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元スレ勇者「俺、バカだけど魔王倒してくるっす!!」王「お、おう」
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勇者「見ててください、王様さん!!」
王「期待しているぞ」
勇者「おっす!!」
王「しかし、一人では厳しいだろう。仲間を連れて行くが良い」
勇者「うっす!!」
王「……」
勇者「いってきまーす!!」テテテッ
王(あいつ、どこで仲間を得るか知っているのだろうな……)
王「期待しているぞ」
勇者「おっす!!」
王「しかし、一人では厳しいだろう。仲間を連れて行くが良い」
勇者「うっす!!」
王「……」
勇者「いってきまーす!!」テテテッ
王(あいつ、どこで仲間を得るか知っているのだろうな……)
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(r/ -─二:.:.:ヽ はよはよ…
7''´ ̄ヽ-─<:.:.', __
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∠j ` / ,j={_/ヽヽr' >:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. っ Y _/ ヽ了 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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―――街
勇者「まずは装備を整えないとだめっすね」
勇者「武器屋にいかなくては!!」テテテッ
―――武器屋
勇者「おっす!!おっちゃん!!」
店主「おう、坊主か。どうした?」
勇者「俺、魔王倒しにいくっす!!」
店主「なに?お前が?」
勇者「だから、武器を買いにきたっす」
店主「お前、バカなのに大丈夫か?」
勇者「そこは気合と根性でカバーっすよ」
店主「そうか」
勇者「これで買える武器くださいっす」
店主「えっと……30Gしかないのか」
勇者「王様さんも財政なんとかっていってたっす」
勇者「まずは装備を整えないとだめっすね」
勇者「武器屋にいかなくては!!」テテテッ
―――武器屋
勇者「おっす!!おっちゃん!!」
店主「おう、坊主か。どうした?」
勇者「俺、魔王倒しにいくっす!!」
店主「なに?お前が?」
勇者「だから、武器を買いにきたっす」
店主「お前、バカなのに大丈夫か?」
勇者「そこは気合と根性でカバーっすよ」
店主「そうか」
勇者「これで買える武器くださいっす」
店主「えっと……30Gしかないのか」
勇者「王様さんも財政なんとかっていってたっす」
店主「この国も魔物の軍勢に苦しめられているからなぁ……しかたないか」
勇者「よくわかんないっすけど」
店主「わかった!!出血大サービスだ!!この店一番の業物をもってけ!!」
勇者「え?」
店主「精霊の力が宿った家宝の剣だ。きっと助けになるぜ」
勇者「それ30Gで買えるんっすか?」
店主「本来なら値なんてつけられないけどな。坊主のことは昔から知ってるし、これはプレゼントだ」
勇者「いらないっすよ」
店主「なんでだ?」
勇者「お金ないんで」
店主「だからタダでいいってば」
勇者「だめっすよ。あとで壊して怒られたくないんで」
店主「そんなこというかよ」
勇者「それよりこっちの棍棒のほうがかっこいいっすね。ワイルドで。こっちくださいっす」
店主「おいおい……」
勇者「よくわかんないっすけど」
店主「わかった!!出血大サービスだ!!この店一番の業物をもってけ!!」
勇者「え?」
店主「精霊の力が宿った家宝の剣だ。きっと助けになるぜ」
勇者「それ30Gで買えるんっすか?」
店主「本来なら値なんてつけられないけどな。坊主のことは昔から知ってるし、これはプレゼントだ」
勇者「いらないっすよ」
店主「なんでだ?」
勇者「お金ないんで」
店主「だからタダでいいってば」
勇者「だめっすよ。あとで壊して怒られたくないんで」
店主「そんなこというかよ」
勇者「それよりこっちの棍棒のほうがかっこいいっすね。ワイルドで。こっちくださいっす」
店主「おいおい……」
なんだこのバカ、バカのくせに世間体気にするぞ
…ああその中途半端具合がバカなのか
…ああその中途半端具合がバカなのか
勇者「やったー」
店主「ほ、ほんとうにいいのか?」
勇者「お金貯めたらまたくるっす」
店主「あ、ああ……」
勇者「よーし!!これで魔物もこわくないっすね」
店主「が、がんばれよ」
勇者「あざっす!!」
勇者「いっくぞー!!」テテテッ
店主「おい!!一人で大丈夫なのかー!!!」
勇者「問題ないっすよ!!俺、勇者っすから!!!」
店主「……」
勇者「おっちゃん!!」
店主「なんだ?」
勇者「いってくるっす!!魔王、絶対に倒すっすから!!このおっちゃんの魂がこもった棍棒で!!」
店主「それ大量生産された粗悪品なんだけどな……」
店主「ほ、ほんとうにいいのか?」
勇者「お金貯めたらまたくるっす」
店主「あ、ああ……」
勇者「よーし!!これで魔物もこわくないっすね」
店主「が、がんばれよ」
勇者「あざっす!!」
勇者「いっくぞー!!」テテテッ
店主「おい!!一人で大丈夫なのかー!!!」
勇者「問題ないっすよ!!俺、勇者っすから!!!」
店主「……」
勇者「おっちゃん!!」
店主「なんだ?」
勇者「いってくるっす!!魔王、絶対に倒すっすから!!このおっちゃんの魂がこもった棍棒で!!」
店主「それ大量生産された粗悪品なんだけどな……」
―――フィールド
勇者「さー、どっからでもかかってこいっす!!」
勇者「魔物なんて余裕っすよー!!」
勇者「そういえば王様さん、仲間がどうのこうのっていってたっすね……」
勇者「まぁ、そのうち見つかるでしょ」
勇者「とにかく前に進む!!俺、バカだし、考えても仕方ないっすからね!!」
勇者「おりゃー!!」テテテッ
魔物「―――ぐるるるる」
勇者「おぉぉ?!」
魔物「……」
勇者「戦略なんて必要ない!!とにかくせんてひっしょーっす!!!!」ダダダッ
魔物「がぁぁぁぁ!!!!」ドドドド
―――バキィ!!!ドゴォ!!!!
勇者「さー、どっからでもかかってこいっす!!」
勇者「魔物なんて余裕っすよー!!」
勇者「そういえば王様さん、仲間がどうのこうのっていってたっすね……」
勇者「まぁ、そのうち見つかるでしょ」
勇者「とにかく前に進む!!俺、バカだし、考えても仕方ないっすからね!!」
勇者「おりゃー!!」テテテッ
魔物「―――ぐるるるる」
勇者「おぉぉ?!」
魔物「……」
勇者「戦略なんて必要ない!!とにかくせんてひっしょーっす!!!!」ダダダッ
魔物「がぁぁぁぁ!!!!」ドドドド
―――バキィ!!!ドゴォ!!!!
勇者「はぁ……はぁ……」
勇者「うぅ……いてぇ……血がとまらないっす……」
勇者「と、とにかく早く次の街に行かないと……しんじゃう……」フラフラ
勇者「薬草とか買っとけばよかったっすね……」
勇者「今度からはちゃんと薬草も買わなきゃだめっすね……」
勇者「はぁ……はぁ……」
魔物「ぐるるるる」
勇者「な……?!」
勇者「こんな状況で……魔物なんて……」
魔物「がるるるる……!!!」
勇者「狙われてる……。お、俺、食べてもおいしくないっすよ……」
魔物「ウゥゥゥゥゥゥゥ……!!!」
勇者「くそ……できるだけ慎重に戦うっす……!!」
魔物「がぁぁぁぁ!!!!」
―――ドカ!!バキ!!!
勇者「うぅ……いてぇ……血がとまらないっす……」
勇者「と、とにかく早く次の街に行かないと……しんじゃう……」フラフラ
勇者「薬草とか買っとけばよかったっすね……」
勇者「今度からはちゃんと薬草も買わなきゃだめっすね……」
勇者「はぁ……はぁ……」
魔物「ぐるるるる」
勇者「な……?!」
勇者「こんな状況で……魔物なんて……」
魔物「がるるるる……!!!」
勇者「狙われてる……。お、俺、食べてもおいしくないっすよ……」
魔物「ウゥゥゥゥゥゥゥ……!!!」
勇者「くそ……できるだけ慎重に戦うっす……!!」
魔物「がぁぁぁぁ!!!!」
―――ドカ!!バキ!!!
―――街
勇者「―――つ、ついた……っす……」
勇者「や、ど……に……」
勇者「あ―――」ドサッ
勇者(意識が……遠のいていく……っす……)
勇者「うぅ……」
勇者(やっぱり……バカじゃ……魔王には勝てなかったっす……)
勇者(ごめん……おっちゃん……)
勇者「―――」
「おい!!こっちだ!!!人が倒れてる!!!」
「神父さんよんでこいよ!!」
「わかった!!」
「大丈夫ですかー!!!」
勇者「……」
勇者「―――つ、ついた……っす……」
勇者「や、ど……に……」
勇者「あ―――」ドサッ
勇者(意識が……遠のいていく……っす……)
勇者「うぅ……」
勇者(やっぱり……バカじゃ……魔王には勝てなかったっす……)
勇者(ごめん……おっちゃん……)
勇者「―――」
「おい!!こっちだ!!!人が倒れてる!!!」
「神父さんよんでこいよ!!」
「わかった!!」
「大丈夫ですかー!!!」
勇者「……」
―――教会
勇者「―――カレーパン!!!」ガバッ!!
僧侶「ひゃ!?」
勇者「あ、夢か……」
僧侶「あ、あの……大丈夫ですか?」
勇者「ここは……?」
僧侶「教会の寝室です」
勇者「貴女は?」
僧侶「ここで神父様のお手伝いをさせてもらっている者です」
勇者「そうっすか」
僧侶「はい」
勇者「美人さんっすね」
僧侶「え……ど、どうも……」
勇者「さて、そろそろ―――ぁ」フラッ
僧侶「まだ寝ててください!!とても歩けるような状態ではありません!!」
勇者「―――カレーパン!!!」ガバッ!!
僧侶「ひゃ!?」
勇者「あ、夢か……」
僧侶「あ、あの……大丈夫ですか?」
勇者「ここは……?」
僧侶「教会の寝室です」
勇者「貴女は?」
僧侶「ここで神父様のお手伝いをさせてもらっている者です」
勇者「そうっすか」
僧侶「はい」
勇者「美人さんっすね」
僧侶「え……ど、どうも……」
勇者「さて、そろそろ―――ぁ」フラッ
僧侶「まだ寝ててください!!とても歩けるような状態ではありません!!」
勇者「でも、俺には魔王を倒すという大事な使命があるっす」
僧侶「それはご立派ですが……」
神父「気がつきましたか」
勇者「あ、ちっす」
僧侶「こちらが神父様です。神父様がいなければ貴方は死んでいたかもしれません」
勇者「まじっすか?!」
神父「ええ。本当に危ないところでした」
勇者「えっと、助けていただきホントーに感謝してますっす!!ありがとうございましたっ!!」
神父「そのように大声を出されては……」
勇者「え―――あぁ……」フラッ
僧侶「だ、大丈夫ですか!?」
勇者「なんすか……俺、毒でももらったっすか……?」
神父「出血が酷かったのです。しばらくは安静にしていてください」
勇者「すんません」
神父「いえいえ。お大事に」
僧侶「それはご立派ですが……」
神父「気がつきましたか」
勇者「あ、ちっす」
僧侶「こちらが神父様です。神父様がいなければ貴方は死んでいたかもしれません」
勇者「まじっすか?!」
神父「ええ。本当に危ないところでした」
勇者「えっと、助けていただきホントーに感謝してますっす!!ありがとうございましたっ!!」
神父「そのように大声を出されては……」
勇者「え―――あぁ……」フラッ
僧侶「だ、大丈夫ですか!?」
勇者「なんすか……俺、毒でももらったっすか……?」
神父「出血が酷かったのです。しばらくは安静にしていてください」
勇者「すんません」
神父「いえいえ。お大事に」
僧侶「はい、寝ててください」
勇者「あざっす。美人さん」
僧侶「そ、その呼び方はやめてください……」
勇者「うっす」
僧侶「では、後ほど」スタスタ
勇者「……暇っすね」
勇者「そうだ。薬草を買いに行かないと」
勇者「よっと」
勇者「ぁ―――」フラッ
勇者「ええい……これぐらいなんすか!!」
勇者「勇者が貧血とか情けない!!」
勇者「こんなことでは魔王は倒せないっす!!」
勇者「命の恩人である神父さんのためにも一刻も早く世界を平和にしてみせるっすよ!!おー!!!」
勇者「ぁぁ……」フラッ
勇者「と、とりあえず……薬草を買わないと……」フラフラ
勇者「あざっす。美人さん」
僧侶「そ、その呼び方はやめてください……」
勇者「うっす」
僧侶「では、後ほど」スタスタ
勇者「……暇っすね」
勇者「そうだ。薬草を買いに行かないと」
勇者「よっと」
勇者「ぁ―――」フラッ
勇者「ええい……これぐらいなんすか!!」
勇者「勇者が貧血とか情けない!!」
勇者「こんなことでは魔王は倒せないっす!!」
勇者「命の恩人である神父さんのためにも一刻も早く世界を平和にしてみせるっすよ!!おー!!!」
勇者「ぁぁ……」フラッ
勇者「と、とりあえず……薬草を買わないと……」フラフラ
―――街 道具屋
勇者「すんません……」
「は、はい?」
勇者「薬草……もらえるっすか?」フラフラ
「い、今使いますか?」
勇者「いえ。あとで使うっす」
「え、でもなんか顔色悪いですよ……?」
勇者「そんなことないっすよ」
「あのお一つ、サービスしておきますから使ってください」
勇者「そんな申し訳ないっす」
「気持ちですから」
勇者「いやいや……ぁ―――」フラッ
「ほら!!薬草、使ってください!!ね?!」
勇者「じゃあ、お言葉に甘えて……もらっておくっす……。はいこれ、お金……あざっす」フラフラ
「ど、どうも……って!!お客さん!!これ2つ分の代金頂いちゃってますけどー!!!」
勇者「すんません……」
「は、はい?」
勇者「薬草……もらえるっすか?」フラフラ
「い、今使いますか?」
勇者「いえ。あとで使うっす」
「え、でもなんか顔色悪いですよ……?」
勇者「そんなことないっすよ」
「あのお一つ、サービスしておきますから使ってください」
勇者「そんな申し訳ないっす」
「気持ちですから」
勇者「いやいや……ぁ―――」フラッ
「ほら!!薬草、使ってください!!ね?!」
勇者「じゃあ、お言葉に甘えて……もらっておくっす……。はいこれ、お金……あざっす」フラフラ
「ど、どうも……って!!お客さん!!これ2つ分の代金頂いちゃってますけどー!!!」
バカだけど良い奴過ぎて仲間が増える
↓
いつの間にか魔王軍凌駕する大軍団に
という未来が見える
あと無自覚のハーレムが出来るなこりゃ
↓
いつの間にか魔王軍凌駕する大軍団に
という未来が見える
あと無自覚のハーレムが出来るなこりゃ
勇者「……」モグモグ
僧侶「どこにいってたんですか?!」タタタッ
勇者「買い物っす」
僧侶「言ってくだされば私がお使いにいきましたのに」
勇者「いやいや、これは俺の買い物っすから」モグモグ
僧侶「……で、何食べているのですか?」
勇者「薬草っす。道具屋の人が優しくて一つサービスしてくれたっす」
僧侶「あの……その薬草は服用するのではなくて外傷に塗りつける軟膏のほうですけど……」
勇者「え?」
僧侶「あーあー……こんなに食べてしまって、ほら、出してください」
勇者「でももったいないっすから」
僧侶「お腹、痛くなっちゃいますよ?」
勇者「俺、勇者っすから」
僧侶「関係ないと思います……」
勇者「薬草になんてまけないっす」モグモグ
僧侶「どこにいってたんですか?!」タタタッ
勇者「買い物っす」
僧侶「言ってくだされば私がお使いにいきましたのに」
勇者「いやいや、これは俺の買い物っすから」モグモグ
僧侶「……で、何食べているのですか?」
勇者「薬草っす。道具屋の人が優しくて一つサービスしてくれたっす」
僧侶「あの……その薬草は服用するのではなくて外傷に塗りつける軟膏のほうですけど……」
勇者「え?」
僧侶「あーあー……こんなに食べてしまって、ほら、出してください」
勇者「でももったいないっすから」
僧侶「お腹、痛くなっちゃいますよ?」
勇者「俺、勇者っすから」
僧侶「関係ないと思います……」
勇者「薬草になんてまけないっす」モグモグ
>>29
水滸伝じゃん
水滸伝じゃん
―――教会
神父「おや、あの方は?」
僧侶「お手洗いに篭っています」
神父「そうですか。お腹の調子でも悪いのでしょうか?」
僧侶(だから言ったのに……)
神父「ところであの方の正体がわかりました。どうやらただの旅人ではないようです」
僧侶「え?」
神父「これを」
僧侶「新聞ですか……なになに?」
『ついに勇者が魔王討伐に乗り出す!!』
僧侶「あ、あのかたが……勇者様!?」
神父「ずっと噂だけが一人歩きしている存在でしたが、勇者の血は絶えていなかったのですね」
僧侶「あの人が……勇者様……?」
僧侶(軟膏の薬草を食べちゃうような人が……?)
僧侶(信じられません……)
神父「おや、あの方は?」
僧侶「お手洗いに篭っています」
神父「そうですか。お腹の調子でも悪いのでしょうか?」
僧侶(だから言ったのに……)
神父「ところであの方の正体がわかりました。どうやらただの旅人ではないようです」
僧侶「え?」
神父「これを」
僧侶「新聞ですか……なになに?」
『ついに勇者が魔王討伐に乗り出す!!』
僧侶「あ、あのかたが……勇者様!?」
神父「ずっと噂だけが一人歩きしている存在でしたが、勇者の血は絶えていなかったのですね」
僧侶「あの人が……勇者様……?」
僧侶(軟膏の薬草を食べちゃうような人が……?)
僧侶(信じられません……)
―――翌朝
勇者「しゃー!!完全ふっかつっす!!!」バーン
神父「まだ寝ていたほうがいいと思いますが」
勇者「いえいえ。俺は早く魔王を倒して、世界を平和にしないといけないっすから」
神父「流石は勇者様ですね」
勇者「神父さん」
神父「なんでしょうか?」
勇者「宿代にこれを」
神父「え……これは、薬草ですか?」
勇者「すいません。俺、宿代のこと考えてなかったっす。薬草買ってしまってもう無一文なんすよ」
神父「はぁ……」
勇者「どうか薬草で勘弁してください!!このとーりっす!!!」
神父「あ、いや、宿代なんていりませんよ。ここは宿ではありませんから」
勇者「神父さん……かっけーっす。じゃあ、一食一飯のお礼に受け取ってください!!」
神父「一宿一飯ですよ?……わかりました、そこまでおっしゃるのならこれは頂きます」
勇者「しゃー!!完全ふっかつっす!!!」バーン
神父「まだ寝ていたほうがいいと思いますが」
勇者「いえいえ。俺は早く魔王を倒して、世界を平和にしないといけないっすから」
神父「流石は勇者様ですね」
勇者「神父さん」
神父「なんでしょうか?」
勇者「宿代にこれを」
神父「え……これは、薬草ですか?」
勇者「すいません。俺、宿代のこと考えてなかったっす。薬草買ってしまってもう無一文なんすよ」
神父「はぁ……」
勇者「どうか薬草で勘弁してください!!このとーりっす!!!」
神父「あ、いや、宿代なんていりませんよ。ここは宿ではありませんから」
勇者「神父さん……かっけーっす。じゃあ、一食一飯のお礼に受け取ってください!!」
神父「一宿一飯ですよ?……わかりました、そこまでおっしゃるのならこれは頂きます」
勇者「神父さん!!いってまーす!!!」テテテッ
神父「ふむ……。いい人ほど早死にすると昔の人はよくいったものですね」
僧侶「神父様」
神父「……そうですか。行くのですね」
僧侶「申し訳ありません。あのような人に世界の命運を任せられません」
神父「それは同感です。私としても貴女が勇者様についていくというのであれば多少の不安は取り除けます」
僧侶「お世話になりました」
神父「早くいってあげてください」
僧侶「ええ。あの人、武器も忘れていきましたからね」
神父「なんと?!」
僧侶「早くしないと今度こそ本当に死ぬかもしれません」
神父「早くいってあげてください」
僧侶「はい!!」
神父「それと、これを。餞別の薬草です」
僧侶「ありがとうございます……って、これ昨日勇者様が買ったものじゃないですか」
神父「ふむ……。いい人ほど早死にすると昔の人はよくいったものですね」
僧侶「神父様」
神父「……そうですか。行くのですね」
僧侶「申し訳ありません。あのような人に世界の命運を任せられません」
神父「それは同感です。私としても貴女が勇者様についていくというのであれば多少の不安は取り除けます」
僧侶「お世話になりました」
神父「早くいってあげてください」
僧侶「ええ。あの人、武器も忘れていきましたからね」
神父「なんと?!」
僧侶「早くしないと今度こそ本当に死ぬかもしれません」
神父「早くいってあげてください」
僧侶「はい!!」
神父「それと、これを。餞別の薬草です」
僧侶「ありがとうございます……って、これ昨日勇者様が買ったものじゃないですか」
―――フィールド
勇者「やべぇ!?武器置いてきちゃったっす!しばらくは素手で戦わないと……」
魔物「がるるるるる……!!!」
勇者「きたか……!!昔、武器屋のおっちゃんに見せてもらったカンフーをお見舞いしてやるっす!!」
勇者「あちょー!!ほわたぁ!!」ババッ
魔物「……がぁぁぁぁ!!!!」ザンッ
勇者「いってぇ!?」
僧侶「―――勇者さまー!!!武器を投げます!!受け取ってください!!!」
勇者「え?!」
僧侶「えいっ!」ポイッ
ポテン……
僧侶「あ……すいません。筋力が足りませんでした。今、もっていきます!!」テテテッ
勇者「あざ―――」
魔物「がぁぁぁぁ!!!」ザンッ
勇者「ぎゃぁ!!!」
勇者「やべぇ!?武器置いてきちゃったっす!しばらくは素手で戦わないと……」
魔物「がるるるるる……!!!」
勇者「きたか……!!昔、武器屋のおっちゃんに見せてもらったカンフーをお見舞いしてやるっす!!」
勇者「あちょー!!ほわたぁ!!」ババッ
魔物「……がぁぁぁぁ!!!!」ザンッ
勇者「いってぇ!?」
僧侶「―――勇者さまー!!!武器を投げます!!受け取ってください!!!」
勇者「え?!」
僧侶「えいっ!」ポイッ
ポテン……
僧侶「あ……すいません。筋力が足りませんでした。今、もっていきます!!」テテテッ
勇者「あざ―――」
魔物「がぁぁぁぁ!!!」ザンッ
勇者「ぎゃぁ!!!」
僧侶「どうぞ」
勇者「あざ……っす……」
僧侶「酷い怪我……今、薬草を……」ゴソゴソ
魔物「がぁぁぁ!!!!」
勇者「でいっ!!」ブンッ
ドガァ!!
魔物「ぎぎ……!!」
僧侶「いたいのいたいの……とんでけー」ヌリヌリ
勇者「しゃー!!!完全回復っす!!」
魔物「がるるる……!!」
僧侶「援護しますね!!」
勇者「あざっす!!!」
魔物「がぁぁぁ!!!!」
勇者「せいばいっ!!」
僧侶「勇者様ーふぁいとー」
勇者「あざ……っす……」
僧侶「酷い怪我……今、薬草を……」ゴソゴソ
魔物「がぁぁぁ!!!!」
勇者「でいっ!!」ブンッ
ドガァ!!
魔物「ぎぎ……!!」
僧侶「いたいのいたいの……とんでけー」ヌリヌリ
勇者「しゃー!!!完全回復っす!!」
魔物「がるるる……!!」
僧侶「援護しますね!!」
勇者「あざっす!!!」
魔物「がぁぁぁ!!!!」
勇者「せいばいっ!!」
僧侶「勇者様ーふぁいとー」
勇者「ふぅー。勝ったっす」
僧侶「お見事です」
勇者「武器をわざわざ持ってきてくれて感謝感激っす。あざっす!!」
僧侶「いえいえ。ことのついでですから」
勇者「お使いっすか?じゃあ、途中まで送っていくっすよ」
僧侶「いいのですか?」
勇者「うっす。神父さんと貴女にはいくら感謝してもしたり足りないっすからね!!」
僧侶「では、魔王の城までいいですか?」
勇者「まじっすか!?すげー奇遇っすね!!俺も魔王のところまでいくつもりだったんっすよ」
僧侶「そうだったんですか?知りませんでした」
勇者「じゃあ、これも何かの縁っすね。一緒に行きましょう!!」
僧侶「はいっ」
僧侶(やっぱりこの人……)
勇者「あ、やっべー。薬草もってないっすけど、あります?あれ、旅には不可欠なんっすよ。マジで」
僧侶「ご心配なく。多少の治癒なら任せてください」
僧侶「お見事です」
勇者「武器をわざわざ持ってきてくれて感謝感激っす。あざっす!!」
僧侶「いえいえ。ことのついでですから」
勇者「お使いっすか?じゃあ、途中まで送っていくっすよ」
僧侶「いいのですか?」
勇者「うっす。神父さんと貴女にはいくら感謝してもしたり足りないっすからね!!」
僧侶「では、魔王の城までいいですか?」
勇者「まじっすか!?すげー奇遇っすね!!俺も魔王のところまでいくつもりだったんっすよ」
僧侶「そうだったんですか?知りませんでした」
勇者「じゃあ、これも何かの縁っすね。一緒に行きましょう!!」
僧侶「はいっ」
僧侶(やっぱりこの人……)
勇者「あ、やっべー。薬草もってないっすけど、あります?あれ、旅には不可欠なんっすよ。マジで」
僧侶「ご心配なく。多少の治癒なら任せてください」
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