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元スレ愛「765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりです!」
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それから10分後。
愛「じゃあ、夢子さんは涼さんにCDを貸しに来ただけなんですか?」
夢子「だからそう言ってるじゃない」
涼「廃盤になったCDを夢子ちゃんが持ってるって言うから、貸してって頼んだの」
愛「それ、絵理さんも知ってたんですか?」
絵理「うん。涼さんから聞いた」
愛「あう……」
またあたし、一人で突っ走っちゃったみたいです。
アイドルになって色々成長したと思ったのに、どうしてこのクセは治らないんだろう。
夢子「ていうかあたし、どんな女だと思われてんの? そこまで未練がましくないわよ」
絵理「ホント?」
夢子「……たぶん」
涼「た、たぶんって……」
愛「じゃあ、夢子さんは涼さんにCDを貸しに来ただけなんですか?」
夢子「だからそう言ってるじゃない」
涼「廃盤になったCDを夢子ちゃんが持ってるって言うから、貸してって頼んだの」
愛「それ、絵理さんも知ってたんですか?」
絵理「うん。涼さんから聞いた」
愛「あう……」
またあたし、一人で突っ走っちゃったみたいです。
アイドルになって色々成長したと思ったのに、どうしてこのクセは治らないんだろう。
夢子「ていうかあたし、どんな女だと思われてんの? そこまで未練がましくないわよ」
絵理「ホント?」
夢子「……たぶん」
涼「た、たぶんって……」
【876プロ事務所】
夢子「あたし、お邪魔してていいのかしら」
涼「いいと思うけど……そういえば夢子ちゃん、何か用事があったんじゃなかったの?」
夢子「へ? 用事?」
涼「ほら、CD持ってきてくれたのは他の用事のついでだって」
夢子「あ……べ、別にいいでしょ。用事はキャンセルになったっていうか」
涼「ふーん、それならいいんだけど……」
絵理「……涼さん、ぜんぜん気付いてないよね」
愛「まぁ、涼さんですから。きっと絵理さんも苦労したんですよね」
絵理「ううん。現在進行形で、苦労してる?」
愛「……涼さん……」
夢子「あたし、お邪魔してていいのかしら」
涼「いいと思うけど……そういえば夢子ちゃん、何か用事があったんじゃなかったの?」
夢子「へ? 用事?」
涼「ほら、CD持ってきてくれたのは他の用事のついでだって」
夢子「あ……べ、別にいいでしょ。用事はキャンセルになったっていうか」
涼「ふーん、それならいいんだけど……」
絵理「……涼さん、ぜんぜん気付いてないよね」
愛「まぁ、涼さんですから。きっと絵理さんも苦労したんですよね」
絵理「ううん。現在進行形で、苦労してる?」
愛「……涼さん……」
涼「そういえば夢子ちゃん。最近よくウチでお仕事してるよね」
夢子「フリーになってから、石川社長にいくつか仕事回してもらってるのよ」
涼「それならもう、876プロに入ればいいのに」
夢子「……あんたと絵理が仲良くしてんの、見てられないもん」
涼「え? ごめん、途中から聞こえなかったんだけど……」
夢子「なんでもないわよ、バカ!」
涼「え、ええぇぇぇ?」
うわぁ……いくらモトカノとは言っても、夢子さんがちょっとかわいそうです。
涼さん、そんなこと続けてたらいつか刺されちゃいますよ!
夢子「フリーになってから、石川社長にいくつか仕事回してもらってるのよ」
涼「それならもう、876プロに入ればいいのに」
夢子「……あんたと絵理が仲良くしてんの、見てられないもん」
涼「え? ごめん、途中から聞こえなかったんだけど……」
夢子「なんでもないわよ、バカ!」
涼「え、ええぇぇぇ?」
うわぁ……いくらモトカノとは言っても、夢子さんがちょっとかわいそうです。
涼さん、そんなこと続けてたらいつか刺されちゃいますよ!
まなみ「あ……そういえば愛ちゃん」
愛「はいっ、なんですか?」
まなみ「同棲生活は順調?」
涼「え……!?」
絵理「ど……」
夢子「どどど同棲ィィィィ!? あ、あんたが!?」
愛「はいっ。あたし今、765プロのプロデューサーさんと一緒に住んでるんです!」
涼「あの人!? うわぁ。律子姉ちゃん、愛ちゃんに負けちゃったんだ……」
実際には、恋愛や同棲の練習なんですけどね。
あ、でも……お嫁さんになりたいって思ってるのは、結構ホンキです!
これって恋愛感情? ただ一緒にいたいだけ? その辺はまだよくわかってないですけど。
愛「はいっ、なんですか?」
まなみ「同棲生活は順調?」
涼「え……!?」
絵理「ど……」
夢子「どどど同棲ィィィィ!? あ、あんたが!?」
愛「はいっ。あたし今、765プロのプロデューサーさんと一緒に住んでるんです!」
涼「あの人!? うわぁ。律子姉ちゃん、愛ちゃんに負けちゃったんだ……」
実際には、恋愛や同棲の練習なんですけどね。
あ、でも……お嫁さんになりたいって思ってるのは、結構ホンキです!
これって恋愛感情? ただ一緒にいたいだけ? その辺はまだよくわかってないですけど。
愛「同棲生活、楽しんでますっ!」
まなみ「そう。最初はどうなることかと思ったけど、それならいいかなあ」
夢子「う、嘘でしょ……あんたがそこまで進んでるなんて」
絵理「ちょっと、意外?」
涼「そもそもアイドルが同棲するのって、876プロ的にはアリなんだ……大変じゃなかった?」
愛「あたしの場合は、社長がいろいろお手伝いしてくれたので!」
涼「社長が自分から同棲の手助けをしてくれたの!? し、信じられないよ……」
絵理「愛ちゃんがアリなら……わたしたちも同棲する? 涼さん」
涼「えっ……い、いいの?」
絵理「わたしは一人暮らしだし。涼さんが望むのなら……いつでも?」
涼「……ゴクリ」
涼さんの生唾を飲む音が聞こえました。もしかして涼さん、結構その気なんじゃ……
同棲っていろいろありますけど、なんだかんだで楽しいですから!
涼さんや絵理さんも、同じように思ってくれるといいなー!
まなみ「そう。最初はどうなることかと思ったけど、それならいいかなあ」
夢子「う、嘘でしょ……あんたがそこまで進んでるなんて」
絵理「ちょっと、意外?」
涼「そもそもアイドルが同棲するのって、876プロ的にはアリなんだ……大変じゃなかった?」
愛「あたしの場合は、社長がいろいろお手伝いしてくれたので!」
涼「社長が自分から同棲の手助けをしてくれたの!? し、信じられないよ……」
絵理「愛ちゃんがアリなら……わたしたちも同棲する? 涼さん」
涼「えっ……い、いいの?」
絵理「わたしは一人暮らしだし。涼さんが望むのなら……いつでも?」
涼「……ゴクリ」
涼さんの生唾を飲む音が聞こえました。もしかして涼さん、結構その気なんじゃ……
同棲っていろいろありますけど、なんだかんだで楽しいですから!
涼さんや絵理さんも、同じように思ってくれるといいなー!
夢子「あああああ!! 人前でイチャイチャするんじゃない!」
涼「ぎゃおおおおおん!! 夢子ちゃん、ほっぺたつねらないで~!!」
愛「もー夢子さんってば、やっぱり未練たらたらですねっ」
夢子「だって……好きな気持ちって、そんな簡単に切り替えられるもんじゃないわよ!」
絵理「新しい恋に、生きて?」
夢子「ぐっ……あ、あんたが言うな!! 飴玉食べさせるわよ!?」
絵理「ひうっ!?」
出ました! あれが多くのライバルを蹴落してきた恐怖の飴玉です!
涼さんに説得されてやめたって聞きましたけど、なんでまだ持ち歩いてるんですか……?
絵理さんは、夢子さんのこと分かっててヒドいこと言ってるような気がしますけど……
三角関係のドロ沼展開にはならないように気をつけてくださいね!
涼「ぎゃおおおおおん!! 夢子ちゃん、ほっぺたつねらないで~!!」
愛「もー夢子さんってば、やっぱり未練たらたらですねっ」
夢子「だって……好きな気持ちって、そんな簡単に切り替えられるもんじゃないわよ!」
絵理「新しい恋に、生きて?」
夢子「ぐっ……あ、あんたが言うな!! 飴玉食べさせるわよ!?」
絵理「ひうっ!?」
出ました! あれが多くのライバルを蹴落してきた恐怖の飴玉です!
涼さんに説得されてやめたって聞きましたけど、なんでまだ持ち歩いてるんですか……?
絵理さんは、夢子さんのこと分かっててヒドいこと言ってるような気がしますけど……
三角関係のドロ沼展開にはならないように気をつけてくださいね!
ごまえはやよい亜美真美の持ち歌だけど、他の子も歌う
愛ちゃんも(DS三人も)ごまえ歌う、愛ちゃんのごまえは元気がいっぱいです
愛ちゃんも(DS三人も)ごまえ歌う、愛ちゃんのごまえは元気がいっぱいです
【CM撮影スタジオ】
愛「よろしくお願いしまーす!」
監督「はい、よろしくねー」
まなみ「今日はもう1人アイドルが来ると聞いてるんですけど……」
監督「そっちもさっき挨拶に来たところだから、今は更衣室で着替えてるんじゃないかな」
愛「ちょっとご挨拶してきます!」
まなみ「ああ待って愛ちゃん、私も行くから!」
もう1人のアイドルって、誰だろう。あたしの知ってる人かな?
876プロの誰かじゃないのは分かるけど……
愛「よろしくお願いしまーす!」
監督「はい、よろしくねー」
まなみ「今日はもう1人アイドルが来ると聞いてるんですけど……」
監督「そっちもさっき挨拶に来たところだから、今は更衣室で着替えてるんじゃないかな」
愛「ちょっとご挨拶してきます!」
まなみ「ああ待って愛ちゃん、私も行くから!」
もう1人のアイドルって、誰だろう。あたしの知ってる人かな?
876プロの誰かじゃないのは分かるけど……
大きな撮影スタジオだと、楽屋、メイク部屋、更衣室がバラバラなんてことがあるんですよね。
あたしもこんなところで仕事できるくらいにはなったんだ……
ちょっと感動しながら、あたしは近くにあった更衣室の扉を勢い良く開けました。
愛「こんにちはー!」
貴音「……ごきげんよう」
愛「わっ……すごい」
そこにいたのは、絵本の中から飛び出してきたような……素敵なお姫様でした。
上も下も下着姿で、ちょっと困ったような顔をしてましたけど。
まなみ「あ、愛ちゃん! いきなり開けちゃダメでしょ!」
貴音「愛……それではあなたが本日共に撮影に臨む、876プロの日高愛でしょうか?」
愛「はい! よろしくお願いしますっ!」
まなみ「あなたも普通に応対してないで、少しは焦ってください!」
貴音「ああ、申し訳ありません。わたくし、なにぶん世俗の常識に疎く……」
あたしもこんなところで仕事できるくらいにはなったんだ……
ちょっと感動しながら、あたしは近くにあった更衣室の扉を勢い良く開けました。
愛「こんにちはー!」
貴音「……ごきげんよう」
愛「わっ……すごい」
そこにいたのは、絵本の中から飛び出してきたような……素敵なお姫様でした。
上も下も下着姿で、ちょっと困ったような顔をしてましたけど。
まなみ「あ、愛ちゃん! いきなり開けちゃダメでしょ!」
貴音「愛……それではあなたが本日共に撮影に臨む、876プロの日高愛でしょうか?」
愛「はい! よろしくお願いしますっ!」
まなみ「あなたも普通に応対してないで、少しは焦ってください!」
貴音「ああ、申し訳ありません。わたくし、なにぶん世俗の常識に疎く……」
貴音「わたくし、四条貴音と申します。日高愛、今後とも良いお付き合いを」
愛「はいっ! って『四条貴音』さん?」
そのお名前、どこかで聞いたことがあります。
それに、この人の特徴。
綺麗な銀色の髪、透き通るような声、男の人並みに高い身長、おっきい胸とお尻……
これも知ってるような気がするよー。どこで聞いたんだっけ?
愛「……あっ! そうだ、絵理さんが言ってた人だ!」
貴音「絵理さん……とは、もしや水谷絵理のことでしょうか」
愛「はい!」
貴音「そうですか、彼女からわたくしのことを……そういえば水谷絵理も876プロでしたね」
愛「あたしと絵理さんは同期なんです!」
愛「はいっ! って『四条貴音』さん?」
そのお名前、どこかで聞いたことがあります。
それに、この人の特徴。
綺麗な銀色の髪、透き通るような声、男の人並みに高い身長、おっきい胸とお尻……
これも知ってるような気がするよー。どこで聞いたんだっけ?
愛「……あっ! そうだ、絵理さんが言ってた人だ!」
貴音「絵理さん……とは、もしや水谷絵理のことでしょうか」
愛「はい!」
貴音「そうですか、彼女からわたくしのことを……そういえば水谷絵理も876プロでしたね」
愛「あたしと絵理さんは同期なんです!」
貴音「そうでしたか。水谷絵理の同期であるならば、あなたにも期待できましょう。日高愛」
愛「え、ええっ!? あ、あたしなんて微妙ですよ……このお仕事でも四条さんと釣り合うかどうか」
貴音「微妙、とは?」
愛「……会っていきなりなんですけど。あたし、四条さんみたいな人に憧れてるんです」
貴音「わたくしに……」
愛「髪が長くて、声も綺麗で、スタイル良くて。ママもそうなんです。ママは、あたしの目標です」
貴音「……それでは、あなたの母親も」
愛「はい、アイドルでした。それもかなり有名だったみたいで、あたしいつも比較されちゃって」
貴音「………………」
あたしのママ、日高舞。
一児の母になってからはアイドルを引退したけど、アイドルだった頃はもう凄かったみたい。
ママ一人の行動であまりにお金が動くから、その名前を聞けばこの業界で震えない人はいないとか。
そんなママと四条さんのまとう雰囲気が、本当にそっくりだったんです。
愛「……ママや四条さんと比べたら、あたしって……」
愛「え、ええっ!? あ、あたしなんて微妙ですよ……このお仕事でも四条さんと釣り合うかどうか」
貴音「微妙、とは?」
愛「……会っていきなりなんですけど。あたし、四条さんみたいな人に憧れてるんです」
貴音「わたくしに……」
愛「髪が長くて、声も綺麗で、スタイル良くて。ママもそうなんです。ママは、あたしの目標です」
貴音「……それでは、あなたの母親も」
愛「はい、アイドルでした。それもかなり有名だったみたいで、あたしいつも比較されちゃって」
貴音「………………」
あたしのママ、日高舞。
一児の母になってからはアイドルを引退したけど、アイドルだった頃はもう凄かったみたい。
ママ一人の行動であまりにお金が動くから、その名前を聞けばこの業界で震えない人はいないとか。
そんなママと四条さんのまとう雰囲気が、本当にそっくりだったんです。
愛「……ママや四条さんと比べたら、あたしって……」
貴音「……日高愛。自分を卑下するのは感心しません」
愛「えっ?」
貴音「例えば、髪が短いのはあなたの武器です」
愛「武器……ですか?」
貴音「ええ。わたくしは短髪でより似合う髪型を知らぬ故、長髪にしているだけ」
愛「でも、スタイルは……」
貴音「小さいからこそ、快活な少女といういめーじが生まれるのです。それはあなたの特権ではありませんか」
愛「歌は?」
貴音「練習すれば上手くなりましょう。あなたはまだ若く、伸び白も大きいのですから」
愛「…………四条さん」
貴音「『貴音』と呼んでください。共にトップアイドルを目指して精進致しましょう、日高愛」
……ありがとう、貴音さん。やっぱり今のあたしじゃ貴音さんには勝てそうにないです。
単純に能力や見た目の問題じゃなくて、いろいろと。
でも、がんばりますね! 貴音さんに……そしてママに、いつか追いつくために!
愛「えっ?」
貴音「例えば、髪が短いのはあなたの武器です」
愛「武器……ですか?」
貴音「ええ。わたくしは短髪でより似合う髪型を知らぬ故、長髪にしているだけ」
愛「でも、スタイルは……」
貴音「小さいからこそ、快活な少女といういめーじが生まれるのです。それはあなたの特権ではありませんか」
愛「歌は?」
貴音「練習すれば上手くなりましょう。あなたはまだ若く、伸び白も大きいのですから」
愛「…………四条さん」
貴音「『貴音』と呼んでください。共にトップアイドルを目指して精進致しましょう、日高愛」
……ありがとう、貴音さん。やっぱり今のあたしじゃ貴音さんには勝てそうにないです。
単純に能力や見た目の問題じゃなくて、いろいろと。
でも、がんばりますね! 貴音さんに……そしてママに、いつか追いつくために!
貴音『美味でした……らぁめんおかわり』
愛『たるき亭カップヌードル! 今なら抽選で、日高愛か四条貴音との握手券が付いてくるよー!』
監督「はいオッケイ! 二人とも良かったよ!」
愛「ありがとうございますっ!」
貴音「ありがたきお言葉……」
愛「CM、どんなデキになるのか楽しみですね!」
貴音「まこと、その通りです。ところで日高愛。この後、所用などはありますでしょうか」
愛「いえ、特に無いですよっ。ですよね、まなみさん」
まなみ「ええ。今日はこれだけね」
貴音「では、少しお時間を頂戴したいのですが」
愛『たるき亭カップヌードル! 今なら抽選で、日高愛か四条貴音との握手券が付いてくるよー!』
監督「はいオッケイ! 二人とも良かったよ!」
愛「ありがとうございますっ!」
貴音「ありがたきお言葉……」
愛「CM、どんなデキになるのか楽しみですね!」
貴音「まこと、その通りです。ところで日高愛。この後、所用などはありますでしょうか」
愛「いえ、特に無いですよっ。ですよね、まなみさん」
まなみ「ええ。今日はこれだけね」
貴音「では、少しお時間を頂戴したいのですが」
まなみさんと別れた後、貴音さんに連れてこられたのは商店街のラーメン屋さんでした。
店員さん達が腕を組んで並んでるポスターがいっぱい貼ってあります!
店の中に入るとお客さんは一人もいなくて、店員さんが一人いるだけでした。
大将「へいらっしゃい! おっ、貴音ちゃん」
貴音「ごきげんよう。いつものをお願い致します。こちらの方にも、量を4分の1で」
大将「あいよっ」
愛「ここ、よく来るんですか?」
貴音「はい。ここを選んだのはらぁめんが美味なのと、話しやすい雰囲気があるからです」
愛「話しやすい雰囲気?」
貴音「店の方が、わたくしをアイドルとして見ないので」
あっ、それちょっと分かります。でもアイドルの宿命として、ある程度は割りきってますけど。
最初の方は『サインください』『握手してください』って言われると嬉しいんだけど、
ファンが増えてプライベートにも影響が出てくると、ちょっと困っちゃうんですよね……
店員さん達が腕を組んで並んでるポスターがいっぱい貼ってあります!
店の中に入るとお客さんは一人もいなくて、店員さんが一人いるだけでした。
大将「へいらっしゃい! おっ、貴音ちゃん」
貴音「ごきげんよう。いつものをお願い致します。こちらの方にも、量を4分の1で」
大将「あいよっ」
愛「ここ、よく来るんですか?」
貴音「はい。ここを選んだのはらぁめんが美味なのと、話しやすい雰囲気があるからです」
愛「話しやすい雰囲気?」
貴音「店の方が、わたくしをアイドルとして見ないので」
あっ、それちょっと分かります。でもアイドルの宿命として、ある程度は割りきってますけど。
最初の方は『サインください』『握手してください』って言われると嬉しいんだけど、
ファンが増えてプライベートにも影響が出てくると、ちょっと困っちゃうんですよね……
愛「じゃあ、あたしに何か話が……」
貴音「はい。話と言っても、単に言葉を交わしたいと思う限り。特別な話があるわけではないのです」
へっ?
それって、あんまり大事じゃない話……趣味とか、どうでもいい話がしたいってこと?
貴音「例えばわたくし達の話、音楽の話、らぁめんの話、トップアイドルの話、らぁめんの話……」
愛「ラーメン2回入ってましたよ!?」
貴音「む……面妖な」
貴音さんって見た目は固そうなイメージだけど、ホントは全然そんなことないみたい!
特に、こんなお姫様みたいな人がラーメン大好きだなんて、最初は誰も思わないんだろうなあ。
あ、その意外性で今日のCMにも採用されたのかも?
貴音「はい。話と言っても、単に言葉を交わしたいと思う限り。特別な話があるわけではないのです」
へっ?
それって、あんまり大事じゃない話……趣味とか、どうでもいい話がしたいってこと?
貴音「例えばわたくし達の話、音楽の話、らぁめんの話、トップアイドルの話、らぁめんの話……」
愛「ラーメン2回入ってましたよ!?」
貴音「む……面妖な」
貴音さんって見た目は固そうなイメージだけど、ホントは全然そんなことないみたい!
特に、こんなお姫様みたいな人がラーメン大好きだなんて、最初は誰も思わないんだろうなあ。
あ、その意外性で今日のCMにも採用されたのかも?
お店にいたのは1時間くらい。その間、貴音さんとはいろいろな話をしました!
途中でちょっと失敗しちゃいましたけど……
貴音「我が765プロのプロデューサーと同棲、ですか」
愛「はい!」
貴音「……その話、あまり外でしない方が良いかと思います」
愛「えっ?」
貴音「どこに『ぱぱらっち』が潜んでいるか分かりません」
愛「あっ……そ、そうでした! アイドルが同棲なんて知られたら」
そこでハッと気付きました。
今の話、店員さんに聞かれたんじゃ……
大将「うわぁ~、モバマスに夢中になって何も聞こえてなかったぞぉ~」
愛「………………」
貴音「感謝しましょう、日高愛。わたくし達はこういう方々に支えられているのですから」
それって、気を使ってくれるファンってことですか? それとも、オタ……
途中でちょっと失敗しちゃいましたけど……
貴音「我が765プロのプロデューサーと同棲、ですか」
愛「はい!」
貴音「……その話、あまり外でしない方が良いかと思います」
愛「えっ?」
貴音「どこに『ぱぱらっち』が潜んでいるか分かりません」
愛「あっ……そ、そうでした! アイドルが同棲なんて知られたら」
そこでハッと気付きました。
今の話、店員さんに聞かれたんじゃ……
大将「うわぁ~、モバマスに夢中になって何も聞こえてなかったぞぉ~」
愛「………………」
貴音「感謝しましょう、日高愛。わたくし達はこういう方々に支えられているのですから」
それって、気を使ってくれるファンってことですか? それとも、オタ……
【プロデューサーの部屋】
愛「ただいまー!」
愛「……あっ、まだプロデューサーさん帰ってきてないんだ。お夕飯の準備でもしておこうっと」
愛「あとは干してあったお布団や洗濯物を取り込んで……」
愛「えっと、プロデューサーさんの服はどこに片付ければいいんだろ?」
愛「…………プロデューサーさんの、服」
愛「………………」
もふっ、と。
プロデューサーさんのワイシャツに、顔を埋めてみました。
時間が時間なのですっかり冷たくなってます。でも……
愛「……これが、プロデューサーさんの匂いかぁ。プロデューサーさんは、いつもこれを着てるんだ……」
愛「お風呂のときもそうだったけど……あたし、やっぱり変な子なのかな」
P「ただいまー」
愛「うっひゃああぁぁぁぁ!?」
愛「ただいまー!」
愛「……あっ、まだプロデューサーさん帰ってきてないんだ。お夕飯の準備でもしておこうっと」
愛「あとは干してあったお布団や洗濯物を取り込んで……」
愛「えっと、プロデューサーさんの服はどこに片付ければいいんだろ?」
愛「…………プロデューサーさんの、服」
愛「………………」
もふっ、と。
プロデューサーさんのワイシャツに、顔を埋めてみました。
時間が時間なのですっかり冷たくなってます。でも……
愛「……これが、プロデューサーさんの匂いかぁ。プロデューサーさんは、いつもこれを着てるんだ……」
愛「お風呂のときもそうだったけど……あたし、やっぱり変な子なのかな」
P「ただいまー」
愛「うっひゃああぁぁぁぁ!?」
アイマス好きとしてモバマスはOKなの?
アレはアイマスなのか?
アレはアイマスなのか?
愛ちゃんは可愛いですね!
彼女が憧れてるって言うわた、春香さんもきっとすっごく可愛いんでしょうね!!
彼女が憧れてるって言うわた、春香さんもきっとすっごく可愛いんでしょうね!!
愛「おっ、おかえりなさいっ!」
P「今日の仕事はどうだった?」
愛「はっ、はい! 絶好調でした!?」
P「なんで疑問形なんだ……」
ああっ、ホントだー!? 絵理さんじゃないんだから!
もう、あたしテンパりすぎです!
P「あ、それ……俺のワイシャツ?」
愛「は、はいっ」
P「洗濯しといてくれたのか。ありがとな」
愛「これも妻の務めですっ!」
P「……ちなみにトランクスとかも一緒にあったと思うけど、それも洗ったの?」
愛「いえっ! 色移りしないように分けて洗いました!」
P「いや、そういうことじゃないんだけどね……」
P「今日の仕事はどうだった?」
愛「はっ、はい! 絶好調でした!?」
P「なんで疑問形なんだ……」
ああっ、ホントだー!? 絵理さんじゃないんだから!
もう、あたしテンパりすぎです!
P「あ、それ……俺のワイシャツ?」
愛「は、はいっ」
P「洗濯しといてくれたのか。ありがとな」
愛「これも妻の務めですっ!」
P「……ちなみにトランクスとかも一緒にあったと思うけど、それも洗ったの?」
愛「いえっ! 色移りしないように分けて洗いました!」
P「いや、そういうことじゃないんだけどね……」
あ……そっか。トランクスって、プロデューサーさんの……
そんなの全然意識してなかったのに。でも、なんだか急に恥ずかしくなってきました……
昨日の夜、一緒のお布団で寝たときもそうでしたけど。
一度意識しちゃうと、もう元には戻れないような気がします。
うう、なんだかモヤモヤするよー!
P「愛ちゃん、顔が赤くなってるけど大丈夫?」
愛「だ、だいじょーぶです!」
P「熱とか出てないか? おでこで測ってみる?」
愛「い、いいれすっ!」
噛んだー!! あたしのバカァァァ!!
でもプロデューサーさんとおでこなんかくっつけたら、顔から火どころじゃ済まないよー!!
そんなの全然意識してなかったのに。でも、なんだか急に恥ずかしくなってきました……
昨日の夜、一緒のお布団で寝たときもそうでしたけど。
一度意識しちゃうと、もう元には戻れないような気がします。
うう、なんだかモヤモヤするよー!
P「愛ちゃん、顔が赤くなってるけど大丈夫?」
愛「だ、だいじょーぶです!」
P「熱とか出てないか? おでこで測ってみる?」
愛「い、いいれすっ!」
噛んだー!! あたしのバカァァァ!!
でもプロデューサーさんとおでこなんかくっつけたら、顔から火どころじゃ済まないよー!!
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