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元スレ愛「765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりです!」
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愛「お邪魔しまーす!」
P「散らかってて悪いけど……」
愛「いえ、おかまいなく!」
P「女の子が泊まりに来てるのに、構わないわけにもいかないよ」
愛「そんなのあたし、全然気にしませんよ?」
P「俺が気にするんだって……」
こんにちは! あたしは日高愛、13歳の女の子です!
背もちっちゃい、胸もちっちゃいとアイドルらしくない体型ですけど、876プロでアイドルやってます!
今日はちょっとした事情があって、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりに来ました!
男の人の家に泊まるのは初めてだから、なんだかドキドキします……!
P「散らかってて悪いけど……」
愛「いえ、おかまいなく!」
P「女の子が泊まりに来てるのに、構わないわけにもいかないよ」
愛「そんなのあたし、全然気にしませんよ?」
P「俺が気にするんだって……」
こんにちは! あたしは日高愛、13歳の女の子です!
背もちっちゃい、胸もちっちゃいとアイドルらしくない体型ですけど、876プロでアイドルやってます!
今日はちょっとした事情があって、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりに来ました!
男の人の家に泊まるのは初めてだから、なんだかドキドキします……!
なんで876プロのあたしが、765プロのプロデューサーさんの家に泊まるのか?
それは、3日前のコトでした……
【876プロ事務所】
愛「おはようございまーす!」
涼「おはよう、愛ちゃん」
絵理「今日は一段と、元気?」
愛「はいっ! なんと朝の占いが一位だったんですよ!」
涼「へぇ~、珍しいね。いつも悪かったーって言ってるのに」
愛「そうなんです! だから今日はいいことあるかも!」
それは、3日前のコトでした……
【876プロ事務所】
愛「おはようございまーす!」
涼「おはよう、愛ちゃん」
絵理「今日は一段と、元気?」
愛「はいっ! なんと朝の占いが一位だったんですよ!」
涼「へぇ~、珍しいね。いつも悪かったーって言ってるのに」
愛「そうなんです! だから今日はいいことあるかも!」
まなみ「……愛ちゃん、ちょっと」
愛「あっ、まなみさん。おはようございます!」
まなみ「ええ、おはよう。来ていきなりで悪いんだけど、ちょっと会議室まで来てくれる?」
愛「はい……?」
まなみさんは、あたしのプロデューサーです。
プロデューサーのお仕事の他にも、色々とお世話になってるんですよ!
でもどうしたんでしょう、まなみさん。なんだか深刻な顔をしてます。
あたしは普段のぼうっとしたまなみさんの方が好きだなぁ。
……なんて失礼なことを考えながら会議室に行くと、石川社長が待ってました。
石川「おはよう、愛」
愛「おはようございます!」
愛「あっ、まなみさん。おはようございます!」
まなみ「ええ、おはよう。来ていきなりで悪いんだけど、ちょっと会議室まで来てくれる?」
愛「はい……?」
まなみさんは、あたしのプロデューサーです。
プロデューサーのお仕事の他にも、色々とお世話になってるんですよ!
でもどうしたんでしょう、まなみさん。なんだか深刻な顔をしてます。
あたしは普段のぼうっとしたまなみさんの方が好きだなぁ。
……なんて失礼なことを考えながら会議室に行くと、石川社長が待ってました。
石川「おはよう、愛」
愛「おはようございます!」
石川「愛。実はあなたに映画の仕事が来てるんだけど……」
愛「え、映画ですか!?」
すごい! 朝の占いはやっぱり当たってました!
CD出したりCMに出たりって仕事はしてきましたけど、映画は初めてです!
これを機会に、あたしも一躍有名になったりして!
石川「それが、手放しにも喜べないのよね」
愛「……えっ?」
まなみ「実はその映画、恋愛映画なの。しかも愛ちゃんは、幼妻の役で抜擢されてて……」
愛「お、おさなづま?」
愛「え、映画ですか!?」
すごい! 朝の占いはやっぱり当たってました!
CD出したりCMに出たりって仕事はしてきましたけど、映画は初めてです!
これを機会に、あたしも一躍有名になったりして!
石川「それが、手放しにも喜べないのよね」
愛「……えっ?」
まなみ「実はその映画、恋愛映画なの。しかも愛ちゃんは、幼妻の役で抜擢されてて……」
愛「お、おさなづま?」
石川「妻ってことは、恋愛感情を知ってなきゃいけないってこと」
愛「れんあい……」
石川「愛。ハッキリ言うけど……あなた、恋すらしたことないでしょう」
愛「うっ…………」
ず、図星ですっ。あたし、そんなに男の子で知り合いとかいないし……
仲がいいのは涼さんくらいですけど、そういう目で見たことないんですよね。
それにあたししか知らないけど、涼さんと絵理さんって付き合ってるし。
石川「おまけに同棲シーンまであるらしいから、あなたには厳しいかもね」
愛「そ、そんな……」
愛「れんあい……」
石川「愛。ハッキリ言うけど……あなた、恋すらしたことないでしょう」
愛「うっ…………」
ず、図星ですっ。あたし、そんなに男の子で知り合いとかいないし……
仲がいいのは涼さんくらいですけど、そういう目で見たことないんですよね。
それにあたししか知らないけど、涼さんと絵理さんって付き合ってるし。
石川「おまけに同棲シーンまであるらしいから、あなたには厳しいかもね」
愛「そ、そんな……」
愛「……でもあたし、やりたいですっ!」
まなみ「愛ちゃん……」
愛「やらせてください! 恋愛でも同棲でも、何でも練習しますから!」
せっかく貰えた映画の仕事、簡単に諦められません!
それに今までだって、前が見えないままでもなんとか進んできたんです。
これくらいで諦めてたらママに怒られちゃいます!
石川「……分かったわ、愛」
まなみ「社長!?」
石川「あなたがそう言うことも考えて、実は準備だけはしてあるの」
愛「準備?」
石川「ええ。あなたが恋愛や同棲を練習するための、準備をね」
まなみ「愛ちゃん……」
愛「やらせてください! 恋愛でも同棲でも、何でも練習しますから!」
せっかく貰えた映画の仕事、簡単に諦められません!
それに今までだって、前が見えないままでもなんとか進んできたんです。
これくらいで諦めてたらママに怒られちゃいます!
石川「……分かったわ、愛」
まなみ「社長!?」
石川「あなたがそう言うことも考えて、実は準備だけはしてあるの」
愛「準備?」
石川「ええ。あなたが恋愛や同棲を練習するための、準備をね」
そう言うと社長は自分の携帯電話を取り出し、どこかにかけ始めました。
いったい、準備ってなんなんでしょう?
石川「876プロの石川です。高木社長にお取次ぎ願えますでしょうか」
石川「……あ、高木社長。先ほど依頼した件なのですが……」
石川「はい、はい……ありがとうございます。それでは、3日後からということで」
石川「では、失礼します」
石川「……OKだそうよ、愛」
愛「はぁ……なにがですか?」
まなみ「ほ、本当にお願いするなんて。愛ちゃんに何かあったらどうするんですか?」
石川「大丈夫でしょう。その人には何度か会ってるけど、そういう人じゃなさそうだったから」
いったい、準備ってなんなんでしょう?
石川「876プロの石川です。高木社長にお取次ぎ願えますでしょうか」
石川「……あ、高木社長。先ほど依頼した件なのですが……」
石川「はい、はい……ありがとうございます。それでは、3日後からということで」
石川「では、失礼します」
石川「……OKだそうよ、愛」
愛「はぁ……なにがですか?」
まなみ「ほ、本当にお願いするなんて。愛ちゃんに何かあったらどうするんですか?」
石川「大丈夫でしょう。その人には何度か会ってるけど、そういう人じゃなさそうだったから」
【3日後 765プロ事務所】
まなみ「では、ウチの愛をよろしくお願いします」
高木「ハハハ、任せておきたまえ。石川社長にはいつもよくしてもらっているし、これくらいはな」
まなみ「ありがとうございます。愛ちゃん……私はもう帰るから、くれぐれも失礼のないようにね」
愛「はい!」
社長から言われた練習っていうのは、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりすることでした!
なんでも、身近に男の人を置くことで異性を意識するようにして、ギジテキに恋愛感情を生み出すそうです。
それにお泊まりする間に奥さんっぽいことをすることで、同棲の感覚も掴めるんだとか。
そんなことを思いつくなんて、やっぱり社長はすごい人ですっ!
まなみ「では、ウチの愛をよろしくお願いします」
高木「ハハハ、任せておきたまえ。石川社長にはいつもよくしてもらっているし、これくらいはな」
まなみ「ありがとうございます。愛ちゃん……私はもう帰るから、くれぐれも失礼のないようにね」
愛「はい!」
社長から言われた練習っていうのは、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりすることでした!
なんでも、身近に男の人を置くことで異性を意識するようにして、ギジテキに恋愛感情を生み出すそうです。
それにお泊まりする間に奥さんっぽいことをすることで、同棲の感覚も掴めるんだとか。
そんなことを思いつくなんて、やっぱり社長はすごい人ですっ!
高木「……それで、肝心の彼がなぜここにいないのかね。日高くんが来ることは伝えてあっただろう?」
小鳥「飛び入りでどうしても外せない仕事が入ったみたいです。でもさっき、急いで帰るって電話が」
その時、事務所のドアが勢いよく開きました。
そこにいたのは、私が憧れる765プロのアイドル、天海春香さんと……
P「すみません、遅くなりました!」
春香「ただいまー! あ、あれっ? 愛ちゃん、なんでウチの事務所に?」
P「ごめん、待たせたか?」
愛「いえ、全然ですっ!」
この人が、765プロのプロデューサーさんなんですね!
第一印象は、誠実そうな人。あたし、この人の家に泊まるんだ……ちょっとワクワクしてきました!
小鳥「飛び入りでどうしても外せない仕事が入ったみたいです。でもさっき、急いで帰るって電話が」
その時、事務所のドアが勢いよく開きました。
そこにいたのは、私が憧れる765プロのアイドル、天海春香さんと……
P「すみません、遅くなりました!」
春香「ただいまー! あ、あれっ? 愛ちゃん、なんでウチの事務所に?」
P「ごめん、待たせたか?」
愛「いえ、全然ですっ!」
この人が、765プロのプロデューサーさんなんですね!
第一印象は、誠実そうな人。あたし、この人の家に泊まるんだ……ちょっとワクワクしてきました!
そんなことがあって、今に至るわけなんです。
プロデューサーさんの家に泊まるなんて彼女さんに悪いんじゃないかなって思ったんだけど……
今はアパートに一人暮らしで彼女さんもいないらしくて、あっさり引き受けてくれました!
プロデューサーさんって、すごくいい人ですね!
P「こんな狭い部屋でごめんな。片付けるからちょっと待ってて」
愛「お手伝いします!」
P「いやいや、いいよ。その辺でくつろいでてくれればいいから」
愛「そういうワケにはいきません! あたし、幼妻ですから!」
P「……そういえば、映画の練習なんだっけ。じゃあ、少し手伝ってもらおうかな」
愛「はいっ!」
プロデューサーさんの家に泊まるなんて彼女さんに悪いんじゃないかなって思ったんだけど……
今はアパートに一人暮らしで彼女さんもいないらしくて、あっさり引き受けてくれました!
プロデューサーさんって、すごくいい人ですね!
P「こんな狭い部屋でごめんな。片付けるからちょっと待ってて」
愛「お手伝いします!」
P「いやいや、いいよ。その辺でくつろいでてくれればいいから」
愛「そういうワケにはいきません! あたし、幼妻ですから!」
P「……そういえば、映画の練習なんだっけ。じゃあ、少し手伝ってもらおうかな」
愛「はいっ!」
面白くなりそうだけど、涼と絵理が付き合ってるというのに違和感が…
>>23
夢子涙目
夢子涙目
愛「これはどこに置けばいいですか?」
P「あっちの棚の上にお願い」
愛「はーい! ついでに棚の上も拭いちゃいますね」
P「助かるよ」
あははっ! なんか楽しいです! うまく表現できないけど……
男の人の部屋を、その人と一緒に掃除する。これって、事務所を掃除するのとはちょっと違うんですね!
愛「ふんふんふ~ん♪ いーまーめーざーしてーくー♪」
P「ゴキゲンだなぁ、日高さん」
愛「えへへ……あっ、あたしのことは『愛』って呼んでください!」
P「愛か……じゃあ愛ちゃんって呼ぶよ?」
愛「どんどん呼んでください!」
P「あっちの棚の上にお願い」
愛「はーい! ついでに棚の上も拭いちゃいますね」
P「助かるよ」
あははっ! なんか楽しいです! うまく表現できないけど……
男の人の部屋を、その人と一緒に掃除する。これって、事務所を掃除するのとはちょっと違うんですね!
愛「ふんふんふ~ん♪ いーまーめーざーしてーくー♪」
P「ゴキゲンだなぁ、日高さん」
愛「えへへ……あっ、あたしのことは『愛』って呼んでください!」
P「愛か……じゃあ愛ちゃんって呼ぶよ?」
愛「どんどん呼んでください!」
その後はプロデューサーさんとおしゃべりしながらお掃除して、終わった時にはもう2時間くらい過ぎてました。
おしゃべりするのが楽しすぎて、途中から全然進んでなかったんです……反省。
P「ふー。おつかれ」
愛「おつかれさまでしたー!」
P「愛ちゃんは元気だなぁ。俺なんかもうヘトヘトだよ……」
愛「あっ、そうだ! 飲み物持ってきます! 冷蔵庫、冷蔵庫っと」
P「……ごめん。飲む物、何も無いと思う」
……ホントだ。一人暮らしの男の人ってあんまり物置かないって聞いてたけど、
冷蔵庫の中まで空っぽだなんて思いませんでした。プロデューサーさん、料理とかしないのかな?
おしゃべりするのが楽しすぎて、途中から全然進んでなかったんです……反省。
P「ふー。おつかれ」
愛「おつかれさまでしたー!」
P「愛ちゃんは元気だなぁ。俺なんかもうヘトヘトだよ……」
愛「あっ、そうだ! 飲み物持ってきます! 冷蔵庫、冷蔵庫っと」
P「……ごめん。飲む物、何も無いと思う」
……ホントだ。一人暮らしの男の人ってあんまり物置かないって聞いてたけど、
冷蔵庫の中まで空っぽだなんて思いませんでした。プロデューサーさん、料理とかしないのかな?
愛「それなら、ちょっと買いに行ってきます!」
P「じゃあ俺も行くよ」
愛「いえっ! プロデューサーさんは休んでてください!」
P「いや……飲み物買うついでに、近場のスーパーとかコンビニとか教えとこうと思って」
愛「あっ、そうですね! そういうことならよろしくお願いします!」
P「オッケー。支度するから1分待って」
愛「はーい!」
プロデューサーさん、疲れてるのに優しいです!
どうしてこんないい人に彼女がいないのか、すっごく不思議です……
P「じゃあ俺も行くよ」
愛「いえっ! プロデューサーさんは休んでてください!」
P「いや……飲み物買うついでに、近場のスーパーとかコンビニとか教えとこうと思って」
愛「あっ、そうですね! そういうことならよろしくお願いします!」
P「オッケー。支度するから1分待って」
愛「はーい!」
プロデューサーさん、疲れてるのに優しいです!
どうしてこんないい人に彼女がいないのか、すっごく不思議です……
というわけで、プロデューサーさんと一緒にお買い物です。
飲み物の他には何を買えばいいのかな?
P「……愛ちゃんにお願いがあるんだけど」
愛「はいっ、なんですか?」
P「さっき部屋を見て分かったと思うけど。俺は炊事も掃除も洗濯も、ほとんどしないんだ」
愛「あ、あはは……そうみたいですね」
P「そこで、愛ちゃんにそれを全部任せたい!」
愛「え……い、いいんですか?」
なんだかプロデューサーさんに悪いです。急にずかずかと上がりこんで、
その日から身の回りのお世話を始める女の子なんて、迷惑がられないかな……
飲み物の他には何を買えばいいのかな?
P「……愛ちゃんにお願いがあるんだけど」
愛「はいっ、なんですか?」
P「さっき部屋を見て分かったと思うけど。俺は炊事も掃除も洗濯も、ほとんどしないんだ」
愛「あ、あはは……そうみたいですね」
P「そこで、愛ちゃんにそれを全部任せたい!」
愛「え……い、いいんですか?」
なんだかプロデューサーさんに悪いです。急にずかずかと上がりこんで、
その日から身の回りのお世話を始める女の子なんて、迷惑がられないかな……
765のアイドルたちが
嫉妬&押しかけるシーn…
いや、野暮なことは言うまい
嫉妬&押しかけるシーn…
いや、野暮なことは言うまい
P「いいも何も、俺が頼んでるんだから」
愛「……わ、わかりました! やらせてもらいますねっ!」
P「うん、よろしくね」
愛「はいっ」
……あっ。もしかしてこれ、幼妻の特訓なのかな?
そうだとしたらプロデューサーさん、あたしのこと気にかけてくれてるんだ……
愛「……えへへっ! じゃあプロデューサーさん、今日は何が食べたいですか?」
P「おっ、リクエストあり? それなら無難に肉じゃがを」
愛「了解ですっ! おいしいの作れるように頑張りますね!」
愛「……わ、わかりました! やらせてもらいますねっ!」
P「うん、よろしくね」
愛「はいっ」
……あっ。もしかしてこれ、幼妻の特訓なのかな?
そうだとしたらプロデューサーさん、あたしのこと気にかけてくれてるんだ……
愛「……えへへっ! じゃあプロデューサーさん、今日は何が食べたいですか?」
P「おっ、リクエストあり? それなら無難に肉じゃがを」
愛「了解ですっ! おいしいの作れるように頑張りますね!」
1時間後。
色々と買い込んだあたし達はたくさんの食材や飲み物をぶら下げて、プロデューサーさんの部屋に戻ってきました。
お金を払うとき『いいよ、俺が出すから』って言ってくれたプロデューサーさん……かっこよかったです!
P「はぁ、はぁ……疲れた……」
愛「ごめんなさい、いっぱい持ってもらって」
P「気にしないでくれ。女の子にこんなに持たせられないからな……」
愛「はいっ、どうぞ」
P「おっ……気がきくな。いいお嫁さんになるよ、きっと」
買ってきたばかりのポカリをプロデューサーさんに渡しました。
……いいお嫁さんかぁ。幼妻になるための練習、順調かも!
色々と買い込んだあたし達はたくさんの食材や飲み物をぶら下げて、プロデューサーさんの部屋に戻ってきました。
お金を払うとき『いいよ、俺が出すから』って言ってくれたプロデューサーさん……かっこよかったです!
P「はぁ、はぁ……疲れた……」
愛「ごめんなさい、いっぱい持ってもらって」
P「気にしないでくれ。女の子にこんなに持たせられないからな……」
愛「はいっ、どうぞ」
P「おっ……気がきくな。いいお嫁さんになるよ、きっと」
買ってきたばかりのポカリをプロデューサーさんに渡しました。
……いいお嫁さんかぁ。幼妻になるための練習、順調かも!
P「ぷはぁ……愛ちゃんも飲んだら?」
愛「じゃあ、いただきます!」
プロデューサーさんが置いたポカリのペットボトルを取って、遠慮なくいただきます。
うーん……動いた後のポカリはすっごくおいしいです!
あっという間に空になっちゃいました!
P「え……『何か』飲んだら、って意味だったんだけど……」
愛「? はい。だから、ポカリ貰っちゃいました!」
P「……愛ちゃんが気にしてないなら、いいけど」
愛「?」
どうしたんでしょう、プロデューサーさん。
なんだか気まずそうです。なんで目を合わせてくれないんですか?
愛「じゃあ、いただきます!」
プロデューサーさんが置いたポカリのペットボトルを取って、遠慮なくいただきます。
うーん……動いた後のポカリはすっごくおいしいです!
あっという間に空になっちゃいました!
P「え……『何か』飲んだら、って意味だったんだけど……」
愛「? はい。だから、ポカリ貰っちゃいました!」
P「……愛ちゃんが気にしてないなら、いいけど」
愛「?」
どうしたんでしょう、プロデューサーさん。
なんだか気まずそうです。なんで目を合わせてくれないんですか?
P「……まあ、こんな感じなんじゃないかな」
愛「へっ?」
P「同棲。俺もやったことないけど。一緒に掃除して、買い物行って、ご飯作って、ってさ」
愛「なるほど! あたし、自然とそんなことしてたんですね!」
P「最初は石川社長もとんでもないこと言うなって思ったけど、案外悪くないみたいだな」
愛「でも、掃除も買い物もプロデューサーさんの提案ですから! プロデューサーさんもすごいです!」
P「はは……ウチのアイドルは型破りなのが多くてさ。これくらいならまだ楽な方だよ」
愛「へー、そうなんですか?」
P「『教科書がすべてじゃない、限界なんてない世界』……まさにアイドルの世界って、そうだと思うよ」
愛「あ…………」
そのフレーズは、あたしのデビュー曲『HELLO!!』の一部分です。
プロデューサーさん。あたしみたいな目立たないアイドルの歌、覚えててくれたんですね……
愛「へっ?」
P「同棲。俺もやったことないけど。一緒に掃除して、買い物行って、ご飯作って、ってさ」
愛「なるほど! あたし、自然とそんなことしてたんですね!」
P「最初は石川社長もとんでもないこと言うなって思ったけど、案外悪くないみたいだな」
愛「でも、掃除も買い物もプロデューサーさんの提案ですから! プロデューサーさんもすごいです!」
P「はは……ウチのアイドルは型破りなのが多くてさ。これくらいならまだ楽な方だよ」
愛「へー、そうなんですか?」
P「『教科書がすべてじゃない、限界なんてない世界』……まさにアイドルの世界って、そうだと思うよ」
愛「あ…………」
そのフレーズは、あたしのデビュー曲『HELLO!!』の一部分です。
プロデューサーさん。あたしみたいな目立たないアイドルの歌、覚えててくれたんですね……
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