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元スレ男「そして誰もいなくなった」
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この状況下じゃそれでも僕はやってないなんて通じない
男が逃げたのは拘束を恐れてのことじゃね?
男が逃げたのは拘束を恐れてのことじゃね?
そして一睡もせず一夜を過ごし、翌早朝の今、別荘の裏手から中に入ろうと様子をうかがっている
……茶髪がいた
崖のあたりでウロウロして、悪態をつきながら地面を蹴り上げている
時折崖下を覗き込み、頭を掻きむしっている
そうやってしばらくのあいだ奇行を繰り返したのち、別荘の中に戻っていった
アイツが別荘内に入っていったのを確認して、崖の先端に歩み近づいて下方を覗き込む
────…………眼下で幼馴染が死んでいた
ピクリとも動いていない
崖から落ちたらしい……、あるいは落とされたのか
いずれにせよ、この高さからでは……
時間をかければ崖下に降りていって遺体を引き上げてやることもできないことはないが、今は妹の方が心配だ
一刻の猶予もない
俺は踵を返して別荘の方へと駆け出した
──男 Side:了
……茶髪がいた
崖のあたりでウロウロして、悪態をつきながら地面を蹴り上げている
時折崖下を覗き込み、頭を掻きむしっている
そうやってしばらくのあいだ奇行を繰り返したのち、別荘の中に戻っていった
アイツが別荘内に入っていったのを確認して、崖の先端に歩み近づいて下方を覗き込む
────…………眼下で幼馴染が死んでいた
ピクリとも動いていない
崖から落ちたらしい……、あるいは落とされたのか
いずれにせよ、この高さからでは……
時間をかければ崖下に降りていって遺体を引き上げてやることもできないことはないが、今は妹の方が心配だ
一刻の猶予もない
俺は踵を返して別荘の方へと駆け出した
──男 Side:了
──4日目早朝/妹の部屋
ガチャ……
茶髪「妹ちゃーん」
妹「なっ!?」
茶髪「おはよう! 妹ちゃん!」
妹「な、なんで……鍵をかけておいたはずなのに……」
茶髪「おいおい。朝なんだから挨拶しないと~。ほら。『おはよーございます』!」
妹「……あなた…………」
妹「そう……マスターキーってこと…………」
妹「ソレは兄さんがチビ子から借りていたはずだと記憶してましたが……盗んだんですね……」
茶髪「なーにボソボソ独り言いってんの~?」
ガチャ……
茶髪「妹ちゃーん」
妹「なっ!?」
茶髪「おはよう! 妹ちゃん!」
妹「な、なんで……鍵をかけておいたはずなのに……」
茶髪「おいおい。朝なんだから挨拶しないと~。ほら。『おはよーございます』!」
妹「……あなた…………」
妹「そう……マスターキーってこと…………」
妹「ソレは兄さんがチビ子から借りていたはずだと記憶してましたが……盗んだんですね……」
茶髪「なーにボソボソ独り言いってんの~?」
茶髪「この島はさ~……狂ってるよな!」
茶髪「こんな狂った島だからかなぁ? 俺も自分の新しい一面に目覚めたって言うかさ、新しい性癖を発見したってゆーか……」
妹「……ギリッ…………」
茶髪「まぁでも~。俺だけが悪いわけじゃないじゃん、これって?」
茶髪「あの女もさぁ~、せっかく『仲良く』しようとしただけなのに、俺のことグーで殴りやがって…………クソが……」
妹「いけしゃあしゃあと…………人殺しのくせにッ!!」
妹「チビ子を返せ!! この殺人鬼ッッ!!!」
茶髪「ん……」
茶髪「んんぅ~……まぁいいかぁ…………面倒だし。それはともかく、俺と『仲良く』しようよ妹ちゃん♪」
茶髪「こんな狂った島だからかなぁ? 俺も自分の新しい一面に目覚めたって言うかさ、新しい性癖を発見したってゆーか……」
妹「……ギリッ…………」
茶髪「まぁでも~。俺だけが悪いわけじゃないじゃん、これって?」
茶髪「あの女もさぁ~、せっかく『仲良く』しようとしただけなのに、俺のことグーで殴りやがって…………クソが……」
妹「いけしゃあしゃあと…………人殺しのくせにッ!!」
妹「チビ子を返せ!! この殺人鬼ッッ!!!」
茶髪「ん……」
茶髪「んんぅ~……まぁいいかぁ…………面倒だし。それはともかく、俺と『仲良く』しようよ妹ちゃん♪」
妹「近づかないで!!」
茶髪「え~……近づかないと『仲良く』できないじゃん」
妹「それ以上、一歩でも近づいたら……」
茶髪「ん? なになに? そのプルプル震えてる両手で握った包丁で俺を刺す? いーよ試してみればぁ? できるもんなら」
妹「それ以上……近づいたら…………」
妹「…………自殺、します」
茶髪「えっ」
妹「あなたに好きなようにされて殺されるくらいなら、自ら死を選びます!!」
茶髪「…………」
茶髪「あはははっははははははっははははははは!!!!!!」
妹「……ッ!?」
茶髪「あははっはははは。あーあーあー。あーおかし~。え? なに? ひょっとして俺にレイプされるとでも思ってるぅ?」
茶髪「いやいやぁ、そんなことしないって! そんなことしたってなーんにも楽しくないじゃんか!!」
茶髪「お前の兄貴みたいなクズ野郎と一緒にするなって!!」
茶髪「え~……近づかないと『仲良く』できないじゃん」
妹「それ以上、一歩でも近づいたら……」
茶髪「ん? なになに? そのプルプル震えてる両手で握った包丁で俺を刺す? いーよ試してみればぁ? できるもんなら」
妹「それ以上……近づいたら…………」
妹「…………自殺、します」
茶髪「えっ」
妹「あなたに好きなようにされて殺されるくらいなら、自ら死を選びます!!」
茶髪「…………」
茶髪「あはははっははははははっははははははは!!!!!!」
妹「……ッ!?」
茶髪「あははっはははは。あーあーあー。あーおかし~。え? なに? ひょっとして俺にレイプされるとでも思ってるぅ?」
茶髪「いやいやぁ、そんなことしないって! そんなことしたってなーんにも楽しくないじゃんか!!」
茶髪「お前の兄貴みたいなクズ野郎と一緒にするなって!!」
妹「は? …………な、なにを……今更」
妹「ツインテさんをあんな風に弄んでから殺したのはあなたなんでしょう!?」
茶髪「………あぁ~」
茶髪「………なるほどねぇ。……やっぱりそういう勘違いしてるんだ。どいつもこいつも馬鹿ばっかりだなぁ……」
妹「……う、うるさい! この殺人鬼! お前の言うことになんて耳を貸さない!!」
茶髪「ふーん……。まあいいや。死にたきゃ死ねば?」
スタ……
茶髪「……ほら一歩近づいたよ。どうしたのかな?」クスクス
妹「……ッ」
茶髪「言っとくけど俺は妹ちゃんが死んでも1ミリも困らないんだ。いやマジで。今すぐ死んじゃっていいんだよ」
スタ……
茶髪「ほら! もう一歩。ははッ。どしたの? 威勢がいいのは言葉だけ?」
妹「……ギリリッ…………」
妹「ツインテさんをあんな風に弄んでから殺したのはあなたなんでしょう!?」
茶髪「………あぁ~」
茶髪「………なるほどねぇ。……やっぱりそういう勘違いしてるんだ。どいつもこいつも馬鹿ばっかりだなぁ……」
妹「……う、うるさい! この殺人鬼! お前の言うことになんて耳を貸さない!!」
茶髪「ふーん……。まあいいや。死にたきゃ死ねば?」
スタ……
茶髪「……ほら一歩近づいたよ。どうしたのかな?」クスクス
妹「……ッ」
茶髪「言っとくけど俺は妹ちゃんが死んでも1ミリも困らないんだ。いやマジで。今すぐ死んじゃっていいんだよ」
スタ……
茶髪「ほら! もう一歩。ははッ。どしたの? 威勢がいいのは言葉だけ?」
妹「……ギリリッ…………」
あら、強姦はしてなかったのか
思いっきり>>1に引っかけられたww
思いっきり>>1に引っかけられたww
先生メガネチビ子ツインテはまだ全然分からんな
幼馴染は茶髪が追い詰めて死んじゃったのがほぼ確定だけど
幼馴染は茶髪が追い詰めて死んじゃったのがほぼ確定だけど
チビ子は本当に死んだのか疑っている
ただ、計画的殺人より猟奇的殺人っぽい部分があるんだよな~
ただ、計画的殺人より猟奇的殺人っぽい部分があるんだよな~
妹「…………」
妹「…………お兄ちゃん、ごめんなさい……」
妹「お兄ちゃんのこと、大好きだった」
茶髪「…………へぇ」
妹「私がいなくなったらお兄ちゃん一人ぼっちになっちゃうから、死にたくなかったんだけど……」
妹「でも私、他の男にいいようにされるのは我慢できないから」
妹「ごめんねお兄ちゃん……」
妹「さよなら…………生まれ変わったら、また、私のお兄ちゃんになってね」スゥッ……
男「──────断る。お前をここで死なせるつもりはないからな」
妹「…………お兄ちゃん、ごめんなさい……」
妹「お兄ちゃんのこと、大好きだった」
茶髪「…………へぇ」
妹「私がいなくなったらお兄ちゃん一人ぼっちになっちゃうから、死にたくなかったんだけど……」
妹「でも私、他の男にいいようにされるのは我慢できないから」
妹「ごめんねお兄ちゃん……」
妹「さよなら…………生まれ変わったら、また、私のお兄ちゃんになってね」スゥッ……
男「──────断る。お前をここで死なせるつもりはないからな」
チビ子が先生を殺し
感づきかけたメガネも殺し
服毒自殺
チビ子に惚れてた茶髪が暴走
って読んでたけど完全に的外れっぽいな
感づきかけたメガネも殺し
服毒自殺
チビ子に惚れてた茶髪が暴走
って読んでたけど完全に的外れっぽいな
チビ子関連の第三者がいて先生メガネツインテ殺し
チビ子に自殺強要、とかもあるのかなぁ
チビ子に自殺強要、とかもあるのかなぁ
茶髪「へぁっ?」
ガンッッ!!!!
茶髪「ッァ…………!!!」
バタン!!! ガシャ!!!!
妹「お兄ちゃんッ!?」
男「ふぅッッ!!!」
ガンッガンッッガンッッッ!!!!!
茶髪「ぃがッッ…………グゥッ……いぎゃッッ……!!!」
男「ふッ! ふぅッ!!」ガンッッガンッッッガンッッッ!!!!
男「はぁー……はぁー…………」
男「……ふッ!」ガンッッッ!!!
男「…………………………ふぅ。とりあえずこんなもんか」
男「悪いけど感動の再会は後でな。とりあえずコイツを縛らないといけないから、手伝ってくれ」
妹「う……うん!」
ガンッッ!!!!
茶髪「ッァ…………!!!」
バタン!!! ガシャ!!!!
妹「お兄ちゃんッ!?」
男「ふぅッッ!!!」
ガンッガンッッガンッッッ!!!!!
茶髪「ぃがッッ…………グゥッ……いぎゃッッ……!!!」
男「ふッ! ふぅッ!!」ガンッッガンッッッガンッッッ!!!!
男「はぁー……はぁー…………」
男「……ふッ!」ガンッッッ!!!
男「…………………………ふぅ。とりあえずこんなもんか」
男「悪いけど感動の再会は後でな。とりあえずコイツを縛らないといけないから、手伝ってくれ」
妹「う……うん!」
13:00までには本編終了の予定
一睡もしてないからさすがにその後は少し寝させてくれ
解答編は起きたときにスレがあったらきちんと書く
一睡もしてないからさすがにその後は少し寝させてくれ
解答編は起きたときにスレがあったらきちんと書く
──4日目昼/男の部屋
男「落ち着いたか?」
妹「うん」
男「一人にして悪かったな……」
妹「本当だよ! なんで昨日の夜、私を置いて独りで行っちゃったの!?」
男「茶髪が部屋から消えてた時点で、アイツが今回の一連の事件の犯人だって気づいたんだよ」
男「そこに妹や幼馴染を連れて行ったんじゃ、場合によっては人質にとられたり…………まぁ、足手纏いになりかねないと思ってさ」
妹「でも、結局その気遣いが裏目に出たんじゃない!」
男「あぁ。…………判断ミスだったって思うよ。ごめんな」
男「結局そのせいで、幼馴染も死んじまったしな」
男「落ち着いたか?」
妹「うん」
男「一人にして悪かったな……」
妹「本当だよ! なんで昨日の夜、私を置いて独りで行っちゃったの!?」
男「茶髪が部屋から消えてた時点で、アイツが今回の一連の事件の犯人だって気づいたんだよ」
男「そこに妹や幼馴染を連れて行ったんじゃ、場合によっては人質にとられたり…………まぁ、足手纏いになりかねないと思ってさ」
妹「でも、結局その気遣いが裏目に出たんじゃない!」
男「あぁ。…………判断ミスだったって思うよ。ごめんな」
男「結局そのせいで、幼馴染も死んじまったしな」
茶髪「くっ・・・クソ!」
時計型麻酔銃「シュバッ!」
男「しまっ・・・!!ガクッ」
茶髪「フッ、みんな勘違いしていたみたいだが工藤新一はメガネじゃなくて俺だったて事さ・・・」
時計型麻酔銃「シュバッ!」
男「しまっ・・・!!ガクッ」
茶髪「フッ、みんな勘違いしていたみたいだが工藤新一はメガネじゃなくて俺だったて事さ・・・」
妹「え!? 幼馴染さんも……死んじゃったの?」
男「あぁ……崖から落ちたんだ」
男「茶髪に突き落とされたのか、追いつめられて自殺したのかは分からないけどな……」
妹「……そう、なんだ」
妹「それじゃ、この島にはもう……」
男「ああ。生きているのは俺と妹と茶髪の三人だけだ」
男「茶髪は何重にも縄をかけて縛ってるから、万が一にも縄が解けることはないし、さすがにもう安全だよ」
妹「うん……」
男「あぁ……崖から落ちたんだ」
男「茶髪に突き落とされたのか、追いつめられて自殺したのかは分からないけどな……」
妹「……そう、なんだ」
妹「それじゃ、この島にはもう……」
男「ああ。生きているのは俺と妹と茶髪の三人だけだ」
男「茶髪は何重にも縄をかけて縛ってるから、万が一にも縄が解けることはないし、さすがにもう安全だよ」
妹「うん……」
ラピュタの中枢だ上の城などガラクタに過ぎんラピュタの科学は全てここに結晶しているのだ
これは僅かだが心ばかりのお礼だとっておきたまえ
何だこれは木の根がこんな所まで
これは僅かだが心ばかりのお礼だとっておきたまえ
何だこれは木の根がこんな所まで
男「怖い思いもさせたけど……」
男「お前を守ることができて、本当によかった」
妹「お兄ちゃん……」
男「普段から、あまり兄貴らしいことしてやれてなかったからな」
男「たまには格好いいところを見せないと威厳がないだろ。はは」
妹「……ううん」
妹「お兄ちゃんは、いつも私を守ってくれてたよ」
妹「私は……お兄ちゃんに守ってもらってばかりで、少し……心苦しいくらい」
男「……馬鹿。そんなこと気にすんな」
男「兄貴が妹を守るのは……当然なんだからさ」
男「お前を守ることができて、本当によかった」
妹「お兄ちゃん……」
男「普段から、あまり兄貴らしいことしてやれてなかったからな」
男「たまには格好いいところを見せないと威厳がないだろ。はは」
妹「……ううん」
妹「お兄ちゃんは、いつも私を守ってくれてたよ」
妹「私は……お兄ちゃんに守ってもらってばかりで、少し……心苦しいくらい」
男「……馬鹿。そんなこと気にすんな」
男「兄貴が妹を守るのは……当然なんだからさ」
男「……ふわぁあ…………っ」
男「わりぃ……実は深夜に起きてから今まで一睡もしてなくてさ……」
男「夕方まで寝てていいか?」
妹「うん、いいよ」
妹「私がそばにいてあげるから、安心して眠ってね」
男「ああ……何かあったら起こしてくれ……」
男「……おや……すみ…………」
妹「おやすみお兄ちゃん」
妹「安心して、いい夢を見てね」
妹「…………」
妹「………………」チュッ
男「わりぃ……実は深夜に起きてから今まで一睡もしてなくてさ……」
男「夕方まで寝てていいか?」
妹「うん、いいよ」
妹「私がそばにいてあげるから、安心して眠ってね」
男「ああ……何かあったら起こしてくれ……」
男「……おや……すみ…………」
妹「おやすみお兄ちゃん」
妹「安心して、いい夢を見てね」
妹「…………」
妹「………………」チュッ
──4日目夜/男の部屋
──男 Side
……目が覚めると、妹がそばにいなかった
夕飯の準備でもしてるのか、あるいは風呂にでも入っているのだろうか
随分長い間寝ていたおかげか、目覚めはすっきりとしている
さて
これから何をすべきだろう
妹の顔でも見に行くか……
……いや
とりあえず、一応茶髪の様子を確認しておこう
部屋を出ると、……静まり返った廊下がやけに寒々しかった
なんだろう、なんとなくイヤな雰囲気だ
ねばつく空気を振り払うように、茶髪を縛り上げて放り込んでいる部屋に向かった
──男 Side
……目が覚めると、妹がそばにいなかった
夕飯の準備でもしてるのか、あるいは風呂にでも入っているのだろうか
随分長い間寝ていたおかげか、目覚めはすっきりとしている
さて
これから何をすべきだろう
妹の顔でも見に行くか……
……いや
とりあえず、一応茶髪の様子を確認しておこう
部屋を出ると、……静まり返った廊下がやけに寒々しかった
なんだろう、なんとなくイヤな雰囲気だ
ねばつく空気を振り払うように、茶髪を縛り上げて放り込んでいる部屋に向かった
────…………茶髪が死んでいた
なぜ?
俺が何度も強く殴りすぎたせいか?
…………まさか、違う
死因は一目瞭然だ
顔面を刃物でめった刺しにされている
誰がやった?
この問いも馬鹿げている
この島の生存者は残り2人
俺と…………妹だ
背筋が凍った
ちがう
それは違う。そんなことはありえない
ありえないさ
…………とにかく、妹と話をしないと
なぜ?
俺が何度も強く殴りすぎたせいか?
…………まさか、違う
死因は一目瞭然だ
顔面を刃物でめった刺しにされている
誰がやった?
この問いも馬鹿げている
この島の生存者は残り2人
俺と…………妹だ
背筋が凍った
ちがう
それは違う。そんなことはありえない
ありえないさ
…………とにかく、妹と話をしないと
……妹がいない
妹の自室にはいなかった
キッチンにはいなかった
大浴場にもいなかった
チビ子のところか?
2人は親友だ
親友の亡骸の前でその死を悼んでいるのかもしれない
なんだろう……先ほどまでのすっきりとした目覚めがウソみたいだ
目の前に霞がかかったようにぼんやりとしている
何が現実で、何が夢なのか
熱に浮かされたかのような朦朧とした意識で、チビ子の部屋に向かう
妹の自室にはいなかった
キッチンにはいなかった
大浴場にもいなかった
チビ子のところか?
2人は親友だ
親友の亡骸の前でその死を悼んでいるのかもしれない
なんだろう……先ほどまでのすっきりとした目覚めがウソみたいだ
目の前に霞がかかったようにぼんやりとしている
何が現実で、何が夢なのか
熱に浮かされたかのような朦朧とした意識で、チビ子の部屋に向かう
────…………チビ子の遺体が消えていた
わからない
何が真実なのか分からない
わからないワカラナイわからない
チビ子はどこに消えたのだろう
誰がチビ子の遺体を動かしたのか
……いや
そもそも
チビ子は本当に死んでいたのか?
わからない
何が真実なのか分からない
わからないワカラナイわからない
チビ子はどこに消えたのだろう
誰がチビ子の遺体を動かしたのか
……いや
そもそも
チビ子は本当に死んでいたのか?
チビ子が死んでいると判断したのは誰だっけ?
なんで死んでいると決めつけたんだっけ?
「息をしていなかったから」
そう、息をしていなかったんだから死んでいるに決まっている
でも、…………それは本当に?
もしかしてぜんぶ演技で、ただ『死んだフリをしていた』だけだったら?
ありえない………………だってそんなことをする意味が、ゼンゼンワカラナイじゃないか
なんで死んでいると決めつけたんだっけ?
「息をしていなかったから」
そう、息をしていなかったんだから死んでいるに決まっている
でも、…………それは本当に?
もしかしてぜんぶ演技で、ただ『死んだフリをしていた』だけだったら?
ありえない………………だってそんなことをする意味が、ゼンゼンワカラナイじゃないか
────…………妹が溺死していた
いろいろな場所をさがした結果、とある一室で、湯をためた浴槽に頭をつっこんで死んでいた
なぜ?
いや、その問いはむいみだ
だれがやった?
いや、そのといもむいみだ
だって、事故しだろ?
だれかがころしたとか
誰かにころされたとか
そんなこともんだいにならないハズなんだ
いもうとはきっとじこでできしした
そうじゃないとわからない
だって このしまには
もう
おれ ひとりしか いないんだから …………
いろいろな場所をさがした結果、とある一室で、湯をためた浴槽に頭をつっこんで死んでいた
なぜ?
いや、その問いはむいみだ
だれがやった?
いや、そのといもむいみだ
だって、事故しだろ?
だれかがころしたとか
誰かにころされたとか
そんなこともんだいにならないハズなんだ
いもうとはきっとじこでできしした
そうじゃないとわからない
だって このしまには
もう
おれ ひとりしか いないんだから …………
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