鳴「コックリさん？」

恒一「何だかこっちに来てからこういうオカルト系にちょっとハマっちゃって」

鳴「ふーん、そうなんだ」

恒一「見崎はコックリさんって知ってる？」

鳴「少しだけ」

恒一「じゃあ、一緒にやろうよ」

赤沢「何それ、コックリさん？」

恒一「そうだよ」

赤沢「このクラスであまりそういう遊びは感心しないわね」

恒一「確かに。やっぱりダメだよね」

赤沢「まぁ、所詮は遊びだし好きにしたら？ほどほどにね」

恒一「うん」

恒一「ええと、この10円玉の上に一緒に指を乗せて」

恒一・鳴「コックリさん、コックリさん、おいでください」

支援

期待

支援

恒一「うーん、これで条件は整ったはずなんだけれど」

鳴「どうしたの？」

恒一「いや、特に聞きたいことがなかったなーって・・・」

鳴「・・・」

恒一「見崎は何かない？聞きたいこととか知りたいこと」

鳴「じゃあ」

鳴「榊原恒一君の好きな女の子の名前は？で」

赤沢・有田・小椋・綾野・多々良「！？」

期待

これは期待

恒一「いきなりハードル高いなー。まずは他に軽い質問からにし」

赤沢「恒一君、やっぱり私も混ぜてもらってもいいかしら？」

恒一「え、どうしたの急に？」

赤沢「ただの気まぐれよ。深い意味はないわ」

恒一「別にいいけど。いいよね？見崎」

鳴「ダメ」

有田「さ、榊原君！私もいいかな！？いいよね！？」

小椋「てめっ！抜け駆け・・・！私もいいよね榊原君！？」

恒一「う、うん。いいよみんなでやろうよ。コックリさんに興味がある人がこんなにいたなんて」

期待

良ＳＳの予感

ほ

支援

江藤「！？」

ほ

支援

し

なつかしいな
でもこれってやりすぎるとやばいんだよな

ほ

おせーよ

多々良は参加しないの？
馬ばっかみてたら他の奴に先超されちゃうぞ

早く早く

おい

小学生の頃教室に残って一人でコックリさんしてたの思い出すからやめろ

そういやコックリさんってやったことないや。どうなるの？

ほ

し

の

はよ

お

まだかよ

ほ

ほ

保守

お

誰かが能力くれるから研究所で戦え

お

し

はよ

ほっしゅ

ほ

も

ほ

は

落としてはいけない

急げよ

恒一「じゃあ人数増えたことだし、一度やり直そうか。こっくりさんこっくりさんお帰り下さいませ」

鳴「ﾁｯ……お帰り下さいませお帰り下さいませ」

恒一「……よし、ちゃんと帰ったね。じゃあ皆机囲んで座ってくれる？」

赤沢「わかったわ」ｶﾞﾀｯ

小椋「ふんっ、仕方ねーな」ｶﾞﾀｯ

有田「なに聞こうかな……やっぱ榊原くんの……うへへ」ｼﾞｭﾙｯ

多々良「ねっ、ねえ榊原くん！」

綾野「私たちも混ぜてもらってもいいかな！？」

恒一「多々良さんと綾野さんも？　うん、もちろんいいよ。座って座って」

鳴「……」ﾁｯ