかと思うと

    阿良々木「っ!?」

    僕の頭を両手で固定し、ぐっと顔を近付けてきた。

    戦場ヶ原「……ねえ阿良々木くん、私は常々思っていることがあるのだけれど聞いてくれるかしら?」

    阿良々木「……聞こうじゃないか、プリンセスひたぎ」

    戦場ヶ原「『嘘はついていない』って主張して罪を逃れようとする人がたまに言う人がいるわね」

    戦場ヶ原「でもそれって、与えるべき情報を隠している時点でそれは既に詐欺だと思わない?」

    阿良々木「…………」

    戦場ヶ原「二、三、四、……七人かしら……ねぇ?」

    この時、僕の中を渦巻いていた思考。それは決して言い訳などではなく

    有事の際には再生能力がちゃんと追い付いてくれることを神に願うことのみだった。

    857 = 749 :

    右頬→左頬→額→◯◯◯

    858 = 701 :

    吸血鬼パワーがあっても心配か…

    859 :

    ほっほ

    861 = 816 :

    お前それ煽ってるつもり?

    864 = 604 :

    >>1が書いてる間に保守するのはただの荒らしだぞ

    865 :

    >>864
    五分放置で落ちたらどーする

    867 = 731 :

    >>865
    保守でなく支援しろと言いたいんじゃないだろうか

    868 :

    さすがにこの時間帯はスレ下がるの早いな

    872 = 763 :

    戦場ヶ原「きちんと説明してくれるかしら、無理やり言わされるよりも自分で言ったほうが罪は軽いわよ」

    阿良々木「……分かってる、今日一日の出来事を隠さずに全部話すさ」

    ただ正直、恋慕狐のことは話すか否か判断に迷う……

    ……と思ったのだが、今回は怪異のことも含めてきちんと説明しようと思う。

    隠し事はしないようにすると以前にも約束したことがあるし、何より

    『よく分からないけど何か今日は女の子からモテてモテて仕方なかったんだよなー』

    などと、言えるはずがなかったからである。

    というか僕が死ぬ。

    ただ存在するだけの怪異に責任を求めるのはお門違いではあるけれど、今回は泥を被ってもらうとしよう。

    875 = 763 :

    ・・・

    戦場ヶ原「……なるほど、分かりました阿良々木くん。そういうことだったのね」

    戦場ヶ原「つまりあなたはその狐のせいで、色々と苦労させられていると……言い換えるなら」

    戦場ヶ原「大した魅力もないのに女の子を落としまくる節操のない恋愛ゲームの馬鹿主人公の如き状態なのね?」

    阿良々木「比喩表現に多大な悪意を感じるが概ねその通りだ」

    戦場ヶ原「で、狐に憑かれてることを言い訳に……八九寺ちゃんだったかしら?その子とは将来結ばれる約束をして」

    戦場ヶ原「あなたの妹さんの友達からは頬にキスをされ」

    戦場ヶ原「羽川様……じゃない、羽川さんからは逆の頬にキスをされて」

    突っ込まない、羽川のことを羽川様って言ったのを僕は決して突っ込まない。

    正直今はそれどころじゃないから。

    戦場ヶ原「そして神原には押し倒された挙げ句に額にキスされた……間違いないわね?」

    阿良々木「…………はい」

    こうして羅列されると改めて感じる。

    ギルティー、圧倒的ギルティーであると。

    876 = 865 :

    妹はセーフか…日常茶飯事だからかな

    877 = 632 :

    >>873
    グロスカトロ注意

    878 :

    やっとおいついた…

    879 :

    全員嫁にすれば解決するのか

    880 = 763 :

    戦場ヶ原「やむを得ない状況であったことを考慮しても私にとってはあまり気持ちのいい話ではないわね」

    戦場ヶ原「阿良々木くんは私が他の男から頬にキスされて一人からは押し倒された、なんか聞いたらどう思うのかしら?」

    阿良々木「……正直、嫉妬するじゃすまないかもしれないな」

    その野郎のところにいって、人の彼女に何すんじゃ!くらいのことは言うかもしれない。

    ……いや、確実に言うだろうな。

    戦場ヶ原「でしょうね、そして今の私はあなたの想像の十倍嫉妬しているのよ阿良々木くん」

    阿良々木「……返す言葉もない」

    戦場ヶ原「謝っても許してあげないわ。今からしばらくの間、阿良々木くんには私の命令に従ってもらいます」

    ……ああ、甘んじて受けようじゃないか。忍や羽川から忠告されといてこの結果だからなぁ。

    とてもじゃないが自分でも擁護出来ない。

    覚悟は出来てる。命令されれば、犬にでも猫にでも何にだってなってやろうじゃないか。

    881 = 763 :

    嫉妬に狂っていると自称する戦場ヶ原ひたぎから僕に下された命令。

    簡単でシンプルなたった一つの命令。

    それは

    戦場ヶ原「他の子たちの誰よりも、今日これから私に優しくしなさい……でないと、許さないわよ?阿良々木くん」

    883 :

    まだやってんのかw

    884 = 678 :

    わーい

    885 = 749 :

    難攻不落のスレ

    886 = 632 :

    >>711から再び追い付いた支援
    バサ姉さんもいいけどやっぱりガハラさんいいわ

    887 :

    ガハラさん最高です本当にもう

    888 = 816 :

    >>388
    うわくっさ

    >>405,465
    なんでそう思ったんだwwww
    マジレスとか恥ずかしくないの?
    きもい

    889 = 763 :

    阿良々木「…………」

    戦場ヶ原「何、出来ないのかしら?」

    阿良々木「いや……いいのか、本当にそんな命令で」

    戦場ヶ原「もっと何か肉体的にキツい命令が来るとでも思ったのかしら?」

    阿良々木「正直に言う、そうとしか思っていなかった」

    戦場ヶ原「正直なのはいいことよ、でもね阿良々木くん。前にも言ったと思うけれど」

    戦場ヶ原「自分の彼氏がモテるというのは女の子からしてみればかなり嬉しいことなのよ」

    もっとも、だからといってキスしていい理由にはならないけれど。と、最後に付け加えた。

    戦場ヶ原「そして……その人気者の恋人を独占出来るっていうのは女の子にとって最高に嬉しいことなんだから」

    阿良々木「…………ありがとうな、戦場ヶ原」

    僕は、この先何が起ころうともこの戦場ヶ原ひたぎを悲しませないという誓いを込め

    戦場ヶ原にキスをした。

    890 = 887 :

    いいぞいいぞ

    891 = 728 :

    きましたわー

    892 :

    クライマックスも近いのかしら

    893 = 849 :

    ガハラさんは平常運転なのか・・・?

    894 :

    さすがガハラさんや!

    898 = 763 :

    戦場ヶ原「…………」

    阿良々木「……ガハラさん?」

    僕とキスのあと、ふと戦場ヶ原は俯いて黙り込んでしまった。

    ……ちょっと待て、僕はまた何か間違いをしでかしたのか?

    不安になり、表情を伺うために顔を近付けると

    戦場ヶ原「えい」

    指で頬をつつかれ、そしてクスクスと笑われた。

    阿良々木「ガハラさん……?」

    戦場ヶ原「本当、困ったことをしてくれたわね阿良々木くん」

    戦場ヶ原は笑いを抑えることもせず、ただ真っ直ぐに僕の目を見つめていた。

    そして

    戦場ヶ原「あなたに触れたり、会話したり、そばにいるだけで……私はとても楽しいの」

    戦場ヶ原「もっと長い時間をあなたと過ごしたいし、もっとたくさんあなたのことを知りたい」

    戦場ヶ原「そして……もっと深くあなたと繋がりたい、最近はそんなことばかり考えてしまうのよ」

    899 :

    深く繋がりたいだと?……ゴクリ


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