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元スレ愛「765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりです!」
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愛「お邪魔しまーす!」
P「散らかってて悪いけど……」
愛「いえ、おかまいなく!」
P「女の子が泊まりに来てるのに、構わないわけにもいかないよ」
愛「そんなのあたし、全然気にしませんよ?」
P「俺が気にするんだって……」
こんにちは! あたしは日高愛、13歳の女の子です!
背もちっちゃい、胸もちっちゃいとアイドルらしくない体型ですけど、876プロでアイドルやってます!
今日はちょっとした事情があって、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりに来ました!
男の人の家に泊まるのは初めてだから、なんだかドキドキします……!
P「散らかってて悪いけど……」
愛「いえ、おかまいなく!」
P「女の子が泊まりに来てるのに、構わないわけにもいかないよ」
愛「そんなのあたし、全然気にしませんよ?」
P「俺が気にするんだって……」
こんにちは! あたしは日高愛、13歳の女の子です!
背もちっちゃい、胸もちっちゃいとアイドルらしくない体型ですけど、876プロでアイドルやってます!
今日はちょっとした事情があって、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりに来ました!
男の人の家に泊まるのは初めてだから、なんだかドキドキします……!
なんで876プロのあたしが、765プロのプロデューサーさんの家に泊まるのかって?
それは、3日前のコトでした……
【876プロ事務所】
愛「おはようございまーす!」
涼「おはよう、愛ちゃん」
絵理「今日は一段と、元気?」
愛「はいっ! なんと朝の占いが一位だったんですよ!」
涼「へぇ~、珍しいね。いつも悪かったーって言ってるのに」
愛「そうなんです! だから今日はいいことあるかも!」
それは、3日前のコトでした……
【876プロ事務所】
愛「おはようございまーす!」
涼「おはよう、愛ちゃん」
絵理「今日は一段と、元気?」
愛「はいっ! なんと朝の占いが一位だったんですよ!」
涼「へぇ~、珍しいね。いつも悪かったーって言ってるのに」
愛「そうなんです! だから今日はいいことあるかも!」
まなみ「……愛ちゃん、ちょっと」
愛「あっ、まなみさん。おはようございます!」
まなみ「ええ、おはよう。来ていきなりで悪いんだけど、ちょっと会議室まで来てくれる?」
愛「はい……?」
まなみさんは、あたしのマネージャーさんです。
でもマネージャーのお仕事の他にも、色々とお世話になってるんですよ!
それにしてもどうしたんでしょう、まなみさん。なんだか深刻な顔をしてます。
あたしは普段のぼうっとしたまなみさんの方が好きだなぁ。
……なんて失礼なことを考えながら会議室に行くと、石川社長が待ってました。
石川「おはよう、愛」
愛「おはようございます!」
愛「あっ、まなみさん。おはようございます!」
まなみ「ええ、おはよう。来ていきなりで悪いんだけど、ちょっと会議室まで来てくれる?」
愛「はい……?」
まなみさんは、あたしのマネージャーさんです。
でもマネージャーのお仕事の他にも、色々とお世話になってるんですよ!
それにしてもどうしたんでしょう、まなみさん。なんだか深刻な顔をしてます。
あたしは普段のぼうっとしたまなみさんの方が好きだなぁ。
……なんて失礼なことを考えながら会議室に行くと、石川社長が待ってました。
石川「おはよう、愛」
愛「おはようございます!」
石川「愛。実はあなたに映画の仕事が来てるんだけど……」
愛「へっ……え、映画ですか!?」
すごい! 朝の占いはやっぱり当たってました!
CD出したりCMに出たりって仕事はしてきましたけど、映画は初めてです!
これを機会に、あたしも一躍有名になったりして!
石川「それが、手放しにも喜べないのよね」
愛「……えっ?」
まなみ「実はその映画、恋愛映画なの。しかも愛ちゃんは、幼妻の役で抜擢されてて……」
愛「お、おさなづま?」
愛「へっ……え、映画ですか!?」
すごい! 朝の占いはやっぱり当たってました!
CD出したりCMに出たりって仕事はしてきましたけど、映画は初めてです!
これを機会に、あたしも一躍有名になったりして!
石川「それが、手放しにも喜べないのよね」
愛「……えっ?」
まなみ「実はその映画、恋愛映画なの。しかも愛ちゃんは、幼妻の役で抜擢されてて……」
愛「お、おさなづま?」
石川「妻ってことは、恋愛感情を知ってなきゃいけないってこと」
愛「れんあい……」
石川「愛。ハッキリ言うけど……あなた、恋すらしたことないでしょう」
愛「うっ…………」
ず、図星ですっ。あたし、そんなに男の子で知り合いとかいないし……
仲がいいのは涼さんくらいですけど、そういう目で見たことってないんですよね。
それに涼さんがあたしにだけ教えてくれたんですけど、
涼さんは絵理さんと付き合ってるらしいです。だから今から恋愛対象にするっていうのはちょっと。
石川「おまけに同棲シーンまであるらしいから、あなたには厳しいかもね」
まなみ「残念だけど、今回は見送りの方がいいかもしれないわ」
愛「そ、そんな……」
愛「れんあい……」
石川「愛。ハッキリ言うけど……あなた、恋すらしたことないでしょう」
愛「うっ…………」
ず、図星ですっ。あたし、そんなに男の子で知り合いとかいないし……
仲がいいのは涼さんくらいですけど、そういう目で見たことってないんですよね。
それに涼さんがあたしにだけ教えてくれたんですけど、
涼さんは絵理さんと付き合ってるらしいです。だから今から恋愛対象にするっていうのはちょっと。
石川「おまけに同棲シーンまであるらしいから、あなたには厳しいかもね」
まなみ「残念だけど、今回は見送りの方がいいかもしれないわ」
愛「そ、そんな……」
愛「……でもあたし、やりたいですっ!」
まなみ「愛ちゃん……」
愛「やらせてください! 恋愛でも同棲でも、何でも練習しますから!」
せっかく貰えた映画の仕事、簡単に諦められません!
それに今までだって、前が見えないままでもなんとか進んできたんです。
これくらいで諦めてたらママに怒られちゃいます!
石川「……分かったわ、愛」
まなみ「社長!?」
石川「あなたがそう言うことも考えて、実は準備だけはしてあるの」
愛「準備?」
石川「ええ。あなたが恋愛や同棲を練習するための、準備をね」
まなみ「愛ちゃん……」
愛「やらせてください! 恋愛でも同棲でも、何でも練習しますから!」
せっかく貰えた映画の仕事、簡単に諦められません!
それに今までだって、前が見えないままでもなんとか進んできたんです。
これくらいで諦めてたらママに怒られちゃいます!
石川「……分かったわ、愛」
まなみ「社長!?」
石川「あなたがそう言うことも考えて、実は準備だけはしてあるの」
愛「準備?」
石川「ええ。あなたが恋愛や同棲を練習するための、準備をね」
遅くなりましたがこのSSはこれが続きです。
ここまで待機、期待をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレを立てることができたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、前スレでの伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番悔いの残る内容だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れるのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりますが、これからお付き合いして頂き本当に本当にありがとうございます。
またいつか別のSSスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!では前置きはこれにて。
皆さん始まります!
ここまで待機、期待をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレを立てることができたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、前スレでの伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番悔いの残る内容だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れるのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりますが、これからお付き合いして頂き本当に本当にありがとうございます。
またいつか別のSSスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!では前置きはこれにて。
皆さん始まります!
そう言うと社長は自分の携帯電話を取り出し、どこかにかけ始めました。
まなみさんは頭を抱えてるし。いったい、準備ってなんなんでしょう?
石川「876プロの石川です。高木社長にお取次ぎ願えますでしょうか」
石川「……あ、高木社長。先ほど依頼した件なのですが……」
石川「はい、はい……ありがとうございます。それでは、3日後からということで」
石川「では、失礼します」
社長は電話を切ると、あたしとまなみさんの顔を見て笑顔を浮かべました。
笑顔っていうか……怪しい微笑なんですけど。
石川「……OKだそうよ、愛」
愛「はぁ……なにがですか?」
まなみ「ほ、本当にお願いするなんて。愛ちゃんに何かあったらどうするんですか?」
石川「大丈夫でしょう。その人には何度か会ってるけどそういう人じゃなさそうだったから」
まなみさんは頭を抱えてるし。いったい、準備ってなんなんでしょう?
石川「876プロの石川です。高木社長にお取次ぎ願えますでしょうか」
石川「……あ、高木社長。先ほど依頼した件なのですが……」
石川「はい、はい……ありがとうございます。それでは、3日後からということで」
石川「では、失礼します」
社長は電話を切ると、あたしとまなみさんの顔を見て笑顔を浮かべました。
笑顔っていうか……怪しい微笑なんですけど。
石川「……OKだそうよ、愛」
愛「はぁ……なにがですか?」
まなみ「ほ、本当にお願いするなんて。愛ちゃんに何かあったらどうするんですか?」
石川「大丈夫でしょう。その人には何度か会ってるけどそういう人じゃなさそうだったから」
【3日後 765プロ事務所】
まなみ「では、ウチの愛をよろしくお願いします」
高木「任せておきたまえ。石川社長にはいつもよくしてもらっているし、これくらいはしないとな」
まなみ「ありがとうございます。愛ちゃん……私はもう帰るから、くれぐれも失礼のないようにね」
愛「はい!」
社長から言われた練習っていうのは、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりすることでした!
なんでも、身近に男の人を置くことで異性を意識するようにして、ギジテキに恋愛感情を生み出すそうです。
それにお泊まりする間に奥さんっぽいことをすることで、同棲の感覚も掴めるんだとか。
そんなことを思いつくなんて、やっぱり社長はすごい人ですっ!
まなみ「では、ウチの愛をよろしくお願いします」
高木「任せておきたまえ。石川社長にはいつもよくしてもらっているし、これくらいはしないとな」
まなみ「ありがとうございます。愛ちゃん……私はもう帰るから、くれぐれも失礼のないようにね」
愛「はい!」
社長から言われた練習っていうのは、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりすることでした!
なんでも、身近に男の人を置くことで異性を意識するようにして、ギジテキに恋愛感情を生み出すそうです。
それにお泊まりする間に奥さんっぽいことをすることで、同棲の感覚も掴めるんだとか。
そんなことを思いつくなんて、やっぱり社長はすごい人ですっ!
高木「……それで、肝心の彼がなぜここにいないのかね。日高くんが来ることは伝えてあっただろう?」
小鳥「飛び入りでどうしても外せない仕事が入ったみたいです。でもさっき、急いで帰るって電話が」
その時、事務所のドアが勢いよく開きました。
そこにいたのは、私が憧れる765プロのアイドル、天海春香さんと……
P「すみません、遅くなりました!」
春香「ただいまー! あ、あれっ? 愛ちゃん、なんでウチの事務所に?」
P「ごめん、待たせたか?」
愛「いえ、全然ですっ!」
この人が、765プロのプロデューサーさんなんですね!
第一印象は、誠実そうな人。あたし、この人の家に泊まるんだ……ちょっとワクワクしてきました!
小鳥「飛び入りでどうしても外せない仕事が入ったみたいです。でもさっき、急いで帰るって電話が」
その時、事務所のドアが勢いよく開きました。
そこにいたのは、私が憧れる765プロのアイドル、天海春香さんと……
P「すみません、遅くなりました!」
春香「ただいまー! あ、あれっ? 愛ちゃん、なんでウチの事務所に?」
P「ごめん、待たせたか?」
愛「いえ、全然ですっ!」
この人が、765プロのプロデューサーさんなんですね!
第一印象は、誠実そうな人。あたし、この人の家に泊まるんだ……ちょっとワクワクしてきました!
そんなことがあって、今に至るわけなんです。
プロデューサーさんの家に泊まるなんて彼女さんに悪いんじゃないかなって思ったんだけど……
今はアパートに一人暮らしで彼女さんもいないらしくて、あっさり引き受けてくれました!
プロデューサーさんって、すごくいい人ですね!
P「こんな狭い部屋でごめんな。片付けるからちょっと待ってて」
愛「お手伝いします!」
P「いやいや、いいよ。その辺でくつろいでてくれればいいから」
愛「そういうワケにはいきません! あたし、幼妻ですから!」
P「……そういえば、映画の練習なんだっけ。じゃあ、少し手伝ってもらおうかな」
愛「はいっ!」
プロデューサーさんの家に泊まるなんて彼女さんに悪いんじゃないかなって思ったんだけど……
今はアパートに一人暮らしで彼女さんもいないらしくて、あっさり引き受けてくれました!
プロデューサーさんって、すごくいい人ですね!
P「こんな狭い部屋でごめんな。片付けるからちょっと待ってて」
愛「お手伝いします!」
P「いやいや、いいよ。その辺でくつろいでてくれればいいから」
愛「そういうワケにはいきません! あたし、幼妻ですから!」
P「……そういえば、映画の練習なんだっけ。じゃあ、少し手伝ってもらおうかな」
愛「はいっ!」
愛「これはどこに置けばいいですか?」
P「あっちの棚の上にお願い」
愛「はーい! ついでに棚の上も拭いちゃいますね」
P「助かるよ」
あははっ! なんか楽しいです! うまく表現できないけど……
男の人の部屋を、その人と一緒に掃除する。事務所を掃除するのとはちょっと違う感覚です!
愛「ふんふんふ~ん♪ いーまーめーざーしてーくー♪」
P「ゴキゲンだなぁ、日高さん」
愛「えへへ……あっ、あたしのことは『愛』って呼んでください!」
P「愛か……じゃあ愛ちゃんって呼ぶよ?」
愛「はいっ、どんどん呼んでください!」
P「あっちの棚の上にお願い」
愛「はーい! ついでに棚の上も拭いちゃいますね」
P「助かるよ」
あははっ! なんか楽しいです! うまく表現できないけど……
男の人の部屋を、その人と一緒に掃除する。事務所を掃除するのとはちょっと違う感覚です!
愛「ふんふんふ~ん♪ いーまーめーざーしてーくー♪」
P「ゴキゲンだなぁ、日高さん」
愛「えへへ……あっ、あたしのことは『愛』って呼んでください!」
P「愛か……じゃあ愛ちゃんって呼ぶよ?」
愛「はいっ、どんどん呼んでください!」
その後はプロデューサーさんとおしゃべりしながらお掃除して、終わった時にはもう2時間くらい過ぎてました。
おしゃべりするのが楽しすぎて、途中から全然進んでなかったんです……反省。
P「ふー。おつかれ」
愛「おつかれさまでしたー!」
P「愛ちゃんは元気だなぁ。俺なんかもうヘトヘトだよ……」
愛「あっ、そうだ! 飲み物持ってきます! 冷蔵庫、冷蔵庫っと」
P「……ごめん。飲む物、何も無いと思う」
……ホントだ。一人暮らしの男の人ってあんまり物置かないって聞いてたけど、
冷蔵庫の中まで空っぽだなんて思いませんでした。プロデューサーさん、料理とかしないのかな?
おしゃべりするのが楽しすぎて、途中から全然進んでなかったんです……反省。
P「ふー。おつかれ」
愛「おつかれさまでしたー!」
P「愛ちゃんは元気だなぁ。俺なんかもうヘトヘトだよ……」
愛「あっ、そうだ! 飲み物持ってきます! 冷蔵庫、冷蔵庫っと」
P「……ごめん。飲む物、何も無いと思う」
……ホントだ。一人暮らしの男の人ってあんまり物置かないって聞いてたけど、
冷蔵庫の中まで空っぽだなんて思いませんでした。プロデューサーさん、料理とかしないのかな?
愛「それなら、ちょっと買いに行ってきます!」
P「じゃあ俺も行くよ」
愛「いえっ! プロデューサーさんは休んでてください!」
P「いや……飲み物買うついでに、近場のスーパーとかコンビニとか教えとこうと思って」
愛「あっ、そうですね! そういうことならよろしくお願いします!」
P「オッケー。支度するから1分待って」
愛「はーい!」
プロデューサーさん、疲れてるのに優しいです!
どうしてこんないい人に彼女がいないのか、すっごく不思議です……
P「じゃあ俺も行くよ」
愛「いえっ! プロデューサーさんは休んでてください!」
P「いや……飲み物買うついでに、近場のスーパーとかコンビニとか教えとこうと思って」
愛「あっ、そうですね! そういうことならよろしくお願いします!」
P「オッケー。支度するから1分待って」
愛「はーい!」
プロデューサーさん、疲れてるのに優しいです!
どうしてこんないい人に彼女がいないのか、すっごく不思議です……
というわけで、プロデューサーさんと一緒にお買い物です。
飲み物の他には何を買えばいいのかな?
P「……愛ちゃんにお願いがあるんだけど」
愛「はいっ、なんですか?」
P「さっき部屋を見て分かったと思うけど。俺は炊事も掃除も洗濯も、ほとんどしないんだ」
愛「あ、あはは……そうみたいですね」
P「そこで、愛ちゃんにそれを全部任せたい!」
愛「え……いいんですか?」
そういうのって、なんだかプロデューサーさんに悪いなあ。急にずかずかと上がりこんで、
図々しく身の回りのお世話を始める女の子なんて、迷惑がられないかな……
飲み物の他には何を買えばいいのかな?
P「……愛ちゃんにお願いがあるんだけど」
愛「はいっ、なんですか?」
P「さっき部屋を見て分かったと思うけど。俺は炊事も掃除も洗濯も、ほとんどしないんだ」
愛「あ、あはは……そうみたいですね」
P「そこで、愛ちゃんにそれを全部任せたい!」
愛「え……いいんですか?」
そういうのって、なんだかプロデューサーさんに悪いなあ。急にずかずかと上がりこんで、
図々しく身の回りのお世話を始める女の子なんて、迷惑がられないかな……
P「いいも何も、俺が頼んでるんだから」
愛「……わ、わかりました! やらせてもらいますねっ!」
P「うん、よろしくね」
愛「はいっ」
……あっ。もしかしてこれ、幼妻の特訓なのかな?
そうだとしたらプロデューサーさん、あたしの練習のことを気にかけてくれてるんだ……
愛「……えへへっ! じゃあプロデューサーさん、今日は何が食べたいですか?」
P「おっ、リクエストありなの? それなら無難に肉じゃがを」
愛「了解ですっ! おいしいの作れるように頑張りますね!」
愛「……わ、わかりました! やらせてもらいますねっ!」
P「うん、よろしくね」
愛「はいっ」
……あっ。もしかしてこれ、幼妻の特訓なのかな?
そうだとしたらプロデューサーさん、あたしの練習のことを気にかけてくれてるんだ……
愛「……えへへっ! じゃあプロデューサーさん、今日は何が食べたいですか?」
P「おっ、リクエストありなの? それなら無難に肉じゃがを」
愛「了解ですっ! おいしいの作れるように頑張りますね!」
1時間後。
色々と買い込んだあたし達はたくさんの食材や飲み物をぶら下げて、プロデューサーさんの部屋に戻ってきました。
お金を払うとき『いいよ、俺が出すから』って言ってくれたプロデューサーさん……かっこよかったです!
P「はぁ、はぁ……疲れた……」
愛「ごめんなさい、いっぱい持ってもらって」
P「気にしないでくれ。女の子にこんなに持たせられないからな……」
愛「はいっ、どうぞ」
P「おっ……気がきくな。いいお嫁さんになるよ、きっと」
買ってきたばかりのポカリをプロデューサーさんに渡しました。
……いいお嫁さんかぁ。幼妻になるための練習、順調かも!
色々と買い込んだあたし達はたくさんの食材や飲み物をぶら下げて、プロデューサーさんの部屋に戻ってきました。
お金を払うとき『いいよ、俺が出すから』って言ってくれたプロデューサーさん……かっこよかったです!
P「はぁ、はぁ……疲れた……」
愛「ごめんなさい、いっぱい持ってもらって」
P「気にしないでくれ。女の子にこんなに持たせられないからな……」
愛「はいっ、どうぞ」
P「おっ……気がきくな。いいお嫁さんになるよ、きっと」
買ってきたばかりのポカリをプロデューサーさんに渡しました。
……いいお嫁さんかぁ。幼妻になるための練習、順調かも!
P「ぷはぁ……愛ちゃんも飲んだら?」
愛「じゃあ、いただきます!」
実はあたしも結構喉乾いてたんですよね。プロデューサーさんってやっぱり優しいなぁ。
断るのも失礼かなって思ったから、プロデューサーさんが置いたペットボトルに遠慮なく手を伸ばしました。
愛「んぐっ、んぐっ……」
うーん……動いた後のポカリはすっごくおいしいです!
あっ、勢い良く飲んでたらあっという間に空になっちゃいました!
P「え……『何か』飲んだら、って意味だったんだけど……」
愛「? はい。だからポカリ貰っちゃいました!」
P「……愛ちゃんが気にしてないなら、いいけど」
愛「?」
どうしたんでしょう、プロデューサーさん。
なんだか気まずそうです。なんで目を合わせてくれないんですか?
愛「じゃあ、いただきます!」
実はあたしも結構喉乾いてたんですよね。プロデューサーさんってやっぱり優しいなぁ。
断るのも失礼かなって思ったから、プロデューサーさんが置いたペットボトルに遠慮なく手を伸ばしました。
愛「んぐっ、んぐっ……」
うーん……動いた後のポカリはすっごくおいしいです!
あっ、勢い良く飲んでたらあっという間に空になっちゃいました!
P「え……『何か』飲んだら、って意味だったんだけど……」
愛「? はい。だからポカリ貰っちゃいました!」
P「……愛ちゃんが気にしてないなら、いいけど」
愛「?」
どうしたんでしょう、プロデューサーさん。
なんだか気まずそうです。なんで目を合わせてくれないんですか?
P「……まあ、こんな感じなんじゃないか」
愛「へっ?」
P「同棲。俺もやったことないけど。一緒に掃除して、買い物行って、ご飯作って、ってさ」
愛「なるほど! あたし、自然とそんなことしてたんですね!」
P「最初は石川社長もとんでもないこと言うなって思ったけど、案外悪くないみたいだな」
愛「でも、掃除も買い物もプロデューサーさんの提案ですから! プロデューサーさんもすごいです!」
P「はは……ウチのアイドルは型破りなのが多くてさ。これくらいならまだ楽な方だよ」
愛「へー、そうなんですか?」
P「『教科書がすべてじゃない、限界なんてない世界』……まさにアイドルの世界って、そうだと思うよ」
愛「あ…………」
そのフレーズは、あたしのデビュー曲『HELLO!!』の一部分です。
プロデューサーさん。あたしみたいな目立たないアイドルの歌、覚えててくれたんですね……
愛「へっ?」
P「同棲。俺もやったことないけど。一緒に掃除して、買い物行って、ご飯作って、ってさ」
愛「なるほど! あたし、自然とそんなことしてたんですね!」
P「最初は石川社長もとんでもないこと言うなって思ったけど、案外悪くないみたいだな」
愛「でも、掃除も買い物もプロデューサーさんの提案ですから! プロデューサーさんもすごいです!」
P「はは……ウチのアイドルは型破りなのが多くてさ。これくらいならまだ楽な方だよ」
愛「へー、そうなんですか?」
P「『教科書がすべてじゃない、限界なんてない世界』……まさにアイドルの世界って、そうだと思うよ」
愛「あ…………」
そのフレーズは、あたしのデビュー曲『HELLO!!』の一部分です。
プロデューサーさん。あたしみたいな目立たないアイドルの歌、覚えててくれたんですね……
夕食時。あたしは今、腕によりをかけて肉じゃがその他もろもろを作ってます!
一方プロデューサーさんは、ごろんと横になりながらテレビを観てます。
ああして最近のトレンドをチェックするのも仕事の1つなんだそうです。
愛「BRAND NEW TOUCH はーじーめよーう♪ SAY HELLO~♪」
P「……愛ちゃん、歌」
愛「あっ、うるさかったですか?」
P「いや、上手いなって思ってさ。876もいい子を育ててるなあ」
愛「そ……そんなことないですよぉ。えへへ……」
P「……ところで、ゴハンまだ?」
愛「あっ、はいはい。もうすぐできますよ!」
あはっ! プロデューサーさん、子供みたいですっ!
一方プロデューサーさんは、ごろんと横になりながらテレビを観てます。
ああして最近のトレンドをチェックするのも仕事の1つなんだそうです。
愛「BRAND NEW TOUCH はーじーめよーう♪ SAY HELLO~♪」
P「……愛ちゃん、歌」
愛「あっ、うるさかったですか?」
P「いや、上手いなって思ってさ。876もいい子を育ててるなあ」
愛「そ……そんなことないですよぉ。えへへ……」
P「……ところで、ゴハンまだ?」
愛「あっ、はいはい。もうすぐできますよ!」
あはっ! プロデューサーさん、子供みたいですっ!
P「いただきます」
愛「はい、召し上がれ!」
P「…………」
愛「……どうかしましたか?」
P「いや。『召し上がれ』なんて言われたの、どれくらいぶりだろうって……」
プロデューサーさん、長い間1人暮らしだったせいか、ちょっと切なそうです。
ママはあたしを1人で育ててたとき、あたしがいたから寂しくなかったって言ってました。
あたしは生まれてからずっとママがそばにいたけど、誰もいない生活なんて、あたしだったら絶対耐えられない……
愛「……プロデューサーさん。これからはあたしがいますよ!」
P「…………愛ちゃん」
愛「あたしが一緒にいます。プロデューサーさんが、寂しくないように……」
愛「はい、召し上がれ!」
P「…………」
愛「……どうかしましたか?」
P「いや。『召し上がれ』なんて言われたの、どれくらいぶりだろうって……」
プロデューサーさん、長い間1人暮らしだったせいか、ちょっと切なそうです。
ママはあたしを1人で育ててたとき、あたしがいたから寂しくなかったって言ってました。
あたしは生まれてからずっとママがそばにいたけど、誰もいない生活なんて、あたしだったら絶対耐えられない……
愛「……プロデューサーさん。これからはあたしがいますよ!」
P「…………愛ちゃん」
愛「あたしが一緒にいます。プロデューサーさんが、寂しくないように……」
ちょっとしんみりとしちゃいました。
でも、プロデューサーさんは小さな声で『ありがとう』って言った後、食事に手をつけてくれました。
P「……うまい!」
愛「ホントですか!?」
P「うん、マジでうまい。こういうの食べちゃうと、コンビニ弁当食ってるのがバカらしく思えてくるな」
愛「えへへ……これからは毎日作ってあげますよっ!」
P「ぜひ頼む! 今の愛ちゃん、本当に幼妻って感じだ」
愛「お嫁さんにしたくなりますか!?」
P「なるね。俺ならほっとかないな」
愛「もー、プロデューサーさんったら!」
照れ隠しに思わずプロデューサーさんの背中を叩いたら、バンッ、ってすごい音がして。
口に肉じゃがを運んでいたプロデューサーさんは、口の中のじゃがいもを盛大に吹き出しました。
ご、ごめんなさいプロデューサーさん。やっちゃいました……
でも、プロデューサーさんは小さな声で『ありがとう』って言った後、食事に手をつけてくれました。
P「……うまい!」
愛「ホントですか!?」
P「うん、マジでうまい。こういうの食べちゃうと、コンビニ弁当食ってるのがバカらしく思えてくるな」
愛「えへへ……これからは毎日作ってあげますよっ!」
P「ぜひ頼む! 今の愛ちゃん、本当に幼妻って感じだ」
愛「お嫁さんにしたくなりますか!?」
P「なるね。俺ならほっとかないな」
愛「もー、プロデューサーさんったら!」
照れ隠しに思わずプロデューサーさんの背中を叩いたら、バンッ、ってすごい音がして。
口に肉じゃがを運んでいたプロデューサーさんは、口の中のじゃがいもを盛大に吹き出しました。
ご、ごめんなさいプロデューサーさん。やっちゃいました……
P「ご馳走様でした」
愛「おそまつさまでした!」
P「あー、幸せだ……俺はこういう生活がしたかったんだよな」
愛「だから、あたしがいるじゃないですか!」
P「でも愛ちゃんも、ずっとここに泊まるわけじゃないだろ?」
愛「あ……そう、ですね……」
あたしはあくまでも映画のための練習として泊まりに来てるだけ。
本当に同棲しているわけじゃないんです。プロデューサーさんとも今日会ったばっかりですし。
……でもプロデューサーさんといる時間は、今までに感じたことのない楽しさがありました。
たったの数時間で『もっと一緒にいたい』って思ってしまうあたしは、どこかおかしいんでしょうか……
愛「おそまつさまでした!」
P「あー、幸せだ……俺はこういう生活がしたかったんだよな」
愛「だから、あたしがいるじゃないですか!」
P「でも愛ちゃんも、ずっとここに泊まるわけじゃないだろ?」
愛「あ……そう、ですね……」
あたしはあくまでも映画のための練習として泊まりに来てるだけ。
本当に同棲しているわけじゃないんです。プロデューサーさんとも今日会ったばっかりですし。
……でもプロデューサーさんといる時間は、今までに感じたことのない楽しさがありました。
たったの数時間で『もっと一緒にいたい』って思ってしまうあたしは、どこかおかしいんでしょうか……
P「さて。夕食も食べたし、風呂にでも入るか」
愛「……べ、別々ですよね?」
P「!? あ、あああ当たり前だろ!?」
愛「で、ですよね! 良かった……」
P「いやーないって! 13歳と一緒にお風呂とかないわー! ないない、色々総合的に考えてそれはない!」
あたしだって、いくら同棲(の練習)って言ったって、男の人と一緒に入るなんてできないです。
緊張しちゃうし、プロデューサーさんだってあたしの体なんか見ても嬉しくないと思うし……
愛「……それにしても、人の家のお風呂に入るのって久しぶりです! 忘れ物とかないかなぁ」
P「ちゃんと寝巻きは持ってきてるの? あと風呂で使うシャンプーとか」
愛「はい、ちゃんと持ってきてます!」
P「じゃあバスタオルとかは置いとくから、ごゆっくり」
愛「……べ、別々ですよね?」
P「!? あ、あああ当たり前だろ!?」
愛「で、ですよね! 良かった……」
P「いやーないって! 13歳と一緒にお風呂とかないわー! ないない、色々総合的に考えてそれはない!」
あたしだって、いくら同棲(の練習)って言ったって、男の人と一緒に入るなんてできないです。
緊張しちゃうし、プロデューサーさんだってあたしの体なんか見ても嬉しくないと思うし……
愛「……それにしても、人の家のお風呂に入るのって久しぶりです! 忘れ物とかないかなぁ」
P「ちゃんと寝巻きは持ってきてるの? あと風呂で使うシャンプーとか」
愛「はい、ちゃんと持ってきてます!」
P「じゃあバスタオルとかは置いとくから、ごゆっくり」
愛「いえっ、ここはプロデューサーさんが先に入ってください!」
P「え、なんで?」
愛「だってこの家はプロデューサーさんの家じゃないですか。ふつう、ご主人が先じゃないですか?」
P「……そっか、そういう考え方もあるか。でも愛ちゃん、幼妻になりたいんだろ?」
愛「そうですけど……」
P「俺は亭主関白にはならないつもりだから、奥さんにそういうのを強いたりしない……と思う」
愛「………………」
P「ってことで、愛ちゃんが先に入ることに抵抗は無いな。ほら、入っておいで」
愛「……そういうことなら、遠慮なく!」
ありがとう、プロデューサーさん! 奥さんのこともしっかり考えてくれるなんて、
将来プロデューサーさんのお嫁さんになる人はすごく幸せだと思います!
P「え、なんで?」
愛「だってこの家はプロデューサーさんの家じゃないですか。ふつう、ご主人が先じゃないですか?」
P「……そっか、そういう考え方もあるか。でも愛ちゃん、幼妻になりたいんだろ?」
愛「そうですけど……」
P「俺は亭主関白にはならないつもりだから、奥さんにそういうのを強いたりしない……と思う」
愛「………………」
P「ってことで、愛ちゃんが先に入ることに抵抗は無いな。ほら、入っておいで」
愛「……そういうことなら、遠慮なく!」
ありがとう、プロデューサーさん! 奥さんのこともしっかり考えてくれるなんて、
将来プロデューサーさんのお嫁さんになる人はすごく幸せだと思います!
【お風呂】
愛「……はぁ。プロデューサーさん、かっこいいなあ。優しいし、頼りになるし……」
愛「ずっと先の話だけど、あんな人と結婚できたらいいのになぁ」
愛「結婚……きっとパパも素敵な人だったんだろうな。ママ、今でも楽しそうに話してくれるもん」
愛「ふぅ…………」
愛「……よく考えたら、この湯船っていつもプロデューサーさんが使ってるんだよね」
愛「………………」
愛「……ハッ!? だ、ダメダメ! いま匂い嗅ごうとしちゃった……」
愛「うう。こ、こんなのあたし、ヘンタイさんだよぉー!」
愛「……はぁ。プロデューサーさん、かっこいいなあ。優しいし、頼りになるし……」
愛「ずっと先の話だけど、あんな人と結婚できたらいいのになぁ」
愛「結婚……きっとパパも素敵な人だったんだろうな。ママ、今でも楽しそうに話してくれるもん」
愛「ふぅ…………」
愛「……よく考えたら、この湯船っていつもプロデューサーさんが使ってるんだよね」
愛「………………」
愛「……ハッ!? だ、ダメダメ! いま匂い嗅ごうとしちゃった……」
愛「うう。こ、こんなのあたし、ヘンタイさんだよぉー!」
お風呂から上がっても、顔はまだ熱いままでした。
あたし、人の家のお風呂でなんてことしちゃったんだろう……
黄色の下地に星柄の模様がたくさん付いたパジャマを来て、
またテレビを観ているプロデューサーさんのところに向かいます。
愛「上がりましたよー!」
P「ああ…………おっ、可愛い」
愛「…………なんですか?」
P「い、いや。お、俺も入ってくるかなー?」
愛「はいっ」
P「あっ、このいい匂い……愛ちゃんって香水付ける派?」
愛「……急になんですか? あたしは付けない派ですよ!」
P「それなら、次の日でもシャンプーの香りが直に楽しめ……って俺は何言ってんだ!?」
愛「…………??」
あたし、人の家のお風呂でなんてことしちゃったんだろう……
黄色の下地に星柄の模様がたくさん付いたパジャマを来て、
またテレビを観ているプロデューサーさんのところに向かいます。
愛「上がりましたよー!」
P「ああ…………おっ、可愛い」
愛「…………なんですか?」
P「い、いや。お、俺も入ってくるかなー?」
愛「はいっ」
P「あっ、このいい匂い……愛ちゃんって香水付ける派?」
愛「……急になんですか? あたしは付けない派ですよ!」
P「それなら、次の日でもシャンプーの香りが直に楽しめ……って俺は何言ってんだ!?」
愛「…………??」
プロデューサーさんがお風呂に入ってる間に食器は洗っておきました。
明日の準備もできてるし、あとは寝るだけです!
愛「……でも、寝るには早いなぁ」
愛「いつもだったらママのファッション誌とか読んだりするけど、そんなの無いし……」
愛「プロデューサーさんとおしゃべりしたくても、プロデューサーさんはお風呂だし」
と、そこで目に入ったのはプロデューサーさんのパソコン。
ログインしっぱなしになっているので、あたしでもネットくらいならできそうです。
愛「……そうだ! ちょっとパソコン借りて、ネットサーフィンでもしようっと!」
愛「まずは、絵理さんとサイネリアさんのサイトをチェックするよー!」
明日の準備もできてるし、あとは寝るだけです!
愛「……でも、寝るには早いなぁ」
愛「いつもだったらママのファッション誌とか読んだりするけど、そんなの無いし……」
愛「プロデューサーさんとおしゃべりしたくても、プロデューサーさんはお風呂だし」
と、そこで目に入ったのはプロデューサーさんのパソコン。
ログインしっぱなしになっているので、あたしでもネットくらいならできそうです。
愛「……そうだ! ちょっとパソコン借りて、ネットサーフィンでもしようっと!」
愛「まずは、絵理さんとサイネリアさんのサイトをチェックするよー!」
愛「へー、絵理さん今日はお菓子作ったんだ! あの絵理さんが……」
愛「絵理さん、涼さんと付き合い始めてから色々変わりましたね! すごいです!」
愛「サイネリアさんは相変わらず色々な名前で呼ばれてて、ファンの人に愛されてるなぁ」
愛「そうだ、あたしも『サイサリスさん』って書いておこうっと!」
愛「よし、チェック終わったよー! えーと、またぐーぐるを……」
愛「……あっ、ボタン間違えて履歴出しちゃった!」
愛「………………えっ」
『日高愛 HELLO!! PV』
『日高愛 ALIVE PV』
『876 給料 転職』
『961 給料 転職』
『中学生 接し方』
愛「……これって、プロデューサーさんの検索履歴、だよね……?」
愛「プロデューサーさん。あたしのこと、真剣に考えてくれてる……」
愛「絵理さん、涼さんと付き合い始めてから色々変わりましたね! すごいです!」
愛「サイネリアさんは相変わらず色々な名前で呼ばれてて、ファンの人に愛されてるなぁ」
愛「そうだ、あたしも『サイサリスさん』って書いておこうっと!」
愛「よし、チェック終わったよー! えーと、またぐーぐるを……」
愛「……あっ、ボタン間違えて履歴出しちゃった!」
愛「………………えっ」
『日高愛 HELLO!! PV』
『日高愛 ALIVE PV』
『876 給料 転職』
『961 給料 転職』
『中学生 接し方』
愛「……これって、プロデューサーさんの検索履歴、だよね……?」
愛「プロデューサーさん。あたしのこと、真剣に考えてくれてる……」
愛「はぁ……」
他にもぐーぐるの履歴を見てみると、
あたしとうまくコミュニケーションをとろうと思って調べたあとが、たくさんありました。
それに比べてあたしときたら、服や日用品くらいを持ってきたくらいです。
なにも考えてないんだなあ、あたしって……
愛「……そうだ! プロデューサーさんを見習って、あたしも調べてみよっと!」
愛「えーっと。『プロデューサーさんと仲良くする方法』っと」
……あれ? なんだか全然関係ないサイトしか出てきません。
調べ方が悪かったのかな。こんな時に絵理さんがいればなぁ……
他にもぐーぐるの履歴を見てみると、
あたしとうまくコミュニケーションをとろうと思って調べたあとが、たくさんありました。
それに比べてあたしときたら、服や日用品くらいを持ってきたくらいです。
なにも考えてないんだなあ、あたしって……
愛「……そうだ! プロデューサーさんを見習って、あたしも調べてみよっと!」
愛「えーっと。『プロデューサーさんと仲良くする方法』っと」
……あれ? なんだか全然関係ないサイトしか出てきません。
調べ方が悪かったのかな。こんな時に絵理さんがいればなぁ……
そんなこんなで30分くらい調べてたんですけど、結局仲良くなる方法は見つかりませんでした。
『同棲の基本』とか『男の人が喜ぶ料理』とかは、結構いろんなサイトがあったのに。
P「ふぅ~。サッパリした」
愛「あっ、プロデューサーさん」
P「……ちょっ、愛ちゃん! 何してんの!?」
愛「えっ?」
P「勝手に人のパソコン使っちゃダメだろ! 履歴とか見られたら困るって!」
愛「あ……ご、ごめんなさい……」
……すごく怒られてしまいました。
あたし、いつもママのパソコン使ってるからぜんぜん気にしてなかったんです。
もしかしてプロデューサーさんに嫌われちゃったかな……
『同棲の基本』とか『男の人が喜ぶ料理』とかは、結構いろんなサイトがあったのに。
P「ふぅ~。サッパリした」
愛「あっ、プロデューサーさん」
P「……ちょっ、愛ちゃん! 何してんの!?」
愛「えっ?」
P「勝手に人のパソコン使っちゃダメだろ! 履歴とか見られたら困るって!」
愛「あ……ご、ごめんなさい……」
……すごく怒られてしまいました。
あたし、いつもママのパソコン使ってるからぜんぜん気にしてなかったんです。
もしかしてプロデューサーさんに嫌われちゃったかな……
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