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    元スレ勇者「魔王ぶっ殺す!」魔王「ぶっころす!」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 勇者 ×2+ - ロリコン + - 完結 + - + - + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    翠星石のギャルゲーブログ からきますた
    鮭の切り身やるから落ち着けよ

    202 = 124 :

    勇者「ずっと騙してた訳か……!」

    勇者「ずっと、一緒に旅をするフリをして……バカにしてたのか、俺を! 勇者を!!」

    勇者「バカに! バカにして……!!」

    ゆうしゃといっしょにねる……ねたいの

    勇者「お、俺は……今まで……」

    わ、わたしはなんかいはらまされたのだ? ぽ

    203 = 124 :

    勇者「今まで……ずっと今までしてきた旅が……」

    だ、だから……だからこのままたび……いっしょにたびを……つづけたい

    勇者「……続くと……ずっと続くって……そう思ってたのに(お前には言えなかったけど…)」

    わ、わたしは……ずっと、ずっとゆうしゃのそばにいたい……

    勇者「俺も……俺もお前とずっと……」ぎゅ~っ

    204 = 93 :

    異常に切ない

    205 = 197 :

    シリアスなシーンだけどこれ解決方法セクロスなんだよな

    206 = 124 :

    まおうぶっころす! ……えへへ♪

    勇者「……魔王の癖に、よく言えたもんだ」

    魔王「ウウウウう……コワス……」

    勇者(あの森ではお前の言葉に励まされたよ……覚えているか……魔王)

    魔王「グルルルッル、ウウウウウウウ……コ、コロス……!!!」

    勇者「……」チャキン

    207 = 124 :

    ゆうしゃは、ゆうしゃはどんなときもよわねをはかない

    勇者「……いくぞ、魔王」カチャ

    せかいをすくう……まおうをぶっころす、このせかいのえいゆうなのだ!

    魔王「ウウウウウウウウウウウ!!!!!!!」

    勇者「う、うおおおおおおおおおおおお!!」ダダダダダ




    勇者「魔王!! ぶっ殺してやる!!!」

    208 = 159 :

    ああ・・・

    209 = 124 :

    パキーーーーーーーーン

    カラン カラン ……

    魔王「う、ううう……ううううう」ぐるるるる

    勇者「……」

    勇者「……なんてね」

    210 :

    うおおおおおおおおおおおおおお

    211 = 124 :

    勇者「……」

    勇者「殺せるわけないだろ、やっぱり……」

    勇者「これ、一度も店で変えなかった……故郷の木で作った剣だから……」

    勇者「……ていうか、そもそもモンスター一匹も倒したことないから経験値……ゼロだし」

    勇者「魔王に挑むのは早すぎちゃったか……」ニコ

    212 = 124 :

    魔王「ウウ……! うう、うううう……ユ、ユウシャ……」すっ

    勇者「うんうん、流石に降参です。またイチからやり直すよ」

    魔王「ユ、ユウシャ……ユウシャ……」キュインキュイン……

    勇者「こんな駄目な勇者で悪かったな……魔王、がっかりしたろ……犬娘……」

    213 = 159 :

    214 = 124 :

    勇者(イチからなんて……そんなことあるわけないんだけどさ……)

    勇者(勇者はどんだけ強くなっても……もう、きっと……魔王を倒すことはできない)

    勇者(俺の……たった一人の……たった一人『だった』仲間……)

    勇者「うん、この冒険は……最高だったなあ!!!」



    魔王「……シネ!!!」 

    ボッ

    215 = 114 :

    うわぁぁぁぁ

    216 = 124 :

    魔王「……」

    魔王「……」

    魔王「……あれ?」

    魔王「……ゆうしゃ?」

    魔王「なんでそんなところでねているのだ?」とてとて

    217 :

    勇者が犬娘を貫く・・・ゴクリ

    218 = 124 :

    魔王「ゆうしゃ、ゆうしゃ、おきて、おきて」ゆさゆさ

    勇者「……」

    魔王「ゆうしゃ、ゆうしゃ、かぜひいちゃう、ここでねてたらかぜひいちゃう」ゆさゆさ

    勇者「……」

    魔王「うー! おきろ! おきろ! 」ゆさゆさゆさゆさ

    219 :

    うわああああああああああああ

    220 = 93 :

    性欲がどうしてこうなってしまった…

    221 = 124 :

    魔王「おきろ! おきろ! かんじゃうぞ! おきないとまたかんじゃうぞ!」

    勇者「……」

    魔王「……」

    勇者「……」

    魔王「ゆうしゃ……おきて……」ポタ

    222 = 124 :

    魔王「お、おきてくれたらとっておきのじょうほうをあげるのだ」ごしごし

    魔王「すごいじょうほう、きっとゆうしゃはよろこぶぞ」

    魔王「なんとあのまおうのしろのばしょをおしえちゃいます!」

    勇者「……」

    魔王「あ、あとあと、まおうのしょうたいもおしえちゃいます!」

    勇者「……」

    223 = 124 :

    魔王「……くぅーん……」しゅん

    魔王「……」

    魔王「……!(そ、そうだ! 『かいふく』のじゅもん……!)」

    魔王「じいにいっぱいおしえてもらったのだ、えーと、えーと……」

    224 = 124 :

    魔王「すいみんのかいじょ、たいりょくかいふく」

    魔王「ど、どれだっけ……あれ? どうすればいいんだったっけ……」

    魔王「うー、うー、おもいだせない、おしえてもらったのにおもいだせない……!」

    魔王「はやく、はやく、ゆうしゃをおこさなきゃだめなのに……」

    魔王「まりょくのかいふく、げどく、そせい……う、うぅ」

    225 = 124 :

    魔王「……!(だ、だれか……)」

    魔王「だれか……ゆうしゃをおこしてくれるひとは……」

    勇者「……」

    魔王「……おきて……おきてください、ゆうしゃ……」

    魔王「……う、ひっく……おぎでぐだざい……ゆうじゃざま……」

    227 = 124 :

    魔王「わだじをだおじていいですがら……ひっく……まおうをだおじでいいでつがら」

    魔王「もうわがままはいいばぜん、いっじょにだびがじだいなんてもういいばぜん」

    魔王「いいばぜんがら……おぎで……おぎで……ゆうじゃ、おぎでよゆうじゃ!」

    魔王「わだじのだいぜつなひと……ごのよでいちばんだいせつなじと……」

    魔王「ゆうじゃああああああああああ」

    228 = 124 :






    勇者「うるさい! この……っ、ばか魔王が!!」ぽか

    魔王「きゅん」




    230 :

    >>227
    SSで涙腺刺激されたの久しぶりだわ
    支援

    231 :

    よかった・・・

    232 = 124 :

    勇者「耳元でぎゃーぎゃー喚くな、それはなんかの攻撃か? ぶっ殺すぞ!?」

    魔王「あ……あ……」

    魔王「ゆうしゃあっ!!!!」だきっ

    勇者「……! は、離れろこのくそアホ魔王!! 獣くさいんだよ!!」

    魔王「ゆうしゃ! ゆうしゃ! ゆうしゃだ、えへへ♪」ぱたぱたぱた

    233 = 124 :

    勇者「ぐ……!」

    魔王「ゆうしゃ、ゆうしゃ……わたしのゆうしゃ……」

    勇者「だ、だれがお前の勇者だ人間の敵め……!(とかいいつつ顔が赤くなってるのが情けない……)」

    魔王「てっきり、てっきり、しんでしまったのかとおもった、ゆうしゃがいなくなってしまったかとおもった!」

    勇者「……」

    234 = 124 :

    勇者(……あれは、あのとき俺は確かに死んだはずだ……)

    勇者(でも声が聞こえた……どこかで聞いたことのある声……)

    勇者「……なんか、『情けない、おお情けない』ってバカにされたし……」ぼそ

    魔王「?」

    勇者「まああれだ、『勇者は死なん』! 例え死んだとしても『何度でも生き返る』!」

    235 = 124 :

    勇者「……これが勇者の特権だね」

    魔王「お、おー……かっこいい、かっこいいぞゆうしゃ、ゆうしゃかっこいいぞ!」

    勇者「……」

    魔王「……」

    勇者「……」

    魔王「……」

    236 = 124 :

    勇者「……(きゅ、急に黙るなよ、緊張しちゃうだろ!)」

    魔王「……」

    魔王「ゆ、ゆうしゃ……」

    勇者「なんだ、魔王」

    魔王「……」

    魔王「ゆうしゃがすきです」

    237 = 124 :

    勇者「……!」

    魔王「ゆうしゃがすきなので、いっしょにたびがしたいです」

    魔王「……ずっと、ずっと、ゆうしゃのそばでたびがしたいです」

    魔王「でも、でも……ゆうしゃはまおうをたおすのだな……」チラ

    勇者「……さすが魔王……(今の『攻撃』は効いたぜ……)」

    勇者「あー……」

    239 :

    やはり王道こそ至高

    240 = 124 :

    勇者「……」

    勇者「俺は魔王は嫌いなんだ」

    魔王「……」

    勇者「だってあいつは人間の敵だし、町を壊すし、馬も残さない気のきかないヤツだし……」

    勇者(じゅ、純情な勇者の男心を一度踏みにじったし……!)

    241 = 124 :

    勇者「そして俺は勇者だし」

    勇者「勇者は魔王を倒す旅に出なきゃ……うん、でも仲間も必要なんだよな……」

    勇者「……」

    魔王「……」

    勇者「また一緒に旅に行くか、『犬娘』」

    魔王「……! う、うん、うん……!!」

    242 = 239 :

    しぇぇ

    244 = 124 :

    たたたたた

    魔王「ゆうしゃよ!!!」だきっ

    魔王「あいしているぞ!!」

    勇者「……俺もだ」

    魔王「えへへ♪ うれしい」ぽ

    魔王「でも……」

    ガブ

    いぬむすめっていうな♪

    245 = 93 :

    よかった…本当によかった…

    246 :

    上目遣いは攻撃か、成程

    247 = 124 :

    数年後

    俺たちはまだ旅を続けている
    相変わらず人にあうこともモンスターに出くわすこともない
    (なので相変わらず経験値はゼロ、しかももはや武器すらない)

    変わったことといえば……
    こうして手をつないで歩くようになったことと……

    勇者「……犬娘、大丈夫か?」

    248 = 219 :

    ある意味バッドエンド?

    249 = 124 :

    魔王「……うむ、すこしみおもになったからといってわたしはへこたれないのだ」

    勇者「……お前が大丈夫でも中の子が大丈夫じゃないかもしれないだろ」

    勇者「次の町くらいで、しばらく旅を中断しよう」

    魔王「えー……きゅ~ん……」しゅん

    勇者「そろそろ腰を落ち着かせるのもいいかもしれないしな」なでなで

    250 = 124 :

    魔王「……」

    魔王「くふ、ゆうしゃにはたしかにこしをおちつかせてほしいの」

    魔王「まいばんいじめられるわたしのみになってみろ」ニヤニヤ

    勇者「な……!」

    勇者「お前だって毎回、毎回……!」

    ガブっ


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