元スレ親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 155 :
アカン!
それは第三次やで
203 :
二十郎行ったことないから何が何だかわかんねえ
204 = 1 :
P「楽しみだね~やよい?」
やよい「うっうー!アイドルやってる甲斐がありましたー」
店員「あの、お客さん店内はお静かにお願いします」
P「あ、あっ、スミマセン」
P(…)
店員「トッピングはどうなさいますか?」
P「えーと、じゃあ俺は『ニンニク』と『野菜増し』で」
やよい「ぷろでゅーさーさん
漢字が読めませんー」
P「あぁ、これは『あぶらおおめ』こっちは『やさい』」
やよい「野菜?」
P「例えば大根とかもやしとか…」
やよい「うっうー!!もやし祭りですー!」
P「ははは確かにそうだったね」
やよい「…?」
貴音「…」
205 = 1 :
店員「味はどうしますか?」
P「え?えっと…じゃあ普通で…」
店員「は?何の普通ですか?」
P「え?えー…それじゃあ濃い目で」
店員「分かりました」
P(怖ぇー!
なにこの緊張感…)
P(マックが天国に思える
『スマイル下さい』とか言えるマックに行きたい!今すぐ!!)
貴音「私は、濃い目の脂多めでニンニク野菜マシマシマシで」
真「おぉーさっすが貴音さん!動じないなー」
P「…」
206 = 1 :
~数分後~
ドンッ!!
店員「味が薄いようでしたらこちらをお使いください」カタッ
P「…」
やよい「あの、確かに……もやしは好きですけど…」
春香「少し…いや、かなり…量多くないですか…?」
やよい「何か私のすごい匂いがしますー」
P「まっ、まぁ、とりあえず
おいしそうなラーメンがきてよかったな・・・はは」
一同「・・・」
207 = 1 :
P(やべー!なんだこれ!
こんなの食べきれるわけないじゃん!)
P(何とか俺一人食べきっても
真美なんて…)チラッ
真美「…」ポケー
P(放心してるし!)
P(と、言っても金は払ってあるしな…
残す分には…)チラッ
店員「・・・」ギロッ
P(…)ダラダラ
P(詰んだ…)
208 = 1 :
P(やばい、これは一口でも食べようものなら
食べきらないといけないルールのようだ)
P(いっそ今ダッシュで逃げるか)
P(それはマズイ
貴音さんからの信用が地に落ちちまう)
ズズー
真美「おぉー!お姫ちんがいったー」
P「よっ、よし
おれもプロデューサーとして・・・」
P「漢をみせてやるっ!」
209 = 1 :
~20分後~
P「も、もう無理…」ゲフッ
真美「兄C~もう無理だよ→」
やよい「う゛っう゛ー、限界です」
P(この二人はもはや論外だな…)
P(麺が伸びたせいで最初より量多くなってるし…)
P(真と春香は?)
真「…ねぇ春香?」グフッ
真「…ボクの気のせいだと思うんだけど
ボク達の塩ラーメンって
本当に塩ラーメンなんだね…」グフッ
春香「…」グフッ
真「ボクの見間違いだと良いんだけど
何か普通のラーメンに
大量の塩を直接ぶちこんでるように見えたんだけど・・・」
春香「…そんなこと言ったらますます食べられなくなるじゃない…」グフッ
210 :
怖いらぁめんやさんですね
211 = 1 :
P(俺は何とか食べきれそうだけど…)
コトッ
貴音「おいしゅうございました」
212 :
貴音キター!!
213 = 1 :
P「た、貴音…すごいな…お前」
貴音「いえ、大変美味しいらぁめんでしたよ」
P「…」
P「…あのさ……」
貴音「それにしても、まだお腹に余裕があるようです」
貴音「真美、やよい、食べないのなら私が頂きますよ」
P(貴音さん、マジぱねぇっス)
春香「あ、あの…」チラッ
貴音「春香は頑張りなさい」
春香「がーん」
214 = 1 :
~20分後~
店員「ありがとうございましたー」
ガラガラ
P「はぁーー!生き返る!」
真美「兄C!」
やよい「ぷろでゅーさーさん!」
真美・やよい「…」ジトー
P「…はっはっはっ」
P「……スマン!」ペコッ
真「プロデューサーさんもひどいなー
行ったことないなら
そう言ってくれれば良かったのに」
P「いや~スマンスマン」
215 = 1 :
P「年下の女の子の前で
少しカッコつけたくなってな」
真美「少し→?」
P「…いや、かなり」
春香「ワタシノタメニカッコツケルPカッコイイ」ブツブツ
P「何はともあれ、戻りますか!」
216 = 1 :
テクテクテク
P「…あれ?車ここに無かったっけ」
真「えぇ確かにここだと思いますが…」
真美「えー車無いじゃん!」
P「おっかしいな」アタマポリポリ
?「車ならもう行ってしまったの」
P「え!?…っていうかお前…」
217 = 1 :
真「美希ーーーー!!!」
P「こんな所で何やってんの?」
美希「車の中で寝てたら美希
みんなに置いてかれたの」
美希「みんなひどいの
美希もおいしいラーメン食べたかったのに
こんなのってないの…」
P「あ、はははは…」
P(いかん、すっかり忘れていた…)
P「まぁラーメンならいつでも奢るよ」
P「この店以外なら」ボソッ
美希「!本当なの?プロデューサーさん!」
美希「美希楽しみにするの」
P(美希は可愛いな)
P「で、何で美希は車に乗ってないんだ?」
218 = 1 :
美希「プロデューサーさんの親友の人
…えぇっと、…おかあさん?」
P「ははは、何だそれ」
美希「とーにーかーく!」
美希「その人が急用が出来たとかで行っちゃったの」
P「マジか~アイツも適当な奴だな…」
美希「だから美希ずっと寂しかったの」
P「それは辛かったな」
P「よしよし」ナデナデ
美希「…///」
219 = 1 :
P「ということだ
それじゃあ各自家の近いものでグループを作ってくれ」
春香「じゃ、真ちゃん。一緒帰ろ」
真「そうだね」
やよい「うっうー、私は誰とも家が近くないです」
P「それじゃあ俺はやよいと…」
美希「美希はプロデューサーと一緒に帰るの!!」ギュッ
P「待て待て!俺やよいを送って行くから…」
美希「えー嫌なの!散々待たされて!骨折り損のくたびれ儲けなの!!」
P(…いや、それ若干……)
ガタッ!
220 = 1 :
貴音「……ッ」
P「おい、貴音!大丈夫か」
貴音「………大丈夫でございます」ハァハァ
P「いやいや、すごい脂汗だぞ…」
P(…)
P「よしっ!」
P「俺が貴音を送っていくから
各自で事務所に戻ったり、電車で帰ったりしてくれ」
P「一応金は渡しておくな」
一同「…おお(5千円…)」
P(今月は終わったな……親友のヤロー…)
P「それと真美とやよいはまだ小さいから
タクシーで帰るように」
真美「兄C!ひどいよ!
真美子供じゃないもん!」
やよい「うっうー!
私もこんな大金貰えません!」
221 :
裏山
222 = 1 :
P「そう言うな
お前らは我が社の将来のスターだからな」キリッ
春香「……我が社…」ボソッ
真「……」
P「ということで二人には追加な」
二人「…すごっ(2万円……)」
P「というか…全額は渡さないからな」
P「きちんと余り分は返すように!」
一同「はーい!」
P「じゃあ行きましょうか貴音さん…」
貴音「……はい」
223 = 1 :
スタスタスタ
美希「ねぇねぇプロデューサーさん」
P「なんだ美希?
美希はお姉さんなんだから一人で帰れるだろ」
美希「そんなんじゃないよ
美希ね寝てるときに聞いたんだけどね」
P「寝ながらじゃ聞けないだろ」
美希「ぶー、そういう屁理屈はいいの
そんなこと言うとプロデューサーさんに教えてあげないの!」
P「スマンスマン…で、何を聞いたんだ」
美希「プロデューサーさんの友達だけどね
ちょっと怪しいの…」
P「…怪しい?」
美希「何か車のなかで言ってたの
『アカバネがどうした』とか『真美がどうした』とか」
P「…」
美希「だからね!ちゅうこく!
あの人には気をつけたほうがいいと思うな」
P「…」
224 = 1 :
響「…帰るぞ……」
225 = 1 :
~車内~
ブロロロロッ
P「そう言えば貴音さん、お家はどこなんですか?」
貴音「家…ですか…?」
P「えぇ、というかそこが目的地なんですが…」
貴音「…家は…秘密です……」
P「いやいや、家が分からないんじゃ…」
貴音「女には秘密の一つや二つ…あるものです」ウッ
P「気分悪いんでしょ……」
P(…どうするか?貴音さんは頑固な所があるからな…)
P「……とりあえず俺の家に向かいますね…」
226 = 1 :
ブロロロロッ
貴音「…」ハァハァハァ
P(何とか耐えてくれよ…)
P(って言っても家でどういう風に介護すれば良いんだろ?)
P(ここは親友に………)
P(…いや自力で何とかするしか……)
運転手「つきましたよー」
227 = 1 :
貴音「…」ハァハァハァ
P「頑張ってくださいね…このアパートの2階ですから」
貴音「…」ハァハァ
P「…?」
228 = 1 :
貴音「…」ウッ
P「大丈夫ですか!?」
P「俺がおぶりますから!」
貴音「……ゴニョゴニョ」
P「は?大丈夫なんですか!?」
貴音「…て……さ…い」
P「?」
貴音「………降ろてください」ボソッ
P「何言ってるんですか!後少しですからね!頑張って!!」
貴音「………おろしてぇええ!!!」
オエエエエエエエエエエ
※ピーーーーーーーーーーー
ウッップウェップ
P「…」ビシャビシャ
229 :
おい
おい
230 = 71 :
これはひどい
231 = 180 :
お姫ちんのゲロだと!?
ペロペロ
232 = 1 :
~P家~
P「…」
貴音「…」
P「……」
貴音「……」
P「………」
貴音「………」
P「……と、とりあえず貴音さんは風呂に入って服を着替えてください…」
貴音「というかプロデューサーさん…貴方の頭がずぶ濡れというか
廊下もびしょびしょですよ…」
P「…」
貴音「はい、ここは素直に詫びるべきでしょうね。すいませんでした」
233 = 1 :
P「…いえ、とりあえず…というかとにかく……
貴音さんはお風呂に入ってください」
貴音「しかしながら
貴方も汚れている上に家中が…
外の階段も掃除しなければなりませんし…」
P「……」
P「…それではこうしましょう」
P「貴音さんがまず風呂に入る。そしてその後に…」
貴音「いけません!」
貴音「ここは貴方のお家?なのですから貴方が先に入るべきでしょう」
234 = 1 :
P「…わかりました……」
P「…では申し訳ありませんが、
俺から先に入らせてもらうので」
P「失礼ですが、
出来るだけそこを動かないで下さい」
貴音「承知しました」
235 = 1 :
~浴室~
ガラガラ
P「はぁーとりあえず
とっとと体洗って出るか」
グチョ
P「……もろ髪にかかってるし…」
ガラガラ
236 :
明らかに食べ過ぎ
237 = 1 :
貴音「…失礼します」
P「!」
P「な、ななな、なにやってるんですか!貴音さん」
貴音「いえ、良く考えてみた所こちらの方が効率が良いかと…」
P「…そんな、まずいですよ!!」
P(おいおいおいおいおいこれやばいよ!)ドキドキ
貴音「いえ、タオルも巻いていますし…あ、タオルお借りしました」
P「!いえいえどうぞお使いください」ドキドキ
貴音「…そんなに気になさらないで下さい」
P「いいいい!いや!べっ、べつにそんなに気にしてませんよ!?」
貴音「そうですか?すごく動揺してるように見えますが」
238 :
こいつすごく童貞くさいんだが…
239 :
貴音にすごい違和感を感じる
240 = 1 :
P「べ、別に」アセアセ
貴音「ほら、髪の毛お流ししますよ…」
P「だ、大丈夫ですよ!汚いですし!!」バシッ
貴音「キャッ」
P「!!!」
P(お、おお、俺はどうするべきなんだ…!??)
P(ここは安易にそういう展開に持ち込むべきなのか…?)
P(いや、今日は貴音さんに信頼してもらうための日!
ここで粗相をするわけには…)
P「…」
貴音「?」
241 = 1 :
P(…いや!やっぱりダメだ!)
P「ははは…」
P「じゃあ!とっとと流して掃除しますか!」
貴音「…はい」
242 = 1 :
~1時間後~
P「ふぅ~とりあえずの所は終わったかな…」
貴音「…お疲れ様でございました」
P「すいませんねーそんな服しかなくて」
貴音「いえ構いません」
P「…」
貴音「…」
243 = 1 :
P「…」
P(…きまずい……)
P「…そ、そうだ!貴音さん!」
P「風呂どうですか!?」
P「さっきはシャワーだけだったけど
今度は湯沸かしますよ」
貴音「…」
貴音「…では頂きましょう」
244 = 1 :
~更に一時間後~
P「はぁ~良い湯でした」
貴音「いえ、先湯を頂戴しました」
P「…」
貴音「…」
P「……」
貴音「……」
P(…やばい)
245 :
赤屍さんかと
246 = 1 :
P(やばいやばい…!)
P(こういう時はどうすれば…!?)
P「そ、そうだ、貴音さん!落花生は好きですか!?」
P(千葉県民なら鉄板の落花生ネタで…)
貴音「…いえ、好みません…」
P「…」
P「…」
P(…いえ、好みません……いえ、好みません……いえ、好みません……いえ、好みません…)ズーン
貴音「…?」
247 = 1 :
P「…」
P「そう言えば俺貴音の事全然知らないな」
P「もちろんみんなの事もまだ大して知らないけど」
貴音「……」
・・・・・・・・
P(…なんか知らんが…)
P(これは良い雰囲気なんじゃ…)
248 = 1 :
P(良くわかんないけど
親友曰く『沈黙はキスでつなぐべし!』だったし…)
P(これは…誘っているのでは?)
P(肌はすごくキレイだったし)
P(さっきはゲロの臭いでそれどころじゃなかったけど…今なら……)
P(……これは行くしかない)キリッ
P(いざゆかん!大人の道へ!!)
貴音「……私は…」
P「…?」
249 = 36 :
うわぁ・・・・ここは賢者にならんとあかんて
250 = 1 :
貴音「…いえ……貴方はどう思いますか」
P「…どう思うって?」ウズウズ
貴音「私達の765プロのことをです」
P「そ、そりゃ大切に思ってるよ」キリッ
P(そんなことより早く!早く!!)
貴音「……」
貴音「…自分よりですか」
P「…は?」
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