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元スレ勇者「狩人に魔法使いをNTRれたんだよ!」 まおう「えぇ!?」

みんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
>>341
読みづらいわ。小学生?
読みづらいわ。小学生?
歯医者へ行くために外へ出た
でもノートパソコンで書き溜めている
>>403
こんな短い文で読みづらいとか、アスペルガー症候群?
こんな短い文で読みづらいとか、アスペルガー症候群?
>>408
まだかなー
まだかなー
>>46
ここまで堂々と無知を晒す度胸はないわぁ
ここまで堂々と無知を晒す度胸はないわぁ
↑もスクリプト?
つか、ソース先で普通に否定されているのだけど。
つか、ソース先で普通に否定されているのだけど。
>>1はまだか
>>1マダー? はやく続き見たいんだけど
集落内にあるとある喫茶店
勇者「ここも本当に懐かしいなぁ……そういえばここで、あいつと一緒に抹茶を飲みながら、ベランダの向こうから見える景色を眺めていたっけ」
店主「いらっしゃいませ」
勇者「うわ、何ひとつ変わってないメニュー」
店主「それでもう15年目ですよ」
勇者「ご苦労様です」
陽光が洩れて照らす店内のカウンターに肘をかけ、冷たい抹茶が出てくるのを待つ。
女戦士「マスター、私にも抹茶を一つ。冷たい方でよろしくね」
店主「あいよ。ちょい待っててね」
勇者「…………」
女戦士「…………よっ」
勇者「……何か滑らかに登場しておいてそのままだから反応していいのか困ったぞ」
女戦士「久しぶりだっていうのに冷たいな勇者は」
勇者「俺がそんな対人スキル高くないの知った上でのあいさつだったろ今のは。ったく本当に……」
店主「あいよ。ちょい待っててね」
勇者「…………」
女戦士「…………よっ」
勇者「……何か滑らかに登場しておいてそのままだから反応していいのか困ったぞ」
女戦士「久しぶりだっていうのに冷たいな勇者は」
勇者「俺がそんな対人スキル高くないの知った上でのあいさつだったろ今のは。ったく本当に……」
女戦士「昔のお前だったら笑顔で普通の返事をしているはずだったんだが」
勇者「そのくせ挨拶した相手の顔も覚えてないんだよなぁその不届きな勇者は」
女戦士「……ぷっ」
勇者「……へへっ」
こいつは俺の元パーティメンバーである女戦士。体も性格もさっぱり爽快。
あっけらかんとした性格で、それが幸いしたのかパーティの中では一番仲の良かった相手だ。
勇者「そのくせ挨拶した相手の顔も覚えてないんだよなぁその不届きな勇者は」
女戦士「……ぷっ」
勇者「……へへっ」
こいつは俺の元パーティメンバーである女戦士。体も性格もさっぱり爽快。
あっけらかんとした性格で、それが幸いしたのかパーティの中では一番仲の良かった相手だ。
女戦士「国に戻ったんじゃないのか?」
勇者「あー……その途中なんだけどな。女戦士は前からここに住むって言ってたもんな」
女戦士「あたしこんな性格だからよく勘違いされやすいんだけど、
人と接するのってそんなに好きじゃないんだよね。だからここで住むのは楽で心地いいよ。
それで、なんでまた勇者はここに?」
勇者「仲間を故郷に帰してやるっていう仕事が増えたからね。ちょっとここから妖精の国へ」
女戦士「妖精の国!? あそこはあたしらとは隔絶された世界なのに」
勇者「連れがそこの住人なんだよ」
女戦士「はーん。あんたみたいなクズが、魔王死亡後にここまで働いてるとは思わなかったよ」
勇者「あんまりクズクズいうな。昔を思い出すだろ」
勇者「あー……その途中なんだけどな。女戦士は前からここに住むって言ってたもんな」
女戦士「あたしこんな性格だからよく勘違いされやすいんだけど、
人と接するのってそんなに好きじゃないんだよね。だからここで住むのは楽で心地いいよ。
それで、なんでまた勇者はここに?」
勇者「仲間を故郷に帰してやるっていう仕事が増えたからね。ちょっとここから妖精の国へ」
女戦士「妖精の国!? あそこはあたしらとは隔絶された世界なのに」
勇者「連れがそこの住人なんだよ」
女戦士「はーん。あんたみたいなクズが、魔王死亡後にここまで働いてるとは思わなかったよ」
勇者「あんまりクズクズいうな。昔を思い出すだろ」
―――……
魔王の支配は長い間この世界に存在したが、
それが人間の世界に影響を及ぼし始めたのはたった10年前のことだ。
それまで領地をまったく出なかった魔王は突然、周辺の国々に侵攻をはじめ、すぐ世界を掌握できるほどの勢力を示した。
そこで駆り出されたのが勇者たる者たちだった。
なにも勇者は1人ではない。生まれつきなど、どうしようもない資格要素はあったが、俺の知る限り勇者候補は10人以上存在した。
俺はそこそこ位の高い貴族の息子だった。貴族で言う人並みの教育を受け、
教練を受け、一応人並身に離れたのかなと思った頃合いに、突然勇者候補になってみたいかと言われた。
魔王の支配は長い間この世界に存在したが、
それが人間の世界に影響を及ぼし始めたのはたった10年前のことだ。
それまで領地をまったく出なかった魔王は突然、周辺の国々に侵攻をはじめ、すぐ世界を掌握できるほどの勢力を示した。
そこで駆り出されたのが勇者たる者たちだった。
なにも勇者は1人ではない。生まれつきなど、どうしようもない資格要素はあったが、俺の知る限り勇者候補は10人以上存在した。
俺はそこそこ位の高い貴族の息子だった。貴族で言う人並みの教育を受け、
教練を受け、一応人並身に離れたのかなと思った頃合いに、突然勇者候補になってみたいかと言われた。
俺はずいぶん迷った。
最初は俺の実力が買われたと思ったが、よく思えばその時点ではなんの取り得もないただの剣士だったのだ。
先生の言う事は良く聞くが、教えられたことはほとんど頭にない。真面目と言われるが、言われたこと以外は絶対にやらない。
長い間、自分は真面目で良い子であると本気で思っていた。
しかし現実は違う。
みんなは短所を持っているけど、何かしら対になる長所を持っていた。
俺は長所が何もなかった。ただ短所を見せない事だけがやけに上手かったのだ。
>>189
LOVE!もらって もらって ください
LOVE!もらって もらって ください
もちろん、深く付き合うようになればボロが出るのは言うまでもない。
これは不幸と言っていいのか。
俺のボロは、正式に勇者として任命され、パーティを引き連れて国を出たあたりからだった。
これは不幸と言っていいのか。
俺のボロは、正式に勇者として任命され、パーティを引き連れて国を出たあたりからだった。
勇者「こっちの村を通って……後は真っ直ぐ行けばいいだろう」
魔法使い「でもこの桟橋の向こうは、今のわたしたちじゃかなわない敵ばかりだよ?」
斧使い「ワシだけで行く分には構わんが、ここの小粒共は集団で現われるからなぁ。サポートに回るのはきついぜ?」
勇者「じ、じゃあもっと効率を踏まえて、このルートをたどる事に……」
狩人「それ効率って言うよりサボりじゃないのか? 安全地帯をマス目に沿うように進んだって、後々レベル不足で困窮するぞ」
勇者「別に良いでしょ……その時はそこで何とか」
魔法使い「危機感足りなさすぎ。自分たちの力量をもうちょっとわきまえた方が良いよ?」
勇者「う……うぅ……」
魔法使い「でもこの桟橋の向こうは、今のわたしたちじゃかなわない敵ばかりだよ?」
斧使い「ワシだけで行く分には構わんが、ここの小粒共は集団で現われるからなぁ。サポートに回るのはきついぜ?」
勇者「じ、じゃあもっと効率を踏まえて、このルートをたどる事に……」
狩人「それ効率って言うよりサボりじゃないのか? 安全地帯をマス目に沿うように進んだって、後々レベル不足で困窮するぞ」
勇者「別に良いでしょ……その時はそこで何とか」
魔法使い「危機感足りなさすぎ。自分たちの力量をもうちょっとわきまえた方が良いよ?」
勇者「う……うぅ……」



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