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元スレ男「そして誰もいなくなった」
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アルバイトで稼いだ金と見せ掛けて男が幼馴染を脅迫して得ていた金だったりして
これでこのお話はすべて終わり
この手記を書き終えたら、私も死ぬつもりだ
恐怖や混乱の中で苦しみながら死んでいった彼ら彼女らには悪いが、私は眠るように死にたい
手元には強力な抗鬱剤が200錠ほどある
100錠のカプセルで致死量に至ると言われている薬剤だが、念には念を入れて手持ちの200錠全てを服用するつもりだ
私の死を悼んでくれる人はいるだろうか
……いや
きっといないだろう
父は、私の死ではなく、私のしでかしたことのみに心を痛めるだろうし
母は、心を痛めている父に対してのみ心を痛めるだろう
私は独りで死ぬ
『一人を殺すために七人を殺す』というイカレタ発想に何の疑いも持てなくなるほどに追い詰められていた私は……
結局、最期の最期まで、独りきりで苦しみ、独りきりで殺し、独りきりで死んでいくんだ…………────
────手記:了
この手記を書き終えたら、私も死ぬつもりだ
恐怖や混乱の中で苦しみながら死んでいった彼ら彼女らには悪いが、私は眠るように死にたい
手元には強力な抗鬱剤が200錠ほどある
100錠のカプセルで致死量に至ると言われている薬剤だが、念には念を入れて手持ちの200錠全てを服用するつもりだ
私の死を悼んでくれる人はいるだろうか
……いや
きっといないだろう
父は、私の死ではなく、私のしでかしたことのみに心を痛めるだろうし
母は、心を痛めている父に対してのみ心を痛めるだろう
私は独りで死ぬ
『一人を殺すために七人を殺す』というイカレタ発想に何の疑いも持てなくなるほどに追い詰められていた私は……
結局、最期の最期まで、独りきりで苦しみ、独りきりで殺し、独りきりで死んでいくんだ…………────
────手記:了
男「そん…………な…………」ワナワナ…
刑事A「…………」
刑事A「その手記を書いたのが誰か……わかるか坊主?」
男「……ッ」
男「そんなの……一人しかいないじゃないですか」
男「幼馴染が…………犯人、だったんですね……」
刑事A「……」
刑事A「……ああ。そうだ。正確に言えば茶髪がその便乗犯だった」
刑事A「女性陣の遺体についた体液のDNA鑑定をした結果、茶髪のものに間違いないと判明したそうだ」
刑事A「どうだ自分の体験と照らし合わせて? 矛盾点とか……気になることはないか」
男「…………」
刑事A「…………」
刑事A「その手記を書いたのが誰か……わかるか坊主?」
男「……ッ」
男「そんなの……一人しかいないじゃないですか」
男「幼馴染が…………犯人、だったんですね……」
刑事A「……」
刑事A「……ああ。そうだ。正確に言えば茶髪がその便乗犯だった」
刑事A「女性陣の遺体についた体液のDNA鑑定をした結果、茶髪のものに間違いないと判明したそうだ」
刑事A「どうだ自分の体験と照らし合わせて? 矛盾点とか……気になることはないか」
男「…………」
>>458
それは思った
それは思った
>>461
メガネは死んどるし男は今一人称だ
メガネは死んどるし男は今一人称だ
男「……俺の体験との矛盾は、たぶん……ないと思います」
男「俺が崖から落ちたのに運良く生き延びることができた理由も、……分かりました」
男「でも……」
刑事B「でも?」
男「この……『脅迫』って、何なんですか」
男「幼馴染に脅迫されるような弱味があったとは思えないですし、部内に幼馴染を脅迫するようなヤツがいたとは思えません」
刑事B「……」
男「みんな……島での出来事でだんだんと変になっていっちゃいましたけど、元々は気のいい奴らばかりだったんです」
刑事A「…………」
刑事A「誰にも言わないと誓えるなら……教えてやってもいい」
男「俺が崖から落ちたのに運良く生き延びることができた理由も、……分かりました」
男「でも……」
刑事B「でも?」
男「この……『脅迫』って、何なんですか」
男「幼馴染に脅迫されるような弱味があったとは思えないですし、部内に幼馴染を脅迫するようなヤツがいたとは思えません」
刑事B「……」
男「みんな……島での出来事でだんだんと変になっていっちゃいましたけど、元々は気のいい奴らばかりだったんです」
刑事A「…………」
刑事A「誰にも言わないと誓えるなら……教えてやってもいい」
十分に一回は書き溜めなしなら充分早筆だと思う
却って焦って質落ちるよりいいと思う
却って焦って質落ちるよりいいと思う
刑事B「ちょっと先輩! いくら関係者だからってマズイっすよ!!」
刑事A「黙ってろ」
刑事A「こいつには……知る権利があるだろうが」
刑事B「いや! そーゆーことじゃなくってですね!! 刑事としての職業倫理というか何てゆーか……」
男「お……お願いします!!」
男「俺……みんなが……死んじゃって…………」
男「これから……7人分……せ、背負って…………生きてかなきゃいけないん、です……」グス
刑事B「……ぅ…………」
男「だから、この事件については……全部、きちんと知っておかなきゃいけないって、思うんです…………」
刑事B「……ングゥ……」
刑事A「黙ってろ」
刑事A「こいつには……知る権利があるだろうが」
刑事B「いや! そーゆーことじゃなくってですね!! 刑事としての職業倫理というか何てゆーか……」
男「お……お願いします!!」
男「俺……みんなが……死んじゃって…………」
男「これから……7人分……せ、背負って…………生きてかなきゃいけないん、です……」グス
刑事B「……ぅ…………」
男「だから、この事件については……全部、きちんと知っておかなきゃいけないって、思うんです…………」
刑事B「……ングゥ……」
いまさらだけどなんで男はチビ子の口に真っ先に手をいれたんだろう
>>471
吐かせるため
吐かせるため
刑事A「……」
刑事A「これは単純に俺達のクビが危ないからってのもあるが……お前の幼馴染の名誉の問題でもあるから、絶対に秘密にしておけ」
男「……はい。約束します」
刑事A「確定した情報ではないんだが……」
刑事A「お前の幼馴染はな…………頻繁に、援助交際を繰り返していた形跡があるんだ」
男「え……?」
刑事A「手記の内容に鑑みて言うなら、おそらく最初の一度は興味本位だったんだろう」
刑事A「だが……それを偶然知り合いに見られてしまった。そしてその際に写真でも撮られたのか……」
刑事A「それ以降は、金を稼がせて巻き上げるために売春を強要され続けたんじゃないか、……というのが今の所の有力説だ」
男「そ、ん………」ポロ…
男「そん、な…………こと……が…………」ポロポロ…
刑事A「これは単純に俺達のクビが危ないからってのもあるが……お前の幼馴染の名誉の問題でもあるから、絶対に秘密にしておけ」
男「……はい。約束します」
刑事A「確定した情報ではないんだが……」
刑事A「お前の幼馴染はな…………頻繁に、援助交際を繰り返していた形跡があるんだ」
男「え……?」
刑事A「手記の内容に鑑みて言うなら、おそらく最初の一度は興味本位だったんだろう」
刑事A「だが……それを偶然知り合いに見られてしまった。そしてその際に写真でも撮られたのか……」
刑事A「それ以降は、金を稼がせて巻き上げるために売春を強要され続けたんじゃないか、……というのが今の所の有力説だ」
男「そ、ん………」ポロ…
男「そん、な…………こと……が…………」ポロポロ…
>>483
ケータイ小説の悪口はやめろ
ケータイ小説の悪口はやめろ
頭も股もゆるゆるなクズ馬鹿が暴走して殺人に走った話とか誰得だよ
男「でも…………でも……誰が、そんな脅迫を……」
刑事A「それは分からん」
刑事A「脅迫犯の方については何の痕跡も残っていなくてな…………真相は闇の中だ」
刑事A「茶髪が最有力の容疑者ではあるが……証拠もないから、確実とは言えないな」
刑事A「…………むしろ、坊主の方に部内での怪しい人間とかに心当たりはないのか」
男「それは…………」
男「いえ……。やっぱり、わかり……ません……」
男「さっきも言いましたけど、ホントにいい奴ばっかりでしたから……」
刑事A「……」
刑事A「そうか……」
刑事A「それは分からん」
刑事A「脅迫犯の方については何の痕跡も残っていなくてな…………真相は闇の中だ」
刑事A「茶髪が最有力の容疑者ではあるが……証拠もないから、確実とは言えないな」
刑事A「…………むしろ、坊主の方に部内での怪しい人間とかに心当たりはないのか」
男「それは…………」
男「いえ……。やっぱり、わかり……ません……」
男「さっきも言いましたけど、ホントにいい奴ばっかりでしたから……」
刑事A「……」
刑事A「そうか……」
妹なら「ばらすぜ!主にお兄ちゃんにな!」とか言いそうだな
ライバル減らせるし
ライバル減らせるし
なんか動機にしても犯行にしても性が混じり始めてからつまらなくなってきたような。
男「なんで……幼馴染は相談してくれなかったんでしょうね……」
男「いや、俺達に相談できなかったのはまだしも、家族とか……警察に……訴え出られなかったんでしょうか……」
刑事B「その理由は、君にも想像がつくんじゃないかい?」
男「……」
男「……そう、でしたね」
男「政治家、ですもんね。彼女の親父さん」
刑事A「ああ……脅迫されていたにもかかわらず誰にも相談できなかった理由だろうよ」
刑事A「万が一にでも秘密が漏れたら、自分一人の問題ではすまなくなると考えたんだろう」
男「彼女、親父さんのことを凄く恐れてましたから……」
男「ましてや『代議士の娘が援助交際』なんてマスコミが飛びつきそうなネタ、絶対に親父さんにバレるわけにはいかなかったのか……」
男「いや、俺達に相談できなかったのはまだしも、家族とか……警察に……訴え出られなかったんでしょうか……」
刑事B「その理由は、君にも想像がつくんじゃないかい?」
男「……」
男「……そう、でしたね」
男「政治家、ですもんね。彼女の親父さん」
刑事A「ああ……脅迫されていたにもかかわらず誰にも相談できなかった理由だろうよ」
刑事A「万が一にでも秘密が漏れたら、自分一人の問題ではすまなくなると考えたんだろう」
男「彼女、親父さんのことを凄く恐れてましたから……」
男「ましてや『代議士の娘が援助交際』なんてマスコミが飛びつきそうなネタ、絶対に親父さんにバレるわけにはいかなかったのか……」
父親の立場を知っていて父親を恐れていたのに、興味本位で援助交際に手を出すとか脳が腐りすぎだろ
ついでに男を好きだったかもとかマジイミフ過ぎる
ついでに男を好きだったかもとかマジイミフ過ぎる
あれだけ人殺ししといて『自分の名誉』なんて理由で円光を隠していたなんて考えづらい
他の理由があって隠さざるを得ない理由があったか、もっと酷い真実があるんじゃないか
他の理由があって隠さざるを得ない理由があったか、もっと酷い真実があるんじゃないか
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