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    元スレP「朝起きたら何故か美少女になってた」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - TSF ×2+ - アイドルマスター + - キンタマの裏側 + - ゲーム + - 無限ループ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 :

    俺今から寝るから
    美少女になってたらお前らと処女童貞交換会やるからな

    552 = 517 :

    寝ずの番

    553 :

    おいまだか
    急がないと俺も寝ちまうぞ
    俺が美少女になったらどうしてくれるんだ

    554 :

    はやくしろおおおお!!
    超絶美少女になっちまうだろ!!

    555 = 490 :

    そろそろ美少女になるとするかな

    556 :

    ちょっと美少女になってくるわ

    558 :

    早く続きを…でなきゃおばあちゃんがおばあちゃんが…サイダー一気飲みするって…
    だからお願い早く続きを!!

    ついでにおじいちゃんがコーラ一気しようとしてるけど…まぁこれはいいや

    おばあちゃんのために早く続きを!!

    559 = 521 :

    朝には美少女が再開を待ちわびてるってわけか

    560 :

    保守は任せた

    561 :

    寝る前ほしゅ

    565 :

    んんんwwww

    566 = 464 :

    (……ともあれ、俺の方もまだまだ準備不足だ。
      まだ一度も顔を合わせていないアイドルも居るし、……
      それに、試してみたいこともある。
      今日は少し能動的に動いてみるか……

      ……いや、まだ時期尚早だな。
      それに予定の合うアイドルも何人か居る。
      ここはぐっと堪えて、様子見に徹しよう。

      すると、今日の午前中は……)


    くるっ


    春香「!」ビクッ

    雪歩「ひうっ……」



    (……この二人だな。
      雪歩はともかく、春香までこれだからな……
      しかし……どうにも、一筋縄じゃ行かなさそうだ)

    567 = 565 :

    おいぃ?眠れなくなったじゃねえか!

    569 = 464 :

    「二人とも、今から時間あったりする?」

    春香「え、えっと……」

    雪歩「その……」

    「あ、ひょっとして先に何か約束があったかな?」

    春香「あの、今から私と雪歩で、今度の劇の練習しようかなー、なんて……」

    「……なるほど」

    雪歩「ひいっ! ごめんなさいごめんなさいぃっ!」ビクビク

    「いやいやいや、別に気にしてないってば。
      その練習はレッスンスタジオで?」

    春香「うぅん、ここでやろうかな、って。でも……」

    雪歩「わ、私達、邪魔ですよね……」

    「まさか。
      むしろ、俺の方こそ、ここに居ていいのかな?」

    570 = 553 :

    続きがきたと聞いて美少女になるのを中断してきました

    571 = 494 :

    雪歩がここまでビビるってことは男前なのか犬に似てるのか

    572 = 464 :

    春香「それは……私は構わないけど……」

    雪歩「うぅ……緊張しますぅ……」

    春香「……あ、ところで、さっきはなんで私達に声を掛けたの?」

    「あぁ、そうそう。
      実はちょうど、二人に演技について話を聞きたかったんだよ」

    春香「えっ! わ、私達に?」

    「雪歩と春香は、もう何回か舞台の経験があるみたいだから、
      ちょっと参考にしたくて……
      でも、二人がここで練習してくれるって言うなら話が早いよ」

    雪歩「そんな、参考になんてならないですよぅ……」

    「そんなことはないよ。
      俺は、雪歩の演技も春香の演技も好きなんだ」

    573 = 464 :

    春香「えっ、前の舞台、観に来てくれたの?」

    「そりゃもう、何回も。
      もうセリフも覚えたぐらい」

    雪歩「ほ、ほんとですかぁ……?」





    (客席からも舞台袖からもレッスンスタジオでも、
      何回観たかわからないからな、うん)

    574 = 464 :

    「と、言うわけで、一つよろしくおねがいしたいんだけど……」

    春香「す、すごく嬉しいんだけど……」

    雪歩「なんかどんどんハードルが上がってる気がしますぅ……」

    「いやぁ、気楽にやってもらえたら、あはは」

    春香「じゃあ……セリフ合わせから始める?」

    雪歩「は、はいぃ」ガサゴソ

    「……」

    575 = 565 :

    んんんんwwwww

    576 :

    なんで論者がいるのさ

    577 = 464 :

    春香「――――、――――」

    雪歩「……――――。――――、――――」

    春香「――――っ!」

    雪歩「――――……」





    (……見事にスイッチを切り替えたな。
      さすがやるときはやる二人だ。
      春香は素直にキャラクターに入り込もうとしているし、
      そのアプローチもおよそ間違えてはいない。

      雪歩の方は、意識してるのか無意識なのか、
      役に、セリフ毎に、多分意図されたものは微妙に違うアレンジと言うか、
      ニュアンスを感じさせる演技をしてるな。
      これは好みが分かれそうだが、役が前に出てる春香に対して、
      良い意味で役者が前に出てる雪歩か……面白い。

      やっぱり、ちゃんと成長してるんだな)

    578 = 464 :

    春香「……とりあえず、この辺で一回区切ろっか」

    雪歩「うん……」

    「二人とも、おつかれさま。
      やっぱりすごくよかったよ」パチパチパチ

    春香「え、えへへ……」

    雪歩「本番より緊張したかもですぅ……」

    「いやいや、さすがだった。
      次の舞台も楽しみだなぁ、って、素直にそう思うよ」

    春香「……P子ちゃんは、演劇に興味があるの?」

    「んー、うん、そうなるかな」

    雪歩「すごく『女優』さんって感じがしますぅ」

    「どうだろう、自分じゃよくわからないけど」

    579 :

    アイドルばかり気にかけてるとりっちゃんが…

    580 = 464 :

    春香「ねぇねぇ、もしよかったら、ちょっとだけセリフ読んでみない?」

    「俺が? ……うん、やってみたい」

    雪歩「わぁ、見てみたいですぅ」

    春香「じゃあ、今だけ雪歩のところと交代してやってみよっか。
       いい? 雪歩」

    雪歩「はい、どーぞ、私のセリフはここからですぅ」ペラッ

    「ありがとう。
      えぇと……うん、いつでもいいよ」






    (俺がプロデューサーだったときに、脚本は一通り読んであるからな。
      とりあえずのキャラクター設定はわかるし……雪歩の演技が本当にいい参考になる)

    581 = 558 :

    しかし、いくらなんでもちとチートすぎやしないかい?

    582 = 550 :

    結局P子ちゃんがどうしたいか分からん・・・

    583 :

    アイドル全員のスペック足したらこんな感じか

    584 = 464 :

    春香「――――、――――」

    「……――――。――――、――――」

    春香「――――っ!」

    「――――……」





    (……演技まで出来るときたか、赤羽根P子。
      予想はしてたが……我ながら、これは確かに、
      雪歩の言うとおり『女優』のそれだ。

      自分がキャラクターになると言うか、キャラクターが自分になると言うか、
      ……セリフ毎に、どんどん海の深いところに沈んで行くみたいに、
      話の中に入り込んで行けるようだ。

      ……それに、その相乗効果と言うか、春香も――――)



    春香「――――、――――っ、――――……!」



    (――――だいぶ、乗ってきてるな)

    585 = 487 :

    >>582
    素直に読んでればいいと思う

    586 = 464 :

    「……ここら辺までかな?」

    春香「うん。……」

    雪歩「……」





    (……ここは、畳み掛ける)





    「……次は、春香のセリフを読んでみても良い?」

    春香「え? う、うん、読んで読んでっ」

    「ありがとう。
      じゃあ、雪歩、お願いします」ペコリ

    雪歩「……はい」





    (……この沈黙は、……)

    589 = 464 :

    「――――、――――」

    雪歩「……――――。――――、――――」

    「――――っ!」

    雪歩「――――……」





    (やっぱり、吸収して来たな。
      俺が参考にした雪歩の演技を更に参考にしてりわけだから、
      雪歩本人に馴染まないわけがない。
      さっきまでとは演技の説得力が段違いだ。

      ……しかも、春香の役にも、春香の演じる春香の役にも、
      既に対応してきてる。
      これはもう、立派な才能だな。

      ――――で、やっぱり、演じるのも、すごく楽しい。
      全身の細胞が新しくなるみたいな感覚だ)

    590 = 464 :

    「……ここまでか」

    雪歩「すごい……すごいよP子ちゃん」

    春香「ほんと……私、思わず見入っちゃった……」



    (と、ここですかさず)



    「じゃあ、もう一回、今の所を二人でやってみてくれる?」

    春香「あ、う、うん! 雪歩!」

    雪歩「……うん、やろう。
       今なら、すごく上手く出来る気がする」



    春香「――――、――――」

    雪歩「……――――。――――、――――」

    春香「――――っ!」

    雪歩「――――……」

    591 :

    しえん、なんだかおもしろいなこれ

    592 = 464 :

    (もはや何も言うまい。
      息もぴったりだ。
      本当に、呼吸するように演じられてる。

      ……うん。しばらく、二人にしておこう)スッ




    春香「――――!……」

    雪歩「――――、……」

    593 = 464 :

    (さて、……あそこに貴音あたりを放り込んでみるのも面白いが、
      ……今は収録中か。残念。

      すると、今日はもう事務所で都合良く接触出来そうなアイドルは居ないな。

      じゃあ、ちょうど良い。
      今日の午後はちょっと小道具を仕入れてこよう。
      幸い、貯金通帳も名義が変わっただけで中身はそのままだったしな……)

    594 = 519 :

    小道具=下着

    596 = 464 :

    アリガトウゴザイマシター



    (……ふむ。
      これもやはり予想通りと言えばそうだが……
      もうここまで来たら、笑うしかないな。
      さて、後は……)



    「あれ? P子?」

    「お、……響か。
      どうしてここに?」

    「今日は早上がりだから、イヌ美達のご飯を買いに来たんだぞ。
      で、P子は……それ、買ったのか?」

    「まぁ、そんなところ。
      明日事務所に持って行こうと思って」

    「へぇー! 楽しみだなぁ」

    597 = 464 :

    「響はもう帰るところ?」

    「んー、そうだな。
      みんなお腹すかせてるだろうし」

    「そうか。じゃあ、また明日」

    「うん、また明日ー!
      自分、楽しみにしてるからなー!」フリフリ





    (あはは。
      よし、帰ったらいっちょ下準備を頑張るか)

    598 = 464 :

    (……んん、とりあえずはこんなもんか。
      しかし、ここ数日で俺もずいぶん多趣味になったもんだな。
      こうやることが多いと……楽しくて仕方無い。

      とりあえず、明日の出来次第だが、
      当面はこの現状を楽しむのもありかもしれないな。

      ……とは言え、当座の問題を解決するまではうかうか出来ない、か。

      ここらでもう一度、気を引き締めよう)

    599 :

    さる

    600 :

    紫煙


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