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    元スレキョン「おい、ハルヒ。金はまだか?」

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    タグ : - ハルヒ + - 朝倉涼子 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    キョン…わかってるくせに・・・

    202 = 112 :

    佐々木「世間一般では男女間の友情は無いと言われて居るね。
    無論僕もそう考えている」

    キョン「いや、ケースバイケースなんじゃないのか?俺はあると思うが」

    佐々木「そうだね、その通りだ。でも僕らにもその世間一般の常識は当てはまるみたいだよ」

    キョン「……」

    佐々木「現に僕は君を男として、恋愛対象として見ている。そうなると友情では無くなるんだ」

    キョン「それは……」

    佐々木「ならば、涼宮さんの事はどう思う?」

    キョン「あいつは……」

    キョン(友達?クラスメイト?同じ部活の仲間?……どれもしっくりこないな……)

    キョン「わからん……」

    203 = 112 :

    佐々木「そうか。ならばそこに友情は無いのかもしれない。
    もっとも、愛情はあるのだろうけどね」

    キョン「愛情って」

    佐々木「君が僕の事を親友とそう呼べるのなら、僕はもう友人として取り返しのつかない所まで来てしまったんだ」

    佐々木「そこから恋愛に覆る事はそうそう無い」

    佐々木「僕が涼宮さんに対抗したくて言った"親友"とは違うんだと……そう思う」

    キョン「佐々木……」

    佐々木「僕の事を選んでくれとは言わない。でも一つだけ」

    キョン「何だ?」

    204 = 173 :

    205 = 112 :

    佐々木「僕が選ばれなかったとしても、このまま、親友で居させてくれ」

    キョン「そりゃ……勿論だ」

    佐々木「安心したよ。……僕は卑怯だね。予防線を張るなんて」

    キョン「……」

    佐々木「君と涼宮さん程月と太陽みたいな人は居ない。相性抜群だ。
    とても近づけそうに無いよ……こう言ってしまうと、もう一人の女性にも悪いがね」

    佐々木「さあ、僕はもう良い言いたい事は全て言ったつもりだ。
    とてもデートと言える様なものでは無かったけれど、許して欲しい」

    キョン「良いさ。佐々木の気持ちが聞けて良かった」

    佐々木「それじゃあまた、連絡待っているよ」

    キョン「ああ……またな」

    206 :

    追い付いちまった

    207 :

    頼む。にょろ~んにしてくれ

    208 = 182 :

    三人から選ぶってキョンは予防線どころじゃない卑怯さだけどな

    209 = 206 :

    卑怯とかどーでもいい、ただただ羨ましい。ハルヒにしてくれよ、>>1さんよー

    210 = 112 :

    キョン(佐々木……お前は……わかってたんだな)

    キョン(すまん、そんな気持ちにさせて)

    キョン「……ハルヒ、明日、大丈夫か?」

    ハルヒ「いつでも空けてるって言ったでしょ?じゃ、駅前に11時!遅刻は罰金!わかった?」

    キョン「おう、わかってる」

    ハルヒ「じゃあね。寝坊すんじゃないわよ!」

    キョン「へいへい、わかりましたよ」

    キョン(……夜は俺が皆を照らすんだろう。ハルヒの力を借りて。
    佐々木の言っている意味の半分くらちは理解出来て居るつもりだ)

    211 = 112 :

    ハルヒ「遅い!罰金!」

    キョン「早いなお前……一時間前だぞ……」

    ハルヒ「あんたの考えなんてお見通しよ!残念だったわね!」

    キョン「はあ……喫茶店でいいか?」

    ハルヒ「ううん、ポップコーンとコーラよ」

    キョン「ん?その組み合わせは……」

    ハルヒ「そう、映画を見に行くの。話題のSF映画よ」

    キョン「SFね……なんともハルヒらしい」

    212 = 112 :

    ハルヒ「ほら、シャキシャキ歩く!」

    キョン「はいはい」

    ハルヒ「はいは一回!」

    キョン「はーーい」

    キョン(すっかり元のハルヒだ。こっちの方がしっくりくるぜ)

    ハルヒ「席はここね。中央の席だなんて運が良いわ」

    キョン「ハルヒパワー」

    ハルヒ「なに?」

    キョン「いや、何でも無い」

    ハルヒ「あっそ、あ、始まるわよ」

    213 :

    追いついてしまった

    214 = 112 :

    キョン(ポニーテールにしてることは突っ込まなくて良いだろうか?
    何と言ったら良いのかわからんが、女はこういうの気にするみたいだしな)

    キョン「ハルヒ」

    ハルヒ「何よ」

    キョン「髪型似合ってるぞ。魅力度倍増だ」

    ハルヒ「……上映中なんだから静かにしてよ」

    キョン(……ハルヒの口角がピクピクしているのは怒りからだろうか)

    キョン(いや……それにしても何故こう映画館と言うのは眠気を……)

    キョン「zzz」

    ハルヒ「ったくもう……ふふ」

    215 = 112 :

    ハルヒ「こら、起きなさいよ」

    キョン「んおっ!……今何時だ?」

    ハルヒ「……ヨダレすごいわよ」

    キョン「おお、有難う」

    ハルヒ「はあ……折角見に来たのに寝る何てバッカじゃない?
    お金を捨てたような物よ?
    まああたしは集中して見れたから良いんだけど」

    キョン「すまん」

    ハルヒ「まあ良いわ、ご飯食べに行くわよ」

    キョン「おう、丁度腹減って来てたんだ」

    216 :

    ポニテはハルヒの中では格別な髪型なんだろう

    217 = 216 :

    朝まで残ってるか心配

    218 :

    最後のルート選択を安価とかはやめてね

    219 = 213 :

    つるにゃん選んでハルヒ病みエンドで

    220 = 112 :

    キョン「どこに行くんだ?」

    ハルヒ「上の洋食屋さん。昔パ……親父とよく言ってたんだけど、オムライスが美味しいのよ」

    キョン「オムライスか……やべ、さらに腹減って来た」

    ハルヒ「じゃあ早速行くわよ」

    キョン「おう」

    221 :

    水炊きとか腹減るじゃねーか

    222 :

    まじ腹減ってきたわ

    223 = 112 :

    キョン「おい、ふわとろじゃねえか」

    ハルヒ「ふわとろよ」

    キョン「冗談だろ。お前はこんな上等な物を幼少期に食していたのか」

    ハルヒ「大袈裟ねえ、あたしだって作れるわよこんくらい」

    キョン「興味深いがちょっとお口チャックだ。
    睨まれてるぞ」

    ハルヒ「ふんっ知ったこっちゃないわよ」

    キョン「ケチャップついてるぞ」フキフキ

    ハルヒ「ん……ありがと」

    キョン「どういたしまして」

    224 = 112 :

    ハルヒ「ふう。ご馳走様」

    キョン「ご馳走様でした」

    ハルヒ「最後に一つだけ、行きたい所あるんだけどいい?」

    キョン「ああ、良いぜ」

    ハルヒ「ありがと、じゃ着いてきて」

    キョン「おう」

    225 :

    いいね
    読んでる途中だけど保守

    226 = 112 :

    ハルヒ「ふう、ここよ」

    キョン「ここは……」

    キョン(ハルヒの……)

    ハルヒ「東中。ちょっとした思い出があるのよ。ほら、ここ登って」

    キョン「侵入したらセコム来るぞ」

    ハルヒ「来ないわよそんなもん。いいからほら!」

    キョン「おう……」

    227 :

    4時までにはおわってほしいという自己中心的な願望をここに表明する

    228 = 112 :

    ハルヒ「懐かしい、この校庭」

    キョン「お前がでっかい絵文字書いたってとこか?」

    ハルヒ「そうよ」

    キョン「……」

    ハルヒ「……」

    ハルヒ「ねえ、キョン」

    キョン「何だ?」

    ハルヒ「宇宙人って居ると思う」

    キョン「長門だろ?」

    ハルヒ「じゃあ未来人は?」

    キョン「朝比奈さん」

    ハルヒ「超能力者は?」

    キョン「古泉だな」

    229 = 207 :

    ゆっくりでいいから、鶴屋さんで……

    230 :

    キョンの口調やら性格に違和感

    231 :

    クソッ 追いついてしまった 支援

    232 = 112 :

    ハルヒ「まだそれ言ってんのね、あんた」

    キョン「本当の事だからな」

    ハルヒ「……じゃあ異世界人は?」

    キョン「……余ってる俺かね?」

    ハルヒ「でしょうね」

    キョン「ははっ」

    ハルヒ「……あたしね、ずっと特別な存在になりたかったの」

    キョン「……」

    ハルヒ「SOS団立ち上げた目的も、特別な存在と遊べる特別な存在になりたかったから」

    233 = 112 :

    ハルヒ「最初は普通の事なんて嫌だと思ってたんだけど、普通の事が楽しくて仕方なくなってた」

    ハルヒ「それで気付いたら精神病だと思ってた恋も普通にしてたわ」

    ハルヒ「あんたともずっと普通に過ごして行ければ良いと思ってたんだけど、何時の間にかあんたにとって特別な存在になりたいと思ってた」

    ハルヒ「キョン、好きよ」

    キョン「……」

    ハルヒ「あたしと付き合って欲しい」

    234 :

    ハルにゃんカワイイ

    235 :

    キョン「だが断る」

    236 = 207 :

    だが、駄目っ……!

    237 = 112 :

    キョン「……喜んで」

    ハルヒ「……いいの?」

    キョン「俺もやっぱり、ハルヒじゃなきゃ駄目みたいだ」

    キョン「鶴屋さんと、佐々木と一緒に居てもハルヒの事ばかり……ハルヒだったら、ハルヒもこんな事を、そんな風に考えちまってた」

    キョン「俺は阿保だな。ホンモンのクソッタレだ。
    恋なんて馬鹿らしい。俺にそんな事があるわけ無い。
    そうやって、誰かに気持ちを向けられても鈍感な振りしてフラフラ逃げ道を探してたんだ」

    キョン「これからも改めてよろしく頼む。これまですまん。
    一生かけてハルヒを大切にするから」

    238 = 225 :

    よくないッ・・・・・・!
    そういうのは敗者の考え方っ・・・!

    240 = 207 :

    では、にょろ~んは俺がいただきますね

    241 :

    ヤンデレっぽかったハルヒは何処にいった!?

    242 = 112 :

    ハルヒ「……クサイこと言ってんじゃないわよ……アホキョン」

    キョン「ハルヒ……ポニーテール、最高に似合ってるぞ」

    ハルヒ「えっ?んっ……いきなりなにすんのよこのバカキョン!!」

    キョン「あいたっ!!おい何もビンタする事は無いだろ!!」

    ハルヒ「こういうのはムードってもんが大事なのよ!初めてなのに、こんないきなりされてよく覚えて無かったらどうすんのよ!」

    キョン「完璧にそのムードだっただろうが!じゃあいつすりゃ良いんだ?わからん!全くわからん!」

    ハルヒ「もうっ!良いわよ!とにかく、明日から毎朝あたしの家に迎えに来る事!良いわね?」

    244 = 230 :

    >>232
    キョン「ははっ」なんて言わねーだろ

    245 = 112 :

    キョン「毎朝?!それはちょっ……」

    ハルヒ「なに?嫌なの?」

    キョン「いえ、喜んで」

    ハルヒ「じゃあ決まりね!来ないとお弁当抜きだから」

    キョン「はい……」

    ハルヒ「また明日!マジで来るのよ!」

    キョン「わーかったって!また明日な!」

    キョン(なんか実感わかんが……これからだな)

    246 = 225 :

    >>244
    黙って見てろ

    247 :

    途中のハルヒの病み具合はどこへやら

    248 :

    おいついてしまった
    もっとどろどろを期待したが・・・

    249 = 112 :



    谷口「おいキョン、お前のお仲間がお呼びだぞ」

    キョン「ん?おお古泉か」

    谷口「ッチ、ほらさっさと言って来いよ!」

    国木田「谷口、何でそんなに気が立ってんのさ」

    谷口「良いんだよ。こんぐらいしてやんねーとあの幸せもんには響かねえ。
    どうせ心の中では俺らの事見下してんだ……」

    国木田「そんなわけないじゃん。卑屈過ぎだって」

    谷口「ああ、友達料、払わなくて良かったぜ」

    250 :

    ハルヒは可愛いとは思わんけどキョンとお似合いではあると思う。


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