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元スレあずさ「プロデューサーさんを落としてみせます!」
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あずさ「うふ、ふふふ!」ガタッ
小鳥・律子「!?」
あずさ「めろめろに、させてみせま~す! んふふ……、かんぱ~い♪」カラン
小鳥「……あ、あの」
律子「あずささん……?」
あずさ「うぃすき~が~、お~すきでしょ~♪」
グラスに注がれたお酒を喉に流し込みながらお二人の顔を見ると、
ぴしっと音を立てて固まってしまっているのがわかりました。
まるでお地蔵さんみたいで、かわいいですね~。
あずさ「ごく、ごく……、ぷは。ど~したんですかー? お酒が進んでないですよ~、うふふふ」
小鳥「あ、いえちょっと……、突然のことにビックリしちゃって。ね、ねえ律子さん」
律子「そうですね、場所も場所だし……。あずささん、ここがどこかわかりますか? 小鳥さんの家じゃないですよ」
場所、ですか? んー、ここは……、たるき亭ですね。
765プロの事務所が入った雑居ビル一階にある、小さな居酒屋さん。
私と音無さんと律子さんは、今日ここで、いわゆる女子会をしているところなのでした。
律子さんは昨年めでたく成人になりましたが、車で来ているので今日はジュースだけです。
でも、ジュースで飲み会っていうのもいいですよね。私、実はグレープフルーツジュースが大好きでして~。
お酒を飲める年になっても、飲み会をそれだけで過ごしちゃったこともあるんです。
ふふっ。今じゃちょっと、考えられませんね。
律子「ジュースの話はいいです。あずささん、まわりをちょっと見てください……」
えっと、ついつい話がそれちゃったみたいです。
場所がたるき亭で、ここにいるのは、私と音無さんと律子さん……。
あとはカウンターに座る数人のお客さんと、お店の従業員である小川さん。
あらあら~? なんだか、みなさんこっちを見ているような……。
あずさ「……ぁ、あ」
小鳥「おわかりいただけたかしら……」
あずさ「……~!」
あずさ「……わ、わ、私ったら! 公衆の面前で、なんてことを~……」
……体中のアルコールが、一気に抜けていくのを感じました。
この顔はきっと、トマトみたいに真っ赤になっていますね……。
な、なんだか暑いわ。もう春も終わりかけだというのに、まだ暖房を入れているんでしょうか~?
律子「スキャンダルにならないといいんですけど……」
小鳥「大丈夫よ、きっと。うちのアイドルが爆弾発言するなんて、ここではいつものことです。いちいち取り合わないわ」
あずさ「……す、すみません~……」
申し遅れました……、私、三浦あずさと言います。
765プロダクションという芸能事務所で、アイドル活動をさせていただいております。
今の私の姿は、とてもアイドルとは言えませんけど……。うふふ……。
小鳥「……」
あずさ「……あ、あの~。やっぱり、アイドルがこんなこ――
小鳥「プロデューサーさんをぉ、落としてぇみせま~すピヨ~! うふふふっふ!!」ガタッ
律子「……きゅ、急に……、ぷぷっ。小鳥さん、似せる気ないでしょ……ぷっ」プルプル
あずさ「もうっ、ピヨ、なんて言ってないです~!」
まだ少しだけアルコールが残っているのか、普段出さないような大きな声を出してしまいました。
ちょっと、はしたないですね……。でも、恥ずかしいものは恥ずかしいんです。
……それと律子さん、笑いすぎです。
律子「す、すみません……、ひぃ、ひぃ」
小鳥「で! ですよ、あずささん。プロデューサーさんを落とすってハナシ、本気ですか?」
あずさ「お、落とすだなんて言い過ぎました……。私はただ、ずっと一緒にいれたらな~、って……、ふふ、ふふふ♪」
律子「あずささん、顔がいつも以上に緩みっぱなしですよ……」
律子「……というか、あずささんってプロデューサーのこと、やっぱり好きだったんですか?」
プロデューサーさんというのは、765プロでアイドルプロデュースをしてくださっている男性のことです。
そのままでとってもわかりやすいですね。……今更名前で呼ぶのは、ちょっと恥ずかしいです。
ちなみに私は、律子さんプロデュースのユニット“竜宮小町”に所属しているので
彼のプロデュースは受けていません。
あずさ「……はい。その……、好き、なんです。……や、やだもうっ」ポッ
小鳥(かわいい……こんな顔見せられたら、これは応援するしかないわね)キュン
ふだん、彼との接点は確かに少ないけれど……、
でも密かに私は、プロデューサーさんのことを「運命の人かも~」なんて、一年ほど前から思っていたのでした。
今まで夢子ちゃんにしか、この話はしていなかったんですけどね。
同じ事務所の人に相談するのは、なんだか恥ずかしくて……。
律子「……」
律子「あずささん、もう一回聞きますけど……、本気で?」
あずさ「もちろんよ……。こんなこと、お酒が入っていたとしても冗談では言えません」
律子「……」ジー
あずさ「……?」
律子「……わかりました。あずささんのモチベーション維持のためにも、私も応援しましょう!」
あずさ「あらあら、ありがとう……。律子さんがそう言ってくれるなら、心強いわ~」
小鳥「……ところで、律子さんがさっき言ってた、“やっぱり”って?」
律子「あ、小鳥さんは知らないでしょうけど……、最近のあずささんってば、竜宮小町の仕事が終わるたびに……」
『律子さん、今日はこのあと事務所に戻らないの~?』
『そういえば今日はプロデューサーさん、誰かの付き添いとかに行ってるのかしら~』
律子「……って! 理由を聞いてもはぐらかすんですけどね。それにこの前なんか……」
あずさ「もう、やめてください~……、こんな人前で、恥ずかしいわ……」カァア
小鳥(人前じゃなかったらいいのかしら?)
小鳥「でもまぁ、なんと言ったらいいのかしら……、ねえ、律子さん?」
律子「ええ……、ライバル多いですね~。こんな話、他のアイドルにしちゃダメですよ? 特に美希には」
あずさ「……やっぱり、そうよねぇ。プロデューサーさん、みんなに優しいですから……」
プロデューサーさんは、とっても頼りがいのある男性です。
その上みんな隔てなく大切にしてくれますから、きっと、私と同じ気持ちを持っている子もいるはずです。
中でも美希ちゃんや春香ちゃんが放つ、彼を見る特別な目線は、あんまり鋭くない私ですらわかってしまいます……。
プロデューサーさんはまったく気づいていないようなので、それが救いですけれど。
あずさ「このまま、鈍感でいてくれると助かります、なーんて……ふふ」
……こんなことを言っていますけど、このときの私はまだ、
彼の鈍感さに困惑してしまうのが、まさか自分になるとは思ってもいなかったのでした。
小鳥「それで、プロデューサーさんのどこが好きになったんですか? どういうきっかけで?」
あずさ「そ、それはさすがに……、ここで言うのは、恥ずかしいです……」
私が彼に惹かれたきっかけは……、話すと長くもなりませんけれど、
それでも今この場で言うにはちょっぴり照れくさいお話なので、お二人には黙っていることにしました。
あの頃の私は、どこか今の私とは違っていましたし……。
律子「ま、みんなと同じって感じですかね? 頼れる、優しい、顔も……、まぁそんなに悪くない、と」
あずさ「そ、そうですね。うん、律子さんの言うとおりよ~」
とりあえず今は、そういうことにしておいてください……。
そ、それより。今は今しかできないお話がしたいです。
酔いの勢いにまかせたとはいえ、ここまで私の気持ちが明らかになってしまったのですから。
せっかくですので、お二人にはいろいろと相談に乗ってもらうことにしましょう。
あずさ「あの……、男の人とお付き合いするには、そのー……、どうしたらいいんでしょうか?」
お恥ずかしながら……、私は今まで男性と、ちゃんとしたまともと呼べるお付き合いをしたことがないのでした。
律子さんも音無さんも、綺麗で優しい素敵な女性ですから、きっと恋愛経験もあるはずです。
この際だから、恥を忍んで何かアドバイスをもらわないと暴露損、ですね~。
小鳥・律子「……」
あずさ「……あの~?」
なぜか、お二人とも黙ってしまいました~。目はどこか遠くを見ているような……。
私、また何か変なこと言っちゃったかしら。もしかして本当に、ぴよ、とか言っちゃった?
あずさ「つまりですね、さっきも言ったように……、彼を落とすためには、どんなアプローチを……」
律子「あーわかっています! わかっていますけど……、そうだ、小鳥さんの方がきっと経験豊富ですよね!」
小鳥「えっ!? ……あ、あ~そそそっそうですね! 恋愛のことならまっかせといてください!」
あずさ「あらあら、頼りになります~」
律子(あ、これダメだ。小鳥さんも私と一緒だったんだ)
小鳥「おほん……、いいですか、男性を落とすためには! あずささん! これですよ、これ!」
小鳥「札束で頬を引っ叩いてからチンコをしゃぶればイチコロですよ」
あずさ「なるほど~……」
音無さんがおっしゃるには、男性とお付き合いするためには、とにかく接触を図ること! らしいです。
そうすることで、相手に自分のことを意識させ、気が付いたらめろめろとのことです。勉強になりますね~。
そのために使う手段としてはー……。
Step1.会話
Step2.メール
Step3.電話
Step4.さりげないボディタッチ
Step5.デート!!
あずさ「1から3、はわかります。4……も、なんとか~……。でも、最後のデートというのは、もはや……」
小鳥「デートという言葉にハードルの高さを感じてはいけません! 要するに、ふたりで遊びにいけばいいのよっ!」
律子(マンガの知識だけでよくここまで自信満々に……)
小鳥「……つまりですね、これがこうで……」
あずさ「……こうなると、こういうことになるんですね~……」
律子「なるほどなるほど……、一応、参考程度にはなりますね……」
音無さんからのアドバイスは、どれも説得力のあるものでした。さすがですね~。
中にはちょっと私には難しそうなものもあったけれど、いつまでも奥手なままの私じゃダメですよね。
それくらい、私はプロデューサーさんのことを、想っているのですから。
めざせ、肉食系アイドル~! なーんて……ふふっ。
あずさ「……わかりました! 私、さっそく明日から、チャレンジしてみたいと思います~」
小鳥「頑張ってくださいねっ! あたしたちも応援していますから!」
律子「……もしうまくいっても、パパラッチだけは避けてくださいよ~?」
― 会話編 ―
さっそく今日から、プロデューサーさんへのアタック作戦! 開始です。
苦節二十二年……、苦節というほどの人生は歩んでないけれど、とにかく……。
これまでの恋愛下手な、奥手なあずさからは卒業するんです。
音無さんアドバイスによると、まずは会話ですね。
会話と言っても、いつも通りにお喋りすればいいのかしら?
『いつも通りでいいです。いきなり親密な会話をするのは難しいでしょうし、相手も急になんだ? と警戒するわ』
『まあそれで勘違いしてくれる男性もいるようだけど……、相手はあのプロデューサーさんですからね』
下手に高度な会話をしても空回りするかもしれない、それなら頻度を上げるだけにとどめるぴよ……、と。
昨日の音無さんの言葉を胸に抱いて、いざ行きま~す!
ガチャ
あずさ「おはようございます~」
P「あずささん、おはようございます。今日は迷子にならずに来れたんですね」
あずさ「は、はい~! おかげさまで……、いつもより軽い迷子で済んだんですよ」
P「あ、やっぱり迷子にはなっていたんですか……」
昨日あんなことがあったせいか、なんだか今日は、いつも以上に意識してしまいます。
そのせいか、会話の流れがなんだかちぐはぐな気が……。いつものこと? そうかしら……。
それはそうと! 誰かにこの気持ちを打ち明けると、やっぱり、
小鳥「……」ニヤニヤ
こういう人が出てくるんですね。本当に応援してくれる気、あるのでしょうか……。
……ところで、何を話したらいいのかしら?
いつも、どんなお話をしていたんでしたっけ……。
と、とりあえず先に、やることをやってしまいましょう。
あずさ「んー、今日の私のお仕事はたしか……」
P「あずささんは今日午後から、竜宮小町のメンバー全員で音楽雑誌の取材ですね」
プロデューサーさんは、担当以外のアイドルのスケジュールもばっちり把握しているみたいです。
以前と違って、最近ではみんなたくさんお仕事を頂いていて、ホワイトボードは真っ黒なのに……。
私なんかじゃとてもできないわ。こういうのなんて言ったかしら……、そうそう、聖徳太子ですね。
あずさ「私の予定まで覚えているなんて、すごいですね~」
P「ははは、これでも十人前後抱えてますからね。こんなの朝飯前ですよ」
あずさ「ふふっ。やっぱりプロデューサーさんは、聖徳太子さんみたいです」ニコニコ
P「あ、ありがとうございます……?」
P「もうすぐ律子が迎えに来ますから、それまでは待機していてください。というか、来るの少し早かったですね」
あずさ「ふふっ。今日はちょっと、いつもよりはりきっちゃいましたから」
P「はりきるって、何をですか?」
あずさ「プロデューサーさんとの時間を作るために、早起きしたんです~」
私、実は昔から朝がとっても弱くて……。
でも今日からは、目覚まし時計をいつもの倍の数セットして頑張ることにしたんです。
そうでもしないと、なかなか会話するお時間が作れませんからね。
……あらあら?
プロデューサーさんのお顔が、なんだか引きつっているような?
私、また何かへんなこと言ってしまったでしょうか……。
P「……ごほん! あ、あずささん。あんまりそういうこと、男に軽々しく言うもんじゃないですよ」
あずさ「? もっと重みを込めて言ったほうがよかったということですか? でも私、そういう表現の仕方は苦手で……」
P「あ、いやそういうことじゃなくて……」
あずさ「でもプロデューサーさんが言うなら、私、頑張ります~!」
P「……ま、まぁそれでいいです」
P「ど、どういう理由であれ、早く出勤しようとするのは素晴らしい心がけですね!」
あずさ「ふふっ、ありがとうございますー。でも本当は、もう少し早く来るつもりだったんですよ?」
P「何かあったんですか? あぁ、そういえばさっきも迷子になったと言ってましたっけ」
あずさ「はい……、ちょっとお散歩を楽しむだけのつもりだったんですけど、気が付いたらこんな時間に~……」
P「散歩ですか!? なんでまた自分からそういう危険なことを……」
ちなみに当初の予定では、あと二時間早くこの場所へ到着するはずでした。
ちょっとだけ寄り道してから、事務所へと向かったところまでは良かったのですけれど……、
たどり着いた先は、なんと公衆トイレだったのです。不思議ですね……。
P「……ともあれ、あずささんが無事でよかったですよ」
あずさ「あ、はい。いつもご迷惑をおかけします~……。この前も、その前も……」
P「いえいえ、お安い御用です。迷ったと思ったら、今度からはすぐ連絡してくださいよ、すぐ迎えに行きますから」
プロデューサーさんは、こんな風にいつでも私のことを心配してくれます。
心配をかけさせるのはよくないことだけれど……、でもちょっとだけ、このことで嬉しくなってしまう私もいました。
……あらあら? 気が付いたら私、ちゃんとお話ができています!
あずさ(ふふっ。さっきまでは、少し緊張しすぎていたのかもしれないわね~)
P「ところで、どのあたりまで行っていたんですか?」
あずさ「はい、ちょっとお手洗いまで~」ニコニコ
P「えっ」
ガチャ
律子「おはようございまーす。あ、あずささんもう来てたんですね! ……って」
P「トイレ、ですか? (あずささんにとっては、トイレまでの道のりも“散歩”レベルなんだろうか)」
あずさ「? ええ、事務所へ来る前に……、って、私ったら何言ってるんでしょう! 恥ずかしいわ~……」
P「え、えっと」
あずさ「い、今のは、聞かなかったことにしてくださいね?」
律子(なんだろう、この状況。あずささんなりに頑張った結果ってことかしら?)
小鳥「……」ニヤニヤ
律子「小鳥さん、仕事してください。ほらほら、そこでくっちゃべってるふたりも!」
>>42
コラを貼るんじゃない
コラを貼るんじゃない
あずさ「あら、律子さん。おはようございます~」
気が付いたら、律子さんが出勤していました。
今日もスーツ姿がビシッと決まっていますね。私なんかより、よっぽどちゃんとした社会人に見えるわ~。
……なんだかぷりぷりしているみたいだけど、何かあったのかしら?
律子「……あずささん。応援はしてますけど、あんまり公私混同させちゃダメですよ?」
あずさ「はぁい。……でも、私の今日のお仕事は午後の取材だけ、ってプロデューサーさんが~……?」
んんー? と、人差し指をほっぺに当てながら、どういうことかと考えていると……、
律子さんは、やれやれと言った様子で私に教えてくれました。
律子「……プロデューサーの仕事を邪魔しちゃいけない、という意味でもあるんです。わかりますね?」
あずさ「! そ、そうよね……」
私ったら、何も考えずにプロデューサーさんとお喋りしちゃって……。律子さんの言うとおりです。
お互い社会人なんですから、節度を持って行動しないといけませんね。
お仕事はお仕事、プライベートはプライベート。はっきり区別をする、凛としたつよい女性に私はなるんです!
あずささんってアイマス勢の中じゃ年上のほうかもしれないけど実際は20そこそこの小娘だろ?
なんでこんな考え方がBBAなんだろうな
そしてなんでそれに違和感がないんだろうな
なんでこんな考え方がBBAなんだろうな
そしてなんでそれに違和感がないんだろうな
あずさ「プロデューサーさん。本当にごめんなさい~……、私ったらつい、お仕事の邪魔をしてしまって」
P「いやいや、構わないですよ。アイドルとコミュニケーションを取るのも、俺の仕事ですから」
あずさ「ふふっ、担当じゃないのに、ですか? プロデューサーさんはお優しいですね」
P「まあ、ここにいる子は、みんな俺の娘みたいなものですから。そこにはもちろん、あずささん達だって入ってますよ」
あずさ「あらあら……、お上手ですね。でも私、娘というほど若くはないですよ~」ニコニコ
P(年齢のことを言ったわけではないんだけど……、まぁいいか、嬉しそうだし)
あずさ「あ、でも……、娘はちょっと、やですー。そしたらプロデューサーさんと……」
P「俺と、なんですか?」
あずさ「……」
P「……あずささん?」
あずさ「……な、なんでも、ありません。忘れてください」ポッ
P「そうですか? ならいいんですけど……」
まあ鈍感っつーかもし気づいてても気付かないふりするよな仕事柄Pの立場としては
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