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    元スレ火憐「じゃあ処女やる。私の処女あげるから」 暦「それならいいぜ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 化物語 + - 未完 + - 阿良々木暦 + - 阿良々木火憐 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    902 = 678 :

    最後の砦が

    903 = 596 :

    がはらさんかわいすぎワロタ
    原作でももっとがはらさん出せよ

    905 = 763 :

    戦場ヶ原「貝木が言っていたわね、私はつまらない女になったって」

    阿良々木「貝木か……あまり何度も聞きたい名前じゃないな」

    戦場ヶ原「あんなことを言われたら当時の私ならば激怒していたでしょうね」

    戦場ヶ原「まあ、あの時もちょっとイラッとして殺……いえ、パチンッとしてやりたくなったけれど」

    阿良々木「パチンッって可愛い表現してもそれはダメ!」

    戦場ヶ原「でもね阿良々木くん、あなたと付き合い始めて触れ合った結果つまらない女になったのなら」

    戦場ヶ原「私はつまらない女のままでいい、そう思ってしまうくらい……私はあなたしか見えていない」

    …………

    ……不覚にも、実感が薄れていた。

    戦場ヶ原ひたぎという女の子の彼氏でいられることがどれほど幸せなことであるのかを。

    阿良々木「……僕も、お前が好きだよ。戦場ヶ原」

    戦場ヶ原「そう、嬉しいわ……ありがとう、阿良々木くん」

    906 = 894 :

    ひたぎエンド

    907 :

    やっぱ最後はガハラさんっすよね

    908 = 776 :

    「……僕も、お前が好きだよ。戦場ヶ原」

    戦場ヶ原「私も好きよ。心の底からね。」

    909 = 763 :

    「プラチナムカつく」


    ふと、そんな声が聞こえた気がした。

    911 :

    わお

    912 :

    あっ

    913 = 894 :

    やべえ

    914 = 775 :

    おお……?

    917 = 596 :

    月火様か

    918 = 897 :

    ざわ...ざわ...

    919 = 763 :

    ハッピーエンドを迎える前に一悶着あるのはゲームや漫画ではある種のテンプレートと化している。

    そして、それは現実にも起こり得ることであったのだ。

    ただし今回は一悶着という単語で済むレベルではないのかもしれない。

    僕の妹、小さい妹、阿良々木月火……

    僕の愛しい家族、その右手には

    紛れもない

    刃が握られていたのだから。

    920 = 719 :

    ああああああああああ

    922 = 894 :

    キレたナイフの月火ちゃん!

    924 :

    ぷらちなヤばくね

    925 = 641 :

    おい1000近いんだから無駄なのやめろ

    927 = 763 :

    阿良々木「月火ちゃん……か」

    月火「私だけじゃないよ」

    火憐「…………」

    阿良々木「お前も……か」

    火憐「……ごめんよ兄ちゃん」

    阿良々木「……………」

    戦場ヶ原「阿良々木くん、あの子たち……」

    阿良々木「……僕の、妹だ」

    まさか、最後に立ちふさがる大きな壁が自らの妹たちであるとは予想外である。

    そしてようやく理解出来た。

    恋慕狐、それは恋い慕う狐の怪異……恋を実らせることが出来なかった狐の物語。

    自らの一族を愛したが故に想いを遂げられなかった狐の怪異だったのであると。

    928 = 865 :

    (悔しいけどお似合いだって認めてたよね…)

    929 = 907 :

    >>928
    怪異で判断能力が云々

    930 = 894 :

    別に口にする言葉が全部本当である必要なんてないしそんな人間いるわけがない

    931 = 763 :

    月火「お兄ちゃん、誰だろうね?その女の人」

    阿良々木「…………」

    月火「妹が聞いてるんだよ、教えてくれたっていいんじゃない?」

    阿良々木「戦場ヶ原ひたぎ……僕の彼女だ」

    月火「へぇ……綺麗な彼女さんだね、お兄ちゃんには似合わないくらいに」

    阿良々木「…………」

    目は据わった月火ちゃんは明らかにいつもとは様子が違う。

    恋慕狐の影響を強く受けるとこうなるか……まったく笑えない。

    戦場ヶ原「逃げましょう阿良々木くん、少なくともここじゃ危険だわ」

    阿良々木「…………」

    踵を返して走り出した僕たちの背後から声が聞こえる。

    「逃がさない」

    月火ちゃんの放ったその声は、どことなく狐の鳴き声に似ていた。

    932 = 604 :

    叙述トリックは西尾も結構使うしな
    登場人物の一人を成人女性と思わせて実は子供だったトリプルプレイ助悪郎とかな

    933 = 924 :

    私怨

    934 = 763 :

    ・・・

    日は既に落ち辺りは暗くなっていた。ここは誰もいない夜の公園。

    ここで僕は二人の妹と相対していた。

    月火「もう鬼ごっこは終わりなの?お兄ちゃん」

    阿良々木「ああ、もう終わりにしよう……」

    妹が兄に恋い焦がれ殺したいほど愛するなんて、馬鹿な三文芝居にすら満たない寸劇は

    もう幕を下ろす必要があるだろう。

    火憐「…………」

    見たところ火憐は月火ちゃんのような状態にまでは陥っていない。

    もし火憐ちゃんが本気を出してたらこの公園に逃げてくる途中で捕まっていたはずだ。

    多分、僕と分かれた後で月火に見つかり、あの迫力と威圧感に圧されて行動を共にしていた……とか

    ……うん、容易に想像がつくな。

    となると、実質止めなければならないのはただ一人。

    小さい妹、阿良々木月火だけとなる。

    935 = 865 :

    >>930
    囮未読か…あの場面で月火が撫子に嘘をついてあの仕打ちは人間じゃねーよw実際人間じゃないけどさ
    まぁ、二学期後半より前の出来事と考えるとなんの問題も無いけどさ

    936 = 763 :

    阿良々木「戦場ヶ原、ここは僕一人に任せてくれないか」

    戦場ヶ原「そのほうがいいでしょうね、私はあの子のことをよく知らないし……それに」

    阿良々木「それに?」

    戦場ヶ原「小さい子は苦手なのよ」

    ……いや、一応もう中学生なんだけどな。

    戦場ヶ原「とにかく阿良々木くん……約束して、絶対に死んじゃダメよ」

    阿良々木「……分かってる」

    それに、仮に僕が月火ちゃんに殺されてしまうようなことがあれば

    戦場ヶ原は間違いなく月火ちゃんを殺すだろうから。

    937 :

    まだ残ってたのか

    939 :

    月火ちゃんって死ぬの?アニメしかみてないからわかんないけど

    940 :

    寿命以外では死なない

    941 :

    でも始末しようとしてたってことはその方法があるってことでしょ

    942 :

    殺せなくても詰み状態くらいにはできるんだろ

    943 :

    心渡りで不死鳥だけ強制転生させるとかな

    944 :

    >>939
    普通には無理、専門家ならやれる

    946 :

    月火「さっきからうるさいなぁぁぁっ!!」

    阿良々木「!」

    月火が刃物を振り上げて一直線に走ってきた、が思った以上にその動きが速い。

    体育会系じゃないはずなのにどうなってるんだ、参謀担当じゃねぇのかよ!

    これも怪異の影響だって言うのか!?

    どうなってんだ忍!確か最初の辺りでこの怪異はそこまで害はないとか言ってたじゃないかよ!

    阿良々木「くそっ……!」

    迫り来る刃をギリギリのところで避ける……なんて器用な真似は到底出来ない。

    狙うは一定の距離を置いて大きな隙をついて刃物を奪うこと。

    誰も傷つかずにすむ唯一の方法だ。

    947 = 944 :

    >>939-945に月火ちゃんがうるさいなって怒ったように見えた

    949 = 946 :

    月火「全部……全部壊れればいいんだ……!!」

    突如として月火ちゃんが僕とは別方向に向かって走り出した。

    月火の走るその方向の先にいたのは

    戦場ヶ原「!」

    戦場ヶ原ひたぎ。

    阿良々木「くそっ!」

    なんてことだ、僕は馬鹿か!月火の狙いが僕一人だと思い込んでいたなんて!

    恋慕狐が恋の実らなかった狐の怪異だとするならば、己の恋敵を恨むのはごく自然なことじゃないか。

    戦場ヶ原「…………っ!」

    以前の戦場ヶ原は体中に武器となる文房具を身に付けていたが、今現在はそれらをすべて外している。

    つまり、刃物の盾となるようなものは持ち合わせていない。

    ―――間に合え


    次の瞬間……肉に刃物が刺さる音が響き渡り、赤い鮮血が公園の砂を濡らしていた。


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