私的良スレ書庫
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元スレ鳴「榊原君何してるの?」恒一「コックリさんだよ」
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未咲「いったぁ……」
恒一「このっ……! 見崎! 大丈夫!?」
鳴「あ……榊原くん」
恒一「見崎、これ!」ヒュッ
鳴「えっ……」パシッ
鳴「……十円玉?」
恒一「小椋さんから受け取ってきた!」
鳴「あっ……お、小椋さんは!? さっき刺されて……」
恒一「赤沢さんたちに任せてきたから大丈夫」
恒一「ここは僕が食い止めるから……見崎は早く公衆電話に!!」
恒一「このっ……! 見崎! 大丈夫!?」
鳴「あ……榊原くん」
恒一「見崎、これ!」ヒュッ
鳴「えっ……」パシッ
鳴「……十円玉?」
恒一「小椋さんから受け取ってきた!」
鳴「あっ……お、小椋さんは!? さっき刺されて……」
恒一「赤沢さんたちに任せてきたから大丈夫」
恒一「ここは僕が食い止めるから……見崎は早く公衆電話に!!」
未咲「……いきなり突き飛ばすなんて、酷い人だねぇ?」ムクリ
恒一「くっ……見崎! 早く行って!」
鳴「あっ……で、でも」
恒一「いいから!!」
鳴「っ……! わかった」タッ
未咲「あっ……鳴、どこ行くの? 逃がさな――」
恒一「このぉっ!!」ドンッ
未咲「きゃっ!? このっ……邪魔しないでよぉっ!!」
恒一「どっちが……! 見崎のところには絶対に行かせない!」
恒一「くっ……見崎! 早く行って!」
鳴「あっ……で、でも」
恒一「いいから!!」
鳴「っ……! わかった」タッ
未咲「あっ……鳴、どこ行くの? 逃がさな――」
恒一「このぉっ!!」ドンッ
未咲「きゃっ!? このっ……邪魔しないでよぉっ!!」
恒一「どっちが……! 見崎のところには絶対に行かせない!」
未咲「あぁああっ!!」ブンッ
恒一「うわっ!? あぶっ……」
未咲「このぉ……」
恒一(くそっ……これなら何か武器になるもの持ってくるんだった……)
未咲「……あぁ、そっかぁ……わかった」
恒一「……?」
未咲「君が鳴の彼氏クンかぁ」
恒一「は? 彼氏?」
未咲「あの子、ホントずるいなぁ……私はろくに恋人も作れずに死んだのにさぁ」
恒一「……君は」
未咲「きっとさぁ……生まれた時に、私の幸せを全部あの子が盗んじゃったんだよ」
未咲「あの子は病気になっても生き残って、なのに私は死んで……ホント不公平」
恒一「……」
恒一「うわっ!? あぶっ……」
未咲「このぉ……」
恒一(くそっ……これなら何か武器になるもの持ってくるんだった……)
未咲「……あぁ、そっかぁ……わかった」
恒一「……?」
未咲「君が鳴の彼氏クンかぁ」
恒一「は? 彼氏?」
未咲「あの子、ホントずるいなぁ……私はろくに恋人も作れずに死んだのにさぁ」
恒一「……君は」
未咲「きっとさぁ……生まれた時に、私の幸せを全部あの子が盗んじゃったんだよ」
未咲「あの子は病気になっても生き残って、なのに私は死んで……ホント不公平」
恒一「……」
未咲「だから……取り返さないと、私の幸せ」
恒一「……君は一体誰なんだ?」
未咲「はぁ?」
恒一「なんで見崎と同じ顔で……見崎のことを殺そうとするんだよ」
未咲「……さぁあ? 誰だろうね?」
未咲「あの世で……鳴に教えてもらえばぁああっ!?」ブンッ
恒一「わっ!?」
未咲「死ねぇえええっ!!」ブンッブンッ
恒一「くっそ……!!」
恒一「……君は一体誰なんだ?」
未咲「はぁ?」
恒一「なんで見崎と同じ顔で……見崎のことを殺そうとするんだよ」
未咲「……さぁあ? 誰だろうね?」
未咲「あの世で……鳴に教えてもらえばぁああっ!?」ブンッ
恒一「わっ!?」
未咲「死ねぇえええっ!!」ブンッブンッ
恒一「くっそ……!!」
>>957
高林くんまだ放送では見せられない姿なのかなw
高林くんまだ放送では見せられない姿なのかなw
――――公衆電話前
鳴「はぁっ、はぁっ……」
鳴(公衆電話……これね)
鳴(硬貨を入れて、と……)チャリン
鳴(何処にかければ……とりあえず警察……いや、救急車?)
鳴「……1、1、9、っと」
鳴「……」
――ツー、ツー、ツー
鳴「っ……!」
鳴「はぁっ、はぁっ……」
鳴(公衆電話……これね)
鳴(硬貨を入れて、と……)チャリン
鳴(何処にかければ……とりあえず警察……いや、救急車?)
鳴「……1、1、9、っと」
鳴「……」
――ツー、ツー、ツー
鳴「っ……!」
鳴「……1、1、0」
鳴「お願い……」
……ツー、ツー、ツー
鳴「っ……! 家の電話なら……」ポチポチ
鳴「……」
鳴「……今度こそ……」
……ツー、ツー、ツー
鳴「そんなっ……!!」
鳴「お願い……」
……ツー、ツー、ツー
鳴「っ……! 家の電話なら……」ポチポチ
鳴「……」
鳴「……今度こそ……」
……ツー、ツー、ツー
鳴「そんなっ……!!」
鳴(駄目、何処も繋がらない……)
鳴(どうすれば……他に、他に何処か……)
鳴(早くしないと……)
鳴(早くしないと、榊原くんや皆が――って)
鳴(……)
鳴「……榊原くん?」
鳴(どうすれば……他に、他に何処か……)
鳴(早くしないと……)
鳴(早くしないと、榊原くんや皆が――って)
鳴(……)
鳴「……榊原くん?」
――――一階廊下
未咲「そぉ……れっ!!」ビュンッ
恒一「くっ!!」
恒一(まずい……血を流し過ぎたせいで、もう……!)
未咲「ふふっ……動きが鈍ってるね」
恒一「……」
未咲「あなたを殺したら、鳴はどんな顔するのかなぁ……たぁのしみぃ」
恒一「っ……!」
恒一(見崎……)
恒一(ごめん、見崎……僕のせいで……)
恒一(見崎――――)
――プルルルルルルルルルル
未咲「そぉ……れっ!!」ビュンッ
恒一「くっ!!」
恒一(まずい……血を流し過ぎたせいで、もう……!)
未咲「ふふっ……動きが鈍ってるね」
恒一「……」
未咲「あなたを殺したら、鳴はどんな顔するのかなぁ……たぁのしみぃ」
恒一「っ……!」
恒一(見崎……)
恒一(ごめん、見崎……僕のせいで……)
恒一(見崎――――)
――プルルルルルルルルルル
――プルルルルルルル
恒一「……え?」
未咲「……なに、この音」
恒一「あっ……け、携帯?」
未咲「……」
恒一「誰から――――」
未咲「あーあ、もう終わりかぁ」
恒一「え?」
恒一「……え?」
未咲「……なに、この音」
恒一「あっ……け、携帯?」
未咲「……」
恒一「誰から――――」
未咲「あーあ、もう終わりかぁ」
恒一「え?」
未咲「もうちょっと遊んでいたかったんだけど……仕方ないかあ」
恒一「ど、どういう意味……」
未咲「まあ鳴の顔も見れたし、満足かな」
恒一「は? ちょ、ちょっと待っ――」
未咲「……ねえ、鳴の彼氏クン」
恒一「え? ぼ、僕?」
未咲「鳴にごめんねって伝えておいてくれる?」
恒一「……ごめん?」
未咲「うん……あ、それと」
恒一「それと?」
未咲「鳴のこと、ちゃんと守ってあげ――――」
スッ…
恒一「ど、どういう意味……」
未咲「まあ鳴の顔も見れたし、満足かな」
恒一「は? ちょ、ちょっと待っ――」
未咲「……ねえ、鳴の彼氏クン」
恒一「え? ぼ、僕?」
未咲「鳴にごめんねって伝えておいてくれる?」
恒一「……ごめん?」
未咲「うん……あ、それと」
恒一「それと?」
未咲「鳴のこと、ちゃんと守ってあげ――――」
スッ…
恒一「……消え、た……?」
恒一「……」
プルルルル プルルルル
恒一「……」
プルルル…ピッ
恒一「……もしもし?」
『……榊原くん?』
恒一「その声、見崎?」
『うん。榊原くん、大丈夫だった?』
恒一「うん、僕は平気……見崎は?」
『……私も大丈夫』
恒一「……」
プルルルル プルルルル
恒一「……」
プルルル…ピッ
恒一「……もしもし?」
『……榊原くん?』
恒一「その声、見崎?」
『うん。榊原くん、大丈夫だった?』
恒一「うん、僕は平気……見崎は?」
『……私も大丈夫』
>>984
見て損は無いぞ俺が保証する
見て損は無いぞ俺が保証する
>>984
ない
ない
恒一「そっか……外とはつながらなくても、校舎内にある携帯には繋がったんだね」
『うん、そうみたい』
恒一「ははっ……よかった」
『うん、ホントよかった……携帯って嫌な機械だと思ってたけど、案外役に立つのね』
恒一「そうだね……」
『……それじゃ、そろそろそっちに行くね』
恒一「うん、僕もそっちに向かうよ……」
『……終わったんだね』
恒一「……うん」
恒一「――――終わった、全部ね」
『うん、そうみたい』
恒一「ははっ……よかった」
『うん、ホントよかった……携帯って嫌な機械だと思ってたけど、案外役に立つのね』
恒一「そうだね……」
『……それじゃ、そろそろそっちに行くね』
恒一「うん、僕もそっちに向かうよ……」
『……終わったんだね』
恒一「……うん」
恒一「――――終わった、全部ね」
>>984
面白いよ~
面白いよ~
>>984
小椋ちゃん可愛い
小椋ちゃん可愛い
その後、僕たちは学校を出ることができた。
多々良さんに有田さん、それに小椋さんはすぐに呼んだ救急車に運ばれ、病院に向かった。
……僕や見崎、赤沢さんや綾野さんは怪我は大したことが無かったものの、
一緒に学校に来た警察に連れられ、その夜を事情聴取で明かすこととなった。
多々良さんに有田さん、それに小椋さんはすぐに呼んだ救急車に運ばれ、病院に向かった。
……僕や見崎、赤沢さんや綾野さんは怪我は大したことが無かったものの、
一緒に学校に来た警察に連れられ、その夜を事情聴取で明かすこととなった。
>>996
お疲れ様
お疲れ様
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