私的良スレ書庫
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元スレP「765プロと言う通過点」
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りっちゃん…俺にはお金には困ってないからって優しく微笑んでくれていたのに…
そんな…
そんな…
横領…それって、犯罪じゃないか
声に出そうだったが辛うじて押さえ込む事が出来た
「おい…それは本当か?何かに間違いじゃ無いのか?」
「これは事実です。それだけじゃありませんよ?」
春香の目が今まで見た事の無いくらいに冷たいものになっていた
「竜宮小町の予算だけでは売り込みが出来なかったらしくて、私たちの予算…プロデューサーさんが使えるはずの予算も何割か自分の方に回していたんです」
「そんな…春香、嘘だって言ってくれよ。なあ、頼むからさ…」
「本当の話です。今まで黙っててすみませんでした」
また話が噛み合わない
今まで黙ってて…どう言う事なんだ?
声に出そうだったが辛うじて押さえ込む事が出来た
「おい…それは本当か?何かに間違いじゃ無いのか?」
「これは事実です。それだけじゃありませんよ?」
春香の目が今まで見た事の無いくらいに冷たいものになっていた
「竜宮小町の予算だけでは売り込みが出来なかったらしくて、私たちの予算…プロデューサーさんが使えるはずの予算も何割か自分の方に回していたんです」
「そんな…春香、嘘だって言ってくれよ。なあ、頼むからさ…」
「本当の話です。今まで黙っててすみませんでした」
また話が噛み合わない
今まで黙ってて…どう言う事なんだ?
「伊織はその事実を知った時に社長に竜宮小町の身売りを提案したんです」
「竜宮小町は資金繰りに困ったからじゃ無いのか」
「違います。伊織は竜宮小町が皆の犠牲の下に成り立っていると知って律子に激怒したんです」
律子がそこまで…まだ信じられない
だが、春香が嘘をついているとは思えない
心から律子を恨んでいる
「私、今から本音を言います。聞いてください」
「分かった」
今から話す事は春香の軸になる話だ
俺は覚悟を決めて耳を傾けた
「本音を言えば、私は別にプロデューサーさんと結ばれなくても良いんです」
「竜宮小町は資金繰りに困ったからじゃ無いのか」
「違います。伊織は竜宮小町が皆の犠牲の下に成り立っていると知って律子に激怒したんです」
律子がそこまで…まだ信じられない
だが、春香が嘘をついているとは思えない
心から律子を恨んでいる
「私、今から本音を言います。聞いてください」
「分かった」
今から話す事は春香の軸になる話だ
俺は覚悟を決めて耳を傾けた
「本音を言えば、私は別にプロデューサーさんと結ばれなくても良いんです」
Pが有能であればあるほど
同じ土俵に立たされているりっちゃんが可哀想な位置付けになる
なんて悲しいんだ
同じ土俵に立たされているりっちゃんが可哀想な位置付けになる
なんて悲しいんだ
でももともと事務の要員として入ってちょっとアイドルやったあとプロデューサーやりたいって言い出したのは律子本人じゃないのか
「プロデューサーさんとキス出来なくても、セックスが出来なくても…それはそれでどうでも良かったんです。美希が好きなら結婚したとしても心からお祝いできます」
春香の様子がおかしい
これは春香の心の闇の部分なのかも知れない
「私は…私はただ大好きなプロデューサーさんと千早ちゃんに挟まれて笑顔で生きていきたかった!!ずっとそうしていきたかっただけなんです!!」
春香が大きな声で叫ぶ
「ねえ、私ってそんなにわがままですか?高望みしてますか?ささやかな幸せの中で笑っていたかっただけなのに…」
「春香…」
「律子さんは自分の都合でその大事な場所を、プロデューサーさんがいつ帰ってきてもいい様に守るべきだった場所を壊した張本人なんです!!」
春香の様子がおかしい
これは春香の心の闇の部分なのかも知れない
「私は…私はただ大好きなプロデューサーさんと千早ちゃんに挟まれて笑顔で生きていきたかった!!ずっとそうしていきたかっただけなんです!!」
春香が大きな声で叫ぶ
「ねえ、私ってそんなにわがままですか?高望みしてますか?ささやかな幸せの中で笑っていたかっただけなのに…」
「春香…」
「律子さんは自分の都合でその大事な場所を、プロデューサーさんがいつ帰ってきてもいい様に守るべきだった場所を壊した張本人なんです!!」
>>219
ついて行く
ついて行く
春香はただ自分の好きな人達と一緒に居たかったんだ
だが、俺はアメリカに、千早は早々に離れてしまい、最後には受け入れる場所も失ってしまったのだ
「私、もうやだ…生きてるの…辛いよぉ…」
春香はその場に崩れ落ちた
春香はとっくの昔に限界が訪れていたのだ
俺に再会した事で心の箍が外れてしまったのだ
「プロデューサーさん…助けてください…前みたいに…助けて…」
このままではいけない
春香の思いに応えられない分、助けてあげたいと思った
「春香、今から俺の事務所に来ない?」
「ふぇ?事務所?」
「うん、場所も覚えられるだろ?」
だが、俺はアメリカに、千早は早々に離れてしまい、最後には受け入れる場所も失ってしまったのだ
「私、もうやだ…生きてるの…辛いよぉ…」
春香はその場に崩れ落ちた
春香はとっくの昔に限界が訪れていたのだ
俺に再会した事で心の箍が外れてしまったのだ
「プロデューサーさん…助けてください…前みたいに…助けて…」
このままではいけない
春香の思いに応えられない分、助けてあげたいと思った
「春香、今から俺の事務所に来ない?」
「ふぇ?事務所?」
「うん、場所も覚えられるだろ?」
「行く…プロデューサーさんの事務所…行きたいです」
子供の様な声で春香は答えた
先程と雰囲気も変わり、大人しくなった
「あまり大きい所じゃないけどな。着いておいでよ」
「はい…手、繋いでください」
春香のすがる様な目に俺は拒否できる訳も無く
「はい、ゆっくりで良いからな」
「はい…」
春香は幼い笑顔で俺に言った
事務所に戻ると小鳥さんが一瞬だが春香の様子を見て表情が変わったが、すぐにいつもの笑顔に戻り
「春香ちゃん、いらっしゃい」
そう言ってくれた
小鳥さんが大人の女性で本当に良かった
子供の様な声で春香は答えた
先程と雰囲気も変わり、大人しくなった
「あまり大きい所じゃないけどな。着いておいでよ」
「はい…手、繋いでください」
春香のすがる様な目に俺は拒否できる訳も無く
「はい、ゆっくりで良いからな」
「はい…」
春香は幼い笑顔で俺に言った
事務所に戻ると小鳥さんが一瞬だが春香の様子を見て表情が変わったが、すぐにいつもの笑顔に戻り
「春香ちゃん、いらっしゃい」
そう言ってくれた
小鳥さんが大人の女性で本当に良かった
ハ,,ハ <お断りします .ハ,,ハ <お断りします
( ゚ω゚ ) ハ,,ハ ( ゚ω゚ ) ハ,,ハ
/ \ ( ゚ω゚ ) <お断りします / \ ( ゚ω゚ )<お断りします
__| | | |_ / ヽ、 .__| | .| |_ / ヽ、
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | | ||\  ̄ ̄ ̄ ̄ /| .| |
||\ ハ,,ハ (⌒\|__./ ./ <お断りしますハ,,ハ (⌒\|__ / ./
||. . ( ゚ω゚ ). ~\_____ノ| .ハ,,ハ || ( ゚ω゚ ) ~\_____ ノ| .ハ,,ハ
. _/ ヽ<お断りします \| ( ゚ω゚ ) _/ ヽ<お断りします\| ( ゚ω゚ )<お断りします
. | ヽ \ / ヽ. | ヽ \ / ヽ、
. | |ヽ、二⌒) / .| | | | |ヽ、二⌒) / .| | |
. .| ヽ \ ハ,,ハ (⌒\|__./ ./ . .| ヽ \. ハ,,ハ (⌒\|__../ ./
ヽ、___ ( ゚ω゚ ) . ~\_____ノ | ハ,,ハ __ . . ( ゚ω゚ ) ~\_____ノ | .ハ,,ハ
.お断りします>_/ ヽ . \ ( ゚ω゚ ) _/ ヽ<お断りします \ ( ゚ω゚ )
. | ヽ \ / ヽ、 | ヽ \ / ヽ<お断りします
. | |ヽ、二⌒) / .| | | . | |ヽ、二⌒) / .| | |
. .| ヽ \\ (⌒\|__./ ./ . .| ヽ \\ (⌒\|__./ ./
. ヽ、____ \\ ~\_____ノ| ヽ、____\\ ~\_____ノ|
<お断りします
>>228
実はオレもスクリプトでしたってオチか。笑えるだろ?
実はオレもスクリプトでしたってオチか。笑えるだろ?
>>226
奇遇だな俺もだ
奇遇だな俺もだ
夕方になり仕事が終わったので小鳥さんは帰ったのだが、春香は俺と話がしたいと言う事で2人で事務所に残った
「あの、何で美希なんですか?」
「え?」
「プロデューサーさんの好きな人…美希何ですよね?」
「その事か…正確に言うと俺は受け身なんだよ」
「受け身?」
「やっぱり嬉しいもんだよ。15歳の女の子からでもあそこまで好きでいてくれてるって事は…すごく嬉しい事なんだ」
「じゃあ、やっぱりプロデューサーさんも美希の事が好きなんじゃないですか」
「あの、何で美希なんですか?」
「え?」
「プロデューサーさんの好きな人…美希何ですよね?」
「その事か…正確に言うと俺は受け身なんだよ」
「受け身?」
「やっぱり嬉しいもんだよ。15歳の女の子からでもあそこまで好きでいてくれてるって事は…すごく嬉しい事なんだ」
「じゃあ、やっぱりプロデューサーさんも美希の事が好きなんじゃないですか」
それはそうだ。春香の言う事はもっともだ
でも、今すぐ美希と俺が結ばれるべきかと言われると、それは違う様に思えたのだ
「あいつはね、大人っぽくなったし綺麗にもなった。でもやっぱりまだ18歳の女の子なんだ。これから先に素敵な人が現れるかも知れない」
「私は…美希はこのままプロデューサーさんに一直線だと思いますけど」
「時間が過ぎれば思いも変わるかも知れないだろ?美希は20歳まで待つと言った。だから俺もそれまでは美希を最優先にしようと思うんだ」
「そうなんですか…面倒臭いですね」
「でも、人生ってそう言うものなのかも知れないだろ?」
「私はもっと簡単なのがいいです」
「お前は馬鹿だからな」
「馬鹿じゃないでーす」
この日は夜遅くまで春香と話した
でも、今すぐ美希と俺が結ばれるべきかと言われると、それは違う様に思えたのだ
「あいつはね、大人っぽくなったし綺麗にもなった。でもやっぱりまだ18歳の女の子なんだ。これから先に素敵な人が現れるかも知れない」
「私は…美希はこのままプロデューサーさんに一直線だと思いますけど」
「時間が過ぎれば思いも変わるかも知れないだろ?美希は20歳まで待つと言った。だから俺もそれまでは美希を最優先にしようと思うんだ」
「そうなんですか…面倒臭いですね」
「でも、人生ってそう言うものなのかも知れないだろ?」
「私はもっと簡単なのがいいです」
「お前は馬鹿だからな」
「馬鹿じゃないでーす」
この日は夜遅くまで春香と話した
そしてさらに何日かが過ぎたある日の事
「おはようございます!!」
入ってきたのは春香だった
仕事は大丈夫なのだろうか?
「元気なのは良いけど仕事は大丈夫なのか?」
「はい!!全く問題ありません」
しっかりとした口調で答える
この様子だともう問題は無いだろう
「仕事に穴をあけるなよ?別にここにはいつ来ても良いんだからさ」
いつ来ても良い、その言葉を強調しておく
春香の居場所を作ってあげられるのであれば、それくらいの事は何でも無かった
だが、春香は
「仕事に穴は空きません。辞めて来ましたから」
晴れやかな笑顔で俺にそう言い放ったのだ
「おはようございます!!」
入ってきたのは春香だった
仕事は大丈夫なのだろうか?
「元気なのは良いけど仕事は大丈夫なのか?」
「はい!!全く問題ありません」
しっかりとした口調で答える
この様子だともう問題は無いだろう
「仕事に穴をあけるなよ?別にここにはいつ来ても良いんだからさ」
いつ来ても良い、その言葉を強調しておく
春香の居場所を作ってあげられるのであれば、それくらいの事は何でも無かった
だが、春香は
「仕事に穴は空きません。辞めて来ましたから」
晴れやかな笑顔で俺にそう言い放ったのだ
「お前な、生活はどうするんだ?」
「結構貯金があります。だから半年は大丈夫ですよ」
逆に言えば半年しか保たないと言う事だ
バイトでもするのだろうか
「だから、それまでにプロデューサーさんが私を雇ってくれたら良いだけの話です」
簡単に言う。俺にこれから半年以内に春香を雇えるだけの稼ぎを要求しているのだ
しかも、俺はそれだけを稼いだとしても春香が持って行くのだから実入りが良くなる訳では無い
小鳥さんは苦笑するだけであった
「だから、頑張ってくださいね。プロデューサーさん!!」
黒井社長に相談してみよう
流石に甘え過ぎではあるが…
「結構貯金があります。だから半年は大丈夫ですよ」
逆に言えば半年しか保たないと言う事だ
バイトでもするのだろうか
「だから、それまでにプロデューサーさんが私を雇ってくれたら良いだけの話です」
簡単に言う。俺にこれから半年以内に春香を雇えるだけの稼ぎを要求しているのだ
しかも、俺はそれだけを稼いだとしても春香が持って行くのだから実入りが良くなる訳では無い
小鳥さんは苦笑するだけであった
「だから、頑張ってくださいね。プロデューサーさん!!」
黒井社長に相談してみよう
流石に甘え過ぎではあるが…
「それよりもさ、春香は真と雪歩の事を知らないか?探してるんだけど掴めなくてな」
春香は皆と仲が良い筈だ。だから今ここに彼女がいる事は俺にとって大きな戦力なのである
だが…
「え?私は知りませんよ、興味無いですし」
あまりの予想外の返答に言葉を失ってしまった
「あ、でもこの前やよいには会いました」
高槻やよい、彼女もその後が気になる女の子の一人だ
「やよいは…どうなってる?経済的には問題無いんだろうか」
「私が会った時は、別に問題無さそうでしたね。もう芸能人でも無いですよ?」
「そうか、何か困ってそうじゃ無かったか?」
「アイドルの時より遥かに幸せそうでしたけど」
何かがおかしい…
俺は春香達に新しい違和感を抱いてしまったのだった
春香は皆と仲が良い筈だ。だから今ここに彼女がいる事は俺にとって大きな戦力なのである
だが…
「え?私は知りませんよ、興味無いですし」
あまりの予想外の返答に言葉を失ってしまった
「あ、でもこの前やよいには会いました」
高槻やよい、彼女もその後が気になる女の子の一人だ
「やよいは…どうなってる?経済的には問題無いんだろうか」
「私が会った時は、別に問題無さそうでしたね。もう芸能人でも無いですよ?」
「そうか、何か困ってそうじゃ無かったか?」
「アイドルの時より遥かに幸せそうでしたけど」
何かがおかしい…
俺は春香達に新しい違和感を抱いてしまったのだった
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