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元スレ女僧侶「勇者様にプロポーズされました」
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避難を終えた教会は、彼ら闘いの音ばかりが響いていた。
女戦士「……ぐっ」
武道家「っ……ぬう」
青年「……」
女戦士(冗談きついぜ…)
武道家(これほどの使い手が……!)
二人が呻く。
闖入者を排除しようと飛びかかった彼らは、だが青年の見えざる剣によって、壁に叩きつけられていた。
女戦士「くそっ!」ザッ
武道家「っ!!」ザッ
そして再び。
青年「……」チャキッ
結果は同じだった。
軽やかな動作から生まれた一太刀乱舞の瞬神剣が二人を弾き飛ばす。
青年「……」
立ち込める闘気。
ただ「居る」だけで放たれる圧倒的な存在感。
女戦士「……ぐっ」
武道家「っ……ぬう」
青年「……」
女戦士(冗談きついぜ…)
武道家(これほどの使い手が……!)
二人が呻く。
闖入者を排除しようと飛びかかった彼らは、だが青年の見えざる剣によって、壁に叩きつけられていた。
女戦士「くそっ!」ザッ
武道家「っ!!」ザッ
そして再び。
青年「……」チャキッ
結果は同じだった。
軽やかな動作から生まれた一太刀乱舞の瞬神剣が二人を弾き飛ばす。
青年「……」
立ち込める闘気。
ただ「居る」だけで放たれる圧倒的な存在感。
女戦士(この雰囲気……)
武道家(間違いない!)
勇者「二人とも、やめるんだ」
勇者(……この人は……)
勇者(ぼくと、同じだ)
女僧侶「お父さん……」
青年「……」
女僧侶「なんで、生きてるの?」
青年「その言い方ひどくないか?」
女僧侶「……」
青年「…ああ。ぼくは死んでるよ」
女僧侶「!」
武道家(間違いない!)
勇者「二人とも、やめるんだ」
勇者(……この人は……)
勇者(ぼくと、同じだ)
女僧侶「お父さん……」
青年「……」
女僧侶「なんで、生きてるの?」
青年「その言い方ひどくないか?」
女僧侶「……」
青年「…ああ。ぼくは死んでるよ」
女僧侶「!」
>>349
なんかもうそれが気持ち悪くて仕方がない
なんかもうそれが気持ち悪くて仕方がない
青年「だが約束したはずだよ?……あの手紙で。死んでも化けて出るって」
女僧侶「そんなの理由になってない!」
青年「……」
青年「……なあ、幼」
青年「お前はそれでいいのか」
女僧侶「当たり前でしょ!何を言ってるの!」
青年「……幼」
女僧侶「そんなの理由になってない!」
青年「……」
青年「……なあ、幼」
青年「お前はそれでいいのか」
女僧侶「当たり前でしょ!何を言ってるの!」
青年「……幼」
青年「ぼくはね」
青年「お前に、普通の女の子として生きて欲しかったよ」
青年「だからあの村に引っ越して……そして」
青年「安らかに過ごして欲しいと思った」
青年「なぜぼくが、お前を置いて旅立てたか……わかるだろ?」
女僧侶「……」
青年「彼らが……いたからだ」
青年「お前を託すに信頼できる友人……そして」
青年「お前を心から笑わせてくれる、存在」
女僧侶「……」
青年「お前に、普通の女の子として生きて欲しかったよ」
青年「だからあの村に引っ越して……そして」
青年「安らかに過ごして欲しいと思った」
青年「なぜぼくが、お前を置いて旅立てたか……わかるだろ?」
女僧侶「……」
青年「彼らが……いたからだ」
青年「お前を託すに信頼できる友人……そして」
青年「お前を心から笑わせてくれる、存在」
女僧侶「……」
青年「まさか、お前が僧侶になり、あまつさえ選ばれし者になるなんて」
青年「運命は皮肉だ」
青年「だが、そんなことはどうでもいい」
青年「……勇者」
勇者「はい」
青年「きみはこの娘を幸せにできるか?」
勇者「その…つもりです」
青年「そうか」
青年「いい自信だ」
青年「なら、あとは……幼が応える番だ」
青年「運命は皮肉だ」
青年「だが、そんなことはどうでもいい」
青年「……勇者」
勇者「はい」
青年「きみはこの娘を幸せにできるか?」
勇者「その…つもりです」
青年「そうか」
青年「いい自信だ」
青年「なら、あとは……幼が応える番だ」
女僧侶「私はもう応えたよ!だからこの場に…」
青年「おい馬鹿ムスメ」
女僧侶「」
青年「結婚に一番大事なのはなんだ」
青年「誓いの言葉を思い出せ」
青年「『生涯愛することを誓いますか』」
青年「お前の言葉には、愛が足りない。心が足りない」
青年「そして……ぼくは知らない」
青年「勇者か。…『彼』なのか。お前の愛がどこにあるのか」
青年「おい馬鹿ムスメ」
女僧侶「」
青年「結婚に一番大事なのはなんだ」
青年「誓いの言葉を思い出せ」
青年「『生涯愛することを誓いますか』」
青年「お前の言葉には、愛が足りない。心が足りない」
青年「そして……ぼくは知らない」
青年「勇者か。…『彼』なのか。お前の愛がどこにあるのか」
青年「父として、今この場で聞かせてもらおう!」
女僧侶「――!」
そして。
もう一度、式場の扉が開く
男「……幼!」
女僧侶「!」
勇者「!!」
青年「来たか」
男「……え?」
青年「久しぶりだな、いやあ大きくなった」
男「おじさん…なんで」
青年「疑問は後回しだ」
青年「役者は揃った!さあ幼!いまこそ俺に!パパに聞かせてくれ!!」
女僧侶「――!」
そして。
もう一度、式場の扉が開く
男「……幼!」
女僧侶「!」
勇者「!!」
青年「来たか」
男「……え?」
青年「久しぶりだな、いやあ大きくなった」
男「おじさん…なんで」
青年「疑問は後回しだ」
青年「役者は揃った!さあ幼!いまこそ俺に!パパに聞かせてくれ!!」
>>368
きめえwww
きめえwww
青年「……俺は知ってる」
青年「勇者がお前と旅し、苦難の末に魔王を倒したことを」
勇者「……!」
青年「勇者がお前を心から愛していることを」
青年「……知ってるさ」
青年「男が、ずっと、お前を支えてくれたことを」
青年「……男が、お前に、本音でぶつかったことを」
男「……」
青年「……二人の男から愛されるなんて、お前は本当に幸せだな」
青年「だから、幼」
青年「全員が揃った、いまこの場で言ってくれ」
青年「お前が愛する者の、名前を」
青年「女僧侶としてではなく!『幼馴染』として!」
青年「勇者がお前と旅し、苦難の末に魔王を倒したことを」
勇者「……!」
青年「勇者がお前を心から愛していることを」
青年「……知ってるさ」
青年「男が、ずっと、お前を支えてくれたことを」
青年「……男が、お前に、本音でぶつかったことを」
男「……」
青年「……二人の男から愛されるなんて、お前は本当に幸せだな」
青年「だから、幼」
青年「全員が揃った、いまこの場で言ってくれ」
青年「お前が愛する者の、名前を」
青年「女僧侶としてではなく!『幼馴染』として!」
女僧侶「……!!」
女僧侶「……私は……勇者様と…」
勇者「……幼」
女僧侶「!勇者様…」
勇者「聞かせてくれ」
女僧侶「けど……だけど」
女僧侶「そんな……の」
男「なあ、幼」
女僧侶「…!」
女僧侶「……私は……勇者様と…」
勇者「……幼」
女僧侶「!勇者様…」
勇者「聞かせてくれ」
女僧侶「けど……だけど」
女僧侶「そんな……の」
男「なあ、幼」
女僧侶「…!」
>>372
答え誘導してるよね『幼馴染』としてって
答え誘導してるよね『幼馴染』としてって
男「俺はもう、言いたいことは言ったし」
男「ま、気にすんな。俺も聞きたいだけだ」
男「俺も――お前の気持ちを聞きたいよ」
女僧侶「……」
女僧侶「私……私は…」
幼馴染「……私は」
男「ま、気にすんな。俺も聞きたいだけだ」
男「俺も――お前の気持ちを聞きたいよ」
女僧侶「……」
女僧侶「私……私は…」
幼馴染「……私は」
とりあえず女僧侶と男と勇者で3Pしてから、体の相性で考えようぜ
>>368
こんなやつがこんな文章書いてるのか...胸熱
こんなやつがこんな文章書いてるのか...胸熱
これから世界の象徴になるとか言ってたのに
平民に嫁さん奪われたら面目丸潰れじゃね?
平民に嫁さん奪われたら面目丸潰れじゃね?
きっと、二人を愛している
道標なき苦難をともに乗り越えた者
幼いころより支えてくれた親しい者
愛を囁くに充分すぎる二人だった。
だけど。
女僧侶としてではなく。
娘として。
『幼馴染』として語れと、言われたとき――
幼馴染「……」
道標なき苦難をともに乗り越えた者
幼いころより支えてくれた親しい者
愛を囁くに充分すぎる二人だった。
だけど。
女僧侶としてではなく。
娘として。
『幼馴染』として語れと、言われたとき――
幼馴染「……」
正直勇者さえいれば勇者が誰と結婚しようが関係ないがな
僧侶である必要が
僧侶である必要が
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