元スレP「朝起きたら何故か美少女になってた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
801 = 464 :
律子「……なるほどね」
P「まぁやよいも気が動転してたんだとは思うんですけど……」
律子「いいえ、適切な判断だったと思うわよ?
実際、現場は丸く収まったし、やよいの動揺も少なくて済んだ」
P「……」
律子「はぁ……私、プロデューサー失格ね。
全部、私がやらなきゃ行けないことなのに」
P「律子さん……」
律子「……でも、もう大丈夫。
もうこんなことにはならないわ」
802 = 464 :
P「……と、言うと?」
律子「これはまだ正式には決まってないし、みんなには秘密なんだけどね……
新しいプロデューサーが、765プロに入ってくれるのよ」
P「――――」
……ズキッ
803 :
oh…
804 = 464 :
律子「例によって社長のスカウトらしいんだけど、
なんでもほんとに有能な人らしいのよ。
だから竜宮小町はともかく、
他のアイドル達は様子を見ながらその人に――――」
ズキッ
ズキッ
P(あ……頭が、痛い……
し、知……ってる、この展開は、……知……)
ズキッ
805 = 681 :
NTRktkr
806 = 494 :
ループ?
盛り上がってまいりました
807 = 803 :
骨がっ…溶けてるみたいだっ…!
808 = 464 :
律子「――――と言うわけなんだけど……大丈夫?
顔色が真っ青よ?」
P「……大丈夫、です。
ちょっと、頭痛が……しただけです」
律子「そう?
じゃあ、今日はもう帰りなさい。
……頼りないプロデューサーたけど、何かあったら私に連絡するのよ?」
P「……はい」
P(……)
809 = 777 :
???「俺はP・・プロデューサーってもんだ。よろしくなー」
810 :
>>809
どっせい!!
811 :
上段正拳!
812 :
P
813 = 464 :
ガチャッ、…
…バタン。……
P「……新しいプロデューサーが来る。
だから、律子は焦ってたんだ。
俺を、赤羽根P子を売り出して、実績を作りたかった。
でないと、……765プロに、自分の居場所が無くなるから」
ズキッ
P「……それは俺も……赤羽根P子も一緒。
律子は他のアイドルへの時間を、赤羽根P子に割きすぎて、……
結局赤羽根P子も、765プロでの居場所を失ってしまう」
ズキッ
P「新しいプロデューサーが来た頃には――――私と、律子は765プロには居ない」
814 :
一度でいいから職場で「くそ!!ダブルブッキングだ!!」ってさけんでみたい
816 :
ぽいち
817 = 464 :
P「……もう、あまり、時間が無い。
このままだと、やっぱり――――……」
ズキッ
ズキッ
ズキッ
P「……」
818 = 556 :
私は伏線なのか
819 :
あちゃー俺有能すぎるのも考え物ものだなー
820 = 514 :
別にPは大丈夫じゃないの?
821 = 464 :
P「……」
やよい「おはようございますー……えっと、P子さん?」
P「……あっ、やよいか。
ごめんこめん、おはよう」
やよい「どうしたんですか?
えと……なんだか、しんどそうです……」
P「……ちょっとだけ風邪気味なんだ。
ちょっとだけ」
やよい「えっ、そうなんですかっ?
お家で寝てなくて平気なんですか……?」
P「大丈夫大丈夫。
それに、今日は律子さんに大事な話もあるからな」
やよい「大事な話?」
P「そう。
そろそろ赤羽根P子も、デビューしようと思ってさ」
822 = 780 :
あれデビューしてなかったのか
823 = 464 :
やよい「えぇーっ!!
ほんとですか!? やったぁー!!
これで一緒にお仕事できるんですね!」
P「まぁ、上手く行けば、だけどな」
やよい「P子ならすぐにトップアイドルにもなれますよー!
こんなに綺麗で可愛くてかっこいい人なんだから!」
P「て、照れるなぁ、あはは」
ガチャッ、
千早「朝から賑やかね」
響「どうしたんだ? やよい」
やよい「うっうー! 聞いてください!
大ニュースですー!!」
825 = 464 :
春香「そっかぁ、ついにP子ちゃんもデビューするんだね」
雪歩「私達も、もっと頑張らないとですぅ」
真「そうだね。気を抜いてたらあっと言う間に追い越されちゃうよ」
響「間違い無いぞ!
でも自分、負けないからなー!」
千早「楽しみね、アイドル赤羽根P子」
やよい「ほんとですー! 私はもうすっかりP子さんのファンですけど!」
亜美「これはライバル出現ですなぁ、いおりん?」
真美「ライバルと言うかラスボスじゃないかなぁ」
伊織「なによそれ。
まぁ確かに、気にはなるし期待もしてるけどね」
あずさ「きっとすごい人気になるわねー」
美希「次のライブが楽しみなの!」
貴音「えぇ、まことに」
P「あはは、みんなありがとう。
で、肝心の律子さんはそろそろ来るかな……?」
826 = 464 :
……ガチャッ、
律子「今日は全員集合ね。
みんなおはよう」
亜美「ねぇねぇ、りっちゃん!
なんか姉ちゃんが大事な話があるらしいよ?」
P「あ、あはは……」
律子「――――およそ察しはつくわ。
ちょっとこっちの部屋にいらっしゃい。
他の子は予定表をよく見て、遅刻しないように各自動くのよ」
P「……」
律子「……ちゃんと予定表の組み直しと確認はしたわよ」ポソッ
P「そう、ですか」
827 = 638 :
アイマスやってみたくなってきた
pspのでいいのかな
828 = 464 :
律子「……さて、話って言うのは?」
P「私のデビューのことです」
律子「まぁ、その話よね。
……でも、ごめんなさい。
その話はちょっと待って欲しいの」
P「……」
律子「待って欲しいと言うか……私には、その話は聞けないわ」
P「……どう言うことですか?」
829 = 464 :
律子「あなたのデビューも、……竜宮小町も、新しいプロデューサーに任せたいの」
P「――――」
律子「少し、会ってきたんだけどね。
……ちょっと頼りない気もするけど、
あの人になら任せても大丈夫って思える人だったわ」
P「……律子さんは、どうするんですか?」
律子「私? 私は……」
P「『765プロを辞める』……ですか?」
律子「……私がいるより、あなたや、新しいプロデューサーの方が、
あの子達を輝かせることが出来るのよ」
831 = 464 :
P「……」
律子「……」
P「……」
律子「……」
P「……」
律子「……じゃあ、私は引き継ぎの資料とかも作らなくちゃいけないから」
P「……」
律子「……」
ガチャッ、
……バタン。
P「……それじゃ、意味が無いんだよ、律子」
ズキッ……!
832 = 489 :
小鳥ちゃん(かたなし君的な意味で)を想像してます
833 = 464 :
P「赤羽根P子は――――俺だ。
……赤羽根P子は、私だった。
アイドルとして、唯一無二の才能を持ち、
その才能をどこまでも広げられる無限の可能性を持った、
おそらく史上最大のアイドルの卵。
そして、私には……仲間がいた。
それぞれが違った形の凄まじいポテンシャルを秘めた、
765プロの仲間。かけがえのない、私の友達。
……もちろん、律子もそうだ。
絶対に、律子の居ない765プロなんて考えられない」
ズキッ
P「……でも、私は失敗した。
765プロに、私の居場所は無くなった。
律子も、居なくなった。
誰かが悪いんじゃない。ただ……どうしようもなかった。
私達と一緒に悩んでくれた人が、もう一人でもいれば――――」
834 = 556 :
俺の出番のようだな
835 = 509 :
結論だけ、書く。
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
あたしは失敗した失敗した失敗した失敗した
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
失敗した失敗した失敗したあたしは失敗
836 = 638 :
なんでP子の居場所までなくなるん?
837 :
シュタゲよりもひぐらしっぽい気がしなくもない
839 = 464 :
P「――――765プロを辞めて、何も考えられなくなって、
どこか知らない道をふらふら歩いてた私は、赤信号に気付かなくて――――」
ズキッ……
ズキッ…
ズキッ!
P「――――目が覚めたら、あの部屋に居た。
765プロプロデューサー、赤羽根P。
ちょっと頼りないけど、でも、みんなと一緒に悩んで、
みんなと一緒に喜んで、みんなと一緒に考えて、
みんなと一緒に笑い合えて、みんなと一緒に成長して行ける……
……私の、理想のプロデューサー。
眼鏡を掛けた、あのプロデューサーは……私だったんだ」
840 :
なるほど
841 :
つまり…どういうことだってばよ?
842 :
死んだぁぁぁ
843 = 810 :
つまりPが偽者で本物はアイドルだったと
844 = 660 :
黄泉還りか
845 :
ついてけない
846 = 467 :
もう一回読んでくるぜよ
847 = 663 :
あと百ちょいで巻き返してくれるはず
848 :
Pは女…?
849 = 550 :
なぜどいつもこいつも1人に全員を押し付けるのか
850 :
社長が無能なんだろうな
経営能力ないから現場に皺寄せが行く
みんなの評価 : ★★★×6
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