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    元スレ女「不幸の手紙きたんだけど」男「レアじゃね」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 :

    怖いより幽霊をファックしたい気持ちが強い

    102 :

    >>101
    奇遇だな、俺もだぬるぽ

    103 = 1 :

    ・・・
    「ハァ、ハァ・・・。何今の信じられない・・・。あんなの後ろにいたなんて、あ、あれ。委員長?委員長!?」

    「うそ、はぐれちゃったの・・・?男ぉ、委員長・・・」

    「うぅぅ・・・。ここ、どこ・・・?」キョロキョロ

    「『理科室』・・・!?物音したところじゃんかぁ・・・」

    同じ頃

    委員長「・・・女、どこ」

    委員長「・・・妙。こんなに歩いて理科室に着かないはずがない・・・」

    委員長「・・・ここは・・・?」キョロキョロ

    委員長「・・・トイレ?二階のトイレ?さっきの場所から進んでいないはずが・・・」

    「うわああああああああああああ!!!!!」

    委員長「!?男の悲鳴・・・。下から?」ダダッ

    104 = 1 :

    階段 二階→一階
    委員長「・・・」たたたた・・・

    委員長「!」ぴたり

    委員長「・・・」

    委員長(・・・違和感。普段階段を使う時間じゃないから?・・・違う。根本的な違和感・・・)

    委員長(・・・リズム感の違い?足元の違和感・・・?)


    委員長「・・・階段が、一段、多い・・・?」


    『十三階段・・・階段の段数が一段多い時がある。その時は』

    『決して振り返ってはならない』・・・

    105 = 101 :

    >>102
    いちもつ見せて怖がらせたいガッ

    106 = 1 :

    一階 廊下
    「ぜえ、ぜえ・・・。くそ、何だ今の。完全に目が合ったけど、あれは、あれは人じゃねぇ・・・」

    「トイレに住む少女・・・?今のが?嘘だろオイ・・・」

    『トイレに住む少女・・・トイレには少女が住むという。そしてその少女は』

    『後ろから三番目の個室に住んでいる』

    「くそ、委員長に女はどこだ?電話通じるか・・・?」

    →委員長(コール音)
    ブツッ
    『ザーーーーーーーーーーーーー・・・』

    「ノイズ音・・・?ダメか。女は・・・?」

    (コール音)
    ブツッ
    『も、もしもし男!?』

    107 = 1 :

    西校舎 一階 ろうか
    「通じた!女今どこだ。委員長も一緒か?」

    『い、今は理科室の前にいる。委員長とはぐれちゃって・・・』

    「はぐれた?電話繋がらないんだが、どこにいるか分からないか?」

    『わかんない・・・。ねえ男早く来てよ、怖くて死にそうだよ・・・。懐中電灯も切れちゃうし・・・』

    「懐中電灯が?くそ、わかったすぐ行くからそこにいろよ。今西校舎の一階、ちょうど美術室の前辺りにいる」

    『う、うん。早く着てね・・・』

    「ああ。・・・。急がないと・・・」

    108 = 98 :

    改めてスレタイ見たら想像もつかないことになっててワロタ

    109 = 1 :

    東校舎二階 理科室前 廊下
    「女?女どこだ?」

    シン・・・

    「動くなって言ったのに・・・。電話してみるしかないか・・・」

    (コール音)
    ブツッ
    『ザザ・・・ザザザ・・・ザザザザザ・・・ザザザザザ・・・』

    「ダメか、委員長のよりは激しくないが、ノイズが・・・ん?」

    「理科室の扉が開いてる・・・。この中か・・・?」

    ガラガラガラ・・・

    110 = 1 :

    東校舎 二階 理科室
    「ああ、女ここにいた・・・って、机に立って何してんだお前」

    「」

    「おい、せめてこっち見ろよ。平気か?」

    「」グ・・・

    「!!?お、オイバカ、何してんだお前!!」ダッ!!

    (あのバカ、何で首吊りなんてしようとしてんだ!?)

    「おいよせバカヤロウ!!」ガシッ!

    「」

    「!?」

    (目が虚ろで、涎が・・・。正気じゃねえ!?)

    112 = 1 :

    「おいしっかりしろ!」バシッ!!

    「イタッ!?・・・あ、あれ、男?何して・・・?」

    「何してんのは俺のセリフだ!お前首吊りそうになってたんだぞ!」

    「え・・・?・・・!?な、なんであたし首にロープなんか!?」

    「覚えがないのか?」

    「えと・・・気がついたら理科室の中にいて・・・。あ、七不思議もここにあるなあって思った。で、くびつりって三回言ったような・・・」

    「・・・それだな。多分それを三回言ったら本当に首吊りさせられちまうような類だろ」

    「嘘・・・。危なかった・・・」

    「後は委員長か。無事ならいいが・・・。七不思議、バカにしすぎてたな・・・」

    「?信じるようになったの?七不思議」

    「・・・トイレで色々あったからな。ほら行くぞ。また首吊りなんてごめん、だ・・・?」

    「・・・」

    「女?」

    113 :

    3回言ったな

    114 = 1 :

    「」グワッ!!

    「カ・・・!?」ギリギリ!!

    (な、ンで女が俺の首絞めてんだ・・・!?そ、それにこの腕力・・・!?)

    「カ・・・やめ、バカ・・・」

    「」

    (な、何がどうなって・・・。首吊り関係ね・・・!そうか、理科室で俺三回「首吊り」って・・・)

    (く、そ!)

    「っ!!」ドン!!

    「!」ドシャアッ!!

    「カハッ・・・ゲホゲホ・・・。アブね、マジ死ぬかと・・・」

    「女?・・・ダメか。思いっきり蹴り飛ばしちまったから、気絶してる・・・」

    115 :

    続きが気になって寝られない④

    116 :

    こええよ
    地の文無しでよくこんなの書けるな

    117 = 1 :

    「くそ、背負うしかないか・・・。すまん女」

    「」

    「よ・・・。ああ、くそ、委員長無事だろうな・・・」

    階段 一階

    「委員長!」

    委員長「」

    「くそ、両方気絶してるってどういうことだよ・・・。おい、起きろ委員長!」

    委員長「・・・ぅ・・・」

    「しっかりしろ、委員長!」

    委員長「・・・男・・・?」

    「平気か?」

    委員長「・・・何とか」

    「何があったんだ?」

    委員長「・・・十三階段。振り返ってしまった」

    118 = 1 :

    「振り返って、それで・・・?」

    委員長「・・・それはいい。女は?気絶しているけど」むくり

    「こっちも色々あってな・・・。ともかく、トイレと理科室の件は証明した。両方マジだった」

    委員長「・・・十三階段も。残るは地下倉庫と、校庭」

    「くそ、まだ二つも・・・」

    委員長「・・・女が気絶している状況では厳しい」

    「そうだけど・・・。どうする?このまま帰るのも難しいぞ」

    委員長「・・・地下倉庫なら、近い」

    「・・・地下、か。また重いのが残ったな」

    委員長「・・・仕方ない」

    119 = 1 :

    地下倉庫
    「ここが・・・。始めてきたぞ」

    委員長「・・・今は使われていない。物置同然」

    「・・・じゃあ中には、」

    委員長「・・・当然入れない」

     携帯(着信音)

    「女の携帯に・・・」

    委員長「・・・失礼して」

    女 携帯画面
    「こrは奪 運の 紙で 。裏口 アト 五日」

    「・・・裏口?」

    委員長「・・・日付が変わった。残るは校庭だけど・・・」

    「?どうした?」

    120 :

    こええよ

    121 = 1 :

    委員長「・・・恐らく証明は終わっている」

    「え?」

    委員長「・・・次に行くべき場所は、恐らくは坂上病院。そして、裏口。これが次のヒント」

    「待てよ、じゃあ校庭の件は?」

    委員長「・・・さっき、後者に入る時。校庭を横切った」

    「ああ、そうだな」

    委員長「・・・私の足。ここを良く見て」

    「・・・少し照れるが。・・・?これって・・・?」

    委員長「・・・手形」

    「!」

    委員長「・・・恐らく、男にも女にも同じものが」

    122 = 1 :

    「ま、マジだ・・・。いつ気がついたんだよ」

    委員長「・・・靴を履き替えるときに」

    「じゃあ、俺たちが校庭を通った時、もうすでに・・・」

    委員長「・・・あそこには手が生えていたと考えられる」

    「・・・帰りは絶対に別ルートで帰るぞ」

    委員長「・・・賢明」

    123 = 1 :

    小休止・・・もう朝だったw
    とりあえず学校潜入編はこんなところで

    124 :

    おもしろいな

    125 :

    最高だ保守はまかせた

    126 = 120 :

    このスレ見つけてしまったせいで寝れない

    128 :

    天秤座が12位のSSに似ている気がした

    129 = 56 :

    >>123コンスタントなペースで黙々と投下してたお前がNo.1ホラーだ

    130 :

    怖すぎ寝らんない…あれ?もう朝っていうwww

    131 = 1 :

    すまぬ寝てくれてもいいのだぜ

    >>128 同一人物でした

    132 = 94 :

    >>128
    父親にれいぷされた女が自殺した話だっけ?

    133 :

    あーインスパイヤーザネクスト日立
    次の時代に、新しい風を吹き込んでいい?
    結構有名な製作所なんだが

    134 = 1 :

    ここまでの話―――
    女→被害者1。今時珍しい不幸の手紙を受け取ったことでえらいことになっている
    男→被害者2。なし崩し的に七不思議と幽霊に関わることに。実はチキン。幽霊は信じていなかった
    委員長→謎キャラ。書いてる本人もキャラがつかめない。怪しいという声もちらほら

    ※展開まったく考えないで書いてるから、遅筆かつ矛盾が生まれるかもしれないけど生暖かい目で見てやってください
    保守支援感謝

    135 = 80 :

    構想なしでこの一定のペースとまとまり具合を維持しているというのか・・・

    136 = 120 :

    え?これ即興なの?

    138 = 1 :

    アト五日
    女宅
    「よっと・・・。ああ、さすがに疲れた・・・」

    委員長「・・・女はまだ目を覚まさない?」

    「ちょっと強く突き飛ばしすぎたかもしれないが・・・。明るくなっても目を覚まさなかったら医者つれてくよ」

    委員長「・・・そう」

    「で、これで終わった、んじゃあないよな」

    委員長「・・・坂上病院が、まだ」

    「学校の次は病院て、ホラーゲームじゃないんだぜ・・・」

    委員長「・・・進入するしかない」

    「ふうう・・・。あーくそ。幽霊なんて信じてなかったのになあ・・・」

    委員長「・・・明日の夜?」

    「そうなるよな、明日も平日だし。でも学校休んで昼間行く方が安全じゃないか?」

    委員長「・・・それでもいい。けど、明日は小テスト」

    「あー・・・。俺がまずいわ」

    139 :

    怖いのに続きが気になる

    140 = 1 :

    委員長「・・・最速でも、夕方?」

    「それならまだ・・・。学校終わって即向かえば間に合うか?」

    委員長「・・・交通手段がない」

    「あ・・・。そうか結構山の方にあるんだよな」

    委員長「・・・バスは一時間に一本」

    「乗り遅れたらアウトだな」

    委員長「・・・それより問題は、女」

    「ああ、そうだな・・・。最悪、明日は女抜きか・・・」

    委員長「・・・不満?」

    「いや、元はといえば俺の責任だ。やりすぎだったかなあ・・・」

    141 = 115 :

    起きたときまで残ってますように…

    142 = 128 :

    >>131
    やはり同じ人だったか
    期待

    143 = 1 :

    同日 昼休み

    「女からの連絡は?」

    委員長「・・・ない。置手紙には『目を覚ましたら連絡すること』、『廃病院にいくこと』は書いたから問題ないと思う」

    「暗くなる前に病院なんておさらばしたいもんだがな・・・」

    委員長「・・・同意」

    「ともかく、午後の授業も睡眠に当てさせてもらお・・・。眠くて仕方ない・・・」

    委員長「・・・」

    「・・・委員長って寡黙?だよな」

    委員長「・・・?」

    「ほら、口数少ないじゃんか」

    144 = 1 :

    委員長「・・・そう、かも」

    「でもそうかと思うと普通に喋れたりもするよな」

    委員長「・・・。なぜ?」

    「本当の無口キャラはそんなレベルじゃないから」

    委員長「・・・」

    「さて、と。トイレ行って寝るわ。じゃな」テクテク・・・

    委員長「・・・」

    委員長「本当の無口、ね・・・。鋭いんだか鋭くないんだか・・・」

    145 = 80 :

    !?

    146 = 1 :

    同日 放課後
    「そっちに連絡は?」

    委員長「・・・ない。起きてないと思われる」

    「だな・・・。仕方ない。俺たちだけで行くしかない」

    委員長「・・・バスが来るまで少し時間がある」

    「そうか・・・。じゃあしばらく待機だな」

    委員長「・・・」

    「・・・なあ。十三階段で、振り向いて何を見たんだ?」

    委員長「・・・」

    「委員長が気絶って、相当すごいもの見たんじゃないかなーって」

    委員長「・・・」

    147 = 1 :

    委員長「・・・黙秘」

    「・・・さいですか」

    委員長「・・・男。坂上病院についての知識は?」

    「噂がある病院、程度。ああ、ついこの前まで市内三番目だっけ?の大きさだったよな」

    委員長「・・・その歴史は古く、終戦直後の1950年にはその原型が完成したそう。今の建物は80年代後半に建て替えられたもの」

    「へえ、さすが詳しいな」

    委員長「・・・1964年、あの文集を書いて変死した生徒、それに、自分の腹を切り裂いて自殺した先輩が運び込まれた病院でもある」

    「・・・!」

    委員長「・・・当時から、そういうワケアリの患者や遺体を引き取ることが多かったのも坂上病院の特徴」

    「・・・偶然?」

    委員長「・・・」

    148 = 98 :

    ごくり・・・

    149 = 1 :

    「でも、なんでそんなこと知って、」

    委員長「・・・時間。話は後で」ガタッ

    「あ、ああ。乗り遅れたらコトだしな」ガタ

    夕方 バス停

    「なあ委員長。行きはいいんだけどさ。帰りのバスはどうするんだ?本数全然ないぞ」

    委員長「・・・タクシーを使う」

    「え?いや俺お金ないぞ」

    委員長「・・・私が払う。持ち合わせはある」

    「マジか・・・。すまん委員長。こんどパフェかなんか奢るから勘弁」

    委員長「・・・」///

    (やっぱ甘党なんだな、委員長・・・)

    150 :

    ドキドキが止まらないのだがこれって恋?


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